blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

5月を振り返って

2013-05-31 23:59:59 | 月末振り返り
毎月最終日には月の振り返りを書いている。
今回はプライベートの外出が週末に重なったため、少し遅れて書くことになった。
便宜上、5月31日付けにしたが、書いているのは6月2日である。

仕事のほうは意外と言ってもいいくらいに落ち着いていた。
ドタバタしたのはほんの数日で、会計年度の二ヶ月目にしては心配になるくらいであった。

最近になってヒマな日の進め方が微妙に変わったのだが、午前中にあくせく動かされるようになったわりには全体の終了時刻があまり変わらないため、早くも不満の声が出ている。
いろいろなことを考えるのはいいのだが、何か新しいことを始めるなり今よりもひと手間増やすなりの時に話し合いの一つもないというのはいかがなものか。
職場のほぼ全員に影響することは先にコンセンサスを取るのが普通だが、反対意見を恐れてかロクなアナウンスもせず後はなし崩しというのは本当にどうかしている。

プライベートは、最近書いたように街に出ることが増え過ぎた。
今日あたりは某店のママさんからそれを指摘されるありさまで、しばらくは自粛モードということになる。

市内のお祭り、メンバーの卒業、旅行でお土産を買ってきたなどなど、言葉は悪いが断りにくい理由を付けてお誘いをしてくるのがお店というところである。
誘われもしないような人間ではありたくないが、遊ばれている感もさることながら、いちいちそれらに乗っていては生活がもたなくなる。

適度な距離感を保って付き合いができていくならいいが、断っても断っても食い下がってくる感じが見られるならば、文字通り物理的に距離を作るか、不本意だがまったくの無視を決め込むよりない。
富山市を離れ魚津に戻ってしまってもいいし、しつこい向きは連絡先から削除してもいいだろう。

今会っているメンバーはそれぞれに魅力的だし、未熟な私をコミュニケーションの面で成長させてくれたのは間違いなく彼女たちである。
しかしもう授業料をつぎ込む段階は過ぎ、彼女たちには重々感謝はしながらも、なるべくハードランディングにならない形で、そろそろ卒業ということにしたいのである。

半日お休みした

2013-05-29 20:35:22 | 日記
今日は午前だけ仕事に参加して、正午であがらせてもらった。
週初めからの疲れで体調を崩したのではなく、事前に申請を出していた。
午後に富山市内で所用があったためだが、自動倉庫やトラックの担当でない日を選ぶとすると今週は今日しかなかった。
有給は権利とはいえ、担当の交替など他人への影響はなるべく少ないほうがいいのは当然だ。
いかにも身勝手な有給の使い方にはならないようにしたい。

一応は職場に影響の少ない日を選んだとはいえ、ここ数日のことを考えるとちょうどいいタイミングだったような気もする。
大したこともしないまま仕事をあがり、用事も長い時間はかからなかったから、自由な時間はひたすら休養にあてた。
幸い月末週はそれほどバタバタはしない。
今週あと2日の勤務は何とか乗り切ることができるだろう。

ここ数日は本欄もスマホで打っているが、日頃はPCでも本欄の更新やメールもしくはSNSのチェック、情報取りなどが主で、あえて調子の悪いPCを立ち上げなくても何とかなる。
入力はキーボードよりは遅いし目も疲れるが当面は仕方がない。
大事なファイルは外部にバックアップを取っておき、最悪の事態として買い換えになった 場合に備えたいと思う。
使う頻度は減っても、動画など大きなファイルはやはりPCに置きたい。
今のところはスマホはスカスカにはしてあるが、スマホは常時軽くしておくに越したことはない。

今日も風が強く自室の窓は閉めたままで、仕方なく扇風機に今年初めて登場してもらっている。
今の季節はまだエアコンの世話にならず外気を入れてしのぎたいところだが、明日くらいまではやや荒れぎみのようだ。
五月ももうすぐ終わり湿っぽい季節を迎えるが、もう若くはない体、無理がだんだんきかなくなっていることを念頭に、動く時休む時のメリハリはしっかりつけていこうと思う。

疲れているのかな

2013-05-28 20:30:47 | 日記
週が明けて月曜火曜、いつもの元気が出ず、仕事もやや精彩を欠く形になった。
日曜の夜に中途半端な時間に寝てしまい、明け方に二度寝して体のリズムが狂ってしまったのもあったか。
仕事に向かう準備としてはお粗末なことをした。

疲れていたのは体ばかりでなく、昨日も書いたPCの不調やら今後のプライベートタイムの使い方に関する悩み、またぞろ厳しい局面に入った財政事情など、いろいろなことがあって精神的にもなんとなく負荷がかかっている感じだ。

いつもいつも調子のいい日ばかりは続かないが、ここ数ヶ月はわりあい浮き沈みは少なかったから、最近の状態には自分自身戸惑いがある。
数々の苦労もして少しはたくましくなったかと我ながら感じていたところなのに、いろいろ重なってさすがに弱ってしまったのだろうか。

今日の午後あたりからは軽口も出るようになったから、徐々にでもいいからいつもの元気を取り戻していきたい。

これからの選択

2013-05-27 23:02:29 | 日記
PCの調子が悪く、スマホで書いている。
ある日から急に動きは遅くなるわ音は鳴らなくなるわUSBも認識しないわという状態だ。
もともと古い機械で何が起きても不思議はなく、いよいよ来てしまったかという感じだ。

PCは以前からWindowsユーザーではあったのだが、XPのサポートも一年以内に切れてしまうから、この際Winにこだわらない選択もあるだろう。
スマホがiPhone5になったし、Winで多くの中から迷うより、PCもMacなら連携もきいていいのかもしれない。
安い買い物ではないので慎重には考えたい。

週末はツケ払いも兼ねて街に出た。
義務はとりあえず果たしたから気はラクになったが、今後もこんなことを何回もしていいわけはない。
ツケは出さなくても、そもそも今のペースで街に出ていたらやがては大変なことになる。

お店から引っ張りだこになるなどこれまでは経験がなく、ただただ嬉しさと有難さで回数が増えるという流れになっていた。
かつその場も楽しくなるように自分なりに努力してきたつもりだが、こんな生活の先に何があるかと言われれば、たぶん何もない。

富山市内にいれば生活全般も便利なのは確かでも、本社への異動も望みは薄くなった。
誘惑の多い環境にやや疲れを感じているのは間違いない。
そんな状況から離れる意味でも、地元である魚津に帰るという決断もあるいは必要なのかもしれない。
富山が嫌いになったのではなく、やはり私はふるさとである魚津が好きなのであろう。

静かな5月

2013-05-23 22:37:08 | 日記
新しい会計年度が4月に始まり、当然ながら年度当初はスタートダッシュよろしく仕事量は平均して多かった。
ところが5月に入ると、大変に忙しいと思われた大型連休明けの数日も予想ほどにはならず、その後も仕事の量は落ち着いたままで、職場が「しっちゃかめっちゃか」(死語?)になった日はない。

一部の会社大好き人間(帰宅恐怖症か?)を除いては、早く終われば定時で仕事をあがってサッサと帰っている。
私はデスクワークを持っていないので現場が片付いたら帰るという基準で日々動いているが、ここ数日は定時前後で終わっているので残業なしが続いている。
月々の稼ぎを考えれば悩ましい部分はあっても、不自然にダラダラと会社にいることは部署のコストをムダに食うことになるので避けなくてはならない。

わが部署の今月だけを見れば、いったいどうしたのだろうと心配になるくらいだが、会社が急に下り坂に入ったわけではもちろんない。
物流倉庫における日々の取扱量の平準化は現場と本部が協力しながら時間をかけて進めていることなので、富山県内にあるわが部署と国内に数ヶ所ある中継倉庫、あるいは外部の委託倉庫との割り振りが少しずついい形に近づいていると思いたい。

かつて私が派遣という形でわが部署に世話になっていた頃は、中継倉庫は関東に一ヶ所しかなかったと記憶している。
しかし現在ほどの売り上げ規模に会社としてなっていなかったから、今とは比較にならないくらい少ない人員でも普通に回っていた。
売り上げの伸長や環境の変化に伴って回るものが回らなくなり、いろいろな手を打ってきた結果が今の姿につながっているのだと思う。

いつも書いていることだが、世の中の追い風を受けているとはいえ今の時代に伸びている会社にいられるというのは幸せなことだ。
しかし、公開済みの決算資料を見れば、営業利益(本業でのもうけ)の利益率がやや低いのが気にはなる。
私は今の部署しか知らないから推測にしかならないが、ムダな残業に代表されるところのコスト意識の低さが根底にあるとは思う。
我欲が優先して会社のコストを食いつぶすドロボウ同然の輩がわが部署に限らず多いということかもしれない。
長時間労働が美しいとされた時代はとっくの昔に終わっており、やたらに長く会社にいるばかりの人間が評価されることは今となってはあまりなかろう。
私がしかるべき立場であれば、評価はあくまで「定時まで」をどう動いているかを重視する。

ヒマでも忙しくても、毎日やることは同じだ。
先のことは考えすぎないで、一日一日を確実に乗り切りたい。
オンとオフはしっかり切り替えて、引きずるものがないようにしたい。
いらないものは外に出してしまったほうがいいことは間違いないのである。

2月に半そでを着る人 PART2

2013-05-21 20:58:03 | 日記
2つ前の記事で、職場のどうにも目立ちたがりというか「かまってほしい系」のK氏のことを書いた。
変わっていると一言で片付けるにはもったいないような言動が多すぎるので、本人のいないところでは相当にバカにされているのは以前にも書いた。

あまり詳しく書くわけにはいかないが、氏の家庭環境ほかのバックグラウンドは相当に恵まれている。
有り体に言えば「いいトコ」の出であり、日頃のお坊ちゃん的振る舞いはそのあたりから来ているのは間違いない。
ただのお坊ちゃんだけなら取り立てて嫌われる要素もないが、恵まれて育ってきたわりには相当に「ケチ」なのが災いしているものと思う。

最近の氏は休み時間になるとタバコを吸っている。
タバコくらいはいいじゃないかという話だが、自分のではなく必ず他人のものを吸っている。
タバコを持っている人に「一本もらえませんか」と断るのならまだいいとして、他人の胸ポケットに手を突っ込んで、もらえるのが当然と言わんばかりの態度だからあきれる。
金持ちのボンボンが自分で吸うタバコも買ってこないで人にタカっている姿は見るに堪えない。

もう少し前の記事では、自分が買ってきたおみやげを自分で配ろうとしなかったT氏のことを書いた。
それはそれでまた一つ変わっているとは思うが、K氏は旅行に行こうが県外のお母さん方の実家方面に行こうが、おみやげなるものは一度も買ってきたことはない。
自分のための旅行で職場や家族へのおみやげのことを考えるのは確かに面倒とはいえ、遠出をすれば私なら何かは買ってこようと思う。
人が買ってくるものは我先にもらいにいくクセに自分では何も買ってこないので、氏のことを知り尽くした年長の社員からは「お前は食うだけだろうが」とキツい一言をもらっている始末である。

まる3年ほどの氏との付き合いを振り返れば、自分から先んじて自分のことを明らかにしたことはほとんどない。
人からは引っ張り出せるだけ引っ張り出そうとするわりには自分のことはあまり話したがらないという不思議な性格をしている。
好きな野球チームや血液型など、人に話してもどうということはない内容でも、こちらが聞いて答えが出るまでに微妙なタイムラグがあったのを鮮明に覚えている。

自分のことはできるだけ出さないようにして他人の内面は多く引っ張り出したいというのは文字通りのタダもらいの根性に過ぎない。
温室育ちのまま大人になり「言えばもらえる」のが当たり前、自分から与えて初めて与えられるという感覚が身に付いていないようだ。

こんな人でもわが部署のエリアリーダーが務まってしまうのだから、部署のレベルとしては知れたものだ。
つまらないプライドやこだわりを捨てられないまま暦を4周してしまった哀しき男性の指示を受けながらまた明日も働く私である。

こんなキップあるのよ

2013-05-19 21:18:55 | 休日
またもや今週は更新が空いてしまった。
水曜には市内C店のEちゃんから突然のお誘いを受け、性懲りもなく街に出ることになった。
月の真ん中は財政的にシンドイことが多いから一度は断ったのだが、今月の最初のほうでこちらが先メシをおごっていたので早いうちにお返しがしたいということであった。
実際にその日は先メシもお店でも手出しはゼロだったが、お店の分は結局ツケだからいずれ「償還」しなくてはならず、オマケに予定にはなかったW店にも顔を出してしまったから月末に向けて早くも頭の痛い状態である。
彼女たちとの時間が日々の活力になっていることは間違いはないわけだが、オトナどうしの付き合いだからおカネのことは早くに済ませておくに越したことはない。
またまた午前様となった疲れもあって、木曜と金曜の仕事は気力だけで乗り切った。

さて、写真は「富山県置県130年記念乗り放題きっぷ」という長ったらしい名前の切符である。
富山県内なら、JRと民間鉄道の枠を越えて鉄道線が一日乗り降り自由というシロモノだ。
130年にちなみ値段は1,300円という破格の安さ、しかし限定1,300枚だから6月10日まで使えるとはなっているがすでに予定数は売れてしまったかもしれない。
その切符を使って、土曜はまず宇奈月温泉方面に向かうことにした。
富山地方鉄道(以下地鉄)は運賃が高く、地鉄の自宅最寄り駅から宇奈月温泉駅までで切符の元が取れてしまう。
こういう時でなくては行く気にならないというわけだ。

今回は駅を下りて温泉街には向かわず黒部峡谷鉄道の宇奈月駅の方向に歩いた。
私が行った前日から終点の欅平(けやきだいら)まで全線で運転を再開したこともあり、観光客はもっぱらこちらのほうに来ていたような気がする。
私はトロッコ電車に乗る予定はなく、駅近くの遊歩道から鉄橋の上を走る列車をカメラにおさめようと思った。
本数はそれほど多くないながら、ちょうどいい具合に欅平方面の列車が新山彦橋を通過していった。
行き当たりばったりのわりには長く待たされることもなくラッキーだった。

折り返しの電車の関係もあり、温泉街に戻って少し散策した。
5月の真ん中、ちょうど開湯90周年の節目を迎えた日でもあったわけだが、土曜の日中ながらお世辞にもにぎわっている感じはしなかった。
北陸新幹線の新黒部駅(仮称)にほど近い恵まれたロケーションを生かすも殺すも結局は人間しだいだ。

帰り道はすぐに富山には戻らず、地鉄の新魚津駅で下りた。
JR魚津駅から伸びる駅前通りでは、今年が初めての試みとなる「よっしゃこい!! chorokuまつり」と題した催しが行われていた。
魚津には「せりこみ蝶六」と呼ばれる民謡があって、市が主催する夏祭りには必ず各地区からの参加により盛大な街流しが行われる。
その日はオリジナル曲を大幅にアレンジしたダンスミックス的な曲をモチーフにして約30の団体が踊りプロのダンサーが審査するという催しであった。
私がいたのは催しが始まった時間だったが、ちょうど母校のダンス同好会の踊りを見ることができたので、まだ慣れないスマホで動画におさめた。
帰りの時間が地鉄の特急(リニューアル車両)にちょうどよかったのでそれを使って富山まで帰った。

こういう過ごし方ができるのも乗り放題タイプの切符ならでは、天気にも恵まれいい一日となった。
その日は都合で朝早くから動くことができなかったから、もしまだ売れ残りがあるようなら今度はJR線ほかも駆使した小旅行にトライしてみたい。

2月に半そでを着る人

2013-05-14 22:33:25 | 日記
ここ数日は暖かいを通り越して暑いくらいの日が多い。
つい先日までは一日ごとに気温の変化が激しいという不安定な天候で、それが解消したと思ったら今度は一気に夏日前後の気温の日が続いている。
5月もやがて半分を過ぎ、6月ともなれば世の中的には春ではなく夏である。
少し前にも書いたが、わが国は寒いか暑いかの二者択一、ちょうどいい季節がなくなってしまったのかとすら思う。
世界を見渡せば年中暑い国寒い国などザラにあるから、季節の変化があるだけでもまだ楽しみはあると考えなくてはならないのだろう。

最近はいわゆるクールビズも前倒しぎみになっているようで、すでにそうなっているところもある。
ノーネクタイだけでなく、カジュアルウェアーで勤務できるところもあるようだ。
もちろん業種や職種によってはクールビズにできないところもあり、わが社でも現場以外の人間は普通にスーツとネクタイを着けているようだ。

わが部署には年中クールビズのような人間が一人いる。
いくら室内は空調がきいているとはいえ、2月の真ん中に半そでを着て仕事をする神経は理解しづらい。
どう考えても周囲の注目を浴びたいがためのウケ狙いとしか思えない。
本当に寒く感じていないのならおめでたいが、アピール込みでそういうことをしているのだとすれば、いかにも愚かと言わざるを得ない。
少し人と違ったことをしてくれば何人かは当人をつかまえて話題にはするだろうが、それらが一巡してしまえばその後は何もない。
当人のいないところでは皆が一様に首をひねっていることを当人だけが知らないという悲しいことになっている。

ちなみにこの当人、表面的には気さくないい人で実際悪い人ではないのだが周囲の評判は良くない。
上記のウケ狙い的な言動も含め、しらじらしいというのか何を言ってもやってもどこまで本気なのかが分かりづらい。
もう50も近い男性なら、それなりの落ち着きや風格や威厳があってよさそうなものだが、その「軽さ」ゆえにそういったものがまったく感じられない。
趣味はあるにはあるが、ゴルフやクルマ、なぜか大食い自慢など、いかにもオヤジくさい路線で、要は典型的な「とっつぁん坊や」ということだ。

ちなみに当人は未婚。
今からでも誰かを見つけようと思えば、会話ができなければならない。
何も急にファッションやグルメや美容関係の勉強をしなくてもよい。
ムリに女性の興味をひきそうな話題を探しても、付け焼き刃の知識はすぐにバレる。
映画や音楽や旅行、最近ならスマホなど、性別を問わない話題から入って全然かまわないから、とにかく会話する機会を増やさないと当人にとって大願成就は遠い夢となってしまう。

かくいう私もエラそうなことは言えないわけだが、街の皆さんに鍛えていただいているおかげで昔よりは会話に自信が持てるようになった。
決して安い授業料ではなかったにせよ、ここ数年での蓄積が近い将来に必ずや形として表れてくると信じている。

母の日だった

2013-05-12 22:12:57 | 休日
この土日は、先週の連休であれこれ動いたのと平日の飲み疲れが重なって、ほとんどは自室でウダウダするばかりであった。
もとより連休と今週の平日で散財したのでしばらくは静かにしているよりないのだが。

さて、今日は昼頃にのっそり自宅を出て実家方面に行った。
土曜と違って好天、風も弱かったから、実家に行く前に魚津市の海岸沿いにある「海の駅蜃気楼」に寄った。
蜃気楼目当ての人も多数いたものの、かんじんの蜃気楼が出ている様子はなかった。
地元に住んでいてもなかなか見ることができないシロモノだから出ていればラッキーくらいに思いたい。
私もいまだにA級B級のハッキリしたものは見たことがないくらいだが、蜃気楼一つでずいぶん人を呼べているように感じる。
遠方の観光客には、蜃気楼が見られなくても「見られなかった証」のようなものを作成してあげているようだから、行政をはじめ人間の努力も当然あるだろう。

実家に行くと母親だけが用事でおらず、母の日のプレゼントはただ置いてくるだけになった。
一時は母の日はおろか誕生日にも何もしてあげられないくらいに余裕のない状況ではあったが、今は何とか一つの環境に定着しているから、気持ち程度のことは何とかしてあげられる。
まだまだ借りばかりが大きい現状、少しずつでも親孝行をしていきたいと思う。

実家にはほんの短時間いただけですぐに自宅方面に取って返した。
魚津には妹の家もあるが最近は行けていない。
いくら家族といっても、世帯が違ってしまえばそれぞれの生活リズムがあるからそうそう頻繁には行き来しない。
富山と魚津だとそれほど離れているとも言えず、いつでも会えると思うからかえって会わないのかもしれない。
近すぎてお互いに甘えてしまうよりは、付かず離れずの今のような感じがいいとも思う。

不順な天候が続いていたここ最近だが、しばらくは暖かい日が続くようだ。
そうこうしているうちに今度は暑い季節がすぐにやって来る。
本格的に暑くなる前にはジメジメとした梅雨の時期もある。
もう若くはないのだし、体のことにはこれまで以上に気を使って元気に暮らしていけるようにしたい。