blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

1月を振り返って

2015-01-31 23:32:48 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返ります。
振り返りの前に、公開記事の大幅な削減と更新サイクルのナマクラ化にもよらず、多くの訪問をいただき感謝申し上げます。
性格的に無難な内容は好みませんが、自らのためもあり当面は辛抱です。

わりあい静かに始まった2015年は、静かなまま最初の月を終えることになりました。
写真のイベントが今年初めて県境をまたいだ行動で、お世辞にもあまり活動的とは言えない月になってしまいました。
毎日の生活は、仕事そのものには慣れ、ひと頃のような常に追い立てられるような状況ではなくなり、一定のリズムの中で過ぎています。
ただ、ある程度体に負荷をかける仕事からデスクワークに変わっても、日々の疲れは今の方が大きいような気がします。
週末はとにかく休みたいという気にしかならない今の状況は、以前とは違っています。

あくまで比較の上ですが、以前の方が仕事をしていて楽しかった感じはします。
周囲の人間というのはどの部署にいてもどの環境にいても条件は同じですので、そこに原因を求める気はありません。
いい人もいればそうでない人もいて、たまに意図して攻撃を加えてくる人がいたりするのは、たとえ会社が変わっても同じでしょう。
今の環境では周囲に必ずしもなじめていないのかもしれませんが、それも毎日が楽しくない理由にはなりません。
前の部署でも、4年半という時間を通しても「ほぼ会話ナシ」で終わった人も半分くらいいて、環境に溶け込んでいたというレベルではありませんでした。

毎日の仕事が楽しいかどうかは、周囲に左右されるものではなく、やはり仕事の中身そのものが大きく関わると言えます。
現場の仕事も今の仕事も、やりがいを感じ思い入れを持てていることは断っておきたいのですが、今の方が以前よりも「苦しい部分」が少しだけですが多いのです。
何が苦しいかと言えば、もともとは口下手な人間である私が、以前よりも仕事の上で「しゃべらなくてはいけない」ところです。

部署変わりをして数ヶ月、他人はどう思うかは知りませんが、やはり私は事務方よりは現場で作業をしているほうが苦しくない感じがします。
仕事は毎日のことですので、苦ではないという要素はかなり大事です。
とはいえ目の前にあることを放棄するわけにはいきませんので、今後は現在与えられている環境や仕事と私自身が抱える問題との折り合いを付けつつなんとか乗り切っていくよりありません。
どうしても、という事態になったところで生きていけなくなるわけではなく、何らかの判断が下りるまでは日々ベストを尽くすのみということだろうと思います。

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好奇心から

2015-01-25 23:18:13 | 休日
前回から一週間も経ってしまいました。
日々のウザウザやアレコレを書き散らすというコンセプトのもと、二日か三日に一度の更新を目指してやってきました。
ただ、あまり仕事上のことはどうかという外からのアドバイスもあり、いきおい平日に何か書こうかということになりません。
平日の出来事も休日のことも自分自身の中ではつながっているという思いはありますが、自己防衛のため、過去のエントリーのうち平日に書いたものを不本意ながら軒並み非公開にしているのが現状です。

金曜の夜を含めて、ここ最近の週末はあまり派手に動いていません。
今週の金曜こそひと月以上ごぶさたしてしまった某店でダラダラ飲みをしましたが、それ以外ではとにかくゆっくりしたいという気持ちのほうが勝ってしまいます。
働き場所が変わってから遠出と言える行動がパッタリ止んでしまっているのは、平日の精神的な余裕のなさの裏返しなのかもしれません。

遠出といえば、東京方面も去年の今頃から数えて1年経ってしまいました。
3月に開業する新幹線に乗りたい気持ちは当然ありますが、こちらは逃げていくものではなく、開業直後の過熱が落ち着けば座席の確保も容易にはなると思われます。
新たに開業するところに早く乗りたい気持ちは、私も乗り鉄寄りの人間ですので分かります。
ただ、引き換えに消えていく在来線の「はくたか」や「北越」、はたまた富山から金沢の間を走ることがなくなる「サンダーバード」や「しらさぎ」に乗っておきたいと考える人も多いでしょう。
全国的に見ても「特急銀座」と言われている富山と金沢の間が、新幹線の開業により普通列車と快速しか走らなくなります。
撮り鉄寄りの人々にとっても、北陸本線としての最後の姿をおさめたいという思いはあるでしょうから、3月13日近辺は沿線が何かと騒がしくなるかもしれません。

変化に乏しい年の初めながら、ちょっとした好奇心で写真のタブレットPCを買いました。
OSはAndroid4.4なのでそれほど古くはないようですが、某安売りチェーン店の開発と箱には書いてあり、Wi-Fi専用、スペックも高くなく、カメラは使いものにならず、音声認識もないという基本性能のみに特化した商品ですがビックリするほど安かったので思わず、といったところです。
今の生活では、Mac MiniとiPhone5で何の不自由もなく、ただただタブレットを所有したいというだけで買ったようなものです。
メイン機にするつもりは毛頭ありませんが、生活のちょっとしたスパイスにでもなってくれればと思います。
少しずつでも刺激のある日常になるように努めなくてはいけませんね。

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致し方なし

2015-01-18 21:06:30 | 休日
前のエントリーを消してしまったことについて、ご丁寧に質問がありました。
特に問題ということではないのですが、匿名の批判にさらされたからではありません。
むしろ、私にとって大切、もっと言えば恩人とも言える方からの忠告があったからです。
名もなきところからの非難であればそのまま流すか粛々とコメントを削除するだけで済みますが、恩人にまで迷惑をかけるかもしれないエントリーには当面フタをすることにしました。
しかし、開設からまる8年になろうかという本欄、せっかく書いたものを完全に消すのは忍びなく、自分なりの落としどころとして非公開という形を取っています。

さて、この週末は日曜こそ青空が見えたものの、一年で最も寒いといわれる時期に入っています。
週末ドライバーとなってしまった今、寒い中でも土日にはなるべくクルマを動かしてあげたいと思っています。
かといって、遠出するにはやや無理が多く、この土日ともクルマは使いましたが富山市内を出ることはありませんでした。
いずれ暖かくなれば、クルマのためにも、自分のためにも、長い距離を思い切り流してみたいと考えています。

昨年末に市内にオープンした某ラーメン店ですが、いつ通りかかっても列ができているのでしばらくは行かないでおこうかとも思っていました。
しかし、はるか昔の学生時代からずっとお世話になってきていた味を地元でもと思いましたので、開店直後に店に入ることを狙って、かなり早い時間に行ってみました。
開店より30分ほども前からポツポツとクルマが集まり出し、10分前くらいには待ちきれなくなった若い男性がクルマから出てきましたので、その直後に付け2番手を確保しました。
寒い中でしたが、開店時刻の頃にはもうけっこうな列ができていましたので、早めに行ったかいがありました。
正直好き嫌いは分かれる味かとは思いますが、話題性もありしばらくは時間によっては行列ができてしまうと思います。
不振にでも陥らない限りはお店が逃げていくことはないわけで、今は開店直後で用意されていないセットメニューが出揃う来月以降にでもまた足を運びたいものです。

今年は世界的にも国内的にも「表現の自由」を取り巻く暗いニュースを耳にします。
パリでは新聞社の漫画家がテロに倒れ、国内ではサザンの桑田さんが騒動の渦中にあります。
本欄のような無名の人間が書くブログも、gooという公のスペースを借りてやっている以上、表現の自由というテーマと向き合わざるを得ません。
いくらイニシャルトークにしてはいても、日頃の憂さ、特に仕事に関することを叩きつけるような内容ばかりでは、SNSを入り口にもしている以上、分かる人には分かってしまいます。
ストレス発散のつもりが、巡り巡って自分や周囲が損をすることになるのは不本意です。
今後はエントリーの内容には一層気を使わざるを得ず、当面は味も素っ気もない内容になってしまうかもしれません。
今回の恩人からの忠告は、仕事のグチばかりではなく、明るく楽しい話題で本欄を埋めていくための転換点ととらえたいと思います。

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孤独に耐えられない人々 PART2

2015-01-14 22:56:43 | 日記
こういう題名でエントリーを一つつぶしたのは、もう数年前のことです。
当然ながら今いる部署での話ではなく、前にいたところでの出来事を書きました。
お互いにまったく尊敬し合っていないのに、なぜか空き時間には傍目には仲が良さそうにつるんでいるのを見て、気持ち悪い感じがしたものです。
真性の寂しがり屋とはこういうものなのかと、若い頃の自分も重ね合わせながら眺めていました。

今ここにきて同じ題名のPART2を書くからには、今の生活の中で見かけたことが題材になります。
10月に今の部署に異動になって以来、昼ごはんといえば必ず上司も含めての7人か8人で連れ立って外に出ていました。
今では昔と同じように弁当持参に切り替えたわけですが、最初の頃は、まず一人では行かないようなところに連れて行ってもらえること、また現場のことしか知らないので会社のいろんな話も聞けることなどから、むしろ積極的に行っていた覚えがあります。

今は一緒に出ないことにしたのは、誰がどうとか何がどうとかいう個別具体的な理由とは違って、毎日のその時間が必ずしも和やかではなく、ただ7人か8人が集まっているだけのように見えるからです。
大勢で行ってはいますが、みんなでワイワイという雰囲気でもなく、食事も済んでいい加減な時間になればスマホの閲覧やゲームに夢中になってしまう人がいるなど、ひとりひとりはバラバラな感じに思えます。
私より若い社員あたりは「仕方なし感」ありありの表情をしていますから、ずいぶん無理をしているものだなと思います。

構造としては、その場を楽しんでいるのは上役の2人ほどだけで、残りの人間は「付き合いが悪い」などと思われるのを恐れてついて行っているだけ、ということになります。(昼ごはんのチョイスが面倒なだけという人もいますが)
特に、若い社員はいつも忙しく、しかし毎日遅れぎみではあってもその場には必ずやってきます。
いかにも無理をして足を運んで貴重な昼の時間をわざわざ上役との食事に使い、場所にもよりますが全員の分を集金して支払いまでさせられるのに、よくもまあイヤにならないものです。

仕事場以外でのコミュニケーションが大切なことは重々承知はしていますが、一日でたった一つとも言えるその時間があまり実のあるものではないことが分かった以上は、自分のかつてのリズムを取り戻すことを優先しようと考えました。
前の部署では、体力を使うこともあって、昼間といえば食事のあとはみんなどこかでグッタリと休んでいる人がほとんどでした。
みんなとランチに行けば時には楽しい話や勉強になる話を聞けることもあるでしょうが、もともと昼間はそれぞれの時間を過ごすという中で長年やってきたことも影響しているのかもしれません。

私は、つるむとか群れるタイプの人間はあまり好きではありませんが、そうしなくてはいけないと思い込んで不本意ながらもつるみに行ってしまう人間はもっと嫌いです。
たかが昼メシに一緒に行かないことで仕事の上で意地悪をするような人が組織の上に立っているはずはなく、もしそんなことをするような器量の小さい人間が上役であったなら、なおさらベタベタとくっついていく必要はなく、信頼するにも足りません。
お互いにプロとして集まっている場所で孤独を恐れては、ロクなことにはならないのだろうと思います。

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少しでも

2015-01-12 22:47:39 | 休日
日曜月曜は、予報通り冷たい雨か雪でした。
寒さはキツくても苦労するほどの積雪にはならず、道路の雪もすぐになくなりました。
ただただ時間ばかりがある休日、はるか昔京都にいた時にお世話になったラーメンチェーンの店舗が最近富山市内に進出したのであるいは、とも思いましたが、ある日にはまだ店の外にまで行列ができているありさまでした。
幸い夜遅い時間までやっているので、メシ時にこだわらず足を運んでみるのも手かなとは思います。

土曜に実家でひとときホッとした以外は、飲みに出ることもなく誰と話すでもなく、静かに過ごすことになりました。
ネットか本か忘れましたが、足の踏み場もない部屋では貧乏になると書かれていましたので、少しでもと思い部屋を片付けました。
広いとはまったく言えない自室、収納も十分ではなく、いらないものを思い切って捨てる踏ん切りをつけるのには良かったものの、日々整頓を怠るとすぐに床にモノが散乱してしまいます。
見た目に大変わりした感じはないものの、やや場所を食っていた棚が部屋の隅っこにいって、何とか人間らしい住まいを取り戻しました。

整頓をしている過程で、過去の写真が入ったアルバムにも手を触れました。
私の場合は写真というと20代くらいのまでものがほとんどで、30代以降となると、写真の絶対数に加え、自分が写っている写真は極端に減ってしまいます。
学校を出て最初に入った会社を去ってからは、仕事もコロコロ変わり、集合写真を撮るような場面にも出くわさず、個人的には単独行動がほとんどで、自分撮りという言葉さえない時代、あるのは景色か乗り物ばかり、バンド活動のからみで他人が撮ってくれたものが若干ある程度です。

若い頃にあまり良い思い出がない私は、さすがに捨てるのは忍びないとは思いつつ、その頃の写真を眺める気にはなりません。
その頃はその頃で必死だったとは言いたいわけですが、今と比較して何かと無理をして生きている時期でした。
ただただ周囲に受け入れられることを優先に考えていた時代の写真は、表情は笑ってはいますが何かウソくさい感じがして目を背けたくなってしまいます。

今は無理をしている感覚はない代わりに、味方もいるが敵も多い生活になっています。
もともと「つるむ」とか「群れる」とかが嫌いなことから誤解を受けやすいのは確かですが、要所ではキツい物言いをすることも増えましたし、容易には泣き寝入りしたり引き下がったりはしない人間に変わっています。
不便なこともありますが、毒にも薬にもならない人と言われるよりはマシですし、何より「生きている」という実感が持てます。
平均寿命まで生きるとしてもあと三十数年、ここまでがあっという間だったということは、これから先はもっと早く過ぎます。
大切な若い時期をある意味ムダに過ごした私だからこそ、後悔のない人生には強くこだわっていきたいと思っています。
コメント (1)
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長々と

2015-01-10 21:39:49 | 休日
実家がある魚津方面に例月の通院で行きました。
先週の土曜というと三が日のさなかで、さすがに外来の診療は休みでしたから、正月明け最初の土曜はかなり混雑していました。
通院といっても、私の場合は「状態は変わりない」ということだけを伝え、ごく少量の薬を持って帰るだけです。
先生と話すのはほんの1分程度で、待ちが合計1時間半というのは、今日の状況を考えれば仕方がないことでした。

さて、元日に新年のあいさつで実家に行った時は、昼過ぎに初詣を済ませてアッサリ自宅に帰ってしまいました。
だからというわけではないのですが、あまり間を空けすぎずにまた実家に顔を出そうと考えていました。
自宅には実家に持っていけそうなもらい物が増えていたので、事前に連絡をして今日持っていくことにしていました。

たまたま着いたのは昼過ぎになり、ちょうど両親と甥っ子がいたので外に出て食事をすることになりました。
食事といっても、家族の間ではよく利用している「回る寿司」のお店で、注文も座席にあるタブレットでするようなところです。
注文した品は新幹線かクルマに乗ってやってきますが、デザインが開業間近の北陸新幹線になっていました。
父親は特にこのお店が好きで、普段は食が細いのに、おすしだけは別腹のようです。

いつもなら外に出たついでに自宅に帰ってしまうところ、今日は再度実家に戻って、大学ラグビーの決勝戦をTV観戦しました。
帝京大学が大差で筑波大学を破って6連覇を達成しましたが、選手個々の体つきから試合中の落ち着きに至るまで、アタマ一つ二つ抜けている印象を受けました。
それでも、毎年メンバーが入れ替わる学生スポーツで勝ち続けることは、学校全体の盛り上げや関係者の支援がなければ無理であり、ただただ立派です。
残念ながら、帝京の一強状態がしばらく続いていくのかもしれません。

そんなこんなでダラダラと実家に居座り、結局晩ごはんもいただいて、自宅に帰ったのは20時過ぎでした。
元日の罪滅ぼしのつもりはなくとも、せっかくの3連休、あまりあわただしく動くのにも嫌気して、久々に長々と実家にいることになりました。
ひととき家族と会話ができて、今のほんの少し寂しくて苦しい現実を忘れることができ、つくづくありがたさを感じています。

日曜月曜は天気はあまり良くないようで、今のところは特別な用事はありません。
飲みに出るのもいいのですが、週末にあった複数のお誘いはどちらも断りを入れるなど、徐々にではありますが自力を出して夜の街に流れることは減らしつつあります。
もう付き合いも長くなり気心も知れたメンバーとはいえ、客の立場でなぜ回数を減らすのかを説明する必要などサラサラありません。
30代の不安定な時期を思えば、仕事帰りや週末に散財してまで飲みに行くことなど、私自身にとってもともと「なかったもの」として考えられなくもありません。
仕事関係も含めて、今現在ある付き合いはいずれも大事ですが、その中で本当に大事なものにより心と時間とお金を傾けられる年にしていくことが今年のテーマとも言えそうです。

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平和主義が過ぎる

2015-01-08 23:59:59 | 日記
世間的には遅めの忘年会をやったわが部署は、今日はかなり早めの新年会でした。
飲み会を言い訳にでもしないと早く帰れない雰囲気のわが部署、周りを気にせず18時半には仕事を終わらせ、真っ先に会場に到着したうちの一人となりました。

場所はこれまでも何度もお世話になっているところ、前の部署の有志で訪れたこともあるくらい私にとってはなじみでした。
普段は麺類とドンブリもの中心の何ということはない大衆食堂の趣ですが、貸切で宴会となればそんじょそこらの居酒屋辺りには真似のできない料理が出てきます。
一定の予算で、お酒はセルフで作り放題、普段のメニューも頼めばいくらでも出てくるという素晴らしい条件での食事は非常に楽しいものでした。

約半分は一次会で帰ってしまい、約半分が近くのジャズが流れるバーに行きました。
そこは私にとっては初めての場所であり、興味深く周りを眺めていましたが、そのうち一人のベテランさんがしつこく絡んでくることになりました。
4人で座っていた席の中で、誰の援護射撃も得られずひたすらお説教を聞くばかりの時間となってしまいました。
話の内容は、会話の途中に人の話の腰を折るななど冷静に考えれば至極真っ当なもので、気分は良くないながらも耳をふさぎたくなるような感じにはなりませんでしたが、話の主には決定的に欠けている視点がありました。

私が約4年半過ごした前の部署の中で、他人にはとりあえず言わせるだけ言わせておけ、ボールを投げ返すのはそれからでいいということでは、正直クセ者ぞろいとも言える環境で私自身が早晩つぶされていたということです。
極端な物言いにはなりますが、イスラエルあたりでは周りが敵国だらけであり、小学生でも背中に銃をかついで学校に通っているといいます。
何をおいても、仕掛けてくる人間には必要以上に自らの領域に入り込ませないという方法論は、4年半という時間を乗り越えるためには間違った選択肢ではなかったと思います。
今はもう環境が違うのだからそこまで考えなくてもいいというのなら話は通りますが、ただただ「オマエはおかしい」と言われるばかりでは不愉快にならないほうがそれこそおかしいというものです。
前の部署を含め様々な劣悪な環境の中で培われた考え方を急に転換することは難しく、たまたま酒の勢いで急にどうこう言われても、こちらとしては「平和主義に過ぎるな」と考えるばかりです。

毎回こんなことになるなら、やはり会社の飲みは一次会でさっさと帰るのがいいと学習できたのが唯一の収穫でした。
職場という戦場にいて、味方もいるが敵も含む集団と飲んでいても気晴らしにはなりません。
昼ごはんを弁当持参にして昼休みを完全に自分の時間にしてしまったように、拘束されている時間の中でなるべく自分のリズムでいられる時間をもっと増やさなくてはとあらためて思った木曜の夜でありました。

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まずは一段落

2015-01-06 22:00:12 | 日記
仕事始めからまだわずか二日ですが、この間はけっこう緊張していました。
昨年はクリスマスの頃までには案件の発信を一段落させ、世間様よりやや遅い仕事納めの日までは、年初に向けて案件を作る方に専念して数をためるだけためこんでいました。
まず本年の第一弾としてそれらを一気に吐き出したのが今日でした。
中身のチェックから発信まで、これまでになくスムーズに終わることができ、発信後もくだらないツッコミも入ることなく今日の仕事を終えてひとまずはホッとしているところです。

何度も書いているように、今までバラバラとも言えた各部署の連携がすぐにうまくいくわけではなく、今後も思いがけず急な案件に追い立てられることはあるでしょう。
調べればまだまだ私の力が追いついていない部分はあるのかもしれませんが、どこかの部署からの連絡遅れが原因の場合など、情報の最終発信地としての役割を担う者として如何ともしづらい場面もままあります。
組織全体としても過渡期にある今は、どの部門も状況が劇的に良化するとは思えず、私などよりよほど毎日苦労や重圧にさいなまれている人間も多いはずです。
苦しいことがあっても、自分だけではないと思って、逃げずに当たっていくのみです。

異動した当時を振り返れば、とんでもないとも言える状況の中に飛び込む形で始まったのが今の担当業務です。
目の前に積まれた案件はほぼすべてが急ぎで、それらをこなしていく間にさらに急な案件が舞い込むこともザラにありました。
現場が困っているから何とか今日中にとか、ひどい時には何時までにとかいうことばかりだと、それだけでも疲弊しますし、中身的にマトモなものは出せません。
他のことを放り出してやっとの思いで作って出した書類でも、言われるのは文句ばかりとなれば、疲れるなというのも無理な話、一時はずいぶんと精神的に追い詰められたものでした。

ようやく当時のことを過去形で振り返ることができるようにはなりましたが、今でも毎朝何がしか緊張して会社に出て行く状態は変わっていません。
去年の10月から嵐のように過ぎた3ヶ月の経験を今後の糧にしなかったらウソです。
今より少しでも毎日をリラックスして過ごせるようにしていきたいものです。

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短いようで長かった

2015-01-04 20:40:04 | 休日
今年の正月休みは今日まで、明日からまた日常が戻ってきます。
もうこの時間になってしまえば、明日の準備も少しずつ始め、できれば早めに休みたいとは思います。

毎年寝てばかりで正月休みはあっという間に過ぎる感じなのですが、今年は何となくですが一日一日が長く思えました。
居酒屋さんで年をまたぎ、元日の朝に実家にあいさつに行ってお参りを済ませてからは、今日までずっと誰にも会わずに過ごしました。
この間、宇奈月温泉まで出向いたり、富山市の繁華街で買い物をしたりと、外で行動するにはしていても単独だったのは確かです。
他人とコミュニケーションのない時間は、ラクなように見えてやはり寂しいものだと今更ながら思います。

日の短い今の季節、どうしても用事は明るいうちにと思えば自室には早々に帰ることになりますが、今年の正月休みは特に夜になってからなかなか時間が経たない感覚がありました。
ひとりで自宅にいて寂しいならお酒のひとつも飲めばいいのにとはよく言われます。
でも、私はもともと「お酒そのもの」が好きなのではなく「お酒の場」が好きなので、自室で飲んでも気持ちよくなる前に眠くなってしまいます。
年越しでも世話になった居酒屋さんは年中無休ですが、職場に近いのであえて正月休みに行く理由はありません。
女性がいるところは今日か明日まで休むところが多いと思われ、来週後半にでもなればまたいろいろと声がかかるものとは思います。

それぞれの場所では明るい仲間に恵まれ、お酒も進んで楽しい時間にはなりますが、異動になってからはややお酒の場に「頼り過ぎ」の部分もあったと思います。
ひとつひとつの節目をバカ丁寧にケアしたところで何の発展もないと分かって貴重な時間とお金を使う機会は、少なくとも現状よりは減らさなくてはいけません。
日々のストレスを考えると気持ちの切り替えは大事ではあるのですが、切り替える方法はもっと多種多様であっていいはずです。

お酒の場を減らせばひとりの時間が増える、しかしそこをあえて増やすことである意味自らを追い込みたい気持ちがあります。
足を運びさえすれば無条件に相手にしてもらえる環境に甘えてばかりいると、誰かひとりを大切に思う気持ちがボヤけてしまうように感じます。
長いひとりの夜に、胸に手を当てて、これからどこに焦点を合わせていけばいいのか、考えてみるのも悪くないのかもしれませんね。

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今年もコレで

2015-01-03 19:30:27 | 休日


今年の正月もやはり富山地方鉄道(以下地鉄)のこの切符にお世話になっています。
消費増税の関係で大人は2,100円に値上げされましたが(昨シーズンまでは2,000円)、7日間も鉄道線と市内電車とバスが乗り放題とは、全国どこを探してもないくらい破格です。
鉄道線の電鉄富山⇨宇奈月温泉の片道普通運賃が1,840円ですので、いかに思い切った設定かが分かります。
こういう時にこそ地鉄で小旅行というのが正月休みのお決まりとなっているわけです。

年末の通勤などで路線バスにはチョコチョコと乗っていて、ほぼ元は取れていた状態でしたが、さらに有効活用すべく行ったのは去年に続いてここです。



どうせ乗り放題なら始発から終点まで行ってしまおうという、いかにも貧乏くさい理由です。
朝方の強めの雪も、出発の頃にはやんでくれたのはラッキーでした。

それほど長く滞在する予定はなく、でもせっかくの温泉地、最低限ひとっ風呂浴びて帰ろうとは思っていました。
有名ホテルの日帰り入浴でもそれほど高くはないが一人では行きづらく、しかし足湯だけで帰るのはもったいない、そう思って写真の建物の中にある公衆浴場へ。



中は、昔のドラマにでも出てきそうな銭湯のおもむきで、大人は350円と素晴らしい安さです。
ちなみに老人(券売機にそう書いてあったんだもの)は100円となっていました。
安いのでシャンプーその他は用意されていませんが、番台があったり、壁越しに女湯のオバアちゃんの会話が聞こえてきたりは、小さい時によく行った銭湯の雰囲気そのままでした。
ひとときノスタルジーに浸りたいならおすすめです。

行きこそ特急を使いましたが(特急券210円のみプラス)、帰りはのんびり各駅で帰りましたので、今日の交通費は210円で済みました。
富山市に戻っても同じ切符を使って、地鉄のバスなり電車で自宅近くまで帰ることができるからです。

街に出て飲むのもいいのですが、ほとんど財布の中身を気にせずに一日過ごせる今日のような日がもっとあってもいいでしょう。
お声のかかるままフラフラと街に出る生活にはそろそろケジメを付け、今年は実のあるオフをもっと増やせるように努力したいと思っています。

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