blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

10月を振り返って

2022-10-30 20:07:30 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
10月はまだあと一日あるが、週明けが極端に物量が多く、たぶん仕事から帰ったら早々に寝てしまうので振り返りは今日にすることにした。

最近はあまり私的なことを書いていない。
10月になれば少し標高の高い場所では紅葉が盛りとなっていて、今後徐々に平地に下りてくる。
ここ二週の週末は天気にも恵まれ、職場のベテランさんにもすすめられてまだ行ったことがなかった場所にも出向いて楽しんできた。
携帯の電波すら届かない場所に行って、しばし憂き世のあれやこれやを忘れるのは大切なことだ。
10月はまた、ここのところ再度流行り出したと言われるレコードやカセットなどのアナログメディアを聴けるように自室に機器の導入もした。
最近のCDラジオタイプの機器はコンパクトで置き場所に困らない代わりに低音のパワーに欠ける。
音響機器はやはり機器そのものに奥行きがないとダメだ。
かといって高級な機器というわけでもなく製造は21世紀初期のものだから驚くほど安く手に入れられたというわけである。

さて、10月のわが現場は物量もすっかり落ち着き、夏場のように追われるように仕事をする場面はなくなっている。
出るものが少なくなれば当然入るものが増え、これから冬を越すまでは置き場所の確保に悩み続けることになる。
どんな計画になっているかは知る由もないが、現状の在庫が読めているのかと思うような入り方をされると横の連絡の悪さを疑わざるを得ない。

10月は横だけでなく縦の関係性が怪しいと思われる事案にも出会った。
月の真ん中に判明したミスの報告が部署のトップに行くまでに一週間、その報告からあらためての事情聴取に動くまでにさらに一週間を要した。
何をもってミスと定義するかは会社によって違うとは思うしそこは変えようがないといっても、その定義そのものがいわゆる「常識」からずれていないかどうかは実際に運用する人間が考えなくてはならない。

何らかの原因で特定のある日に客先にあるべきものが現場から見つかったら通常はミスであるが、今の現場では顧客や社内の営業さんがクレームを入れてきたもののみをミスとカウントしているようだ。
すなわち、客観的に見て届くべきものが届いていなくても、オオゴトにさえならなければミスにはカウントしないというのである。
だから、10月中に運搬中に誤って現場に転げ落ち会社の敷地から出るべきものが出なかったケースはお客さんが怒らなかったということでもってミスにはカウントせず、ミスゼロ連続日数という数字が何事もなかったかのように伸びていったのである。

会社や学校など組織というものにはそれぞれ独特のルールがあるし、ルールそのものには一定の意味があるとは思う。
ただ、ルールそのものを自らを甘やかす手段に用いれば、外部から多くの人材を作業者として頼る環境では当然のように疑問が出る。
外からやってくる人間はただただ怠惰に生きてきたのでは決してなく、それぞれにいろんな経験をしている。
その経験を基にして出てくる疑問を、ウチでは・・・などと言って何が何でも正当化しようとすれば事態はたちまちこじれる。
外部から来る人間は日頃利用するだけ利用して、ひとつミスでも犯せば腕組みをして仁王立ちという場面は何回も見るのに、自分たちのミスは認めることもしないしどうかすれば隠そうとする。
そういう姿を見せられると、日頃指示に従って動いている立場からして信用しろという方が無理である。

決してすべてとは思わないが、残念ながら自らの乏しい実力や貢献度を棚上げして、ただただ「社員かそうでないか」で物事を考える人間がいるということであろう。
それは会社としての教育か一部の人間の意識だけのことかは分からない。
外部の人間には厳しく社員どうしは傷を舐めあう体質があるとすれば問題だし、そうだとすればそれは立派な差別であって、社員とそれ以外の壁は作らないという日頃の掛け声は全くのウソということである。

私も今の環境に来て間もなく一年になろうとしている。
率直に「会社まるごとがダメダメ」という感覚は全くなく、管理職の中でも現場に近い方の人間が上の指示を都合よく捻じ曲げて運用しているように思う。
外部の人間に直接指示を出す人間の思想が差別的であることが、この一年、特に春先からここまでの半年間のバタバタぶりで説明できてしまう。
仕事に行き詰まれば、今いる人間の誰でもいいから知恵を借りて乗り切らなくてはいけないのに、外部の人間には決して頭は下げられない。
乏しい能力をいくら結集しても乏しい結果しか生まれないことは分かってはいても、つまらないプライドが邪魔をして自分たちで自分たちの首を絞めてしまっている。

こんな状況は短い時間では解決しない。
11月の振り返りも同じようなことを書くことになるのか。
あるいは月末の到来を待たずして、彼らが自分たちで重ねたウソの重みにつぶされるのか。
11月は私の誕生月でもあるが、何か面白いことが起こりそうな予感がするのである。

これ以上は見過ごせず

2022-10-21 21:23:04 | 日記
物と数を相手にする業種なので、在庫のカウントは切っても切れない作業である。
本チャンの棚卸は決算月ということになるが、在庫のカウントは毎月20日前後にはいつもやっていて、今月は今日がその日であった。
通路が狭かったり物が高いところにあったりで必ずしも物が数えやすいとは言えない環境ではあるが、いわゆる数え直しは一回で済み時間的には早くすんだ。
しかし全部がピッタリ合ったわけではなく、いくつかの品目で差数が出た。

差数が出たら通常業務を差し置いても原因を突き止めることを優先する。
出荷ミスの可能性もあるわけだから、たとえ製品一本であっても事務方の集計と食い違えばとりあえず調査をするのは当然だ。
ところが、わが現場の管理者氏は差数が軽微だからと原因の究明を始める気配もなく該当の製品を適当にこねくり回して無理やり数合わせをしてサッサとデータを更新してしまい、差数の真相は分からないまま当日の出荷作業に入ってしまった。

氏は、面倒なことが起きてもそれに向き合えるキャパがないため、言い訳三昧の末にあったこともなかったことのようにしたり、意味もなく若い社員に責任をなすり付けるような発言をしたりする悪癖があり、今日も見事にその特性が発揮されたというわけである。

差数の中には本来10日に出て行っているはずの製品も含まれていて、発見直後からなぜか行方不明になっていた。
該当の製品は数えれば当然帳簿より一本少ないが、その一本はあろうことか当日の出荷ラベルが貼られたままの状態で倉庫のとある一角に隠されていた。
結果的に出荷できなかったものが今日までに在庫から落とすなどの処理もされずに残っていたことにも驚くが、数合わせありきの管理者氏は自ら包装を解いて元のロケーションに戻しておくように指示してきた。
ラベルの貼られたナイロン袋も普通にゴミ箱に捨ててしまい、10日に発生したミスを完全にないものにしようとしているようだった。

ここまで来るとさすがに我慢にも限界が来る。
我々作業者をバカにするのもいい加減にしてほしいので、物的証拠としてゴミ箱に捨ててあった袋を取り出していったん保管し、昼休みに直属の上司さんのところへ持って行って一通りの流れを説明した。
未出荷物の発見は13日のことだったが、上司さんは事の経緯については私から聞いたのが初めてだとおっしゃった。
ということは、管理者氏はじめ中間の人間が一週間もの間、上にロクに報告もせず事態を放置していたことになる。

その後、午後イチから帰宅までの間、管理者氏が現場に姿を見せることはなく、日頃は自分でやっている入力作業も後輩君がわざわざやってきて片づけていった。
決して都合の悪いことは自分では口にしない性格だから本人に聞いても何も出ては来ないが、一度も戻ってこれなかったところを見るとあるいは別室でみっちり絞られていたのかもしれない。

自らの保身それだけのために、すぐにバレるウソを重ねに重ね、自分で自分の首を絞めニッチもサッチもいかない状態にわざわざ陥って周囲を振り回すだけ振り回して今後なお反省がないようなら、そういう人物はさすがに組織としても放置できないのではないか。
ある程度の強制力も伴った措置でもなければ虚言妄言のたぐいはなかなか直らない。
我々の立場では判断はしようもないので、組織としての自浄能力に期待するしかない。

上からモノを言われたら途端にヘナヘナの低姿勢に変わるクセがある氏のこと、残念ながら今週末は苦い思いで過ごさざるを得ないだろうし、月曜にどんな感じで出てくるのか興味深い。
しかし、ここらで氏自身の人生の棚卸でもしてもらって、今からでもいいから生き様を見直さないことには、社会人として、それ以前に人間としてかなりヤバい。
私だって相当に遅まきながらどこかで気づいて今がある。
誠実に正直に生きることには特有のつらさもあるが、毎日を楽しみながら自分自身で納得して積み重ねていければそれに勝るものはない。
どれだけ見せかけの努力をしても、心底から楽しんで生きている者には勝てないのである。

10・10を忘れない

2022-10-19 21:22:46 | 日記
※写真は、JR氷見線・城端線で運行される臨時列車「ベル・モンタ・エ・メール」。(フランス語で美しい山と海、愛称は「べるもんた」)

誰しも交通事故なるものは起こしたくはない。
しかし、ちょっとした不注意ひとつで事故は簡単に起きる。
もちろん事故を起こしたくて起こすわけではないが、他車にぶつけるなり標識を倒すなりすればそれは立派な事故である。
相手がいて、たまたま穏やかな方で、争うようなことにはならなくても事実は事実として残るのは言うまでもない。
ところが、そういった社会通念に果敢にも挑戦する人間がわが職場に現れた。
その人間とは、毎度毎度ではあるが我が現場の管理者氏である。

10月10日といえば月曜だがスポーツの日で祝日だから私は職場には行っていない。
祝日の大口対応は何が何でも社員だけでやりたいというから、当方はありがたく休日を頂戴して楽しんでいた。
ところが、13日の夕刻、10月10日付けの出荷ラベルが貼ってある製品のひとつが現場になぜか落ちているのが見つかった。
事態を受けて営業さんを通じてお客さんに確認を取り、対外的には大事には至らなかった。
それでも、12日にはお客さんに届いていなくてはいけないものが13日にわが現場にあるという状況はどこをどうひっくり返しても出荷ミスである。
出荷するための運搬中に什器の死角に転げ落ちたものとはいえ、運送会社さんに引き渡す前のことだから当然ながら責任はわが社にある。

しかし、残った現物を目の前にしながら管理者氏が言い放った言葉にはこちらが言葉を失った。
「出荷個数を確認して運搬を始めた時点で責任はわが社を離れている、ワザと落としたのではないのだから出荷ミスではない」というのである。
これでは、他車にクルマをぶつけたがワザとではないし相手も怒っていないのだから事故ではない、と言っているのと同じである。

祝日の大口対応は従来は出席は任意で、私のような立場の人間も出席する分には特に拒絶などはされなかった。
それが、今年の7月くらいから日頃仕事に慣れたメンバーを外しても社員だけでやりたいと言い始めた。
社員の作業能力不足が心配だったが、案の定7月18日の海の日は想像を絶するバタバタぶりであったようで、休み明けの19日は管理者氏の恨み節を聞かされることになった。
自分たちで決めておいてうまくいかなかったから翌日恨み節というのでは頼まれて欠席したこちらが浮かばれない。

そういった経緯もあって、8月の盆休みには全員集合で対応した。
しかし、9月になると物量が落ちたことからやはり社員だけでやりたいとなり、10月もその流れでやって、よりによってそういう日に大ポカをやらかすという醜態をさらすことになった。
もともと管理者氏には私の方から「社員だけでやるのは時期尚早ではないか」と僭越ながらアドバイスをしていたのだが、無駄なプライドばかり高い管理者氏は見事にそれをスルーしてシレっと社員のみの対応にしてしまった。
私から見れば起こるべくして起きたミスだが、管理者氏にしてみればバツが悪いことこの上ない。

残念なことに、どうしても、何が何でも、出荷ミスという事実に目をつぶりたいという管理者氏の身勝手のためだけに、「10・10」の事象は公式には出荷ミスとはされず、わが現場では明らかに偽りの出荷ミスゼロ日数記録が続いている。
そんなことをしたところで、日頃作業している立場からして嬉しくも何ともない。

管理者氏もすでに信頼などこれ以上下がりようがないレベルに落ちているのだから、やることはただひとつ、いらぬプライドを捨て日々を誠実に勤め上げることである。
分からないことがあれば知ったかぶりなどせず、立場が下の者にも質問すればいいし、最近はフォークリフトの技術ではひと世代は違う後輩君に抜かれてしまったのだから、安穏としているヒマなどないはずである。

夏場に一度当方ともめた時、今後も私と一緒に仕事がしたいと言って涙まで浮かべていたのは全くのウソだったこと、当時から何ひとつ反省などしていないことが分かった。
もし連名で不信任案でも提出できるならすぐにでもそうしたいくらいだし、そこまでやらなくてもいずれ自分がついてきたウソの重みに耐えきれなくなる時が来るだろう。
自ら進んで自分の首を絞める人間に同情の余地はない。
氏については、改善がなければ配置転換も、という部署トップの言葉もあったことだし、ひるむことなく訴えるべきは訴えていきたいと思う。

歴史が変わった日

2022-10-07 22:23:25 | 日記
画像は、最近導入したネットブック(lenovo ideapad S10-3、2010年製)である。
ネットブックというカテゴリーがすでに死に体ではあるわけだが、サイズは一般のノートパソコンより小さめでスペックも低い。
このモデルは、携帯電話(スマホが世に出る前)の契約に対してオマケで付いてきたというレビューもあるくらいで、およそパソコンと呼べるレベルにはない。
ネットブックとは言いながら、製造当時はともかく現代にあってはネットサーフィンには全く向かない。
それでも、用途としてデータ保存やCD取り込み・スマホ転送に加え、本欄の更新などごく限られたものしか想定してなく、またワインレッドをうまくあしらった筐体も気に入ったのでごくごく安価で手に入れることにしたわけである。

さて今回は大げさな題名をつけてしまったが、大きな出来事には違いないので書いてみる。
わが職場の管理者氏を上司にいただく若手某君がフォークリフトの練習にここのところ通ってきていた。
本来であれば上司である管理者氏がとっくに指導して乗れていなくてはならないところ、管理者ならではの仕事があると都度言い訳をつけては作業に従事しないため、職場で足りるだけのリフトの技術が身についていない。
事実上乗れない人が教えられるわけもないので、大切な後輩への教育も延び延びになり、しびれを切らした上層部から期限を切られてあわてて時間を作り、しかし講師はなぜか私という甘ったれもいいところのプランで教室がスタートした。
それでも、一人でも乗れた方が自分もラクなので、ない頭をひねってカリキュラムを考えながら教えてきた。

そして今日、最初は普通に走ることもおぼつかなかった若手君がついに技術の面では上司を追い越した。
その瞬間の管理者氏はどうだったかというと、哀れなことに一言も言葉を発することはなかった。
これまでさんざんバカにしてこき下ろしてきた彼に、すべての面ではないにせよ追い越されたことにショックを感じたのは想像に難くない。
日頃からバカにされつつもいちおうはこれまで管理者氏の指示に忠実に動いてきた彼が、彼自身の努力によって一皮むけた記念すべき瞬間だというのに、ほめ言葉の一つもその場で出せないとは本当にどうかしている。
現場で必要な技術を身につける努力を自らはせず、ひと世代ほども違う後輩に技術でアッサリ追い越されて、この人はこれからどういった心持ちで会社で生きていこうというのか。

わが現場で必要な要素は今日でもってすべてマスターしてくれたので、予定よりはだいぶ早く「教室」としては閉店を迎えることができた。
ひとりのリフト乗りは講師が「仕上げる」のではない。
本人がリフト作業に関心を持ち楽しむくらいの気持ちで今後取り組めばおのずと「仕上がる」ものである。
今後の彼には大いに期待する一方、上司である管理者氏の今後は心配だ。
現場をまとめ時には鼓舞する役割にありながら、他人を頼り切り、楽なほう楽なほうへと流れる日々を積み重ねた結果、誰が見ても「いちばん使えないひと」に落ちてしまった今日はまさに歴史が変わった日と言ってもいいのだと思う。

野次馬

2022-10-05 21:50:56 | 日記
10月に入り物量が落ち着いたわが部署は、今から春先までは繁忙期とは別の悩みを抱える。
春夏ほどモノが出ていかないので、際限なく製造されてくる(いちおうの計画はあるだろうが)製品の入庫場所の確保が大変になるのだ。
外部倉庫に横持ち(本倉庫に入りきらない分を倉庫屋さんにお願いして一時的に預かってもらうこと)をかけるにしても当然ながらタダではないし、どういった横の連絡になっているのかは知らないが、横持ち分が大量にある製品にもかかわらず製造はせっせと作ってある日突然現場に送られてくる。
横の連絡が悪いのは何も今の環境に限ったことではなく、本来協力しコミュニケーションを取り合うべき部署どうしがそれぞれ自分たちの都合だけで動く。
当然ながら時間に連れてひずみが出て最後はもめ事に発展する。
いわゆる「やらかし」で全社的な有名人にまでなってもどこ吹く風の剛の者はどんな会社にも必ずいるが、割りを食うのは当人の指示で動く無名の人間たちである。

さて、わがセクションには最近同じ部署の別現場から一人が移ってきた。
実際に見ていないので詳しくは分からないが、別現場では各人がマイルールで物事が進むために本人としては戸惑うばかりの日々だったようだ。
せっかくわが現場も含めて話し合って一つのルールを決めても3日もすればそれは忘れられてしまっていたらしい。
本人がルールに沿ってやろうとしてもしょっちゅう横やりが入ってくるために一時は本人が辞める寸前にまでなったが、わが部署に移ってからは生き生きと仕事をしていただいている。
作業の能力も本来高いと見受けられるので、私語(しかもほとんどがお下劣路線)が多すぎるなど人間の質に問題があった別現場では何かと足を引っ張られていたのだろうと思う。

わが部署としては結果的に意欲も能力もある方を確保したことになり仕事の上でも大変助かっている。
技術的にもコツと度胸がいる高所や狭い通路での作業も難なくこなす様子を見ていると、移って半月もせずして立派な戦力になっているし、私自身も刺激を受けているところである。

対して例によってわが部署の管理者氏、今日は作業と呼ばれるものには指一本触れることもなく、野次馬よろしく賑やかしだけやっているというありさま。
「いい感じです!」「オッケーです!」と口だけは威勢がいいが、作業している身としては褒められているような気にもなれず、ただただうるさいだけであった。
作業にさわれないのは狭い通路でのリフト作業に全く自信がないためで、片手にもならない小勢の部署にあって時にはひとりの作業者となるべきところがまるで役に立たないのである。

週の後半は時間的に余裕があるので管理者氏の後輩君がリフト練習にやってくる。
今はとあるポイントで足踏みしている状態だが、明日以降で何とか脱皮してくれないかと願っているし策も練ってある。
仮に脱皮できたなら、その時点で後輩君はフォークリフトの技術だけなら管理者氏を追い越せることになるので、ぜひそうなってもらいたい。
今まで何かと見下ろしてきて、われわれにも「育たない育たない」と愚痴をたれてきた後輩君に技術で抜かれる瞬間、管理者氏はどう思うか。
内心は青ざめることに違いないから、その様子を明日か金曜までには見ることができるかもしれない。
後輩君をモノサシに何とか保ってきたわずかなプライドすら崩れ去った後、管理者氏はどう生きていくのだろう。
育ってはほしいが自らを追い抜くことはヨシとしないという思慮の浅い対応が通用しなくなる時がすぐそこまで迫っていることに果たして気がついているのだろうか。