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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

DFYエンジン/012

2008-02-03 | TYRRELL 012

えー、前回はDFVエンジンと紹介しましたが、調べてみたら012に積まれたのは正しくはショート・ストローク化された「DFY」と呼ばれるエンジン。
基本的には似たようなものなので相変わらずDFVと言われることもあったみたいなんですけどね。

で、プラグ・コードとフュエル・ラインを取り付けましたが…やはりちょっと窮屈ですね…
それもそのはずで、0.3mmの半田線と釣り糸を使ってるんですけど、これって43倍したら13mmぐらいになる。
そんな太いコードないよなー。
半田線は今のところこれより細いものがないのですけど、フュエル・ラインの釣り糸はもう少し細いものありそうなので、次に作る時は考えましょう。

プラグ・コードは前回の謎の深海生物その正体はディストビリューターに繋がってますが、この束が邪魔になって、冷却配管が取り付けられそうにもないです。

そもそも、エンジン・ブロックからしてスケール的にちょっとアンバランスな大きさだし、模型ってやっぱり実物と同じバランスで作ることは不可能だし、必要なものと省略するものを選択することはどうしても避けられません。

そうゆう訳で、配管類は大幅に省略することになりそうですよ。


(写真:タメオ1/43 ティレル012 モナコGP84)


DFVエンジン/012

2008-02-01 | TYRRELL 012

キットをそのまま組んでるうちはサクサク進みますが、エンジンのディティールupなんぞ始めますと、とたんに失速…

資料もあんまりないんですけど、どっちにしろ実物どおりにゴチャゴチャさせるつもりはありません。模型的に見栄えするほどほどのあたりを狙いますが、自分で最低限と思ってる工作するだけでも、結構大変です。


謎の深海生物?

怖いのは、一度やったことのある工作は、またやらなきゃいけない って自分に対して強迫観念抱いてしまう事ですね…手を抜きたいと思っても抜けない。
さぼりたい時は手を抜いたっていいんですよ、しょせん模型ですから…。


こんな面倒くさいもの作るのに1時間以上かかってしまう…
で、せっかく余分に作ったのに、知らないうちにどっか行っちゃって結局8個しか残らないって…

まあ、このへんまでは自分的には「やらなきゃいけない」範囲ですかねえ。
何度かやってると、それほど苦になる作業ではないですが、でもやっぱり時間も労力もかかりますよ!

パーツを作るのも大変ですけど、これらをスッキリと組み上げるのが実は一番難しい。


(写真:タメオ1/43 ティレル012 モナコGP84)

仮組み、というか

2008-01-28 | TYRRELL 012

この週末、寒くて出掛けるのも億劫だったので、チマチマと定番作業を続けていたら、何となく、あれっ?あと色塗れば完成?みたいなところまで出来ちゃいました。
まあ実際には配管・配線など全然手を付けてないしまだまだ出来ませんけどね、でもウイングのハンダ付けとかブレーキユニットの組み立てとか、ひとつひとつ片付けていくと、仕上げてるつもり全然ないのに出来上がってしまうというのがタメオのすごいところ。
あまりにもあっけないので、少しは手を加えようと考えています。

塗装の順番の関係でまだ付けてない部品もありますが、組み立てに関しては、もう何にも問題なさそう。
問題なのは、またまた面倒臭いDFVエンジンだなー
最低限のディティールupだけしてやろうと思います。

そうそう、昨年ぽしゃってしまった山海堂ですが、東邦出版が山海堂のF1関連の書籍出版を引き継ぐという記事を見ました。
書籍というのは雑誌出版とはニュアンスが違いますが、なんらかの形で「F1モデリング」も再開していただけると嬉しいんですけどねー。


(写真:タメオ1/43 ティレル012 モナコGP84)



タメオを作りましょう/ティレル012

2008-01-26 | TYRRELL 012

最近はプラモデルの43ばっかり作ってたので、やはりメタル・キットを作りたくなってしまって、昨年暮れから裏でコソコソ作ってましたが、箱から出して眺めては片付け、撫でては片付けって感じで全然進んでませんw
こうゆうパターンは作らないうちに飽きちゃって放置になる可能性高いので、あえてエントリー記事書いて作らなきゃいけない状況にしましょうww

最近のタメオのキットだし何種類か出てますから、作った人も多いでしょうね。プロの方や上級者の作例もネットにありますんで、今更私ごときがつまらない検証したり無理な改造したりグダグダ記事書いても意味ないでしょうから、シラッと完成させちゃおうと思ってましたが、シラッと完成させれるほど甘くはないですね。
やはり、いくら精度が高くなったタメオとはいえ、バンダイのようには行きませんわ。

まあ、ボチボチ進めますw参考にはなりませんww途中で挫折するかも知れませんwww

ちなみに、84年モナコ仕様です。そう、あのベロフが3位でポディウムに立った時のマシンです。

このレースでは、トールマンに乗ったセナが雨の中快走を見せてトップを走るプロストをあと一歩のところまで追い詰めながら、プロストのアピールでレースは打ち切り、最後の周のゴールライン手前でプロストは車を止めたためセナがトップでゴールしましたが、結局この周は無効になったためセナはぬか喜びに終わった、といういわくつきのレース。

セナの才能が一気にクローズアップされたレースでもありましたし、プロストが政治力を働かせたと物議をかもしたりもしました。結局、このレースは途中打ち切りと言うことでポイントが半分になったためプロストは年間チャンピオンを0.5ポイント差で逃す原因になったというオチまでありました。

で、3位のベロフもセナに負けない快走でした。非力なNAのDFVエンジンは雨の中でも安心してアクセルを踏み込め、ターボ勢を次々とパス出来たのでした。

結局3位の成績はその後発覚したマシンの燃料違反で全成績抹消の結果、記録には残らず、将来を期待されたドイツの新星ベロフは翌年スポーツカーレースで命を落とし、全ては歴史の1ページのサイドストーリーとなってしまいましたが、こうゆうマシンが今キットでリリースされるというのも嬉しいものですね。

(写真:タメオ1/43 ティレル012 モナコGP84)