blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

9月を振り返って

2011-09-30 20:37:12 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
フトコロ具合こそ厳しいものの、公私共に充実の度合いが上がってきた手ごたえを感じる。
2011年もあと3ヶ月、その間には誕生月もあり、さらに人間的にレベルアップしていきたいものだ。

9月分の本欄を読み返せば、同期入社のM氏の仕事ぶりを言い募る内容がかなり多くなった。
これまで同じ館内でもセクションが違っていたので日頃のことは観察できなかったが、8月に同じセクションに来てからというもの、毎日の動きがつぶさに見えるようになり本人の意識の低さが浮き彫りになってきた。
新しいセクションに来たからにはそこで必要な技術を身につけなくてはならないが、「学ぶ」とか「盗む」姿勢がまったく見えない。
失敗してもいいから自動倉庫近辺の仕事に「突っ込んで」きてほしいと周囲は思っているのだが、楽なほう楽なほうへと逃げてしまう。
現場仕事とはいっても製品は貴重品とも呼べるもの、ある程度は細やかな神経が必要になるが、あまりに雑な性格もあって周囲は怖くて何も任せられない現状がある。
わが社の某役員の紹介で入ってきたとは言っても、イザという時その人が守ってくれるわけではない。
心のどこかに寄りかかるような気持ちが少しでもあるなら即刻改めてほしい。

かくいう私は最近は仕事場に行くのが楽しくて仕方がない。
入庫受付の親方格であるTS氏をみんなで「いじる」のが毎日の定番になっている。
一見頑固オヤジ的で当初はとっつきにくい感じがしたものだが、見た目に似合わない茶目っ気があって、いじられるのがマンザラではないふしもある。
氏の性格はドラえもんで言うところの「ジャイアン」そのもので、けっこう自分勝手な言動も多い。
それだけだったら総スカンだが、言うだけのことは自分でしっかりとこなすし、ものの言い方はヤンチャでも言葉の裏の情(じょう)は感じることができるから、私自身もイヤだと思うことはないのである。

プライベートのハイライトはやはり愛車のATオイルの交換である。
どれだけ丁寧に乗っても毎日のようにエラーを出してくるATにはかなりストレスをためてきた。
繊細すぎて不安定になりやすいATそのものの特徴はあるにしても、ATオイルがこれまで無交換だったことのほうが大きな原因に思えたので対策を打つことにした。
調べるうちに、純正のATFの熱に対する脆弱さなどが分かってきたので、国産で熱に強くネット上でも評判のいいATFに入れ換えてもらうことにした。
遠出のうえにコストもかかったが、手を打ったかいがあって今は暖機さえしっかりしてやればほぼ心配はない。
もともと乗っていて楽しいクルマがより楽しくなっていくことを信じている。

10月に入るとわが社も決算をにらんであわただしくなってくる。
いつも書くことだが、とにかく体をキチンと管理してなるべく休まないで乗り切りたい。
プライベートは、なかなか財政が厳しい中ではあるが、心に従っていい意味でガマンしないで過ごせたらよい。
ワクワクした気持ちで何かをやっていると、不思議と素敵な偶然に恵まれたりする。
今年の残りは心に笑顔を忘れることなくいきたいと思うし、目に見える形での「福」が付いてくればなお良いだろう。

健康診断

2011-09-29 20:32:27 | 日記
一年に一度の健康診断が職場であった。
私は診断日現在で「節目年齢」ということで、人生で初めて胃の検査を受けることになっていた。
通常のメニューを終えた後に検査を行う車に入り、ゆるいズボンに着替えてしばらく待った。
私の直前に職場のKA氏が検査を受けていたが、何やら奥のほうでは大掛かりな機械がグルグルと回っている。
何しろ初めてだけに一抹の不安を感じているうちに自分の番が来た。

バリウムは思っていたほど飲みにくいということはなく、ほどなく検査が始まった。
グルグル回る機械というのは検査台のことで、水平から垂直までけっこう柔軟な形で動く。
宇宙飛行士の訓練もかくやと思わせるものがあったが、機械が動いている間も自分の体勢を変えたり息を吸ったり吐いたり止めたりと忙しいことこの上なかった。
いろいろな角度から見る必要があるとはいえ、知らない人が見たら何ともアクロバティックな検査に思えないこともない。

バリウムは便秘を招きやすいということで、無愛想な女の看護士さんから下剤を渡された。
検査後すぐに大量の水と一緒に飲めと書いてあったから、もう始まっていた仕事をよそに500mlペットに満タンにしていた水を全部使って流し込んだ。
どうやら私の体では下剤2錠は効果が大きすぎたようで、ものの数十分後の仕事中にだんだんおなかが痛くなってきた。
仕事を中断することなく休み時間まで持ちこたえたのはよかったが、つくづく医者が出すクスリというのは強烈なものだと実感した。

昨年と変わったところといえば、血圧の上が100を切ったことである。
看護士さんが「低いですね・・・」と言ったのは、単純にそう言っただけなのか数値として問題あるレベルだったからなのか分からない。
100を切って喜ぶのはサラリーマンどうしのゴルフだが、血圧が100を切って喜んでいいものか判然としない。
単純に考えれば、心臓が小さな負荷であまり小さくはない私の体にキチンと血を回してくれているのだから現状は「効率のいい体」という解釈は成り立つが、人並み外れて低いことに何か問題があるのなら話は別だ。
後日配られる検査結果に何かあれば書いてあるだろうからそれに従うことにしよう。

入社以来の「連続フルイニング出場」も継続中であり、「休まない」ことを張り合いにして日々の体調管理に努めたいと思う。

立派な戦力 ⇔ お荷物

2011-09-28 20:23:06 | 日記
わが自動倉庫エリアの「年長組」(?)であるTK氏だが、最近は電動フォークリフトに乗る機会が増えている。
製品の乗っていない空パレットを運ぶばかりだった段階はもう卒業している。
ある日には、私が自動倉庫に張り付けになっている時間帯に入荷があったので、実際に製品がたんまり乗ったパレットを運んでもらった。
空であっても何かが乗っていても基本は同じだが、製品が満載になっていればおそらくは数十万円~数百万円分を運ぶことになる。
しかしそこでおじけづく氏ではなく、私がそばに付けない状況ながら慎重に無難にこなしてくれた。
少なくはない枚数が一段落して「お疲れ様でした」と声をかけると、ホッとした表情ながらも小さくガッツポーズが出るなど本人としてもやり切った嬉しさがあったようだ。

夏の終わりに部署内で配置換えがあって、自動倉庫作業そのものと電動リフトに乗れる戦力が一名分ダウンしていた状況から、リフトに関しては一人立派な戦力が新しくできて心強い限りである。
親方格であるTS氏は製造工場からの搬送業務のためしょっちゅう倉庫を空けるので、文字通り貴重な貴重な一名となっている。

TK氏は仕事に関してはとにかく前向きで、TS氏のヤンチャぎみの指導にもめげず何とか運転を身に付けようという強い意志を感じることができる。
リフト以外の仕事においても、周囲の状況を見て自分の役割を認識してすすんで動くことができる。
長らく体に痛いところを抱えながらもそうやって働く姿にはお世辞ではなく胸を打たれる。
職場体験に来る中学生の指導を毎回任されるのも、教えるということを面倒がらずにかつ丁寧に接しているからだ。

あとは現在3人ローテという負担の大きい状態の自動倉庫作業であるが、別個に一人戦力が増えて4人ローテで回っていくなら体力的にもかなり楽になる。
しかし、いくら前向きなTK氏といえども腰に負担がかかる自動倉庫作業はさすがに酷である。
そこで本来は配置換えでやってきたM氏を加える計画であったものが、配置換えから二ヶ月になろうとしている現在も上からのゴーサインが出ない。
以前から書いている通り、注意力散漫でミスの危険が大きいM氏だから、とても任せることができないという状態だ。
自動倉庫を任せられないから仕方なく個装ピッキング中心の仕事になっているが、本人から「個装を任せられている」という空気が出てしまっているのが情けない。
やがてお荷物に近い状況にあることがまだ理解されていないようだ。

2010年度入社の同志として私も言うことは言ってきたが本人は逃げ回るばかりでさしたる改善はなく、ここ最近はマトモに話す気が起こらない。
仕事場で出会っているのだから仕事上の協力関係ができてようやく休み時間にもバカ話ができる。
社歴も浅く立場も低い現状で自分からすすんで仕事に向かっていかない人とただただバカ話だけする気にはなれない。

私を見習えとは言わない。
ここ数週間のTK氏の姿を見て何を感じるか。
感じるものが何もなければ、できる仕事がまったく増えない。
周囲からはことごとく厳しい目で見られ、ちょっとしたことでブチブチ言われるハメになる。
そうやって毎日が楽しくなくなる悪循環となれば、時間とともに抜け出すのは難しくなってくる。

私に遠ざけられ周囲の信頼も落ちている現状をどうするかはすべて本人しだいだ。
日々の動き方しだいで、状況はいくらでも変えることができる。
「明日なきわが身」の意識を持てるかどうか。
M氏の未来はその一点にかかっている。

中学生がやってきた!

2011-09-26 21:16:13 | 日記
今朝は地元滑川市の中学校から4名の生徒さんが「14歳の挑戦」という職場体験カリキュラムに則ってやってきた。
今週の5日間、毎日わが職場に来ていろいろな仕事を経験していく。
昨年もちょうど今頃の実施だったような気がするが、もう1年経ったとは早いものだ。
一年前は、一度だけ生徒たちの様子を見に来た若い女の先生のほうが気になっていたものだが今年はどうだろう。

生徒さんたちは主に個装のピッキングや梱包のほうをやっていたので、自動倉庫の担当日だった私は彼らとはあまり接しなかった。
わずかに午後一番、リーダーのIW氏が4人を連れて十数分ほど自動倉庫に来て説明していた。
私は普段通りのことをやりながら説明を聞いていたが、今日が初日の生徒さんにとって専門用語を多用するIW氏の説明は分かりにくかったかもしれない。
仕事場というところが初めてでなおかつ中学生なのだから、自分だったらもう少し噛み砕いた表現を使うなり彼らにも分かるような例え話でも交えながら適度にゆるい感じで進めたいと考える。

昨年のある日は午前の一時間ほどを使ってわが社の取扱製品そのものについての基本知識を中学生と同席して座学でやった。
当時は私自身も入社から日がごく浅かったので、私も一人の生徒として話を聞いた。
講師は営業経験の長いTK氏で、分かりやすい説明に加え、氏の性格から時おり笑いも出る和やかな時間となった。
氏は、今回のような機会ではいつも箱詰めの先生役にもなっている。
仕事に関しては決して上からモノを言わないタイプだけに、生徒さんたちもややリラックスしてやれていたようだ。

自分が覚えている仕事を自分でこなしていく能力と、それを特に今回のような完全なる他人に教え伝える能力というのはまったくの別物である。
もちろんしっかりしたベースがあってはじめて他人に教えることができるのだが、押し付けがましくならずに理解されやすい形で伝えるのが難しい。
私が見る限りでは、プレイヤーとして優秀な人ほど教えることは不得手だ。
教えられるほうのレベルに自分から下りていけないから話そのものが難しくなり、聞くほうは理解しにくいから不満がたまる。
自分の下に付く人間がことごとく辞めていく上司を私も何人か見てきたが、いくらプレイヤーとして優秀でもこれではマネージャーとしては失格だ。

まっさらの中学生に教えるという状況の中で、今日一日だけで教えることが上手な人下手な人が何となく見えたのは興味深かった。
自分も何かを教える状況が今週あるかもしれないが、ともかく分かりやすく伝えられるように努力はしてみたいと思う。

前に出て正解!

2011-09-25 20:49:40 | プジョー
楽天イーグルス・星野監督の著書の一つに「迷ったときは、前に出ろ!」というのがある。
これにならうわけではないが、何かをやるかやらないか迷ったときは「やる」ほうを選択すると後悔は少ない。
やって失敗もするだろうが、やらなければ成果にはつながらない。

この3連休は、金曜と土曜、泊りがけで県外に出ていた。
愛車プジョー206のATF交換をやってくれるプロショップに行くためである。
私のもとに来て半年、AL4と呼ばれる4速ATの不安定さが唯一にして大きな悩みであったから、対策としてのATF交換は急務であった。
しかし地元のディーラーに相談したところで、メーカーが無交換を推奨している以上「やりたくない」のがバレバレであった。
販売店としては全国でも優秀でメンバーもいい人ばかりだが、ことATの話となると途端に歯切れが悪くなるのが見ていて分かった。

作業のほうはAというお店にお願いし、純正のエッソから国産のJというメーカーのものに換えることにした。
しかしATというのは国産・輸入車問わず非常にデリケートなものなので、M社長のアドバイスに従い全量交換は避け半量ということにした。
メカニックの考え方により全量交換を請け負うプロショップもあるが、M社長からするとそれはバクチ的ということだった。

実際に取扱説明書には「無交換でよい」となっているATFだが、欧州に比べてかなり過酷な日本の交通事情ではそれはナンセンスと以前書いた。
お願いして取り出した後の古いATFを撮影させてもらい、画像にはそれを載せた。
純正の「LT-71141」の新油はオレンジに近い色をしているのだが、予想通り真っ黒けの状態で出てきた。
ここまで汚れていてなおずっと交換しなくていいとはとても思えない。

新しいATFを入れてからは、課題の低速域での動きがかなりスムーズになり、運転中のストレスが軽減された。
半分換えただけの今は対策としては第一段階に過ぎず、しばらくは全くのトラブルフリーというわけにもいかないだろうが、1回目ですでに体感できる改善があったので、半年くらいのスパンを置いて2回目をやればかなり万全に近くなるだろう。

遠出してお金もかけてまで対策を打ちに行ったのも、やはり毎日使うものであることに加え、純粋に今のクルマが好きだからというのが理由である。
対策をしなくても走ることはできるのだが、毎日右足の付け根が張るほどにおっかなびっくり動かすのにはもう疲れたし、いつまでも汚いオイルをとどめておくのもクルマにとって良くない。
相応の負担をしても「やってよかった」というのが今の気持ちだ。
やはり迷ったときは前に出るのがいいようである。

ミスは取り返せ!

2011-09-21 21:14:59 | 日記
週明けの火曜は夕方前まで順調に進んだが、私にとっては最後に落とし穴が待っていた。
職場の自動倉庫は8階まであるが、その8階で製品がクレーンに引っかかった。
かなり高いためどこがどう引っかかっているのかも分からず、手動リモコンであれこれ手直ししようとするうちに引っかかりが余計にひどくなりパレットから製品の一部が脱落してしまった。
結果的にダンボール箱まるまるひとつ分をダメにするということになった。

担当者としてここまでの失態も初めてだったのだが、周囲のみんなが何一つ責めることなく我が事のように手を貸してくれたことが救いだった。
みんな大なり小なり同じような経験をして今があるから頭ごなしに責めることはないのだが、本当にありがたいことである。
それでも昨日は動揺から疲れがどっと来て、夕食後にはもう何もする気にならず横になったらそのまま朝になっていた。

しかしながら、自動倉庫近辺で動くことが多い私はとにかく切り替えて臨むよりない。
すると、今朝の作業の時に同じような引っかかりが発生したので我先にリカバリーに走った。
作業が止まっている間はあせる気持ちもあるが、昨日の今日なので慎重に時間をかけて確認してうまく復旧できた。

自画自賛にはなるが、昨日の今日でややもすると尻込みしがちなところを「今度はうまくやってやろう」とばかりにすぐに反応できたことは良かった。
朝の早いうちに昨日のモヤモヤをとりあえずは払拭できた。
先輩の言葉を借りれば、バントを失敗したら次の打席でエンドランを決めれば良いのであり、ミスをどこかで取り返そうという姿勢さえあればそうそう周囲から見放されることはない。
一度や二度の失敗でおじけづいて逃げ回ってしまえば当事者の進歩はないし、周囲の評価も得られない。

仕事というのはイヤでも毎日続いていくので、何かマイナスのことがあっても引きずってばかりはいられない。
裏返せば、取り返すチャンスはいつでもあるということだし、職業人の世界とはそういうものだ。
ミスは潔く反省、その後はシッカリと切り替えて、日々を明るく前向きに取り組んでいきたいと思う。

演歌 → ジャズ

2011-09-19 08:30:41 | 休日
昨日は予報とは裏腹の好天となったので、ドライブついでに金沢市内のラテン車専門のプロショップに行きたいと思った。
定休日ではなかったので大丈夫かと思ったが、念のためプジョー仲間の一人であるNさんに確認したら、社長さんが石川県内の自転車競技に参加されるためお休みということだった。
それでもせっかく金沢まで行くので、場所だけでも確認できればと思いクルマを出した。

そのお店に行く前に、同じ金沢市内でかつて派遣でわずかな期間お世話になった「100●●ルト」に行った。
今は特にほしい電化製品はなく、当時(今もだが)NTTの「フレッツ光」の服を着て奮闘していたM女史がいないかなと思って行ったら姿を見ることができたので数分ほど話した。
彼女は量販店の職員ではないので、ときたま富山市内の「ヤ●ダ●機」あたりでも偶然見かけることがあった。
彼女の所属先は「100●●ルト」との関係が強いようで、富山県内の店舗(二つしかないが)のいずれかにまた来る機会があるかもしれない。

昼ごはんを食べてそのプロショップへ向かったがやや道に迷い(笑)、少しグルグル回ってようやく見つけた。
やはりお店はお休みで、店内をガラス越しにのぞく程度で終わったが、次は迷わないで行くことができるだろう。
なるべく近いところにこういうショップさんがあるとイザという時にとても助かると思う。
またあらためて機会を作って行ってみたい。

その後はメインに重賞も組まれていた金沢競馬場へ。
レースの合間には山川豊さんのミニステージもあり、一曲だけだが間近で聴いた。
山川さんクラスでも馬券オヤジの前で歌うことがあるのかと驚く一方、普段は病院回りなど地道な活動も重ねておられるようである。
華やかなところばかりに出てくる歌手や芸能人はほんの一握りであるし、かといってテレビに出まくっている人のほうが高尚な仕事をしているかというとそうでもないだろう。
ちなみに馬券はあまり芳しくなく、メインでは金沢の「絶対王者」ジャングルスマイルが、1400mという距離もあったのか3歳の伸び盛りの馬に8馬身もちぎられるという珍しい場面も見せられてしまった。

普通はここで一日終わりだが、昨日はいつもライブを聴きに行っている「森本浩 & ivy」のメンバーが立山山麓の某旅館でジャズライブをやることになっていたので行くことにした。
曲目がすべてジャズということもあり、メンバーは森本先生とTOMOさんの二人だけ。
旅館ということもありかなりお酒の入ったお客も多くて、いつもの富山市中心部でのライブとはやや趣が違ったが、2時間半タップリ楽しませていただいた。

実はこの旅館はある期間休眠状態になっていたのだが、当時の私の所属先でこれを再稼動させることになり、私は主にインフラの復活や営業許可取得のための事務仕事に奔走していた。
所属先の中ではいろいろあって、私は営業許可が下りるところまでやり遂げてそこを去ることにしたのだが、この旅館の「生みの家族」の一人が私ということになる。
私にとっては実の子供のような旅館で森本先生とTOMOさんの歌を聴くことになるとは世の中本当に狭いものだ。

金沢で演歌を聴いて、その日のうちに立山でジャズを堪能という濃くてハードな一日となったから、今日はあまり無理をしないで、忙しいことが予想される明日に備えたいと思う。

いざ、ATF交換へ

2011-09-17 22:11:46 | プジョー
9月はうれしいことに3連休が今週と来週の2回ある。
かといって、最近は仕事量が落ち着き残業が増えないので、この楽しいはずの時期にお金のやり繰りばかりがアタマをめぐる状況になっている。
昨日は10月末に予定している東京遠征の予約をいったんキャンセルして、積んでいた予約金を戻してきたくらいである。(遠征そのものは実行予定)
格好は悪いが、他人に頼ったり安易な手段に走ったりするよりはマシだし、次の給料までは何とか持ちこたえられそうだ。

しかしそんな中でも愛車プジョー206の走りの不安定さは早いうちに改善をしたい。
今日は富山市が全国一の気温を観測したようだが、そんな暑さの中でATFが熱ダレしてすべり発進がモタモタとする場面が今日は多くあった。
原因はとうの昔に分かっていて、要は純正のATFが熱に弱いのである。
おまけに、クルマ自体がもうやがてまる8年、距離は約45,000kmだから多走行まではいっていないが、ATFはメーカーが無交換を推奨していることもあって交換履歴がない。

しかし、メーカーやディーラーがなんと言おうと、いくら何でも無交換というのは日本のような過酷な交通事情のもとではナンセンスだ。
8年もクルマの中にいて劣化していない油脂というのも考えにくく、私のもとに来て半年余りのATに関する苦労はほぼこの一点に集約できると思う。
ATとしては燃費に優れるとされるAL4をもってしても思ったほど伸びないのもやはりATFの状態が良くないからだろう。

悩んでばかりでもしょうがないので今日は某プロショップにコンタクトを取って交換作業のことを打診してみた。
近いとは言えない場所にあるお店だからまずはスケジュールのすり合わせだ。
できれば9月中にはメドを付けたいと思っている。
対策を延ばし延ばしにして、ATそのものが突然イカレてからでは遅い。

ATF交換はリスクも伴うのだが、取り扱い製品は「熱に強い」ということですでに複数の有名店で推奨されているし、ユーザーの評判もとても良く、燃費の改善すら報告されているものなので楽観的に考えている。
クルマのキャラクターの半分も出せていない感じがしている今ですら乗っていて楽しいと思えるから、少しでも不安定さが解消して今よりもっと元気よく走れるようになればそれでOKだ。
いよいよ206が「自分のモノ」になり、本来のキャラクターを表現できる瞬間が近づいているのかもしれない。

評論家はいらない

2011-09-15 20:10:39 | 日記
20名あまりの小勢であるわが部署にも、見渡せばいろんな人がいる。
大部分の人は目の前のことにとりあえず「向かっていく」気持ちを持っているが、ごくわずかそこに足らない人が複数いる。
簡単に言えば、口で言うだけのことが実践できない人たちである。

毎月15日名物とでも言うべきか、朝から入荷のトラックがひっきりなしに入ってきて、10時半の休憩までは息つくヒマもない感じだった。
外部入荷を担当するのは親方格であるTS氏を含めて3名ほどだ。
少ない人数でおびただしい仕事量を集中を切らさずにやっていると本当に疲れがドッと来る。

その10時半の休憩のときに最長老のOS氏がいろいろとチャチャを入れてきた。
チャチャを入れるのが商売のような人なのでいつもはあまり腹も立たないが、自らがまったく触らない入荷受付のことをあまりに言ってくるのでさすがにムカついた。
手伝う気持ちもない(手伝う能力もない)仕事をアレコレ言える神経にも恐れ入るが、どの仕事に対しても一応もっともらしい考えは持っていて会議などでも頻繁に発言はする。
皆があきれているのは発言が単なる評論にとどまっていて、行動がまったく伴わないことである。
評論家だからすべては他人事なのでモノを言うのも気楽でやたらに饒舌だ。
仕事をやらないヤツほど口数が多いという典型だろう。

現場仕事に評論家はいらない。
口より先に体が動いてナンボの世界である。
仕事が限られる中では、人のジャマをしない範囲で自分から「取りに行く」つもりでもないとやることがなくなってくる。
体が動かない評論家タイプの方々は体の動く他の社員に仕事を先に取られてしまうから、ボーッとしているか、時限性もないどうでもいいような仕事をするしかない。

OS氏のような再雇用の高齢者で、会社にいれてもあと一年が限界のような人はともかく、まだ5年から10年は会社員生活を残している人のそのような姿を見ると、極端な物言いにはなるが「悔いなく死ねるのか」という思いになる。

入荷受付の良きパートナーであるTK氏とは「チャレンジ」することの大事さを帰り際に話した。
チャレンジすれば失敗もするだろうが、成功することだってあるだろうし、失敗してもそれを糧に成長することもできる。
とにもかくにもチャレンジしなければ「進歩」は望めない。
何につけ野次馬根性で文句ばかり言っているだけではその人が進歩することはない。
評論家とそうでない人間のレベルの差は「行って帰ってくるほど」を超えて、しかも日々広がっていくばかりである。

ハプニングも無事終了

2011-09-14 20:47:01 | 日記
同期のM氏だが、私ばかりでなく周囲の人間の評判も今やガタ落ちである。
「自動倉庫エリア」の担当になったのに、自動倉庫近辺での仕事にあまり加わってこない。
うるさい人間(=私)がいるからかもしれないが、そこで逃げているようではいつまで経っても何も身につかない。
ともかく、今のままでは誰にも相手にされなくなる日も近いだろう。

この話題ばかりだと疲れるので少し違う話。
今日は終日自動倉庫を担当する日で朝の初めのほうではいつも通りに仕事が進んだ。
しかしちょうど10時頃に、3台のクレーンのうちの1つが突然止まった。
作業データが残っていながら機械が動かないので、事務所に相談していろいろ調べてもらうことにした。
自動倉庫は当日の出荷はもちろん翌日の在庫補充作業にも使うから、動かないというのは非常に困る。
自らの過失ではないものの、その日の担当としてはやはり気が気でない。

こちらサイドの作業が全く進められないため、ついには12時昼食のところが11時半に繰り上がった。
幸い事務所が多方面に連絡を取ってくれてほどなく原因はつかめ、昼食をかき込んだ後の時刻には修復されていた。
トラブル対処は事務所の役目とはいえ、そのおかげで担当業務ができるのだから事務所には重々お礼を言って作業に復帰した。
午前のやり残しがあったから昼休みはかなりつぶれたが、こういう時に悠長なことは言っていられない。
今日はそれほど仕事量も多くなく、最終的には通常の時間に作業を完了させることができてホッとした。

今日の件は事務所のツートップはもちろん、普段ローテーションを組んでいるIW氏やKU氏もずいぶんと自動倉庫の様子を気にしてくれて心強かった。
少なくとも自分が普段かかわるエリアのことには敏感であるのは当たり前だが、一緒になって親身に心配してもらえたことは素直に嬉しかった。
自動倉庫も含め館内のシステム関係はかなり古くなっていて、昨日もトラブルが起きている。
急に何もかも入れ替えることは無理だから、何か起きた時はマンパワーを結集して乗り切るより他はない。

それにしても、昼食の時のM氏の一言といったらなかった。
「自動倉庫たたられてるね」とは他人事そのものだ。
担当エリアのことにここまで鈍感でなおヘラヘラしていられるというのは、やはり「宇宙人」ということなのかもしれない。