blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

2月を振り返って

2015-02-28 22:35:38 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返ります。
他の月と同じように、楽しいこともあればつらいこともありました。
1月と比較すると体調がすぐれない日が多くあって、順調な月とならなかったことは悔やまれます。
今週のことを言えば、この木曜はイライラがつのって罪のない他人を攻撃するまでになってしまい、金曜の朝はその後悔もあって心身が重く結局会社に出ていくことができませんでした。
ほぼ毎日が身内からの責め苦に遭うポジションにあって、本当に、本当に疲れてしまった時には思い切って休むのも一つの手ではありますが、当初かけてもらった期待にいつまで経ってもこたえられない焦りはあり、必要以上に他人の言葉に神経質になっている現状もあわせ、かつてない危険な状況に自らを追い込んだことは間違いがないようです。

中央競馬の後藤浩輝騎手自殺という報道は、長年競馬に親しんできた私にはショックでした。
富山という田舎にいて、なかなかナマで彼の活躍を見ることはできなかったわけですが、一昨年には金沢で行われたJBC競走に参加して、エスポワールシチーをJBCスプリントの優勝に導きました。
もともと同馬の主戦であった佐藤哲三騎手(引退)を思いやって、優勝インタビューではファンと一緒に佐藤騎手への呼びかけをしていました。
私にとっては、後藤騎手のナマの姿はそれで最後となってしまいました。

こういうニュースのたび、どんなことがあっても自殺だけはいけないという論調やコメントをよく見ます。
確かに後藤騎手には奥さんもいて、まだ幼い子供さんもありました。
だからと言って、自殺そのものを批判できるかというと理由は本人にしか分からない、むしろ自殺までしようという人間に周囲を考える余裕などありはしないのではと思います。
ただの競馬ファンにすぎない私が言えることは、残念の一言しかないのです。

私は後藤騎手よりも年上ですが、少なくとも親より早く死にたくはなく、実現したいこともたくさん残っていますから、自殺するなどもってのほかです。
少なくとも、私の顔を見て喜んでくれる人がいる限りは生き続けなくてはなりません。
しかし、今の仕事面での状況は、ややもすると突発的な事態を招く危険をはらんでいます。
今のポジションの重圧から自らもしくは周囲を傷つけることは絶対にあってはならず、それならば、異動してまだ半年足らずという段階、お互いに傷が深くならないうちに「別れ」を決断することも必要になるのかもしれません。

野良犬のような生活をしていたところを拾ってもらった今の会社には恩義を感じていますが、より役に立ち、自らもハツラツとしていられるのはやはり現場なのだろうと思います。
請われて事務方に行けたことには感謝しなくてはなりませんが、落ち込むばかりの毎日で人生を浪費したくはありません。
無理なものは無理、そう正直に打ち明けられずに追い詰められて自殺などしたくはないですから。

開通間近

2015-02-21 22:25:38 | 休日
今日は魚津で所用があり、実家にも立ち寄ってしばらくゆっくりしてきました。
実家からクルマで10分もかからないところには、間もなく営業運転を始める北陸新幹線を間近で上から眺められる場所があります。
もともとは田んぼと住宅しかなく、特に目印になるようなものもないところなのですが、撮影スポットとしてもまずまず条件もいいことから、遠目にも少し人が集まっているのが確認できました。
新幹線がなくても眺めはいい場所で、最近になって遊歩道も整備されだしています。
ただ、決まった駐車スペースはないので、あまり長居はできないかもしれません。

新幹線の開通は大きな話題ですが、来週末には自動車道路の開通が立て続けにあります。
能越自動車道の氷見市と石川県七尾市の間の未開通区間がつながるのが土曜、国道8号線の黒部市と魚津市の間の未開通区間がつながるのが日曜です。
新幹線の開通時期も意識はされていたと思いますが、一時は工事が止まっているのかと思うような時期もあり、しかし進み出すとあっという間に形になってくるので驚きます。
私はもともと魚津の人間なので、魚津市の東部から黒部市にかけての国道8号線のひどい渋滞にはまる場面が多々ありました。
特に魚津市内の区間は住宅地を通るために難しい部分もあり、かなりの部分は高架化されることになりました。
ともあれ、慢性的な渋滞の解消に役立つのは間違いがないところです。
県内の国道8号線に関わる大きな問題としては、あとは地元の反対も根強い富山市内中心に近い地域の高架化計画くらいになります。

どちらの開通も休日なので行って行けないことはありませんが、何でも一番乗りになりたい人間による混乱も予想されますので、開通時刻近辺はさすがに避けたいと思います。
ただ、新しい道を走るのは大変気持ちがいいので、やや落ち着いた時期か時間を選んで、なるべく早いうちに通り初めをしたい気持ちはあります。
今はクルマが平日は放置になっていますので、せめて休日は長い距離を気持ち良く流してやりたいのです。

これからは、今の住まいから行くのはやや敬遠していた黒部市以東、入善町や朝日町、さらに県境を越えて市振・親不知方面まで足を伸ばすことも増えるかもしれません。
渋滞さえなければ下道でもそこそこ快適ですし、高速道路だと海沿いの景色はほとんど期待できないからです。

道路建設というとすぐにカネ食い虫などと批判する人もいますが、地方では交通インフラの重要性は非常に高いです。
来週末を境に、これまではやや不便と言われていた地域が少し近くなることを素直に喜びたいと思います。

足腰やね~。

2015-02-17 21:25:51 | 日記
久々に平日にエントリーを入れます。
と言っても、昼間のことではありません。
仕事帰りのバスでの話です。

この季節は晴れていても自転車に乗る気にはならず、もっぱらバスで通勤しています。
信号も多い上にバス停どうしの距離もそれほど長くない市街地では、バスは発進と停止を頻繁に繰り返します。
不思議な動きをするクルマにでも遭遇すれば急停止もザラです。
最近はバス会社が車内事故に敏感になっているのか、バスが完全に止まるまで車内を移動するなと運転手がうるさいくらいに言うようになりました。

今日の帰り道では、紙幣の両替のために走行中に席を立った高齢者がいて、注意を受けました。
その後、注意されたその本人が、下車しようとしてまた停車前に席を立ってしまいバランスを崩して転倒してしまいました。
さすがに2回目ともなると温厚な運転手さんも声を荒げてしまうことになり、さしあたり会社に報告が必要だからと本人の名前と連絡先を聞いていました。
本人にケガはなくても、車内事故は車内事故ということでしょう。
私の住まいの最寄り二つ手前のバス停で、時間にして5分程度は足止めを食らうことになりました。

今日の運転手さんはまだ言い方はマシな方で、時には怒鳴りつけるような注意のしかたをする人もいます。
危ないから動くなというのは正しいことですし、今日のように自分の足腰の程度も知らずにオロオロと動く人もいる以上は、神経質になるなというのも酷な話でしょう。
ただ一つあるとすれば、大勢の他のお客の前で恥をかかせるような言い方は公共交通に携わる人間としては考えてもいい気はします。

私もいやおうなしに年を重ねていくわけですが、人様に迷惑をかけないよう、最低限の足腰は保ちたいものです。
雪や凍結に悩まされる季節ももうすぐ終わります。
せっかく恵まれた場所に住んでいることですし、天気のいい日は努めて自転車通勤にしたいと誓って本日は終わります。

勉強、勉強。

2015-02-15 23:34:10 | 休日
今年のバレンタインデーは土曜日と重なっていて、会社勤めなら金曜日にチョコをもらった人も多いでしょう。
会社で収穫がなかった私が言うのも何ですが、バレンタイン当日が休日の場合は「前営業日」にもらえるほうが何となくうれしい気はします。
「翌営業日」にあたる明日にもらえてもありがたいのは同じとはいえ、このあたりは人それぞれ微妙なものかもしれません。

では今年は自宅で寂しく「ぼっち」だったかと言われればそうではなく、たまたまではありますがグループ飲みをする機会に恵まれて楽しい時間を過ごすことができました。
職場近くの行きつけの居酒屋さんからの話で、妙齢の女性3名とお会いするという願ってもない機会でした。
話を受けた当人としてできれば私を含めて男も3人揃えたかったところ、結局2名にしかならず最初のうちは申し訳ない感じはしました。
お酒や料理が来て会が始まってしまえばそこはあまり気にならなくなり、詳しくは書けませんが「世の中狭~い!」的な話題もあり、何とか会としては成り立ったかなとは思います。
ただ一人私の誘いに付き合ってくれた先輩にも深く感謝したいですし、今回の話を自分にくれた当人にも今度会ったらお礼をしなくてはなりません。

私を含めてやや年齢は高め、しかも独身どうしの集まりですから、これが後々何かのきっかけになれば言うことはないのでしょうが、いい大人どうしでもあり、最初から「実績」や「成果」を気にしたぎこちない感じにならなかったのは良かったです。
ひとときギャーっと遊んだり騒いだりする分には若い人でもいいと思いますが、仮にお付き合いとかその先となると「似たような年」の人のほうがいいと改めて感じる機会になりました。
大きく「価値観」という話になれば、やはり同じような世代の人の方が何かと一致する部分も多いとは思います。

反面で、世代や年齢や会う頻度は関係なく、会話がなぜか途切れない、いわゆるキャッチボールがうまくいく、お互いに目を見て話ができるなど、何となく「この人とは不思議と合っている」という感覚になる場面も最近多くあります。
ひとりひとり違った個性を持って生まれる以上、同じように振る舞ってもまったくハマらない人もいるでしょう。
このあたりは理屈ではカバーできない部分かもしれません。

私もイイカゲンな年齢ですので、何となくでもピンと来た時には臆せずに行動することを心がけたいと思います。
そうしたほうが後悔も少なく、結果はどうあれいい勉強になるはずです。
欲をなくして、急に老け込むのは嫌ですから。

タダもらいの日は

2015-02-11 21:33:16 | 休日
今日は建国記念の日です。
戦前はこの日は「紀元節」と言っていました。
建国記念の日や文化の日、勤労感謝の日といった、いかにも取って付けたような名前の祝日は戦後の占領政策によって誕生したものであり、その多くがもともと天皇や皇室の行事に由来することはあまり知られていないかもしれません。
天皇陛下万歳を叫びながら死を恐れず捨て身で抵抗してきた日本人をアメリカ人は心底恐れ、だからこそ終戦間際には空襲や原爆投下で一般市民までを無残に殺し、戦後は、今後日本が二度とアメリカに刃向かうことがないように、社会から「皇室」の色を薄めるなど日本人の精神をも打ち砕くことを企図しました。
戦後70年、最も成功した植民地支配とも揶揄されるわが国の現状、しかし過ぎたことは仕方がなく、しかしいつまでも自国のことを自国で片付けられないでいいわけはありません。
いつ他国の侵略を受けてもテロに遭ってもおかしくない状況、前回も書きましたがイザという時の覚悟は必要なのだろうと思います。

さて、そんな気持ちとは別に、水曜日が祝日とはまさにタダもらい、こんな日はゆっくりと休むに限ります。
前日までの大雪もすっかり落ち着きましたが、外に出る気にもならずダラダラと過ごしてしまいました。
周りを見渡しても、この季節ならではか体調を崩し気味の人も多く、なかなか全員集合が実現しない状況です。
私自身も、日々の疲れは現場の時よりも上、異動してからまだ半年も経たないうちに2回も会社を休んでいます。
現場の時は連続フルイニング出場を2年半以上も続けられていたものが、やや今は不健康になりやすい環境にいることは間違いがないようです。

今の役割から逃げられない以上は、努めて切り替えを意識しながら過ごすこと、場合によっては普通の日であっても「意識して休む」ことも考えたくなります。
ほとほと弱り切ってつぶれてしまっても会社というところは絶対に助けてはくれません。
クビになりたくなければ、わずかでも労働力であり続けなければいけないことは過去の苦い経験でよく知っています。
一時的に無理をして会社に出ていけなくなり提供できる労働力がゼロになれば、会社というものの態度などあっという間に変わるものです。
「休みがち」と思われない程度にペース配分をしながら日々を乗り切っていくことも、体のわりには脆弱な私のような人間には必要なのかもしれませんね。

開設記念日?に寄せて

2015-02-07 22:56:10 | 休日
2月7日という日は、一般的には北方領土の日です。
まだ20代の頃に道東を中心に北海道を回りましたが、根室の端っこまで行って北方領土も眺めました。
すぐ近くに見える島、しかも法的にはわが国の領土である島の土を踏めないことにタメ息が出たのを覚えています。
この件も含め、拉致問題や南西諸島の問題、近くはテロに対する対応など、わが国が事実上何もできない状況からは早く脱出しなければなりません。

残念なことですが、世界が何とか保たれているのは軍事力のバランスが辛うじて維持されているからで、少なくともわが国の平和憲法とやらが世界平和に貢献しているわけではまったくありません。
軍事力を背景にしない国際交渉などほとんど意味がないのが世界の現実である以上、これら諸問題を解決するには、今の自衛隊を「使える」ようにしなくてはなりません。

一部戦争で儲けたい人々を除いては、誰も、どこの国も、好きで戦争などしたくはないはずです。
先制攻撃などしなくてもよく「イザという時は軍を出すぞ」という姿勢を見せるだけで、某国のドロボウ船などパタっと来なくなるのは自明です。
イジメやパワハラなどで始終「言われっぱなし」になってしまう人とわが国の今の姿は同じ言葉で説明がつきます。
個人的な人間関係においてもイザという時の覚悟ができている人間はそうメッタな目には遭いません。
国どうしのレベルに引き上げればその重要性は言うまでもないのです。

最初から話が横に行ってしまいましたが、本欄を開設したのは2007年の2月7日ですので今日でまる8周年となりました。
この間は、自分の環境はコロコロ変わっていますし、経済的にも精神的にも不安定な状況に置かれている時間がけっこう含まれています。
いろんな環境で、中には説明もつけられないような人間との出会いもあり、つらい経験も多かったようには思いますが、今はとりあえず経済的には安定した状況にまで回復をしてきました。
一時は野良犬のような生活もしてきたことを考えると今の状況は願ってもないものではあります。
もう履歴書など書きたくはありませんし、今いる環境で何らかの役には立っていきたいとは思っています。

8周年というのに、今日はまたしても更新は一週間ぶり、さすがにPVも減って寂しい状況ではありますが、平日のことをウダウダと書こうとすれば、今はロクな中身になりません。
これまでより細々とした運営になるかもしれませんが、9年目も引き続きよろしくお願いいたします。