blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

10月を振り返って

2015-10-31 23:06:48 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
新しい環境での生活が始まる月で、諸々の手続きなどもあり何かと落ち着かなかったのは確かだが、あっという間だったという感覚はあまりない。
休養していた時期と違って、毎日が規則正しく過ぎること、とりあえず日中は寝ないで仕事や遊びや自宅の整頓などに使ってきたことで、単純に一日一日が長く感じられ、特に後半は時間の経過が緩やかに思えたほどである。

仕事に関しては思いのほか順調に滑り出しができた。
長々と休んでいたので体力的な心配はあったがそれも何とかクリアできている。
仕事の内容は、扱うものに違いはあっても確認や取り扱いの基本は同じだから、やり方などの細かい部分を除いては理解が早くできた。
この1ヶ月の間、個性的なメンバーが多い中でも話せる人も増えたし、あとは仕事のスピードや精度を上げていくことができれば部署の一員として機能していける希望が出てきた。
少なくとも数カ月で疲れ果てるようなことは今のところは考えられないから、いい環境が与えられたものだ。
やはり毎日の仕事は最低限「苦ではない」ことが大事だと改めて感じている。
富山でのつらい出来事を無駄にしないためには、ただただ今の環境で誠実に毎日を積み上げるよりない。
仕事ができる幸せを感じながら日々を乗り越えたい。

最近ずっと書いてきたが、ついに10月は雨に遭わなかった。
北陸よりは天候のよい地域とは言っても、これだけ快晴が続くと変化に乏しくて気味が悪くなるくらいであった。
晴れて困ることは何もないのに気持ち悪いというのだから、つくづく人間というものはぜいたくにできているものだ。

ここ最近の休日は、近場をクルマでウロウロすることに加え、JRの便利なきっぷを使って少し遠いところにも行った。
まだまだ詳しい交通事情までは分からず、一発で目的地まで行けないこともままあるが、もともと地図が愛読書代わりの私だから、少しずつ勉強してイザというときは他人を案内できるくらいに早くなりたいと思う。
道を覚えたら次は買い物スポットや飲食店を覚えたい。
慌ただしかった月の最後、自分へのご褒美に駅前の飲み屋に初めて出ることも考えたが、あれこれ雑用していて時間を食ったので出られなかった。
11月こそは、馴染みの飲み屋の一つも作って、仕事が終わってからの世界も広げていきたい。

2015年もあと2ヶ月、9月までの苦労を吹き飛ばすくらいに公私ともども活躍して、笑顔で終われる年にしたい。
それができたら、2016年が明るいものになることは間違いがないのである。

雨降らず PART2

2015-10-28 20:23:22 | 日記
もう10月も終わろうとしている。
東海地方はおしなべて気温は高かった。
25度を超える日が一週間以上続くなど、10月の後半としてはかなり珍しいとのことだ。
当然ながら天気のほうはずっと良く、当地に来てから自転車を使えずやむなく徒歩通勤になったことはまだ一度もない。
雨の日は何時に自宅を出ればいいのか、少しでも雨が降ってくれれば実験できるものが10月はその機会がないまま過ぎそうである。

ただ、今日の朝は道路や住まいの通路が湿っていたので、夜の間にひと雨あったものと思う。
雨が降ったことそのものは喜ばなくてはいけないことだと思うが、出勤時間にはすっかり雲ひとつない青空になっていた。
11月ともなれば最高気温も20度を切ってくるようなことは天気予報では言うものの、今後の週間予報では傘マークが見えてこない。
北陸よりは間違いなく寒い時期の降水量は少ない地域とはいえ、ここまで晴れが続くと気持ち悪いくらいだ。

月末日には月の振り返りがあるからその時にも書くかもしれないが、10月は仕事や生活や土地に慣れることをまず考えたので、この月末近い時期になってようやく自宅のインフラが整いつつある。
ライフライン関係は会社や業者さんの尽力もあって問題はなかったが、テレビやネットを以前の状態に戻すのに思いのほか時間がかかった。
住まい選びの際は間取りや広さはもちろん会社や最寄駅への距離を最優先にしたこともあるので仕方がないが、BSアンテナのない物件なので地上波が多い地域とはいえやや物足りなかった。
新たにアンテナを買い込み、110度CS(スカパー)にも申し込みしてようやくテレビは整った。
ネットのほうは前のところのように最初から使い放題ではなかったので、いろいろ検討して簡便なある方法に落ち着いた。
借り物に大掛かりな工事をするのは何より気が進まなかった。
近日中には「思う存分」の環境がようやく戻ってくる。
しばらくスマホからのテザリング頼みという不自由な環境だったことで、通信制限というのは精神的にあまりよろしくないものだと知った。

10月は地元の道を覚えるのも兼ねて近場をクルマで探索することはあったが、先週末にようやく遠出ができた。
写真のきっぷを使っての伊勢方面への旅だ。
どの方面に行っても2570円分の元はすぐに取れるだろうが、今回は伊勢神宮にお参りして最終的には鳥羽駅まで足を伸ばしたから5000円以上分は余裕で乗っていることになる。
また、このきっぷはエリアがかなり広く、特急に乗りたい時は特急券を買い足すだけでOKなのもありがたい。
土曜と休日、年末年始しか乗れないが、一年中発売しているきっぷだから、何度もお世話になることだろう。

寒い季節にはまだ早く、休日は近隣の見どころに多く足を運ぶ時間にしていきたい。
なじみの飲み屋さん作りなどは寒い季節になってからでも遅くはないのである。

フォークリフトに乗りたい!!PART2

2015-10-21 19:12:20 | 日記
PART1をいつ書いたか忘れてしまった。
たぶん今の土地に来る前だったと思うので、現場仕事に復帰することが決まってまた以前のように「乗り回す」(?)ことができるのが待ち遠しかった。
実際に出勤初日に確かめてみたら、室内用室外用合わせて3台を使用していることが分かった。
いよいよ、という思いがしてテンションが上がったものである。

当然ながら各人にはそれぞれの仕事があり、それぞれのリフトを「愛車」にしてしまっている状況は見て取れた。
来たばかりの人間に簡単には回ってこないというのは当たり前といえばそうである。
それでも、例えば朝一番で荷物が入り偉い人は朝礼に出ていて不在、などという時がチャンスなので練習がてら乗ってみた。
しばらくブランクはあったというものの、体に染み付いているものはそうはやすやすとは抜けないもので、久々の恐怖感を感じつつ無難に役割を果たすことができた。
新入りだからと尻込みしていてやる気を疑われる方がよほど怖い。
おずおずとでもいいからどこにでも顔を出すくらいでありたい。

さて、これまでの間に室内用の2台は触る機会があって自分なりにも感覚をつかんだつもりだが、今日は室外用のリフトに初めて触ることになった。
富山での室外用はガソリン式で3ペダルだから慣れは必要で、ツメを上げる時には若干吹かしながらという繊細な操作もあった。
今の職場にあるものはバッテリー式なのでペダルは2つしかなく操作も簡単で、乗ってみればすぐになじむことができた。
免許があるのだから私が動かしても何の問題もないはずだが、動かすのに何の断りも入れてはいなかったので中にはけげんそうな顔をする人もあった。
おとがめは受けることはなく、とりあえず場内にあるものはこれですべて動かしたので第一段階としてはOKだ。
今はまだ職場にいること自体に緊張があるからいいが、もう少しして慣れてきた頃がたぶんいちばん危ないと思う。
大切な製品を運ぶのだから、あわてず急がず慎重に、の気持ちは忘れずにいきたい。

さすがに富山の頃のように4トントラックで職場の敷地の外へ出るような場面はないと思われ、当面は乗り物といえばフォークリフトということになる。
他人に任せるべき時は任せなくてはいけないが、乗らないと腕が錆びるのはどんな乗り物でも同じだ。
極端な若手1名を除いては私の年齢でもまだ若い方、そんなベテランぞろいの部署にあっても無駄な遠慮は必要ない。
役割を果たすことが前提とはいえ、運転というのは純粋に楽しいものだし、気分転換にはもってこいだ。
ほうっておいたら乗る、というくらいのイメージを今のうちに作っておくくらいに思っておけば、職場が今よりももっと過ごしやすくなっていくのかもしれない。

雨降らず

2015-10-19 19:41:16 | 日記
昨日twitterから入れた短い投稿にも書いたが、10月に入って雨にまったくあっていない。
日本海側から太平洋側に来たからということでもなく、実家に聞いてもずっと天気はいいらしい。
愛知に来れば地域のニュースは当然ながら名古屋中心だが、東海北陸というくくりで富山の天気も一緒に伝えられ、やはりしばらくは晴れるようだ。
「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉がある北陸にして、ほぼ半月晴れが続くのは珍しい。

そんなわけで、新しい環境に来てから自転車で行けなかった日がまだない。
知らない土地なので職場の近くというのはまず頭にはあり、歩きでも15分程度だろうが、自転車なら5分なのでなお楽である。
いずれ雨が降る日が来ても心配するようなことは何もないが、あまりにも好天が続くので、それが当たり前になりそうな感じがしてならないくらいにここまでは恵まれている。

仕事そのものは、長らく倉庫にいた経験が生きてすんなりと入れている。
以前と違って工場の倉庫だから勝手の違うところはあるものの、モノを見るとか扱うとかの基本は同じだ。
周囲にも幸い恵まれ、意図して攻撃のための攻撃を仕掛けるような輩はいない。
仲良くなるまでには時間はかかるとしても、今はそこが優先ではない。
日に一つでも蓄積できれば現段階では十分だ。

先週末はこちらでは初めての自由な土日だった。
近場をぐるぐる回ったり、思い立って名古屋港方面にも出かけたりした。
初めての道を走るのは楽しいが、緊張もするから昨日あたりは自宅に着いてからすぐに眠りこけてしまった。

公私ともども少しずつでも慣れていけば、いずれ新しい世界を広げていく気持ちにもなれるだろう。
せっかくの新しい環境なのだから、生かさなくてはもったいないというものだ。



落ち着いた

2015-10-13 19:16:17 | 日記
この半月の間に、富山と愛知を三往復した。
一度目は住まい探し、二度目は引っ越し、三度目は富山では最後の通院と旧の住まいの明け渡しであった。
これで行ったり来たりがなくなって、気分はようやく落ち着いた。
小欄に手を付けているひまは正直なかったが、久しぶりに更新できる。
こちらも早くいつものペースを取り戻したい。

当たり前の話だが、富山を離れる直前がいちばん寂しかった。
人間関係がバッサリ切れてしまうわけではないにしても、どうやっても会う回数は少なくなる。
距離的に遠くなっていくものばかりが気になる一方、行き先ではどんな出会いがあるか分からない時期が最もつらいのは誰でも同じだろう。

新しい環境での仕事は既に始まり、幸い周囲にも恵まれている。
現場で汗をかくほうが自分にはやはりいい。
長い休養の後という不安はあったが体力的にも問題はないし、手順をしっかり踏んで冷静にやっていれば役割は果たせるから、気持ちが追い詰められることもないだろう。
時間はかかっても、日々を誠実に重ねていって、会社に少しずつでも恩返しをしていきたい。

仕事に、環境に、土地に早く慣れて、公私ともに楽しく過ごしていけたなら、ここ一年のつらい経験もムダにはならないことになる。
仕事ができることは決して当たり前ではない。
そこには重々感謝しながら、あまりカリカリしないで心穏やかにいきたいものだ。