blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

1月を振り返って

2013-01-31 20:20:00 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
車検という一大イベントをはさんで、大掛かりな動きは特に月の前半はできなかったが、限られた条件の中でも積極的に動くことができた月ではないかと思う。
まだまだ寒い日が続いていくとはいえ、少しでも外の空気を吸って気分にメリハリを付けていきたいのは今後も同じだ。

仕事のほうは変わらず順調であった。
年間でもピーク月とも言える12月とはやや違って、仕事の量も落ち着き長時間の残業や早出はあまりせずに済んだ。
毎日毎日は特別何か変わったことをするわけではなく、単純で地道な作業の繰り返しではある。
私は幸い、製造工場に製品を取りに行ったり、館内でもフォークリフトに乗ったりと、ルーティンとは少しずれた仕事をする機会も多い。
ほぼ一日中ずっと同じ場所にいて同じ作業をすることはたまにはあるが、そういう時は一日がとてつもなく長く感じる。
いろいろと身に付いていることがあると、ある意味ラクができるのは事実だ。
特に工場に行く時は完全に一人になってしかも外に出られる時間になるわけで、館内にいて余計なことを頼まれる心配もその間はないのである。

1月の末を迎え、12月のアタマから来たT氏もまる2ヶ月をわが部署で過ごしたことになる。
2ヶ月経ってどうなったかと言えば、セクションのチーフから「そろそろ焦ったほうがいいよ」と言われていたから程度は知れるだろう。
今日も今日とて危なっかしい場面があったので一言モノ申したら、あろうことか「私に構わないでください!」という反応が返ってきた。
どんなベテランであっても自分だけで仕事を回すことはできないのに、ロクに役に立っていない段階で構うなということであれば、周囲はもう弁護できない。
日頃他人にはやたらにヘーコラしているが、あえてキツい言い方をして怒らせてみればドス黒い腹の内が見事に現れたということだ。
いずれにしろ、組織にいる人間としてはかなり重い一言を吐いてしまったと思われるので、毎日の業務日報に書いて上席者にも報告をしておいた。
今日の件が氏の「終わりの始まり」になったとしたらお気の毒なことだ。

プライベートでは県外には出ず、車検に前後して近場を流すことが多かった。
初めて行くところもあってそれなりに楽しめたと思う。
車検そのものは思ったより安くおさまり、結果的に今月度はやや余裕を持って過ごすことができそうだ。
早いものでもう2月を迎えるが、引き続き平日はひたすらストイックに、休日は楽しむべき時は大いに楽しみたい。
寒い中でも健康に気を配って明るい毎日にしていきたい。

最終週くらいは

2013-01-29 20:51:20 | 日記
今週は月末が近く、仕事としては落ち着いている。
残業になっても時間的にはわずかで、早い時刻に帰ることができている。
金曜にあたる2月1日だけはややバタバタするかもしれないが、月初めにそうなるのは例外がないから仕方がない。
ヒマだからこそいつもならやらないようなミスも出るので気を締めてあたりたい。

明日あさっての話をすれば、今日まで以上に落ち着いて、いつもはできないミーティングなどをする時間もあるだろう。
わが部署の場合はミーティングと言っていいのかどうか疑わしい内容になることも多く、レベルとしては大したことはない。
唐突に「今日言って明日から」のような提案があって紛糾するか、そうでなければ話が堂々巡りをしているうちに時間が来て何となく終わる。
良くも悪くも、在籍期間の長い人間が作ってきたある種独特の文化のようなものがあって、どんな決め事や話し合いをしたところで、いつの間にかその文化とやらにかき消され元の木阿弥という状況を何度も見てきた。
本来ならそれらの人間をゴッソリ入れ替えたいとまで思うが、入れ替えて受け入れてくれる部署はわが社にはない。
毎日働く場所をもらっていてこういう表現も何だが、会社内での位置づけとしては残念ながら最下層というのが現実だ。

とはいえ、現状ではわが部署も会社の一部として一定の役割を担っている。
モノを相手にする仕事はなぜかセールスや事務方よりも低く見られがちであるが、必要のない仕事ということではまったくない。
わが部署のような単調で地味、裏方的な仕事も存在しないことには世の中は成り立たない。
会社の一組織としてまだ残っている限りは、できる限りの貢献をしていきたい。

私自身は何度も書くように、今の業務内容が性格的に合っていると思えるので、特にどこか他の部署に行きたいかなどと突然聞かれてもすぐには答えられない。
毎日いろいろなことはあっても楽しく過ごせているのは事実だし、私のように中途で入って他の部署のことは知らない人間は、まずは毎日やることがあるということに感謝しなくてはならないのだろう。

月末にかけては少し手が空いてしまう時間帯もあるかもしれないが、できることを自分で見つけて取り組みたい。
なかなか館内の「機動力」(電動フォークリフトなど)に積極的でない人に少しでも練習してもらうというのもいいだろう。
一人一人ができることをそれぞれ増やしていって損なことは何ひとつないのである。

初飲み

2013-01-27 21:32:10 | 休日
土曜の夜は、昨年からの約束もあって今年初めてお酒を飲むことになっていた。
この時期はなぜかお店のメンバーの誕生日ラッシュとなっていて、昨年あたりはずいぶん財政的にシンドイ思いをしたものである。
今年にしても一人一人フォローしている余裕はなく、土曜に前後して誕生日が来たW店の二人の分を合同でお祝いさせてもらった。
2月になればもう二人いるのだが、うまくこれも「合同」にして一回の外出で済まないか画策中である。
私にもう少し甲斐性があれば、カゴいっぱいの花をお店に届けるような段取りもできるのだろうが、値の張らない気持ち程度のプレゼントで満足してもらえただろうか。

車検にいくらかかるか怖かったから今年に入って本当にどこにも飲みに出ず、昨年末以来1ヶ月近くまったくアルコールを口にしなかった。
体がビックリしていつもより早く酔っ払ってしまうかもと思ったが、お祝いのシャンパン以外は自分のペースでいけたので大丈夫だった。
ただ、せっかく本来の目的地であるW店で安くおさまったのに、調子に乗ってもう一軒ハシゴしてしまった。
お店では普通だったが、自宅に着いた頃に酔いが回ってきてしまい、横になってからのことは覚えていない。
初飲み解禁後の反動が出たのかもしれないが、今年は回数より中身ということにしたいので注意をしていきたい。

日曜の今日は富山市内であった「富山輸入車ショウ」に行ってきた。
お目当てはメッタに見られないスーパーカーと、最近出たフォルクスワーゲンの「up!」というコンパクトカーであった。
スーパーカーのほうは4台あって、いずれもかなり古いクルマながら「動かせる状態」にしっかり管理されており、全車でエンジンパフォーマンスまであるサービスぶりだった。
「up!」のほうは、かなり思い切った価格設定で、日本メーカーのエントリークラスにはかなり脅威だろう。
装備と安全性を考えあわせると、少なくとも「軽の新車」などは一発で除外になるほどのインパクトがある。
賛否両論ある5速ASG(セミオートマ)の感覚が日本のユーザーになじむかどうかがカギだろう。
プジョーのほうは出たばかりの208を通路の真ん前に展開して、「up!」と相対するような感じになっていたのが面白かった。
それぞれのニューモデルだから力が入るのは当然だ。

午後早くに自宅に戻るとかなり眠く、すぐに横になって6時くらいまで昼寝した。
土曜は例月の通院で魚津へ行き富山にトンボ帰りして遅くまで飲み、日曜はいちおう早起きして輸入車ショウで人ごみにまぎれ、と普段の休日より少し動きぎみだったから午後の休息は貴重だった。
また明日から通常勤務、気持ちを切り替えて臨みたい。

吹っ切れない人

2013-01-25 19:53:10 | 日記
なかなか落ち着かなかった部署の仕事も、ようやくにして適度な量になってきた。
多少の量があったところでわが部署なら残業になっても2時間くらいではある。
それなら19時台に帰れるから万々歳ではないかと言われるが、営業さんや事務方と単純に比較されるのも困る。
毎日の負荷は大きく、14時半くらいにある午後の小休憩の頃ですでに男女問わず誰しもが相当に疲れている。
その休憩が終わって「さあ、もうひと踏ん張り」という感じで皆が毎日を乗り切っている。
定時が過ぎれば決まりきった休憩時間はないから、各人が様子を見ながら適度に休まないといけない。

12月から来たT氏は相変わらずくだらないミスを連発している。
周りからさんざん注意を受け、時にはあからさまにバカにされるようなことも言われていながら、本人はこたえているのかいないのか、ヘラヘラダラダラと館内をうろついて適当に上の人につかまって言われるままのことをして時間を送っている。
加えて、指導担当者の社員を何かと「師匠」だの「マスター」だの言って変に持ち上げる反面で、時々は言うことを聞かないという話を耳にした。
現場仕事が初めてなら、まずは他人のマネから入って全然OK、アタマを真っ白にしてその通りにやっていれば間違いはないと思うのだが、目の前で実演して見せたことをなぞることすらできない。
そんなうちから指導役の社員に一丁前に意見して自分の思うとおりにやりたいなどチャンチャラおかしい。

最近は休み時間になると妙にリラックスして、まるでしゃべっていないと死ぬかのごとくにペラペラと話すようになった。
少しは笑いも取ろうと懸命にはなるのだが、周囲の反応は「失笑」でしかないのがあまりにも痛々しい。
自分のソトヅラを整えるのに精一杯で周りが見えてなく、少し前のハヤリ言葉でいけばまさに「空気が読めていない」の一言だ。
今週から助っ人に来てくれたK氏がさっそく「何か的外れだよね」とボソっと口にした通り、口先から出る言葉がことごとく上滑りしているのが現状だ。

多少変わった性格の人でも、仕事で結果を出す、もしくはそうしたいという姿勢の見える人とは私はコミュニケーションを取りたいし、場合によってはプライベートの時間をともにしたいとも思う。
T氏の場合は、人柄は「悪い」のとは違うが自分をよく見せようとしすぎて周囲を疲れさせるだけになっているし、その振る舞いが仕事にも悪影響を与えているから始末が悪い。
昨年末の忘年会の時には先輩のTk氏も交えて3人で2次会に行ったが、とてもサシで飲めるような人ではなく、Tk氏がいたから何とか成り立ったようなものだ。

氏のことを書き出すと字数がいくらあっても足りないくらいだが、一つのメドとなる「来て3ヵ月後」にどうなっているかは興味深い。
そのあたりを境にして周囲は「これくらいはできるだろう」と勝手に思い始める。
それなのに期待に応えられないとなってくると今よりも厳しい見方をされてしまうことになるだろう。

氏の腹の中が手に取るように分かってしまうのは、他でもない私の若い頃が同じような感じだったからだ。
若い頃に私と関わった人には「ウザかっただろ?ゴメンね!」と謝りたいくらいである。
相変わらず「ウザ度」は高めの人間だとは思うが、それでも以前よりマシだとは断言できる。
だから、T氏を日々眺めるたび、かつての自分を思い出して胃がキリキリと痛む思いがするし、人生のどこかで吹っ切れてこないかと考えたりするのである。

春遠からじ

2013-01-23 20:48:13 | 日記
日曜に車検に預けたクルマが火曜にはもう戻ってきた。
深刻な箇所があればもう少し長くかかっていたはずだがアッサリと済んでホッとした。
心配していた代金も、小さいクルマということもあるのかアレコレ消耗品の交換もありながら思っていたよりはかなり手頃におさまった。
あらかじめプールしていた金額より安くあがったから若干だがお金は余っている。
しかし、どうせなくなる覚悟をしていたお金だからとムダな散財に走っては元も子もない。
今月の給料日を余裕を持って迎えることができるのはありがたいし、これからもそうありたいと思う。

さて、早くも1月も下旬となり、日没もかなり遅めになってきている。
まだまだ冬の真ん中だから寒い日は続くとは思うし、これから大雪になってしまうこともあるだろう。
それでも本当に足元の心配をするほどの天気は実質あと1ヶ月半ほどで終わる。
私が花粉症でやや苦しみ始める3月の中頃にはずいぶん暖かくなっているはずだ。
花粉症に関しては、自分なりに本格的な対策をしてあまり苦しまないようにはしたい。
苦しい時期はわりあい短いほうだとは思っているが、鼻炎薬を買い込んでその場しのぎということばかりでは根本的な解決にはならない。

今週の仕事は特に大きな事件はなく、量も平均的で淡々と過ぎている。
量の大小によらず最終的にはお客さんにわたっていく製品を扱うわけだから、一日一日は緊張の連続で自宅に戻れば寝てしまうのも早い。
たぶん今日も本欄を仕上げたら、しばらくはPCを触って間もなく横になっていつの間にかグッスリということになるはずである。
最近の子供さんは寝るのがかなり遅いようで、たぶん私の平日及び飲みに行かない休日あたりは子供さんよりもかなり早い時刻に寝ていると思う。
4時間や5時間では絶対に翌日に引きずるという体質的な部分はあるにしても、自分でも寝すぎかもしれないと考えたりする。
寝る子は育つと言うが、これ以上育ったところで横方向にしかいかない。

とはいえ体が資本の職場、調子の悪い人もポツポツいる中、少しでも貢献できるとすればまずは休まないことである。
誰一人としてムダな戦力であってはいけない現状にあっては、欠くべからざる存在と思ってもらえることが大事だ。
権利だから有給だからと好きなように休んでいては職場のトップも使いづらいし信頼も失う。
今の環境に来てもうすぐ3年、年度の変わり目には昇進や異動など人事に絡む事柄が多くなるが、私も現在の雇用形態から一歩進んだ形になれるといよいよ仕事の面で「春が来た」ということになる。
信頼は壊れる時は本当にあっという間だから、日々自覚をして過ごしていきたい。

即戦力登場!

2013-01-21 20:13:08 | 日記
今日からわが部署に新たな仲間であるKu氏が加わった。
といっても、まったくの新人さんや現場初体験の人ではなく、かつてわが部署で一定の期間を過ごした人である。
本来であればわが社で継続してバリバリ働いているはずの人だが、家業のからみで去らざるを得なくなっただけである。
そんな「経験者」さんに部署のトップからお願いをして、非常勤かつ期限付きながら協力をいただけることになった。

ブランクの期間としては年単位であったろうが、特に自動倉庫近辺の仕事はすぐに思い出したようで、初日から即戦力になってくれている。
もちろんかつて経験しなかった仕事は日中に指導を受けながらではあったが、ベテランのTs氏が「横着なヤツではないよ」と言っていた通りで、変な理屈もこねず淡々と丁寧にこなしているからすぐに上達するだろう。
かつての感覚が戻ってくれば、毎日ではないにしても大変な戦力となってくれるはずだ。

こうなると問題は、二年経っても今ひとつ仕事が危なっかしいM氏と、最近よく書いているT氏の振る舞いである。
経験者とはいえ、今日初めて来た人が粛々とダンボールの山を上手にラップ巻きしている姿を見て何かを感じなくてはウソである。
私も社歴としては浅いからいくらかは刺激をもらった気分なのに、まだまだ周囲からドヤされてばかりの両名が危機感を感じないようでは今後が思いやられる。
今日も今日とて、M氏は朝から何かミスったようだし、T氏は相変わらず口ばかりで体が動かない。
幸いにしてこれから伸びていこうとしている会社にあって、お荷物を抱えている余裕はない。
周囲の様子が見えてなく、仕事をしているのかジャマをしているのか分からない感じでは、もう初日の時点でKu氏に負けてしまっていると言ってもいいのではないか。
非常勤の人間に常勤の人間がアッサリ負けてしまっていいわけがない。
両名には何を材料にしてもいいから「ナニクソ」の気持ちを持ってほしい。

1月の仕事量はやはり12月ほどではなく、今日も本欄を書いているのは20時ちょっと過ぎである。
時間外が少なくなればなったで実入りが少なくなるのは悩ましいが、会社の利益を給料として分けてもらっている以上、余分にダラダラと会社にいることは避けなくてはならない。
私の立場でコストダウンに協力できるとしたらなるべくメリハリを付けて早く帰ることしかなく、微々たるものとはいっても積み重ねればいくばくかにはなるだろう。

会社から帰る時間だけでなく、何事も言われる前に自分で動けば自分自身納得もいく。
T氏やM氏のように何でも人から言われてやっと動いているのでは楽しくはないだろう。
ただただ面白おかしいのが楽しいということではなく、自分で試行錯誤しながら積み上げていく過程が仕事の楽しさの一つではないかと思うのだが。

つらいわけでは

2013-01-20 19:45:26 | 休日
今日の午前中に、クルマを車検に預けてきた。
私のところに来てからは初めての車検だし、前オーナーさんとは使い方もずいぶん変わった。
前の方はいわゆる週末ドライバーで、名古屋あたりにいる親御さんに会いに行くのに高速を使うことも多かったという。
それが、私は通勤を中心に毎日使うし、街乗りの割合も増えた。
毎日エンジンに火が入ることそのものはクルマにとっては良く、通勤そのものもかなり流れる経路を選んでいるから、あまり負担の多くない使い方はできている。
これといって調子の悪いところはシロウト目には見当たらないし、仮にあったらクルマ自らがメッセージを出してくるはずなので、それがないということは今の時点で深刻な箇所はまず見当たらないと思う。
消耗品は販売店の判断でやってもらっていいことにしたが、ワイパーのゴムも換えたばかりだしあったとしても微細なものだろう。
何とか最低限の整備で済んで安くあがってくることを祈る。

さて、車検が終わるまではストイックな生活というのは何度か書いた。
日数にしてあと一週間というところではあるが、次の週末を迎えるまでに幸い1月度の給料日がやってくる。
もちろん車検の支払いが済むまで安心はできない。
ヘタをするとその給料の一部に車検代が食い込むかもしれない。
あとほんの数日はなるべくお金を減らさないに越したことはない。

相変わらずせせこましい事態が頻発した今週の勤務だから、年明け以来の禁を破って飲みに出たい気持ちもあった。
富山市内のN店あたりになら飲みに出てもいいかなとも思ったのだが、結局は行かなかった。
勘定も片手でオツリが来る店だから大きな散財にはならないし、少しは発散してきてもよかったのに行かなかった。

車検という特殊事情があるとはいえ、正月のアタマから数えて約3週間、完全に「自力」(お誘いの有無に関係なく自分で飲みに出ること)を封印できているのが不思議と言えば不思議である。
かと言って、飲まない週末がシンドかったか、ツラかったかと言われるとそこまではないような気はしている。
ついでと言っては何だが、今年に入ってからは競馬や競輪にも手を出していない。
本欄のプロフィールにある「不良中年」からはかなり逸脱して「飲む打つ買う」とは無縁の生活になっているわけだが、そんな毎日でもなぜかストレスがたまるまではない。
少しはお金に関してガマンがきくようになっているなら、それはそれで悪いことではない。

次の週末になれば、今年初めてになるであろう飲みの機会がある。
昨年から決まっている予定で、他人の節目もからむからこれは仕方がない。
長く飲まなかった反動がそれ以後一気に出ないように心がけたいと思う。

決まりごと貧乏?

2013-01-18 21:40:02 | 日記
職場の箱詰めスペースにはベテラン社員が多くいる。
そのうち、かつて営業マン時代にも一緒に働いたことがあるというTk氏とKn氏は非常に仲がいい。
もう数ヶ月前からになるが、お互いに楽しみながらミスを減らそうということで二人で決め事をして今も続いている。
どちらかが作業の中でミスをすれば、次の休み時間は缶ジュース一本が強制的におごりということになっており、いい意味でお互いのプレッシャーになって年明け半月ほどはお互いにノーミスが続いていた。

決め事の中で最近できたものとしては、出入りの運送業者や取引先を必ず「さん付け」で呼ぶように、間違えたらやはり即「コーラの刑」(実際はコーラばかりではないが)というものである。
倉庫だから直接外部の人に接することは少ないのだが、夕方近くには運送業者の人がそれぞれ箱詰め場までやって来て私たちの近くを行き来する。
そんな時に業者の名前を呼び捨てにしているのが聞こえてしまったら気を悪くされるだろう。
それなら朝から気をつけて「敬称付き」で呼ぶクセをつけようということである。
このあたりはさすがに外回りを経験した人ならではだ。

実は最初はこの決め事が私自身はしっくり来なかったというか、面倒に感じていた。
だが、ある日私が製造工場に製品を取りに行った時に、工場のある人間が「物流来ました」と内線で連絡していた。
その時、身内ではあるとはいっても「物流さん来られました」ではないだろうかと思ったのである。
身内でそうだからやはり外部の人には絶対に呼び捨てを聞かれてはならないと合点がいった。
以来、さん付けに関しては私も賛同して気をつけるようにしている。
もちろん間違えれば私もペナルティーの対象だ。

両人のいろいろな決め事には、昨年末に異動してきたばかりのT氏も巻き込まれている。
もの覚えの悪い人で最近はよく本欄でもネタにしているが、箱詰め作業に関しても一日一つは必ずミスをしてTk氏とKn氏双方にジュースを渡すハメになっている。
いずれ「ペナルティー金欠」にでもならないかと心配になるほどである。

基本的には性格の優しいベテラン両名が、あまりにも同じミスを連発するのでT氏には時に強烈な言葉を発せざるを得ない。
人間誰でも同じことを何回も言わされたくはない。
「了解しました!」など返事だけはやたらにいいが、中身が実は了解されていないことが多いから困る。
ただの口八丁でヘラヘラと軽いだけでは、自らもしくは他人のケガ、製品の破損など、あらゆる危険と隣り合わせのわが職場では追いつかない。
仕事に関しては、指示待ちの態度を改め自分で探すくらいにならないと毎日「実弾」を食らうことになる。

他人に対する、ある種卑屈にも思える接し方を見ていると、T氏は相当無理をして生きている(きた)のではないかと感じる。
本当は他人など面倒くさいはずなのに、仲間外れへの不安と恐怖を隠すためかペラペラ心にもないことまでしゃべるというのは相当に疲れると思う。
昼休み、食事を取った後、一人で目をジッと閉じてうなだれるように休んでいる姿が真実のT氏に近いのかもしれない。

金欠ではないけど金欠

2013-01-16 21:06:43 | 日記
過去の記事にもチラっと書いたが、今年に入ってから至って慎ましい生活を送っている。
飲みにも出ていないし、遠出もしていない。
もともと自室で飲むタイプではなく、2013年はお酒のたぐいは一滴も口にしていない。
お酒そのものが好きならば買ってきてでも飲むだろう。
私の場合はお酒を飲むのも雰囲気(と女性?)あってというところだ。

通帳の残高を見れば、給料日までに多少の散財をしてもどうということはないように思われるが、貧乏モードで過ごさざるを得ないのはもうすぐ車検だからである。
もう古いクルマだし、いくらかかるかは本当のところまったく読めない。
かかっても最大これだけと思える金額をプールしておくため、あと数日とはいえひたすらガマンの生活をしているわけだ。
安くあがることをアテにしては支払いの時に格好の悪い思いをすることになる。
クルマだからまずは最低限の安全が確保されなければならず、ケチれないところはどうしようもない。

私のひと頃を考えれば、今の環境や収入に関してはありがたいの一言である。
県内に限ればそれなりに知名度もあり、おかげさまで世の追い風を受けていると言ってもいいので、端っこといえども引っ掛かっていられることが奇跡的にも思えるくらいだ。
本格的な現場仕事となると初めてと言ってよかった私だが、営業さんのように愛想を言わなくてもよく、ただただ冷静に正確にこなしていれば仕事は前に進んでくれる。
他人が思う以上に業務が自分の性格にフィットしていたことも、単に環境や収入という面以上に幸運なことで、人生の中での大きな発見だったとも思う。
知名度があって景気のいい会社にいても、担当する業務が自分に向いていなければ、今のように毎日を前向きに明るく楽しく過ごせているかどうか分からないからだ。

とはいえ、応分の収入があればあったでその分使いたくなってしまうのが人間というもので、本当に余裕シャクシャクで毎月が回っていることなどほとんどない。
支出の中で決まっているものは仕方ないとして、どうしても街に出る機会が増えすぎて毎月のように厳しい思いをしてしまうハメになっている。
そこは真摯に反省をして少しでも回数を減らすようにしなくてはならないが、今は毎月入るアテがあるから使うことができるわけで、何かと不安定で周囲にも心配をかけた時期と比較すれば雲泥の差だ。

お金は使うためにあるか貯めるためにあるかと言われれば、私は「墓場にまでは持っていけん」と考えるほうだ。
それでも月々の生活を回すのに最低限の金額は必要だし、イザという時のためにあともう少しでいいから余裕が持てればなおいいだろう。
恵まれた環境に身を置いていることに感謝を忘れず、誘惑に負けない強い心(?)を持ちながら生活していけば、メッタなことにはなっていかないのだろうと思う。

雪国に積雪なく

2013-01-14 20:42:11 | 休日
爆弾低気圧(最近マスコミがよく使う言い回し)のせいで、普段雪の少ない関東地方が大変なことになったようだ。
雪国であるここ富山でも、今は平野部は道路にも雪はない。
こちらの地方ほどの備えがない中、交通も止まり足元も悪い状況、ただただお見舞い申し上げるとしか言えない。
この3連休はこちらは大雪にはならず、道路も晴れればドライというコンディションで、しばらくリアハッチに積んでいたコンクリートもいったん下ろした。
予報ではまたしばらく雪模様とはなっており、まだまだ冬の真っ只中を感じさせる天候が続くだろう。

あと一週もしないうちに愛車が車検に入る。
私のところに来てからは初めてで、直前だからというわけでもないが、この休み中は県内ながらやや遠目の距離を流した。
昨日は地元の魚津を通り越して入善町あたりまで、今日は氷見市にある「氷見昭和館」というところに行ってきた。
それほど寒くもなく道路も流れていたのでドライブとしては快適だった。

さてその氷見昭和館、予想通りとはいえかなり懐かしいものに多数出会うことができた。
喫茶スペースもあって、そこにはジュークボックスなるものも置かれていた。
ジュークボックスといえば、地元である魚津市のサンプラザ(現存)のゲーセンにも置かれていた記憶がある。
まだ小学校に上がる前の話だったと思うが、何とはなしに聞いていた当時の歌謡曲が私の「歌の好み」のベースになっているような気がする。
写真には、私のオヤジも好きな加山雄三作品のジャケットを載せてみた。

こういうコンセプトの施設というのはけっこう各地にポコポコとできているようで、もう一つのトレンドに近いと言っていい。
もう平成の御世も25年目に入り、今年の新成人あたりは生まれたのが「バブル崩壊後」(!)である。
文字通り昭和は遠くなりにけりであり、こういった特別なスペースでしか見られないものも多くなったのは事実だろう。
私自身は大まかに言ってちょうど高校生までが昭和でそれ以降が平成だ。
すでに平成のほうが人生の半分以上となったが、多感(?)な時期を過ごした昭和を懐かしむ気持ちはもともと古いモノ好きの私には特に強い。

氷見のこの施設に関しては、ご主人がやや「親切すぎ」だったのが気になるところではあった。
説明といってベタベタくっついてこられるので、ただただノンビリ、ユックリ見たい方は要注意だ。
コレクション自体は貴重なものも多く、行って損はないところだとは感じたので、あの時代のテイストがお好きな方はぜひ一度足を運んでいただきたい。