F1が3リッター・エンジンに規定された60年代後半から、グランプリ・シーンをリードしてきた名エンジン、フォード・コスワースDFV。
その活躍はターボ・エンジンが幅を利かせていた82年にもケケ・ロズベルグを年間チャンピオンに導くまで続きました。
基本設計を変えることなくこれほど長く戦い続けたエンジンは、後にも先にもこのDFVだけでしょう。
ロータス、ティレル、マクラーレンetc…。自動車メーカーではない英国のチームは、こぞってこのエンジンを搭載して数々の歴史を作ってきました。
色々な時代のF1マシンの模型を作っていると必然的に度々このエンジンを作ることになります。
かくいう私、近年のF1マシンを作ることが多いので、DFVを作るのはまだ3台目。今後、たくさん作る事になるかも知れませんので、まずは過去の工作よりワンステップアップを目指して気楽に作ってみますね。