blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

1月を振り返って

2022-01-31 19:24:18 | 月末振り返り
※写真は北陸自動車道・有磯海SA(下り線)。

毎週最終日はその月を振り返る。
連日書いている新コロの話はここではやめておく。

年明けは3が日をノンビリというわけにはいかず、3日が月曜だった関係で臨時の出勤があった。
出勤と言っても定時まで拘束されるわけではなく、月曜ならではの仕事さえカタが付けばいいということで、午後の3時前には会社を出ることができた。
社員さんと違って働いた時間に応じた給料しかもらえないので、出られる時には出た方がいいのである。

1月に限らず、今年全体、ひいては今後ずっとの目標として日々健康で過ごすことがある。
ここのところの数年は、桜が咲く時期になるとなぜか調子が落ちて職場を長期離脱になってしまっているので、まずはこの時期を乗りきって年間通しの健康を展望したい。
動ける体があることの幸せは、特に昨年の秋口、下手をすれば命がなかったかもしれないという経験をしてからというもの、より強く感じることになっている。
蓄えはイザという時のためにある程度は必要だが、いくら蓄えがあっても動ける体がなければ暮らしていてもむなしいだけだ。
健康を害して自信をなくしている状態から立ち直り、健康な体に戻れば生きる意欲がわいてくる。
意欲はやがて自信に変わり、生きる楽しさも復活する。
はた目にはどう見ても「底辺」であったとしても、ひとまず元気で仕事ができる状態であれば、時間はかかってもいつかは挽回できるだろう。

幸い、今の環境ではいたずらに仕事のスピードばかりは求められず、あわてず正確にやるという基本さえ守っていればいいから精神的にはラクである。
コミュニケーションのことは他人からも心配されるし自分でも不安ではあったが、現場リーダー氏の尽力もあって短い間に何とか周りにも溶け込むことができた。
仕事そのものも、先走るでなく遅れを取るでなく、進み具合を見ながら次に何をしたらいいか考えられるようになった。
ここまではいい流れできているので、繰り返しにはなるが鬼門の春先を何とか乗り越えて春の連休までは無傷で走りたい。
連休で一息ついて、正味半年また走れれば、久方ぶりの万々歳の1年にできる。

今日の仕事を終えて帰る時間、まだ西の空は明るかった。
冬至から1ヶ月あまりが過ぎ、だんだんと日が長くなってきているのを感じる。
昨シーズンほどの大雪には見舞われていないものの気温の低い日がこの冬は続いている。
2月ともなれば暦は節分から立春となり、いよいよ春の気配を感じられることもあるだろうか。
また冬の五輪も開幕するから、もともと28日間しかない月はあっという間に過ぎていくことだろう。
1月はいい形で過ごすことができたので、2月もこの調子で日々を誠実に前向きに乗りきっていきたいと思う。

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転機

2022-01-30 20:47:04 | 休日
本日は短めに。

オミクロン株の急拡大により、新規感染者数は過去最多を更新、の連続になってきた。
あまり重症化しないというデータもありながら、いまだに感染症2類の対応を続けているため、いよいよ社会が回らなくなってきつつある。
仕事を休まれれば、ただでさえ人手が足りない会社や現場は欠けた人員のカバーで青息吐息となる。
今までにない数になってきて、回るものも回らなくなってきている。

隔離期間の短縮や予防接種の前倒しなど付け焼き刃の対策を打ち出してみても、もはや感染は対策のはるか上を行ってしまうだろう。
感染が一足早くピークアウトしたと思われる欧州では、英国やアイルランドが事実上の行動規制撤廃に動き出した。
感染者数が世界一である米国も、再度のロックダウンは考えず予防接種の実施を徹底することで乗り切る構えである。
こういった状況は我が国のマスコミでも伝えられはするが、いざ自国の話になると「医療従事者を、高齢者を、子供達を守れ」といった感情的な論調が支配する。
「みんなで乗り越えよう」などと精神論をいくらぶったところで、果てしなく続く「お願い」にはもはやウンザリであり、国民のイライラは頂点に達しつつある。
ご理解もご協力もイヤというほどしてきたのに一向に事態が収束する気配がなく、ほぼ全員がマスクを着用という我が国の姿は他国にはどう映っているのか。

対策でさばき切れないほどに感染者数が増えてしまったのだから、抑え込みから共存へ速やかに舵を切るべきである。
感染症5類にしてしまえば、個人個人が判断して受診できることになるから、特に保健所の負担は大幅に減り自治体は薬や予防接種の費用を負担しなくてもよくなる。
これまでタダだったものが一般なら3割負担となるが、これは今までの風邪やインフルと同じだ。

対策をどうするにしても、開会中の国会の場でハッキリと方向を定め、国民に周知することがまずは必要だ。
お上には従順な日本人だから、言葉を尽くして説明すればよその国のように暴動が起きたりはしないだろう。
話し合いが満足に行われているかどうかも分からないまま対策が二転三転するから国民はウンザリするのだ。

努力や検討といった言葉ばかりが先行する今の政権にも決断の時期は迫っていると思う。
「もうやってらんない!」とみんなが思い始めるその時が、この騒動の収束に向けての転機となることであろう。

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新しい言葉

2022-01-24 19:50:51 | 日記
わが県の県都である富山市の建設部長が逮捕されるという事態で地元のニュースはもちきりである。
現役の幹部職員が逮捕されるのは珍しいことなので、就任間もない富山市長も神妙な面持ちでインタビューに応じていた。

さて、役所や大会社の不祥事など、あまりよろしくないことが起こったときにはよく「遺憾」という言葉が出る。
本来は「残念」という意味が最も近いらしいが、大きな組織で何かあったときに「残念」という言葉で反応する責任者はあまりいない。
「誠に遺憾に存じます=大変残念に思います」ということなのであれば後者の方が率直な印象はある。
お役所言葉と揶揄されるような小難しい言い回しをされると、受けとる側は何となくボンヤリとした印象を持ってしまう。

新コロ騒動始まってやがて2年、この間にどれほどの新しい言葉や新しい言葉の使い方が誕生しただろうか。
いちばん簡単なところでは「密」である。
秘密とか密談とか密集とかの熟語で使うことはあっても、密という漢字ひと文字を単独で使うことはあまりなかった。
あるとすれば「連絡を密にする(=ひんぱんに行う)」くらいで、今のように人と人との距離が近いという意味では使われてこなかった。

他にも、濃厚接触者、ソーシャルディスタンス(Social Distancing)、無症状感染(あるいは無症状陽性)、クラスター、人流、副反応(副作用とはなぜか言わない)などなど、今までの社会では使われたことがなかった言葉が次々と登場してきた。
どのマスコミもこぞってこれらの新しい言葉を並べ立てて報じてきたが、遺憾と同じでいずれの言葉も率直さに欠ける。
だから一般には伝わりにくく、国民が事の本質や重大性にボンヤリとした印象しか持てず、いたずらに恐怖心だけあおられて時間だけが過ぎる。
時間が過ぎていく間に、いつ決まったかも分からない新たな対策が次々と一般にも下りてきて、何だか分からないうちに予防接種を複数回打ってしまったという国民はすでに8割以上はいるだろう。

この2年間を振り返れば、行政やマスコミから毎日のように発せられる小難しい、あるいは分かったような分からないような言い回しでもって皆がもてあそばれ、振り回されてきた期間だったと言える。
再三書いているように、政治家、特に自治体の首長にとっては感染症対策という「反論しにくい」テーマが「仕事やってる感」の演出にはこれ以上ない材料となっていること、また一部の感染症指定医療機関や製薬会社にとってはこの騒動が続く限り儲かり続けられること、人と人との距離を取らせることで中国型の監視カメラによる管理社会の導入を促進したい勢力があることなど、様々な層のせいで、このカラ騒ぎはいつまでも終わりそうで終わらないのである。

実際のウイルスの脅威以上にこの騒動は人為的に盛られてきた部分が大きいことを、オミクロン株のご時世になって改めて感じたところである。
新型肺炎との呼び方もあった新コロも、オミクロン株の症状は鼻やノドということだから、もはや病気としては別物である。
別の病気に同じ対策を取るのはチャンチャラおかしいし、ましてや3回目の予防接種などまったく筋が通らない。
所詮ゼロコロナなど無理なのだから、感染症2類から5類にサッサと下げて騒動以前の経済活動や生活に戻るべきだ。
規制がない中で個人個人がどう選択するかは文字通り自由である。
マスクを着けるも着けないも、飲みに行くも行かないも、遠出をするもしないも、すべて個人の手に戻してほしい。
その結果については個人個人が責任を負うのだから、国や自治体が対策と称してムダな支出をすることもないわけだ。

この騒動が極めて政治的なものであり、全世界の人民に対する戦争行為であると大部分の人が気づくにはどうしたらいいだろう。
まさか、令和の玉音放送があるまでとなると、先の戦争とまったく同じということにはなるのだが…。

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続々・5Gの時代へ

2022-01-20 20:09:14 | 日記
※写真は以前持っていたLG電子の「LGS01 WineSmart」。
いわゆるガラホでAndroid5.1を搭載、折り畳み式ながらタッチパネルでも操作が可能なある意味変態端末。
もちろん5G非対応。

先日のニュースで少し変だなと感じたものがあった。
アメリカ国内で5Gサービスがスタートするが航空機の運行に影響がある可能性があるとして日本発のアメリカ行きの航空便が一部欠航となる、というものだった。
5Gってとっくの昔(米国では2019年4月から実用化開始→総務省 5Gで検索ください、8MBほどのPDF資料に当たります)に始まっていなかったっけという疑問がわいて、いささか唐突な印象を持った。
それでなくても、5Gは我が国でも官民一体、総力を結集しての絶賛推進のさなかであり、5歳からの低年齢層や、3Gケータイを持つ高齢者までも狙いの対象として各社が激烈な競争を展開している。
5Gにそんな問題があったなら今さらそんな、という感覚はぬぐえないし、そもそも無理の多い技術なのかとも考える。
他にヤバい理由があるのかも、といらぬ勘繰りをしてしまいたくなる。

私は文系人間で電波の特性うんぬんについては門外漢だが、5Gの電波は4Gほどは遠くに飛ばないことから広いエリアをカバーするには基地局を多数設置する必要があるということだ。
当初からの掛け声とは裏腹に特に地方ではまだまだ5Gエリアはわずかなものにとどまっており、ごく最近では2.3GHz帯という低い周波数帯を5G通信に活用できるよう検討するようにとの総務省からのお達しが出ているから、推進する側の目論見よりはかなり進捗は遅れているといっていいのだろうと思う。

5Gはもともとは軍事技術という指摘もあり自分なりに調べてみたら、暴徒鎮圧などを目的とする非殺傷兵器として高周波の電磁波(95GHz)が使用される例があるらしい。
その電波を食らった人間はまるでヤケドをしたかのような感覚になるという。
5G通信でも「ミリ波」(我が国では28GHz、欧米では25~39GHz)ともなればかなり高い数値ではあることから、一貫して「危険」を訴えている科学者もいるし、新コロと5Gを結びつけて語るまことしやかな言説もネット上にはたくさんあって、電磁波対策グッズなるものもたくさん売られている。
ただ、ミリ波の体験スポットは富山県内にもあって、携帯電話のショップや某ショッピングモールの特定エリアなどではミリ波の電波が飛んでいる。
そこを訪れた人が軒並み健康を害したかといえばそういった話は聞かないし、もしそうなっていれば一大事である。
これまでにない高い周波数帯を用いるとはいえ、即座に危険と断じることはできないだろう。

最初の話に戻るが、航空機の欠航が本当に5Gによるものなら今後もこういった事態は頻繁に発生するはずだ。
もし、今後何もない(今までも何もなかったし)とすれば、何か他の公にはしづらい理由があったとしか思えない。
新コロ騒動の2年間、不思議なニュース、不思議な言葉がたくさん登場したが、それらについては別に機会を設けて書いてみたい。

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続・5Gの時代へ

2022-01-18 19:48:21 | 日記
今日は火曜日としては今まで経験のない仕事量となった。
量が増えたところであせるなとは昨日書いたばかりだが、あせってやっていないつもりでも何かが抜けてしまうことが今日は多く反省である。
何もかもがうまくいき100%のデキで帰ることができた日はこれまでをさかのぼってもわずかであり、詰めの甘い性格が仕事にまで出てしまっているのはいただけない。
内部で処理できる範囲のミスで収まっているからいいが、仕事の流れに慣れてきたあたりが「やらかす」危険が大きいものだ。
いたずらに早く早くとは言われない環境なのだから、今一度基本に帰って役に立っていきたい。

さて、前々回で書いた5Gの話。
会社が幸いdocomoの5Gエリアに入っているので気持ちが揺れているとは書いた。
その気持ちを知ってか知らずか、最近まで通話用に使っていたY!mobileから郵便が来た。
自宅の集合住宅がソフトバンク光に対応していて、私自身がユーザーであることからかと思う。
乗り換え契約で5G対応の特定端末が1円になると言われたらやや心は動く。
量販店にモックアップがあったので手にしてみたら、やたらに重いがそこそこ大画面でデザインも悪くない。
いつまでキャンペーンが続くのかは未定だが。

一時期、通話をY!mobileにしていたのは、どうしても時間帯により通信速度が大きく変わる格安simの短所を嫌がったからだった。
しかし、加齢により体にガタが出始め病院代が月に一定額かかるようになってきたこと、また昨年後半は稼ぎが少なくなったことで、データ通信用だけ残していたOCNモバイルONEに通話用も統合したのであった。
simを2枚入れて運用しているが、月の支払いは2,000円を切るから、Y!mobileのシンプルプランSよりも安い。
職場での昼休憩では、高速通信が必要な画像系のアプリ(GoogleフォトやInstagramなど)を避け、低速でも十分に動作する音楽ストリーミングサイトを利用して懐かしい曲(今やサザンやユーミン、B'zやミスチルの初期の曲は懐メロと言っていい)を聴きながらまったりしている。

前々回にも書いたが、今すぐに5Gが必要かと言われればそうではない。
今使っているOCNモバイルONEがまず5G対応の目処が立っていないし、昼間さえガマンできれば特にトロいと感じることもなく使えている。
おまけに、職場の昼休みは建屋に囲まれた倉庫の中で4Gのアンテナ📶が怪しいレベルにまで低下する環境だから、5Gを入れたところで大して変わらないかもしれない。
まだまだ生活再建中の身、お金回りが整ってくるにはあとひと月ふた月は必要だ。
厳しい寒さが続く今冬を越え、職場以外でも外出できる機会が増える春以降で考えた方がよさそうである。
導入はまだ先でも、基本的な知識は各社のパンフやカタログで今のうちに勉強しておいて、イザという時に間違いのない選択ができればいいだろう。

仮に導入するにしても、私の場合はエントリーからミドルクラスのスペックで十分だろう。
必ずしもハイスペックとは言えない端末を通販サイトにレビューを寄せてこき下ろしたりするような人は、ハイスペック端末を渡り歩いているような言っては何だが「ヲ○ク」に近いものがあり、内容も専門的すぎてついていけないから鵜呑みにするのはやめたほうがいい。
今の端末にしても、写真はSDに保存するので内部ストレージの占有率は半分に満たないのだから、もともとスマホで何もかもというタイプではない。
中古市場でiPhone8あたりがまだまだ根強い人気を保っているように、将来的にも5Gはいらないと考えている人はかなり多いのだろうと思うし、私もその中のひとりになっていく可能性もある。
いずれにしろ、月々の支払いも含めて安い買い物ではないのだから、よくよく考えて自分が納得できるようにできればいいと思う。

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週明けはソロリと

2022-01-17 19:48:27 | 日記
※漫画家・水島新司さんの訃報がありました。
単行本も買わずただただテレビで作品を楽しむだけだったことをお許しください。
新潟市にある「ドカベンストリート」の写真を掲載して追悼に代えます。
どうか安らかにお眠りください。

わが職場は、週の初めの仕事量が多い。
何をすればいいかは分かっているが、量の多さに加えて運送会社への引き渡し時間という時限性があるので、どうしても早く終わらせたいという気持ちが働く。
そこで、繁忙日用にギアを一段上げて、と思うと大抵はロクなことがない。
忙しいと分かっていても、特に朝の滑り出しは意識して、時にはひと呼吸ふた呼吸入れながらソロリとスタートすることにしている。
二つのことをいっぺんにやろうとしたり、乗り物(フォークリフト)の操作が雑になったりすると、かえってミスにつながり時間がかかる。
ひとつひとつ丁寧に終わらせる動作をしっかりとできれば、結果的には早く終わることができる。

たった一人が多少あわてて作業したところで本当に早くなるのかは疑わしい。
性格的にせっかちでイライラしがちな人は、全然ヒマな状況でも妙に大きな声を出してみたり他人の進み具合にまで首を突っ込んできたりで迷惑なことこの上ない。
それこそ一秒でも早く終わらせて引き渡しを済ませて早くラクになりたいという気持ちは分からないでもないが、場の雰囲気が悪くなるのでできればやめてほしい。

わが職場では、入りたての頃に教えてもらった手順に忠実にやれば、他人に間違いを指摘される段階に行く前に自分で気づくことができるようなシステムになっており、そのための投資も会社として行っている。
それにもかかわらず他人に間違いを見つけられてしまうまで素通りになってしまうのは、やるべき手順のどこかを抜いているからだ。
長年経験して現場を知り尽くしているはずの人でも、いちおうはみんなで決めた手順を守らないでミスや事故を起こしたということになれば言い訳が効かない。
先週は別の現場に新しい人が入ったが、入りたての人でも決まっている動作や手順に従って動けるなら覚えは早くなるし、手抜きぐせのあるベテランさんを即座に上回ることができる。
作業が主な仕事であるわが職場では、皆が同じようにやれば同じ結果が出るようにできているので、間違いを起こしたくなければ決められた通りに物事をやること、加えてあわてないこと、これがいちばんだし簡単だ。

破って何一つ得にもならない決めごとならば、守った方がいい。
時間と経験を経る中で、決めごとに矛盾を感じたりもっとこうすればというものが浮かんだりすれば遠慮なく提案すればよい。
少なくともわが職場はそれができる雰囲気はあるので、大変ありがたいことだと思う。
最近は、事務方の女性から「またいろいろ提案してくださいね」と思いもかけず言われた。
まだまだ経験の浅い人間でも頼ってもらえたことは素直にうれしい。

私は管理する立場では当然ないので、会社として抱えている問題までには首を突っ込めないし、だいいち話の内容がまず理解できない。
会社というところは何かしら問題はあるもので、現場、事務方、営業それぞれで考えることが相反することもしばしばである。
今のところは立場的にも少し距離を置いたところから見ているのが現状だが、小勢で回っている部署だけに、経験を積むにつれてあれやこれやとマルチに動かなくてはならない状況も考えられる。
少なくとも、イザという時に名前が上がるくらいの働きを常日頃心がけておきたい。
小人数の中でも、くだらない話も込みでコミュニケーションも取りつつ楽しくやっていければ言うことはない。

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5Gの時代へ

2022-01-16 21:54:57 | 休日
※写真は、天神山から魚津市中心部を望む。

5Gの時代へと言うよりも都市部ではすでに5G通信が可能なエリアが増えてきて、地方でも徐々にではあるがエリア拡大している。
ただ、当地富山県においてはいわゆるsub6が人口の多い地域に文字通りポツポツと「点在」している程度である。
私が住む魚津市など県東部では、docomoがsub6が使える地域をわずかながら整えているものの、auとSoftbankは従来の4G周波数帯を5Gに転用しているだけの「なんちゃって5G」(5Gの表示は出るが通信速度は4Gと変わらず)という状態だ。
地方都市まであまねく5Gが浸透するには、あと数年はかかるだろう。

残念ながら私の自宅は5Gエリアにはまだなってなく、魚津市でdocomoのsub6が使えるのは富山地鉄の電鉄魚津駅から新魚津駅周辺を中心としたごくごく狭いものでしかない。
近隣では東となりの黒部市の方がエリアは広く、黒部市役所を中心として、海岸地域から山側は旧国道8号あたりまでカバーしているし、旧宇奈月町の宇奈月温泉街でも使えることになっている。
いずれにしろ人工規模が小さい地域だから、いかに地方や郊外に強いNTTdocomoと言えど現在の4Gのような広がりを見せるまでにはまだまだ時間がかかると思っていた方がいい。

ただし、私が働く職場が明らかにそのわずかなエリアに入っているのが確認できるので何とも悩ましい。
自宅はWi-Fiを飛ばしているからよいが、自宅ではない「外」でいちばん滞在時間が長いのは間違いなく職場である。
私はNTT系のMVNOである「OCNモバイルONE」に長年お世話になっており、格段の安さと使い勝手の良さに加え、通話料も11円/30秒と通常の半額であること、また有名どころの音楽ストリーミングサイトのデータ通信量を使用量にカウントしないサービスもあり、なかなか手離しがたい魅力を持っている。
しかし、短所としてはやはりトラフィックが集中する昼間と夕方にガクンと速度が落ちるのは否定できず、多少のストレスは感じているところである。

今、5G対応端末を導入しなくても即座に今の生活に不便があるわけではない。
主力である「グーのスマホ(g08)」は、Androidのバージョンこそ7.1.2と古いものの、RAM4GB、ROM64GBを備え、2番号同時待受+SDカードによるストレージ増設も可能である。
5G非対応端末の中では今の時代にあっても地味ながら優秀だし、OCNのsimとの相性もいい。(同じNTT系だから当たり前か)
今のところはg08でできないことは「マイナポイントアプリ」(Android8以降対応とか)が入れられないことくらいだ。

それでも、ミリ波対応のバカっ速い5Gまでは求めずただ単に「5G対応」の端末ということなら、各社の乗り替えや購入に伴うキャンペーンを有効に活用すれば端末は1円~5千円前後で導入できる。
職場が5Gエリアになっているから、自分の端末に5Gのピクトが立つのを早く見てみたいという気持ちもあるのだ。

こんな悩みが持てるのも体が元気である証拠であり、寒い日が続く今冬を越える頃には生活も元通りになっているはずだ。
5G端末の導入はそれからでも遅くないと思うし、あと2ヶ月もすれば各社の春夏モデルが出てくるだろう。
私の場合は5G対応でもエントリークラスのスペックで十分で、新モデルが出ても「だいたいどのくらい」がいいか目星はついている。
毎日触るものなので、通信料の安さばかりではなく、多少高くなっても時間帯によらず快適に使える方向を目指したい。

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みんなでかかればこわくない?

2022-01-13 20:04:17 | 日記
「赤信号みんなでわたればこわくない」は、言わずと知れたツービート(知らない世代が増えたが)のギャグである。
実際に赤信号をみんなでわたっているところに遭遇したことはないが、信号無視も大集団で来られればさすがにその中を突っ切って大量殺人者になる勇気は持てない。
人間はある程度まとまれば大きな力を発揮するもので、日本では珍しいデモやストライキは欧米では日常茶飯事である。

さて、日本人は権威に従順と言われるがそれだけ多数派に入りたがる傾向が強いとも言える。
世の中や特定の集団における最大公約数から外れていると見なされれば容赦なく攻撃や差別の対象になりやすいのは、近年のマスク警察や自粛警察のような物言いを見ればわかるだろう。
○○警察を好んでやる人物は、自らが世の多数に属していることに安心しきっており、理由が何であれ少数に属するものは攻撃してもいいと本気で思っている。
「多数=正義」という短絡的な思考を変えることは他人には難しく、こういう手合いは個人的には大変苦手である。

さて、当地富山県でも新コロの感染者数が増えてきた。
年末あたりでは累計4,860人くらいからなかなか増えず、マスコミ報道も「県内の累計感染者数は○○人の『ままです』」というある種罪深い物言いが続いていた。
私自身は毎日つぶさに計算する気はサラサラないが、そろそろ累計5,000人は超えてくるかなと思ってはいた。
そうしたら、今日の通勤帰りのラジオでご親切なことに5,000人を超えたことをシッカリ伝えてくれた。
やはりと言っては何だが、富山のマスコミさんにとって5,000人到達が一つの「目標」(願望?)であったようにも思え、運転しながら思わず冷笑してしまった。

不思議なことに、感染力が強いとされるオミクロン株によって感染者の増加ペースは「過去最悪」であるわけだが、どの局を見ても過去最悪という表現には決してならず「過去最多」と言うばかりである。
マラソンやスピードスケートで新記録が出たらそれは素晴らしいことだが、感染者数の増加は社会にとってマイナスでしかないし、ましてや他国と数を競うようなものでもないので過去最多の連発には強烈な違和感がある。
我が国は欧米に比べれば一日あたりの新規感染者数は2ケタ少ないのだから成績としては「惨敗」であり、しかしそれは逆にいいことなのだから他国との比較上では胸を張ってもいいくらいのものだ。

まあ、そこまで最多最多と言いたいなら、国民全員が感染してしまうまで言い続ければいい。
マスクをするのも「みんながするから」が通るのならば、新コロ感染も「みんなが感染しているから」が通らないとおかしい。
いつか国民の大多数が感染してしまうという事態が仮に起きたら、世の多数派信奉者は感染しないと安心できないのではなかろうか。
あなたもわたしもみんな感染者ということになれば、やがては「予防接種未済者」を差別するがごとく、「未感染者」が差別されるという文字通り本末転倒なことが起きるのだろうか。

ちなみに、新コロが騒がれ出した当初は「新型肺炎」とも言われたが、オミクロン株はノドや食道に異常が出るようだ。
つまり肺炎ではない、ということは病気として全くの別物ではないかという疑問もわく。
新コロでひとくくりにされているから見落としがちになるが、もとより別の病気ということなら今までと同じ対策を続けることはもちろんのこと、同じ予防接種の3回目という話はどう考えてもおかしくないか。
感染者数増加が落ち着いていた時期には話題になっていた飲み薬の話も今は吹っ飛び、予防接種促進一辺倒の報道に変わった。
これから矢継ぎ早に子どもへの接種も承認され、ほとんどの国民に予防接種が行き渡ることになる。

私自身は1回目は何ともなかったが2回目の翌日に高熱が出たから3回目と言われると正直不安だ。
幸い2回目を受けたのは世間一般より遅かったと思うので、よほどの前倒しにでもならない限りはもう半年くらいは打たなくていい。
国のトップである総理大臣自ら「過度に恐れることなく」という言葉を発してもいるので、あおり運転ならぬ「あおり報道」(こちらがよほど捕まってほしい)に惑わされることなく、規則正しい基本的な生活だけを心がけていきたい。

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朝の過ごし方

2022-01-11 19:31:48 | 日記
職場の始まりはやや遅めの9時なので、自宅を出るのは8時を過ぎてからでも十分間に合う。
明日からまた降雪の予報もあり除雪などで多少早くはなるかもしれないが、最悪でも8時にクルマを出せれば遅刻することはない。

よって、朝の準備は7時台ということになり、その時間の地上波はどのチャンネルを見てもニュース番組である。
ただ、この節どの局も流す内容は似たり寄ったりで、相も変わらずの新型うんぬんの大騒ぎか、あおり気味の天気情報である。
「最強寒波」というならいつの寒波がこれまで最強だったのか教えてほしいものだが、伝える側にそんな意識はない。
粗製乱造される「世界一決定戦」と同じく、近年はマスコミさんも語彙力が不足気味のようでもあり、寒波でも台風でもすごいものがやってくれば「最強」と言っていればいいし、スポーツの世界で国を代表できるくらいの能力を持った高校生が現れれば「スーパー高校生」と言っていればいいのだから気楽な商売である。
政治家の囲みインタビューを見ていても分かるように、周りに群がる記者さんの手にあるのはメモ帳ではなくボイスレコーダーである。
「記す者」と書いて記者なのに、記すことがないのだからレベルは下がる一方である。

どうせ時計がわりにつけるテレビとは言っても毎朝ウンザリするようなニュースばかりでは朝から気が重いので、最近はBSの通販を見るか、BSグリーンチャンネルの「がんばる!畜産」という何ともマニアックな番組を見るか、である。
グリーンチャンネルは一言で言えば中央競馬専門放送なのだが、日本中央競馬会(JRA)は農林水産省管轄の特殊法人であることから、思いきり農業に振った番組や馬事文化関連の番組も少し混じる。
朝に見ている畜産関連の番組は、門外漢には計り知れない緻密な経営をしている農家や、牛の品評会のために学校生活を捧げる若者たちの姿などを分かりやすく紹介しているから勉強になる。

さて、近未来にはこの畜産をはじめとした動物を扱う業界が、新コロによってターゲットにされた飲食業界のごとく、地球温暖化対策の名を借りた勢力から排除のターゲットにされつつあるというウソかホントか分からないような話がある。
世間にあまたある環境団体と呼ばれる間では、ヴィーガンやベジタリアンといった人々が多く紹介されたり、そこまではいかなくても肉をなるべく排除した食生活が提案されていたりする。
家畜が食べる飼料を仮に人間に振り分ければ食糧難の地域も十分に救えるというのは、その団体なりに数字を弾き出して導いた結論なのだろう。
また、一般のマスコミ報道の中でも、徐々に、ジワジワとではあるが、大豆等を用いた代替肉や昆虫食を扱ったものが出てきている。
極端なものでは、家畜のゲップやオナラが温暖化の一因とする主張すらあって、一連の家畜インフルエンザに加えてあまり畜産農家にとっては嬉しくない言説が最近は増えている。
仮に畜産農家が環境保護やSDGsなどの「反論しにくいテーマ」のもとで排撃されるようなことになれば、おいしい肉料理は超富裕層だけのものになり、我々庶民には通常の肉が回ってこなくなることも十分に考えられる。

環境問題にしてもSDGsにしても、つまるところ「人間以外の生物」の持続などみじんも考えてはいないからずいぶん身勝手なものである。
しかし、新コロの2年間で分かったように、一度メディアが騒ぎだしてしまえば民衆はある一定の方向にいつの間にか誘導される。
感染症が収束したと思ったら今度は例えば食糧危機だと全世界のメディアが騒ぎ出せば、霜降り牛肉などは夢のまた夢、一般人民は代替肉や昆虫食で生き延びる世界というのもあながちウソではなくやって来るのかもしれない。

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オミクロン…ねえ…。

2022-01-09 19:46:55 | 休日
3連休中日の今日は、当地北陸の冬らしいドンヨリとした天気になった。
しかし昨日は、ひと冬に一度あるかないかの雲ひとつない晴天に恵まれた。
貴重と言えばこれほどのこともないので、富山県民の誇りである立山連峰を中心に撮影に出掛けることにした。
いつもの撮り鉄も山を主役としたアングルに腐心して、今までにない写真が撮れたと思う。
オミクロン株も何のその、主に撮影場所とした常願寺川公園には私のほかにも多数の人が出て撮影を楽しんでいた。

時おり弱い雨が降るハッキリしない天気となった今日は、自宅で必要な用度品(ごみ袋やハンドソープなど)を買いに出るため近場を回った程度でほとんどを自宅で過ごした。
ラグビーの大学選手権決勝があるのは知っていたが、時間の都合でライブ観戦はかなわずニュース速報で結果を知ることになった。
帝京大学が4年ぶり10回目の優勝ということで、心からお祝い申し上げたい。
9連覇の後3季連続で優勝を逃していたので、今日のメンバーは大学日本一を経験していなかったことになり、とりわけ4年生にとっては最終学年でようやく頂点にたどり着いて喜びもひとしおだろう。
ニュース映像でも、主将としてチームを支えた細木選手はインタビューでは涙ぐみ、その後は大声を張り上げて喜びを爆発させていた。
帝京は、同じ関東対抗戦グループの早稲田や明治に有望な人材を毎年一定数は取られることが多いとは思うのだが、優勝できない間も上位の実力を維持し試合運びにも長けたチームを作ってくる。
現場の指導者や学校のバックアップもさることながら、毎年入れ替わるメンバーの中で常に強い存在であり続けていることは立派の一言である。

さて、年初から大騒ぎとなっているオミクロン株であるが、我が国では一部の県でついに行動規制が復活してしまった。
SNS上では、医者でもない匿名の人間が一刻も早い行動規制を真顔で訴えていたり、当の医師集団にあってはなるべく早期の追加予防接種を推奨したりしている。
発表される感染者数の増え方からして感染力がとりわけ強いのだろうとは思うが、そもそもこれまでのデルタ株などと比べて毒性はどうなのか、感染したところで重症化する割合はどうなのか、などの分析は十分ではない。
オミクロン株が発見されたのは南アフリカだとの報道もあったが、アフリカ諸国で感染爆発が起きているという話はニュースでは聞かない。
アフリカ諸国は予防接種が十分行き渡っていないとされながら感染拡大が起きているとはトンと伝わってこない反面、3回4回と予防接種を受けた国民も多いはずの欧米や先進国で感染が急拡大しているのはなぜか、という疑問に答えてくれるニュースにはまだ出会っていない。

国内のスポーツに話を戻すと、ラグビーにしても本日初日となった大相撲にしても、マスクもせずに体をぶつけ合うスポーツでありながらなぜか中止にも、ましてや批判の対象にもならない。
海外に目を移せば、欧州のアルペンやノルディックの観客席は密そのものの中で開催国の国旗がうち振られる応援風景があるし、マスクをしっかり着けているのはコーチなど関係者だけで、観客のマスク装着率はどう見ても3割程度にしか見えない。
本当に本当に怖いウイルスが世界中をただよっているというのは、いささか「盛りすぎ」のきらいはないか。

人類の歴史上、いかに恐ろしい感染症が世の中を襲っても、現在のような行動規制が行われたことはなかった。
インフルエンザがどれだけ流行っても、スタジアムやライブハウスでは歓声や雄叫びが至るところでコダマし、場末の屋台では先輩風をふかせた中堅社員が若い社員に口角泡を飛ばして説教する光景もあったはずだ。
結局のところ、この新型なるものが今後途切れることなく、未来永劫存在し続けていてくれた方がいい(=儲かる)勢力があること、またすべてとは言わないが自治体の首長を中心とした政治家が「仕事やってる感」を出すのにコロナ対策ほど格好のネタはないことなどの要因があるために、感染症2類から5類への引き下げといった真に実態に合った対策が何ら取られない状況が続いているだけだと思う。

コロナの話ばかりするなら、2021年は交通事故件数や死者数はどうなったのか、2020年よりは大幅に増えたと思われる2021年の自殺者の数はどうだったのか、人口が減少しているとされる我が国の現状はどうなのかなど、この時期だからこその大事なニュースが抜け落ちてはいないか。
私のような下流の中年はともかく、必要以上の大騒ぎのせいで貴重な時間を奪われ続ける若者が不憫でならない。
行動規制もマスクもアクリル板もウイルスの前では無力なのはこの年明けで証明された。
我が国に限らず、ごくごく普通の生活をしながらウイルスと共存していくという簡単な決意、新型なるものが実はインフルエンザ以上でも以下でもないと開示して、速やかに感染症5類への引き下げを行うことを為政者や専門家には求めたい。

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