blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

5月を振り返って

2009-05-31 21:32:17 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
ぼんやりとではあるが、今後の生き方が見えてきた。

4月末と、今月のGW明けと、それぞれ違った場所で知能や適性に関する検査を受けた。
下旬には、先にやったほうの分析結果が出てきたので、聞きに行った。
検査を2つやって分かったことは、「高い能力はあるものの、分野によって著しい偏りがある」ということである。
あらためて分析してもらった文章を読んでいるが、正直あまり「うれしさ」は感じない。
「受け止めざるを得ない事実」がはっきりしたことは収穫だが、これからの人生も大変なのだろうな、という不安も同居する。

ただ、ここまでの動きを通して、「よりよい環境」を目指すための足がかりはできた。
こんな人間でも、理解し支えとなってくれようとする人々に出会うことができた。
もう1人で耐え忍んだり、悩んだりするのは終わりにしよう。
自分を責めることも、背伸びすることもやめにして、本当にできることを周囲の方々と手を取り合って探していこう。

NHKの教育テレビに「きらっといきる」という番組がある。
障害を抱えた方が毎回ゲストで出演するが、見るたびに勇気をもらえる。
最近見た回の中では「笑っていれば何とかなる」という発言が印象に残った。
偏りの激しい人間とはいえ、見た目は五体満足の私は、もっともっと明るく生きられるはずである。

6月には、よりはっきりと方向が見えてくるだろう。
どんな事実も受け止め、まずは命あることに感謝して生きていこう。
文字通り「亀の歩み」でも、少しずつ進歩する人生でありたい。
おとぎ話の亀はウサギを追い抜くが、「いつかウサギを追い抜く」ということすら考えない。
もはや自分の人生は他人と比較する意味はない。
自分にしかできない、自分ならではの人生を悔いなく送ることができればそれでいいのだと思う。
そのうえで、どんなに小さくても何か人の役に立っていければよい。

自転車

2009-05-27 20:44:31 | 日記
ようやく私のもとにも定額給付金が下りてきた。
今の状況では、ただただ有り難いということに尽きる。
国の「消費に回してもらう」という趣旨に従い(?)、さっそく使わせていただくことにした。

さしあたり今の生活であったらいいなと思うものの1つに自転車があった。
私の自宅は旧国道のそばにあり、銀行やいろいろな店舗も徒歩圏内だが、自転車があればなお便利だ。
例えば、最寄りのJRの駅だと、動作の鈍い私の歩きでは20分近くかかってしまう。
いちいち往復40分というのも面倒だ。
自転車があればずいぶん時間を短縮できる。

昨日、中古屋も含めて店めぐりをし、格安で1台手に入れることができた。
新車ではないが、未使用で、すでに防犯登録がされてあった。
坂や狭い道が多い呉羽地区だから、変速付きのコンパクトなタイプにしたのは正解だろう。
小回りがきくし、近場の用事では大いに活躍してもらうことになる。

たかが自転車1台だが、少しでも行動範囲が広がればしめたものだ。
呉羽に来て半年以上が過ぎたが、まだまだ知らないところは多いはずだ。
クルマでは見逃しそうな風景に出会えるかもしれない。
せっかく縁あって住んでいる土地なので、少しずつでも好きになっていきたいと思う。

各駅停車でGO!

2009-05-25 21:09:54 | 旅行
2日前の話になるが、「北陸おでかけパス」という切符を使って小旅行に出た。
JR西日本の金沢支社が販売している地域商品なので、全国版の時刻表にはのっていない。
簡単に言えば、土日祝限定で支社内の路線の普通・快速列車に1日乗り放題という切符である。

この切符は2000円という値段から考えると相当にお得である。
実は今回まだ乗ったことがなかった福井県の「越美北線」を踏破するために行ったが、最寄りの呉羽駅から終着の九頭竜湖駅の往復を普通に買うと6520円だから「元を取る」をはるかに超える旅ができた。
普通列車しか使えないので当然時間はかかる。
これだけの距離となると、観光旅行というよりは列車に乗っている時間ばかりが長くなるが、乗ることそのものが目的だから気分的にはOKだ。

さて、九頭竜湖駅まで乗りつぶして、すぐさま折り返した。
少しは観光もと思い、途中の越前大野駅で降りて自転車を2時間ほど借りた。
自転車というものにも久しぶりに乗ったが、時間の制約がある中ではずいぶん重宝した。
越前大野城に登ったことでかなり時間を食い、かんじんの街並みはあまりじっくりと楽しめなかったが、なるほど昔ながらの風情が残る落ち着いた土地であった。

越美北線は1日の本数が10本にも満たず、いまだにJRの経営で残っているのが不思議なくらいの路線である。
1両こっきりのディーゼルカーがのんびりと行き来するが、車窓風景はなかなか素晴らしい。
桜や紅葉の季節などはなおよいと思ったから、また訪問することもあるだろう。

列車、しかも各駅停車オンリーの旅というのはどう考えても不便で制約も多い。
しかし、そういう状況でいかに多くの目的を達するかを考えることは楽しい作業である。
速さと効率ばかりではない旅もまたいいものである。

ほっ。

2009-05-22 21:07:37 | 日記
前回の記事は火曜日に更新したが、水曜から木曜にかけてまた調子がおかしくなった。
微熱が延々と続いてどうにも気分が悪かった。
私が風邪をひくときはいつもある程度の高い熱が最初に出る。
当然ながら厚着をしたり熱めのシャワーを浴びたりしてとにかく汗を出す。
繰り返すうちに何とか熱は下がってずいぶん楽になるが、その後決まっておなかの調子が悪くなるのでそれを解決するとだいたい終結する。

今回もいつもと同じように外の気温を無視したような厚着をしてひたすら耐えた。
しかし今回は汗を出してもなかなか良くならない。
直後はよいが、また時間がたつと7度5分くらいでウロウロしてしまう。
7度台だとまだ体が動くのでかえってもどかしい。

最近はなぜか便秘気味であったのもよくなかったようだ。
体内の老廃物がたまりすぎて熱を持ってしまう場合もある。
いろんな薬の助けを借りて「体のおそうじ」をしたおかげで、ずいぶんと楽になった。
今日は午前中に避けられない用事があったため、昨日のうちに何とかなったのは幸運であった。

治りがけで油断をするとまたぶり返す。
今夜も少し厚着をしてゆっくり休もう。

イベント中止

2009-05-19 20:55:12 | 日記
おとといのことになるが、あるイベントが見たくて魚津市内に行った。
会場に着いたが誰もいない。
どうやら雨風が強かったため中止になったようである。
よくよく調べたら「小雨決行」とあった。

もともと去年の夏に自分自身で一度出る予定があったイベントだが、身内の不幸があって出られなかった。
せっかくネタがあるのであらためて出てみたいと思ったが、まずはどんな感じでやっているか確認しようと思った。
主催者とは「面識がある」というところまではないため、せめて自己紹介くらいはしておきたいと思った。
魚津を歌った私の作品はやはり魚津で披露したいと思う。

これだけだとただの無駄足になってしまうので、市のコミュニティーバスを使ってのんびり車窓観光をすることにした。
JRの魚津駅前を起点に、市街地を細かく周ってくれる。
地元とはいえ、今まで乗ったことがなかったので、ある意味勉強になった。
クルマに乗れない生活になって1ヶ月になるが、クルマのありがたさが身にしみると同時に、公共交通を使っていかにして効率よく目的地に行けるかを考えるのもまた違った楽しみがある。

とはいえ、富山県というイナカにあっては、クルマがあったほうが何かと都合がよい。
どうせ車検にお金がかかるなら、これを機会に小さなクルマに替えようかとも思う。
もともとクルマで遠出をするタイプではなく、維持費も考えれば小さなクルマで十分である。
タダ同然でもしっかり動いてくれればよい。

日曜は、雨の中けっこう街歩きをしたからか、昨日今日はやや風邪ぎみであった。
今日の日中はゆっくり休んだのでだいぶマシになった。
もともと疲れやすい体質だから、今後も無理をせず自分を大事にして過ごしていこう。

おくすりの話

2009-05-14 22:05:49 | 日記
30代になってからは、ずっと薬の世話になっている。
北海道にいる時に体調を崩して以来だから、かれこれ8年以上にもなる。
これだけ長くなると薬をのむのも日課のようなものになって、特に面倒な気もしない。

発症当初は傍目にもかなり悲惨な状態であったからか、2種類の薬を処方された。
余計なことを考えられる状況でもなく、医師に言われるままマジメに服用した。
薬の効果もさることながら、仕事をやめて北海道から地元に帰ったこともあって、程なく最悪の状況は脱することができた。
今から思えば、よほど私にとってはつらい環境であったのだろう。

さて、少しずつ元気を取り戻してくると、人間やはり欲が出てくる。
回復のために薬が果たした役割はもちろん大きいのだが、副作用がなかなか厄介であった。
具体的には、ノドが渇く、便秘がひどい、男性機能の低下、などがあった。
渇きと便秘くらいは聞いていたが、EDは意外だった。

それでも本来の症状の治療のためと思い、薬を律儀に2種類、長い間のみ続けたが、副作用にもいいかげんイライラしてきた。
そこで、半年くらい前のことだが、2種類のうちの片方を抜いて過ごしてみることにした。
試しに、薬Aと薬Dのうち、Aのほうをやめることにしたのである。
最初はかなり不安だったが、しばらくすると不思議と慣れてきて普通に生活できるようになった。
副作用もずいぶん軽くなって、今はDのみを毎日2回のむだけで大丈夫である。

実は最近、病院に行くタイミングを逸してDがなくなったので、Aで代用することにした。
今までのんできたから大丈夫だろうとタカをくくっていたが、Aだけではどうも具合が悪く大変苦労した。
今まで「Aだけをのむ」ということがなかったために分かったことだが、悩んできた副作用の大部分はAの仕業であったようだ。
おとといにDをもらい直して服用したら、具合がよくなったので一安心だ。
今までもDの役割というのがかなり大きかったことが分かった。
今後はくれぐれもDを切らすことのないようにしたい。

自分で書いてしまうのも何だが、メンタル系の疾患というのは「根本的には治らない」と思っている。
「持病」とあきらめ、付き合っていくほかはないと考えている。
一時のひどい状態を考えると、今は本当に必要最小限の服薬で何とかなっているのだから、よくぞここまで回復したものと思う。
おとといの病院でも、大きな袋にこんもりと薬をもらって帰っていく人を見たが、それに比べれば自分はまだマシなほうだ。

まだまだ解決すべき問題は多いが、とにかくあきらめることなく生きていこう。

ゼロ行進から

2009-05-10 18:56:08 | 日記
日中、横浜×阪神戦を見ていた。
今日の2回まで連続27イニング無得点だった阪神に、3回表、ようやく点が入った。
2点先制された直後の攻撃で4点を取って逆転したのだが、横浜・小林投手の無駄な四球や相手守備の乱れに乗じたもので、無安打での4点という珍事であった。
結局今日の試合は12点を取って勝った。
どんな形であれ、ゼロ行進が止まったことが打撃陣の気を楽にしたことは確かであろう。

今日は大量点を取ったが、今後の見通しは明るくない。
下から目新しい戦力がまったく出てこないのは寂しい。
キャンプで注目される若手が開幕の時にはいないのはここ数年の傾向だ。
同じような顔ばかりということは、1年ごとに1つ年をとるチームになっているということである。

今首位にいる巨人の試合を見ていると、明らかに若い人が育っている。
去年まで名前を聞いたことのないような選手もたくさん出ている。
とっかえひっかえしながらも勝っている巨人は、本当に強いと感じる。

今年はすでにかなり厳しい状況と思うが、富山からでも「甲子園に行きたい」と思わせてくれるような展開を期待する。

裏付け取ったどー?

2009-05-07 20:50:12 | 日記
今日は富山市内の某事務所を訪れ、2時間ほど適性検査のようなものを受けた。
「職業選択」に主眼を置いた内容のもので、先週別の施設で受けたものとは若干内容が異なる。
結果はすぐに折れ線グラフとなって出てきたが、数字という形で自分の姿を見せられ、正直言って複雑な思いである。

以前から、自分自身の経験に基づく思い込みとして「物事の得手不得手が激しい」ことは本欄でも書いてきた。
その思い込みは間違ってはいなかったが、客観的にも恐ろしく極端なものが出たのでさすがに驚いた。
分野は全部で9つあるが、5段階で「5」が取れた分野が3つある一方で、「1」も4つある。
得意なことは「人並み外れるほど」だが、不得意なことは「全くダメ」なのである。

自分のことながら、何ともバランスが悪いというか、変わった性質を持った人間だということがよく分かった。
思い込みばかりでなく、誰の目にも分かる形で自分の姿を知ることができたのだから、ほっとした気持ちもある。
しかし、これだけ「偏っている」人間となると、普通に自分の力だけで仕事を探すことは危険かもしれない。
仮に自分でどこか良さそうなところを見つけたとしても、協力してくれる方々の意見は必ず聞くようにしたい。
場合によっては面談に同行していただくことなども必要だろう。
周囲の助けを借りても、時間がかかっても、私の特徴を分かっていただける環境におさまることが、長い目で見てよいのだと思う。
収入をあせるあまり、不得意な仕事に飛びついて結局続かないというアヤマチは、もう繰り返したくない。

結論として、「バランスの悪さを直す」よりも「不得意なものは捨てる」という方向がハッキリ見えたことは収穫であった。
せっかく「できること」もあるのだから、それに大いに感謝をして、「自分ならでは」の人生が送れたらいいのだと思う。

かしわ記念・回顧

2009-05-05 20:25:17 | 日記
上半期の大一番である「かしわ記念」が船橋競馬場であった。
おとといの「天皇賞・春」よりもむしろ楽しみにしていた。
ダート路線の一流馬がそろうGⅠだから当然だ。

オッズ的には、中央のカネヒキリとエスポワールシチーに地元船橋のフリオーソの「3強」ムードであった。
私は3歳時よりフリオーソに肩入れしてきており、現状好きな馬と呼べるのは彼だけである。
若駒の時分には1600mでも勝ち鞍があるとはいえ、「距離不足」の懸念はあった。
それでも地元コースで格好はつけてくれないかと思ったが、残念ながら不安のほうが的中した。

全成績を調べてみたが、3歳以降の10連対のうち、昨年の日本テレビ盃(1800m)を除くとすべてが2000m以上である。
3歳春の、南関東の三冠第一弾である羽田盃(1800m)でも3着に敗れているから、基本「2000m」が能力の分かれ目ということだろう。

今日の勝ち馬であるエスポワールシチーは、これまでとは違い中団から進め、4コーナーのひとマクリで勝負を決めた。
逃げ・先行だけでなく今日のような自在性も見せたとなると、2000mになっても怖い。
伸び盛りの4歳馬でもあり、今年はダート界の勢力図が一変することになるかもしれない。
ゴールドアリュール産駒の4歳勢はスマートファルコンもいるが、どちらも父親似の先行タイプなのがおもしろい。
下級重賞で荒稼ぎしているスマートファルコンだが、もともとGⅠ級の能力があるのだから、そろそろ帝王賞あたりでGⅠに挑戦してほしいと思う。

しばらくは大好きなライブ観戦は難しそうだが、いつかメドを立てて「旅打ち復活」といきたいものである。

近場でも

2009-05-04 20:17:11 | 旅行
GWだというのに、車に乗れないおかげで遠いところに行くことができない。
かといって自宅にばかりいても、かえってイライラして外に出たくなる。
3月頃の気持ちがふさいでいた時期からすると、ずいぶん元気が戻ってきたという意味ではいいのだろう。

ムダ使いもなかなかできない現状、外に出るといっても近場にならざるを得ない。
今日はJRで高岡に向かい、そこから「万葉線」に乗って楽しむことにした。
今まで乗ったことがなかったのも不思議といえば不思議だが、高岡近辺は親戚もなく正直あまりなじみのない土地である。
乗りテツの私としては、当然終点の越ノ潟まで行くことが目的であった。

万葉線はごく一部を除いて「ライトレール型」の車両に入れ替わった。
真っ赤な車体は遠目からでもよく目立つ。
新型だけに、乗り心地は大変良い。
今日は祝日だったから、ご当地出身の立川志の輔師匠による車内放送になっていた。
高岡駅前から約40分、車窓の変化を楽しみながら終点の越ノ潟に着いた。

越ノ潟駅自体はただの終着駅で周りには何もないが、富山県営の渡し舟が対岸の堀岡地区に向かって出ている。
船旅といってもわずか5分程度のことだが、無料なので乗ってみることにした。
あっという間に着いた対岸にも見事に何もなく、乗ってきたばかりの船にもう1度乗って越ノ潟にとって返した。
この渡し舟も、現在建設中の新湊大橋ができてしまえば廃止の運命だろう。
まだ少し先の話とはいえ、乗れるときに乗っておいてよかった。

さて、このまままた高岡に戻るのももったいないので、1駅分だけ歩いて「海王丸パーク」というところに行った。
こういう時期なので、けっこう家族連れが多かったし、フリーマーケットなども出ていて、にぎやかな雰囲気であった。
オッサン1人でうろうろするのは場違いな感じもしたが、適度にヒマがつぶれてよかった。
日中には海王丸の帆を全部張っていた時間があったようだが、それは自宅に帰ってニュースで知ったので仕方がない。

帰りは直接高岡駅まで行かず、坂下町というところで降りて「高岡大仏」を見に行った。
日本三大仏の1つのわりには地味な印象があるが、奈良や鎌倉ほどではないもののなかなかのスケールだった。
祝日でもあり、多くの人が写真を撮るなど楽しんでいた。

たとえ近場でも、今日初めて行ったところもあって、小旅行としては十分であった。
ほんの身の周りでも十分楽しめる場所がどんどん見つかれば、今の少し不便な生活も悪くはないと思えるのかもしれない。