blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

不毛なミーティング

2012-01-30 19:50:24 | 日記
月末近くになり、仕事はずいぶん穏やかである。
私は朝方、土日にたまってしまった雪を始末するために外に出る時間があった。
他の人は館内の廃棄商品の整理など、繁忙日にはやりにくい仕事をする時間があった。
日中の仕事量もかなり通常より少ないことが分かったので、エリアリーダーのIw氏が9時過ぎからミーティングをしようと言ってきた。

いつもこの「エリアミーティング」は、始まるまで何について話すのか分からない。
議題が何かも分からないところにただ集まれというのは、まずもって会議の体をなしていない。
内容が不明のまま集められ、出てくる話は「今日言って明日から」のようなことすらある。
少なくとも経験を重ねた社会人の会議とは思えない。
最低限のアナウンスがあってはじめて時間を割いて集まる意味がある。

今日の内容は、近々予定されている館内のシステム変更に伴い、Iw氏が本部や業者との折衝に参加したことの報告が主となった。
その進め方たるやこれまた稚拙そのもの、自分の手元にある資料を半ば棒読みという状態で、その写しをメンバーに配ることさえなかったから、聞いていても頭に入らない。
読んでいるだけだから、他のメンバーの雰囲気が見えていないのが致命的だ。

毎回こんな不毛な形になってしまうのは、ひとえにリーダーの準備不足に尽きる。
作業に空き時間ができるのを嫌ってそれならミーティングでも、などと思っているなら本末転倒だ。
月末近くは時間が余ることが分かっているのだから、本当に実のある話し合いをしたいなら事前にある程度の準備はしておくべきだろう。
できているならまだしも、できていないところに加えて司会者自身が発言内容を頭の中でまとめ切れていないのだから、会議に臨む姿勢からして問題があると言わざるを得ない。
最後のほうは案の定ながら一部の年長者がキレてしまい、またも荒れぎみのミーティングとなってしまった。

Iw氏は、日頃は同じエリアの年長者なり私なりとは仕事以外の話はまったくしない。
同じエリアで自分の指示を聞いて動いてくれる人たちとコミュニケーションを取ろうとしないというのは普通では考えられない。
男どうしなら時には下衆な話でもして気心を知り、自らも心をハダカにして付き合っていくほうが日々の仕事もうまく回せると思うが実情はまったくの逆である。
リーダーだけが浮いている状況は毎度のことながらかなり痛々しいのだが、氏自らが招いたことと気づかない限りは同じようなことが永遠に続くのだろうと思う。

明日からまたまた大雪の予報でいいかげんウンザリするが、早いものでもう1月も終わり、いい形で月末の振り返りが書けるようにしたい。

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