blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

9月を振り返って

2009-09-30 20:00:00 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
働いているという証左にはなるが、記事の内容は会社のあれやこれやが多くなった。
不思議なことも多かったので、ついつい辛目の論調になったのはご容赦願いたい。

自分自身のことをいえば、今までまったく知識のなかった分野の仕事もあって、教則本と首っ引きという時間が多くなった。
それでも何とか、HTMLに関する一定の手順は身について、わずかの分量ながら目に見える形で結果を出すことができた。
以前に在籍していたという韓国人の留学生が、とてつもない日本語を会社のサイトに残していったおかげで私の勉強にはずいぶん役立った。
もともとの脳ミソからしてプログラミングとかナントカ言語あたりまでいくと受け付けなくなるとは思うが、個人のウェブサイトやブログにもある程度は応用していけると思う。
いずれやたらと動きの激しいページに生まれ変わる時が来るのかもしれない。

自分自身のスキルアップの場になっていることは喜びたいが、今の環境もつくづく不思議なところである。
「伝達」ということにこれほど無頓着な会社は初めてだ。
以前にいたロシア人経営の会社もひどかったが、多少は「言葉のカベ」というのもあった。
今は外国人はおらず日本語だけでOKのはずなのに、大事なことさえ伝わらない。
毎日の日報は相変わらず無視されていて、社長の机には7月あたりの日付のものが散乱している。

情報の流れが悪い組織というのは総じて閉鎖的な空気がある。
これまでさんざん独裁だ体育会系だと書いてきたように、とてもあってはならないような不自由で殺伐とした雰囲気を感じる。
私は直接の被害者ではないが、指導の名を借りて「顔をつねる」とか「頭をひっぱたく」ようなことが許されていいのか。
たまにならともかく、毎日そんな光景を見せられては気持ちが暗くなるばかりである。

明日は月初めで朝礼があるらしい。
となりのYさんが教えてくれたのだが、いつもより1時間以上も早い7時半からということである。
私は8月の終わりごろから来たので9月もあったはずだが、誰からも聞かされなかった。
7時半に朝礼ということに何の意味があるのかは分からないが、8時15分からは会議があるようだ。
会議にはもちろん名前がついているが「会議」の前に漢字が12文字も入る長ったらしいものだ。
名前だけでなく会議自体がなんと13時までの長丁場である。
私は参加しなくていいようだが、4時間45分も月の初めに何を話すのだろう。
織田裕二ではなくても一言叫びたくなるところだ。
月初だけではなく、こういう長い会議がわざわざ土曜日の午前中、それも毎週行われている。
いやはや何たることか。
まったく働く人間を大事にしないこの姿勢、権力者の自己満足もここまで来れば大したものだ。

私自身は「言うべきは言う」を当初から通して相場を作り、筆談ながら報告も怠らないでいるため理不尽な責めには遭っていない。
物言わぬ対象には徹底的に攻撃できるが、理詰めで論破されるかもしれない相手には意外なほど腰が引けるところはいかにも体育会系である。
自分自身に脆さや矛盾をしこたま抱え、かつ社内には不満ばかりがくすぶっている今の状態だが、とりあえずは力ずくで押さえているだけに過ぎないのではないだろうか。
これを会社から国に置き換えれば、明日建国60年というアジアの某国と同じ構造を感じてしまう。

私にとっては居心地がいいのか悪いのか分からない状況であり、10月以降もしばらくは様子見の日々が続く。

有料→無料

2009-09-29 20:00:00 | 日記
昨日は結局金沢市まで足を運んだのだが、先日お世話になった旧福岡町はその道中にある。
「高岡市マルチメディアセンター」はJR福岡駅の近くで、国道8号線からもすぐだから分かりやすい。
祭りも終わり、平日の日中でもあり、いつもの静かな田舎町に戻っていた。

さて、先週末に上司のS氏が同センターに用事があるといって出て行った。
10月12日までやっている「滝田洋二郎ワールド展」を観覧無料とすることにしたので対応に行くとのことだった。
昨日通りがかったので見てみたら、案内のチラシや看板が書き換えられていて、確かに無料になっていた。
センターにはお世話になったので、開館していれば差し入れでもと思ったが、あいにく休館日で短時間周辺を散策しただけだった。

もともとお金をいただけるような内容ではなかったとは思うがそれはそれとして、展示期間の途中で有料から無料にするのはいかがなものか。
期間の前半できちんと200円払った方と、これから行ってタダで見られる方は明らかに不平等である。
地元の人の中でも「有料組」と「無料組」が発生することも考えられる。
狭い田舎でこんなことをしていては、いらぬクレームの元にもなるし、またこういう良からぬ話ほど広がるのは早い。
下手をすればわが社の信用にも関わってくる。

入場が少ないからと場当たり的に無料にしても、いつもの人通りを考えればそれほど変わらないようにも思う。
個人的には、今回有料にしたことは失敗だったとは思うが、終了までは有料を貫くべきであった。
イベントの途中で条件を変えるよりも、次のイベントに今回の経験を生かすほうが賢明である。
有料にするか無料にするかは個々の内容で是々非々で判断していけばよいが、少なくとも期間途中での方針転換は今後も禁じ手と心得るべきである。

追い追い分かってくるのだとは思うが、今のところは会社がやろうとしている「観光」の仕事が「営利事業」と結びつくイメージがどうしてもわいてこない。
もともとボランティアからスタートしたとはいえ、その延長線上のような活動ばかりで、いったい何を売って儲けるのかが分からない。
実際には確固たるビジョンがまだ出来ていないのかもしれないが、イベントの切符やそれに付随する物販だけでは収益事業にはならないだろう。

このご時世、各社大変だから、収益のチャンネルを増やそうとすることは悪くないことと思う。
ただわが社は、もともとの業種からいえば観光は「畑違い」なので、よほど確かな方向性がないと結局は「何のため?」ということになりかねない。
イベントの有料無料ひとつでコロコロ方針が変わる今の様子を見ていると、本格的な動きというのはまだまだ先のような気がしている。

奇跡は目の前で・・・。

2009-09-28 23:38:49 | 休日
今日は、先日のつくりもんまつりの時に祝日に出た代休だった。
どうせなら来月6日の白山大賞典(金沢)あたりにしたかったが、締め日の関係から無理やり今月中の消化となった。
土日と合わせて3連休となったが、体だけは元気いっぱいで西へ東へとけっこう動いた。

土曜は引き続きPCの物色、日曜は黒部市まで走り「くろべフェア」なる産業展示会に行ってきた。
「ダーリング」のステージがあるというので行ったのだが、出番までには少し時間があり、本来のイベント会場をのぞいてきた。
特に目を引くものはなくそそくさと出てきたが、会場内では黒部市内にできる新しい新幹線駅の名前のアンケートで声をかけられた。
すでに5つばかりの候補があってその中から選べというのだが、時間はかからなくてもそれ自体が押し付けがましい感じがしたので参加しなかった。
今はとりあえず仮で「新黒部」となっているようだが、この駅に関して言えば「新川」とかのだだっ広いテリトリーを表現する必要はないと思う。
意見を広く聞きすぎて意味不明の名前になっている新幹線駅や高速のインター、果ては最近の合併での市町村など、悪例はたくさんある。

ダーリングは今回はジュリー一色に戻って私にとっては久しぶりだった。
15分という持ち時間だと、やっているほうはあっという間であったろうが変わらず楽しませていただいた。
いつもながら、MCも見るほうを和やかにさせていた。
比べてはなんだが、滑川の青年部のムリヤリっぽさが鼻についたのは経験の差というところか。

今回は写真撮影を仰せつかったが、人物はもちろんだが、当日のいい天気が伝わればとあえて空の面積を多めにしたものも撮った。
頼まれごとであろうと、やるからには自分の作品である。
目の前が水なので限られたアングルながら、それなりに工夫をしたつもりである。
トップページにできのいい写真を使っていただいたので感謝している。
(ダーリングのHPはこちら→ http://www.geocities.jp/darling_toyama/

さて今日は用事をこなしながら徐々に県西部のほうに向かい、最終的には金沢市の県立野球場まで行った。
プロ野球・BCリーグの地区プレーオフがあろうことか3戦目までもつれて富山に優勝のチャンスが出てきた。
今年は前期・後期とも石川の後塵を拝して、直接対決でもこてんぱんにやられていたが、北陸地区2位の座は死守してプレーオフの出場権を得た。
細かい説明は省くが、ルール上3戦のうち1つでも石川が勝ったところで終わるところが、富山が土日に意地を見せて2連勝したため、今日富山が勝てば奇跡の大逆転での地区優勝という試合だった。

その試合は、9回表まで4-2で富山がリードしていながら、クローザーがつかまってまさかの逆転サヨナラ負けとなった。
石川はそれまで、攻めては3併殺、守備のミスも2つ出ていて決していい流れではなく、まさかの3連敗が目の前だったが、1点差に詰め寄ってなお一死一塁からの逆転2ランホームランで劇的に優勝を決めた。
富山はよくがんばって石川を土俵際まで追い詰めたが、あとアウト2つが遠かった。
現状福井の力がやや落ちるだけに、来年以降も「石川の壁」を破れるか否かで上に立てるかどうかが決まってくるのだろう。

これを書いている今になって雨が降っているが、この休み中は天気に恵まれた。
明日は一日雨のようなので、特に通勤には気をつけたいと思う。

濃い2日間

2009-09-24 20:20:29 | 日記
昨日に引き続いて旧福岡町まで仕事に行った。
さすがに昨日と比べると人通りは少なかったが、わずか2日間のお祭りでありそこそこの賑わいはあった。
直接ではないにしても、旧福岡町に最も人が集まるイベントに参加できたことに感謝したい。

センターへの来場者も多くなく、昨日のように受付の机に張り付けではなく本来の事務所の席に座って、誰かが来られればその都度応対という形であった。
人が来れば音が鳴る仕組みになっているので、見張っている必要もなかった。
相変わらずトイレの利用は多かったものの、公の施設が「入りにくい」というのも具合が悪い。
マナーの悪い人もいるが、それがすべてでもなくある程度は仕方がない。

昨日に続いて今日もセンターのO女史にお世話になった。
それほど忙しい日でもなく、お話をする時間も多かった。
大変聡明な方なので、話題も豊富で、会話をしていて大変楽しかった。
「日本語が通じる」というのは気持ちがいいものである。
次にお会いできるとすれば、展示会の撤収あたりだろうから少し時間がある。
わずか3回目の顔合わせながら、しばらくお話しできないのが惜しい気さえした。
だからというわけではないが、本ブログとウェブサイトのほうを紹介した。
特にブログには会社のあれやこれやも書いてあるので、1人の人間として全面的に信頼してのことだ。

自分の環境選択の誤りもあり、私の個性は否定的な見方をされることが多かったが、今年に入り「分かってくれる人」に多く会うことができている。
今後の私の立ち位置がどう変わろうと、終生おろそかにできない人々であろう。

今週の仕事は明日のみだが、またいつもの高岡のオフィスに戻る。
「日本語が通じない」人がいるのは残念だが、この2日間でまた前進する勇気をもらった気がする。
O女史には心から感謝申し上げたい。

つくりもんまつり

2009-09-23 20:12:40 | 日記
世の中は連休の最終日だが、今日は会社の手伝いで「高岡市マルチメディアセンター」というところに行った。
ここは旧福岡町の中心にあって、今日と明日の「つくりもんまつり」の会場の真っ只中である。
いろいろな展示物がすべて野菜で作られているのが特徴だ。
このお祭り自体は今まで縁がなく、初めて見られたことは個人的にはよかった。
300年以上も続いているということも初めて知った。
写真も何枚か撮ったので、追加でアップできればと思う。

センターでは祭りに前後して「滝田洋二郎展」を主催しており、その受付が主な仕事であった。
多数の来場者があったのだが、そのほとんどは「トイレ」のためである。
かんじんの物販のほうは、いちばん賑わうはずの今日でも展示会には約20人、9月5日のイベントで余った「ドラえもんラムネ」も十数本売れただけであった。
あとは午後から始まった浴衣の着付けサービスや、ネットの閲覧など、中学生の女の子を中心に来場があったぐらいである。

会社主催の展示会のことを言えば、センターのO女史の話によれば、滝田監督の展示は2年前の前回は無料だったが今回は有料であった。
展示会場は2階にあり、はっきり狙ってくる方は受付でお金をいただけるが、トイレついでに来てそのまま2階に上がられると私の視界に入らずチェックができない。
「上がり得」でタダで見ていったお客さんもある程度はいたが、首根っこをつかんで「有料です」というわけにもいかなかった。
よくよく見れば、案内には「協力金」という曖昧な書き方がしてあって、金額も字体が小さくて正直見にくかった。
相当凝って作られたわりには、最重要なところが伝わりにくいものであった。

そもそも前回よりも内容が質量ともに落ちているという話をO女史から聞いて、お金をいただくことそのものが申し訳なく思えたので、受付していて少しむなしい感じがした。
前回は持ち出しだったから今回は少しでも、という気持ちは分からないでもないが、1年で最も人が来る今日にしてこの程度であり、たかが数千円では収益に貢献などというレベルにはない。
大方の「祭りついで」のお客さんは、祭りのほかのところでお金を使っているので、200円とはいえさらにとなると心理的に難しい。
有料と聞いて「じゃあ、やめた」と言って帰ってしまう方もいたくらいである。

ついでに言えば、ドラえもんラムネも120円ではなく100円ならまた違ったと思う。
ラムネのために福岡町まで来ているわけではないお客さんには、できるだけ買いやすいほうがよい。
おつりを用意するほうとしても、100円と500円だけ用意しておけばよいところが10円も大量に必要になって効率が悪い。

このあたりはわが社のトップが決めていることなのだが、儲けが先に来てお客さんの立場とはことごとくズレている気がする。
所詮、独裁体制のもとでは、何を言っても無駄なのだろうが。
さしずめ、名前のイニシャルを取って、キムならぬ「エム(M)・ジョンイル」といったところか。
何かと言えばすぐに怒鳴るかダメ出しで、O女史も正直辟易しているようだ。
私は私で、いまだにエム氏の「笑った顔」を見たことがないのに気がついて、この時間に背筋を寒くしたのである。

祭りは明日までで手伝いも今日同様あるが、平日でもあり今日よりは静かなものだろう。
あまり気を張らず、丁寧さだけは忘れずにつとめたい。

明日は。

2009-09-21 19:27:07 | 日記
シルバーウイークと言われる連休も、大して遠出もせずに3日間過ぎた。
最終日はまたイベントの手伝いに駆り出されるから、休みは明日で終わりである。

この3日間は富山市内をウロウロして、PCをいろいろ物色している。
今使っているPCは、普通の用途では問題がないものの、動画までいくとけっこう厳しい。
特にアクセスの多い夜の時間帯はかなり苦しい。
ずいぶん前のモデルだから仕方がないが、ソフトの立ち上がりもイマイチになってきた。

前にも書いたような気がするが、これから出る新しいOSにはあまり興味がなく、シンプルで使いやすいXPが何となく好きである。
たぶんこれからも、オンラインゲームとか、高度な動画編集などの用途はない。
とりあえずXPが快適に動いてくれれば十分だ。

XPとなると新品はずいぶん少なくなった。
市内には中古店もいくつかあるし、ネットを探せばずいぶんお得なものもある。
通信販売は、実際に利用した人の意見が書いてあるのでよくよく読んでいる。
中古ならそれほど高い買い物にはならないが、今の私には「諭吉1枚」の差がかなり悩みどころでもあるのだ。

私にとっての連休の最終日はどう過ごそうか。
幸い天気はいいようだし、実家方面でもいいだろう。
持ち歌がネットにアップできたから、今度はCDの現物を持って宣伝しに行こうかとも思う。
テストも兼ねて何枚もCDに焼いていたら、けっこうたまってしまった。
もちろんお金をいただけるようなシロモノではない。
どこかに非売品として並べてくれるところがあればいいが。

自分の作品なのだし、こういう「営業」くらいはできないといけない。
たくさんの人に聴いてほしいからネットにも上げるわけで、このままジコマンで終わりたくない。
なんだかんだで、やはり持ち歌を何とかしたいという気持ちを捨てられないのである。
あきらめられないものがあるというのは、生きる上ではけっこう大事かもしれない。

明日はできるだけ積極的に動きたい。
動かなくて後悔することだけは避けたいと思う。

水と油?

2009-09-18 20:13:20 | 日記
今週も大きな失敗なく終えることができた。
週の終わりに気になったことといえば、会社の採用担当でもあるMさんと小さな衝突があったことだ。
Mというのは社長の名字と同じなのだが、奥様なのかどうかはこの際どうでもよい。

今日の日中に、急ぎで役所向けの書類の文章を考えてくれということだったので引き受けた。
急いでいるならとにかく早く仕上げようと考え、役所が作ったひな型を踏襲する感じで仕上げた。
まず何をどう作っても一発で通ることはなく案の定訂正がかかったが、その際にいきなり「あなたはどういう思いで仕事をしているのか、相手を見て仕事をする人は×××(←アルファベット3文字の社名)では伸びない」と詰め寄られた。
あげくの果ては「×××の社員としての自覚はあるのか」ときた。
よくよく聞くと、私が「役所の書類なら深く考えなくても・・・」といった趣旨の発言が気に入らなかったらしい。
あまりにも早く書類が出てきたので、私が「やっつけ的」に済ませたと考えたようだ。

私としては、経験上、役所の仕事は「書類さえそろっていれば」という世界であることを踏まえていて、いい加減でよいという思いはない。
言われた時刻よりも早く仕上げたにもかかわらず誤解されたのは残念だが、社員の自覚うんぬんまで言われて黙っているわけにはいかないので、できる範囲で議論を挑んだ。
すると、「競争相手があるから多少売り込み的な文言がほしかった」という。
それならなぜ最初からそういう指示ができなかったのか。
仕事を早くこなすことが気に入らないなら、これから私はどうすればいいのか。

今日にしても社長にしても上司のS氏にしても、一度指示を聞いて何かを仕上げても必ず思いついたように方向性の違う指示が後から後からやってくる。
指示の上塗りを重ねるうちに、今日の午後に持っていくはずの書類は遅れに遅れて結局夕方になり、最終的にはS氏にファイルを引き継ぐことになった。
本当に急ぎの書類ならある程度の不備があっても踏ん切りをつけて持っていけたはずだ。

昨日はこだわりについて書いたが、こだわりすぎて期限まで失すれば元も子もない。
本来15日から始まるはずの会社主催の「滝田洋二郎ワールド展」が、段取りが悪いのかこだわりすぎなのかは知らないが、4日も遅れて明日からようやく始まる。
15日にはマスコミの方も来られていたのに恥ずかしいことだ。
どうも社内に「完璧を求めすぎる」雰囲気があるような気がする。

それにしても今日のMさんの発言は残念だ。
あまり一概に言いたくはないのだが、富山県の西側(特に高岡)の人は決め付けるような物の言い方をする人が非常に多い。
商売人の町だからかどうかは知らないが、行動や発言が何となく気ぜわしい、せかせかした印象で、会話のテンポが合わないし、相手をしていて非常に疲れる。
私は大阪人とはまったくメンタリティーが合わないのだが、高岡人に「大阪人的」なにおいを感じるのは私だけではあるまい。

今の仕事は日々スキルが身に付いて個人的には楽しんでできているので、できれば長くお世話になりたいと思っている。
しかし今日の一件で、根本的な部分で「水と油」ということならあるいは・・・という思いもよぎる。
性急な行動はできないが、いざという時の心がけだけはしておくつもりである。

こだわろう

2009-09-17 20:00:00 | 日記
今日出勤したら、S課長が話しかけてきて「車の位置をちゃんと決めてくれよ」と言ってきた。
言われる理由がまったく分からないので聞き直したら、どうやらいつも自分が車を置いている場所に私の車があったからのようだ。
私はいつもS氏より早く出てきているし、各人がどこに車を置くか決まっているという話も聞いていなかった。
その日の気分で好きなところに置いていただけなのに、今頃になってイヤミを言われてはたまらない。
朝からこういう頭ごなしの物言いをされては気分が悪い。
要はそういう話は「最初に言ってくれ」ということである。

このS氏が社長の目の敵になっていることは書いてきたが、実際にどんな人間かがまだ見えていなかった。
毎日あまりの言われようなので同情するような感覚もあったが、最近はそんなものもなくなってきた。
わずかな時間での印象ながら、どうも仕事に対する「こだわり」が希薄なようである。

どこの会社でも毎日の仕事を報告する書類があるはずだ。
私も、となりのYさんも、毎日「日報」を書いてS氏に出しているが、それらはなぜかS氏のデスクの左側にそのままたまっていっている。
たまるということは「上に(もしくは社内に)伝わらない」ということである。
伝えるための日報なのに、ためるとは何事か。
ためるくらいだから、もちろん満足に見てもいない。
これでは無視されているのと同じであるし、形だけなら書かないほうがマシだ。
報告の過程で直の上司を「飛ばす」のは本来嫌いなのだが、大事な報告は直で社長に上げるしかないのかもしれない。

私自身も若い時分は「こだわりのなさ」を再三再四指摘された。
以前の記事で「思想軸」という言葉(造語?)を使ったが、「こだわりがない=軸がない」ということである。
軸がないものはフラフラと落ち着かない。
落ち着かないから他人に容易に振り回される。
「こだわり」がなければ、どんな簡単な仕事でもきれいにはできないし、人にモノ一つ言えないだろう。

たとえ何歳になろうと、思想軸のない人間に豊かな毎日はやって来ない。
ちっぽけでもいい、何か自分の中に軸が持てれば少しずつ毎日が変わる。
私はそういう感覚をつかむのが実は大変遅かった。
その分、1日1日を大事にという思いは強い。
毎日「生きた心地」がして初めて豊かな人生と言えるのだろう。

習うより慣れろ

2009-09-16 19:33:24 | 日記
今の環境に来て、だいたい3週間ほどになる。
もうそんなに経ったのかという感じだが、短い間にもいろいろと自分にとっては新しいスキルを身につけることができた。

私の隣にはYさんという細面の男性がいて、PC関係のことはよく質問させてもらっている。
もともと私はアナログ人間で、PCはあくまで道具として使ってきたに過ぎず、仕組みなどは分からないままここまで来た。
しかし、仕事として取り組むにあたっては、ファイルの階層がどうだとか、保存形式がどうだとか、今まで考えたこともないような問題にぶち当たった。
Yさんは、わが社では主にフォトショップやイラストレーターを駆使して、イベントのポスター作りなどに取り組んでいる。
過去、仕事としてPCを使ってきた人の意見はやはり参考になる。

Yさんは、私同様に(?)大変おっとりした方で、私以上に無口である。
自分よりしゃべらない人がいるものかと驚いたが、私からすれば余計なことを聞かれないので気が楽である。
コミュニケーションができないわけではなく、何か聞けば的確に答えが返ってくるので、仕事上で心配なことはない。
会話していて、とりあえず受け止めてはもらえるので、話しやすい面はある。

私もまったくのシロウトから始めて、HTMLでウェブサイトのファイルをいろいろ作ってきたが、これまでローカル環境(自分のPCの上だけ)にとどめたままであった。
いよいよ会社のサーバーにアップというときは、やはりYさんに助けてもらった。
ファイルをアップするといっても、やみくもに上げるだけでは反映しない。
間違った階層に上げていても何にもならない。
そのあたりをしっかりと聞き出すことができたので、そこからは手早く目的を達することができた。

一度理解できれば、あとは数をこなすだけだ。
ウェブサイトの更新というのは、少しずついろんなところが気になって、直しては上げを繰り返すことになるが、何度か失敗しながらも少しずつ要領が分かってきた。
実際に画面に反映できたときは、なかなかうれしいものだ。

私のPCは今、社内ネットワークにつながっていないので、仕事上少し面倒な状態にある。
Yさんは前からそのことについて心配してくれていて、明日あたり対策をしてくれるようだ。
まだまだPCはシロウトの私にとって、こういう存在は大変ありがたい。
なるべくたくさんのことを覚えて、社内でももっとモノが言えるようになればこの先精神的にも楽になるだろう。

純粋体育会系批判?PART3

2009-09-11 20:16:49 | 日記
わが社は8時45分の始業だが、遅くとも9時半くらいまでには必ず100デシベル相当の騒音を聞くことができる。
言うまでもなく、社長の怒鳴り声である。

相手はいつもの部下のS氏なのだが、とにかくS氏が何か言うことさえ許さない。
常にS氏が一方的にやり込められている。
S氏はわが社では10年くらいのキャリアらしいが、10年ずっとこんな感じなのだろうか。
毎度毎度何も言えずにガマンしている姿は見るに堪えない。

私だったら、立場はどうあれ、明らかに「言い過ぎ」の部分に関しては反論を試みると思う。
どんな簡単な仕事であろうと、少なくとも「こだわり」があれば、理論武装して反撃できるはずだ。
まだ私には見えてこないが、S氏が、一事が万事「何となくその場しのぎ」の仕事ぶりなのだとすれば、反論できないのも無理はないかもしれない。
たとえ自分なりでも仕事に対するこだわりを持たなければ、特に運動神経で会話する体育会系には振り回されるだけだろう。
多少乱暴なことを言っても反論してこないだろうと思われて、つけ込まれる一方になっているように見える。

私は入ってまだ日も浅いのだが、少なくとも伝えるべきは伝えている。
昨日は社長から、講演会の「要旨」をまとめろと言われたから、言葉の意味通りコンパクトにまとめたら、「短いと読むほうが面白くない」と言い出した。
「長ったらしい要旨」などはありえないから、要旨ではなく別の表現に変えていいかと迫ったら、何となくOKしてくれた。

入社早々、S氏が攻撃されているのを目にして、とりあえず私は社長に対して「言うときは言う」人間であることを早期にイメージ付けることを考えた。
そういう「相場」を作っておかないと、いずれあることないことで責められて困るのは自分だからである。
理論で会話できない体育会系という人種に対しては、通常はいい気にさせておきながらも、いざとなったら理詰めにして黙らせるための準備をするという二面作戦を取るべきである。

もちろん、最低限自分がやるべきことを怠けてそのような態度は取れない。
体育会系の理不尽に対処するには、それなりの覚悟と思想軸が必要なのだ。