blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

12月、そして2010年を振り返って

2010-12-31 11:40:31 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
今日は大晦日なので、2010年も同時に振り返ることにする。
午後からは実家に顔を出すため、早い時間帯ではあるが本年最後の記事としたい。

決算月が11月であるわが社だが、12月が忙しいという一般の世の中の流れと無縁ではなく、決算月が明けたからといって少し仕事が落ち着くという感じには全くならなかった。
何度も書いているように、今は行政府の後押しもあってわが社が扱う製品の取り扱い量が伸びている。
この時代に伸びるというのは大変いいのだが、会社として生産が追いつかない製品を抱える事態になっている。
医薬品の大前提は「安定供給」であり、分かりやすく言えば「切らしてはならない」というのが建前だ。
増える注文に対応するため、製造工場は人間を交替勤務にしてまでせっせと作り、できたものは物流倉庫に運ばれてきて全国に出て行く。
しかし、社内で「未納品」と呼んでいるものが解消されるにはもう少し時間がかかりそうなので、年が明けても何かと負荷の多い毎日が待っているだろう。

今年全体で見れば、1月の早々に派遣の契約が切れてその後がなかなか見つからず危機的な状況になっていたのを今の職場に拾ってもらい、5月から何とか普通の社会人に復帰することができた。
働き口があって応分の収入があるというだけでも有難く思えるが、今はある程度の信頼を得ながら日々を過ごせている。
電動フォークリフトや四トントラックの運転など思いもしなかったチャンスも与えられ、それらに何とか応えることができている。
もちろん人間は欲張りなもので、働き口がある有難さを時に忘れ、毎日の仕事の中で不満やイライラが先に立つ場面もある。
それでも会社に出て行くのがイヤだなという感じの日はほとんどない。
今の環境、人間関係、労働条件その他は過去の不本意な経験に比較すればかなり恵まれている。
今の場所で持たなかったら本当にその次はないという危機感が私を何とか支えてくれている。
5月以降は本当に時間の経つのが早かったが、それだけ毎日を集中して送れていた証拠だと思う。

2010年は、出会いとか縁とかいうものの有難みを肌身で感じることができた年だった。
今の職場に「戻って」来れたのがもちろん最大の縁だが、そこから派生してプライベートな部分でも素敵な出会いに恵まれた。
新しい出会いもあったし、生活難から長らく顔を出せなかった場所にも行けるようになって再度始まった付き合いもあった。
人付き合いが多くなると当然お金もかかり、まだまだ薄給の身で余裕はなかったものの、投資(単なる散財?)の結果、お金以上の、これからずっと大切にすべき「本物」の関係を一部では築くことができたと思っている。

2011年は、2010年よりもよい年になるのは間違いない。
仕事面では、負荷の多い毎日の中、年末にかけて細かい失敗が増えたのでそこを改善するのが当面の目標であるが、休日を利用して社内資格の取得にも取り組みたい。
プライベートでは、曲がりなりにも広がった人間関係をさらに深化、充実させたい。
どうやらこの年末、長年の懸案である「パートナー不在問題」に決着をつけるキッカケをつかんだ感覚がある。
形はどうあれ、年明け早々から積極的に動いて文字通りのスタートダッシュが決められれば素晴らしい。

2010年も本欄をご支援いただき有難うございました。
2011年もどうぞ宜しくお願い致します。

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案の定

2010-12-28 21:17:22 | 日記
今日は倉庫の誰もが、仕事納めの前日で出荷もようやく落ち着いた感じになると思っていた。
しかし、いつもの日とまったく同じペースの出荷量があって、帰りがまた遅くなってしまった。
今年に関しては本当のギリギリまで出荷が続くだろうと先日書いたが、案の定その通りになった。
よほど販売サイドでの押し込みがあるものと推測される。
例年の、月末にかけてヒマになっていく流れは、すでに過去のものとなりつつあるようだ。

朝礼では「今日は静かに流れそうだから身の回りの掃除でも・・・」などと言っていたが、まったくその通りにならなかった。
ここのところの毎日はまるで詐欺にでも遭ったような気分である。
とことん押し込まれる形で仕事がワンサと上乗せになり、今日は帰りが何時になるのかと気をもみながらの日々がずっと続いているのだが、今日はラクだと期待させられて裏切られるのはダメージが大きかった。

明日はウソ偽りなく通常出荷はまったくないので、月末のルーティンとしての在庫調査や、年末だけに職場の掃除、加えて毎回不毛な展開となるエリアミーティングと呼ばれるものなど、雑務一般で終わっていきそうだ。
ただし、出荷はないが外部からの入荷は多いかもしれない。
そうなると今年最後の勤務日もいつもと変わらないあわただしさとなる。
外部の業者さんも今日あたりで仕事納めのところも多いだろうから、明日の朝にトラックがズラっと並んでいる姿は想像はしにくいのだが。

明日の夜は、わが倉庫も所属する「業務部」の忘年会だ。
私がいる物流倉庫のほうは、生産が追いつかない商品の上乗せ出荷が毎日のようにあって、ほぼ全員が疲労困憊の満身創痍という状態でようやく年末にたどりついた。
もちろん出荷指示を仕切る本部も、販売サイドからの要請を受け多少の無理は聞かなくてはならない。
その無理はめぐりめぐって倉庫のほうにもやってくるが、業務部全体として販売サイドにやや振り回されている感がありありで、本部と倉庫合わせて十数名の出席予定者はほぼすべてが何らかのうっぷんを抱えているはずだ。
飲み会の雰囲気が荒れてしまうのが心配といえば心配だが、部署としてつらい立場にある現状を実感することになるのだろう。

ともかく明日はバタバタになることはないので、やるべきことをキチンとやって心おきなく新しい年を迎えられるようにしたい。
新年といえども、月初めは忙しい。
長くはない正月休みの間は、体の疲れを癒し、また日頃のストレスも発散するなど、心身のケアにつとめたいと思う。

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ショクバはバラバラ

2010-12-27 22:35:25 | 日記
今の環境に来てから半年はゆうに過ぎ、仕事そのものにはずいぶん慣れている。
もっといろいろなパートをやりたいと思っているが、部署内の事情か指導層の思惑かで毎日同じようなことをしている場合が多い。
一時期しっかり習って覚えたはずの仕事も長らくブランクがあると忘れてしまう。
年を越せばやや仕事量も落ち着く予定であり、これを機にある程度機械的に仕事をローテーションすることを求めていきたい。
ローテーションとは逆に仕事が固定化しつつある現状は何とかしなくてはならない。
個人的には毎日が体の張りとの戦いになっており、若干ストレスも感じている。

もうひとつ言えば、わが部署には私(わたくし)の心ばかりで公(おおやけ)の心が物足りない人が多い。
毎日とは言わないが、今月有数の仕事量になった今日のような日にもさっさと5時に帰ってしまうというのはどういう神経をしているのかと思う。
5時を過ぎると一気に戦力が減って能率が急激に落ちるから作業が終わるのはいつもかなり遅くなってしまう。

残業は義務ではないが、毎日遅くまで残る人間までが固定化していて遅くなるほうは不満がたまる一方だ。
5時に帰るのが「ダメと決まっていない」から毎日「サッサと帰っていい」というのはあまりに短絡的で子供じみている。
残念ながら今の部署は平均年齢のわりに「大人の集団」とは言い難いところがある。
部署の上層部もそういうことを言えばいいのにまったく言わないので、正直なところナメられている部分もあるのではないかと感じている。
仕事量が多いと分かる日には朝礼で一言でもいいから牽制する意味も込めてお願いすればよいのにと思う。

今やっている仕事に対しての一人一人の思いというのは違っていて当たり前だが、少なくともその日その日の分量をやっつけるという共通の目標はあるはずだ。
せめて気持ち程度でも協力があれば多少でも連帯感というものが生まれると思うのだが、今の状況ではバラバラの個人がたまたま集まって同じ仕事をしているだけに思える。

今朝の朝礼では、Yマネージャーのほうから、わが倉庫が所属する「業務部」としての忘年会の話が出たのだが、「来れるならよろしく」程度のメッセージにしかなっていなかった。
これでは本社からの四名か五名プラスわが倉庫から数名という何とも寂しい会になってしまいそうだ。
できるだけわが倉庫のメンバーで大人数でという感じにはなりそうもない。
それでも当日は、本社の方とのつながりを作る機会として、半分は割り切って参加をしたい。

今年のヤマはようやく越えたようで、火曜水曜は落ち着いた流れになりそうだ。
今年後半からむしろ失敗が増えてきて落ち込むことが多い。
今日は先週金曜の時点での失敗が判明して一日テンションが低かった。
年内の勤務はもう二日しかないが、気持ちよく終わって新しい年に気持ちを切り替えていきたいと思う。

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クリスマスの行状

2010-12-26 22:13:14 | 休日
クリスマスイブが思わぬ形でごく平凡に終わってしまったが、翌日のクリスマス当日はさらに気温が下がって大雪になった。
マンションの共用アンテナに雪が着いたのかBS放送が見られない時間帯があり、自分で付けているスカパー!HDのアンテナにも時間を置かずに着雪してすぐに見られなくなる。
この季節は仕方がないことだが、暮れの名物・中山大障害がリアルタイムで見られなかったのは残念だ。

土曜はことさらハードだった週の疲れを癒したく日中はゴロゴロ。
しかし夜にはイブに行くはずであった飲み屋の主の体調が復活したようで、それならとばかりイソイソと準備をして寒空の富山市内へ繰り出した。

会社の先輩であるTK氏の誘いはここのところなく、飲みに行くのはすべて「自力」である。
仕事上は何の問題もないが、プライベートで再び付き合い始めるにはまだ時間がいると感じる。
お互いに寂しい思いはいくらかはあるようには思うが、最近単独行動するようになってからは、どこかで無理をしていた自分にあらためて気づくことになった。
いささかでも酒乱の気がある相手をかなり年下の私が「面倒を見る」形に毎回なってしまうことがジワジワと心をむしばんでいたように思う。

さて、クリスマス当日ということで店内には大きめのツリーの飾りもあり、最初の乾杯はシャンパンということになった。
当初は店内には私一人に店側が二人だったので、「両手にフラワー」(←長嶋さん?)というありがたい状態で過ぎた。
クリスマスということなのか二人とも衣装はかなり「がんばって」(?)いたようで、多少ムズムズした気分になったが調子に乗ってイチャイチャできる店ではない。
少々「得をした」気分になっただけだということは付言しておく。

しばらくするとポツポツと来客があり、三人組の男性客がカラオケを始めたので私もいよいよとばかり追いかけていった。
いつものことながら他のお客さんが来ると「歌で巻き込みたい」と思ってしまうので、例によって昭和歌謡なども混ぜながらどんどん歌って、無理やりながら一緒に楽しむことができた。
繰り返しにはなるが、好きな歌をガマンして周りに合わせようとは思っていない。
特に昭和歌謡は私の体にしみついているジャンルなので、自分が出し惜しみせずに楽しんだら他の方も楽しんでくれる、それだけのことだ。

楽しい時間はすぐに過ぎるもので、結局は閉店時間までいることになった。
いつもはカウンター越しに話しているだけだが、他に誰もいなくなった閉店間際のわずかな時間、奥のソファーに「横並び」で三人で話すことになった。
これまでにない距離での会話はまたありがたいことだったが「いつも楽しませてくれるから」という言葉は決してお世辞や社交辞令ではないだろう。
たまたまでもそこで出会う誰かと一緒に楽しむのが私の流儀であり、そのためならネコかぶりせずにさらけ出してしまおうとすることが、結果的に他の人にも伝わるということだ。

今日はさすがにいつもはないような時間に起きだしたが、特に用事もなく横になって過ごした。
午後になってから食料を仕入れ、有馬記念の馬券をネットで買ってTV観戦。
逃げ馬のいない組み合わせで有馬にしては珍しいスローな入りとなり、これを見越してか道中前々に押し上げていったヴィクトワールピサがブエナビスタの猛追をハナ差しのいで優勝した。
馬連一番人気の堅い決着ながら的中できずガッカリしたが、私にはまだ大井の東京大賞典が残されている。
大賞典のほうは毎年異常に堅く、的中はさせてもらっているが大儲けができていない。
実力差の大きい組み合わせ、たとえ三連単でもある程度しぼった形でいくしかない。

今年の勤務もあと三日。
いい会社にめぐりあい、いい環境、いい労働条件で働けていることにまずは感謝である。
体と態度だけが大きい新入社員ではあったが、四トントラックに乗り出すなど予想もしない成果もあった。
終わりをしっかり締めて気持ちよく次の年を迎えたい。

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雪のイブ

2010-12-24 22:22:05 | 日記
天気予報がかなりアオっていたこともあり、今朝は早くも雪が積もっていないか心配で早くに目が覚めた。
幸い朝方は雪はまったくなく、ごく普通に出勤できた。

今日も朝からほぼ出荷が途切れることなく続き、やはり定時を過ぎても箱詰めが終わらなかった。
金曜日というと、土日をはさむことから出荷はやや少なめになるのが通常だが、取引先の中には明日の土曜も仕事をするところがあって、わざわざFAX連絡も来ていたくらいだ。
オマケに今日は「売り上げを作る」ために特定品目がワンサと出て行く段取りであったから、一息つける時間すらないという一日となった。
腰痛持ちの家系でもあり(?)私も腰はいつも張っているような状態だが、例によって体力の消耗がきつい自動倉庫を担当したので、最後にはかなりズシリと重い感覚に襲われた。
痛いというほどではないが、本当に痛くなる前に何らかのケアは必要かもしれない。

日中は気温が上がらずむしろ下がり気味で推移したと思われ、夕刻近くになると雨からミゾレ、そして本格的な雪になった。
今も外は真冬の様相だし、明日いっぱいは大雪の心配もある。
クリスマス寒波とはよく言ったもので、それまでの「降る降る詐欺」のような予報が今回はズバリと当たった形だ。

雪といえば先日、行きつけのスタンドでクルマのバッテリーを交換したが、その時にスタッドレスタイヤもそろそろ交換要との指摘を受けた。
命を預ける大事なタイヤとはいえ、安い買い物ではない。
ボーナスはまだあるが、おいそれと高いものを買わされる前に重々検討はしたい。
スタンドのアドバイスも一つだが、いろいろな店でプロの意見を聞きたいと思う。

年末にこれだけ降ってしまえば、県内のスキー場もひと安心だ。
何せ年末年始が書き入れ時であるし、子供たちが冬休みに入る絶好のタイミングでもある。
温暖化の影響か、近年の北陸地方は多雪とまでは言えなくなってきているが、降るべき時に降ってくれないことには、それで商売を計算している人にとっては大変だろう。
普段の生活では面倒な部分もあるが、季節ならではの苦労がもしないとしたなら何となく寂しい気もしてしまうかもしれない。

クリスマスイブの今日、本来夜に顔を出したかった場所が主の体調不良のため行けなくなってしまい、まだ午後10時台だというのに自室でブログを書いている。
主にとっては不運だったが、明日にでも元気になってくれれば行くことはできるだろう。

私個人にとっては今年も色っぽい話のないイブとなったが、今年になってようやくそういう方面の努力もできるゆとりが出てきたので、まずはそれで十分だ。
来年は何とか目に見える形での「実績」ができればすばらしい。

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新規開拓?

2010-12-23 21:18:56 | 休日
本日は天皇誕生日である。
いわゆる旗日ということで日の丸を掲げている家もけっこう見かけた。
私の部屋には、小さな日の丸がいつも飾ってあるが、日本に生きる日本人であることを最近はいやがおうにも意識させられる。
繰り返しにはなるが、景気も福祉も国あってであり、その危機感が国政に携わる人間にどこまであるのか疑問を持たざるを得ない状況だ。

さて、本日は祝日ながら遠出はせず、富山市内での買い物で過ごした。
日々の疲れもあり午前中は横になっていたが、市内のIというラーメン店に行こうと考えていたので混雑しそうな12時になる前に足を運んだ。
その店は、たまたま会社の人も行きつけの飲み屋のママも話題にしており、そんなにいいのかと思っていたからなるべく早く行きたかった。

いざ出てきたものを食べてみると、ここ最近のハヤリともいえる「とんこつしょうゆ味」で、私自身はそういう味は好みに近い。
味の点では満足であったが、一つ気になることがあった。
新進のラーメン店によくあることだが、メニューのほかに微妙な好みの選択肢がやたらに豊富だ。
仮に「メンの固さ」「味付けの濃さ」「油の多さ」の3種類ででそれぞれ3段階くらいあったとすれば、同じメニューにつごう9種類の味ができることになる。

どちらかといえば私はそれぞれのラーメン店の味の選択肢はあまり「多くない」ほうがいいと思っていて、好みを聞かれてもいつも「普通」と言っている。
特に一回目はその店のノーマルな味はどういうものか試したい気持ちもある。
かつて魚津市には、メニューは「中華そば」のみ、あとは普通盛か大盛かという選択肢しかない店があった。
今にして思えば殺風景で古くさい店だったが、味がいいから何度も何度も行ったものだ。
なるべく選択肢を多くしてお客を確保するのが最近の傾向ではあろう。
加えてこのI店では、食べ始めてから店員が「お味はいかがですか?」と話しかけてきたが、これは私からすれば余計であった。
むしろ「この店はこの味だ」という、提供する側のこだわりが見える店のほうがいい。
あまりいろいろ選べる店は作るほうも大変だろうし、何となくお客に媚びているようにも思えるからだ。

ひとつ新しい店に足を運ぶだけでいろいろな発見がある。
味が気に入ってリピーターになっていくのもいいが、たまには新しいところにも行きたい。
飲食ばかりではなく、遊びでも何でもいつもの行動パターンと違うことをするとまた何か勉強にはなるのだろう。
旅といえば競馬や競輪が必ず絡んでしまう私だが、時にはそういうものがない土地にあえて行くのもいいかもしれない。
最近の時事問題もからめると沖縄あたりはどうか。
もし行けるのなら、単なる観光だけではない行程にしようとは考えている。

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職場で○○は是か非か?

2010-12-22 22:39:42 | 日記
明日に祝日をはさむこともあって、今週のこれまで三日間はまさに年末の押し込みそのものであった。
不景気と言われるこの時代にあって忙しくさせてもらっているわが社だが、たとえ違う会社や業種にいたとしても師走のこの時期にあわただしくないとなると先が思いやられる。
忙しいうちが華と思って日々を乗り越えるよりほかはない。

さて、基本的には外部の人と接する機会の少ないわが部署であるが、個人的には大変気になる場面に出くわすことがある。
ここで「職場で○○は是か非か」という話になるわけだが、いろんな要素があるのでいくつか例をあげながら、また実際にこれまで見てきた光景も交えて考察したい。

今の職場に来た当初は、ガムをかんだりアメをなめたりしながら仕事をしている人が多いことに結構驚いた。
お客さん相手の仕事だったらもちろんこういうものはご法度だろうし、私も最初のうちはかなり嫌悪感を持って見ていた。
今後も自分で何か買ってきてクチャクチャということはないと思う。
ただ、仕事中に誰かがそっとくれるものについては拒まないし、むしろ仕事中でもなるべく早い段階でいただくようにしている。
あげたほうからすれば、すぐに食べてくれたほうがうれしいだろうと思うからだ。

いわゆる私語というとどうか。
わが部署の仕事は毎日同じことの繰り返しで単調であり、しゃべらなくても前には進む。
しかし、一気に体力を使う場面も多いから、ある程度それぞれがテンションを高めないと乗り切れない場面がある。
そういう時はどうでもいいような下衆な話も飛び交っているし、私もちょくちょく参加している。
要は話に夢中で手が止まることがなければよく、しゃべってでもいないとやっていられない部分もある。

鼻歌や口笛などの「音楽系」(?)はどうか。
私は鼻歌くらいはやったことはあるが、周りに誰もいない時だけであるし、他人がいるところでそれをやるとややふざけ過ぎかなと思う。
ましてや口笛となると、曲がりなりにも仕事中の所作とは思えない。
ごく一部ではあるが、上の立場の人で二名ほど見たことがあるので私としては残念だ。

物流倉庫という場所は重いものも持つし体力も使う。
毎日張り詰めて黙々とやっていたら気持ち的に持たなくなる部分はあるので、ある程度ヤイノヤイノも言って発散することは必要だ。
話を通じて笑いの一つも起こればそれはそれでコミュニケーションが深まる。

単調な仕事の中で精神的に緊張しすぎない手立てはいくつかあってもいいのだとは思うが、外から見てあまりにもみっともないと思われるものについては私自身は避けていくのが賢明と考えているところだ。

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芸がない

2010-12-21 23:01:08 | 日記
決算月を過ぎても一向に落ち着きを見せないわが部署だが、年末の押し込みが入って今月有数の忙しさになった。
この時期は業種を問わず数字を作ることに躍起になるから仕方がない。
モノを送るという倉庫の役目からして年末最後の出勤日に限っては仕事らしい仕事はないものの、日本の端っこでも二日あれば荷物が着く時代だから各地の取引先に向けての出荷はギリギリまで続くものと思う。

さて、毎日の朝礼では当番が何かをしゃべった後、Yマネージャー、Kリーダーの順で話がある。
Yマネージャーからは全社的な連絡や庶務事項など、Kリーダーからは前日の作業量と本日の予測が伝えられるのが常であった。

「常であった」と過去形で書いたのは、最近Kリーダーが数字的なことをまったく言わなくなり、あっさりと話が終わってしまうからである。
理由としては、毎日毎日その日の作業量の予測をしたところで、急に付け足しになる仕事があまりに多いため、ほとんど予測が無意味になっている現状がある。
それを踏まえて、作業量のことは口にしてもしょうがないという考えはよく分かるのだが、これまで話し出すと取り留めのつかない感じで長話になることも少なくなかったK氏だから、ここ最近「特に申し上げることはありません」で終わってしまうことに逆に戸惑いを感じている。

作業が多かろうが少なかろうが、倉庫としてはその日の分をやっつけてしまえばそれでよいし、私自身はその日どれだけの数をこなすのかはあまり関心はない。
しかし、今週に入っての二日間は毎月の繁忙日並みの作業量があって帰りもずいぶん遅くなっている。
全員のことを考えれば、昨年同日の実績はともかくも前日の作業量くらいは朝礼で言ってほしいものだが、それさえも言わなくなっている。
必要なことも省いているようで何となく投げやりな感じもするし、それ以上に、組織のナンバーツーとしてメンバーに伝えるべきことはその日その日で何かはあるはずで、毎日話す機会がある立場にありながらあまりに簡単に話を終わらせてしまう今の傾向には首をかしげてしまうし、率直にもったいない気もする。

私の立場で言うのも何だが、K氏は素振りは大変明るい人ながら根っこはクソの付くようなマジメ人間なのかもしれない。
本人が言うには、飲みに行っても仕事の話ばかりしてしまうのでYマネージャーによく怒られるとのことだ。
それにしても、朝礼で仕事量のことを言わなくなったら他に何も話題がないというのも寂しい話である。
失礼ながら、仕事以外の、社会のいろいろな事柄に敏感とは思えないので、そのあたりが話題が出てこない原因だろう。
しかし上席者たるもの、話を頭でまとめて的確に伝える訓練とともに、いわゆる世相にもある程度通じていただいて、たまにはウーンとうなるような話を一度聞かせてもらえたらと思う。

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800か・・・。

2010-12-20 22:16:53 | 日記
800が何の数字かといえば、本欄開設以来の記事の数である。
1,400日あまりで800だから、ならせば2日に1度以上のペースだ。
もちろん中にはごく短い告知のようなものもあるが、ひとつの記事にかけている平均の字数は800くらいにはなるだろう。
4年近くかけて「800×800」すなわち64万字を連ねてきたわけだ。
毎日少しずつとはいえ、いざ数字にしてみると我ながら大したものだと思う。

800字というのがブログ記事の分量として適切かどうかは分からない。
私はツイッターはやっていないが、少なくともツイッターのような140字程度が限度だと日々の思いをつまびらかに書くことができない。
ただ、いつも読んで下さっている方々にすれば、特に最近は1,500字前後が当たり前になっていて、ひとつの記事を読むのにグリグリとスクロールをお願いしていることになる。
冗長だとのご批判があれば、遠慮なく寄せていただきたい。
ただ、今年はようやくよい環境に恵まれて、時々はムカつくこともあるが全般的には充実した毎日でいろいろなトピックがある。
あれこれ書きたくなるのも、何となく「生きている」実感が持てているからだろう。

本欄を続けていることで役に立つといえば、日々の思いを字に残すことによって頭の中を整頓できることだ。
私は元来話すことは苦手だが、人前で何か話す時など本欄に書いたことを引っ張り出して使うことがある。
一回文章に起こしている話だから、口ベタな私でも案外噛んだり口ごもったりせずに話せる。
話しているうちにあれこれ思い出して取りとめがなくなるのはかなり恥ずかしいし聞いているほうもつらい。
なるべく要点をまとめて話すために、文章を残すという作業が案外役に立つものなのだ。

今日まで続いているのもひとえに「苦ではない」の一言であって、面倒だとかという気持ちもなく、変な義務感もない。
こうやって日々のいろいろを書き連ねることがただただ楽しいだけなのだ。
もちろん公にアップする以上は独りよがりでもいけない。
誰に読まれるか分からないという緊張感を持ちながら書くことも何かの訓練にはなっているのだろう。

今後も、無理なく自分のペースで、特にテーマも決めることなく好きなように続けていきたい。
大きな写真など少しずつ取り入れて、もっと視覚にアピールできる記事も目指していくつもりだ。

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週末の行状

2010-12-19 20:30:32 | 休日
今週の水曜に通常賞与が入った。
朝礼では話題にもならず、さていつ入るものかと思っていたら、15日の日中にYマネージャーが明細を配って回っていた。
まだ入社から日の浅い私にも、2か月分から少し切れる程度の金額が入った。
このご時世、ただただ有難いの一言だ。
今回に関しては、これまでの周囲の支援も考えるとまるまるオノレのものにするわけにもいかない。
使ってしまう前に、支給当日のうちに家族に無理のない範囲で「返済」してきた。

とはいえ、久々に「らしい金額」のボーナスが入って嬉しくないはずはない。
一気に使うようなことはしたくないが、金曜は富山市内のいつものAという飲み屋に行った。
業界を問わず人の入れ替わりというものはあって、私が6月頃に初めて行った時のメンバーも何人かはもういないか、もうすぐいなくなるようだ。
本当ならその「もうすぐいなくなる」Aちゃんの当番日で、それを受けてお誘いを受けていたのだが、店に入るとAちゃんはおらず、ママとTちゃんのみがいた。
ママはたいそう恐縮していたが、理由についてはあえて問うまい。
一人の人間がある環境を離れる時には、複雑な事情や感情が絡むときもあるからだ。

その日は年配の3人組が後から入って来たこともあって、もっぱらTちゃんのほうと話すことになった。
ママ同様、私より「少しだけ若い」年代になるから、甚だ失礼ながら「女の子」という感じではない。
ただ、話をする分にはやはり同年代ならではの親近感を感じることができる。
歌の趣味やモノの考え方などは似ている部分も多いし、実際に同店の若いメンバーとは「話し込む」レベルにはならない。
諸般の事情からややお疲れ気味のTちゃんのため、元気付けの歌も何曲かやった。
元気になってもらうためならコミックソングでも何でもやるのが私のスタンスだ。
好きな歌だけなら「ひとりカラオケ」でもしていればよい。
他人がいる環境ではそれなりの選曲というものはある。

翌日の土曜は「森本浩 & ivy」のマンスリーライブへ。
金欠もしくは旅行のため、ここ3回ほどは行くことができずにいたが、今月はライブの後に普通の月にはない打ち上げパーティーが企画されていたのでぜひ行きたいと思った。
相変わらずの温かいステージにはいつもながら感服する。
来年2月には、ひと月も休まず10周年(120回)を迎えるというから素晴らしい。

このマンスリーライブのお客さんの大半は現在進行形で森本先生のお世話になっている「お仲間」の集まりで、私はかつて先生にレッスンを受けていた身に過ぎない。
私はいつも一人で顔を出すから、先生や女性コーラスのメンバーには顔くらいは覚えてもらっているとはいえ、何となく「アウェー」という感覚は今もある。
昨日にしても、お客さんの中に顔見知りはまったくいないので、パーティーの歌コーナーに出るかどうか正直迷った。
そこを、ライブハウスのマスターに声をかけられて二人で出ることになり、時間の都合で「オーラス」をつとめることになったのは幸運だった。
他のお客さんの手作り料理や差し入れのケーキなど、食べ物もおいしくいただいて楽しい夜となった。

今日の日曜は、金曜土曜の楽しみ疲れから、久しぶりに惰眠をむさぼる一日で、あっという間に終わってしまおうとしている。
週末に緩めるだけ緩め、はしゃぐだけはしゃいだから、明日からに向けて今日は休息を優先した。
年末に向けて仕事はもうひとヤマありそうな気配だが、それを越えればあとは年末モードということになっていきそうだ。
しかし、少しのことで事故やケガにつながる危険がある職場だけに、中途半端な体調ではいけない。
体調のセルフコントロールも仕事のうち、せめて皆勤賞は途切れさせたくなく思っているところである。

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