blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

12月、そして2013年を振り返って

2013-12-31 20:34:25 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
今日は大晦日なので、2013年全体も振り返って本年最後のエントリーとしたい。
さすがに1年をさかのぼるとなるとソラでは厳しいものはあり、毎月の振り返りを一度読み直したところである。

仕事は至って順調で、特に担当替えなどのイヤな要素もなかった。
担当業務としては、製造工場とのやり取りが年の後半から非常に増えてきた。
内製化の進展と工場側のシフト勤務の定着で、特に週明けなどはこれでもかというくらいに製品ができていて、日に3往復4往復はザラであった。
年間を通しても工場から何も来なかった日は記憶になく、今年の最後である昨日も4往復、しかも親方格の社員が急に休んだために入社以来初めて私が1人で受け持った。
昨日の館内は出荷はゼロで、タダもらいのような雰囲気だったようだが、私だけはいつもと変わらないかもっと疲れる1日となってしまった。
望みとしてはもっと「機動力」を使える人間が増えてほしいし、私自身も2014年にはフォークリフト免許を取る予定だ。
館内の電動リフトは、最大荷重1トン未満ということで免許が義務づけられていない。
免許がなくても今の仕事はできるのだが、最近は免許がある若い男性も入った。
実際に日々どこまで役立つか分からないが、看板だけでも彼に追いついておきたいと思うのである。

プライベートでは年の前半と後半でがらりとスタイルを変えてみた。
誘われるまま言われるまま街にフラフラと出かけては小さくはないお金を落とすばかりの週末から一度距離を置き、自分で調べて行きたいところに積極的に足を運ぶようにした。
中にはほとんどお金のかからない催しもあったし、しばらくごぶさただったプロのアーティストのライブ、また愛車を駆ってのロングドライブなど、誰にも影響されず貴重な休日を自分のペースで組み立てて過ごしてきたことは、街で騒いでいるのとはまた別の楽しさがあった。
その間には旧友との再会も含めて新たな刺激があったことも付け加えたい。
結果的に毎月毎月はわずかずつでもお金を残しながら回せるようになり、気持ち的にも余裕のなかった状況からは解放されている。
2014年になれば、夜のお店もなじみが1つ減って正直ラクになる。
毎月のお給金は回るようにはなったから今度は少しずつ貯める方向に、また貯めるばかりでなくわずかずつでも身の回りを「高級」にしていけたら最高だ。

2013年は本欄に多数のご訪問をいただきありがとうございました。
2014年、2月にはついに8年目に入ります本欄を引き続きよろしくお願いいたします。

※写真は富山市稲荷町、富山地方鉄道車両基地近くにて。

おわかれではない

2013-12-29 22:10:04 | 休日
仕事は27日までで今年の分は実質終わった。
春先と並んで12月は忙しいほうの月で、特殊な流れになることも多く一筋縄ではいかない感じだった。
あっという間に過ぎた12月だが、わが部署は明日30日も出勤だ。
といっても通常の仕事はなくもっぱら正月明けに向けての準備になる。
各月末日はいつもタダもらいのような日になることが多いから、特に用事もなければ出ておけばよい。
実家が遠い人などは休みを取って出てこないが、あまり影響はない。

さて、昨夜はまたもや富山市の中心部に出て行った。
私のなじみのお店といえば市内には2軒あるが、今回はこの年末限りで閉店してしまうW店に先に行った。
クリスマスイヴの日も顔は出したが、W店以前から付き合いのあったYちゃんがその日はおらず、最後のあいさつをしようと思った。
彼女が出る日は前もって聞いてあり、もうひとつのなじみであるC店の今年の最終営業日とうまく一致したので、飲み納めにはちょうどよかった。

W店の閉店の経緯は本欄でも少し触れたが、同じ場所で20年という長い時間、我が子のように大切にしてきたお店を閉めるのは、ママさんが「それ以上にやりたいこと」に踏み出すためであり決して後ろ向きの理由ではない。
わざわざ送られてきた案内状には彼女の気持ちが切々と綴られており、内容については私は半年前くらいに聞いていた。
今年の後半はあえてW店とC店とは距離を置いて生活の改善を目指したために、閉店の話を聞いて以後はほとんど行っていない。
いざ年末となって多くのお客で盛り上がっている光景に出会い、あっという間に年末になったなと寂しい気持ちになる一方、本当に来年になったらお店がなくなるのかとも思った。

閉店に伴い、ママさんは新たな道へ行く。
いずれは店とお客という関係から、一般人どうしとして席を並べて飲めたらいいとは話した。
本欄も読んでくれており、私の内面をとりわけ深く理解してくれている彼女だから、近いうちに実現するだろう。
一方Yちゃんはといえば、私が平日のちょい飲みに利用する某居酒屋に移るようだ。
両人とも連絡を閉じる必要はさらさらなく、来年以後も時々は顔を見ることにはなるだろうから、あまりお別れという感覚もない。
C店の面々も含めて、どうやら切っても切れない大切な仲間として今後も付き合いは続いていきそうである。
今月は出る回数が増えたが、今後は適度な距離感を保ちながら付かず離れずのいい関係でいられたらと思う。

暮れの大一番である競馬の「東京大賞典」は人気通りの決着、堅~い3連単で儲けはわずかだが当たらないよりはマシだ。
明日は出勤日でケイリングランプリはやらないので、打つほうは今日で納めということになった。
「飲む・打つ・買う」の最後は私はやらないが、あとの2つは程度をわきまえながら楽しくいきたい。
何事もハマると怖いこのご時世、あらためて2014年の方向性を確認して大晦日に本年最後のエントリーを上げることにする。

メリクリ終わり

2013-12-26 21:17:30 | 日記
もう今年も大詰め、やがて月末というのに仕事は師走ならではの追い込みで落ち着いてくれない。
出荷があるのは今年はもう明日だけだろうが、最近は特に製品のできあがりを待って即出荷という流れが多くバタバタしやすい。
モノが来たからすぐに出せるわけではなく種々の登録も必要だから、スケジュール上でずいぶんタイムラグができてしまう。
現場としては非常に困るが、お客もタダでくれと言っているわけではないからやるしかない。
正月休みをにらんで注文の絶対数も月初め並みにあり、最近では珍しく帰りが20時を大きく回る日もあった。

さて、その忙しかった日はクリスマスイヴであった。
まさか自宅到着が21時を過ぎるとは思ってなく、お誘いをくれていた富山市内某店に着いたのは22時を過ぎていた。
サンタの格好をした女性もいたが、なぜか女医さんのコスプレをしている子もいておかしかった。
目の前にあったサンタ帽をかぶれというからかぶってみたら電池でかなりうるさく動く仕掛けになっていて、店に着いて早々に周囲から大笑いされる始末であった。
クリスマスだからとシャンパンで「課金」している人もいたが、わたしはちょうど自分のボトルが空いてしまって新しく入れていたからそこまではできなかった。
シャンパンはとなりにいた男性のご相伴にあずかるばかりであったので、今度はお返しができるようにしたい。

その店のママさんのおかげで、今年は「バレンぼっち」も「クリぼっち」も回避して楽しい時間を過ごすことができた。
忙しいお店なのでなかなか話し込むまではできないことも多いが、今回はお店の閉め際にゆっくりと話すことができて満足している。
本当の意味での「ぼっち解消」ではないわけだが、節目の日に声をかけてもらえること自体は素直に受け止めて感謝したい。
あまり商売に貢献もできない貧乏人、今年の後半はあえて距離すら置いていたのに、足を運べば喜んでもらえるのはありがたいことだ。

イヴから日付が変わり、仕事が控えているのに午前様どころか「未明様」になってしまったため、25日の朝は相当寝坊して、通勤中に朝食と昼食を手当てするありさまであった。
睡眠不足の中、昨日の仕事は相当にこたえたが何とかミスなく終えることはできた。
それでもさすがに自宅に戻るとグッタリで、シャワーを浴びた後はストンと眠りこけてしまった。
体質的にロングスリーパーである私は、たまの4時間や5時間の睡眠でも必ずどこかで反動を食らうようにできているのである。

2013年ももう少し、愛車もようやく修理から戻った。
明日から数日は大雪の恐れもあるからクルマにとってはいきなりの試練だ。
モヤモヤを抱えて年を越えることがないよう、事故等々には重々気を付けて過ごしたいと思う。

今年もあとわずか

2013-12-23 21:28:37 | 休日
2013年は3連休が多い年だったが、その最後が終わろうとしている。
会社の忘年会が木曜にあった関係もあり、この連休は夜の街には出なかった。
土曜こそ魚津で用事があって多少の距離を動いたが、日曜月曜は年末で混み合うマチナカにわざわざ出る気も起こらず自室でノンビリ過ごした。
年末だから掃除も少しはやったが、掃除というよりは自室を少しずつ少しずつ整頓という感じだ。
無料で配られてくるタウン誌あたりは放っておくとすぐにたまるので、最新のもの以外はすぐに捨てるようにしているのである。

今日はすっかり忘れていた年賀状の準備をした。
今年は幸いにして親類の不幸はなく2年ぶりに年賀状が出せる。
毎年やり取りのある先は両手ほどしかいないから準備というほどでもない。
その少ないうちでも今年実際に会ったのは一人だけ、他は連絡を「取り合っている」とまでは言えない人間ばかりである。
年に一回の年賀状、数少ないトモダチにはそれなりのものを作りたいとは思いつつ、今年は以前から持っていたもしくは最近買った絵はがきが多数あったのでそれを使い、中身もずいぶん簡素なものになった。
普通の年賀はがきのようなお年玉クジは付いていないが、はがきそのものにコストがかかっている上にさらに50円切手を貼って送るのだからそのあたりは突っ込まないでいただきたいと思う。
誤解を恐れずに言えば、今はLINEやFacebookで頻繁に連絡を取っている人間のほうが生活の中では重要であり、文化として尊重はするものの昔ほどは年賀状に思い入れはない。
年齢とともに、また互いの環境の変化もからんで「年賀状トモダチ」が増えていくのは仕方がないことである。

今日は午後の遅い時間から食料の補充のため近場に出たが、クリスマス直前ということもあり街は混んでいた。
明日のクリスマスイブが週初めの平日だから、今日のうちにパーティーをやってしまおうという家庭も多いかもしれない。
外国生まれの行事でわが国にすっかり定着しているのはバレンタインデーとクリスマスだろうが(ハロウィンはまだまだでしょう)、わが国はその後にすぐにお正月も来るから忙しい。
欧米キリスト教諸国では当然ながらクリスマスが重要で、ニューイヤーはその瞬間は大騒ぎするが、日本のように3が日という習慣はなく会社も特に休みではないような話もどこかで聞いた。
わが国では12月25日が終わり26日からはもうどこのお店も正月モードにパッと切り替わるのは毎年のことながら見事だし、クリスマスと正月どちらも重要視するのは日本独特と言っていいのだろう。

そのバレンタインやクリスマスは、「ぼっち」なのかそうならないのかで男女を問わず気をもむ時期であるのは確かだ。
仮にぼっちなら、ぼっちどうしで集まってワイワイやれば物理的にはぼっちではなくなるが、そういう問題でもないだろう。
私は今年もぼっちの状態でクリスマスイブを迎えるが、幸い市内某店からお誘いは受けていて「物理的ぼっち」は解消できる。
今年はバレンタインの時も同じところからお誘いを受けて楽しんだ。
先方は仕事とはいえ、私のような貧乏人にいわゆる「節目」の日にどうかと声をかけてもらえるだけありがたいと思わなくてはならない。
本来の意味でのぼっち解消に向けて何かキッカケがつかめるようなら最高だ。
明日の仕事はできれば早々に終わらせて、最低でも楽しい時間になるようにしたいと思う。

なんとなく

2013-12-21 22:44:32 | 休日
木曜は会社の忘年会があった。
平日というのはきついと言えばそうだが、なかなか週末にスンナリ忘年会が取れるほど甘くはないということか。
わが社は本社が富山市にあり私がいる職場からは遠いものの、富山市の真ん中で18時半という開始予定時刻に間に合うため仕事がたくさん残る中で定時に出させてもらった。
ところが急いで行って何とか間に合った会場には誰もいない。
場所を間違ったかと思いきや、お店の人は19時開始と聞いているという。
それでも、急いで損したなどと考えるヒマもないうちに徐々に人が集まり出したからホッとした。

私が在籍する部署は、日頃は場所的なものもあって他の職場との交流はほとんどない。
しかしわが職場は本社某部の一員であり、その部主催での会だから今回は「公式」のものと考えていた。
単に飲み会が好きだということを割り引いても公式のものは基本的に出る方向でいきたいが、結局わが職場から出たのは3人だけだった。
会社のエライさんともコミュニケーションを取れる貴重な機会ながら、金曜でもない平日に富山市の真ん中に来いと言われて行くのは、職場の長と単に飲み好きの先輩T氏と私、ということになった。

会そのものは複数の部署横断のスタイルだったから、その日初めて顔を見る人も多かった。
私は人見知りの気もあり飲み会であまり席を動くタイプではないが、向かいに座った職場の長がいろいろと話をしてくれたので何とか間がもった。
先輩のほうは多少じれて遠くの席まで動いて行き、会の後半はわが職場のとなりの建物で働いている若い男性と多く話した。
海外経験もあり英語もダイジョウブという彼が日々肉体労働というのも何とももったいない気はするが、会社としての判断があってのことだろうから詳しくは分からない。
いずれは語学力を生かす方向にはなるのだろうが、私よりも一回りも年下の彼だから現場のこともよく知ってからでも遅くはないのかもしれない。
その日は仕事のことは抜きにして、一人の「言葉好き」として学校では習わないような表現などたくさんのことを教えてもらった。
物事を吸収するのに年齢でカベを作ってはいけないとは最近書いた。
自分のためになるのなら自分よりも何かを持っている人間に最大限の敬意を払って接するのは当然のことだ。

2次会は特に決まってなく職場の長を待ってみることにしたが、たくさんの人につかまってなかなか店から出ないので同行はあきらめ、結局はT氏を連れて私のなじみのお店に行った。
一緒に飲んだ回数なら氏が断然で気心は知れている。
何度もケンカのようなこともあり、互いに距離を取っている時間もけっこうありながら今は一緒に行動できる。
正直ムチャクチャなところもある氏だから私自身も腹が立つことはしょっちゅう、私以外の周囲はもはや敬遠ぎみなのだが、それでも一緒の時間を取りたいと思うのはやはり私にはない面を持っているからである。
お酒が入ってかなり無理やりぎみとはいえ、慣れというのか女性となじむのが上手なのでそこはどうしても私がまだ及ばない部分である。
その日も相変わらずかなり積極的で、私のなじみのお店ながら主役は完全に氏のほう、こちらが少しヤケてしまうくらいの感じだったのでその日の帰りは何となく複雑だった。
実際に先方がどう受け取ったのかは分からないのだが、過去の歴史の中でも今回は振る舞いも「マシ」な部類であったから悪い印象は持たれていないと思う。
飲みに行けば、粗暴にならない限りは毎回私より氏がモテてしまうので悔しいと言えばそうだが、足りないものを教えてくれているということで納得したい。
「いいひと」「おもしろいひと」で終わるのはもうたくさん、アタマよりもカラダで動いたほうが女性に対する場面ではいいとは知りつつも、なかなか光が見えてこない現状は早く何とかしなくてはならない。

雪模様の週末、今日は実家でリラックス、あと二日は大きな予定はなく、大掃除も兼ねて「読むかもしれない本」や「聴くかもしれないCD」の整理にでも取りかかりたいと思う。

災い転じて

2013-12-18 21:57:37 | 日記
最近は少しイヤなこともあったし、生活の中で不便に感じることもあった。
でも、悪いことが起きてもなぜかいい方向というのかラッキーな方向に事が運んでいる。
内心ほくそ笑むような気持ちもないではないが、いつまでツキが残るかは分からないし、ありがたく受け取る心持ちでありたい。

今月6日にはもう自宅まであと200mくらいという場所で追突事故に遭った。
いわゆるゼロヒャク案件で費用はすべて相手持ちであり、やがてレンタカーの手配もできてきたので今はそれに乗っている。
標準的な日本車で特筆すべきことはないが、車検証を見たらなんと登録が平成25年、つまり今年である。
被害事故に遭ったら新車に乗れることになったわけだ。
あと、工場で修理箇所について詰めた時には、リアバンパーは全交換、衝突のはずみで落ちたマフラーも交換ということになった。
なかなか輸入車は扱わない工場のようで、部品の取り寄せには時間がかかり、ヘタをすると愛車入院のまま年をまたぐ可能性もある。
それについてはかなり寂しい思いはしているが、リアバンパーは自分でつけてしまった小キズもあったし塗装もかなり落ちていた。
マフラーに至っては以前から腐食が激しく急場しのぎを重ねて何とか持ちこたえていた。
人の保険を使って、あるいは自己負担でと思っていたところがきれいになって戻ってくるのだから幸運だ。

この冬は早くから寒くなり、雪こそ少ないが冬らしい天候だ。
そんな中、自室のエアコンのリモコンがきかなくなった。
それも肝心のON/OFFスイッチがきかないから、使いたくても使うことができない。
偶然にでもスイッチが入れば他のキーはきくからよいが、入らないのだからどうしようもない。
集合住宅だからひとまずは管理会社に連絡をしてみようと思って電話したら回答があって、なんとエアコンごと交換という話になった。
自室のアパートはさすがに昭和の物件ではないが築15年は超えていて、どうやら建築当時からのエアコンがずっと付いているので換えてしまおうということになったらしい。
リモコンさえきくようになればいいと思って連絡したものが、新しいエアコンが自室に付くことになった。
これとて私には負担は一切なく、新しいエアコンならいくばくかはエコにも気配りはされているだろうから、月々のコストダウンにも期待が持てる。
言ってみるもの、という表現はおかしいが、自室に関することはまずは管理会社に連絡という当たり前の手続きを踏んだことで思わぬ結果ということになった。

いささかうまく行きすぎのようなことが続いているが、災い転じてとはまさにこのことか。
これからいろんなことが起きる中で、まずはありのまま正直に、かつなるべく穏やかにいくことを心がけたい。
迷惑を被ったからといって相手を責めたり高飛車に出たりするようでは、ツキもきっと逃げて行ってしまうのだろうと思う。

寝た~

2013-12-16 20:48:10 | 日記
ここのところはずっと天気が悪い。
日曜もだいたいは自宅で休むばかりとなった。
夕方の少しの時間だけ市内に買い物に出たが、富山地方鉄道の南富山駅近辺は休みの日は渋滞がひどい。
昨日は各店舗の歳末商戦もあっていつも以上に混んでいた。
必ずしもわざわざその方面に行かなくてもよかったとはいえ、ここは休みの日はクルマで来てはいけないくらいに思っていたほうがいいようだ。
早めの夕食を外でとり、17時頃に自宅に戻って横になるといつの間にか眠っていて、気がつくと日付が変わった2時くらいであった。
今月はとにかく休日に疲れがどっと出ることが多い。
睡眠も不規則になりがちになっているから、ここらで立て直さなくてはならない。

週明け月曜の仕事は月初めほどではないが量が増えて少しだけ遅くなった。
工場からの製品は今日は二便だけ、それも忙しい日ということで運ぶのは外の業者さんにお願いしてあり今日は外に出ないでひたすら箱詰めにいそしむ日であった。
量が増えれば一人欠けるだけでも影響は大きいから、分かりきった繁忙日は全員が館内にいるように態勢を組むのである。

さて、仕事では用がなかった工場に今日は昼ごはんを食べに行った。
いつもは簡単に弁当を作っていくのだが、朝も寝過ぎて作るヒマが取れなかった。
職場で弁当を頼んでもいいが中身は冷えている。
時間は食うが工場まで行けばあたたかい食事がとれるし、広々としたスペースで高い所から外を見ながらだから気分転換にもなる。
代金は安く、しかも社員証で決済して給料日に精算だから、安心して行けるのもありがたい。

工場に行ったもう一つの目的は、いつも仕事上で社内便のやり取りをする事務所にささやかなプレゼントを持って行くことだった。
10月の終わり頃に、会社にゆかりのある某アーティストのコンサートに行った時に買ってきたキャラクターグッズである。
その時はおもしろいと思って衝動買いしたのだが、やがて男の私が持っているのもどうかと言う気になり、女性3名がいる事務所ならいいかもしれないと思った。
よく知られたキャラクターとはいえ、いちおうそのアーティストとのコラボ商品ということでキャラクターもそれらしい格好にはなっている。
いちおう会社絡みということで言い訳も立つので、どこかに飾っていただけるとありがたい。

明日あさってくらいまでは忙しぎみだろう。
木曜には本社合同での忘年会もあるが、毎日寒い中、仕事も遊びも元気でなくては始まらない。
部屋のエアコンの調子が悪いのも何とかガマンして、健康面では何事もなく来年を迎えられたらと思う。

静かにしとります

2013-12-14 22:16:10 | 休日
平日の仕事は相も変わらずドタバタと過ぎた。
出荷そのものは大した量ではなかったが、シフト制が定着した製造工場ではどんどん製品が作られていて、私を含む「搬送組」は今や日に3往復は当たり前、時には4往復というタイトなスケジュールを交代しながら受け持っている。

搬送組は現在3人、しかし1人は腰に不安を抱えていて搬送はお休み中だから実質は2人だ。
私は担当業務の上でどうしても館内に一日中張り付けになる日があるので、もしそんな日に3往復やら4往復分になったら1人では無理だ。
そうなれば、主に夕方に近い1回か2回を外の業者さんに頼むこともある。
しかし彼らもわが社ばかりの仕事をしているわけではなく、いちおうの時刻は伝えるものの1時間遅れということも珍しくない。
運んでくれる業者さんも大変だろうが、夕方便がある日は自動的に残業確定になるこちらも気分はよろしくない。
腰痛持ちの1人も含め、3人のうちの2人は定時になれば当たり前のように帰るので、工場から来る製品はこれまた自動的に私がチェックするよりなくなるからである。

売り上げが伸びている中で、倉庫と工場の往復が減ることは当面ない。
1人でもいいからトラックに乗って搬送をやってくれる人間が出てきてほしい。
トラックを動かせる人間は少なくないが、立場上もしくは役割上外に出られない人もいる。
4トントラックは普通免許で動かせる。
運転には正直センスも必要だが、一部給料の高い人間がチャレンジすらしないというのはいかがなものか。
チャレンジしないことには使えるかそうでないかも分からない。
空調の効いた館内でルーティンワークだけをのうのうとこなしているばかりの人間がふんぞり返っている現状は季節を問わずお寒い限りだ。

そんなササクレ立った心を癒すには休日に外に出るのがいちばんだ。
しかし、昨日も含めてこの週末は天気がよくない。
先週末には飲みに出ているし、来週半ばには本社合同の会もあるので今週は静かにすることにした。
かといってスマホの釣りゲームばかりでも何なので、前々から目をつけていたブルーレイ作品を買ってきた。(写真)
英国BBCの制作でナレーションは全編英語、日本語字幕も出せないからナレーションの内容は分からないが、圧倒的な映像を見ているだけで癒されるし感動もする。
自然を扱った作品だから動物どうしの厳しい現実(弱肉強食)の場面もひんぱんに出てくるが、それも含めて大自然、人間はこの恵まれた星でゴタゴタと何をやっているのかという思いにすらなる。
せっかく大きなテレビがあるのだから、たまにはこういう壮大な映像に触れるのも悪くはない。

今や市場から消え去ろうとしているプラズマテレビだが、水しぶきや人の髪の毛(特に日本人のような黒髪)の描写は液晶よりもきれいに見えるのは所有者のヒイキ目か。
液晶と比べてエコではかなわないし、だいいち重い。
それでも映像装置としての優秀さは疑いようがない。
市場原理の前に本当にいいものが消えていかざるを得ないのは何とも忍びない感じがしている今夜であった。

雪が降った

2013-12-12 20:34:58 | 日記
朝方はかなり冷え込んでいるなと思ったら、昼に前後して本格的な雪になった。
平地では今シーズン初めてと言ってよく、日中は道路にもかなり積もってアスファルトの黒い部分が一時は見えなくなった。
幸い夕方にかけては降りがおさまり道路の積雪も消えて、スリップなどの心配のない状態で帰ることができた。
明日は一時的に気温が上がって雪ではなく雨、しかし土日はまた冬型が強まって雪になるようだ。
12月の真ん中だから覚悟はしてはいるが、大人になってからは雪が生活に影響する度合いが高まったためにあまり嬉しい気持ちにはならない。

クルマが事故により入院中のため、今は事故の相手方の保険会社が用意したレンタカーに乗っている。
いわゆるゼロヒャク案件だから自動的に至れり尽くせりということにはなっている。
私のクルマは輸入車だけに部品の取り寄せにはかなり時間を食いそうで、しばらくはレンタカーとの付き合いとなる。
最初に確認はしなかったが4WDなので、何日間乗るかは分からないがこの季節にはありがたい。
四駆は安定感が違うとはよく言われるが、短い付き合いの中で「体感」できる状況にめぐりあえばまたそれはそれで一つの勉強にはなるだろう。

さすがに12月というと、世の中のご多分にもれず何かとあわただしく過ぎている。
仕事がスンナリ終わったかなと思えたのは今月は今日が初めてではなかったか。
幸い世の中の追い風を受けて伸ばしてもらっている会社だが、急激に伸びている裏ではやはりある種の矛盾やひずみが生じているのは確かに思える。
某巨大掲示板にはわが社のスレッドも立っているようで、明らかに内部の人間でないと分からない内容の書き込みが堂々とされている。
中身としてはもともと外様である私には分からない部分もあるし、日々倉庫と工場を往復する状況だけで感じ取れる部分もある。
ああいう場所に何かを書く気には毛頭ならないし、会社が本気になれば書き手を突き止めることも可能だ。
ネットには必ず足が付く。
本欄にしても無用の批判でイヤな思いはしたくなく、公に上げていることを念頭に慎重な表現を心がけたい。

社内ではマスクをしている人が増えているが、忙しさもからんで体調を崩しやすい時期だ。
また、各種の集まりも多くなって何かと物入りでもある。
いろんな意味でリズムを乱しやすい月ではあるが、いい形で終わりたく、締めるところは締め、発散するところは大いに発散と、メリハリをつけて残り少ない2013年を楽しみたいと思う。

負けたフリ勝ち、か…。

2013-12-10 22:07:18 | 日記
先日、某大物アーティストがMCをつとめるラジオ番組をクルマの中で聴いていた。
とあるリスナーの投稿が読まれたが、やられたという思いで今でも腹が立っているとの内容だった。
事のてん末はこうだ。

・取引先の若い担当者がミスをして、自分の会社に多額の損害を出した。
・当日直接会って話をした時、ミスをした彼は号泣して平謝りするばかりであったので、とりあえず場を収めた。
・後日、リスナーのFacebookに彼が友達候補として登場したので眺めてみると、ミスの当日に彼が酔って騒いでいる画像が。
・彼自身のコメントに「今日は負けたフリ勝ちー!相手の会社いちおう大きいからとりあえず謝っといた」という言葉が。

自らのミスにより取引先に多額の損害を与えた人間がその当日に馬鹿騒ぎして反省一つない様子をSNSに上げる。
これにはさすがの大物アーティストも絶句して、ようやく「相手が一枚上手だったんだろうが、証拠が出てきたんなら言ってやってもいいんじゃない?」との反応があった。

もともとわが国には「負けるが勝ち」という言葉があって、あえて相手に譲ることで相手にダメージを与える事ができる場合もあるのは確かだ。
ただ、このケースはミスに対する反省が何一つないのがいけない。
お互いに正当と思う言い分があって、そこであえて負ける事を選んだのではなく、明らかに落ち度があるほうが形だけ謝って「負けたフリ勝ち」というのはやはり常識がある行いとは言えない。

最近は、「とにかく何でもいいから人に勝ちたい」という思想の持ち主である職場の若い男性の事をよく書いている。
物事は負けるよりは勝つほうがいいだろうが、とあるスマホのゲームで「違う土俵」(片や無課金、片や課金しまくり)で戦って「勝った勝った」とほくそ笑んでいるのは以前にも書いた。
たかが206(←わが愛車、被害事故のため入院中、笑)に、明らかにスペック的に大きなGT-Rか何かで挑めば速さで勝つのは目に見えている。
そんな勝ち方をして満足しているというなら、いかにも卑小な人間と言わざるを得ない。

もともとSNSのプロフィールにも「自撮り」の画像を堂々とのせ、職場の昼休みにはお得意のダンスや筋トレにいそしみ、会社の宴会ではカッコいいが誰も知らない歌ばかりを延々とやるという典型的なナルシストというのが彼の本質であろう。
仕事はいちおう前向きにやる人間なので、かろうじて周囲の攻撃は免れているが、残念ながら職場の上の評価もあまりよろしくないとはどこかで聞いた。
どれだけ職場が忙しくても「自分の時間を大切にしたい」と言って絶対に定時以後には協力していかないのがその原因らしい。
ヒマな日はいいが、どんな日も当たり前のように定時にいなくなられては上も頼りにはしづらいと思う。

勝つ事だけに執着し、「正々堂々」が抜け落ちている人間はやはり残念ながら若い人に多い。
世代でくくるのは乱暴かもしれないが、不幸な事に生まれてこのかたわが国が「夢のない時代」の中にあっただけに、私の世代ではなかった苦労も多かったであろうから同情すべき点はある。
ただ、コンプレックスを悟られまいと姑息な表現方法に走る人間が多い事もまた事実である。
夢のない時代を作ったのは上の世代だが、夢を持てないからといって形だけ人に勝っていればいいという考え方に流れていい事にはならない。
その先に待っているのは、現実世界での友人がどんどんいなくなるという悲劇なのであろう。