blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

単なるピエロかも

2012-01-18 20:19:42 | 日記
仕事は毎日順調で早くに帰ることもできているから、本欄もほぼ毎日何かを書くことができている。
昨日も大相撲が終わるかどうかの時間に自宅に着くという、同年代の営業職あたりでは考えられないことになっている。
もちろん体力的な負荷が大きい現場仕事と単純には比べられないが、仕事場と自宅の往復だけにならずある程度自分の時間が取れる今の生活は、同年代にはるかに劣る稼ぎを抜きにすれば恵まれていると思う。

その昨日は時間があるのになぜか更新する気にならず、早々に寝てしまった。
毎日100人くらいの方が訪問してくれているので、なるべくなら明るく前向きなことを記したいと思うのだが、ここ最近は私的な部分で気分と活力がやや落ちているような気がする。
先週は富山と魚津で飲みが1回ずつあってそれなりに楽しい思いはさせてもらったはずなのに、祭りのあとのような空虚な気分の度合いが高まっているように感じる。

先週の飲みは2つとも「他人のもの」である女性からの誘いであった。
彼氏持ちであったりダンナ持ちであったりする女性が、例えば私のような「違うオトコ」を飲みに誘う気持ちというのはどういうものなのか。
ダンナや彼氏がいたところで全員が順調とは限らない。
結婚していても何年も夫婦生活がないとか、彼氏と最近うまくいっていないとか、人間だからいくらでもある。
パートナーがいるのに実は寂しいというのは珍しいことではないのだろう。

さんざん騒いだ後の空しさがキツく感じられるのも、私自身がその場限りの「寂しさを埋める道具」でしかなく、いいように遊ばれているだけではないかと思うからだ。
確かに普通の人間よりは多少「芸」は持っているつもりだが、それだけをアテにされているのではないかという不安にも似た感情がフッと沸いてくることがある。
ああいうメンツでいくら飲みを重ねても、私サイドから見て何かが「発展」することはない。
他人を楽しませることも笑わせることも私は本当に好きだが、相手にとってそれだけの役割、ピエロのような存在でしかないのなら、これからはどんな誘いもバカバカしくて行けなくなってしまうかもしれない。

自分自身が落ち込まないように、なるべく本欄は前向きな言葉で終わるようにはしているのだが、単なるバイオリズム的なものか、生活の中身が変わらないのになぜか気分が乗ってこない。
たまにはこういうダークな内容もご容赦いただき、あと約3週間後の「開設5周年」を無事に迎えたいと思う。