blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

6月を振り返って

2011-06-30 21:06:23 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
公私ともいろいろあって、オーバーに言えば外の世界の難しさを思い知った感じがする。

昨年の今頃に比べると仕事の量はかなり落ち着いている。
この一年あまりの間は製造が追いつかない商品がたくさんあって、毎日のように通常の出荷に上乗せになり帰りが遅くなる日が続いた。
世の中の追い風はまだ受けているものの、今年の四月あたりからそういった商品はほとんどなくなってきて、ここのところは通常の注文のみに対応する日が多い。
薄給の身には残業代が少ないのはこたえるが、現場仕事だけに毎日平均的な仕事量で流れていくのが望ましい。
違う業種で働く友人などを思えば、まだ明るいうちに帰ることができる今の状況というのは職業生活としてはかなりありがたいものだ。

ナンバーツーのK氏が単なる電話番と化している状況は変わらないが、中間層の動きが改善する兆しも見えない。
仕事が落ち着いている分、中間層が好き勝手にやりたいことだけやって面倒なことは他の社員へという構造が固定化してきている。
午後の四時ごろになれば箱詰め作業もだいぶ終わりに近づくのだが、中間層の人間はその三十分くらい前からいそいそと工場や外部から入ってきた商品を「入れるほう」を優先して動き始める。
何度も書くようにわが部署で優先すべきは出荷作業であり入庫や場所移動ではない。
商品が送られた先のお客さんまではイメージできなくても、外部の方としては毎日出入りする運送業者さんたちがいて、遅くなればただ待たせることになる。
まずは箱詰めを早く終わらせて運送屋さんに早く引き渡すのがわが部署の責務であり、仮に梱包スペースがいっぱいでも別の机を使って作業はいくらでもできる。
それなのに、まるでそれしか生きている楽しみがないかのごとくに入庫作業のほうに傾注してしまうのはどうにも理解しがたいが、箱詰めは細かくて面倒だから他の社員がやってくれるなどという甘い気持ちがあるのは間違いない。
面倒なことを避けて好きなように動いて堂々と高い給料をもらっているのだから言葉がない。
指示する側とされる側の溝はこれ以上ないくらい深まっている。

プライベートでは、同級生が企画してくれた飲み会をきっかけにして、会って遊びに行きたい旨を何人かに伝えてみたがいずれも実現できなかった。
6月前半の二週くらいの間で失敗が続いたものだから、仕事以上の疲れを感じながら過ごす日々もあった。
若い頃に比べると自分に自信は付き、会話があまり苦ではなくなってはきているものの、押したり引いたりのカンどころがまだつかめていないようだ。
最低限の礼儀はわきまえつつも、形式にこだわらず思いに従ってあきらめずに動くことしかない。
相手があることは自分ひとりで解決できることの数倍、数十倍の難しさがあり、そこを乗り越えた時、また人として階段を一つ登ることになるのだろう。

まだ梅雨は明けないがいよいよ夏本番という時期に入ってくる。
暑いのが当たり前になっている近年、健康には引き続き気を使っていきたい。

思い立ったら

2011-06-29 22:51:29 | 日記
昨日は富山で「広島×阪神」の試合があった。
何せ六月度は給料日を迎えるまでに汲々とした生活を送っていて前売り券などというものには思いも及ばず、しかし年に一度の機会だから行きたいなとも思い、仕事が終わってからとりあえず現場近くに向かうことにした。
現場に着くまでに大雨になったとか当日売りの切符がないとかの場合にはあきらめることにしていたが、席は案外かなり空いていてスンナリ入ることができた。
巨人ファンの多い土地とはいえ、三年前の同じカードの時よりはやや人の入りは寂しかった気がする。

球場に着くとすでに阪神が2点取っていて、その後も広島サイドのミスもあって点差が開く展開だった。
私は阪神ファンなのでいい気分で試合を見ていたが、この日は外国人選手がずいぶん活躍した。
投げるほうは先発のスタンリッジ投手が好投、打つほうはマートン、ブラゼル両選手が春先の不調からようやく調子を上げてきて素晴らしい打撃を見せていた。
特にブラゼル選手はセンター中心に左方向にも大きな当たりが出ていたから去年のいい時に近づいてきたと思う。

ただ一つ、先発のスタンリッジ投手が8回表の先頭打者だったため代打を送ると思ったのだが、点差があったとはいえそのまま打席に立たせて8回まで引っ張ったことだけは首をかしげる部分だった。
完投させるつもりだったのかもしれないが、8回裏に2失点してしまったからか9回裏は結局榎田投手から藤川投手というリレーになった。
勝ち試合に加えて、守護神までナマで見られてラッキーだったのだが、試合運びとしては最後のほうがやや締まらない感じになった印象だ。

試合が終わった直後、狙ったように雨がザーザー降って来て大変だったが、職場へのおみやげにお菓子を買い、自宅には午後十時くらいに着いた。
仕事帰りで正直疲れたが、プロの試合もそうそう田舎では見られないし、ナマ観戦ではいろいろ面白いこともあるから当日の思いつきでも行っておいてよかったと思う。
お金のムダ使いは禁物としても、ガマンをしすぎず、迷ったら「行動する」ほうを選ぶようにして悔いのない毎日でありたいと思う。

明日は月末日なので、例によって月の振り返りを書くことにする。
気持ちの浮き沈みの激しい月だったが、次の月への新たな希望を持って明日を終わりたいと思う。

「いいひと」はダメよ

2011-06-27 21:26:05 | 日記
わが部署きっての「偽善キャラ」であるKU氏だが、最近は私に話題を振ってこなくなった。
過日、氏から仕事上でミエミエの大ウソを吐かれたことを直接なじったのに加えて、遠回しな表現ながら全員がいる朝礼でもそのことを発表してしまったため、いかに寂しがり屋の氏といえども私にベタベタとくっついてくることはなくなった。
やることなすことすべてが注目されたいばかりの自己アピールになっていることは周囲の誰もが気づいていて、もはやマトモに相手などされていないのが現状だ。

「いいひと」をやろうとして自分の首を絞めている感があるKU氏は、実は十年ほど前までの私と非常によく似ている。
判断基準が自分ではなく他人にある状態だから、容易に他人に振り回されて言動もその場しのぎでコロコロ変わる。
誰からもよく見られたいあまりに自分を偽って演じるばかりの暮らしを続けていれば、いずれは疲れ切って何もかもが面倒になる。
私はどこかでそれに気づくことができて自分なりに生き方を少しずつ変えていった結果、以前よりは気持ちの上で張りのある毎日になっている。

私もひと頃よりはかなり性格もサバけてきてムダなガマンもしなくなったため、昔のイメージが頭に残る向きは残念ながら私から離れていっている。
しかし、自分にウソをついていない今の私とこれからつながる人がいるならそれは「ホンモノ」になっていく確率が高い。
格好ばかりが気になるようなことは現在はほとんどなくなっている。
そこに魅力を感じてくれるのなら付き合いが始まっても長く続けられるはずだ。

同性異性問わず、今は「いいひと」とあえて付き合う気は起こらない。
男でも女でも、むしろ「思い通りになりにくい」タイプが今の自分には合っていそうだ。
お互いにすぐ意地を張って言いたいことも言ってケンカもしょっちゅうだが何となく離れがたい、これから長く付き合っていくであろう人はそういう感じの人ではないかと思う。

これからそういう人に多く巡り会うためにはまず自分自身がバカになって無用な「カベ」を作らないことだ。
カベのあるところを突き破ってまで入ってこようとするモノ好きな人は多くない。
心の扉を全開にしておいて、付け込もうとする者だけはうまく排除しながら人生の後半戦を共に歩いていく大切な存在を多く作りたいものだ。

柿の木割りは楽しいな

2011-06-26 20:41:50 | 休日
今週末は、おおむねゆっくり休養を取る感じになった。
クルマもあまり動かさず、行動範囲ということでは大人しめに過ごした。

ただ昨晩に限れば、地元である魚津に足を運んで久しぶりに飲んでハジケてきた。
しばらく夜のお付き合いはゴブサタだった会社の先輩であるTK氏と数ヶ月ぶりに席を共にした。
氏とは数多く飲む機会があって楽しい思いもたくさんさせてもらってきた。
ただ、お酒が入ると手クセが悪くなるのとやや説教くさくなることから時にはケンカをしてお互いに遠ざかる期間が何度かあった。
それでも昼間は仕事も高い意識を持って動くし、人にものを教えるときもとても親切で、基本は非常に優しい人柄をしている。
一時的に遠ざかっていてもいつの間にか休憩時間などには何となく会話をしていたりするのだから不思議なものだ。
客観的に見て、ハチャメチャな部分やだらしない部分がナシとはしないが、少なくとも男気があってウソのない人柄だからいろいろあっても嫌いになってしまうようなことはないのだろうと思う。

TK氏の予定が立て込んでいたため、JRでかなり早めに魚津に入っていた私はひと足お先に魚津駅前のC店に足を運んだ。
前回行った時と比べてママ以外の女の子が全部入れ替わっていたが、ママさえ分かってくれたらいいやと思って行った。
私は深酒しても変な手クセを出さないからか「安心」というふうに言ってもらったのだが、「それはホメ言葉か?」と逆に聞いてみたら「そうだよ」ということだった。
普通のスナックなのにカウンター越しだけではなく時にはとなりや向かいに座ってくれるので、TK氏やその友人などはけっこうベタベタと女の子に触ってしまうのだが、そういう店ではないことはよく理解しておかなくてはならない。
オサワリをしたいなら魚津にも何軒かお店はあるからそういうところに行けばいい。

私が着いてから約一時間後にTK氏が合流。
土曜だけありけっこうお客は多く、20代前半とおぼしき若者のグループ二つにはさまれる形になった。
どちらのグループも気のいい面々だったから、最終的には私たち二人も一緒になって大盛り上がりという展開になり大変楽しく過ごした。
その場に偶然居合わせた人たちに過ぎなくても、楽しめる分には一緒に楽しまなくては損だと思うし、そういう楽しみも飲み屋さんならではだろう。

TK氏がまだ他に予定があるとのことで午前一時半あたりで半分急ぐ形で店を出た。
C店はメンバーも楽しく良心的なので、魚津に来るとすればまたオジャマすることになろう。
実家に連絡もしておらずどうしようかと思ったが、午前二時前には富山方面に急行「きたぐに」がある。
少々長居しても、実家に迷惑をかけるよりは「きたぐに」に乗れば富山駅までは行ける。
体調とお金に余裕があれば富山市内で飲み直しもできるだろう。
魚津で飲むときの「パターン」が何となくイメージできてきたような気がする。

TS氏、マジギレ。

2011-06-24 20:53:52 | 日記
物流という業種柄、また取引先に医療関係を多く抱える事情から金曜日というのはあまり仕事量は伸びてこない。
三大都市圏やその周辺あたりなら一日、それ以外でも二日もあれば品物が届く時代なので、土日が休みの取引先だと「金曜までに着く」ような注文の仕方が多いのである。

ここ半年で外部に移管した製品も多く、繁忙日と言われる日でもあまり忙しくならない中、今日のような日は早々に通常業務は終了する流れになった。
時間が空いたため人手が必要な仕事を頼まれたので、とりあえず全員で参加した。
全員参加といっても、年長者の中には何となくその場でウロウロのような感じの人もいる。
今日は、いつも私とコンビを組んで入荷受付をしている年長のTS氏が箱詰めを担当しているIS氏に対して激高した。
日頃から積極性となると疑問符が付くIS氏だが、どうもTS氏が声をかけたのに無視をした格好になったのがTS氏に火をつけてしまったようだ。
本来業務が終わった後でいったんスイッチが切れてしまうのは分からないでもないが、定時までにはまだ時間があった今日だからせめて17時になるまではしっかりやれということだったろう。
立場はともかく私も含めた下の年齢の人間から見られる存在であることを理解しろという思いはあったようだ。

TS氏は仕事の中では言葉は少なく、よく言えば昔カタギの職人タイプだ。
仕事が忙しくなればかなり厳しい感じで指示を出してくる。
今は私が何とかコンビの役割を果たしているが、うるさい部分があることは事実で、TS氏とコンビを組む人間はずいぶん入れ替わってきたようだ。
私も確かにやかましい人だとは思うが、仕事が一段落つけばいたって普通であるし、ゴチャゴチャ言うとはいえ腰の痛みを抱えながら自分でもよく足を動かすし、必ず定時で帰るとはいえ時間内はすすんで汗をかいてくれる人だ。
表現力には乏しいものの、何とか付いてくる相手にはそれなりの情を注いでくれる。
そこを読み取れるまでには私も時間はかかったのだが。

私が一年以上も今の環境で「もっている」のも、TS氏が上の人に私のことをけっこう推してくれていることも一つある。
倉庫という職場にいれば在庫に絡んで数字に無頓着ではいられず、算数レベルとはいってもある程度の細やかな神経は必要だ。
いちおうはこれまでブチ切れされることもなく何とかコンビとして続けてこれているので、今後も何とか信頼をしてもらえるようにしていきたいと思う。

つまらないこだわり

2011-06-22 21:29:10 | 日記
物流倉庫で働く人ならイメージがしやすい話だが、製品などはプラスチックか木材でできたパレットと呼ばれる板の上に乗って運ばれる。
板といっても薄っぺらいものではなく、例外なくフォークリフトのツメが入る作りになっている。
汎用性の観点からわが倉庫に限らず「110cm四方」というのが一般的な大きさだ。
わが部署の自動倉庫には1,500枚以上のパレットを収めることができるのだが、高さに関しては150cmまでとなっている。
製造工場などからは「積めるだけ積んだ」ような背の高い状態で入ってくることが多いので、自動倉庫に入れるときには人間の手で積み分けをして150cm以下になるようにする。

自動倉庫に放り込む時に高さがそこそこある場合は、いくらダンボールを交互に組んで積んであるといってもややグラグラして不安定だ。
ずいぶん前にわがエリアの人間で話し合って、そういう場合は外周をストレッチフィルム(いわゆるラップ)で巻いたほうが安全だという話になった。
精密なコンピューター制御で動く自動倉庫といえども決して万能ではなく、物が引っ掛かるなどの異常はけっこう起こる。
安全を考えれば、軽くでも巻いてあったほうが安心だし話としても真っ当だ。
製品そのものは決して安いものでもないので機械を盲信せず最後の詰めは人間がしっかりやるべきだと思う。

ところがそうやって決まっている話をいとも簡単に反故にしてしまうKU氏という人物がいて、せっかく巻いてあるラップをわざわざカッターで切ってしまう。
製品の山が低ければまだ許せるが、収納限界いっぱいに積んであるものでもお構いナシだ。
理由らしい理由はなく、ただ日中のピッキングの際に面倒だからということらしい。
他の誰もが首をかしげて、年長の社員からも言われているのに一向にやめようとしない。
昨日あたりは私がラップを巻き直しているのを見て明らかにムッとしているのが見えた。

KU氏にはよほどのこだわりがあるものと思えるが、安全という大命題を外したこだわりなど何の意味もなく、ヘタをすれば反社的行為と取られても仕方がない。
ある日機械が引っ掛かってダンボール一箱が高いところから落下し、中身の半分以上がダメになったことがあるが、その時の当事者はほかでもないKU氏であり、そのパレットにはラップがされていなかった。
そんな文字通り痛い経験を、しかも何度もしていながら、安全を無視するようなつまらないこだわりを捨てられないというのは、果たして学習能力があるのかと疑わざるを得ない。
よほど私のクルマのATの学習機能のほうがマシかと思えるような「お子様」ぶりには周囲の人間はもはや言葉もないという感じだ。

自動倉庫の経験が誰よりも長いことには敬意を表するにしても、だからと言ってすべてKU氏の流儀が正しいとは限らない。
製品を傷めても自分で弁償しなくてもいいことに甘えているようではいけない。
こんなことではまさに迷惑そのもの、甘やかされてきた今まではいいがこれからはダメだし、ましてや他では絶対に通用しない。
話し合って決めたことさえ大切にできないということだから、いよいよ淘汰される日も近いということなのかもしれない。

ああ空回り・・・。

2011-06-21 21:17:15 | 日記
今朝は倉庫から少し離れた製造工場のほうで行事があったため、朝方の一時間半ほどは約半数の人員が不在であった。
仕事のほうはそちらを考慮してやや後ろに倒して進められたから特に大きな問題は起きなかった。

朝の行事にはYマネージャーも参加したので朝礼の締めはかなり久々にKリーダーがやることになったがこれがまあひどいものだった。
しばらく朝礼そのものにも参加させてもらえなかった経緯もあり、また目の上のタンコブであるY氏が不在ということもありで相当勢い込んで話し始めたのはよかった。
しかし、以前と変わらず話はどんどん取りとめがなくなっていき、長いわりには結局何が言いたかったのか分からないという内容になった。
いかに久々とはいえ、まったく進歩がないことにあきれる一方、せっかくの勢いも見事に空回りしたというほかはない。

そもそも毎日の朝礼に組織のナンバーツーが参加できない今の状況というのはかなり異常であって、理由について特に知らせもないのはK氏にとってはかなり面白くない事情からだろう。
しかし、影響力なり存在感が薄くなりつつある現状にあっても、ナンバーツーという立場はトップが不在の時にはその代わりが務まらなくてはならないのだが、今日の姿はそこにはあまりに遠かった。
Y氏が「任せられない」と感じるのも納得だ。
私が上司の立場でも同じように思うだろう。

わが部署では、K氏の在籍が最も長いこともあって、結果オーライや勢い任せなど悪い意味でのイイカゲンさが付きまとう「K流」が堂々とまかり通ってきた。
だが、上場も果たしていよいよ社会の注目も浴びるようになってきたわが社にあっては、次第にそういった悪習が徐々にでも淘汰される方向で進んでいるものと思う。
普通に会話をしていても、社会一般のことにあまりに不勉強なのが分かるし、仕事の面でも立場にふさわしいこだわりや信念が見えてこない。
日々大過なく終わってさえいけばそれでよしとする考え方ならば一般の社員と意識レベルはまったく変わらないことになる。
年齢的にも経験から言ってもY氏の立場くらいにはとっくになっていておかしくはないのだが、そこに到達するための根本的な何かが欠落しているという評価でしかないのだろうと思う。

私としては、デスクワークをしながら口笛を吹くような人にトップには立ってほしくない。
そんな、日々をナメた感じで過ごしている人が何をやってもうまくいくはずはないのである。

朝礼当番

2011-06-20 20:39:54 | 日記
今朝は一ヶ月に一度の朝礼当番だった。
せっかくの機会なので、何を話すかはけっこう前から考える。
最近は言いたいことが多すぎるが、朝から刺激の強すぎる表現にならないように考えた結果、流れとしては次のような感じになった。

・私は休み時間はくだらない話ばかりをしている。
・クルマをこすったなどの格好の悪い話もして自分をさらけ出すことで多少でも打ち解けていっていることが仕事の上でも役に立っている。
・人間、格好悪い部分が多少あったところで、他人は簡単に見放したり嫌ったりはしない。
・しかし、そこを悟られまいとウソをついたり隠したりするとギクシャクの元になる。
・わが部署が一つのチームとなっていくには、ウソや隠し事がなくなることが先決。

けっこう遠回し遠回しにして言いたかったことは、わが部署にはウソを吐いて平気な人間がいるということ、日頃のコミュニケーションを怠って指示ばかりしてもダメ、今の状態で口先だけチームになろうなどと言っているのはチャンチャラおかしい、ということである。

何度も書くように、仕事場だからバカ話が必要ないとかムダだとかとは全然思わない。
バカ話までいかなくても、晴れた曇った、暑い寒いの話でもいい。
日々顔を合わせる中でたわいのない会話を積み上げていくだけで徐々に気心も知れてくる。
気心が知れればもうこちらのもので、仕事上で何かをお願いする時にも最低限の礼儀を尽くしていればだいたいのことはスムーズにいく。

わが部署の指導層には、休み時間をつぶして仕事をする人もいる。
皆のために少しでも仕事を前へという思いがあるのは分かるのだが、それがかえって指示を出す側と出される側の溝を深くする原因になっている。
たまには私や年長の社員がたむろする喫煙スペースに来ていろんな話をすればいいと思うのだが、どうも彼らのほうでは私たちと一線を引きたい意識が強いようである。
いざ急に何かをお願いする時など、仲良くなっていればどうということはないと思うが、そうなることを日常から避けているのだからどうしようもない。

野球で言えば直球だけで抑えようとするような、クルマで言えばエンジンオイルを入れずに走ろうとするような愚を犯し続ける限りは、わが部署、特に私が属する自動倉庫エリアの他の社員の不満やイライラはたまる一方になる。
PCなどのデジタル機器を動かすような感覚で他人に接するところを変えていかないことには、やがてどうにも埋めがたい溝ができて早晩機能不全に陥らないとも限らない。
いたずらに形式だけ公式のミーティングを重ねてもダメだ。
わが部署の指導層には、毎日会う他の社員を「仲間」と認識して日頃からコミュニケーションを密にするように切に願うところだ。

新店舗

2011-06-19 22:49:04 | 休日
体の疲れが残っているのか、日曜らしく「食っちゃ寝」をしているうちに夕方近くになった。
このまま一日が終わるのももったいなく思え、ドライブも兼ねて魚津にできたケーズデンキの新しい店舗に行ってみた。
妹がそろそろBDレコーダーを買おうかなどと言っていることもあり、だいたいどんなものか確認したい気持ちもあった。

狭い魚津のことなのであえて店舗名を隠す必要はないと思えるが、同店のすぐ近くにはヤマダ電機の大きな店舗がある。
ヤマダのほうは「テックランド」という名前の、日用品なども扱う複合施設になっているのがやや違う部分だ。
ケーズのほうは平屋の広いスペースながら日用品などはなく、電化製品のみ一通りの品揃えといった感じだ。
価格競争という話になれば結局双方が調査をして同じようなところに落ち着くものと見られ、どちらで買うかは個別の商品の比較ということになろう。

ケーズは富山県内では初の出店ということだが、人口五万にも満たない魚津市で県内一号店というのは意外な感じもする。
確かに私が住む富山市内は、ヤマダ電機、コジマ、ジョーシン、100満ボルトなどが乱立し、おまけに中古屋さんもたくさんあるから、ある意味飽和状態ともいえる。
それでも、富山県第二の都市で人口約十七万の高岡市も飛ばして魚津にやってきた意図は部外者の私にはよく分からない。
同社なりに調査して勝算があると踏んだとしか言えない。

北陸新幹線の駅がおとなりの黒部市にできるために魚津の今後を心配する向きもあるが、富山県の富山市より東で何か新しい店ができるとするとまずは魚津で、というケースが今のところは非常に多い。
地元各マスコミの支社はことごとく魚津にあるし、国や県の関係機関も県東部では魚津に集中している。
何だかんだで魚津にはかつての新川(にいかわ)県の県都であった名残りがまだ生きている。
人口こそ減少傾向にはあるものの急速にすたれるような感じがしないのは、高等学校が四つもあって若い人の行き来が多いし、観光資源にもわりあい恵まれていることもあろう。
しかし、お金の問題はあるにせよ、役所の建物が古いのはいかがなものか。
見栄えもよくないし、耐震性も考えるとそろそろ何とか・・・と今は富山市民である私も心配している。

一般道で、それほど長い距離ではないながら、今日はある程度の速度で流してやれて愛車のご機嫌も絶好だった。
ETC上限千円も終わってあまり高速に入れてやることができなくなるかもしれないが、本国での使われ方からしてやはり時々は高速巡航を混ぜてあげたいところだ。
運転自体が楽しいクルマとはいえ、一人だとどうしても割高だし正直寂しい。
早くとなりに乗る人を見つけなくてはならない。

Facebookにたくさん・・・。

2011-06-18 21:50:37 | 日記
今週末も金欠から引きこもりを決め込まざるを得ず、ここのところの傷心をパーッと晴らすような行動に出ることができない。
それでも、静かな形でも毎日何がしかは動くことで少しは気分がラクになる。
外に出られないほど落ち込んでいるわけでもなく、次の展開をあれこれ考える元気はあるようだ。

土曜日は例によって朝方は洗濯と掃除、昼頃に食料の仕入れに出かけた以外は自宅で過ごした。
少し前に高校時代の友人からフェイスブックのことを聞いていたものの面倒くさがって何もしていなかった。
今日はヒマにまかせてアカウントを登録してみたが、実名ベースというのはむしろ安心感はある。
決して「出会い」や「つながり」を焦るというのではなく、単に好奇心という部分が大きい。
本欄や、別立てのウェブサイトのURLも公開できるし、訪問者のアップに少しでも役立ってくれればよい。
高校の同級生を中心にけっこう知った名前もたくさん見えたので、追い追いと広がっていけばまた楽しかろう。

色恋ざたはともかくも、今後はいっそう同級生の集まりというものを大事にしなくてはいけないと感じる。
高校の同窓会も、幹事担当年であった昨年こそ多数の懐かしい顔に会うことができたが、今年のお盆に会場を埋めるのは一つ下の学年の面々と金と時間のある年配者ということになる。
毎年お盆の時期に学校としての集まりがあるが、今年も小勢でもいいから集まりがあればいい。
私自身は複数の人間をまとめることが大の苦手であり、あくまでも人任せの願望ということにはなるが、昨年はあまりにも人が多すぎて一人一人との交流は短いものになってしまった。
学校当時はそれほど深くなかった人間でも、時を経た今の段階でフィーリングが合っている可能性はある。
ビジュアルの衰えはいかんともしがたく気恥ずかしいような部分もないことはないものの、少なくとも当時のような「カタブツ」ではすでにないので、そのあたりを理解してもらえるとすればまた新たな広がりもできるかもしれない。

今月は外的な要因で気持ちの浮き沈みが激しい展開になっているが、沈むほうは何とか最小限に押さえながら、一歩ずつでも前に進んでいくような毎日でありたいと思う。