blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

4月を振り返って

2012-04-30 20:20:46 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
平日の多忙もあって、3月と比べて更新の数そのものが減ってしまった。
体が資本なので仕方がないが、いつの間にかホッタラカシになっていかないように気をつけたい。
せっかく5年以上も続けているわけだから。

仕事のほうは、年度替わりのスタートダッシュもあって想像以上、部署としても史上最高の量をこなす日が出た。
関東と関西に一つずつある中継拠点の在庫を決算日である3月末の時点では絞れるだけ絞っていたから、月が明けてすぐは富山のわが倉庫から出荷する部分がかなり大きくなってしまったことが一番の原因だ。
もちろん取引先にも3月決算のところは多い。
お客さんにもわが社の中継倉庫にも最小限度の在庫しかない状態から回復させるために、4月の最初は潤沢に製品を供給する必要があった。

もちろん富山にあるわが倉庫では箱詰めも定時を軽々と過ぎる日が連続し、次の日の準備もままならなかった。
夕方にはかなりの残業が発生、またローテーションで早出することも多く、遅い帰宅ながら次の日は早起きというかなりストレスのかかる時期が月の前半は多くなった。
月の後半に入ると、恐ろしいまでの出荷量にはならなくなったが、今度は月初の大量出荷のためにわが倉庫の在庫が極端に薄くなってしまい、毎日のように大量に外部倉庫にある製品を取り寄せる日が続き、その後片付けに時間を取られる日が多くなった。

こんな状況の中で、決められた月間の残業時間をあっさりオーバーした人間も出たが、そのことについては最近の記事でも触れているので繰り返さない。
ただ一つ言えることは、自らが残業代を稼ぐためにあえて仕事を抱え込み他に回そうとしない人間が存在するという事実である。
昼間は言いやすい人間に平気で仕事を丸投げしておいて、夕方はメリハリなく好きなように時間を使う。
コスト意識のかけらもなく、ただ我欲のために会社のスネかじりに堕する人間など本来は不要である。

プライベートでは社内の人と何度か飲みに出たが、忙しかった月の反動か、最後には不毛な話に終始してあまり充実した時間にならなかった。
昼間はマジメながら酒乱の気があるTk氏とはこれでもう何度目かの激しい言い合いをして、またお互いに距離ができてしまった。
仕事は割り切ってやるが、お酒が入ると昼間の姿が望めない以上は、夜のお付き合いは今度こそヤメにしていかなくてはならない。

大型連休に入ったこの3日間は、土曜日曜と夜に食事の約束が連チャンであって行ったものの、それ以外は遠出もせず休んでいるばかりであった。
お酒のほうは、最近はやや弱くなったのか、あるいは多忙だった月の疲れかは分からないが、私にしてはかなり両日とも早めに切り上げることになった。
もっと元気がある時には本来のダラダラ飲みもまたいいだろう。

明日あさってと連休の谷間ながら2日間勤務がある。
5月7日以降に注文が集中しすぎるのも怖いので、できればある程度は仕事量があってほしい。
いずれにせよ、引き続き体を第一に毎日を明るく前向きに乗り切っていきたい。

恥知らずな二人

2012-04-26 22:19:00 | 日記
月末週も木曜の今日になってやっと通常のリズムが戻ってきた。
その日の出荷は早々に終わり、定時を待たずに翌日に向けた準備も終えられた。
出荷量が多いために準備作業を積み残し、その都度早出残業が発生していた今月だが、明日の朝は久々に全員が本来の始業時間にそろってスタートできる。

さて、わがセクションのリーダーIw氏とサブKu氏の二名は、メリハリのない残業を重ねた結果、月の途中で所定の限度を超えてしまった。
セクションのメンバーにはいまだに「ギリギリ」と説明をしているがこれは真っ赤なウソで、形式的には一分一秒とて残業はできない状況である。
今日は外部倉庫からの製品取り寄せ最終便が定時より遅くなる予定だったから、受付と数量の確認はまだ残業時間に余裕のある私とM氏で行うべく待機していた。

しかしこの二名、定時を過ぎてものうのうと館内に居座り、なかなか帰ろうとしない。
あげくの果てには私とM氏の二人で十分できるはずの移動作業に頼みもしないのに手を出してきて、いつの間にか自分たちの仕事にしてしまう有様であった。
所定の限度時間をオーバーしているのだから、本来は私なりM氏なりに一言告げて仕事を任せ、速やかに帰らなくてはならないはずである。
しかし、結局は会社を先に出たのは私とM氏のほうであった。
帰り際には、事務所にいた部署トップのY氏に「あの二人、まだいますよ」と報告をしたら少し驚いたような顔をしていた。

残業時間については当然上役からもしぼられているはずだが、実際のところは全然こたえていないようである。
今日も「まあ、月が替わればゼロになるから」と言いながらゲラゲラ笑っているという信じられないような姿があった。
自分たちで努力してセクション全体の残業時間を減らそうという意識はツメのアカほどもなく、いかに残業をして残業代をせしめるかという方向にアタマが行っているのだから、もはや「穀つぶし」同然という他はない。

前回の記事にも書いたが、この層の人間たちは自分たちの残業時間が減らないように下の者にあえて任せないで自分たちで抱え込んでいる仕事を多く持っていると思われる。
ヘタにやり方を教えて同じようにこなされてしまったら、自然に機械的なローテーションでその仕事も回ることになるので、それは彼らにとっては残業時間の減少につながるから都合が悪いのである。

わが部署にはニワカには信じられないような「常識」が堂々とまかり通っているのだが、リーダー陣の根拠のない特権意識が消えないことにはどうしようもない。
個人的には今日の二人も含めて四人くらいを一気に入れ替えたい気分である。
会社が必死で伸びようとしている時に「給料ドロボウ」を決め込む無神経さには全くもって恐れ入る。
残業のし過ぎに関して体調の心配までしてくれる優しい会社にいつまでも甘えているようでは、いずれ淘汰される日も近いのかもしれない。

月の最終週なのに

2012-04-24 22:15:18 | 日記
毎日大変だ大変だとゼーゼー言っている間に、もう月の最終週を迎えている。
通常なら月末に向かっては出荷も静かになっていくのだが、大型連休を前にギリギリまで4月はバタバタしたまま過ぎていきそうだ。
いつもより会社にいる時間が長く、疲れから寝てしまうのも早いので、休日以外は文字通り自宅と会社を往復しているだけである。

そんな4月にあって、わが部署のリーダー陣何人かの残業時間は実のところ月の所定限度をすでに超えてしまっている。
その事実を知ったのは、今日の帰り際に事務所の机の上に置いてあった書類を見てである。
チラ見程度だから当事者の一人分しか分からなかったが、趣旨としては本来の所定時間を超える残業時間になっていることで「身体的な問題は起きていないか」というものである。
必要であれば医師への相談も受け付ける、という内容もあったように見えた。

わが部署の一部リーダー陣の月間残業時間がギリギリになったり超えてしまったりというのは今月が初めてでは実はない。
2012年の4月はかつてない仕事量に見舞われたとはいえ、月の真ん中あたりで早くも累積時間がヤバくなり、切羽詰まって仕方なく私や他の社員に仕事を割り振っている状況だ。
同じ失敗を繰り返すのもイイカゲンにしてほしいものだが、おそらくは一部リーダー陣が「自分たちの仕事」と勝手に決めて抱え込んでいるものが多いからだろう。
そんなものは少し時間を取って、時には他の社員にやり方を教えた上で引き継いでもらうなどしてできるだけ月の初めから残業がガバガバと増えない努力をすればよい。
日頃からメリハリをつけてやらないから会社に余計な書類を作らせることになってしまう。

私が心配するのは、月間の所定時間を超えるほどの残業をした当事者に「何かがあった」時である。
本人の意思によるダラダラ残業が実態であったとしても、もし当事者の体調に異変が起きたりすれば、世の中の人は「会社が長時間残業をさせたからだ」と思う。
意地の悪いマスコミにでもかかれば「××社、急成長の裏で・・・」などと面白おかしく書き立てるかもしれない。
そうなった時批判されるのは本人ではなく、部署のトップであり会社全体である。
会社が幸いにして世の中の注目を集めている今だからこそ、一部の「給料ドロボウ」のせいで会社の評判を落とすようなことは避けたい。

大ゲンカも二度目となると

2012-04-22 20:03:51 | 休日
今週の仕事は出荷のほうはすっかり落ち着いたが、月初めからの大量出荷で薄くなった在庫を埋めるため、外部の倉庫から大量の製品を取り寄せて移動させる作業のほうが大変だった。
外に預けていればそれだけコストもかかるし、こちらにスペースがあればできるだけ取り寄せするのがいいのだとは思うが、あまりに数が多いのでそちらのほうにプレッシャーを感じながらの毎日であった。
館内用のフォークリフトも長時間乗っていると足の裏が痛くなってくる。
乗れる人間は少なくはないが、スピーディーにこなせるとなると限られる。

今週は、土曜の夜に黒部市内であった会社メンバーの飲み会を楽しみに乗り切ってきた。
もう三度目になる、いわゆる隠れ家的な焼肉屋さんである。
今回は結局男3名女2名の5名になり、少し集まりも早かったので、前回同様宇奈月温泉の足湯まで行ってまた戻る形をとった。
これまでと同じく、おいしい料理とお酒で楽しい時間を過ごした。

1次会の始まりが早かったこともあり、入善町内の2次会にはひとまず全員で向かった。
幹事役のTk氏にとってはなじみのお店で、しばしお酒とカラオケで楽しんでいたのだがそれも束の間だった。
お酒が入るといつものこととはいえ、氏のお説教タイムが始まってしまった。
もともと素行の悪い人物がどのツラ下げてとは思うのだが、結局それに嫌気して女性2名は早々に帰ってしまった。

昼間の仕事ぶりはいたってマジメな氏だが、お酒が入ると一言「どうしようもない」と言わざるを得ない。
男性の1名がひと足早く帰って私と氏の二人になってから思わぬ展開になった。
他の団体の人と私が歌で楽しそうに盛り上がったことにヘソを曲げたようで、その後あまりにしつこく、私の痛いところもついてくるような絡まれ方をされたため、さすがに私も激高して大ゲンカに発展した。

初めて付き合いだした頃、私がカラオケを歌っても「伝わるものがない」と難クセを付けてきたことがあった。
歌に関しては私に勝てる要素がないだけにヤッカミ半分のこととは思う。
勝てる要素と本人が思っているのか、「オレは女にモテる」とか「女性の扱いはお前より上だ」などということを盛んに言っては来たのだが、氏自身の振る舞いが原因で奥さんと一緒に住むこともできていない人が言えることではない。
百歩譲ってモテる要素があることは認めても、その才能を使う方向が間違っていることに気づいてはいないようである。

何度ケンカしてもなぜか離れられない関係というのはあるのかもしれないが、お互いをさんざん否定しあうような大ゲンカ、しかも二度目ともなると単に同じ職場の人という関係では今後はなかなか難しいように思う。
仕事は割り切ってやるしかないが、プライベートに関しては今後は「ない」ということになるのだろう。
毎回どの店でも犯罪ギリギリの行動に及ぶ人間と同じように見られたくはないのである。

残るのもホドホドに

2012-04-18 21:29:13 | 日記
今週は、今月初めのような猛烈な量の出荷ではなく落ち着いたものである。
落ち着いたといっても比較上の話で、まだまだ少なくない量が毎日出て行く。
月も深まった現在でも、昨年度の「普通」の1.5倍はあるだろうか。

さて、月初から製品が予想以上に大量に出て行ったために、わが倉庫の在庫が非常に薄くなっている。
そのため、毎日毎日外部の契約倉庫からかなり多くの製品を取り寄せなくてはならない。
あまりに多いから置き場所にも難渋し、ずいぶんと気を使う。
出荷もソコソコある中でパレット50枚内外の製品を日ごと所定の場所に収めるにはそれ相当の時間がかかる。
今の状況では、定時上がりなど夢のまた夢といった感じだし、毎日運んできてくれる運転手さんもその日の最終便あたりになると話しかけても返事がないほど疲れ果てている。
わが部署だけではなく、他の部署も、わが社の周囲で働いている人々もみんな今は「イッパイイッパイ」である。

しかし最近になって、定時に上がれない場合でもある一定の時刻以降は残業ができないことになった。
残業はやむを得ない時には必要なものとは思うが、わが部署のみならず全社的にややダラダラとした残業が習慣化していたようで、このたび一律にタガをはめられた格好になった。
会社というところは利益をあげてナンボであり、やりたい放題とか残りたい放題を許しているようではダメで、ようやくにして一定の歯止めを提示してきたということであろう。

わが部署も一部の人間の中ではダラダラ残業が恒常化していた。
他人のタイムカードをのぞき見するのはよくないが、ヒマな日のはずなのになぜか19時とか20時という退社時間になっていた人間が多くいる。
今月のように大量の仕事に追われれば「忙しい」ことを言い訳に毎日21時22時というのが当たり前になっていたが、今後はそんなマネはできなくなる。

今回は会社として「ある一定の時刻まで」ということは言ってきたのだが、わが部署の「残りたい組」だと「その時刻までならいいんだ」と考えかねないのが怖い。
「ダメではない」から「いい」と考えるのは、人間としてあまりに幼稚で単純である。
今回の会社の要請の裏には「帰れる時は早く帰れ」というメッセージがあり、それが読み取れないことには本当の意味での大人とは言えないと思う。

「ダメではない=いい」という思考の危険性は、本欄の過去の記事でも何度も書いているところで、私自身はそのようなデジタル思考に陥らないように日々気をつけているところである。

二週目もハードに過ぎ

2012-04-15 20:51:36 | 休日
年度が替わった二週目の仕事も後半になってようやく落ち着いてはきたが、まだまだ通常よりは多い量をこなすことになった。
その日の出荷を終わらせるのにいっぱいで、翌日の準備作業はことごとく翌早朝に持ち越しとなり毎日のように何人もが早出をして回さざるを得なかった。
夕方に長時間残業して翌朝も早起きという流れの中で、少しでも睡眠を確保しようと思うと本欄にまでなかなか手が回らなかったことをお詫びしたい。

会社としては引き続きこれまでにない売り上げを確保すべく、販売サイドはもちろんのこと製造や物流の現場も含めて誰も経験したことのない領域に入っていっている感じがする。
何度も書くように、この節「伸びている会社」に端くれとはいえ所属していることはありがたい。
ちょうど今週のうちに雇用契約の更新も取り付けて、少なくとも向こう一年はクビがつながった。
いつになったら正規雇用になるのかは不明だが、ヘタな正社員よりはよほど動いている自負はある。
しかし、同じ環境で三年がんばってやっと信用もできてくるのかなと思うので、決してよいとは言えない条件でも前向きに取り組んでいくしかない。

平日に相当な負荷がかかった疲れを発散するべく、金曜の夜には例月の飲みメンバー三名で県東部に向かい痛飲した。
長らく腰を中心に痛いところを抱えていた年長のTk氏も最近は体調がいいようで、夕方や早朝の残業にも積極的に参加するようになった。
十歳以上も年上の人ががんばる姿に刺激を受け、私もできるだけ協力をして、これまで以上に深いつながりができてきたように思う。
Tk氏にとっては、年の近い後輩で最近異動でやってきたKn氏の存在も支えになっているものと思う。
両名とも販売サイドから現場に回ってきたことには複雑な思いはあるようだが、他の部署を知らない私はあまり突っ込んだ話はできない。
私には会社のどの部署が格上とか格下とかを考えている余裕はない。

Tk氏は飲みに出る回数こそ多いがそれほどお酒は強くなく、飲み過ぎると必ず「おやすみタイム」がある。
その日もまるで計ったように一時間ほど眠ってしまったが、その後復活できるのは感心する。
言いたいことが言えるから例月メンバーで飲むのは本当に楽しいのだが、なぜか最後には年上の人の面倒を見る役になってしまう。
よほど飲まない限り悪酔いしない体を授けてくれた両親に感謝するよりないのだろう。

仕事疲れに飲み疲れも重なり、この土曜と日曜は遠出をする気にもならずゴロゴロ休んでいるばかりであった。
あっという間に月も半ばになり、明日以降の数日はいわゆる「中締め明け」でまた忙しいはずである。
これまでにも増して一名分の重さがズシリとくる現状にあって、うっかりや不注意で休むのは避けたい。
大型連休まであと少し、特別な予定は今のところないものの、それを楽しみに日々を乗り越えていきたいものだ。

たぶん今日からが春

2012-04-08 21:06:39 | 休日
昨日の午前中は、タイヤ交換のために実家にいた。
早いうちに終わらせたかったので晴れ間の出ているうちにと思って始めたら、最後の1本あたりになって本格的な雪が降ってきた。
外気が暖かいから積もることはなく、ノーマルタイヤで帰ることに問題はなかったものの、例年以上に長くて寒い冬のダメ押しが最後に来た感じだ。

今日は朝からよく晴れた。
晴れたから早い時間は冷え込んでいたが、昼間にはすっかり暖かくなった。
だが、日中がずっと晴れているのは今日くらいとのことで、冬の間はホッタラカシにしていたフトンを久しぶりに外で干すことにした。
寒い冬の間はなかなか窓を開けることすらままならず、部屋の空気を入れ替えるのもためらわれたが、たくさん飛んでいるであろうスギ花粉もいとわず思い切り外の空気も入れた。
文字通り貴重な晴れ間、しかも休みとなれば有効に使いたいものだ。

平日の多忙を引きずって、今週末は特に街に出たりすることもなかった。
昼夜を問わず横になればすぐに眠くなる有様で、やはり疲れていたのは確かなようである。
競馬の桜花賞くらいはリアルタイムで見たかったが、昼寝から起き上がる気になったのは午後の5時を過ぎていた。
馬券を買っていたわけではないので後でゆっくりと結果と映像だけフォローした。

今は、4月からスタートした「radiko.jp」を使って、ながら書きをしている。
田舎なので聴ける局は4つほどしかないが、音質はクリアーで途切れることもない。
はるか昔の私は、学校の宿題もラジオやカセットを聴きながらやっていた。
「ながら○○」ができるラジオというのは実はけっこう私にとっては大事なものになっていて、通勤のクルマの中でも最近はラジオをつけている。

明日からの勤務が第一週ほどの恐ろしい状況にはならないとは思うが、全体にバタバタしがちなのは変わらないだろう。
特に毎日用事があるわけではなく、できる限りの協力はしたいとは思うのだが、セクション内のリーダー陣とそれ以外のコミュニケーション不全は深刻だ。
先週後半、通常のメンバーをソデにして、モノ言わぬ、しかも部外者である若手2名を使い倒した事実は重い。
私を含めた通常メンバーは、信頼されていないと分かって気持ちよく協力するほどお人よしではない。
他人を「頼りにする」のではなく「アテにする」だけのオペレーションを続けてきた代償をいずれは払うことになるのだろう。

今日の陽気でようやく冬は去り春になったのかなと感じた。
いろいろなことはあるが、毎日をできるだけ今日の天気のような穏やかな心でいられたらと思う。

記録ずくめの今週

2012-04-07 22:41:00 | 休日
今週の勤務は、年度明けほか様々な要因で異常そのものと言っていい仕事量だった。
会社としてよいスタートが切れているのは結構なことだが、現場の負担は想像をはるかに超えていた。
もちろん来週以降も同じペースで仕事が続くなら、まず一人二人と体にガタが来ることは間違いない。
そうならない対策は部署として今週のうちから打っている。
取引先も、わが社の中継倉庫も、期末時点では在庫をギリギリにとどめていたが、この一週間で製品が行き渡って棚が埋まり、取引先からの注文は落ち着き、また出荷の作業負荷もバランスが取れてくるはずだ。

少しずつ人員を増やしてはきていたわが部署も、今週はさすがに応援の人員を頼むことになった。
同じ敷地には「第二工場」と呼ばれる施設があり、箱詰めのヘルプに3名ほどが毎日のように来てくれていた。
本来の仕事を終えた17時過ぎからわざわざ、しかも毎日のように顔を出してくれたから本当にありがたかった。

しかし、わが部署から頼まれたとはいえ、疲れている体を引きずってヘルプに来てくれているはずの面々にも、わがセクションのリーダー陣は情け容赦ない。
箱詰めのヘルプという建前などどこかに吹き飛んでしまい、いくら残りの作業がたくさんあるとはいっても、本来頼んでいることとは違う仕事に若手の2人を当たらせていた。
リーダー氏が日頃通常のメンバーとのコミュニケーションを全く欠いていることはいつも書いているが、たまたま応援に来た、いわば後腐れのない人間に声をかけるほうがラクだったというのがバレバレであった。
違う部署からヘルプに来てくれた人間には、もう少し気を使ってあげるのが当たり前だと思うのだが、もともと「仕事マシーン」的なところも見える氏だけに、使えるとなれば誰でもよかったということだろう。

こうなると、いつもイヤイヤながらでも協力をしてきた通常のメンバーが面白いはずはなく、何人かは定時でサッサと帰っていき、私も箱詰めが収束した18時ごろには会社を後にすることにした。
通常の日に協力をしているメンバーを差し置いて、「言いやすい人間」に、しかも彼ら自身が慣れていない仕事を任せなければいけなかったのは、このリーダー氏がセクションの中での求心力を失っている何よりの証拠である。
セクションの中であるいは禍根を残すであろうこの選択は、わがセクションが「間違った常識」の上に成り立っていることを示唆している。

ヘルプに来てくれた彼らには何ら罪はない。
しかし来週以降、仕事量が落ち着けばヘルプの人間は来なくなる。
そうなった時、同じような顔をしてリーダー氏は私を含めた通常メンバーにシャアシャアと仕事を頼んでくるのだろうか。
サラリーマンだから動かないことはないが、メンバーがどういう気持ちで動いているのかを理解する気持ちがないと、通常メンバーの不満はたまる一方となり、いずれセクション自体が分裂もしくは破綻してしまうかもしれない。

今度こそ今シーズン最後であろう雪もやみ、クルマのタイヤもノーマルに履き替えた。
今のところは予定はないが、明日はようやくの春を自分なりに楽しむ一日となればよいと思っている。

史上最高、だそうで。

2012-04-05 21:43:46 | 日記
会計年度替わりの4月は、会社としては当然ながらスタートダッシュをかけたい。
取引先も3月決算が多いから、3月末時点では在庫をギリギリにして月明けに注文を集中させる。
また、商品そのものの価格改定がこの4月にあった。
こういったいろいろな原因があって、週初であり月初であり期初である4月2日の仕事量はわが倉庫としては最大となったようである。
単純計算でいけば通常の日の3倍にもあたり、当然箱詰めだけで定時を過ぎて久しぶりに長時間の残業をした。

同じような状況は月曜だけではなく、翌火曜には月曜の記録がアッサリ塗り替えられた。
水曜は少し落ちたもののそれでもなかなかお目にかかれない量があった。
こうなると仕事としてはその日の出荷分をこなすのに精一杯で、翌日の準備まではとても手が回らない。
その準備作業は日をまたいだ朝、始業時間前にやることになるが、木曜である今朝も含めて連続して早出もした。
夕方を長時間残って、翌朝早出となるとかなり体力的に厳しい。
しかし、作業が玉突き状態で遅れていく分はどうしても時間外を使ってやるよりない。

誰もが経験したことのない仕事量があるということは、それだけ製品が売れているということだから、会社全体のことを考えれば何ともありがたいと言う他はない。
もちろん部署としては、箱詰め終了が毎日18時19時などとなっていては誰かが倒れても不思議ではないし、毎日集配に来てくれる運送業者さんにも迷惑がかかる。
関東と関西に一つずつある中継拠点にも程よく在庫を分配して、わが倉庫を含めてバランスよく出荷ができるようになれば通常のペースに戻っていくだろうが、もう数日はかかるだろう。

残業→早出という流れが続く中で確かに疲れは感じているが、このご時世にあって明らかに伸びている企業に属しているのは幸せなことだ。
世の中には仕事がなくてなくて困っているところもあるだろう。
意識の低い人間や、その他仕事場ならではのいろいろなことにムカムカすることも多いのだが、今ほど周囲に恵まれている状況もない。
会社に行くのがつらいとは思わないし、微力ながら日々納得して終われるようにしていきたいと思う。

初めてのお店で

2012-04-01 21:28:05 | 日記
少しさかのぼって3月30日のことを書く。
平日の勤務が終わって、その日は魚津市内に流れて飲む予定であった。
仕事は棚卸の準備ということで残業にはならず、しかしお誘いをしてくれたM女史の出勤は21時ごろとのことだった。
これなら一度富山の自宅に戻ってもとは思ったのだが、勝手知ったる魚津に入れば何とか時間つぶしもできるだろうと考えた。
魚津市内で早めの夕食をとり、同じく市内のスーパー銭湯に行ってみた。
富山市の自宅近くに系列の店があり、会員証は共通だ。
富山と違ってお風呂が2階にあり、晴れた日の昼間なら景色もいいのだろうとは思った。

さて、それでも時間が余ったのでクルマの中で携帯でテレビを見るなどして過ごし、初めてであるW店まで行った。
21時の時点でも近辺にM女史はおらず電話をかけたら、もう30分ほど遅れるとのことでお店に入ってていいということだった。
お店は古いビルの中にあり、ベテランのママさんがいて、私の名前だけは伝わっていたらしくスンナリ入れた。
ママさんもサッパリした性格で話しやすく、たわいのない話をしているうちにM女史が現れた。

彼女はもともとJR魚津駅前の某店でママをやっていて、私はそのお店で大変楽しませてもらってきた。
やむを得ない事情によりそのお店は閉めなくてはならなくなり、彼女は昼職にプラスして今は「女の子」という立場で週2回W店に来ている。
向上心旺盛な彼女のことだから、いずれはまた自分の店を持つことを思い描いているだろうが、不本意なところはあっても今の環境をまずは大切にしていってほしい。
人としてのつながりが環境の変化があっても切れていかないことはありがたく、頻繁には無理でも、ふるさとである魚津での貴重な飲み場所としてまた顔を出せたらと思う。

常連さんに遠慮して最初は手を付けなかったカラオケも、やがていつもの調子を取り戻して楽しむことができた。
どこに行っても、同じ空間にいる人たちと一緒に楽しみたいという思いは変わらない。
自分が歌っている時、誰かが一緒に口ずさんでくれているのならそれもまた嬉しいし、知っているか好きな歌ならその逆ももちろんある。
残念ながらたった一人、「歌っている人間のジャマをするな」と言ってきた老人の男性がいたが、勝手にマイクを通したわけでもなくジャマをする気持ちなどサラサラなかった。
魚津市は海に近づくほど難しい人間が多くなるのだが、その中の一人ということであったろう。
歌がうまかったのは認めるが、自分に酔っているばかりでなく周りと一緒に楽しんだらという趣旨のことを言ったらその後は黙り込んでいた。
狭い世界で生きてきた漁師町の偏屈じいさんなど私の相手ではない。

月をまたいだ週末は飲み疲れもあって寝ているばかりだった。
年度が替わって明日以降は大変な状況も予想されるから、これでよかったと思う。
引き続き明るく前向きに日々を乗り越えていきたい。