blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

10月を振り返って

2017-10-31 23:27:52 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
実家に帰った週以外は、土日のたびに天気が悪く、この時期に2週連続台風接近などとは予想だにしなかった。
せっかくの週末、晴れていれば気分しだいでクルマと一緒の時間も多く作れたとは思うが、雨に加えて風にもケアとなると身の安全を考えれば簡単には踏み切れなかった。
仕事は変わらず日々淡々と流れていることもあって、気分的にはすっきりしない月であった。

我が国全体を見れば、22日には衆議院選挙があり、与党が公示前とほぼ同数の議席を確保した。
議員定数が減った中でのことだから実質は前回以上の圧勝だったと言っていい。
公示前に野党側でいろいろと動きがあった結果、旧民主党の左右が峻別されたことは今後にとってはよかったと最近も書いた。
東京都知事の身で国政を一人でかき回した小池さんのおかげで、改憲勢力が衆議院ではさらに盤石になったからである。

また非常に残念なことに、我が国を代表する企業の不正が次々と明るみに出たのも10月だった。
不正については私ごときがあれこれ書くまでもない。
神戸製鋼の正式な名称が「株式会社神戸製鋼所」であること、またSUBARUはもはや「富士重工」ではないことが不祥事を通じて世に知れ渡ったのは皮肉なことになったという感想しかない。

気分的には盛り上がらない日々も多い中で、高校の同級生とのひと時は大変素晴らしいものとなった。
もともと愛知県内には一人同級生がいてたまに顔を合わせることもあったが、今秋の異動により名古屋勤務に一人がカムバックしてきたために、某週の金曜日には3名での楽しい時間を過ごすことができた。

もともと気心は知れている仲なので楽しいのは当たり前なのだが、同じ高校の仲間ということで、語弊があるかもしれないがやはり知識レベルがほぼ同等の人間どうしというのは会話が途切れることがないので余計なストレスがない。
各人が持ち出す話題はそれぞれに完成されているし、ツッコミ待ちで多少とぼけたことを言ったら期待通りにツッコミが来る。
どんなに久しぶりであっても、はるか昔に同じ空間で同じ時間を過ごした仲間の呼吸は月日を経てもそうそう色褪せるものではない。

11月は誕生月であり、月のアタマで順当にまた一つ歳をとってしまう。
誕生日からの一年間というのは「◯◯歳としての一年間」ということで、個々人にとって固有の期間となる。
去年は誕生日をはさんで遊び過ぎ情けないスタートになったが、今年はすでに健全な予定を詰めているから去年のようなことはないだろう。
東京五輪の年には50を迎えるこの体、衰えとも闘いつつ日々元気に明るく過ごしていけたら満足である。

10月はあまり載せられる写真がないが(安倍総理はじめ人物はたくさん撮ったが勝手に載せたくない)、10月1日に初めて名古屋テレビ塔に上がって撮った名古屋駅方面の写真をベストショットとした。


体内時計ならぬ

2017-10-25 20:24:05 | 日記
週の真ん中、水曜日までが終わった。
仕事は相変わらず変わったことはなく、日々淡々と過ぎている。
今週はどちらかというと内部向けの書類を仕上げるほうに時間を使っている。

最近は個人の目標設定や行動規範の世界で、小難しいアルファベットを冠した書類が増えた。
街の書店に行けば、世界に冠たる当地の某自動車メーカーや某家電業界大手を題材にした、「P××A経営の真髄」(あえて伏字)などと謳った書籍が目に飛び込んでくる。
どこがそういった経営の発祥なのかはハッキリしないが、多くの企業が参考にして導入をしているようだ。
こういった計画や書類は、実際の個々人の行動に生かされてこそ意味を持つが、書類や計画が作られているかだけがチェックの対象になっているようでは形骸化のそしりを免れないと思うし、実際にはそれどころではないという企業の方が多いのかもしれない。

さて、体内時計ならぬ何だという話だが、職場という空間にいると日々わずかずつではあるが「体内磁石」とでも呼べるものが狂ってくる。
長年ひとりの人間として生きてきて「当たり前」だとか「常識」だと思っていたことが疑わしくなってくる。
サラリーマンならいわゆる「周囲」がころころ変わるのはそれこそ当たり前で、働く場所が変われば周囲の人間も変わる。
周囲との折り合いはもちろん大事だが、必要以上、あるいは過剰に適応しようと思えば自分自身を見失う危険がある。
仕事が日々回ることを前提に、深入りし過ぎてはいけない部分はしっかり見定めて、周囲の、特に悪しき部分には染まらない心がけが必要になる。
それができず流されてばかりでは、磁石が磁石の役割を果たさなくなってしまう。

私のいる環境は非常に体内磁石が狂いやすいところで、土日の休みだけでは修正が効かないこともある。
場合によっては週の真ん中であっても外に出て、会社の看板を外して会社以外の人との会話を持ちたくなってくる。
週末のいわゆる「花金」よりは水曜や木曜に外に出る機会も私は多い。
短時間ではあっても、会社とは関係の無い場所に身を置いて、違う分野の人と話して磁石を修正しなくてはならないのだ。

そうやって外に出た翌日というのは不思議と、例えば納品にやってくる業者さんに対する当たりが柔らかくなっていたり、周囲に対する言葉もトゲが取れていたりすることが多い。
磁石が狂った状態でイライラを抱えて人に接してもいいことは何もない。
薄給の身でメリハリは当然必要でも、おかしいなと感じたら外に出て、いったんただのオヤジに戻るのが当面はいいようである。

投票日

2017-10-22 23:34:09 | 休日
本日は衆議院議員選挙の投票日で、雨がけっこう強い中ではあったが、歩いても10分程度の距離にある会場に足を運んだ。
そう大きな地区でもないので列に並ぶこともなく5分程度で用件は済み、雨が強いのをいいことに出口調査で待ち構える女性から逃げるように会場を出て自宅に戻った。

どうしても当日は都合が、という人のために期日前投票が用意されてはいるが、今回は台風接近を嫌って今日を避けた人も多く、投票まで60分待ちという名古屋市某区役所の映像もあった。
東海地方でも一部離島では投票日そのものを一日繰り上げたところもあった。
全国的には、開票作業が明日にずれ込む自治体もあるようだ。
愛知県では西尾市で一部離島の投票箱が今日中に着かないので開票作業が今日はできないということになった。

選挙の結果は、野党間の離合集散や新党の誕生など直前のあわただしい動きはあったものの、勢力分布は結局公示前とほとんど変わらず、圧倒的多数の自公に対して旧民主党の議員がいくつかの政党に分かれて戻ってくるだけ、ということになった。
個人的には、小池東京都知事がかき回してくれたおかげで、旧民主党の右と左が峻別されたことは今後にとってはよかったと思う。

政権批判票が旧民主党の左の集団である立憲民主党に行き過ぎたのは不満だが、自公に希望を加えれば間違いなく衆議院でも改憲勢力が3分の2以上を占めることになる。
憲法など諸外国では度々修正があって当たり前であり、我が国の現憲法にも非常に高いハードルは設けてあるが「変えられない」ようにはなっていない。
70年以上、現憲法を一字一句変えないでいる間に我が国の周辺は非常に危険な状況に陥っているばかりか、国としてはただただ言葉で抗議するしかなく、安全保障はいまだに米国を頼むばかりである。
米国が我が国との戦争に勝ち我が国を占領するにあたり、永久に我が国が米国の脅威となり得ないようにという目的で作られただけの現憲法を未来永劫にまで受け継ぐ必要は私は感じないし、せめて自分のことは自分で何とかできる内容の憲法にしないことには、いつの間にか野心あふれる周辺国の餌食になってしまう危険がある。

好んで戦争をしたい国などどこにもなく、自国民を数割単位で失う事態にはどこの国も耐えられない。
悲しい話ではあるが、世界が軍事力の均衡でもって何とか全体としては平和が保たれているに過ぎない現実を見れば、自衛隊というせっかくの優秀な実力部隊を持ちながら思うようには使えない現状は政治の力で変えなくてはならない。
法的に先制攻撃を可能にするだけで、沖縄近辺をうろうろする中国船などすぐにいなくなり、北のミサイルが堂々と我が国上空を通過することもなくなり、閣僚が靖国神社を参拝しただけで文句を言われることもなくなる。

文字通りの実力行使に及ばなくてもよい、それができる法体系さえ整えば周辺国の態度などガラッと変わる。
「イザという時は」という形を作るだけでいいのだから、選挙が終わった今すぐからでも、本気で、この素晴らしい日本という国がなくならないためにどうするか考えなくてはならない。
国が安全なことが最大の福祉、それなくして景気も年金も保育園もあったものではないのである。

再会とお初と

2017-10-21 20:23:35 | 休日
今週の仕事も私としては平凡に過ぎた。
一昨年の10月、ちょうど私が当地に来た月は、降水量としては若干あったとは思うが、夜間のものだったりで、通勤や仕事の時間にマトモな雨は全くと言っていいほどなかった。
太平洋側はこんなにも雨が降らないのかと思ったが、実は統計的にも記録的に雨の少ない10月だったと後で知った。

北陸には「弁当忘れても傘忘れるな」という格言が流布していて、それだけ日中の天気が変わりやすいことを言っている。
しかし私が当地に来て2年、天気そのものは季節を問わず当地の方が「読みづらい」と感じている。
当地は岐阜県の東濃地区(多治見市や瑞浪市近辺)に近いのだが、東濃は東向きの斜面が多い影響で雲が発生しやすく急な雨や雷が多い。
朝は晴れていても夕方になると土砂降りになったり、予報に傘マークがない日でも実際はけっこうな雨になったりと、冬場を除けばむしろ雨の多い土地ではなかろうか。

今年の10月はここまでは日照が少なく雨ばかり降っている印象すらあるが、昨夜は高校の同級生と名古屋市内で会う時間があった。
もともと愛知県内には古い友人が一人いたのだが、この秋もう一人転勤で愛知にやって来たので、当人が落ち着く頃に再会の機会を作ろうという話になっていた。
お店の選定は私の方でやり、一次会二次会ともに「アメリカっぽい」チョイスにした。
幸いにして会っている時間帯は雨にもあわず、それぞれの場所で楽しんでもらえたようで何よりである。
それぞれの仕事の合間を見ながら、できれば短めのスパンで交流を深められたらと思う。
誰のことも気にせず「富山弁全開」で過ごすことができる時間も日常ではあまり多くないからだ。

一瞬とはいえ強いお酒をあおった影響で、今朝はやや目覚めが遅くなってしまった。
どうしてもという予定はなく一日ゆっくりでもよかったが、衆議院選挙の投票日を明日に控え、与党総裁が愛知入りするという情報をつかんだ。
遠く南の海上にある台風の影響を受けシトシトと雨が降る中でも、私が行った某会場には大勢の人が詰めかけていた。
私自身、現役の総理を目にした機会はこれまでなく、いい機会と思って行った。
投票日前日にわざわざ党の総裁が駆けつける県もしくは選挙区は、現状いわゆる激戦ということだろう。
モノづくりの盛んな愛知県には大企業の製造所も多い反面、それだけ労働組合の力も強いので、現在の野党への支持も根強いものがある。
与党の前職議員といえども安穏とはしていない様子が、各弁士からも伝わって来た。
交通の影響で総理の登場はだいぶ遅れたが、演説が終わった後、雨も強い中、傘も持たずにカッパだけを着て多くの聴衆にハイタッチをして回ってから次の会場に向かう総理の姿に胸を打たれたことは書いておきたい。

私は一人の有権者として一票しか持っておらず、今日演説を聞きに行った候補者の選挙区は住んでいる地区とは違う。
とはいえ、せっかく与えられた投票の権利、意思表示をしない選択肢は私にはない。
明日の早いうちに会場に行き、20時からの速報を待ちたいと思う。

シャアないやっちゃな〜?

2017-10-17 21:44:49 | 日記
週明け月曜は不思議な日であった。
同じチームの一人が始業時間を過ぎても姿を見せず連絡もない。
どうしたものかと思っていると、始業30分後くらいに上司向けに「遅れる」旨の電話がかかってきた。
こういう時は「遅刻」にするよりは「午前半休」にして午後からしっかり出て来いというのがデフォルトになっていて、昼頃には作業服姿の当人を確認することができた。
しかしいったん着替えて午後から仕事に入るはずの当人は、体調もよくなかったようで結局すぐに帰ってしまい、その日は全休ということになった。

どんなに気をつけていても体調が悪くなることはあるし、ここのところ急に寒くなったから実は完調ではない人もたくさんいるとは思う。
しかし、新人だろうがベテランだろうが社会人であれば遅れるにしても何にしても始業時間前に一本連絡を入れるのが当たり前であり、社会人を30年近くやってきたであろう当人もそれは重々分かっているはずだ。
それが、始まって数十分後の連絡になったということはその時間まで目覚めてもいなかったということであろう。
どんな事情があったかは知らないが、仕事がある日の始業時間を過ぎても目覚められないような行動とはいったい何なのか。
私と同じような年齢、もはや中年の域にある人間がそんなことではそれこそ若い世代に示しが付かない。

こういった正直だらしないも甚だしいエピソードは昨日だけの話ではなく、私が当地に来て間もなくの頃には、いわゆるマイナンバーに関する資料の提出を何の根拠もなく「めんどくさい」だけでサボり続け、結局事業所の中で「最後の未提出者」になってしまい、直属の部長とタクシーに同乗させられて市役所まで「連行」される、などということもあった。
実質的に国からのお願いであるものを、個人の勝手な判断で切羽詰まるまで放ったらかしにできる神経には恐れ入ったものだ。
そんな中でも当人は仕事に関しては結構な自信を持っていて、自分よりも力が劣ると見た対象はこれでもかとばかりにイジリ倒してみたり、仕事上のほんのわずかな見解の相違を指摘されただけで烈火のごとくに声をあげて言い合いになったりと、周囲の方がよほどめんどくさいと感じるし、最近のニュースで言えば早々に「排除」されてもおかしくないような存在である。

しかし世の中とは不思議なもので、こうまで徹底的にズルズルにだらしない人間のほうが「かわいげがあって人間的だ」というので、飲み相手、話し相手としては声をかけられやすいという現実が存在する。
穴だらけ、スキだらけの人間でも「シャアないやっちゃな〜」ということになって、特に年上の人から声がかかる。
確かに正論ばかりのカタブツと一緒に酒を飲むのは私でもイヤだから分からないではないが、当人に関しては私から見て危なっかしいを通り越して常識の範囲を明らかに超えているため深入りする気には到底なれない。
またいずれテーマにするが、当人とよく行動をともにする人間はとにかく「かまってほしい」タイプということで共通しており、同じようなタイプの人間が同じようなニオイを感じてつるんでいるというくらいしか理解できる手がかりはない。

当人から見てそのようなある意味貴重な存在が今は多くても、年齢の節目や人事異動などでサラリーマンの世界は流転するので、仮にでも「理解者」が周囲からいなくなった時、当人はどういう心持ちになるのだろうといらぬ心配をしてみたりもする火曜の夜であった。

雨やまず

2017-10-15 20:47:05 | 休日
自宅でゴロゴロするばかりであった昨日のこともあり、今日は小雨程度ならあるいは外へ、とも考えた。
しかし朝から日中を通じて、出かけるにはちょっとという降り加減で、結局は特別にどこかに行くことにはならなかった。
室内のイベントもあるにはあるが、この季節ならではの花を楽しみたく、しかし片手に傘、片手にカメラというのもとてつもなく面倒な気がして、来週末の天候に望みを託すことにした。
金曜の夜も含め、週末はいわゆる遊びからは距離を置き完全休養にあて、さすがに疲れは取れている。
それほど忙しくはないと思うが、また月曜から金曜まで5日間、さしあたりの役目を果たすべく会社に通うためには休みごとに遊んでばかりもいられない。

朝一番、フォークリフトの充電コードを抜くとか、自動倉庫のシステムを立ち上げるとかはいつの間にか私の役目になってしまったが、決められた時間に仕事が「始められる」ための準備だから当たり前といえばそうである。
日によっては深夜長い距離を走って来たトラックが早々にヤードに付いていることもある。
時間前の受付はしないが、時間になったらすぐに受付はしてあげたい。
荷物はサッサと下ろしてサッサと帰りたいのがドライバーという人種だからだ。

日中は、担当の部分でやることがあれば当然そちらに手を付け、手が空いたら他の担当に顔を出してみて、手伝えることがあれば邪魔にならない程度に手伝い、体が動いていない時間をなるべくなくしたい。
体を動かすのが商売なのに、動けないのは逆に疲れる。
適度にやることがあって汗をかきながら動いている方が、いつの間にか時間も経っていて退屈しない。

私も仕事を離れれば思い付きのようないい加減な話も含めて口数は増えるのだが、仕事の時はいずれお金となるはずの製品が目の前にあるので口数は減る。
口数が減るというより、ほとんど作業中に話はしないのは、ひとえに集中したいがためである。
雑談をしながら和気藹々もいいのだろうが、私の場合はそれをやると仕事の正確さを欠くことが多い。
泳ぎ続けないと死んでしまう魚のごとく、作業中も延々とおしゃべりを続けながら仕事をする人もあるが、あまりそちらに夢中になれば手元がおろそかになるのは考えなくても分かるだろう。
結果、目に見える姿としてアリバイ程度にそこにいたということでは下の世代に示しが付かない、まさに老害そのものであると言って差し支えないのだろうと思う。

10月のあと2回ある土日も特別な予定は今のところない。
その分11月はかなり前々から予定を詰めているため、10月は無理やりアクティブに動くつもりはない。
たまには少しリズムの違う月もあって全然構わないのであり、無駄遣いの削減にもなるならあながち悪いことでもないように思う。

からっぽの週末

2017-10-14 20:18:12 | 休日
先週の3連休は地元に帰り、火曜日は制度休暇を使って運転免許の更新と、あわただしくはないが結構な距離を動いた。
今週の仕事は水木金の3日間だけ、特別なことは何もなく淡々と過ぎた。
先週の疲れが残っているわけでもないが、金曜のお誘いはスルーして、今週末は予定を入れずにのんびりすることにし、今日土曜は結局外に出ないまま終わりそうである。
明日日曜の天気はあまりよくないようで、秋のイベントも多い中ではあるが、いつの間にか散らかってしまう自室の整理や、いわゆるダンシャリに時間を使わせてもらおうと思う。
もし、体がウズウズしてくればその時は外に出ればよい。

10月をはさんでは人の動きが我が社でもあって、実家どうしがかなり近い上司が富山に帰ったり、部署こそ違え昼の休憩などで話し相手になってくれていた某君が会社を去ってしまったりなど、個人的には寂しい中身になってしまった。
社員食堂のチーフやサブの女性とも相手の仕事の状況によっては話し込めないし、毎日ダベっていればやがては社内のアピール系の人間にいらぬ悪評を流されるからほどほどにしなくてはならない。
同じチームの人間に関しては、半分は同じような年齢に固まっているために妙に意識する部分もある。
同じチームにいるからこそ人間どうしは自動的に比較の対象になるから、特に年齢が近接している私を含めた数人は仲良しにはなりようがないと言ってもいい。

いつぞや、会社がただ仕事をしにくるだけの場所ではなくなりつつあると書いた。
それはある部分では本当だし、個人的には嬉しくて笑ってしまうような場面も増えて来て、それはそのまま日々のやる気につながっている。
反面で、ベテランの某氏とは当面冷戦だろうし、通常の、仕事上で近い人間との関係は現在同様付かず離れずの状態が続くだろう。
時々は示し合わせて3人か4人くらいで飲みにも出ているようには見えるが、昼間のくだらない会話の延長のような話なら行く気も起こらないし、周囲から外されてはいるのだろうが特にショックもない。
そんなことは長年の人生の中では慣れっこなので、周囲が思っているほどこちらはダメージは受けていない。
自分なりに気持ちを立て直す、あるいはウザウザを解消する手段と場所をしっかり持っていれば、会社の誰とも親しくなくてもあまり大きな問題ではない。
感情に任せて仕事を逆流させたり、他人を陥れる行為に及んだりさえしなければいいだけの話である。

さすがに10月も中旬となると、昼間は涼しく、しかし朝晩は寒いくらいの日が増えてくる。
季節としては、天気さえ良ければいろんなところには出やすいので、昨年は行けなかった名所などゆっくり検討する時間も持ちたい。

運転免許更新

2017-10-10 20:14:21 | 休日
三連休は型通り地元に帰って、土曜の夜は飲んで夜更かししたものの、日曜から月曜の午前中は文字通りの骨休めとすることができた。
月曜は渋滞を考慮して昼前から移動に入り、一般道をのんびりのんびり動いて暗くなる前には自宅に戻った。
9日月曜は秋の高山祭の初日で、東海北陸道でも普段は混まないようなポイントで渋滞が起きており、時間はかかっても何とか流れる一般道で帰って正解だったように思う。
それでも土曜の早朝と月曜の午後にそれぞれ280kmを移動したので、月曜に自宅に着いてからは荷物の片付けが済んだらいつの間にやら寝落ちしていて、夕食はずいぶん遅い時間帯にとることになった。

本来であれば今日は通常の火曜日で仕事があるが、あらかじめ休暇を入れてあり、県警の運転免許センターまで行って更新手続きをする予定にしていた。
残念ながら前回以降の5年間に1度だけ違反があったため、今日もらってきた免許証は「5年の青」である。
無違反(ゴールド)であれば講習も短いし、なおかつ最寄りの警察署で手続きしてその日に新しい免許証ももらってこれる。
今回の私のような「一般」扱いだと、警察署では受付はしてくれるが新しい免許証は後日の講習終了をもって交付となっていた。
その講習の日程は警察が指定する日時なのでいつになるか分からない。
その日にあらためて休みを取るのもバカバカしいし、今日は最初から全日休暇なのだから、遠くても、時間がかかっても免許センターまで行って手続きを1日で終わらせたかった。
場所は富山から当地に来た時に記載事項(住所)変更のために1度訪れていたから迷うこともなく、人口の多い当地でもさすがに平日は比較的スムーズに事が運んで午前のうちには講習まで終えることができた。
誕生日のほぼ1ヶ月前に余裕を持って更新を済ませて、次は5年後だから正直ホッとした。
会社員だから5年後にどこにいるかは分からないが、次回ゴールド復活を目標に日々安全運転に努めたい。

明日からは通常の仕事に戻る。
今週は3日間だけになるが、仕事のペースが戻っているのかは心配だ。
忙しいのも疲れるが、ヒマなのはもっと疲れるので、できれば適度に動ける状態であってほしい。
先週金曜の帰りが大雨になったため、通勤用の自転車は連休中も含め今日まで会社に置きっ放しになっているので明日の朝は晴れていても歩きになる。
休み明けはついつい寝坊するので、遅刻などしないように早めに出るなど気をつけなくてはならない。
次に地元に帰るのは年末だろうから、気持ちをうまくコントロールして、ムダな消耗をしないようにもしたいと思う。

帰ろう

2017-10-06 20:58:07 | 日記
半期の締め日を過ぎ、10月1週目の仕事が終わった。
富山にいた頃は「月初」と聞くだけで何時に終わるのだろうというプレッシャーを感じていたものだが、当地の事業所から出て行くものは直接お客さんの元には届かない。
お客さんと一段階「遠い」分、あまり曜日や日付によって仕事量が大きく振れることがない。

あくまでも私がよく触る製品の話と断った上で書くと、必ずしも進捗が順調ではない状態が今春から続いている。
下半期のスタートといえば通常は拍車が掛かって時に猛烈な勢いすら出るものだが、そんな気配はまるでない。
中身と外装が揃ってはじめて製品となるのは何も我が社で作る製品だけの話ではなくお菓子でもジュースでも同じことだ。
どういう段取りになっているのかは知らないが、中身はあるが外装がまだ届かないとか、逆に外装は腐るほどあるのに中身がまだないとか、正直恥ずかしいとしか言いようのないことになっている。
まずはあらかじめ予定された製造数の計画があり、それに基づいて中身や外装を業者に発注するのだから、通常はそこがバタバタになることがおかしい。
思い詰めすぎるのも良くないが、気が回らなさすぎるのはもっと罪深い。

まるで消化不良のような毎日でも、今週は何人かの人とはコミュニケーションが少しだけ深まって嬉しい気持ちになれた。
何度も書いているように、当地には私の姿を認めるや、なぜか「笑ってくれる」奇特な人が数人いて、こちらもつられてついついニヤついてしまうことが多い。
「生理的に無理」と思われていて笑ってもらえるかといえばそこは違うと思うのでそこは素直に受け取り、単調な日常の中にあってほんのわずかなドキドキ感を味わえるなら、こんなに幸せなことはない。

今日は、部署は違うがわりあい気が合って話すことが多かった某君と昼間に話す時間があった。
彼なりに思うところがありもうすぐ会社を去ってしまうため、今日が出社日としては最後であったようだ。
いろいろ漏れ伝わるところからは、どうも上席者のフォローを十分に受けられないまま仕事ばかりを投げられ、そのくせ何かと詰められることも多く嫌気が差してしまったようである。
「結局オレのせいかよ!」という感覚は、私が当地に来る直前にいた部署で散々味わったもので、あまりガマンをしすぎると私のように体調を崩しかねないところだったが、彼はその前に悪い環境に別れを告げることを早々に決断したというわけである。
すぐにバラ色のような環境が待っているわけではないだろうが、つたない私の話もしっかり聞いてくれた彼だから、別の場所で花開いてくれることを願わずにはいられない。
あまり親しい仲でもボディタッチは好まない私だが、せめてもの気持ちとして彼の肩を2、3回叩いて最後の別れとしたのは、彼が先ほどの「奇特な人」の一人であったからだ。

何となくノッソリと始まった下半期、仕事はともかく個人的にはいいこともあった。
明日からは地元に帰ってひとまずのリセットをする。
当地での疲れを癒して、当地に戻ったら何人かの大切な人たちを励みにして来週以降の仕事に向かっていきたい。

10月の初っ端は

2017-10-03 20:22:28 | 休日
今年のいわゆる上半期と下半期の間は、9月30日と10月1日が土日で、気分的にも区切りが付けやすい曜日の並びであった。
私はその前の金曜である9月29日、上半期の締めをつつがなく終えたお祝いも兼ねて痛飲し、30日はグッタリという情けないことになった。
さすがに日曜も引きこもりではもったいないので、本当は9月30日に行く予定だった「ケーブルフェスタ2017」(名古屋市・オアシス21)に10月1日に行くことにした。
会場には多くのブースはもちろんステージもあって、日頃見ているおなじみのチャンネルの名前もあった。







とはいえベランダに直接パラボラを着けてBSやCSを見ている人間からすると、何かを勧誘されても応じられる状況にはない。
ただ、東海地区のCATV各局から集まった女性アナウンサーユニットである「けーぶるGIRLS」のライブが目的というミーハーも甚だしい動機でもってわざわざ名古屋市の真ん中に行ったわけである。

アナウンサーは歌やダンスが本業ではないと言っても人前に出る仕事には変わりはない。
その点、地域密着のCATV局ではあっても選ばれて来ている女性たちはやはりルックスも良く、中には熱いファンが付いているメンバーもあった。
ここのところ毎年テーマ曲とPVを作っているようで、今年の曲はメロディーも秀逸であったので、単に女子まとめ売りのステージが見たいというよりは歌そのものもライブで聴いてみたかったのである。

イベントの合間を縫って、今まで上がったことのなかった名古屋テレビ塔の展望台にも行った。
完成が1954年ということで近々には耐震補強工事に入るというニュースもあり、いい機会と思って上がってみた。
テレビ塔の遠景と、展望台からズームをかけて撮った名古屋駅周辺。





テレビ塔から下りてくると、ちょうど名古屋市の某局が製作している「燃えドラ!スタジアム」の公開収録が始まっていた。
私は中日ファンではないが当地にいれば自然とドラゴンズの情報は耳に入る。
ネット局とは違いあくまでゆるく、しかし非常にマニアックな内容は何度か見て知っていたが、公開収録という特別な舞台であってもそれは何ら変わらなかった。
宗旨替えまではしないが、やはり当地唯一のプロ野球チームであり、興味は持っていて損はないのだろうと思う。

午後から半日、楽しい日曜を過ごして、月曜からは下半期がスタートした。
諸般の事情により残念ながらロケットスタートとはいかないが、今の時点でできることは精一杯やって毎日気持ち良く仕事を終われるようにしたい。
明るく前向きにやっていれば、時には思いがけない幸運にも巡り会えるものである。