blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

4月を振り返って

2013-04-30 19:53:55 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
年度が替わって職場は何かとバタバタ、対してプライベートは相変わらず、なじみの仲間と楽しく過ごす時間も多かった。
いつもの年以上に不順な天候で、毎日着ていく服の調節が大変に感じられるほどだったが、幸い体調を崩すまではいかず順調に元気に4月を終えることができる。

今の部署に来てから今日でまるまる3年が経った。
来た当初には「何があっても3年がんばってみろ」という声をかけてくれた人もあったが、特に最初のほうでイヤなこともいろいろあった中、「3年もった」ことに半分は驚いている。
何度も書いているように、今の仕事は性格的にフィットしていて苦しいと感じることが少ないし、ベッタリではないにしても毎日そこそこはコミュニケーションを取れる人がいる。
環境として恵まれているので何とかなってきたのだと思うから、そこには無条件に感謝しなくてはならない。
明日から実質4年目になるわけだから、今まで以上に正確で見栄えよく緻密な仕事を目指したい。

プライベートは特に遠出などもせず、変わったことと言われるとなかったような気はする。
予定をさかのぼってみれば、やはり飲みに出ている回数が多い。
今月のペースだとさすがに貧乏サラリーマンにはつらい場面も出てきたが、日々の仕事や生活の中で知らず知らずのうちにササクレ立ってくる自分の心は自分ひとりでは全て処理はできない。
会社のあれこれは本欄に叩き込むからいいとして、なじみの仲間とお酒を飲みながらバカ話に興ずることが通常の仕事や生活への活力に間違いなくなっているはずである。
あまり頻繁に行ってもあげられないが、今のところは富山のマチナカよりも自分をハダカにできるスペースが見当たらない。
ハダカになりすぎて迷惑だけはかけないようにしっかりコントロールして、お店とお客としてお互いに楽しい時間が過ごせればそれでいいのだと思う。

月の終わりのほうにきて、ふとしたキッカケからタバコを吸わなくなった。
今日が終わればタバコを「中断」して一週間になるが、イライラするようなこともなくいたって普通に過ごすことができている。
お酒を飲むと吸いたくなる気持ちは分かるから、おとといあった飲みの機会で吸いたくなるかもと思ったが結局吸わずにすんだ。
本数こそ多くないながら、ここ3年ほど続けて吸っていたわりにはタバコへの依存は生じていなかったようである。
なければないで何とかなるのなら当面はタバコなしで走ろうと思う。

連休の谷間とはいえ、5月に入って1日と2日はそれなりの仕事量が予想される。
月末日の今日が半分タダもらいのような感じだったし、連休後半戦の前の2日間をしっかり締めていい連休を迎えたい。

初日はノンビリ

2013-04-27 21:39:42 | 休日
大型連休初日は午前に少しだけ外に出て、あとは自室でゆっくりした。
いくら節約モードとはいっても、冷蔵庫の中や生活用品の在庫が寂しくなれば当然補充が必要だ。
なぜか給料日の手前に限って調味料やシャンプーが危うくなり、給料が入るとあわてて補充する。
今は何においても完全に底をつく前に買うクセがようやく付いたが、ことプライベートに関して「ギリギリ君」なのは幼少の時から変わっていない。

こちら北陸地方は寒気が入って気温が上がらず、午前中は冷たい雨がときおり強く降るというヘンな天気だった。
午後になってからは晴れてきて、明日あさっては行楽日和になるようだ。
しかし、もっと北の地方では吹雪というところもあったようで、今年の春は本当にどうかしている。
明日も道北や道東では雪の予報で、4月いっぱいはスタッドレスタイヤが手放せないのもうなずける。

土曜日はいつものように洗濯と掃除をして、買い物から帰った午後はチラシや雑誌のたぐいを整理した。
ありがたいことに、旧富山市の真ん中に住んでいると、様々なフリーペーパーが頼みもしないのにポストに入る。
全部を丹念に読むわけでもないが、日付の近いイベントや新しい店舗など身近な情報は網羅されているので役立つことも多い。
ただ、ずっとタメておけるスペースもないので古いものはこまめに捨てざるを得ないのである。

何種類かある中では明らかに女性向けと思われるものもあるが、いちおうは捨てないで目を通す。
オトコっぽいことばかり知っていてオトコとしか会話ができない会社の某先輩を反面教師にして、少しは近頃の女子(←この言い方、一過性で終わると思ったが)の興味をひいているものが何かはアタマに入れておきたい。
有料のタウン誌には及ばなくても、最低限のことを薄っぺらでも覚えておけば損はない。
ネタが尽きれば、性別を問わない材料で話をすればよい。
最近ならスマホあたりが手っ取り早くて強力だ。

明日は競馬の天皇賞(春)がある。
G1レースの中では最も距離の長い3,200m、かつて通いつめた京都で行なわれるだけに思い入れは深い。
長距離戦大好きの私だから馬券もわずかではあるが買うことになるだろう。
今年はゴールドシップという断然の主役がいる。
内回り2,000mなら現在2番人気のフェノーメノに分があると思うが、外回りのこの距離ではさすがに厳しく、思わぬ大敗もあるかもしれない。
6番8番がらみは取ってチャラくらいの買い方にして、2着候補をこれから思案してみたい。
馬券が当たって、その晩の食事を少しグレードアップできないかなどと不埒なことを考える連休初日であった。

この際、節約してみよう

2013-04-26 20:46:21 | 日記
最後までスンナリとはいかなかった4月の勤務も今日で実質最後、さすがに3連休の直前に注文を入れる顧客は多くなく、全体の仕事も早く終わって久々に定時帰りとなった。
毎日毎日、必要なこととはいえ、通常業務の後に「放課後」のごとくに作業がある。
今日は取り立てて休み明けのために準備することがなかったから、スッキリ終わってサッサと帰らないとと思っていたら何とかなってよかった。

こんな日でも、会社にいたい人間は何かと言い訳をつけてダラダラと残っているようだが、現場が完全に片付いた後でいったい何をしているかは知らない。
よほど会社が好きか、残業代がほしいか、はたまた上へのアピールか、いずれにしてもデスクワークでできることは限られる。
長時間会社にいるからといっても、私が上司だったら毎日がそんな状態の部下にはいい点数は付けない。
仕事をがんばっているなどとは決して見ない。
むしろメリハリを付けられない人間として評価すると思う。

金曜の夜だから今から準備をしてイソイソと街に出てもいいくらいの時刻だ。
しかし、大型連休の中では前半に一度街に出ることが決まっているので今日は出ない予定である。
ソレはソレとして今日違うところに行っても誰にも文句は言われないわけだが、その都度お金もかかること、自動車税など何かと物入りな5月の末あたりのことも考えるとあまり浮かれてばかりもいられない。
節約できるものはして、月々を少しでも余裕を持って回せるようにしたい。

節約と言うことで言えば、今週の後半からタバコを吸っていない。
いつもまとめ買いはせず一箱ずつ買うようにしてきたとはいえ、目の前にあると手が伸びてしまうので、とりあえず「買わない」ということでいく。
禁煙を目指すと言うより、月々の生活の中でタバコ代がバカになっていないのかどうか、ひとまず5月度の一ヶ月を実験的にタバコなしで過ごそうと思う。
水曜から3日間吸っていなくても特にイライラもしていないし、もともと休みの日は飲みの機会を除けばほとんど吸うことはないから、なければないで何とかなるだろう。

恵まれた環境にはいても、立場的な悲しさ、実入りがなかなか増えない現状では削れるものは削らないことにはどうしようもない。
糖が出やすい体質もあり、最近は仕事帰りの缶コーヒーも控え、ジュースのたぐいは昼休みに栄養ドリンクを一本飲むだけにしている。

タバコにしても缶コーヒーにしても、「お金とカラダ」のためということでとりあえずしばらく遠ざけてみる。
タバコをやめると太るとか、そういった俗説も自らの体を使って試してみたいと思っているところだ。
そこまでして節約したところで、またぞろ夜の街にホイホイと出て行っては何にもならないわけだが・・・。

おコメの話

2013-04-24 21:13:14 | 日記
一日の食事で、朝昼晩まったくおコメを食べない人はおそらく少数派だろう。
朝はパン、昼は麺でも、晩だけはゴハンという人も多いに違いない。
日本人の主食だから当たり前と言えばそうだが、私自身も三食のどこにもおコメがない日は考えられない。
パンはおやつ代わりで食事とは別物という家庭で育ったこともあり、ヒトリモノの男性としてはおコメの消費量は平均よりも多いと思う。

今は実家から離れて暮らしていて、おコメは最寄のスーパーで買うこともあるし、実家に行った時にもらって帰れることもある。
スーパーで買えば当然白米だが、実家でもらうものは「ぶづき」と言って少しだけ玄米に近く、色も気持ち茶色がかっている。

ぶづきのおコメを初めて食べた頃は、おなかが活発になり過ぎて日に何度も用足しに行くほどであった。
しばらく食べていると体が慣れて規則正しい感じにはなるが、けっこう劇的に変わるので驚いたものである。
ちょっとしたタイミングでぶづきが切れて仕方なく白米を仕入れる時があるが、白米に戻すと今度はまた変わって逆に通じが悪くなる。
ちょうど白米が切れたので先週末に実家でぶづきをもらってきて数日食べた。
すると、今日の仕事中に急におなかが痛くなってきてあせった。
やはり白米に比べて繊維質が豊富なのか、急におなかが働き出す感じだ。
もう体がぶづきの方にフィットしてしまったのかもしれないから、今後はスーパーで仕入れる時もスーパーの中に入っている「専門店」(その場で好みの白さに精米してくれるお店)でぶづきのものを買うことにしよう。

私が今の部署に来てから約3年が経つ。
その頃よりも今は体重にして10kg少ない。
正確には1年でそれだけ落ち、後は太りもやせもしていない。
特別に心がけてジムなどで運動はしていないので、仕事がいい運動になっているものと思う。
毎日やっていることで自然にそうなっているのだからありがたい。
おコメも毎日食べるものだから特別な健康法という意識は持たなくてよい。
体によく合ったタイプのものを選んで自然に健康になっていければ素晴らしい。
無理なく続けられることが、ものぐさな私にはいちばんいいようである。

ビョーキかビョーテキか

2013-04-22 22:20:32 | 日記
大型連休前の一週間が始まった。
長い休みの前ほど、スッキリ終わって気持ちよく休みに入りたいと思う。
わが部署はカレンダー通りの勤務だから、今年は3連休があって3日間勤務してまた4連休となる。
特に大きな予定は今のところ立ててないが、まだクルマの調子が今ひとつだった時期にドライブしたところに「リベンジ」の意味で行ってみてもいい。
トラブルを気にしなくていい今は同じ道でもより気持ちよく思えるはずだ。

さて、毎度お騒がせのT氏だが、わが部署にやってきてやがて5ヶ月にもなるのに来た日からさしたる進歩が見られない。
4月から派遣という形で来ている某君にも動きの面ではアッサリ追い抜かれ、派遣に見下ろされる正社員という悲しいことになっている。
病的なまでの理解力のなさと横着グセはもはや手の施しようがなく、何から何までウソくさい言動と合わせて周囲はイライラするばかりである。

そんな氏について、わがエリアのチーフであるK氏が「Tさん病気みたいだから、仕事はアテにはできないけどこれからは優しく接しよう」と言ってきた。
聞けば、日頃何種類ものクスリのお世話になっているらしく、K氏も中身まではハッキリとは言わない。
私は自らの経験も踏まえ、「外からは分からない」病気(精神疾患もしくは発達障害に類するもの)を抱えているのかなとは思った。

氏の場合は会社に一日いられるだけの体力はあるので、問題があるとすれば氏の内面の何かということになる。
他人をヨイショする余裕がある人間が本当に病気なのかと思う一方、50年以上をひたすら自分を殺して生きてくるしかなかった哀しさがある種の病的な状態につながっているのではないかとも思う。
周囲からすれば病気をことさらアピールされても困るから、まずは自分から解決に向けて動き出すことも必要ではないか。
現場での細かい仕事という今の環境は氏にとってかなり酷である可能性もあるからだ。

いずれにしても組織として、病気か病的かはさておき何らかの問題を抱えているために進歩が期待できない人でも当面は置いておかざるを得ない。
新しいことをこれ以上詰め込むことがムリなら、今できることをしっかりこなしてくれというスタンスだ。
箱詰めくらいなら何とか一人分にはなる。
出荷量も高止まりしている中、できることが少しでもあれば役に立ってもらうよりないのである。

雨だから

2013-04-20 21:44:21 | 休日
木曜の夜は、久々にシャックリが出るまで飲んでしまい、さすがに金曜の仕事は体がダルかった。
便利なことにシャックリが「限界に近い」というサインになっているので、なじみの子はそうなるとお酒を作るのを控えてくれる。
控えるどころかお茶やレモン汁などが頼みもしないのに出てきて、それでかなり緩和されるのでつくづくありがたいことである。
シャックリが出れば帰るしかなくなるから、本当なら出ない範囲でうまくペース配分できるのがいいのだろう。

ちなみにその日のお誘い主と最初の食事に入った際、どちらともスマホの画面をおしぼりで拭いていたところをなじみの店員さんに突っ込まれて笑いが起きた。
顔をおしぼりで拭くとオジサン呼ばわりされるのは今も昔も変わらないが、指紋が気になって飲み屋さんでスマホの画面をおしぼりで、というのは今後よく見られる光景になるのかもしれない。

さて、その日の睡眠不足がたたって金曜の仕事はいっぱいいっぱいで乗り切り、本欄だけ何とか更新して、また電気をつけっぱなしで寝てしまった。
毎日の仕事の疲れもあるが、横になって本を読むとかスマホをいじるとかの器用なマネを長時間やることは年齢的にもすでに難しくなっている。
今朝目覚めて、変えたばかりのスマホが体の下に入っていてかなりあわてた。
過去の本欄でも読み返そうかと思っていじっているうちに寝てしまったのだろう。
gooブログのスマホ版では人気記事のベスト10がページの下のほうですぐに見られ、時にはかなり古い記事がランクインしていることもあり、あらためて読むことも多いのである。

今日は昼過ぎにクルマのキーレスを交換する用事だけがあって、外に出ていたのはわずかな時間だった。
キーレスのボタンが経年劣化で取れただけなのだが、交換部品+盗難防止の登録を合わせてけっこうな額になってしまった。
家庭の主夫(笑)でもある私は、スーパーのカゴで手がふさがることも多い。
クルマは3ドアのハッチバックのためリアハッチも多用するので、今日のような天気だとキーレスは重宝するから仕方がない。
ただ、便利とはいえいつでもキーレスを使っていると傷むのも早まるから、あまり手がふさがらないような状況ではあえて使わないようにすれば長持ちするだろう。

今も外は雨が降っている。
本州でも標高のあるところでは今の季節に雪も降っているようだ。
地球46億年の歴史の中では砂粒にもならない変化だろうが、最近は寒いと暑いしかないような年が続いていて、今生きている我々にとっては戸惑いがある。
桜も終わったのに明日は冬のような気温になり冷たい雨との予報だ。
ムダな外出は控えて大型連休前の勤務に備えてカラダを整える日にしたい。

偶然だね~

2013-04-19 21:12:43 | 日記
木曜の夜は急なお誘いを受けて街に出た。
なじみの居酒屋でご飯を食べ、やはりなじみのスナックに流れた。
ここまでならいつものパターンということになるが、考えてもいなかったことが起きた。

お店に入って1時間ほどした頃に男性の二人連れが入ってきて、なんとその中に高校の同級生であるT君がいた。
ただ顔を知っている程度というわけでもなく、個人的な集まりの中で席を共にしたこともある間柄だから声をかけたらすぐに気づいてくれた。
多くの店舗がある富山市の飲み屋街でまさかとは思ったがこれも何かの縁、彼もしばらくはお連れさんを差し置いて私の隣に来ていろいろと話をしてくれた。
彼はすでにかなり酔っていたので若干くどくどとカラんでくる感じではあったが、私と会ったことそのものは喜んでくれ、あらためて連絡先の交換までやった。
何かの機会にまた連絡を取り、市内で飲むこともあるのだろう。

彼のお連れさんは仕事がらみのつながりもあり、また友人でもありといったところの関係らしかった。
お店の、私とは反対側の端っこにいたから二人で何を話しているのかまでは分からなかった。
雰囲気的には一瞬お互いに熱くなっているような場面もあったように見えたので、仕事に関する深い話にでもなっていたのだろう。
お互いに同じような年頃には思えたので、飲み屋で激論して気心をより知ることで仕事の上でのいい効果につながればと思う。
いくら仕事上のつながりもあるとは言っても、トモダチどうしはよそよそしいばかりではダメで、時にはさらけ出す部分もないといけない。
ケンカもできないようではホンモノのトモダチではない。
どちらかがガマンばかりして片方がやりたい放題言いたい放題というのは友達とは呼べないだろう。

月の真ん中で思わぬお誘いを受けやや痛い出費とはなったが、この出来事だけで今回は十分すぎるくらいの収穫であった。
昨年の会社の忘年会の時にはなぜか中学校までの同級生と玄関でハチあわせしたりと、街に出て「えー!」と思うような偶然というか不思議なことが最近はなぜか多い。
そのからみで3月には懐かしい顔に会うこともできたのだからありがたいことだ。
縁のある人はあえて会おうと思わなくても会うようになっているのかもしれず、今後もそういう機会に恵まれた折には楽しく過ごせたらと思う。
出られるときには出るといいことがあるというのを身をもって体験した昨夜であった。

こんな日もある

2013-04-16 21:26:23 | 日記
今日は一日通じて何となく気持ちが乗らなかった。
仕事がらみで何かイヤなことがあったわけではない。
与えられた役目はいつも通りこなしていたから、はた目には少しテンションが低い状態は分からなかったかもしれないが、今日はメッタにやらない自室での一人飲みをしたいくらいの気分だ。

私はお酒そのものよりも雰囲気を楽しみたいタイプで、苦手な日本酒を除いては気分で何でもという感じなのは何度か書いた。
自室で飲むことがあるとすれば、今までの少ない機会をたどるとかなり気持ちが落ち込むようなことがあった時だ。
しかし、そういう気分の時に飲んでも気がまぎれるどころか後で激しい自己嫌悪に襲われることの方が多い。
話し相手もなくお酒も知らず知らず進むから、「限界超え」も早い段階で来てしまい楽しむどころではなくなってしまう。
ひとりで飲むと結局そうなってしまうのが分かっているから、あまり気分が上がっていない今もお酒を買い込んだりはせずシラフで本欄を書いている。

ひと頃の私を思えば、今こうしてフルタイムで仕事をし、応分の給料をいただき、好きなものには投資をし、時には街に出てバカ話に興ずることができる生活はありがたいの一言である。
幸運にも性格にフィットする仕事に出会い、人間としての自信も40を過ぎてようやく付いてきて、今の職場に入った当初から比較しても人格が明るいほうに振れてきた実感はある。
プライベートでは、街で出会ったいろいろなメンバーから多くのことを教わり、もともと話しベタを自認していたものが少しずつではあるがこなれつつある。
この3年ほどでずいぶんモノの考え方も変わり、二言目には元気がないとか暗いとか言われていた私の姿はもうない。

それでも今日のように何となくタメ息をつきたくなるような日はある。
生活がよくなったらなったで、人間にはどうしても欲というものがあるから悩ましい。
人付き合いと言えるものをほとんどできなかった苦しい時期があったのに、メール一本の返事が遅いだけでイライラしたり、度々の「お誘い」がうっとうしく感じられたりと、いつの間にか気持ちがゼイタクになっている自分に気づく。
今の恵まれた生活など「もともとなかったもの」と思って、少しは気持ちに余裕を持ち、失うことを恐れないようにしたい。
たとえ今の人間関係の一部が壊れたところで仕事や住むところ、まして命まで取られるわけではないのだから。

いい天気でした

2013-04-14 21:52:55 | 休日
わが部署の仕事は第2週になっても落ち着かなかった。
特定の製品を集中して出すなどの特別なことはあらかじめ予定はあるが、急に前倒しになったり日付が変わったりが多い。
他にも、お客のほうで足らなくなっている製品は工場から持ってきてすぐに出荷されていく段取りで、にわかに職場があわただしくなったりする。
ある日は、昼休みのからみでまだトラックの中に製品があるのに、昼イチの出荷に一部をかけてしまったため休み時間にあわてて下ろすということもあった。
運ぶ立場からすると「せめて一言あったなら」と思うのだが、わが部署にそれを求めたところでムダであることは分かっている。
人間の集団なのに言葉が圧倒的に足らないのがわが部署の長年の病理、私ひとりではどうにもならない。

さて、天気が悪かった先週末とは違ってこの土日は空模様に恵まれた。
土曜は午前に魚津の実家方面に用事があったのでそれを済ませ、しばらく休ませてもらって早々に実家を出た。
さらに東のほうに行って山手の桜を見に行ってもよかったが、クルマのシート交換のため富山市内に取って返した。
1月の終わりくらいに頼んでいた部品が今週になってようやく入ったと言うので、週末を待って富山インター近くの店舗に行った。
本当はこの用事は平日の夜にでも片付けたかったが、職場もバタバタしていたから結局は行けず土曜になってしまった。
作業は30分くらいの予定が思いのほか時間がかかったので、あわてて平日の夜にしなくてよかったと今は思う。

日曜の今日は夏日に近いような気温になった。
この時期、日本海に低気圧が来ると山越えの南風が入ってフェーン現象が起こり気温が上がる。
北陸や山陰がいちばん気温が高かったという日はだいたいこういう時である。
風が強くまだ花粉は飛んでいるにしても外はずいぶん少なくなった感じだ。
用件と言えば富山市長と市議会議員の選挙があったが、それが済んだ後は近場を買い物などして過ごし、午後の早い時間には自宅に戻った。
珍しく土曜に昼寝しなかったから、今日は寝る日と割り切って夕方遅くまでグッスリ休んだ。

競馬の牡馬クラシック第一弾である皐月賞は人気どおりの決着、いわゆる八大競走の一つに数えられるレースながら馬券は買わなかった。
今年は3月にあった高松宮記念を数千円買ったのが唯一の馬券である。
時には地方交流の重賞でも買いたいと思っているくらいだから競馬への興味が失せていると言うのではないが、限られたお金を馬券の購入に回す余裕は現状はあまりないということだ。

明日からまたあわただしい毎日が始まる。
今は以前の私と同じようにある程度の年齢ながら派遣の立場にある人もいる。
私も厳密に言えば「非正規」であるから、いろいろあってもまずは仕事があることに感謝をして一日も早く正規のメンバーになれるように努めたいと思う。

便利屋になれれば

2013-04-11 21:51:25 | 日記
午前中は製造工場に引き取りに行くために職場の4トントラックに乗った。
職場で4トントラックに乗れる人間は私の知る限りでは5人か6人いるが、仕事上の役割の関係で外に出ることがかなわない人もいるから、実際に乗るのはベテランのTs氏と私の2人だけである。
私は3日に一度は日中を自動倉庫というところに張り付けになってしまうので、そういう日は自動的にTs氏が行き、それ以外の日はその日の状況もしくはTs氏の気分しだいで私が行くことになる。

基本的には一つの建物の中ですべての仕事が進むわが部署にあって、ひとりで外に出られるというのは間違いなく気分転換になる。
もちろん大切な製品を運ぶという大きな責任を背負ってはいるが、そこは安全運転に徹すれば大体は果たされる。
一回往復すればだいたい1時間半、中にいれば何かと「つかまる」ことの多い中、誰にもジャマされない時間という意味では外に出られる日はラッキーという感じだ。
時々は複数回出る日もあり、そういう日はアッという間に一日が終わってくれる。

私は若い頃からトラックに乗れていたわけではなく、今の環境に来てから初めて乗った。
入って3ヶ月目くらいにTs氏がくれたチャンスに尻込みせずに当たったから今がある。
工場からあがる製品に直接関わる役割ならではの苦労もあるが、もしトラックに乗る技術を身に着けていなければ、自動倉庫の担当日以外はほぼ一日中を箱詰め作業にあたることになる。
箱詰め作業が苦痛というよりも、一日をずっと「同じ姿勢」で過ごすことになるのがつらい。
私は外部からやってくる入荷のトラックに対応することも多いからメッタにないが、ごくたまにそういう日になってしまうと、いくら職場では「若いほう」の私でもかなり足腰の疲れがひどくなる。
年長者の中にはそれで毎日がんばっている人も多く、大変だろうなと思っていつも見ている。

職場には様々な仕事があるが、できることが多いに越したことはなく、そのおかげである意味ラクができるのは事実だ。
一日の中で少しでも変化があれば、カラダにも気分にもいい。
まだまだ触っていない仕事も多いが、本担当を目指すわけではなくても機会を見ていろんな仕事に首を突っ込んで、広く浅くでもいいからなるべく多くのことができるようにしたい。
平均年齢が異常に高い集団、最近の不順な天候もあって、毎日がなかなかキチンと全員集合ということにならない。
職場のどこでもいいから穴の開いたところにホイホイと涼しい顔をしてヘルプに入っていけるようになれば、私自身のさらなる信頼にもつながるし、ひいてはそれが組織のためにもなる。
オールマイティーまでは立場上いかないから、せめてユーティリティーではありたい。
何でもできるようになっておけば、少なくとも「一軍のベンチ」から外れることはないのである。