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てらまち・ねっと



 伊吹山は関が原町からドライブウェイがある。
 お手軽に、9合目まで上がって、そこから歩く人がほとんど。
 駐車場から、右の西回りの道から上がって、東回りを降りるのが一番花を楽しめると思う。
 東の道を登る人がたまにいるが、ご苦労様。
 真ん中の道が一番早いがキツイし、花の眺めは他と比較すれば少ない。

 3合目には、滋賀県側から上がる。
 下からの登山道はここからスタートする。
 ゴンドラで3合目までいける。
 ここにスキー場になる原っぱがある。ここまでの人が少なくない。
 3合目の散策に、ゴンドラに乗らない道もなくはない。

 3合目の オオナンバンギセル や 9合目の アサギマダラ などを紹介。

 なお、昨日のブログは伊吹の花の前編 ⇒ ◆伊吹山は高山植物の宝庫/余裕も大事
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ここのところ6位、7位あたり

オオナンバンギセル (大南蛮煙管)  (ハマウツボ科 ナンバンギセル属)
カトレヤにも負けないぞ と言いたげな 華麗な姿と色合い
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

    


でも、陽に当たると すぐに花が焼けてしまう
     


スゲやカヤに寄生する
ここでは、そこら一帯に ゴロゴロ という感じ
「ナンバンギセル」 に似ているが、
標高の少し高いところで見ることができ
より大型で萼の先端が尖らず花冠の縁に細かい鋸歯がある
    


場所は? というと

3合目のリフトの終点。レストラン。
そこから頂上への登山道でもありスキー場のゲレンデでもある方向に、
斜面は、まず少し下る。
一番低いところから振り返る。
右側の降りてくる道沿いに沢山ある。
それと、このエリアの下部に横に道が1本。この道沿いも沢山ある。
ただし、カヤの中を注意深く覗くこと。
 

コバノギボシ (擬宝珠) ユリ科の多年草、ギボウシ属



    


ヤブラン (薮蘭)  ユリ科



シデシャジン(四手沙参)キキョウ科 
容姿も名前も 印象的
    


シュロソウ(棕櫚草)ユリ科
シュロの由来は、茎の根元にシュロの毛のようなものがあるかららしい
黒百合とかこの黒タイプの花って
目立たないけど じっくり見るときれい
  


  


針葉樹の陰には アジサイ が 形を保っていた



ユウスゲ(夕萓)ユリ科 別名:キスゲ(黄萓)
午後3時から5時ごろに咲くという
中には午前から咲きかける個体もある
ともかく 「一日花」
  


3合目から望む頂上
頂上にいるときは晴れから薄曇だった



元に戻って、9合目から頂上あたりの花
トリカブト
  

9合目の駐車場から、左側の東回りの道に入って
100から200メートル当たり
右上のところにトリカブトの群落がある。
周りはには沢山の花茎がたっている
まもなく白く長い穂のサラシナショウマが咲き乱れるはず

この一帯は、夏場、いつきてもアサギマダラに会えたところ

アサギマダラ



    


   アサギマダラ から一部を転載 ↓
 アサギマダラは,マダラチョウ科に属する前翅長40~60mmの可憐なチョウである.春の北上,秋の南下を繰り返す「渡り」をするチョウとしても知られている.夏には標高1000m付近の高地帯をさまようことが最近の調査でわかってきたが,北上から「さまよい」,そして南下の行動を解発する刺激要因がまだわかっていない.2000年に台湾台北市北部の陽明山でマークされた2個体が,鹿児島県と滋賀県でそれぞれ再捕獲され,この蝶の移動範囲が日本周辺の国外にも及ぶことが明らかになった.しかし,その移動の範囲の全貌はまだ明確でなく,謎の蝶と言える.他のマダラチョウと同様に擬態現象の主役であり,食草中のアルカロイドの防御物質への転用のメカニズムが生化学分野で注目されている.オスは吸蜜植物からピロリヂディンアルカロイドを摂取しないと成熟できず,ヒヨドリバナ属などの花に強く誘引される.各地の調査結果では,性比に著しい偏りがあり,行動学における配偶戦略の材料としても興味深い.

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