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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ゴニョゴニョしてました

2012-12-23 | LANCIA RALLY 037~S4

年末の忙しさにかまけて、気が付けばまたひと月も放置。
このまま年越しもあんまりなので、頑張って更新します。

この連休で少しは余裕出来るかと思ってたんですけどね、PCが妙なマルウェアに感染してしまいまして、その対応ですっかり時間取られてしまいました。

今回私のPCに侵入しやがったのは、「System Progressive Protection」なる名称のマルウェアで、勝手にPCスキャンしたみたいな画面が出てきて、「ウイルスに感染してます。修復しますか?」とかなんとか英語で出てきて、セキュリティソフト購入画面が出てきてクレジットカードの番号入力を促します。無視して画面消しても何度もしつこく画面がポップアップする上にネットの新しいページ開こうとするたびに「このサイトは危険です。」とか警告文が出てきて邪魔しやがる。もう迷惑ったらありゃしません。


(ウィルス・スキャン画面 もちろんインチキ。アホか)


(クレジット・カード情報入力画面。払うわけねーだろw)

ぐぐればこのマルウェアの削除方法が出てくるんですが、自己流でゴニョゴニョして削除してやろうとやってたせいか、このプログラムの本体がどこにあるのか分からなくなってしまって削除にひと苦労。
一時はPCの初期化も視野に入れてデータバックアップまでしてたんですが、ゴニョゴニョやってるうちにどうにか削除できたみたいです。

私みたいなPCオンチがどうやって削除までこぎつけたか説明しても却っていい加減な情報になりそうなので詳しくは書きませんが、皆さんももし変なマルウェアに感染したら、速やかに正しい情報を元に対処されることをオススメします。
最近のこの手の不正プログラムは自らが削除されないように名前を変えて隠れこんだりするので、長く放置すればするほど対処が難しくなるようです。

それで、色々ゴニョゴニョやってたせいでマルウェア消えたあとも色々不具合が出ちゃって、ネット画面が正しく表示されないとか色々あったので、マイクロソフトの「システムの復元」でやっと正常に戻ったんですが、もしかして最初からこれだけしとけば済んだ話?
そのへんは良く分からないんですが、まあとにかくPCオンチには全く迷惑な話でしたわ。

 

てなわけで模型の話です。

とりあえず037完成のあとはエレールの038ことランチア・デルタS4を完成させたいと思ってまして。
思ってるだけで全然進んでないんですが、ここまでの進捗状況だけでも書いときます。

まあ皆さん、このクルマについてはご存知かと思いますが、本来は一般的なファミリーカーに近いデルタの名前を使っているものの中身は全く別物のグループB最強のモンスター・マシンと言えるS4の実体はコチラのディティール画像で見ていただけると早いかも。

今回の製作コンセプトは、「なるべくキットの素性を生かすべく、あるものはあるがまま、無いものは見える範囲だけ何とかする。」
てな感じで行きたいんですが、このコンセプトに沿って作ろうと思うと却って難しくて手が止まりがちです。

リアバンパーのない後方からは037同様内臓物がまる見えなんですが排気管以外全くオミットされちゃってます…。

エンジンルームの高い位置にマウントされてるオイルクーラーやエアクリーナーもしょぼ過ぎるパーツで使う気になれないし…。

S4は、037のスーパー・チャージャーに加えてターボ・チャージャーも直列に連結する凶悪ぶりで、エアクリーナーが送り込まれた空気がターボからインタークーラー、インタークーラーからスーパー・チャージャー、さらに次のインタークーラーへと流れる配管が車体最後部に並んでおりまして、さらにこれにターボなど排気系の配管が複雑に絡まる構造体が後方からの見せ場にもなるだけに、何とかそれなりに見える程度に再現しなきゃなりません。

参考までにメリのキットを見てみますと、このあたりのパーツは大体用意されてまして、苦労せずともそれなりに再現できるようですが、エレールのほうはほとんどパーツがありませんからねえ…。
最初は見えるとこだけちょこちょこっとパーツ追加しとけばいいやと思ってたんですが、資料画像を見てるうちに大体の構造がすっかり理解できちゃって、こうなると適当に作るほうがむしろ難しい。
一時はもうメリのキットで作っちゃおうかと思ったんですが、やはりエレールを何とか作ってやりたい。

ということで、迷い悩みながらもゴニョゴニョやって、まあこんな感じになってます。

実際の配管とはだいぶ違うし、整形もろくにしてませんけど基本的にはあんまり見えなくになるとこなので許してね。

今回の経験はメリのキット製作する時に最大限生かしたいと思ってます。

コクピットはこんな感じ。キットのシートを塗り分けてデカール貼っただけです。
エンジン・ルームとの仕切り窓、足元の仕切りなどを追加してます。
ダッシュは、ボディー側に付けるようになってます。シャーシ側に付けたいものだけど、色々面倒なので諦めます。

このクルマ、競技車輌なのにロールケージはありません。モノコックそのものにフレームが仕込まれてるみたいです。
コクピットとエンジン・ルームの仕切りから後ろへ伸びるしんばり棒は、下へ行くにしたがって狭くなるのが正解みたいですが、末広がりにしちゃいました。まあ、そんな見えなくなるので…(ry

オイルクーラーはジャンク・パーツ。「I.P.R.A」のデカールを貼ってあります。これってラジエターのメーカー名なんですかね?

ここまで、ほとんど筆塗りで済ませてます。気分は中学生の頃のモデリング!

シャーシ裏にはナットを埋め込んでます。六角形の穴を開けてそこにはめ込んでますが、プラが柔らかくコレだけでは強度が心配になったので、真鍮版に六角形の穴を開けたものを内側に貼り付けて補強してます。

 

これでシャーシ側はほぼOKですが、タイヤ/ホイールをどうしようか迷い中。

タイヤはまあエレールらしく、プラでもいいんですけど、これはホイールにディッシュ・タイプのカバーが付く仕様なんですが…

…なんの立体感もないカバー表現…orz

実車にはこんな荒っぽい感じのホイール・カバーが付くんですよ。
特に、前輪ね。チラリ見える内側のクーリング・フィンがワイルドだろ~?

で、ワッシャー・リングを利用して細切りプラ板を貼り付けてゴニョゴニョしてカバーを自作してみましたが…

うっわ、ワッシャー分厚過ぎw
これではオーバースケール過ぎます。ボツです。

さて、どうしたものか。
キットの素性を生かすなら、キットのパーツそのまま使うのもアリなんだけどなあー

次回へつづく。

 

 

 


ランチア・ラリー037 完成画像集

2012-11-25 | LANCIA RALLY 037~S4

あいや~、時間がなかったりヤル気がなかったりで、完成画像晒し上げ遅れて面目ない。

なんだか出来上がったらホッとしちゃったと言うか、休止モードに入っちゃいましたw

模型は、完成したらちゃんと撮影して晒し上げするまでが製作ですよ。

 

一応、前回に晒して恥ずかし過ぎたアンテナだけは修正しときました。

アンテナ基部は0.6mmと0.4mmのステンレス・パイプの組み合わせですが、コレがけっこう難しかった。
0.6mmのパイプにテーパーを付けたかったのですが、短くカットしてからだと削りにくいし、テーパーを付けたあと短く切り取ろうとすると、テーパー部分を傷めちゃうんだよね…
結局、テーパーを付けたあと少し長めに切り取って、裏ワザでパイプを短く詰めました。
その0.6mmに0.4mmを差し込むのが、これまた意外と大変。切り口の僅かなバリのせいで、うまく通らないんだよねえ。
私みたいに雑な人間には、理屈ではすんなり出来る筈の作業でもいちいち苦労させられますorz
アンテナ線は、金属ではしっかりした細いものがなかったので、結局いつも通り伸ばしランナーで済ませました。

 

んじゃ、恥晒し上げ画像であります。

クリックで少し大きめの画像が見れます。
製作途中ではこれだけ大きく見せてないので見えなかった粗も、しっかり見て下さいませ。

 

 

 

 

 

 

プロポーションに問題があったレーシング43の037でありますが、完成してみればいやなかなかカッコ良くなったw

まあ多少苦労した部分もあったけれど、自分ではこれだけの完成品が出来たら大満足であります。
だっていつも、作り始めた頃は作り切ることすらおぼつかないくらい不安だらけなんですもん。
時間は掛かったけど、ひとつひとつやっていけばいずれは完成するもんです。

途中、気力が萎えた場面では情けない工作で済ませちゃってますが、それもまあ思い出であります。

これもまた、自分にとってお気に入りの完成品のひとつになりましたよ。

 

では、今回もお遊び画像をオマケに貼っときますねw

 ライト点灯ギミックー!!

(ウソです、画像加工ですwwwwww)

 


ディティール

2012-11-07 | LANCIA RALLY 037~S4

私事ですが、身内に病人が出まして入院治療することとなりバタバタと落ち着かない11月となりました。

皆さん健康には気を使っておられるかと思いますが、異常があったら早目に対処されることをお勧めします。
病気って予想以上のスピードでチャンスを奪っていきますよ。怖いです。

まあ私自身は相変わらずアホみたいに健康で食っちゃ寝飲んじゃ寝の毎日なんですけど、何となくフラフラ遊びに出かけたり飲み屋で飲んだくれてる場合じゃない雰囲気なんで、引きこもって模型作るのもいいんですけどねー

なかなか、そんなうまく進まないもんです。

 

いつもアドバイスいただいてるデモドリさんから、突然のプレゼントいただきました。

MERIのメタル・キット、ランチア・デルタS4、黒金カラーのERC仕様であります。カルトグラフのデカール付きです。
エレールのしょーもないキットを作ってるのを不憫に思っていただけたんでしょうか
はたまたエレールとMERIの作り比べをしてみてってことでしょうか
あえて本音は問いませんが、ご厚情はありがたく賜りまして、きっとちゃんと完成させたいと思ってます。

あるいはエレールの残念デカールは諦めてこっち使っちゃいナなんてお大尽な提案もいただきましたが、だったら初めからMERI作りますよぉ。
私なりにエレールには思い入れもありますので、エレールはエレールなりにキットのパーツ、デカールを最大限生かして完成させたいなんて思ってます。

こうやって並べてみると、全長・ホイールベースは同じながら(エレールのノーズは別パーツになってます)、スタイリングの解釈が全然違うのが分かります。
エレールのほうが上に向けて絞り込みが強く、そのせいでルーフが小さくウインドーも小さくなってます。
フロント部分もエレールのがシャープな印象。
やはりエレールはフランス製キットらしい、引き締まったカッコよさがありますね。
かたやMERIはメタルキットらしく武骨で力強い印象。作り比べが面白そうです。

 

ボディーのほうは出来るだけ手を加えて削り込んだり開口したりしてますが、中のほうは出来るだけ手を加えない方向で行きます。そのほうがエレールらしい作り方かと。
ここまで、タイヤ以外全て接着してます。すり合わせ以外、手を加えていません。
シートやダッシュもそのままでいく方針。こりゃ楽だわw

 

ここからは、037について書きますね。

ほぼ完成形になったので次の更新で完成報告を…と思っていた037なんですが、前述したようにちょっとバタバタしていて、完成はしたものの落ち着いて完成画像の撮影してられなくて更新できずにいるので、とりあえずディティール部分だけ晒しておこうかと思います。

キットのワイパーはこんな平面的なエッチングなので、これは使えないなーと

いつもはモデラーズの1/24用のエッチングパーツを使ってるんですが、

ヒストリック・カー用の小さいやつだと1/43の近年車に使えるんですが、もう小さいの使い切って、大き目のしかなくて。

いちおう、ホビーデザインというブランドのエッチング製ワイパーを入手しておいたんですが、

くそー、コレ使えない…
不器用な私には、こんなのうまく組み立てられません…折り曲げ細工で立体的に出来るのはモデラーズのと同様なんですが、細かい上に真鍮製なので、マゲマゲしてたらクシャクシャになってしまったわ…

やっぱりモデラーズのがいい!と思って、今でも入手できないものかと探してみたら、グッスマから同様の商品が発売されてました。

モデラーズの製品をそのまま引き継いだのかと思ってましたが、比べてみるとシートの構成は違ってますね…でも、パーツそのものは全く同じものです。
助かりましたーw

ドライバー側は実車同様に補助アーム付きにしてみたり、ナビシート側はやはり大き過ぎるので切り詰めたりして、それらしくしてやりました。

レーシング43は、大味なキット内容ながらやたらと細かいエッチングパーツが充実してたりします。
このボンネット・ハッチの蝶ネジもキットのパーツです。そのくせボンネット・キャッチピンは使えそうもないエッチングなので自作してます。

ヘッドライト下のスモール・ライトの留め金具もキットのパーツ。サイドマーカーはメッキ済みエッチングに着色済みのパーツですが、丸い盛り上がりがないので透明エポキシ盛ってます。

ヘッドライト周辺の塗装剥げやら接着剤はみ出しは、見逃してくだされ。
苦労した跡なんだよ…。

リアビュー。
ラリー仕様の037のテール・ライトは市販車の角型と違って、ストラトスと同じ丸型が付きます。
キットのパーツは実際とは違ってメッキのフチ取りなんかされてるので、透明素材で作り直そうかと考えてましたが、複雑な構成を再現する自信がなかったので、あえてキットパーツをそのまま使いました。
マッド・フラップやそれを抑える金具は自作。

余談ですが、どでかいリア・スポイラーで後方視界が全く確保されない037ですが、作ってて気が付いたんですが、スポイラー下のメッシュ部分から多少後方が見えるんですね。プリウスのリア・デッキの透明部分とかと同じ苦心ですねwww

タイヤにはピレリのロゴがある筈ですが、デカール用意されてないよ…
エッチングにテンプレートがあって、それでマスキング塗装しなさい、ってことみたいです。

こんな細かいとこにうまくマスキング塗装できそうもないので、ジャンクからF1用を探してきて貼ってみましたが、

デカイ…。
こんなんじゃないんだよなあー…。

タイヤに直接マスキング塗装は無理ですが、平面にだったら出来るかも、ってことで透明デカールにマスキング塗装して、それを貼ってみた。

うむ、ピント甘いけどコレのほうがそれらしく出来てます。
最後に来てやっといい仕事できたような気分w
しかし、こうやって見るとホイールのフランジ部分のガタガタが目立つ…
荒くれた気持ちで作業してたとこは、そのまま形となって残るねー。常に冷静に作業することが必要です。

それから、今回は初めてボルトナットにアドラーズネストのパーツを使ってみました。
結果から言うと、ややオーバースケール。そもそもこんなの使うつもりなくて、何も考えずモールドを潰して大きい穴開けすぎたのが失敗でした。穴を隠すために0.85mmのナットを使いましたが、次からは0.7mmのが良いかなと思いました。
でも、そもそもこんな小さいパーツ使っても効果あるのかなと疑問ですけどね。
アドラーズネストのパーツなんか見てると、素晴らしすぎて自分がダメになっちゃいそうです。こうゆう精密パーツを生かせるだけの模型作れないよ…。

 

アンテナも自作したんだけど、うわ、画像で見るとヒドイ…!

パイプを組み合わせた基部はズレてるし接着剤はみ出してるしw
アンテナ線は、画像だとどうしても太く見えちゃうようなので、出来る限り細い金属線を使いました。
細過ぎて、触っただけでも曲がってしまいます。コレは耐久性なさ過ぎかも…。

エア・インテークにはメッシュ。
給油口のキャップはメタルパーツを磨いたものです。はめ込むのに周囲を傷つけてしまったよ…

 

と言うことで、ディティールといってもこんなもんです。
ローガン始まってきてるオッサンが、頑張ってみても拡大画像には耐えられない、っちゅーことですな…orz

でも全体的には、なかなかカッコ良いスタイリングに仕上がったので、早く仕上がり画像撮ってみたいです!
乞うご期待!!

 

 

 


037から038へ・・・ 

2012-10-16 | LANCIA RALLY 037~S4

前回、タイヤまで付けた画像を晒してしまってほぼ完成形が見えてしまったので、次は完成報告にしようと思ってました。
しかしなかなか完成せず、更新が出来ずに日にちが過ぎてゆくので、とりあえず更新。

予想外のトラブルもありました。前回、後輪のタイヤをホイールに嵌めるとややキツイって書いたんですが、案の定また亀裂が入ってきやがりました。
硬化していないゴムタイヤでも、キツイところに嵌めると割れる恐れがあるんですね…。
調べてみるとタイヤ内側にバリと言うかパーティング・ラインがあって、それが余分な体積となってキツくしているのですね。
硬化していないタイヤというのは削ったりするのも難しいし、しかも内径…。でもまあリューター高速回転にしてどうにか削ってホイールがすんなり嵌まるようにしました。

タイヤを接着し、ラジエター・インタークーラーや、エア・インテークのダクトも取り付けてあとはエクステリア取り付けを待つばかり…。

がっ!エクステリア関係もいちいち加工して取り付けなきゃならないものばかりだから、簡単にはまいりません。
しかも、一旦完成形を見ちゃうとなんとなくモチベーションはダウン。作業もなかなか捗りません。
小物の加工とかチマチマ過ぎてお見せするほどの作業でもないし、完成画像はしばらく待ってもらうことにして次のキットに進みたいんですが…

次が決まっているわけではありませんが、とりあえず忘れられているであろうお手付きの

えーと、037と同じカラーリングだし、一緒に作ろうっかなー♪ とかほざいてたエレールのデルタS4でありますが

ご覧の通り、まったく進んでません…!

なんか、アチコチ削り落としちゃったら素組みとか程遠くなったようで、簡単に進められなくなりました。

しかし、お手付きのまま放置も嫌なので、作りたい気持ちはあるのですが…このキット、エレールの43キットの中でもトップクラスのグダグダっぽさが感じられてきました…。
上の画像はセロテープで簡単にパーツを合わせてある状態なんですが、何かピタッと合わないと言うか…右を合わせたら左が外れる、てな具合で、組み上げるのが非常に心配であります。

おなじみ、エレールのがっかりデカール。
いかにも弱そうな薄い印刷だし、色も変。いつものことだけど青の発色が悪いんだよね…。

印刷のディティールも、ひどい…。色ズレはもう毎度おなじみですな。

エレールを作る際には、もうこのへんは諦めて受け入れるしかありません。

 

あと、インスト見てたらすごいこと発見した。

このS4は、037同様の黒・金のカラーリングなんですが、インストでの塗装指示はボディーも内装もこの2色以外、いっさい指定がない…!

内装は全て黒、シートベルトは金で塗れと指定してある。(画像の85は黒、16は金色のこと。ハンブロール・カラーの番号です)

いくらなんでも、内装は艶消し黒じゃなきゃ変でしょ…
あと、ピンなど銀色のとこもあるだろうし、テールライトは赤でしょ、でもそんなの全く書いてありません。インストにあるのは85と16の塗装指示のみ!

うむー、確かに色数を抑えれば製作も簡単になるし、塗り分けしてデカール貼ればそれなりに見れるのかも知れんが…
あまりにも潔すぎる割り切りだわ…!

なんか、色々拘ろうとしてた自分がバカバカしくなってきた!
こうなりゃ、キットのコンセプトを生かして(?)思いっきり手抜きして完成させちゃいますか~?

 

追伸・タイトルの038と言うのは、デルタS4の形式番号であります。みなさん、知ってますよね。

 

 


どうにか…ととのいました

2012-10-03 | LANCIA RALLY 037~S4

前回の記事で作ってた後輪ホイールにプロバンスのキットから借りてきたタイヤを付け、前輪のホイールもひとまわり小さく削ってジャンクのタイヤから適当な大きさのを選び出して付けました。

前輪用に選んだタイヤはゴムが硬化しておりましたが、お陰で内径・外径とも削りやすく、微妙なサイズ調節ができました。
硬化していてもホイールにすんなり嵌れば問題ないです。
後輪のタイヤは硬化していませんが、ホイールに嵌める時にちょっとだけキツかったです。無理が掛かるほどではないんだけど、のちのち割れたりしないことを願います…

コメント欄でも書いたことだけれど、カーモデルのタイヤがゴムパーツでなければという固定観念、どうにかなりませんかね?
タミヤのプラモデルなら車種ごとにちゃんと違うゴムタイヤパーツが用意されますけど、これはカーモデルの世界では稀有な例。
プラモデルの世界でも、タイヤパーツの使いまわしは未だに少なくないし、43のレジン・メタルキットとなると数種類のゴムタイヤパーツの使いまわしでほぼ全ての車種の分をカバーしようとしているメーカーもある…。
そりゃ、ゴムパーツの製造はプラやレジンとは違う技術やコストが必要で、車種ごとに新パーツを作るのは難しいのかも知れない。
だったら、他のパーツ同様にプラやレジンで作ってくれたらいいのにねえ、どうせ色塗っちゃえば現実には区別できないのだ。質感が違うとか、そんなの気のせいですから~!

カーモデルのルーツが転がして遊ぶ玩具であったことに由来する不思議なこだわりだと思うんですが、今やモーターライズキットもないし、転がして遊ぶとかありませんから!

そんなわけで、いつもいつもタイヤとそれに合わせてあるホイールでは余計な苦労をさせられるんですが、現状では仕方ないことなのか…。
困ったものですよね。

 

前回のカッコ悪さに比べたら、ずいぶん良くなったと思うんですが、いかがでしょうか?

タイヤ/ホイールを直しても、ボディーの形のヘンテコさは同じなので満足度は微妙なとこですけど、これがレーシング43の解釈によるスタイルだと思わなきゃ、仕方ありません。

ただ、こんな風に斜め前から見るとなるほど037以外の何者でもないカッコ良さがあります。
まあこれで良しとしましょう…。

 

 


ホイール改修

2012-10-01 | LANCIA RALLY 037~S4

なんて言いますかね、泣いてたって事は進まないわけでして。

ホイールがでか過ぎるんであれば、とにかく削るしかないでしょうと。

「スルーでもいいんじゃね?」的なご意見もいただきましたが、資料によれば前後輪とも同じ16インチですので、後輪が明らかに大径なキットは間違ってますって。

とりあえず、前輪はひと回り細くする気持ちでヤスリがけしてok。

同様に、後輪ホイールもひと回り小さく…

って、削ってたら…

右が削ったほう

うっわ、リムなくなっちゃうわwww

これはもうお釈迦なので、方法を変えるw

こーなりゃ、ホイール本体は諦めます。
スポーク部分のみ、再生は難しいので生かしますwww
43モデラーには、時に大胆な処置が必要な時があるのだ・・・・・・・

どうにか、切り取ったよw

 

 

プロバンスの911GT1の前輪ホイールかとおぼしきパーツを利用します。

円筒だけでよいので、中心部はガシガシ削りとります。モーターツール乙であります。

 

どやっ!

って、ドヤ顔で言うようなことでありませんが…
いちおうリア用ホイール完成であります。

フランジのボルトは、エッチングを使うまでもないだろうと思ってモールドのままです。

ボディーに付けてみた成果は、次回!

 

 

 

 

 


一難去って、また一難

2012-09-28 | LANCIA RALLY 037~S4

ヘッドライトはね、どうにか出来ましたよ。
アドバイスをヒントにライトリムは継ぎ目をハンダ付けで留めてなるべく正円に整えて、4個のライトがなるべく整列するように接着。
なるべくです、なるべく…

そもそも、大きな画像を貼るから我慢できなくなっちゃうのだ。
そもそもが小っちゃい模型なんだから、何倍もの大きさの画像で見る必要はないのだ。
こうやって遠目で見とけば、多少のアラは気になりません。

大体、これだって実物よりはかなり大きく写っているのだ!

 

で、そろそろフィニッシュしなければ~と言うことで、タイヤを取り付ける段階に。

用意しておいたタイヤはすでに割れていた…。

この割れてる前輪用はプロバンスみたいな質のタイヤ。かなり小さいのを無理矢理ホイールにはめこんでおいたから、無理がたたって割れてしまうのも仕方ない。

ということで、右に写っているゴムタイヤを他のキットから流用。後輪用のタイヤと同じ品質で、硬化してません。
大きさもホイールにピッタリだし、最初からこの品質の入れといてくれよ…って感じですね。

 

んで、ボディーと合わせてみた。

なんか、死ぬほどカッコ悪いんですけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

てか、チョロQですか????

改めて見てみると、そもそもホイールからしてボディーに対してでか過ぎる…。

最初からボディーのスタイリングには疑問を持ってましたけど、それと相まってタイヤ/ホイールで全て台無しだわ…。

ホイールは変えようがないし、せめてタイヤをペッタンコのに替えて小さくして車高落として…ってぐらいしか、改善できそうにないですよね…orz

うーむ、タイヤを探して心の旅に出ることになりそうです…。

 


付け直してみた。が…

2012-09-17 | LANCIA RALLY 037~S4

前回付けてみたヘッドライトだが、顔つきがどうにも気に入らなくて、直してみた。

肉眼で見た状態だと全然不満ないんですけど、こうやって画像で見ると…うーん、ぱっと見、あんまり良くなってないな…

どこを直したかと言うと、ヘッドライトを4mm径から3.5mm径に縮小。バルブも0.3mmのハンダ線の先を丸めたものに変更。
グリルのフレームはサンディングしてカドを丸めて、メッシュは実車は金色に塗られているけど考証を無視して黒にしてみた。

ヘッドライトのリムやグリルはまだ接着してなくて仮止め状態なんですが、やはり大事なのはリムが正円になることだとか、それぞれがきっちり中央・水平に並ぶこととかですかね。

これ以上はどうしようもないので、そのへんに気をつけて仕上げてみようかと思います。

もう、肉眼の限界でありますー

 

 


ライトを付けてみた

2012-09-13 | LANCIA RALLY 037~S4

先日から作ってるライトですが、いっぱい作ってみたけど…。

どうにも、うまく作れなくて使えそうなのは僅かです…。

作り方はまあまあ悪くないんじゃないかと思うけど、微妙なサイズの問題と工作スキルの問題ですな…。

ちょっと意気消沈…。

 

何はともあれ、付けてみなきゃ何とも言えないってことで、グリルなどと一緒に付けてみた。

うむー、なんとも垢抜けない顔つきだ…。

やはり、4mm径だとビミョーに大きい。あと、内側のライトは少し前に出ているのが正解なんだけど、ちょっとでっぱり過ぎか。
あまり引っ込めると外側のライトと干渉しちゃうし…やはり大きさの問題かな。
3.5mmだと小さ過ぎるし…このままもう少し調整してみるかな。
少し削りこんで、リムを小さくしてやればちょうどいいのかな。
こうゆう、細かい調整は神経が擦り減りますね。

 

ムスタングP-51Dのほうは…

銀色に塗りました。銀は薄く塗るだけでムラもなく塗り上がるのでとてもラク。
カッチリしたモールドもしっかり浮き出てくれます。
キャノピーのマスキングは…まあちょっとした失敗もあってタッチアップしましたが、問題無しです。

で、とっととデカール貼ってます。
アメリカの空軍・陸軍機は、海軍機と比べてマーキングが派手目で楽しい。
銀色にはクリアーコートしないほうが良いので、もう完成間近ですw

…プロペラの塗装とデカールがちょっと面倒なんだけどね…。

 


ヘッドライト/037

2012-09-10 | LANCIA RALLY 037~S4

懸案になっていたヘッドライト、自作してみることにしたよ。

前にも作りかけたと思うけど、いろいろ気になることがあって作り進められなかった。
でもそのせいで製作がすっかり滞ってしまっているので、何はともあれ作ってみなきゃしょうがない。

アルミ板を先の丸い棒でボコって、ポンチで抜きます。必ずしも毎回キレイに抜けるわけでは無いし、紛失とか失敗も考えてたくさん抜いておきます。

何が気になってたかとゆうと、4mmのポンチで抜いたら、気持ち大きいんだよね…で、3mmだと小さ過ぎ。3.5mmのポンチって近所じゃ売ってなくて、どうしようかなーと思ってて、先日通販で手に入れたんですが、改めてチェックしてみたら、4mmのがまだ全然マシだったとゆう…
というわけで、4mmで抜きまくってます。

レンズ部分は、バキュームパーツのシートの周りに付いているパンチング穴のくぼみの部分を、これも4mmで抜いていきます。レンズカットのモールドに関してもどうにかならんかと考えてましたが、もう諦めます。とにかく前に進まなきゃ!

リフレクターはコンパウンドで磨いてキラキラに。
レンズには金属線を丸めて作ったリムを貼り付けます。

0.6mm径のハンダ線の先を熔かして丸めて、半球状にカットします。
これがバルブになります。

うー、こびとさんの助けが欲しい作業でありますー。

こんな感じで、バルブにします。スケール的にはメチャクチャ大き過ぎますが、何しろ小さいのでこれくらいの大きさのが存在感あっていいかなと。

組み合わせて、一丁上がり!

これは試作品でして、このあと量産してみました。

うむー、カタチがいびつだったり、リムの繋ぎ目が途切れていたり、接着剤はみ出しちゃってたり…
たくさん作っても、使えるのは限られてるなー。
とにかく、リムを同じ大きさ、繋ぎ目合わせてしかも正円で平面なものを作るのが難しい…あと、接着ね。

こんだけ作るだけで半日かかっちゃってるんだけど、気を取り直してもう一回作り直すかな…。

ここは妥協したくないところであります。