43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

内装とか /SKYLINE2000GT-R

2013-09-04 | SKYLINE2000GT-R

バンダイの1/43シリーズの残念なところは、購買層にいわゆる「モデラー」を全く想定していないところでしょうね。

良い素材なのに、ランナーから外して組み立てる、以外の作業はしなくても良いことになっています。
つまり、「色を塗る」、「デカールを貼る」、コレをしなくても良い訳ですが…。

しかし、ランナーから外して組み立てるだけでも、実はそう簡単じゃないです。ゲート処理は必要だし、パチ組みゆえの組み付けのタイトさもあって、慎重にはめ込まないとパーツ破損しやすいです。
そんなのに比べたら、色塗ったりデカール貼ったりなんてのは特別難しい作業でもないのになあ。
むしろ、色塗りとデカール貼りが模型作りで一番楽しい工程だと思っている私には理解しがたいですわ。

面倒な作業を省いておけば、自分で組み立てる模型が売れる、というのは食玩の延長線上の発想だと思いますが、ある程度高価な模型の場合には当てはまらないと思いますが、どうなんでしょう?

 

そうゆうワケで、非常に精密なモールドのダッシュパネルですが、見えなくなる場所のせいかプリペイントもされず塗装指示もいっさい無し。
原型製作した人たちが可哀相だよ… と言うことで、資料画像見ながらチマチマ筆塗り。

当然、メーターのデカールも無し。ジャンクから何か持ってこようかと思いましたが、いいのが無かったや。

このキットに限らず、43のメーターのデカールはいつも足りなくて困ってます。ゼットモデルの汎用デカール買っておこうと思ってるうちに品切れになってるし…。飛行機の、1/48用でもいいから汎用デカールないかなーと探してみても、見つからない。

メーターがいっぱいセットになってる汎用デカール、無いですかねー?

 

ドアのパーツを差し込んで、内装完成。
ディティール・アップはいっさい行っていません。考証もちゃんとしてあって塗り分けだけで問題ないと思います。
実車ではオプションとなるラジオと時計、当時のはプッシュ式のラジオに角型アナログ時計というクラシックなものだったようですが、キットのモールドはカセットデッキにデジタル時計のような感じになってます。
私の設定では現存しているGT-Rですから、これで良いと思います。オリジナルにこだわらなければ、当時のラジオを使い続けている人はいないでしょうし…。

 

前回のログに書いていたライトリムの輪っかですが、いちおうハンダ付けしてつなげました。
キレイに出来てないけど、整形するのも無理なサイズなので、そのまま使います。

こうゆう工具 (なんて言うんだっけ?) に通して、まん丸にしてやります。いくらハンダ付けしたからと言って、あまり無理するとちぎれます。

輪っかの貼り付けは、最初木工ボンドを水で溶いたものでやってみましたが、強度不足だったので金属の輪っかの保護も兼ねてメタルプライマーに漬けて、そのまま貼り付けました。

ボディーに組み込んでみると、まあまあ良い感じ。ただし、このグリルのはめ込みはとても固くて、削り込みが必要でした。

ヘッドライト下の白いのは、ウインカー?スモール・ライト?フォグ・ライト? 分かんないけど白レンズだとしても白塗りはちょっとねー…。
もともとは透明パーツなので、白を剥がしてクリアー混ぜた白で塗り直したほうがいいかな?

 

さてここんとこ、細かい作業がマジでしんどくなってきたので、とうとうと言いますか、ヘッドルーペ買いました。

タミヤのヘッドルーペが密林で安く売られてるんで、それでいいかなと思ってたんですが、いろいろ探してみるともっと安いのもいっぱいある。
千円台でもいろいろあるので、ダメ元で安物にチャレンジ。レンズが4枚(最大のが3.5倍、2枚組み合わせ使用OK)、LED3灯ライト付き というヤツで、たったの1400円。安い。

こんなのです。

まだ本格的に塗ったり組んだりって作業はしてませんが、ちょっと使った感じだとまあまあ使えそうです。
ライト・ユニットは単4電池3本も含めて重いですけど、思ったほど負担にならないです。やはり、ライトが付いているのは便利ですし。

作りは、すんごく安っぽいので、すぐ壊れるかも知れませんが、この値段なら使い捨てでもいいです。

これで、細かい作業もどんどんできたらいいのになあ。あとは、ヤル気だけですw

 

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