43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

アニメと映画

2018-03-20 | 1/144飛行機模型

映画「ちはやふる」

現在、完結編が劇場公開中ですがまだ観に行ってません。
週末に一昨年公開された前後編の後編にあたる「下の句」がテレビ放映されていたので観ていて。
映画館でも観ていたのですが、あらためて良い映画だなと思いました。
感動出来るし、映像は美しいし、女優さん可愛いし、競技かるたという素材も面白いし。

ただ、自分はアニメ版を見ていてそっちのファンなので、どうしても比べてしまって最初は純粋に評価出来ませんでした。
主役の広瀬すずは可愛いし好きなんだけど、原作の千早は高身長でリーチがあってそれがかるたの強さに繋がるんだけど・・・
広瀬さん、そのイメージじゃないんだよね。
かなちゃんも色白・巨乳じゃないし・・・肉まんくんと机くんはアニメとイメージは違うけどキャラは実写版として納得出来る改変だと思ったけどね。
太一は決定的にキャラが違う・・・。

そんな中で

松岡茉優は詩暢ちゃんのイメージにピッタリ。クールビューティーなクイーン、なのにゆるキャラ好きでダサい恰好も平気という面白い役どころ、一歩間違うと浮いてしまうキャラをうまく演じていると思いました。
あと、ヒョロくんを演じていた誰か。ビジュアルもアニメのままで良かったです。

だいたいアニメって1期だけでも25話とかあってエピソードも豊富なんだけど映画だと色々と省かれてたり、ストーリーを駆け足で追ったりする感じになるのも気になりますよね。

日本はマンガ・アニメ大国でそれだけ優れた作品も多く、映画の原作もそっちから持ってくることが多くなるけどどうしても比べられてしまう宿命にあります。
文字原作ならともかく、アニメだとキャラのビジュアルから音声、映像演出まで出来上がっている訳でそれを実写で再現したり超えていくのは難しいし、それを目指している訳でも無いんでしょうけど、観る側としては意識してしまうのは仕方ないんですね。

映画って二時間の芸術でもあるので、そんなふうに原作と比べたりすること自体ナンセンスなんですが、そういう環境で作らなければいけない製作側も、観なければいけない観客側にとっても、今の日本映画の状況って難しいと思います。

 

同じく、マンガ原作でアニメ版でも評価が高かった「坂道のアポロン」

こちら、私は原作もアニメ版も観て無くて、そういう意味では幸せな状況で観てまいりました。

時間的に観れるのが日本語字幕版だけだったのですが、なんとお一人様上映していただきました。ありがたや
音楽扱った映画で聴覚障害者向け上映って需要無いのかなとも思いましたが難聴の人でも音楽は楽しめますし、ジャンルに関係なく色んな人に色んな映画を楽しんで欲しいですけどね
というかこの映画、全般的に客の入りは悪いようです。

1966年の佐世保を舞台に、ジャズ演奏に熱中する高校生の友情と屈折と淡い恋愛・・・ってとこでしょうか。
「ちはやふる」が現代的な青春熱血映画だとするなら、こちらはうんとノスタルジックな青春映画。
作りも丁寧でギャグも無く、中高年向けとも言えます。私もこういう作りの映画のほうが好きかな。


ジャズの演奏場面が多くあるのですが、役者さんたちちゃんと演奏してます。主役のジャニーズの知念くんはピアノ弾けなかったのに実際に弾けるとこまで練習したそうな。
さすがに音は吹き替えだろうけど、手だけのアップとかで誤魔化さないのは好感が持てます。

昨年自分にとっては一番の映画だった「僕は明日、昨日の君とデートする」の三木監督とヒロインの小松菜奈の組み合わせでもあるので期待しましたが、前半は面白かったんですが後半は淋しい気分になる方向へ話が進んでちょっと残念だった。
いちおうハッピーエンドなので良かったんですけどね。
ひと昔の日本を再現していたり音楽の場面が多い映画は好物です。もう少し派手なセッション場面があったらもっと良かったかな。

アニメ版を見てみるのも良いかも知れません。

 

 

さて、模型の話。

飛行機も作ってます。

AFVクラブという、その名の通りAFVのプラモデルを発売している中国のメーカーから1/144の飛行機キットが発売されました。


100均で売ってそうなパッケージ
しかし千円以上する。プラモ界のインフレは深刻だ。


キットのクオリティーは現代的。繊細なモールド。繊細過ぎる尾輪は機体側と一体成型。
繊細過ぎてこの後折れた。金属線とかで作り直さなきゃ。

そう言えば、P-40のキットは他にも持ってたと思い出す。


アリイから発売されていた6機セット。6種類のドイツ・アメリカの単発機がひと箱に。


中はやはり100均風にランナーとデカール・インストが機種ごとに分けてパッキングされてます。
もともとは実際100円とかで売られてた古い金型のキットですね。


最新のキットと比べてみます。全然シルエットが違いますね。
どちらが正しいのか分かりませんけど・・・多分、最新のほうが正しいんでしょうね。


これが同じ機種かと疑いたくなるくらい機首の太さが違う。
どっちが正しいのか分かりませんけど・・・多分(略


コクピット部分は広い空間が開いてますが、シートも何もパーツはありません。
自作するしか無いですね・・・


キャノピーを載せてみると・・・これいくら何でも前見え無さ過ぎでしょう・・・
実際、前方視界は悪かったらしいけど、これはちょっとね・・・・


パテで嵩上げしてやらねば。
こんなこと始めるとサクッとは出来上がりませんな。


盛った削ったを繰り返してどうにかそれらしくなったかな。

どっちにしろ機首が太すぎるし、主翼の形も違うみたいだし。

最新のキットと比べたくて作り始めただけです、元のキットのテイストを残すぐらいで良いでしょ。

 

つづく かも知れない

 

 

 



2 コメント

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Unknown (Ohtoro)
2018-03-22 09:53:41
おー144クラブ!
画像だと大きさ(小ささ)わからないですね(笑
Cメーカーは現地だと安く手に入るのでしょうか?と、今度聞いてみましょう。
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Unknown (おひつじ@tak)
2018-03-22 18:32:06
>Ohtoroさん
144の飛行機は単発機だと43カーモデルと同じぐらいの大きさです。
手のひらサイズが好きなのです。
近年の中華製品は品質も国産以上なんですが価格も国産以上・・・
所得が増えているとはいえこれが現地価格だったら模型文化は育たないでしょうね。
ミニスケールはビギナー向けでもあるべきだといつも思ってます。
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