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てらまち・ねっと



 昨日22日、今日23日は名古屋で講座。
 参加者は東京から九州まで。
 7月22日に、講座の開催をお知らせして「先着15名」で参加者を募った企画。
 ◆「議員としてのスキルアップの連続講座」

 上記の呼びかけには講座の内容・日程が紹介してある。
 事前に参加者から出された懸案に応じて、当初予定の内容を一部修正して組んだ本番の詳細なスケジュールと時間配分を(「一部」を消して)、講座の合間の23日の今朝、紹介しよう。
 
 その前に、まず、参加決定した人にお願いした事前の課題のことに触れる。
 ●「課題1」
 今回は、第一回ということで、参加者の皆さんから「あなたが議会や行政との関係などであなたが抱えている問題」を出して、という課題をお願いした。
 まず、そのことの紹介。
 最初は「A41枚」「8月10日までに提出」という制限だけで、自由に書いてもらったので、結構、散漫な意見もあった。

 ●「課題2」
 課題1が出揃った8月12日、こちらが指定した「フォーマット」に、「課題1」の全文を配置替えしてもらった。
 こちらの求めは、「課題1の原文を加筆や削除、修正することなく、文章を解体してから次の4項目に分類し、順番を入れ替える」
 
  《2,状況説明》  《3,背景説明》
  《4,改善すべき理由》 《5,獲得したいこと》

 突然のこちらかの要求に戸惑った人もいただろう・・・
 ともかく出てきたのは、いろいろ。
 つまり、《2,状況説明》ばっかりだったとか、《4,改善すべき理由》が一つもないとか、《5,獲得したいこと》がさっぱり不明・・・とか。

 ここまで、明らかにされたら悔しさが沸いてくる、たいていの人は。

 そこで意欲のある人のために「課題3もどうぞ」と加えておいた。

 「ここまでくると、いっそ、10日の課題提出前に戻って、中身をいろいろと書き換えたい、文章を書き改めたいと思う人は課題3に挑戦してください。
 その際は、『テーマ』は基本的には替えずに(減らしたり絞り込んだりはともかく)お願いします。
 なぜなら、テーマを替えても『思考や表現のパターン』はすぐには変わらないと経験的に言えるからです。
 もう十分という人は課題3はパスしてください。」


 ●「課題3」
 ほぼ全員が「課題3」にもトライ、1人を除いて期限の20日中に提出されてきた。
 その出来具合は・・もうこの段階で「課題が解決しました」とコメントがついて来たり、こちらから観て「この人のこの課題はもう解決が見えた」、そういうことがいくつかある・・・講座の始まる前に講座の一部をクリアする参加者・・

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ここのところ6位、7位あたり

第1回 「M&T企画/議員としてのスキルアップの連続講座」 
●日時:8月22日(金)13時~23日(土)12時
  ●会場:「ウィルあいち」(名古屋市)  

「議会で働くために、まず各種の基本を身につける&決算審査対策」
  講師ふたりで内容およびタイムスケジュールを相談しました。
カスタムメイドの内容にするために、参加者の皆さんから届いた課題を拝見し、それを加味して、第1回と第2回の内容をじゃっかん組み替えました。
また、第1回の内容も組み替えています。
 講座に初めて参加される方もいらっしゃいますので、課題および当日の内容等について不明な点は、お気軽にお尋ねください。
                       2008.8  寺町みどり&ともまさ 
     ( 寺町知正 Tel/fax 0581-22-4989 tera-t@ktroad.ne.jp )
     ( 寺町みどりTel/fax 0581-22-4989 midori@ccy.ne.jp )

《事前の課題》
(課題1)  あなたが議会や行政との関係などで抱えている問題について、A4用紙 1枚 に具体的に書く (フォーマットなし)。

(課題2及び課題3)  (フォーマットあり) 
 現在、調整中  20日中に返信をお願いします。

オプション講座  23日午後のオプション講座ご希望の方は、相談したいことを「課題3」の要領で 「1テーマ 1枚」 ずつ 作成して、事前に寺町知正まで送信してください。
相談事項を講座初日の22日に初めて提出される方は、18枚プリントしてご持参ください。
今回、「課題1」で複数のテーマを示された方や政策的に多面的な議論をしたい人もオプションで議論しませんか。なお、オプション講座の参加はその場での判断でも結構ですが、事前に意思表示があるとこちらのイメージ作りが進みます。オプション講座参加予定の人はご一報ください。

●今年度は、上記課題や当日資料は講師サイドで全員の分をプリント、製本していきます。

《持ち物》 (※講座でテキストに使うので必携です)
●『地方自治小六法』
●『市民派議員になるための本』
●『議員必携』
※ 他の参加者に配布したいニュースなどはご自由にどうぞ(配備用の机あり)

《スケジュールおよび内容》
8月22日(金)13時~20時
    集合:12時30分(時間厳守) 1Fロビー

13:00~13:20 
○講座の説明      ○自己紹介 1人1分×15人

【第1部 】
《セッション1》 「議会の基本を知らないと議員活動は安易に流れる」
 【Part1】 
   1.議会とはなにか-議会の役割と「長」との関係
   2.議会の権限とはなにか
   3.会議の原則~議会のルールと流れを知ろう
   4.本会議と委員会- 議会の活動能力や守備範囲の理解

 【Part2】
   1.議会における「議案」とはなにか
   2.「審議」・「審査」とはなにか
   3.議会における議員とはなにか~議員の仕事/市民の仕事
   4.議会運営の原則、ルール

--------------------------------------------------------------------------  休憩(20分)

【第2部】
(《セッション1》の続き) 
   個別課題との関連など 

《セッション2》 「原則に基づく的確な発言、議論が効果を生む」
 【Part1】 
   1.議会における「発言」とは
   2.「質疑」とはなにか、「一般質問」とはなにか、その違い 
   3.質疑、質問の原則とルール
   4.その他の発言、問題発言、懲罰との狭間

 【Part2】
   1.質疑・質問には、獲得目標の設定が不可欠
   2.質疑・質問の組み立て方/答弁の引出し方
   3.テーマに関する調査のコツ/事前調査や聴き取り・ヒアリング
   4.「思い」を表わすのではなく、根拠に基づく論理的説得力を身につける
 
 【Part3】 
   個別課題との関連など 

-------------------------------------------------------------------------
  休憩20分

【第3部】
《セッション3》 「公的手続きを使うことで影響と効果は倍増」
 【Part1】
   1.じょうずに使おう! 直接民主主義の制度
   2.請願・陳情
   3.請願の紹介議員になったら
   4.伝家の宝刀といわれる直接請求

 【Part2】
   1.情報公開制度を活用しよう
   2.誰でも都合の悪いことは隠したい=情報公開で真の背景が見える

 【Part3】
   1.民主主義は「ノー」から始まる
   2.行政の処分とは / 意味、意義、効力
   3.納得できない処分に対しての不服申立、異議申立・審査請求等

 【Part4】 
   1.流れの転換やダメ押しには住民監査請求=請求で実力と実績倍増
   2.議会活動、情報公、住民監査請求などの連係で議員のステージアップ

 【Part5】
個別課題との関連など 

--------------------------- (一日目終了) -------------------------------

8月23日(土) 9:00~12:00
【第4部 】

《セッション4》 「9月議会にむけて=決算審査のために」
  1.予算概論-自治体財務・予算のしくみと流れ
  2.決算とはなにか、 決算は政策の事後評価
  3.決算審査とは~決算の意義と考え方/決算審査を予算に生かす
  4.決算審査の着眼点
  5.06年成立の財政健全化法=07年度は指標公表、08年度決算から健全化計画

--------------------------------------------------------------------------   休憩5分

【第5部】
《セッション5》 「議会や行政との関係での具体的問題の解決」
   ・課題に対応して、認識の整理をする

   ・参加者として講座で獲得したこと(1人1分以内)
   ・講師のまとめ
-----------------------------------------------------
~12:00 終了・部屋の片付け、閉室。いったん解散

8月23日午後  昼食の相談もしつつ、希望者とのオプション講座
 個別課題の検討。終わり時間は参加者の希望に応じる流れ。通常は14時か15時ごろになる。講師側はもっと遅くても良い。 


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