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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ACコブラ289塗装

2023-07-04 | AC Cobra289

このブログ的には本題の43模型ですが、ACコブラ289

ボディーカラーを何色にしようかと迷っていて、青以外で濃色系でと考えていて、実車画像で見かけたマルーンが良いなあと思ったんですが、クレオスのマルーンがどうもイメージと違う。

多少メタリックを入れたら良いのかなと思ってシルバーを混ぜてみまして

思った以上に明るいピンクみたいな色になっちゃって、こりゃあ、やらかしちゃった感ありありなんですが・・・

塗り重ねれば少しマシになるかなと塗り進めて、濃くはなったんだけどまだ足りないのでクリアーレッドでコートしたらどうかなとボンネットで試してみたのが下の図

これも求めていた色とは違うんだけど、いい加減どうでも良くなってきた

そんな感じで今こんな色。

途中で色々混ぜてたのでもう訳分かんないけどキャンディーレッドみたいな色になりました。

マルーンという色、マロン色つまり栗色ってことですけど赤茶から紫っぽいのまで見え方が色々で、イマイチ自分の中でもイメージが固定していないのが分かりました。

フェアレディ―240ZGのオプションカラーとして有名ですね。新型のZにもマルーンのパール色があるのですが、ソリッドのマルーンとは全然違う黒っぽい色。メタリック系を混ぜると明るくなり過ぎるので黒寄りの発色に変えてるんでしょうか。色々難しそうな色です。

さて、予定とは違うけど偶然出来たキャンディーレッドがまあまあ気に入ったので塗りは終了、と言いたいところですが

途中でサイドルーバーが塗料で埋まりかけたので思い切って抜いてしまった。
これでルーバー自作と言う高いハードル作ってしまった・・・後先考えずやっちゃうバカです。トホホ

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 

6月に観た映画

「渇水」

生田斗真と磯村勇斗演じる二人の水道局員と、育児放棄された姉妹との物語。

水道料金を払えない家の水道は止めるしかない。葛藤を感じながらも何も出来ずにいる二人だが、彼女らの母親は家を出たままほとんど帰らず、頼みの綱の公園の水も渇水のため止めることに。事態が悪化するにつれやがてある行動に打って出る。

原作は80年代?ぐらいかと思いますが現代を舞台にしているもんでやや不自然なストーリー展開です。
今なら児童虐待は即通報、即対応が原則ですもんね。公務員の立場で何もできない、逆に水止めて追い詰めてしまうは有り得ないでしょう。
渇水・猛暑に見舞われた群馬県のある町を舞台にしていますが、どこか今の日本ではない、お伽話のような非現実感が漂います。
何でもかんでも水に例えて話をするのも映画だと不自然。ナレーションとかで水の話を引用するなら良いんだけどね。

でもまあ話は面白かったし姉妹役の二人も可愛かったので良かったです。

 

「波紋」

主人公の普通の家庭の普通の主婦(筒井真理子)は潔癖症。
ある日旦那が失踪し、息子(磯村勇斗)も進学で家を出て以来遠くに住んでいて一人暮らし。

新興宗教にのめり込んで清く正しく生きようとしますが、失踪していた旦那が帰ってきて家でゴロゴロ、しかもがんになったので手術代を出してくれと言う。
息子は久々に帰省したと思ったら障碍者の婚約者を連れてきて面白くない。

きれいごとを言っていても彼女の心の中はドロドロ、やがて周りの人間とぶつかり始める。

波紋というタイトルは、自らの我儘な価値観で周囲の人を不快にさせやがて自分に仇となって返ってくる、というような意味でしようか?
ブラックユーモアでもあり、愛憎劇でもあり、面白かったです。

 

「最後まで行く」

岡田准一演じる刑事はある夜、チンピラ(磯村勇斗)を自動車で撥ねてしまう。

磯村・・・出過ぎだろw

その死体を巡るドタバタ劇です。どうにか死体を処分したい刑事、その死体を必要とする監察官、本部長やヤクザの親分など裏で悪さをしている奴らが入り乱れて大騒ぎ。


韓国映画のリメイクで、フランスや中国でもリメイクされる人気コンテンツのようです。

さすがに次から次へとハラハラドキドキ、隙間無く面白いです。終盤のケンカシーン以外は大満足でした。
ただやはり韓国原作の映画のせいか、どこか日本人の価値観とはズレてるところがありそこはちょっと気になったけど。

 

あと、これは4月公開でずいぶん前に観た映画ですけど、後編はまだ観てないのでまた改めて書くつもりですが

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編・運命」

もちろん、磯村勇斗出てます!w

前作では割と重要な役どころだったのですが、今回はちょっとだけの出演です。

磯村勇斗と言えば大好きな映画「恋は雨上がりのように」で初めて認識した俳優さんだったのですが、売れっ子になったものです。好きな俳優さんです。

 

あとこれも観たのですが

これには磯村勇斗出てませんでしたので、次の機会にw

 


しまりん完成とヤマハ・ビーノ

2023-06-16 | 模型

いちおう完成かな、ゆるキャン△のしまりんです。

小物類は全部揃ってないけど一応キャンプしてる雰囲気には十分。

しまりんフィギュアをなぜ作り始めたかと言うと、1/24だからです、と前回書きましたが

つまり、カーモデルの1/24スケールと親和性があると思ったわけですよね。最近、43のキット発売が多くなく1/24のプラモデルのほうが、賑やかというほどではなくとも新規キットがぼちぼち出てくるので、ついつい買っちゃう。

何しろ自分が1/24カーモデル作ってたのって20年以上前っすからね、さすがに多少はキットも進化してるでしょ?という興味もあって。

じゃあ作るかって言うと、これがなかなか作れない。43に慣れた身には1/24はやはりでかい。解像度も変わってくるから43で慣れた技術は必ずしも通用しない。
普通に作ってもそこそこの完成品になりそうだけど面白くないし、かと言ってレベルの高い完成品にする自信もない・・・等々の理由で。

まあそれは言い訳であって、ほかの模型もほとんど作ってないので全てはヤル気の問題なんでしようけどね。

でまあ、フィギュアを組み合わせたらちょっと違う完成品になるんじゃないかとか思った訳ですよ。1/24のフィギュアは立ち姿の女性などぼちぼち各社から発売されてたりします。

どういうのが良いかなと色々探してたところ、ゆるキャン△のフィギュアが1/24で発売されているのを知り、しまりんが着座姿勢だったこともありコレ車のシートに座らせられないかなと考えた訳です。

結論から言うと座らせるには多少の改造が必要なわけで、その問題は先送りにしてとにかく初めてのフィギュアを素直に完成させることになりました。

実は同じ海洋堂から、イベント限定で発売された志摩リンとバイクのセットのプラモが発売されていてそっちのほうが欲しくなっちゃったんですが

今や絶版で定価2000円ぐらいのものがオクやメルカリで4000円以上でもすぐ売れる人気で手が出ません。

ところが!しまりんの愛車はヤマハ・ビーノなんですが、ビーノならタミヤが1/24でキット出してます!

キャンパスフレンズセットという、フィギュア5体のキットに付いているオマケですが、しまりんの愛車と同じタイプのようだ。

せっかくしまりんのフィギュア作るんなら、ビーノも作ろう!ということで、何やら紆余曲折しまして今はビーノを作ってます・・・。

本体は左右貼り合わせ、フロントカウルとリアフェンダー、あとシートとハンドル部分は別パーツ。
こんなんのだから白、青、機関部のセミグロスブラックの塗り分けはマスキングが激ムズでした。フィギュアは筆塗りしたけどメカ物はやはりエアブラシで塗りたいので・・・

バイクモデルを作るの久しぶりだし、1/24は初めて。AFVの1/35は作ったことあるけどね。

フィギュアと組み合わせのつもりで作り始めましたが、これはこれで1個の完成品としますか。

(海洋堂1/24 アートプラ・志摩リン / タミヤ1/24 ヤマハ・ビーノ)

 

 

バイクと言えば、仮面ライダー

今年公開の映画で一番楽しみにしていた「シン・仮面ライダー」

「シン・ゴジラ」の大ヒット以降、アニメのエヴァは別として「シン・ウルトラマン」とこの「シン仮面ライダー」2匹目以降のドジョウを狙いながらも興行的には右肩下がりのようですが・・・

個人的にはとても面白かったんですよね。

単純に、単体作品として観たら、確かに一般受けするような内容では無かったんですが、元ネタつまりテレビシリーズや同時進行で描かれた原作マンガを知ってるととても興味深いんですよねー

特に原作マンガのほうを知ってると、あの世界観を良く再現している!って感心します。ストーリーも、テレビシリーズの都合に合わせながらも独自の展開へ進んだマンガ版に沿った内容になってまして
ネタバレになりますが主人公である仮面ライダー1号が死んで2号に受け継がれる展開が、現代風にリファインされながらも原作通り。テレビ版では1号が海外に行くだけでした。
(そういう展開になったのも演者の藤岡弘さんが撮影中の事故で怪我をしたから無理矢理だったんですが、マンガのほうは子供向けテレビにはそぐわないシュールな展開を見せた)

40年を経て、ようやく映画で原作に近い内容を見れたのは嬉しかったです。


(ハチオーグ役の西野七瀬)

キャストも良かった!ライダー役は1号2号それぞれ対照的な性格に合う役者だし、ショッカーの怪人たちは皆独特のキャラ付けがされていて、人を食ったような演技の上手い俳優さんを起用しているので戦闘シーンが単調にならずアクション苦手な自分も退屈しなかった。

何よりルリ子役の浜辺美波ですよねー


演技力的にはまだまだこれからの女優さんですが、ルリ子はいい感じで憑依しているかのような化けっぷりでした。この役、上手過ぎる女優さんがやったら逆につまらなくなりますよ?ちょっと天然ぽい浜辺さんがやってこそ謎めいたところや揺れる心など透けて見えて面白いんですよ。実質この映画の主役みたいなもんです。

石ノ森作品に低通する、60~70年代のアングラな雰囲気、無国籍感なども醸し出されていて象徴的に緑川ルリ子の存在感がある、そんな感じです。

残念ながら一般の評価はイマイチというか散々に近いものがあるみたいですが、ヒーロー物としては個人的にほかの多くの作品より楽しめました。

あ、バイクのほうですがサイクロン号はちょっとカッコ良過ぎた。あれは昔のデザインのが良かったなー。

 


しまりんフィギュア

2023-05-26 | 模型

ヤバいです。今年完成品が無いです。

お正月イベントも無くなり個人的にも色々あって、何となく模型から遠のいてるうちに半年・・・

何も作っていない訳では無いのですがね。

パパパッと作って色塗ってみたしまりんのフィギュア

海洋堂のアートプラ、ガチャで出てくるやつです。

メルカリとかで1000円ぐらいで買えます。
主要4人のキャラがありますが、しまりんが一番人気あるみたいです。

あ、ちなみに人気アニメ「ゆるキャン△」のキャラクターです。

しまりんこと志摩リン(そのままだった)は、主人公なでしこが憧れる孤高のソロキャンパー

物静かでクールなイメージですが、なでしこや仲間と仲良くなってユーモアもある一面を見せてくれます。

フィギュアと言えば顔なんですが

無塗装のパーツにデカールの目を貼るほかに顔が印刷済みのパーツもあるので

迷わず印刷済みパーツで。髪の毛と帽子の3パーツで首が構成されます。肌色は成型色です。

髪の毛にはハイライトを入れてみたが、雑なイメージ。アニメのキャラはアニメのように塗らないとダメなのですね。
あと画像では分かりにくいけど髪の毛と帽子に隙間が出来てて不自然な感じ。

溶きパテなどで隙間埋めします。

パパパっと作って、修正に長い時間を費やします・・・

ストライプのマフラーは捻じれが表現出来てなかったので塗り直し。

色は適当です。全て筆塗り。ダウンジャケットはテカテカし過ぎなので、のちほど艶を整えます。

墨入れとかで立体感付けたほうが良いのかなあ、フィギュア初心者なので分からん。

お尻がプリッとしていてカワイイ。
でも実際に椅子に座ったら柔らかいお尻はこの形を留めない筈だよね・

キャンプ用品の小物類もいっぱい付いてます。

取りあえず銀色に塗ったけど、このあと塗り分けやらデカール貼りやらあります。

薪とカップヌードルのパーツもあります。

カップヌードルは第1話でしまりんがキャンプ場で遭難?していたなでしこにご馳走したやつですね。
(いや、500円取ったんだっけ)

このパーツがあるので、第1話の場面の再現フィギュアとばかり思っていましたが後から調べたら第1話の時の服じゃなかった・・・

改めて完成画像撮ったら今年一作目完成とします。

そもそもなんでこんなフィギュアを作り始めたかというと、スケールが1/24だからです、この話には続きは次回以降、気が向いたら。

 

 

映画「さかなのこ」

昨年公開の映画ですが、観に行こうと思ってて観れなかった。公開規模がそれほど大きくなかった上に上映時間2時間半なので、タイミングが難しかった・

最近WOWOWでようやく観れました。うーん、面白かった。昨年観た映画の中でも上位の面白さ。

さかな博士のさかなクンの原作です。原作は自叙伝なのかな、でも映画は実話とは違いさかなクンをモチーフにした主人公の成長物語。さかなクンも本人役(役名はギョギョおじさん)で出演していますが映画の中ではさかな博士になれず落ちぶれた暮らしをするパラレルワールドです。トレードマークのハコフグ帽子はこの映画の主人公・ミー坊に託されます。

魚大好きの子供ミー坊、演じるのはのん(元 能年里奈)ですが、そのままの姿で男子役です。なかなかトリッキーな演出でしょ、映画の中では容姿に触れられることは無く普通に男子として扱われています。

ちょっととぼけた性格で、ヤンキーに目を付けられながらも皆に好かれてしまいます。

磯村勇斗や岡山天音が演じるヤンキー達がまた微笑ましい

さかなに関しては優れた知識があり絵も上手、行動力もあるミー坊ですが、実は発達障害があり勉強や仕事は出来ない。また異性に恋愛感情を持つことも無いようです。

そんな「普通じゃない」子が、躓きながらも皆に愛されやがて「さかな博士ミー坊」としてテレビで活躍できるようになる、ハッピーな物語でした。

年間50本ぐらい映画館で映画観ますが、それでもこんな良い作品を見逃がしたりします・・・痛恨です

 

昨年観た映画で、やはり普通じゃない子を描いた映画がいくつか。

「こちら、あみ子」

あみ子はかなり変わった子です。物事に集中できない、人の気持ちが分からないなど、言及はされていませんが典型的な発達障害の子ですね。

新しいお母さんは可愛がってくれますがやがて関係は破綻し、兄は不良になって家を出てしまう。お父さんは事なかれ主義と言うのでしょうか、何もしようとしない人です。

仲良くしてくれる男友達とも思春期を迎えて関係が崩れ、あみ子は祖母の田舎に預けられることになり周りの人たちが誰も居なくなってしまう。

かなり辛い話です。あみ子自身は悪気は無く、純粋な気持ちなのも分かるだけに、周りを傷つけてしまい居場所が無くなる残念さは悲しい。救いがあるとすれば、あみ子はそれすら感じていない、前向きな気持ちを持ち続けていることでしょうか?

 

もう一本

「そばかす」

三浦透子演じる主人公・蘇畑佳純(略してそばかす)

30歳を過ぎて親からは結婚しろと見合いをさせられるが、実は彼女恋愛が出来ない。LGBTQで言うところのQになるのかな、
友達のように仲良くしてくれる男性といい感じになるがいざ恋愛となると一線を越えられない、元AV嬢の女友達(前田敦子)と一緒に暮らそうとするが友達は元カレと結婚することになり、祝福する立場に。

妹(伊藤万理華)は結婚して妊娠中だが旦那は浮気、父親は仕事が出来ず休職中、職場の仲間はゲイ・・・

色々ある人々に囲まれて自分を見つめ直す主人公
ラストでは職場の新人くん(北村匠海)が彼女にシンパシィを感じてくれて、希望のある終わり方

普通じゃない主人公の、普通の生活と葛藤をフラットな視点で描いた面白い映画でした。

この映画に出ていた前田敦子と伊藤万理華が主演の「もっと超越した所へ。」も、別の意味で普通じゃない人を扱った映画だったな。これに関してはまたの機会に。

 

自分も「普通」ではない人間だと思う。LGBTQにカテゴライズされる人間でも障がい者でも無いですけど、普通とは違うだろうなあって気がします。「普通」って何なんでしょうね・・・


ディテール・アップ

2023-05-05 | AC Cobra289

前回なんだかんだと苦労してたボンネットのヒンジ、

取り付け位置を変えて最初からやり直したらボディーに干渉することなく開くようになりました。

ちょっと、持ち上がり過ぎで不自然ではありますが、まあ干渉するよりは良い。

いつまで経っても塗装に進めないので、下拵えもそこそこにサフ吹いてしまいます。

実車はセパレート式のルーフを取り付けるピンがコクピット後方にぐるっと生えているので、再現しましょう。
ディテール・アップはなるべくやらない方針でしたが目立つ特徴でもありますからね。

バランス良く穴の位置を決めるのはなかなか難しい。鉛筆で下書きしてマジックペンでチョンチョンと上書きして下書きを消しゴムで消してバランスを見てみる。バランスの狂いを修正してピンバイスで穴開け。

慎重にやったつもりだが穴を開ける時点でまた少しズレたりして、結局完璧には行かない。

ワイパーやラッチの取り付け位置も凸モールドになってるので削って穴開けておこうかな。

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 

今年ももう3分の1が過ぎちゃいました。

ほぼ毎週、映画を観に出掛けてるのでとりあえず観た映画のリストを。

「そばかす」「ファミリア」「バビロン」「#マンホール」「湯道」「フェイブルマンズ」「ロストケア」「シン仮面ライダー」「生きる」「AIR」「ビレッジ」「エンドロールの続き」「逆転のトライアングル」「東京リベンジャーズ2 前編」

思い出せるのはこれだけ、順不同、抜けてるのがあるかも知れない。

映画のあとは飲みに行ったりして、お店の人を相手に映画の話をしたりする。

映画の話は、話す時も書く時もネタバレは避けようと思う、円盤でも配信でも良いからぜひ観てもらって楽しんで欲しいですからね。

「#マンホール」

結婚式前日に、渋谷でマンホールに落っこちた不幸な男の話です。

気を失って気が付くと重傷を負っており、ハシゴは途中で壊れていて脱出できない。警察に電話して救出を頼むが、警察は渋谷でそのようなマンホールは発見出来ない・・・

自分の居場所はどこなのか?SNSで美女に成りすましてネットでピンチを拡散し脱出方法を模索するが・・・という、前半はシチュエーション・サスペンス、後半は一転してどんでん返しアリの真相解明ミステリーになります。

面白そうでしょ、とさわりの部分を紹介すると絶対みんなネタバレ聞きたがりますよね。
それは観てのお楽しみ、なんですけど観に行ってもらえるほどの熱意は駆り立てられないんですよね。残念なことです。

「なんか落ちる映画ばっか観てますよね。」と言われたので何かあったっけと思い出した。

「奈落のマイホーム」

年末だったか年始だったかに観た韓国映画です。

買ったばかりのマンションが、地盤沈下でいきなり地下500mまで沈下・・・ってあり得ない設定のパニック・スペクタクル・コメディーです。

なかなか面白かったけど前半はコメディーで後半は普通の脱出スペクタクル、なんか一貫性ないね。日が経ったら忘れてしまう映画でした。韓国映画はどうも肌に合わない感じが拭えません。

 

そんなわけで韓国映画はあまり観ませんが昨年もう一本観てました。

「ベイビー・ブローカー」

赤ちゃんポストに捨てられた子をさらって子供が欲しい夫婦に斡旋するという裏稼業をしている中年の主人公と共犯の若い男、赤ん坊を取り返しに来た母親や施設を抜け出した少年が連れ立って赤ん坊を幸せに育ててくれそうな夫婦を探して旅に出る・・・という、ハートフルなロードムービーです。

訳アリのグループながらやがて家族のような関係性になり、それぞれの悩みや思いを慰め合うほのぼのとした旅がちょっとビターな結末へと収束します。

韓国映画とは言っても、是枝監督作品。舞台もキャストも全て韓国だけど、相変わらずの是枝節でまあ安心して観れました。

若い母親役のイ・ジウンは「IU」の名前で活躍する歌手ですが演技も上手いしかわいくて良かったです。

もう一年前の作品ですな・・・

是枝監督と言えば、来月公開予定のこの作品

「怪物」

どんな内容かも全然情報入って来ないんだけど、何だか面白い作品かも知れない予感。

脚本家の名前にちょっと不安を感じるけれども、自分で脚本まで手掛けることが多い是枝監督が筆を任せるということはそれなりの勝算あってのことなんでしょうね。


ヒンジを作ってみた / ACコブラ289

2023-04-17 | AC Cobra289

やはり、ボンネットは開閉式にしたいなあという思いが断ち切れず

逡巡しているうちに季節は冬から春へ。

妄想していても何も変わらないのでとにかくヒンジを作ってみる。

一対のステーを強度を考えて一枚の金属板から切り出そうと妄想してましたが、無理そうなので別々に作りましょう。

適当なエッチングの残りから。上のようなのを無理矢理曲げて下のような形に。

さらに曲げて削って

エッチングを自作するスキルも金属板を正確にカットする技も無いので、原始的な作業方法です。
3Dプリントでどんなカタチでも作り出せる時代に、もはや自分は化石ですな。

こんなものが欲しかっただけ。

これはちょっと大き過ぎたので、さらに切り詰めてさらに小さくしました。

金属線にはんだ付けして、ヒンジの出来上がり。

軸受け部分はプラです。プラのボディーに固定するにはプラ同士のほうが強度があると考えました。

ボンネットに仮止めして、開閉するかやってみます。

最初は全く開きませんでした。チリ合いがピッタリだと、蓋になるパーツに厚みがあると理論上真上に平行移動以外開かないんですね。
かと言って平行移動に近いようにヒンジの回転半径を大きくしようと思うとヒンジのステーが大きくなるのでダメ。ヒンジって難しいのです。

ボンネット前端を薄々にしてようやく開くようになりました。

が、今度は大きく開けると前端がボディーに接触。塗装を傷めちゃいそうです。

もう少し、ボンネットの前端ギリギリにステーを接着すれば接触しなく出来そうだけど、ステーの形を変えないと可動範囲が狭くなります。

しかも、エンジン付きのシャーシと合体させてみたらステーがラジエターと干渉して今度は全然閉まらない。

あーあ、やっぱりダメだー、当初の予定通り差し替え式に戻そう・・・・

と言うことで失意のまま製作意欲低下、放置になってました。

 

・・・・・・・・

 

戻す作業も面倒なので、気を取り直してこのまま開閉式で行くことにしました!

干渉を避けるため、ラジエターをがっつり切り欠く。

ひどいなあー、これは無いだろ・・・と思いますよね。

なになに、ただのオモチャ作りです。これぐらいどうと言うことも無いわ。

43なんてほとんどプロポーション・モデルで、エンジンすら載せてないんだからエンジン乗っててしかも開けて見ることも出来る・・・それだけでもう偉いですよね!

自分でそう思えば良いだけのことです。

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 

 

昨年観た、

「すずめの戸締り」

まだ映画館でやってるんですよね。すごいな、まだ客入るんですかね?

新海作品は「君の名は。」がヒットして、「天気の子」そして今作と安定の人気ですけど私個人的には「君の名は。」が良過ぎて、あとの2作は物足りないなー。

面白さは変わらないし絵のキレイさは相変わらずですけど、SF感の強かった「君・・・からだんだんファンタジー色が強くなって、魔法や魔物や魔力なんかが出てくるの苦手なんですよねー

もちろん「君・・・もファンタジー要素ありますけどね、ある程度ルールとか法則みたいなのが存在していて嘘でも論理的な説明がつくのが好きです。

 

昨年観たアニメ作品はあと一本、

「ワンピース レッド」

こっちはストーリーは面白かったけど戦闘シーンがドタバタし過ぎて苦手。まあコレもファンタジーだしね。

Adoさんの歌とのコラボはなかなか良かったです。