blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月を振り返って

2008-08-31 22:26:41 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
この書き出しはすでにおなじみだが、お約束の時代劇と思ってご容赦願いたい。

今月は、中旬から筆が止まって、ずいぶん記事が少なかった。
記事が更新されない中でも多数のご訪問をいただき感謝申し上げたい。
特に、ダーリングのHP経由で毎日2人か3人来てもらっており、管理人様には重ねて御礼したいと思う。

その中旬には、家族に悲しい出来事があった。
故人が若かったこともあり、その無念と、残された者の今後の苦労を思うと、言葉では言い表せない気持ちになる。
試練というにはあまりにも残酷、まさか自分の愛する家族にこのような運命が待っていようとは思いもしなかった。
こんな状況で、私など、本当に何の役にも立たないのがつらい。
当事者にはたった一言、「あなたは胸を張って生きろ」としか今は言えない。

人間の命など、いつどうなるかは本当に分からない。
今回は突然の事態であったので、なおさらその思いを強くする。
とにかく、今まだ命を与えられている者は、1日1日を悔いなく精一杯生きることだ。
神様がここまでと決めたところまで生きるのが人間の義務である。
どんなに今が格好悪くても、どんなに今がつらくても、生きていればいつか必ず光のある所に行ける。

毎月書くことは同じだが、9月が実りの多いものになることを祈っている。

国際映像雑感

2008-08-27 22:35:14 | 日記
久しぶりに更新する。
そろそろ書かないと怒られそうというのもあるが、しばらくは書く気にならなかったというのが本音だ。
そのあたりのことは、月末の振り返りで触れようと思う。

北京五輪も終わってTVも普通の編成になると何となく寂しい感じである。
ともかく、各国が本気で狙ってくる五輪の「すごさ」をいろいろな競技で感じた。
バレーボールあたりは、世界との差は開く一方、まるで大人と子供のようである。

さて、国際映像については先日触れたが、民放の中継では、大会が進むにつれ元の映像に細工が施されるようになった。
分かりやすいところで言えば、野球のボールカウントが「1 1 0」と出ていれば、「1ボール1ストライクノーアウト」である。
国際映像ではこれ以上の表示はないが、補足的に「B S O」というスーパーが出るようになった。
日本のテレビ局が付け加えているものである。

こういった表示は、テレビ局の「親切」というよりは、国際映像だけだと「分からない」と言ってテレビ局に文句を言う人間がいるのだろう。
大会も後半になると、元の映像にすっぽり日本語のスーパーをかぶせるような放送が目立って見苦しかった。

だいぶ前には、親切すぎる放送は視聴者のためにならないと書いた。
国際映像ごときが分からなくて文句を言う人間がいるのは、日本のテレビが日頃いかに「至れり尽くせり」で放送しているかということにもなる。

クルマに例えれば、日本のクルマは優秀でめったに壊れないが、壊れないから使っているほうはクルマに無知でも用が足りる。
どこの国とは言わないが、しょっちゅう壊れる外国車に乗っていると、逆にメンテに気を使うようになる。

素っ気無くて不親切にも思える国際映像だが、何かの勉強の足しになると思えば文句を言うまでにはあたらない。
分からないから楽しめないのではなく、分からなかったら分かる努力をすればよい。
見るほうがテレビに甘えていては、いつまでたってもテレビにナメられるだけであろう。

お詫び

2008-08-20 10:11:33 | 日記
ずいぶん更新が空いてしまいました。
また、この間も多くの訪問をいただきありがとうございます。

身辺がバタバタしており、本格再開にはいま少しお時間をいただきます。
よろしくお願いします。

タテ・ロック・フェス

2008-08-13 21:49:28 | 音楽
魚津市のミラージュランドという遊園地で、題名の音楽イベントがあった。
今日の今日まで「タテ」は「縦ノリ」の略だと思っていたが、「立山」の略ということを知った。
今日からお盆休みという人も多いのか、特に海水プールは家族連れで賑わっていた。

なぜか会場でお酒が飲みたい気分だったので、自宅から歩いていくことにした。
時間にして25分ほどだったが、昼過ぎの日差しもある中、半分後悔しながら歩いた。
車ならあっという間の距離にあるが、たまに変わったことをすると本当にそのありがたさが分かる。

私が知っているバンドでは、みゃーらくモンスターズの出番には間に合わず、ダーリングストーンズは3時半ごろということで時間があった。
テントの中にいても暑いので、園の休憩所に行ってお酒を飲んだ。
約1年ぶりに来たが、プール以外は人もまばらで、遊具の係員もヒマそうにしていた。
去年はここでイベントに出たが、今年は出ない。
もう役所がらみの催しには出たくないのが本音だ。

ほかのバンドは適当に見て、ダーリングストーンズの出番になったが、いつものようにカメラ係を頼まれた。
ここのところは当たり前のようにカメラ係をしているが、撮影の腕が上がっていると持ち上げられていい気になってやっている。
地元のケーブルTVのカメラが来ていたので、そいつよりはいい画を撮ろうと思った。
今回はステージの後ろから狙ったショットもある。
いずれダーリングのHPにもアップされるだろう。

催しの終わるのを待ったかのように激しい雨が降ってきた。
しばらく身動きが取れなくなり、やんでからはテントの片付けなどを手伝う流れになった。
一段落ついて、みゃーらくとダーリングの皆さんが集まったところで私は帰ることにした。
車で送ってもらうのも遠慮して、唐突に見えたかもしれないが、自分の仕事は終わったのであれでよかったと思う。
あの中に私がいても話せることはないのである。
もともと「ウダウダ」するのがあまり好きではないのもある。

また明日は仕事だが、店のことは忘れてリフレッシュできた。
お客さんは多いだろうか。

サザンと谷選手

2008-08-12 23:29:10 | 日記
北京五輪の谷亮子選手は残念ながら銅メダルとなったが、試合後「主婦がしたい」と発言し、これが引退報道の引き金となった。
正式にはまだ進退は未定のようだが、5大会連続メダルを取った選手などそうはいない。
まだ10代の頃から世間の注目を浴び続け、長きに渡りモチベーションを絶やすことなく、大衆の無責任な期待にもこたえて結果を出してきた選手が、そう発言したところで責められるものではない。

今回は、勝ち上がりから試合運びがずいぶん慎重な印象を受けたので、もはや全盛期の力はなかったのかもしれない。
それも、出産・子育てのブランクを経てだから致し方ない。
力が落ちていて国内選考会で負けても、過去の圧倒的な実績があるので代表に選ばれてしまう。
そのことに対する苦悩もあったことはいくつかの報道で知った。

6日に出たサザンオールスターズの新曲を昨日買った。
デビューから30年を経て、歌詞に並ぶのは「感謝」の言葉である。
よくよく読んでいくと、私にはこれがやはり「最後」のシングルに思えてくる。

アルバム「kamakura」以後のサザンは、作品の発表サイクルも長くなり、けっこう社会的というか重いテーマを扱った曲も多くなった。
しかしながら、大多数の人間がサザンに抱くイメージといえば、「夏」や「湘南」や「学生バンドのような」といったもので変わらなかったのではないか。
曲でいえば、シンドバッドであり、エリーであり、チャコであり、といったところか。

来年からはサザンは無期限の休業に入る。
リーダーの桑田さんにしてみれば、「キラーストリート」でサザンとしての表現を出し切ったあとでまたサザンの看板を背負う気にはならなかったのだろうと思う。
「明るく楽しいサザンオールスターズ」をやることに疲れたのだとしたら、私を含めたファンはずいぶん身勝手な期待をしてきたのだと思い知る。

今年は「1つの時代の終わり」を多く目撃する年になりそうだ。

五輪

2008-08-10 22:59:23 | 日記
8日から北京五輪が始まったが、個人的な盛り上がりはあまりない。
では見ないかというとそうではなく、何だかんだで今もTVがついている。

私は五輪に限らず、国際映像が好きである。
これさえあれば、観戦に困ることはない。
日本式の至れり尽くせりの放送スタイルに慣れた人は素っ気無く感じるかもしれないが、私にはこれがちょうどいい。
すべて英語だが難しい表現もない。
中国をはじめアジア人の英語表記は正直読めないが、「アルファベットではこんなふうに書くのか」と知るだけでも楽しめる。

少なくともNHKなら、国際映像をそのまま放送してくれる。
これが民放になると、画面右上のほうにいつも余計な文句が書いてある。
「植田JAPAN16年ぶりの五輪」などというのは分かりきっていることで、わざわざ書かれたところでどうでもよい。
過剰な演出はもう見飽きている。

実況のほうは、各局の精鋭アナの声が聞けるのが楽しい。
NHKが中心だが、バレーボールはフジの竹下陽平アナである。
竹下アナはCS739の「バボChannel」でMCをしている。
国内リーグから丹念に取材しているだけに選手のことはよく知っているだろう。
熱すぎない実況スタイルもよい。
絶叫調のアナは、勢いだけであまり勉強していないのは、聞いていてすぐ分かるのである。

解説者の方もいろいろいて楽しい。
以前、アナウンサーにしゃべらせないほど興奮するバスケットボールの解説者がいた。
当時の共同石油の中村監督だったかと思うが、私が高校生の頃だからソウル五輪だろう。
誰かがクラスでネタに使っていたほどであった。
基本的には、熱すぎず選手に優しい解説が聞きやすいが、変な(?)人を探すのもまた楽しい。

TVでは今「オグシオ」が苦戦している。
かつての私の本職(?)だけに気が気でないが、すでに結果は出ているだろう。
大会前からマスコミ対応を一手に引き受けてきた彼女達ではあったが・・・。

デジタルTVを買う余裕はないので、右上に「アナログ」と出ている画面で今回の五輪を楽しむことになりそうだ。
次の五輪ではもうTVのデジタル化が完了している。

一日仕事

2008-08-07 21:59:45 | 日記
今日は朝から仕事に出て、閉店までいた。
めったにないことだが、どうしても人繰りがつかないときに「一日シフト」で10時前から夜の8時過ぎまで働く。
休憩は1時間しかなく、さすがに疲れた。

通算で2年半ほどいる職場だが、行くのがイヤだなと思ったことはほとんどない。
忙しい日はそれなりに大変だが、基本的には明日に引っ張らない仕事なので、その日その日を精一杯やればよい。
何といっても、メンバーに恵まれて楽しく仕事できているのが一番である。
人がずいぶん入れ替わって、開店当時を知るメンバーは私を含めて3人だけ。
あとの3人は今年になってから入ったが、すでに店にすっかりなじんでフレンドリーな雰囲気で働いている。

この店で働き続けてキチンと暮らしていけるなら、ずっとやめないでいたいと思う。
それがなかなか難しいのでいろいろ焦るわけだが、環境を変えたところで今のようにいい気持ちで日々を過ごせる保障はない。
なかなか次のご縁に恵まれないのは、今の環境を大事にするように、という何かの知らせかもしれない。
それなら、空いている午前を使って何かできないかなど、新たな考え方も必要になってくるだろう。
何か資格の取得に向けて勉強、というのも手だ。

とにかく焦らず、しかし一日一歩でも前に進むような生き方でありたい。

海へ

2008-08-04 20:42:19 | 休日
月曜の休日というのは、不思議な感じがする。
ラジオなどで1週間の始まりなどと言っているのは、あまり曜日の関係ない仕事の人間にはどうでもいいくだりである。
世の中の労働者の大部分がサラリーマンだから、これは仕方がない。

平日の休みというのはイベントなどとは合いにくいが、道路や商店は混んでいないのでありがたい。
今日は思いついて、富山県の東の端にある宮崎海岸を目指した。

国道8号線を東へ走っていくと、左側には海が、右側には険しい山が見えてくる。
トンネルを2つ越えると、朝日町の宮崎地区に出る。
道路と並行してJRの線路も通っており、快適なドライブコースだ。
名物の「たら汁」を食べさせる店も多い。

国道を左に折れ、JR越中宮崎駅の前で一服。
閑散区間の小さな駅だが、運良く列車の到着を見ることができた。
逆方向からは特急「はくたか」が130km/h目いっぱい出して通過していった。
このあたりは、北陸新幹線が開通後は、あるいは存続もどうかという話も聞いたことがある。
いずれはっきりするとは思うが、地元の足でもあり、何とか残してもらいたいものだ。

海岸まで車を運んでみた。
1日500円と書いた駐車場があったが、タダでとめてもよさそうな感じがした。
水際まで歩いてみたが、平日の昼間、人影はまばらであった。
なぜか海辺に来ると石を投げたくなるのはどういうことか。
実は、石の海岸というのは全国的にもあまり多くないらしい。

宮崎海岸のみならず、新潟県境を越えたところにある市振や親不知などこのあたりの海にはよく行った。
父親は海が好きだし、夏の休日といえば海が定番だった。
おかげで泳ぐのはわりあい早く覚えたと思う。
外海は水もきれいで、もぐってもとても気持ちよかった。

ここ最近は休日というとお金を使う方向に流れていたが、ほんの数時間、あまりお金を使わずノンビリとできた。
取った取られたの世界も楽しいが、たまにはこういう過ごし方もいい。

花火大会

2008-08-02 21:50:04 | 日記
今日の夜は、魚津市の花火大会であった。
仕事場からも、建物の間からわずかに見えた。
かなり距離はあるので、音は遅れてついてきた。

もともと魚津市の夏祭りは、8月の7日~9日に決まっていた。
花火は中日の8日でずっと来ていたが、去年から「8月の第1金曜~日曜」という日程に変わったので、今年は2日ということになった。
なるべく多くの観光客を呼ぼうという意図があってこうなっているが、概算でも人出の数字を知りたいものだ。
時間があったら調べてみてもいい。

魚津の花火のいいところは、間延びがしないことである。
時間は正味40分ほどだが、少し上がってシーン、ということがない。
近隣の花火と比較してもこれは胸を張れる。
海上というのも、この土地ならではだろう。

店では、おそらくは今日の祭りのためにと、浴衣を買いに来るお客さんがいた。
この時期はもう在庫も少なくなっていて迷惑をかける結果となった。
来年はもっと前もって買いに来ることをすすめたい。

祭りは明日までだが、仕事があるので見ることができない。
地元のケーブルが後でくさるほど再放送してくれるので、まあいいかといったところだ。
こういうものは、ぜひ廃れずに残していってほしいと思う。