blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

2月を振り返って

2012-02-29 19:36:34 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
明日から3月というのに、今年の冬はまだ過去形で語れないほどの厳しく長いものになっている。
ようやく週間予報からは雪だるまのマークが消えつつあるから徐々にでも春の足音は近づいてはいるのだろう。

仕事のほうは特に大きな出来事はなかった。
今春には商品価格の改定が予定されているが、その直前にあたる今は、買い控えによるものか取扱量が少ない日が多かった。
全体の出荷量が少ないことが原因で、わが倉庫では空きパレットが不足する状態が続いており、やむを得ず代わりのものを使ったりしてしのいでいる。
空きパレットを確保するのに、自動倉庫の中で「乗っている製品の個数」の少ないものをわざわざ引っ張り出して製品を取り除いて別の場所に移動させたりもしている。

ただ、空きパレットの問題は間もなくメドが立つ予定だ。
十分な数があれば何とか仕事の上では回っていくので、上記のような面倒なことはしなくてよくなる。
心配があるとすれば、わがセクションのリーダー陣に「ヒマつぶし」もしくは「残業目的」の仕事のオプションがまた一つできたことか。
もう少し様子見は必要だろうが、月末近くのここ数日は少し時間が空くと決まってその作業であった。
新たな「時間稼ぎ仕事」として味をしめたようにも見えるから、パレットが足りているのにむやみにその作業をやり出さないかはチェックする必要がある。
何せセクションのリーダーは「残業大魔王」だから注意、注意だ。

プライベートでは、お金もないのに2月もよく飲んだ。
富山市内の某店系列ではメンバーの誕生日が短い期間に集中していた。
自分の誕生日には分不相応なほどのモノをもらっておいて、こういう機会を無視するわけには当然いかない。
いきおい街に出る回数は増えて財政的にもより苦しくはなったのだが、もらいっぱなしというのは人付き合いではルール違反、お互い様の気持ちが大切だ。
お金では買えない新たな「つながり」もたくさんでき、これまでのつながりもより深くなったことをまずは喜びたい。
3月はマジメな話、相当セーブしないと大変なことにはなるのだが…。

3月と言えば私の場合は花粉症との闘いが始まる時期である。
もう症状が出ている人もいるようだが、私の場合はたいがい3月中旬から4月上旬くらいまでの「短期戦」だ。
秋から正月くらいの間にあらかじめ根本治療をしておこうと毎年考えるものの、短い間に終わることからいつも市販の鼻炎薬(特に鼻に来るため)でごまかして乗り切っている。
大切な製品にキタナイものが付かないようにだけはしなくてはならない。

毎度のことながら、月初は仕事の量が多い。
最近は本当に寝るのが早くなっているが、今日のような日こそ早く寝て明日に備えたいと思う。

朝から怒らすんじゃねぇ!!

2012-02-27 21:32:21 | 日記
寒い朝になったがいつものように会社に着き、土曜に一緒に飲んだメンバーには特別に「お疲れ様でした」とあいさつをした。
酔ってのこととはいえ女性陣2名には大変な失礼も働いてしまったと思う。
特にSu女史には、飼い猫のごとくにゴロニャンとひざまくらになだれ込むなど申し訳ないことをした。
もう頭も薄い「弟分」(私が3つほど年下)が転がってくるたびに「かわいこ、かわいこ」と頭をなでてくれたのだが、本人の心中はどうだったのかは知らない。
私には姉はいないが、「アネキ的なもの」に無防備に甘えたいという潜在意識に火がついたのかもしれない。

さて、甘え性がどうにも直らない同期のMi氏だが、朝から怒鳴りつけることになるとは思わなかった。
氏の自動倉庫の当番日ながら朝一番の自動倉庫周りの作業に姿をなかなか見せず、私がしばらく一人でやっていた。
上の人間から「自動倉庫に行け!」と指摘をされたのか、ようやくオロオロと自動倉庫にやってきたので「担当の日なら真っ先に来い、アホタレ!」と大きな声をあげてしまった。
担当日以外ならあれほどのことは言わなかったと思うのだが、担当するとは任された一日を全うすることに他ならない。
その意識がまだまだ薄いことにどうにもガマンがならなかったというわけだ。

氏がわが部署に来てからの時間を考えれば、仕事の面での危なっかしさというのはとっくに解消されているべきなのだが、一向に良くなる気配はない。
学習能力があるのかないのか、とにかく同じミスを繰り返し過ぎる。
何度言われても変わってこないので周囲は半分あきらめぎみである。
失礼ながらいばれるような学歴でもなく、ましてや現場仕事でつまらないプライドを振りかざしてもまったくムダだ。
わが社のお偉方とのコネクションを自慢しているより、その人たちの顔に泥を塗らないように努力するほうが先である。

氏には「相手をしてくれる人」にひたすらくっついていく悪癖があり、入社時期が近い私あたりには最初の頃は金魚のフンを通り越して寄生虫かと思うような密着ぶりであった。
くっつき癖があるということ自体、何かと他人に流されがちで自分が持てていないことの証明だ。
そんな性格の氏の相手をしたいと思う人間は私も含めて見当たらなくなってきているのが実情だが、悲しいかな心寂しい人間というのは「相手をしてくれる人間=自分を受け入れてくれている人間」と考える。
だから、ウソでもちょっとでも相手をすれば、たちまちすがるようにくっついてくる。

いくら寒い日が続いているからといって、月曜の朝からヒートアップしたくはなかった。
心の温度を上げるのは、もっと別の、例えば女性のひざまくらで癒されるようなシチュエーションがいい。

楽しい飲み会

2012-02-26 18:19:53 | 休日
土曜は会社のメンバー6名で黒部市内某所で飲み会をすることになっていた。
午前中はクルマの12ヶ月点検があったが正午前にはそれも終わり、一休みしてからクルマを出した。

私は、昨年の終わりに異動でやって来たKn氏の滑川市の自宅まで行き、集合時間には余裕があったので国道8号を避けてひたすら海沿いの道を使って入善町に入った。
富山県の東部は国道8号の片側2車線化やバイパスの整備が十分でなく、日を問わず渋滞することが多い。
海沿いはやや遠回りにはなるが、流れないということはなく予想よりもかなり早く集合場所の近くまで来てしまい、しばらくコンビニで休憩する時間もあった。

全員集合したのも本来の午後5時よりずいぶん早かったため、主催者のTk氏が運転して、黒部市の宇奈月温泉の中心街まで寄り道をすることになった。
もちろん長時間いられるわけもないが、街にある無料の足湯を楽しむことができた。
源泉から引いているからお湯の出口付近は熱いくらいで、温度調節のために加水していると書いてあった。

会社や部署の、泊りがけでの忘新年会や慰安旅行などというのはずいぶんごぶさたになっている。
日帰りだとどうしても帰りの足の事ばかりが気になって心置きなく楽しめないこともあるから、一年に一回はそういう機会があってもいいのになという話で車中は盛り上がった。

私たちが行ったお店は普通なら見逃しそうな場所にあって、人も10人入れるか入れないかだ。
同店は昨年の11月以来2回目だが、1回目と同様その時点で貸切状態ということにしてくれた。
「名水ポーク」はじめ食べ物のおいしさは言うに及ばず、九州地方の、私も初めて見るややグレードの高い焼酎を中心にお酒もたくさん飲んだ。

今回は焼酎も何かで割るのがもったいなく思えてずっとロックでチビチビやっていたのだが、一次会の段階では珍しくかなり酔いが回ってしまった。
私がそろそろヤバい時には上半身から汗が吹き出てくるのだが、そうなったところで水だけのグラスを一杯もらい、さらにいったん店の外に出て10分ほどフーフー深呼吸していたら何とか立ち直れた。
動けないとか気持ち悪いとかいう事態は避けられたが、いつもと違う飲み方をするときは気をつけなくてはならない。
それでも気の合うメンバーで思い切りはじけられたことが、今回は特にうれしく感じた。

会の後は私とTk氏以外は帰り、私たち二人は入善町の中心に流れてまた飲んだ。
何度も行っている店だし、店の他の客にも顔なじみの人が何人かいる。
最初のお酒もだいぶ抜けてくれ、いつもと変わらないノリで楽しく過ごせた。

飲みに行ける回数には限度があるが、つくづくこういう楽しみがある今の生活はありがたい。
一部のメンバーとはいえ、会社の人とこれほど深くコミュニケーションを取れるというのは私にとってはこれまであまりなかったことだ。
飲みメンバーとして受け入れてもらっていることのありがたさを心に刻み、せっかくの縁を大切に大切にしていきたいと思う。

当日が近づくと

2012-02-24 22:48:50 | 日記
平日の勤務が終わってリラックスした状態で本欄を書いている。
明日はまた少し寒いらしいが、夕方には県内某所で会社の人と飲むことになっている。
「残業大魔王」や「金魚のフン」(←最近の記事を参照ください)に毎日イライラしながらも何とか一週間を、気を使わなくていいメンバーでやる明日の会を楽しみにして乗り切ってきた。

明日の会は6名で、会場にいちばん近いTk氏の自宅にいったん集まる。
それ以外の5名は富山市内に住むKu氏のクルマで順番に拾ってもらいながら向かう予定であった。
それが今日になって、私がクルマを出すことに変更になった。
クルマを出すはずだったKu氏が、会社で過去お世話になっていた人が亡くなったため県外での葬儀に参列することになり、タクシー役が時間的に難しくなったからである。

事情が事情だから自分が代わりにタクシー役をやることには不満はない。
ただ、その話がKu氏本人からではなく人づてで来てしまったのは寂しい気がする。
お互いの住まいの場所から考えて、今回のメンバーで代わりにタクシー役を頼むとすれば私しかいないはずなのだが、その趣旨の言葉がなぜか本人から出てこなかったというのはおかしい。
他人に頼むに足る正当な理由があるにもかかわらず、である。

以前からのことだが、プライベートな飲み会や集まりのことにKu氏が絡むと、必ずと言っていいほど開催日直前になってなぜか氏がウダウダし始める。
氏が本当は人付き合いなど面倒だと思っていることは私は見抜いている。
しかし、同時に心寂しさ(=いないところで悪口を言われるのではないかという恐怖感)から開催日からかなり前の段階では「行かない」とは絶対に言わないことも知っている。
今回も同じパターンで、葬儀参列というのはウソではないにしても、何とかこれを口実にキャンセルできないかという魂胆が透けて見えた。

氏の場合、めんどくさいという本音の部分と他人にかまってほしい心寂しさを天秤にかけていつも後者のほうが勝ってしまうから、集まりなどの話自体には最初はホイホイと乗ってくる。
しかし、本心は面倒だから当日が近づくと不自然な言い訳やその気がなさそうな態度が表に出る。
そんな姿をそばで見ていて、ずいぶん無理をして生きているように感じるし、いつか心身のバランスを崩さないか心配にさえなる。

私自身も、何かと他人に依存する気持ちが強かった若い頃は、氏と同じような振る舞いを平気でやっていた。
その結果得られるものなど何一つないことに気づいてから、時間はある程度かかったが今の生き方にようやくたどり着いた。
少なくとも、人畜無害だとか毒にもクスリにもならないなどという人間では今はないし、そうなったところで損をしている実感もまるでない。
それどころか毎日の楽しさのレベルが昔とは違うと感じている。

氏のドタキャンぐせが出ないことを祈りつつ、明日は気楽なメンツで思い切り楽しみたい。
また、行きの道中だけだが数人を自分のクルマに乗せるから、クルマのキャラには合わないがおとなしい運転も心がけたい。

工場メシは楽しいな

2012-02-22 20:14:34 | 日記
私の勤めるわが社の物流倉庫と、製造の中心拠点である工場とはだいたい6kmほど離れている。
工場そのものは長い工事の末に昔の建物からそっくり入れ替わって、今のところは2棟できている。
そのうちの一つには社員用の食堂があって、できたての食事をとることができる。
食事代は社員証を使って給料日決済というありがたいシステムだ。

わが職場の、私を含む「週末飲みメンバー」とも言える3名は、毎週のどこか1日は工場まで出向いて昼食をとることにしている。
せっかくできた食堂が、利用者が少なくて早晩廃止などということにならないよう、わずかながらでも貢献しようとの思いからだ。
もちろん行き来に時間がかかるから、1時間の休憩の中では工場には30分もいられない。
それでも、いつもの職場をほんのしばらく離れて、明るい雰囲気で温かい食事をいただくのは間違いなく気分転換にはなる。

今日は3名のうちの1名が休みだったので2名で行ってきた。
メニューの値段はいつも一緒だが、今日は当たりの日だったか、量的にも十分満足できた。
食堂のとなりにある自販機でも社員証で買い物ができ、食後のジュースに加えてお菓子も一箱買った。
ちなみに製造工場には夜勤者も多数いるのでカップラーメンもラインアップに入っている。

お菓子を買ったのは自らのためではなく、いつも休憩時間に楽しく話をしてくれる返品室の女性2名、KtさんとSuさんのためである。
本当はダメなのだが室内の引き出しにはお菓子がいつもたくさん入っていて、休憩の時にはそれらをいただくことが多い。
ほんの気持ち程度とはいえ、もらいっぱなしでは心苦しい分のせめてものお返しとしてである。

正確な年齢は知らないが、この両名は私よりは若干年上である。
人物的にも明るく常識もあり、かといって下衆な話も全然ダメではないので会話しやすい。
個人的には仲良くなったのは昨年の後半になってからだが、今はもうすっかりなじんで返品室でウダウダすることも多くなった。
今週末には今月10日に入善町に出たメンバー男4名に両名をくっつけた形で飲みに出る。
今の職場ではほぼベストメンバーと言えるし、おいしい食事とおそらくは危険な内容になるであろうトークが今から楽しみである。

もはや確信犯

2012-02-20 19:54:33 | 日記
どこの会社でも掃除や整理整頓は重要なテーマだ。
そもそも職場が乱雑なままでいい仕事などできるはずもない。
イザという時に何がどこにあるか分からないということでは危機管理の上でも心もとない。
わが部署でも、半分は空念仏になっている現状はさておき、毎週2回の全体朝礼ではそれらに関する文言を全員で唱和することになっている。

とはいえ、トイレ掃除に関しては今まで明確なルールがなかった。
女性トイレは以前から独自に女性陣で当番を決めてやっていたようだが、男性トイレはだいたい週に一回のペースでナンバーツーであるKaリーダーが一人でやっていた。
その後、私と「同期」である若手のY君も自主的にやるようになってくるに至り、毎週2回、男性陣全員のローテーションのもとでトイレ掃除をすることに最近なった。

毎日の仕事の流れの中では9時半前後が少し時間が空くことが多いので、だいたいのメンバーはその時間を使ってやっている。
しかし、先週の金曜はわがセクションのリーダーであるIw氏がなんと終業時間の17時を過ぎてからイソイソとやっていた。
そんな時間にトイレ掃除をやっている人は今まで見たことがなく、これはやはり「残業大魔王」ともささやかれる氏の悪癖がまた出たものと言えよう。

2月は仕事の量は本当に落ち着いていて何をそんなにやることがあるのかと思うくらいだが、氏の勤務表には毎日のように残業の痕跡がある。
日頃からあえて残業するために仕事を作っている雰囲気すらあるが、給与ベースの高い人がいたずらに残業すれば部署のコストの食いつぶしにしかならないことが全く理解されないままである。

ある日には氏自身の初歩的なミスで自動倉庫にトラブルを起こしてしまい、その事後処理に時間がかかったのだが、その時間もしっかり残業が付いていた。
せめて自分の重大なミスで遅くなった時くらいは、自らタイムカードを定時で押して残業代返上で事後処理にあたるべきだろう。
こんなことでは、遅く帰るためにわざわざ失敗したとのそしりを受けても言い訳ができない。

日頃から部下との交流を持とうとしないことも含めてすでにセクションの中で孤立しているのは前にも書いたが、17時を過ぎてからの「粘り腰」があまりに目に余るので、私を含めてほとんどのメンバーはバカバカしくてさっさと帰ってしまう。
今日は製造工場からの入荷物が遅れてきた流れで私も30分ほど残ったが、またぞろ「残業するための仕事」が始まったので「勝手にしろ」という思いでそそくさと帰った。

氏のように家庭を持っていれば収入が乱高下するというのはいいことではないのだろうが、そんな私的な欲が会社の利益に優先するということではいけない。
稼ぎたいのはヤマヤマでも、することがなくなれば帰るのが普通であるし私もそうしている。
公の心を持てなくて人心を掌握などできるはずもなく、日々の氏の姿は痛々しいことこの上ない。
毎日思い詰めたような表情をしてトボトボと館内を歩きながら仕事をされるとこちらまで暗い気持ちになる。
セクションが本当にバラバラになってしまう前に、人心一新というのも一つの手だとは思うのだが・・・。

疲れたら寝る!

2012-02-19 20:20:54 | 休日
私の小さい頃は、特別に「体が弱い」まではいかないが体調を崩すことが多く、またそうなるとけっこう長引いたものである。
カゼをひいたら高熱も出て、2日か3日は学校を休んでしまっていた。
今から思えば、学校が楽しいと思っていた時期は少なく、間接的な登校拒否も混じっていたのかもしれない。

幸い今は健康にだけは恵まれて、会社を休んだりすることはほとんどない。
今の環境に来てからは「連続フルイニング出場記録」を継続中であり、なるべくなら途切れないようにというのが日々の目標である。
もちろん、感染症にかかったのに出るわけにはいかないし、身辺に突発的なことが起こればそちらが優先されるのは言うまでもない。
そんな記録など今の時代は何の評価の対象にもならず、こだわるようなものでは本来ない。
たまたま休まなくてはいけない状況が訪れていないだけのことで、いつ途切れても別にどうということはない。

それでも何とか休まずに会社に出られているのは、特別な健康法があるわけでもなく、単純にたくさん寝ているからだと思う。
仕事が終わって自宅に戻って夕食をとりシャワーを浴びた後ゴロンと横になってしまうともうダメで、イマドキのお子様よりも早く寝てしまうこともある。
体質的にロングスリーパーであることは確かだが、40を過ぎたオッサンにしてはかなり睡眠時間は多いほうだろう。

平日に体力的な負荷もけっこうかかる仕事をしているから、休みの日は何もなければとりあえずは寝ることを先に考える。
「体が資本」という今の環境にあって、土日の無用心から月曜以降に悪い影響が出てはいけない。
幸か不幸か、今は家族サービスなるものはしなくてよく、ひたすら自分の体調と向き合って休日を過ごせばよい。
疲れていれば無理をしないで寝ていればよいのである。

2月の後半になってもまだまだ寒く、インフルエンザもずいぶんはやっている。
今のところは何かにかかってしまう気配もないが、できるならこのまま、近年にない厳しい冬を何事もなく乗り切ってしまえたらと思っている。

金曜日恒例

2012-02-17 20:57:11 | 日記
毎週金曜日というと、出荷の方は落ち着くのが通例だ。
今は北海道や九州・沖縄以外なら「翌日着」というのがほとんどになっている時代だから、土曜を休む取引先はあまり注文を入れてこないからである。

私の担当からすると金曜というのはイヤな日で、まるで示し合わせたかのように製品を積んだトラックがたくさん入ってくる。
事前に何時ごろに入るなどと予告をしてくれる業者はわずかで、時間によってはトラックヤードがごった返すほどになるし、日中のルーティンの仕事もしばしば中断させられるから厄介だ。

パレット積みならフォークリフトがあるが、荷台に手積みの状態で入ってこられるとこれまた最悪である。
積み下ろしまでは業者の責任ということで我々は「手伝わない」のが原則ではあるが、こちらも時間に追われる身、また時々は体力的にいっぱいのドライバーもいたりで、やはり少しは手を掛けざるを得ない。
そういう入荷が多いと、自動倉庫を担当する日よりも体力的に消耗することがある。

わが社も多くの業者さんに製品を作ってもらっていることには感謝をしなければいけないが、物流倉庫の立場からはやや困る場面がある。
特に富山県内や近県の業者さんの話になるが、なまじ近いから納品は予定日の当日午前に会社を出てきて、わが倉庫には午後着になってしまうことが多い。
午後の時間帯といえば毎日の出荷作業がいよいよ佳境を迎えて人手もある程度必要であり、一人でもそこに取られてしまうのはつらいものがある。
倉庫の中も当日の出荷物でスペースが埋まってきており、持って来た製品を並べてチェックする場所にも事欠く状態になりやすい。

午後着が常態化している業者は近場の3社くらいで、来られれば「またか」とはなる。
入庫担当の親方格であるTs氏も、運んでくるドライバーにいろいろ掛け合ったりはするのだが、頼まれて積んでくるだけの運転手さんにアレコレ言っても始まらない。

中でも富山市内から来るS社に至っては、もうこちらの終業時間(17時)になろうかという直前に堂々と運んでくることが多い。
早くに仕事が収束した今日も「油断禁物」と思っていたら、案の定16時45分にドサドサと持ってきた。
遅くに持ってくることに関しては、いつも運んでくるトボけた感じの若い社員に再三注意はしているのだが、その彼も頭だけは下げるもののやってくることは相変わらずで、改まってくる気配はまるでない。
今日は悪い予感が的中したイライラを必死でこらえながら製品のチェックをした。
製品の量が多く、ドライバーはいつもの運び屋のアンちゃんではなかったからである。

S社にしてみれば、再三現場レベルでモノを言われたところで「ナンダカンダで持って行けば受けてはくれる」という考えなのだろう。
いつも形だけ謝って帰っていく担当者の姿を見ていれば、この会社のレベルも知れようかというものだ。
いわゆる「ブラック企業」ではないかという噂も立っていることは最近知ったのだが。

月初からのお遊びが過ぎて、今週末はまさに巣ごもりを余儀なくされる。
折からの寒波であまり外出にはふさわしくはなさそうだから、前向きにとらえて平日にはやれないことを見つけたい。

久々にトラックに

2012-02-15 19:44:06 | 日記
今年の仕事始めは1月4日だったのだが、その日にいきなり倉庫で持っているトラックの上のほうを製造工場のヒサシにこすってしまった。
人や製品にはまったく被害はなく不幸中の幸いだったとはいえ、年明けの勤務が言わば大失敗で幕を開けることになった。

その、私にとっての「1・4事件」以来、なぜか工場のほうに製品を取りに行くことがなくなった。
事故を起こしたからそれ以後トラックには乗らないようにと命令をされたわけでは全然ない。
搬送業務はベテランのTs氏が中心となってやっており、もともと長距離ドライバーをやっていた氏は乗り物に乗っていればご機嫌なので、なかなかお鉢が回って来なかったまでである。

この間はずっとトラックに乗る機会に恵まれなくても、こちらから特に乗せろ乗せろとアピールはしなかった。
クビ宣告を受けたわけではなく、そのうちいつか乗れるものと思っていた。
Ts氏とは日頃から何とか息を合わせて仕事ができているので、氏の気まぐれに任せていればいずれ機会は巡ってくると考えていた。

久しぶりに今日は午前中の搬送を任されることになったので、工場まで行ってきた。
工場の正面は工事が終わってキレイになっていたが、正月に私がぶつけた部分が気になって見てみたところ、「頭上注意」の貼り紙がしてあって、加えて新たな工事が始まりそうな雰囲気がした。
四トントラックでも頭をこするようなヒサシだったら、大型のバスあたりでもやってしまう可能性がある。
あるいはもう少し出っ張りの部分を高くする策が取られるのだとすれば、私の事故もムダにはならないことになる。

Ts氏のほうは既に60の節目を越えているため、いつまで働くかは本人の気持ちしだいである。
会社に来ればいつでも意欲的に動くタイプだが、奥さんの体調が思わしくないなど不確定要素があることも事実だ。
本人の気持ちとは別のところで「Ts氏が去った後」のことも組織として考えておく必要がある。

現実的には私がトラックに乗って倉庫と工場を往復する機会が増えるだろう。
私が倉庫を空けている時間帯は、年長のTk氏や先ごろ異動でやって来たKn氏がコンビを組んで外部のトラックなどに対応することになる。
Ts氏もやはり今後を自分なりに見据えてはいるのか、新しく来たKn氏に対しては事あるごとにつかまえては懸命に自分のやっている仕事を教えている。
いずれ残される私も含めての入荷受付担当者も、何かとTs氏に頼る意識を少し改め、より緻密で正確な仕事ができるように協力をしていかなければならないと感じている。

なぜそこまで

2012-02-13 21:05:08 | 日記
週末があっという間に過ぎ、また通常の生活に戻った。
週の初めから驚かされたのは、金曜に一緒に飲みに行ったKu氏の新しい内履きが「ナイキ」と思い切りカタカナでロゴが入ったものだったことだ。
片足分を手にとってくまなく眺めると、どうやらインチキ商品ではなくRマークも付いている。
それでもそんな商品は誰も見たことがなかったから、バッタモンだの夏祭りで買っただの、果てはウケ狙いだのと散々なことを言われていた。
後で入った情報によると、遠く80年代に作られて、今から2年か3年前に復刻版として発売になったものがあり、氏が履いてきたものはソレらしいということだった。
ロゴはカタカナでもNIKEはNIKEというわけだ。

商品そのものにそんな経緯があって、あるいは希少価値さえあるモノだとしても、あえて数ある中からソレを選び、職場の内履きとして見せびらかすように履いてくる姿には恐れ入るという言葉しかない。
もともと極度が5つくらい付いておかしくないくらいの「かまってちゃん」タイプで、八方美人的なところもあるから特に女性陣には評判は悪い。
私自身も、仕事に対する考え方や趣味の話が合うことは認めても、全幅の信頼を置ける人とは思っていない。

物珍しさも一巡した午後になっても、氏自らがその靴の話をやめようとしないのでイイカゲン疲れてきた。
ある程度周囲の反応が知れれば話題としては自分から引っ込めるのが普通だが、一週間くらいはその話で引っ張るつもりかもしれない。
しかし、小さくないお金を使って、あえてピエロ的に振る舞ってまでも周囲の注目を集めたいというのならあまりにさもしい心情というほかはなく、たいがいはその労力のわりに軽く見られる結果しか生まない。
2013年には4回目の年男を迎えようかという人のこんな子供じみた振る舞いを正直見たくはないものである。

今日は、明日のバレンタインデーに「逆チョコ攻勢」をかけようと息巻いていた若手のY君が、朝方チラっと姿が見えたもののカゼで休んでしまった。
過日からの「デキる男は逆チョコですよ」という彼の話にいちおうは合わせてはいたが、日頃から女性陣とコミュニケーションが取れている彼ならそれは可能だ。
暑い寒いの話さえいまだに満足にしない状態で私がそんなことをすれば、今日のKu氏と同じようなことになってしまう。
安易な言葉使いにはなるが、背伸びせず自然体でいるのが一番である。
飲み屋のお姉さんからとはいっても今年の収穫はすでにゼロではないから気は楽だ。
明日は特別な日とは考えず、普通の「2月14日」の仕事をしっかりとこなしたいと思う。