blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

12月、そして2014年を振り返って

2014-12-31 11:18:32 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返ります。
今日は大晦日ですので、2014年全体も振り返って、本年最後のエントリーとします。

まずは12月。
職場を異動になってまる3ヶ月、9月末までフォークリフトやトラックを動かしていた人間が、スーツを着込み書類の作成に明け暮れる毎日を送りました。
前回も書いたとおり、12月になってからは前任者の膨大な積み残しもほとんどがハケて、新加入の社員の力も得てスムーズに、気持ちに余裕を持ちながら進めることができました。

当初のことを思えば、とりあえずよく3ヶ月もったと思います。
久しく感じることのなかったストレスと闘い、たった1日とはいえ気分が重くなりすぎて会社に出られない日まであり、現場に戻りたいと思った時は2度や3度ではありません。
仕事にからんで自室で悔し涙にくれることがあるなどとは思ってもなく、すべてが自分のせいではないと分かっていても、情報の最終発信地としての責任を必要以上に感じる日々は苦しいばかりであったというのが本音です。
目の前を片付けるのに精一杯の中、周りになじむことなど考える余裕もなく、実際になじめているのかも分かりませんが、そのために会社に来ているわけでもありません。
とにもかくにも「やる気のある人」と思われていればそれでよく、相も変わらずの「近寄りがたい」という評判も私にとっては慣れたものです。

2014年全体ということになると、変化の大きい、また運にも恵まれた素晴らしい年であったと思います。
仕事の上では、春にいわゆる「非正規」を脱出できました。
非正規脱出は前々からの願いでもあり素直に喜びましたが、その半年後に現場から事務方に呼ばれるというのは思ってもいなかったことです。
出世欲に乏しい人間なので、これで「コースに乗った」などという考えよりは、必要とされて行ける喜びのほうが大きかったです。
行ってからはたいそう苦しみましたが、今日の時点でやっと「よかった」と思えます。

個人的な話となると、年頭から最後の国立競技場で大学ラグビーと高校サッカーの決勝戦を見ることができました。
春には京都から姫路城、6月には両親を山陰に連れて行ってやっとこさの親孝行、夏には山歩きに念願の北東北と遠出もけっこうしました。
未訪問の県はあと5つ、未訪問の競馬場はあと3つとなり、これは2015年中の達成を目指します。
周囲の人間関係という面で見ると、結果的にはプラマイゼロとなりました。
つながりを増やしすぎてどこかが挫折する経験も久しぶりでしたが、自らの狭量さを思い知るとともに、もともと群れることが嫌いな人間ならば狭量なままでもいいのではないかとも思います。
他人から見ればわずかではあっても、切っても切れないと感じる関係はあり、そこだけは誠実に大切に向き合っていきたいと思います。

2014年も本欄を支えていただきありがとうございました。
2015年もどうぞよろしくお願い致します。

自分だったら

2014-12-27 23:48:56 | 休日
祝日もあった今週の勤務は、あっという間に終わりました。
今月加入したばかりの女性社員にずいぶん助けてもらって日頃の忙しさもかなりマシになり、たまっていた案件もずいぶん吐き出すことができました。
組織としての連携が急に改善した気配はなく、来年になっても急な案件は減らないとは思いますが、時間に余裕のある案件を彼女に任せ、空いた時間はそれこそ急を要する案件やスケジュール管理に使うことができます。
異動してきて約3ヶ月、前任者のモチベーションの低さをモロにかぶる形で後追いの案件ばかりに忙殺される日々は一段落し、ひと頃のように重い気分で会社に出ることは少なくなっていくと思います。

会社勤めならこの時期はある程度フトコロにも余裕ができている人がほとんどとは思います。
そんな中、今週は飲みに出る回数は最小限に抑えました。
月曜に自力でちょい飲みこそしましたが、水曜から金曜にかけては、前々から企画されていた会社の忘年会の場に参加しただけでした。
部署横断で相当の大所帯、お約束のアトラクションもありの楽しい会になりました。
その日は2次会も設定されていましたがそこはパスし、自分らしくというべきか単独でのちょい飲みに流れました。
義務を果たせば、その後の時間は束縛を受けず自分の責任で過ごせばいいのです。

私もまだ異動してきてそれほど時間が経っておらず、ありがたいことに日々の多忙もあって、会社もしくは部として前もって設定して飲みに出たことはまだ2回しかありません。
そのうちの1回は今週の忘年会、もう1回は部として、しかし業務上で協力いただいている他社の人が数名混じる会でしたから、日頃一緒に仕事をしているメンバー「だけ」で飲み会をしたことはありません。
自分だったら、日頃自らの指示で動いてくれている社員の、文字通りの慰労の場を別に設けたいと考えますが。

過去に、いざ宴会となると「盛大にやること」が目的になってしまう人間のことを書きました。
大人数の宴会を仕切る能力には敬意を表しますが、やたらに大勢で宴会をやりたがる人間は、宴会の中身よりも自らの力の誇示に宴会という場を利用します。
オレが声をかければこれだけ集まるというところを見せて、自分の影響力の大きさをことさら強調しようとする意図が透けて見えるのです。

最近私は、上司も含めてのランチの固定メンバーから外れて、現場にいた時と同じように弁当持参の昼食に切り替えました。
何がイヤとか誰がイヤとかいうわけではなく、気持ちの切り替えと節約を考え、また忙しい時は少しでも仕事を進めるために時間を使うこともできるからです。

私がランチに一緒に出なくなってから、その上司からの接し方が微妙ですが変わったような気はしています。
盛大な宴会にしても、ランチで部下を連れ歩く行為にしても、構成人数は大きい方がいいと考える人間にとって、自分に付いてこない人間が出るという経験は久しくしていないかもしれないからです。
私よりも若い社員の、いかにも「行きたくて行ってるわけではない感じ」が顔を見てすぐに分かってしまうくらい、毎日のランチの場がそれほど楽しいわけではありません。
付き合いが悪いなどと思われることを恐怖して仕方なく付いて行く人間がいて、付いてこられる方がそれを当たり前だと思ってしまえば、昼ごはんの時間でさえも上司に支配されることに結果的になってしまいます。

他人に影響を受けすぎない環境に身を置く方が精神衛生上いいことは前の部署で痛いほど思い知ったので、試験運用から本格的に来年以降はかつてのペースに戻していきたいと考えています。

年賀状も出したし

2014-12-23 22:22:44 | 休日
穏やかな日になりました。
つかの間の晴れ間は有効に、などと考えたくなりましたが、貴重な休みは休むことに専念しました。

午前の早い時間帯は年賀状の準備をしました。
準備をするといっても、友人がほとんどいない私は片手くらいの枚数で事足ります。
そんな少ない人数ながら、今年実際に顔を見た人間はいません。
手書きのメッセージを書くスペースも作っておきながら、結局は何も書かずに出しました。
「また飲もう」「みんなで会おう」などと、実現性の低い社交辞令を書く必要はありません。
もういい大人、それぞれの環境がある今はないものねだりはしないほうが賢明です。

来年3月に開業する北陸新幹線のダイヤが発表になりました。
富山に住んでいて気になるのはやはり「富山発の朝イチ」と「東京発の最終」の列車の時刻です。
朝イチと最終を使えば、たとえ日帰りでも朝9時前から夜の9時前まで東京で活動できることになります。
今までは朝の10時から夜の8時まででしたので、滞在時間が正味2時間増え、もはや通勤圏と言ってもいいでしょう。
私の立場では東京のオフィスに出向く用事はありませんが、前泊が必要だった会議も当日の朝に出発するケースが増えるのかもしれません。

長野経由になり距離的に現行ルートより短くなりながら、フル規格の新幹線で料金の値下がりはさすがにありませんでした。
ネット予約での割引運賃も追って発表になりましたが、これまで重宝してきた「首都圏往復フリーきっぷ」がおそらく消えるのだろうと思います。
JR線を使う限りは「現地(東京近辺)の移動はタダ」というのは何とも魅力で何度もお世話になってきました。
往復タイプの商品は、旅行会社が作る宿泊込みのパック商品がその役目を担うことになりそうです。

新幹線ができてもいいことばかりではありません。
富山からでは、大阪・名古屋方面は必ず金沢で乗り換えになりますし、新潟方面もかなり不便になります。
東京への人の流れが圧倒的に多いのは事実でしょうし、遠い未来には大阪までつなぐのが本来の目的(東海道新幹線の代替機能)ですので、過渡期にある今はある程度のことは受け入れざるを得ないと思います。
文句を言うほど私自身数多く利用する機会はありません。

余談ですが、新幹線開業後の在来線を引き継ぐ第三セクター線の魚津方面の最終電車が富山発23時半くらいになるようです。
県東部行きの終電があまりにも早すぎることは、以前から高岡方面とのバランスを欠き問題視されていました。
たとえ30分でも余裕ができることは、今は必要ないにしても、将来的に魚津へ…とも考えている私にとっても朗報です。

そんな話とは別次元で、今の本社勤めで役立たずのまま過ぎるなら、さっさと滑川の現場に戻してもらって、住まいも勝手知ったる魚津に戻ろうか、などとも考えるイブイブの夜でありました。

こたえた

2014-12-21 22:13:41 | 休日
この土日は特別なこともせず、外出も控えめでした。
金曜の夜には深酒をしてたいそう夜更かしをしてしまいました。
酒の量のわりには二日酔いにはなりませんが、年齢とともに疲れを後に引きずることが増えています。
土曜の間に取れておいてほしかった疲れが日曜にも残ってしまったことは残念でした。

その金曜の仕事は、身内からの責め苦ばかりでいいかげんイヤになり、定時をほんの少し過ぎたあたりで早々に切り上げました。
飲みのお誘いがあったのですが、スーツを着替える時間があったので一度自宅に戻り、久しぶりに私服に着替えて街に出ました。
他人がどう見ているかはともかくも、スーツはいつまでたっても好きになることができません。
無理をして自宅に帰らなくてもよかったのかもしれませんが、金曜の夜にはサッサと私人に戻りたいと思うほどの気持ちになっていたことは確かです。

その日はずいぶんと音楽に通じたお客が多く、女性と話をしているよりはたまたま出会った客どうしであれこれハーモニーをとったりして楽しむ場面が多くなりました。
店飲みはお金がかかりますが、部屋飲みでは絶対にない楽しみがありますし、特に歌や音楽の力は絶大だとあらためて感じます。
歌い出しの瞬間に場の雰囲気が一変する感覚は一度味わったらやめられません。
せっかく同じ時間に同じ場所にいるのですから、乗ってくれる人とは一緒になって大いに楽しんでしまえばいいのです。
群れるのを好まず単独行動の多い私ですが、やはり心の底では一緒に楽しめる仲間を求めているのかもしれません。

もう年も押し迫り、世の中は忘年会シーズンです。
忘年会でもって何を忘れるのかは人それぞれでありましょう。
私自身の2014年は、異動という大きな出来事もあって忘れたくても忘れられない年になることは確かですが、最後の最後に「忘れたい年」になってしまう危険もはらみつつのあと十日間になります。
あくまでもやむを得ずという場面に限りたいとは思いますが、場合によってはリスク覚悟の行動を取ることもあるでしょう。
そもそも本社の事務方に引き上げてもらうなど宝クジに当たったようなもの、失うものは何一つありません。
今年のうちにまずは「人間」に返り、いい気分で来年を迎えたいと思っています。

早いな~

2014-12-20 23:37:52 | 休日
2014年もあとわずかになりました。
祝日などのからみもあり、会社に出る日もあと片手くらいの日数になっています。
わが社は年の終わりは遅いほうなのですが、世の中全体のことも考えると実質的には来週いっぱいで今年の仕事は終わります。

現場でもやっていたように、今の部署でも朝礼はあります。
当番は、本来の順番で言うと私は年末ギリギリ、実家が遠い人は休みを取ってメンバーもグッと減った中でのものになると思っていましたが、私の前の順番の人が急用で出られず、今週代役を務めることになりました。
その人が出られないかもしれないということは事前に本人から聞いていて、何を話すかは事前にある程度は仕上げた上で臨むことができました。
大勢のメンバーの前でも、さすがに準備さえできていればそれほど話が詰まるとかという事態にはなりません。
日頃から口ベタだの不器用だのとさんざんバカにされてきましたので、イザとなれば人前でも臆せず話せるというのは見せておきたかったところです。
繰り返しにはなりますが、職場は戦場そのものであって、抑止力になりうるものはいくつあってもいいのです。

今週は祝日はなく通常の月金の5日間でした。
昼ごはんは上司も含めて7人か8人で出かけるのがお決まりにはなっていますが、今週は5回のうち3回は出ませんでした。
昼休みまで上役と一緒なんてという話もないではなく、午前中にお小言を頂戴した日などは別にいいかという気にもなります。
現場しか経験のない私には会社全体の話が聞ける貴重な機会ではありますが、最初から義務でも何でもなくその気にならない時は行かないほうがいいのです。
それよりも、今年の終わりが近づいて、追いついていないものは追いついておきたく、良いことではありませんがあえて昼をつぶして仕事を進めることを選びました。

わが部署は情報の最終発信地であるという位置付けから身内から文句を言われることが多いので、私に限らずワリの合わない思いをしている人が多いです。
私の担当業務で言えば、厳密には二人体制のはずなのですが、片方が肩書きに寄りかかって実務を放棄しておりまったくアテになりません。
上からもそのあたりは再三しぼられていて私から何かを言う必要は今のところはありませんが、実務に携わってしまえば身内からの問い合わせにさらされることになり、それに回答する自信がないため結局は逃げ回ることになります。
評論家はいらないと前の現場にいる時も書いたことはありますが、当事者意識のない人間など職場にとって迷惑なだけです。
口を開けば小ぎれいなことばかり、頭デッカチのオボッチャマ上司の職場での「命」はそれほど長くないのかもしれません。

揚げ足取りを英語では

2014-12-17 23:49:01 | 日記
仕事の合間を使って、題名の言葉を検索してみました。
揚げ足取りの意味はわざわざ私ごときが説明するまでもありませんが、英語では「faultfinder」、直訳すれば「間違い探し屋」という表現になるようです。
英語のほうが分かりやすいといえば分かりやすいですね。

本欄では、いつ書いたのか覚えていませんが「指導と指摘」というエントリーがしばしば閲覧数の多い記事としてあがってきます。(多いと言っても日にひとけた台だとは思いますが)
他人が何か間違っていたら、それを伝えるまでは同じでも、その後の道筋を示すのか示さないのかが「指導」と「指摘」の分かれ道なのだろうという中身だったかと思います。

他人のアラ探しばかりして喜んでいる人間はどこの職場にもいるもので、前の部署でも最初の何も分からないうちの2ヶ月3ヶ月は相当に苦しめられました。
どこの職場にもいるというからには今の部署にもそういう人間は間違いなくいます。
私は今の部署に来てからだいたい2ヶ月半、まだ分からないところだらけなのは認めますが、そこにネチネチと絡んでくる人間が残念ながらたった一人ですがいるのです。

あまりにも悪意に満ちた、指摘のための指摘のような話にはいい加減アタマには来ていたのですが、今日はタイミングよくリベンジの機会がやってきました。
当方が作成している書類にどうでもいいようなツッコミを入れてくるのがお決まりになっていて(代わりに作る能力はない)、今日もそういう展開になりました。
毎度のことながら「何かモノ申してやろう」という雰囲気を感じましたので、いよいよ堪忍袋の緒も切れ、「そんな言い方ばかり、こっちを職場の仲間だと思って言っているのか?」と問い詰めましたら、「イジワルを言いたいわけじゃない、変な取り方をしないで」と言いながら、最後には下げろとも言わないアタマを自分から下げてしまいました。
後ろめたい気持ちがなければトコトンでも抵抗はできるはずで、それができなかったということはやはり今までの私に対する接し方に「他意」があったと言わざるを得ません。
けっこう人目に付く場所でモメていたとは思いますが、その後当事者が帰ってから私には何のオトガメもありませんでしたので、職場における当事者に対する支持は実はあまり高くないどころか以前から問題視されていると言ってもいいレベルだと実感しました。

職場ではできるだけ穏やかにいたいとは思うのですが、何も分からないからと言いたい放題をやってくるような人間にはそれなりの対処をせざるを得ません。
異動してきて3ヶ月経つか経たないかのこのタイミングで文字通り一矢報いることに成功したので、今日のことが今後のある意味「抑止力」として働いてくれると思います。
職場という戦場では、日頃から理論武装を怠ることなく、要所では毅然として抵抗をしていかないことには生き抜けません。
「この人にヘタなことを言うと逆にやりこめられる」くらいに思わせてしまえば、武器となりうる理論はもはや持っているだけでよく、使う機会すらなくなってきます。

何となく日々重荷に感じていたものが取れ、現場にいた頃のようなハツラツとした自分に少しずつでも戻っていけそうな気になった一日でした。

投票しました

2014-12-14 19:01:14 | 休日
今年は12月中に寒くなる日が多いようで、根拠なく年内はクリスマス寒波くらいかなと書いたのが恥ずかしくなるような予報です。
自然の世界は何があってもおかしくない昨今、多雪と言われるこちら富山はまだそれほどでもないのが救いです。

さて、師走のあわただしい時期ながら、選挙の投票に行ってきました。
今度の選挙は、そもそもなぜ解散をしたのかさえボンヤリとしたまま投票日を迎えた人が多いと思います。
投票率がかなり低い中では、だいたいの結果は見えていて、夜中まで開票速報を眺めていることはないでしょう。
今回の解散は、野党が離合集散を繰り返す中、今解散すれば現有勢力以上を確保し、あわよくば連立ではなく自民単独政権もという非常にしたたかな判断があったものと思います。

何だか分からないまま投票日を迎えたのは私とて例外ではなく、それでも、何だか分からなくても投票の機会はほぼ外さずに行ってきました。
今日は国政選挙なのである程度は情報もありますが、富山市に住んでまだ6年くらいの人間にとって、県議市議クラスの選挙など判断材料と呼べる情報はよほど時間をかけないと整理できません。
せっかくの日曜、遊びに行こうと思えばいくらでもでき、投票そのものは義務でも何でもありません。
それでも投票に行くのは、行かないのは何となく「気持ち悪い」というだけです。
時間にして5分もかからない行為で、とりあえず「参加した」ということになれるわけですから、機会があれば投票には行かれることをおすすめします。

一週間更新をサボってしまった今週ですが、嬉しいことも嫌なこともそれぞれあり、しかし少しずつですがいい方向にいっている感じがします。
日々スンナリとはいかない毎日、時にヤリ玉にもあがりやすいポジションにいてシンドイ思いもしますが、そもそもどこがどうだから経験のない人間ばかりが苦労するかが何となく周囲に知れ渡ってきたからです。
私としては、そこに直接攻撃を加えるのではなく、自分の味方を周囲にもっともっと増やしていくことで、間接的にそこへの圧力をかける形にしたく、今ここに来てそれが実を結びそうになっているのは何よりです。
下手でも、要領が悪くても、動いている限りは動かない人間に勝つことができます。
二言目には合理的合理的と言って他部署やいわゆるアナログ的な手法への批判ばかりしている人間に、現場との接点も多い現在の部署での未来はないことは、いずれ本人にも分かってくるものと思います。

寒い日が続きますが、気持ち良く年を越せるよう、日々をしっかりと乗り越えていきたいと思います。

特に何もない日ですが

2014-12-07 21:52:54 | 休日
予報通り午後から雪はやみ、車道には雪がなくなって動きやすくなっています。
歩道にはまだ残っているので調子に乗って自転車を出すわけにはいきません。
歩道から雪が消えても、この季節は朝の冷え込みでところどころが凍結します。
本格的な冬に突入した今、自転車は本当に大丈夫と思える時だけになりそうです。

この週末は外出らしい外出はせず、例月の通院のため土曜に魚津まで行っただけでした。
日曜は晴れたのも午後からで、自室で横になっているばかりとなりました。
日帰りも含めて遠出となると10月の中頃に砺波市のスキー場までコスモスを見に行ってから機会がありません。
ここのところは平日の仕事を終えるとずいぶんと消耗していて、週末や連休にどこかに出ようという余裕がありませんでした。

土日はとにかくスケジュールを空けてゆっくりしたいと思うと、チョイ飲みも含めた遊びも平日に済ませることになります。
飲み屋さんも金曜や土曜の夜は忙しく、一人でボーッとしている時間が長くなってしまいますので、仕事に引きずらない程度に平日にのんびり楽しむというのは一つの選択肢としてはあると思います。
気持ちの切り替えが以前より大切な今、あえて平日の中に切り替える時間を作りながら何とか日々を乗り切り、休日は気分によって、疲れていれば今日のように何もしない日も作りたいのが本音です。

なぜか飲み歩いているイメージが付いている私ですが、それは機会があった時にはいつでも「とことん」になってしまうことが原因で、回数的には以前からそれほど変わっていません。
行きつけのお店が職場から徒歩数分のところにあっても、バス停がそれよりさらに近いので、その気がない時はあっさりと帰ってしまえますし、自ら回数をいたずらに増やすつもりはありません。
残業が多少増えた程度ではそれほど稼ぎに大きな影響もなく、限られた時間とお金をやり繰りしながらという状況はまったく変わっていないのです。

これから何かとあわただしく、しかし楽しみも増える時期になりますが、来年を展望する意味でも、もう一つ仕事のレベルを上げて精神的なゆとりを持って会社で過ごせるようになることを第一に考えたいところです。
忘年会やクリスマスや正月が楽しみでないとは言いませんが、これらは毎年必ずあって逃げていくものではありません。
異動して3ヶ月目にあたるこの12月をどう乗り切るかで来年の流れがほぼ決まるだろうと考えているので、仕事についてもやるべき時はとことんやっていく覚悟をもって臨んでいきたいものです。

2ヶ月という時間

2014-12-06 20:54:34 | 休日
12月の初めとしては本格的な雪になっています。
富山市の平野部では、人が踏んでいないところで20cmくらいでしょうか。
しかし、毎年この時期の雪は根雪にまではなりません。
明日の午後にも雪はやみ、その後はしばらく予報に雪マークがありませんので、いつもの通り雪はいったん完全になくなって年内はクリスマス前後にもう1回寒波が来るかどうかでしょう。

さて、10月に職場を異動になって以来、12月をどういう状態で迎えることになるのか、2014年を無事に終えることができるのか、不安や重圧だらけの毎日でそんなことばかりを考える時間を過ごしてきました。
仕事そのものには慣れてきてスピードも上がってきましたが、まだまだ正確無比というわけにもいかず余計な仕事が増えるのは相変わらず、悩ましい日々が続いています。

それでもここに来てようやく、仕事に加えて周りにも慣れてきた感じがし、少しずつ楽しみながら過ごせるようになってきています。
建前というのか名前の上では私は「同じ部」の中で異動しただけなのですが、毎日通う場所も仕事の内容もまったく変わってしまったので、実質的には全然違う部署に変わったのと一緒です。
それでも同じ部は同じ部ですので、今一緒にいるメンバーとは異動になる前から数度は飲み会の席で顔を合わせているのです。
事務方の集まりに現場からゲスト的に参加できる機会が何回かあったおかげで、まったくお初の人ばかりの中に入っていったわけではありません。

とはいえ、たまに飲み会にゲストで来ていた人間が異動でやって来て一緒に仕事をするとなると、ただただ和気あいあいというわけにもいきません。
肩書きのあるなしによらず、同じ場所で仕事をするということは、いやでも他から比較の対象にされるということです。
お酒を一緒に飲んだことがあってもそれは夜の話、昼間のシラフの世界では最初のうちは人となりや仕事ぶりをじっくり観察されてしまうのは当然のことです。
お互いによそよそしい時間というのは避けては通れず、時にはキツめの当たり方をされたりしたのは新参の身では仕方がないことです。

よく分からない部分が何となく分かってくるのには2ヶ月くらいはやはり必要なのでしょうか。
ただ、単純に2ヶ月という時間さえ過ぎれば周りになじめるかと言えばそうでもありません。
ド下手だろうが、失敗続きだろうが、ドタバタしながらでもとりあえず「やろうとしている」と思ってもらえてようやく周りも変わってくるのです。
ほんの10日ほど前までは、満足な仕事ができない焦りから仕事中に笑う余裕もありませんでしたし、気分が重くなりすぎて休んだ日さえあったわけですが、今から思うと一度ダウンしてしまったことが「ひとりの人間」として受け入れられ始めるキッカケになったのかもしれません。
今の部署には、過去にがんばりすぎて一日休むくらいでは済まなくなった人も多いことを知りましたのでなおさらそう感じます。

クセが付いてしまってはいけませんが、適度に抜くところは抜いて、時にはくだらない話もしながら楽しんでやっていければ、長続きしないとかつぶれてしまうとかの危険は少なくなっていくのだと思います。

イザという時は

2014-12-03 22:52:46 | 日記
私が極端なプラス思考を嫌うのは最近書いている通りです。
誰にでも浮き沈みはあり、どうにもならない時は何をどうやってもうまくいかないものです。
机から消しゴムが落ちたから拾おうとして筆箱ごと落としてしまうような日は誰にでもあります。

さて、仕事をしていて苦言をもらうケースは多々あります。
過ぎたるはなお及ばざるが如しと言って、指示以上の不必要なことまでやってもいけないし、指示に足らないのも当然いけません。
結局怒られるのはどちらも変わらないわけですが、今日は「やり過ぎ」が原因でこっぴどく絞られてしまいました。
やり過ぎで怒られる分にはあまり深く気にしないほうですが、朝一番からだったのでなかなかダメージはありました。
作業が速くなってきたとはいえ、勢い任せで詰めを誤るのは良くないですね。

私の担当する仕事はいろんな部署のお膳立てや準備があって初めて成り立つものです。
現在は必ずしも連携やコミュニケーションがうまくいってなく、私自身もプレッシャーを感じる場面が多いのは最近も書いています。
今日はわりあい簡単な内容の文面をササッといくつか仕上げて平和に終われるはずでしたが、夕方を過ぎてからまたしても現場からの問い合わせに追われる形であわてて文面を作ることになってしまいました。
幸いそれほど難解なものではなく、早い時間に会社を出ることはできました。
最近は、突発的なことに変に慣れてきた自分が怖くなる時があります。

今の担当は実務はほぼ私が一人でやっています。
最初から抱え込むつもりなど毛頭なく、しかし直属の課長クラスの上役が「ワンオペでお願いします」と言うので仕方なくそうしてきました。
マネージメントに関する理論は持っているようには思えますが、欲を言えばイザという時にはプレイヤーの役割もできてほしいと思います。
今日のように問い合わせが計ったように2件同時に来るような緊急事態でも、2人で1件ずつこなすような分担がまったくできないのはつらいです。
これから部署横断での話し合いを重ねて、最終的には自分の仕事もやりやすい環境ができていくものと思いますが、その環境は今は整っているとは言えません。
そんな状況でもかたくなにプレイヤーになることを嫌がっているようでは、私を含めた部下の心はどうなるでしょうか。

ところで最近、私と同じ時期に今の部署にやってきた若い社員からプライベートで誘いを受けました。
私自身もやや疲弊ぎみの毎日ではありますが、せっかくの機会、彼の思うところも多々ありそうなので、まずは受け止めることを第一に、かつ楽しい時間にできればいいと思います。