blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

11月を振り返って

2013-11-30 23:59:59 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
といっても書いているのは12月1日の夜である。
昨夜は会社の歓迎会+忘年会で深夜まで飲んでいた。
ダルい体ではキーボードに向かう気にもなれず、昼間は自室を小さく模様替えしたこともあって、この時間になった。
アーカイブの便宜上、昨日付けの投稿にすることをお断りしておく。

誕生日が過ぎて1つトシをとったとはいえ、日々の暮らしは何ら代わり映えなく過ぎている。
有り難いことに仕事は忙しく、最近人が増えて部署創設以来の大所帯になっても毎日の負荷は相当にある。
どちらかといえばトラックに乗って工場からモノを運んでくる当番の時はラクである。
大事な製品だから責任はあるが、安全運転に徹すれば問題はなく、部署の外に出て一人自分のペースでいられる。
もし機動力が使えなくて毎日ずっと館内にいると思うとゾッとする。
仕事の時間内に外に出て一人になれる時間があるから何とかもっているのかもしれないと思うほどだ。

プライベートでは、4日に地方競馬の祭典であるJBC競走を観戦に行き、17日には防衛に関する講演会に足を運ぶなど、引き続き好き勝手に、しかしこれまでとは違う休みの使い方も混ぜながら過ごした。
むやみにお金をかけなくても、楽しかったりタメになったりする催しは探せばたくさんある。
お酒の場に出る回数を減らしている今は、多少なりとも余裕を持って暮らせている。
アンテナを高くして、興味があるものにはどんどん参加していきたい。

11月最後の勤務日である29日、月末日ということで出荷はあまりなく、午前中には2ヶ月ぶりとなる全体でのミーティングがあった。
わが部署は大きく分けてセクションは3つあり、事前に各セクションで話をして、出た話題を持ち寄るというスタイルだ。
わがセクションではだいぶ前から他のセクションでやっている経費節減策に対して疑問の声が出ていて、ついに今回議題に乗せることになった。
その進め方は部署のトップも賛同してやっているので、そのセクションのリーダーだけでなくトップも敵に回すことにはなった。
口火を切ったのは年長の某氏で、そこに私も加勢して疑問をぶつけてみたが、結論としては平行線、やめろと言ってもやめないのだったらせめてその策で毎日いくら節減になっているのか公開してほしいとお願いして話は終わった。
よかれと思ってやっていることならば、なぜかんじんの節減額を非公開にしているのか。
毎日その策のためにムダな待ち時間を強いられているわがセクションにとって、そのあたりに「本気」を感じないのでイライラする。
私も含めた雑音吐きを黙らせる方法はただ一つ、批判を受けても正々堂々とやり通すことである。
強い意志さえ感じられれば私は納得する。
本社向けのパフォーマンスなどと陰口を叩かれているうちはダメだ。

30日の飲み会では、その一件のせいか、部署のトップ2名とそれぞれ個別に話す時間が多くなった。
私は仕事の上で事あるごとにけっこう怒ることが多く、それをたしなめるような内容であった。
基本的に職場は戦場と考えている私にとってはプロどうしケンカ大いに結構という立場だが、話を聞いていて両名ともずいぶん平和主義的だなと感じた。
平和がいいのは分かっているが、まだ私のアタマの整理は付いていない。
「和を以て尊しとなす」という美徳と「事なかれ主義」という悪しき慣習が混同されているように思えて仕方がないからである。

私の人生、泣き虫で弱っちくて他人にさんざん振り回される人生を30年近くやってついには病気にまでなったのが第1期、つらい体験をきっかけに自分に素直になり、長年温めていたことを始めたり、敵を作ることを恐れず堂々とモノを言うようになったりと、ようやくにして変わってこれた今までが第2期という感じだ。
毎日は戦いだという考えは変わらないとは思うが、女性陣を中心に話しかけづらいという評判も漏れ聞くところであり、同じことを言うにしても表現の工夫など考えられることはある。
また一つ人としての階段を上がり「人生の第3期」に突入していけるとするなら、そこが今少しこなれてくればというところか。
言霊やら笑顔やらの効果はまったく信じていないわけでもない。
複雑な思いはしたものの、これからの生き様を考えていく上で貴重な機会をいただいたことに感謝したいと思う。

課金!課金!

2013-11-28 22:05:48 | 日記
少し前に、スマホの某釣りゲームでかなり課金した装備でもって常に人より上に行こうとする若い後輩の話を書いた。
そもそも無課金主義でやっている当方や先輩と土俵が違うのだから、表面上は勝っていても本来の「実力」は分からない。
同じ条件であれば、たぶんやり込んでいる回数は私のほうが多いのでひょっとしたら勝つかもしれない。
若い彼に誘われて、私も釣りばかりではなく彼のやっているいろんなゲームに付き合っているが、私が記録を作ると数時間後には必ず上に行かれる。
たかがゲームで目の敵にされるのもたまったものではない。
他のゲームでもアイテムのために相当額を課金していると思うと、決して高くない給料の中、生活を案じたくもなる。

未来のある若い人をくさすのはこのあたりにしておいて、先週はゲーム以外でも課金が必要な場面があった。
富山市内某店の一人が「夜卒業」というので、財政改革期間中ながら顔を出した。
高くもなく安くもない店だが、私が行った日はその子の誕生日当日と重なっていて、卒業よりも誕生祝いの雰囲気一色であった。
こういう時はたいがい自分のボトルだけで飲んでいられることはなく、卒業する本人から「お祝いしてもらってもいいですか?」というお願いがあった。
お祝いするとはシャンパンのボトルを別個に一本入れて、入れた人間と店の女子全員で分けて「おめでとー!カンパーイ!!」とやることである。
シャンパンの代金は当然ながら客持ちだから、本来のセット料金にプラスになる「課金分」ということになる。
誕生日がらみはこうなるのは予想通りで、もとより重々覚悟の上で行っている。
課金にも耐えられる持ち合わせは十分にあったし、それが給料日の直前でできた。
夏以来、生活再建に取り組んだかいがあったというものだ。

その日はおとなりに私より一つだけ年上の男性が座っていて、けっこうお互いに盛り上がることができた。
私のほうで先に「お祝い」をやったから、その人もシャンパンを入れる展開になるかと思ったが、シャンパンが苦手などと言い訳をしてなかなか女子のお願いに応じなかった。
私もとなりから冗談半分で「課金!課金!」と騒いだものの、結局先輩からのご返杯はなかった。
もちろんお願いされても無理をする必要はさらさらないし、私も持ち合わせが苦しい時にはご返杯ができない日もあるが、何となく心苦しい。
お店の狙いと言っては失礼かもしれないが、ごくごく一般的には、特にお店や誰かの誕生日などの節目の時には「課金前提」を分かった上で行ったほうが気は楽であり、そこで予定外などと言ってヘソを曲げるのは大人げない。

ゲームも飲み屋さんも仕組み的に課金で儲けを出す部分が大きいわけで、商売としてやっている以上は課金する人がいるから成り立っているとも言える。
私はゲームに関しては課金してまでという考えは変えないつもりだが、タダでゲームを楽しめるのも課金している人のおかげではあるのでそこには感謝しなくてはならない。
私のような貧乏サラリーマンは、飲み屋さんでのたまの課金で気分転換や癒しを求めるのが関の山であるが、貢献度など微々たるものだ。
課金しなければ楽しめないとは思わないが、限られた機会の中で最大限いい思いができるように備えておくのは悪いことではないのだろうと思う。

新戦力

2013-11-25 22:43:37 | 日記
今月途中から2名の新戦力が加わって、だいたい半月が過ぎた。
最初だからまずは基本の箱詰めからスタートしている。
ベテラン社員にあれこれと指導を受けていたのは本当の最初だけで、早くもそれぞれに要領をつかんで危なっかしいところはもうない。
毎年職場体験に一週間やってくる中学生にしても、わずかの時間ながら後半になるにつれて箱詰めの要領は覚えてくる。
これからいろいろと覚えてもらうことはあるにしても、両名のいい大人も箱詰めに関してはすでに立派な戦力として機能している。
今日は箱詰め班の1名が急用で突然帰ってしまったが、作業の遅れはまったく発生しなかったのがその証しだ。
こうなると、やがてわが部署に来てまる1年になろうとする某氏がいまだに手取り足取り箱詰めの指導を受けているのがいかに異常かが分かる。
文字通り昨日今日入った人間にいともアッサリと追い抜かれるならば、やがては居場所を失ってもおかしくはない。

今回入ってきたのは、年齢的には40代後半と20代半ばのいずれも男性である。
年長さんのほうは一時期体調が思わしくなかったため午前は別セクションで軽作業をして、午後から箱詰め作業に来る。
若いほうはさっそくわが社の中継拠点への大量の荷造りなど体力のいる仕事に協力している。
部署としては若手くんのほうに近々負荷の大きい自動倉庫まわりの力になってもらいたいようで、今日はわがセクションのKリーダーから指示を受けて1時間以上残業していた。

もともと面倒くさがりが顕著なK氏は、使えるものはそのへんの犬でも何でもいいような雰囲気がある。
人が少ない時期はやむを得ず面倒なこともやらざるを得なかったが、下に付く人間が増えるにつれ何かと言い訳を付けてはラクをしようとするようになった。
氏とは4年近く付き合ってきているが、モノを頼む時もいちいち回りくどい言い方をするので疲れることがある。
作業を手伝ってほしいなら普通に言える立場にありながら、妙に気を使ったような言い方で、結局は残ってほしい的なニュアンスのことを言う。
入ったばかりの若手くんも、最初は分からなくても、いずれは氏が言葉巧みに「付き合い残業」を半ば強要していることに気づいてくるはずだ。
氏にとっては下に付く人間は半分は道具のようなもので、頼りにするのではなくアテにしているに過ぎない。
自分の指示を聞いて動いてくれるなら相手は誰でもいいのである。

年長さんはまだ今ひとつ読めない部分はあるが、若手くんのほうは休憩時間にタバコ場に来ることもあってけっこう言葉は交わしている。
年の大きく離れた人間の多い中でどこまで腹の内をさらしてくれるかはまだ分からない。
近いうちには両名の歓迎会を兼ねた忘年会も予定されているから、仕事を離れた場所でまた違ったコミュニケーションを取れる機会になればいい。

ジャパンカップを買わずに

2013-11-24 21:15:05 | 休日
今日は午前中を眠りこけ、活動は午後からになった。
いつの間にかいろんなお店からのハガキがたまっていて、中には来店プレゼントがもらえるところもある。
半日を無様につぶしてしまい遠くにも行けないから、プレゼントついでの買い物に出ることにした。

まずは自宅に近い紳士服屋さんで普段着を一着買った。
きゃしゃな女性の店員さんが応対してくれたが、彼女を含めその店の何人かは「つけま」であった。
私自身その店が久しぶりでも、その時につけまの店員さんは見なかった気がする。
プライベートなら何をしようと勝手だが、果たして昼間の商売にはふさわしいのかどうか。
大変丁寧にはしてもらったが、いかにもと思える職業スマイルと合わせて、多少複雑な思いでその店を後にした。

その後は毎度の某家電量販店へ。
ポイントマシーンがまたもや改悪されたようで、最低だと1ポイントというのは以前までの最低50ポイントとはずいぶん落差がある。
50ポイントが大盤振る舞い過ぎたと言えばそうなのだが、長い目で見た客の囲い込みには効果的だと感じるし、私自身もあまり他の量販店には行かなくなっていただけに今後は考えどころである。
おとなりの立山町には某関西系の量販店が大規模な店舗を週末にオープンさせた。
通勤路は最近国道8号を流す経路で固定化してしまっているが、上市町や立山町を通る経路もたまに使う。
週末は相当混雑しただろうから、明日は帰りの経路を変えて新しくて大きい店舗に寄ろうかとも思う。
家電の店は、どこであろうといつ行っても楽しい。

電器屋さんでは小さな買い物で終わり、あとは食べ物を仕入れて帰ろうと思った。
その時間帯がちょうど競馬のジャパンカップの発走時刻に近かった。
馬券は結局買う気にならず、スーパーの駐車場でスマホのラジオアプリを起動させて「ラジオNIKKEI」の実況で聴くというひと頃の私からするとかなりさめたジャパンカップ当日となった。

勝ったジェンティルドンナは史上初のジャパンカップ連覇だから大した牝馬である。
2着も53kgと得意の東京を利した3歳牝馬デニムアンドルビーが突っ込んだ。
正直言って展開やレースのレベルには疑問符が付くが、人気の一角であったゴールドシップにとっては最悪のスローからのヨーイドンの競馬になった。
しかしいくら何でも15着という結果はショックだろう。
有馬記念の舞台である中山ならこんなことにはならないだろうが、あまりにも前向きでない気性は簡単に修復できるレベルには思えない。
有馬でも惨敗するようなら4歳の冬にして競走生活のピンチを迎えることになるかもしれない。

健診のためとはいえ金曜も休んでいるので月曜からの仕事は今一度気を入れ直して臨みたい。
生活を改善して余裕を持たせながら給料日を迎える試みはここまでうまくいっている。
ボーナスも間近な今の時期までよくガマンができた。
これに安心せず、使うべきものには使うことも忘れず、メリハリを付けつつさらに健全な姿を目指していきたい。

しんどかった~

2013-11-23 22:48:34 | 休日
昨日は一日有給を取り健康診断を受けた。
一通りの検査は自宅にほど近い立派な施設でつつがなく進み、最後の胃カメラだけは富山市内の某開業医さんまで行くことになっていた。
健診に来ているのに、その施設ではいちいち「お客様」と呼ばれるので変な感じがした。
検査にはもちろんコストがかかっているものの、当日の手出しはまったくなかったからお客様というのもどうかとは思ったが、そういう教育になっているのかもしれない。
全体に非常に丁寧に進んでいくのが気持ちよく感じたし、終了後には食堂で昼食のサービスもあったからありがたい。

さて、胃カメラというのは私は初めての経験であった。
カメラを入れるわけだから良いも悪いも一目瞭然というのが内視鏡検査の強みであろう。
通常のバリウム検査よりも正確に見てもらえると思ったのと、バリウム検査が何かとせわしないのがイヤで今年は胃カメラを選択したわけである。
フタを開けてみれば、それはそれは醜い状態になり、かなり「大変なほう」であったようだ。
特に異常はなかったのはよかったとして、ゲホゲホが多くなったのは胃の形に起因しているという医師の話があった。
それも実際にカメラを入れたから分かったわけで、本当に疲れたが貴重な経験になった。
後で家族から聞いたが、検査中がしんどくなりがちな人は前もって注射を打ってもらう方法もあるということだ。

健診が終わったからということではないが、その日の夜は久々に市内C店に出て行った。
けっこう付き合いの長くなった子が事情で富山市を離れることになったと連絡があった。
ちょうど彼女の誕生日とも重なるから、最後の最後としてはちょうどいいと思って行った。
週末だけにお店はどんどん忙しくなり彼女とはあまり話し込むこともできなかったが、帰り際にはただ一人見送りに出てくれ、いつか会うという約束をして店を出た。
お店の子だからもちろん毎日毎週というわけではないが、3年半ほど世話になった。
3年半は過ぎてみればあっという間、会った当初よりは落ち着きが出た感じはする。
事情の中身は知らないが、これからの人だからまずは健康に、生きることを思い切り楽しんでほしいと切に願う。

今日は休日ながら部署のトラックが必要な用事があったため短時間ながら参加した。
仕事と言えるような内容ではないが出勤扱いにはなるからありがたく受けた。
実質は1時間あまりで終わり、その後は冬タイヤへの交換も兼ねて実家に立ち寄った。
去年も11月23日にタイヤ交換をしたような気がする。
寒いながら天気がよかったから作業も順調に進み、これで急に雪に降られても安心だ。
今シーズンも厳しい冬にはなりそうで、早め早めに備えをして損はない。

明日は特に予定はない。
競馬のジャパンカップがあるから今夜は予想にいそしむかといえばそうではない。
例年よりもやや寂しいメンバー構成に加え、外国勢がわずか3頭、それもやや格落ちの馬しかおらず、思い入れの深いレースながら今年に限ってはまったくワクワクしていない。
スピードと瞬発力に振れた日本の競馬は欧州のそれとは似て非なるもので、求められる能力が彼の地とは全然違うと言ってもいいから近年は当たり前のように日本の馬が勝っている。
ワケの分からないレースが展開されがちなのも魅力だったが、最近はすんなりした展開が多いのがやや寂しい。
そういうわけで、馬券を買うかどうかも分からないのが今年のジャパンカップである。

中央競馬も、アメリカや香港、国内では地方競馬のJBCのように、一日に大レースをいくつもやるようなお祭り的な日が設定できないものだろうか。
短距離馬も中長距離馬もダート馬も、それぞれが様々な前哨戦を経て「同じ日」に覇を競う舞台があったなら画期的だと思うのだが。

明日は健康診断

2013-11-21 21:14:45 | 日記
毎年秋には会社の健康診断がある。
これまでは職場での一斉診断日に参加していたが、その日には胃カメラのメニューがない。
バリウム検査でも特に悪いことはないし、一日職場を空けることにもなるからこれまで通りでもいいと思いつつ、胃カメラのほうが何となく「よりよい」感じがして別会場での受診を選んだ。

機械でも定期的に点検が必要なのと同じように、長年使っている体も一定のサイクルで点検が必要である。
この年齢になってくればどこかには必ずガタが来ているはずで、もし何かあれば対策をしなくてはならない。
とはいえ、自分の体のこととなると自覚症状のない状態ではなかなか重い腰が上がらないという感じで、去年の結果に対して十分な手を打ったとは恥ずかしながら言い難い。
再検査なり要治療なり、そんなメッセージに出会ったらすぐに何とかしようと思うまではいいのだが、なぜか日々に流されて放置してしまっているのが現状だ。

健康診断は絶対に必要なものではあると分かっていながら、何かが「分かってしまう」のが怖いという側面もある。
個人のことなので中身は避けるが、わが職場は平均年齢も高く、今年度の診断で何かが判明してしまって落ち込んだという人も何人かいる。
そういう人たちと私はせいぜい暦一回りくらいしか変わらないわけだから、私も何か思いがけないものが見つかってショックを受けるかもしれない。
最近はぐっすり寝ても寝起きが悪いことが増えているし、疲れが取れにくく感じてきたのは間違いない。
いやおうなしに衰えと闘わざるを得ない年齢に入って、こういう機会に修復可能なものはいよいよ早々に手を打つようにしていきたい。
何かにかかっても治りにくいとかこじらせやすいとかであったなら、体が資本の職場にも迷惑がかかる。

こういう機会の常として、すでにもう検査まではおなかに食べ物を入れられない時間帯に入った。
いつもしっかり朝ご飯を食べる私にとっては朝起きて何も口にできないのはつらい。
医学の進歩というなら朝がっつり食べても影響のない検査でも開発されればと思うのだが、それはゼイタクというものだろう。
せいぜい年に一度のこと、ガマンするよりほかはない。

やたらに朝が早いスケジュールでもあり、何か食べたい誘惑を断つ意味でも、またかんじんの診断当日に変な体調にならないためにも、今日は早々に横になって万全な形で診断に臨みたいと思う。

同じ土俵ではない

2013-11-19 20:11:50 | 日記
私を含む職場の3人ほどがスマホの某ゲームで競っていることは以前に書いた。
お互いにアイテムをプレゼントしあったりしながらということもあり、特に朝の話題として盛り上がることも多い。
ゲームの内容そのものに関しては3人とも同じ苦労(?)をしていることもよく分かる。

そのゲームのランキングはどうやら火曜日の朝にリセットされるらしく、今朝開いてみたら私の部分も「準備中」となっていた。
とりあえず記録だけは作っておこうとほんの数回ゲームに参加してから会社に行った。
今朝も当然そのゲームの話題にはなったのだが、若手のY君が私と年長のK氏のスコアを聞いて「サクっと抜かしますよ」と自信満々に言った。
後で確認してみたら、案の定スコアは抜かれていて私は現在3人中の3位に甘んじている。

ゲームの上での「レベル」となると実はY君がいちばん低いのだが、過去も含めていちばん高いスコアも彼が取っている。
キャラクターの「装備」はゲームをやり込むにつれて徐々にでも強くしていけるのだが、彼の装備を見て驚いたのは、どう考えても相当額の課金をしないと実現しないものだった。
ゲームの参加回数が少ないとレベルは上がらないが、装備はゲーム上のお金(ゴールドなどの呼び名)に加えて実際のお金を投入して増強することもできるから、レベルの数字が低い彼が大きなスコアをいとも簡単に取れるのは当たり前である。

たかがゲームのことでケンカになるのはイヤなので、3人での会話ではひたすら彼を持ち上げてはいる。
私とK氏がこれまで限りなく無課金に近い形でやってきているからといって、お金をつぎこんでいると思われるY君をつるし上げにするのも大人げない。
もちろん彼自身が課金うんぬんは絶対に口にしないことから、どうやら彼は極度の負けず嫌いでどんな形でも他人に勝てば満足という性格のようである。
詳しくはもちろん書けないが、彼自身のバックグラウンドを考えるとかなりコンプレックスのきつい人間であるのは間違いない。
仕事もできて、話題も豊富なナイスガイであるだけに、決して全否定ではなく「タマにキズ」程度の話ではあるのだが。

彼あたりの世代が生きてきた時代はすでに世の中が何かと厳しく、若くして他人を蹴落としていかないと生きていけないという体験も多いかもしれない。
最初は安月給でもがんばっていれば給料が上がっていった時代なら借金してでも大きな車を買うなどの一種の無茶もできたが、そういう夢すら持ちづらい時代の中でしか生きていない彼らには、我々の世代には分からないある種のさめた気持ちを抱えている人間も少なくはないのだろう。
やたらに明るくて前向きな歌詞が並んでいるものの、私には何となくカラ元気的で薄っぺらく感じられる曲がはやるのも、こういった背景と無関係ではないように思う。
たった一人、それもスマホのゲームを通してではあるが、世代間のギャップというものは確かに存在し、私たちの世代よりもはるかにしたたかに生きてこざるを得なかった若者の姿が何となく透けて見えたような気がしている。

当たり前の国へ

2013-11-17 18:45:52 | 休日
写真は、午後に富山市内某所で開かれた講演の看板である。
内容は読んで字のごとくだが、一般のマスコミからは出てこないこと、また世の中のイメージと違う現場の姿など、興味深いものがたくさんあった。

防衛費は実に11年ぶりに増額になる方向のようだが、周辺他国が競うように防衛力を強化している中ではまだまだ不十分、不十分ゆえのパワーバランスの崩れが周辺国のよからぬ行動を生んでいるようだ。
最近のことだけいえば民主党政権時代に日米関係がグラついたことと無関係ではないだろうが、それよりもずっと前から指摘されていたことに長年の自民党を中心とする政権も対処してこなかった。
国防は民間企業のようなコストありきの考え方ではダメで、最低限の抑止力を確保することが第一に考えられるべきである。
今は南西諸島方面が怪しいからといって他が手薄になってはいけないが、現状はどこかに注力すればどこかに穴があくという状態らしい。
ちなみにわが国領土近辺の怪しい行動は、件数だけでいうとロシアが中国よりも多いとは初めて知った。

自衛隊に対する国民のイメージは、先の東北の大震災での奮闘を筆頭に多数の事例が一般マスコミでも流れるようになってきて、おおむね良好なのは間違いない。
「反自衛隊」の風潮もひと頃よりは弱まり、いわれのない逆風はずいぶんとなくなってきているようだ。
しかし、彼らの本業は災害救援ではなく国防だ。
災害救援はあくまでも現地警察や消防が手に負えない場合など一定の条件のもとで派遣されることが決まっているだけで、何でもかんでも自衛隊というわけには制度上もなっていない。
東北や伊豆大島、遠くフィリピンの救援ももちろん大切な任務ではあるが、限られた人員の中で本来の国防に関する業務を日々続けている人もいる。
緊急時には人が手薄になって一人が二人分三人分の仕事をすることもザラだというから、公務員のイメージに反して現場の忙しさはハンパではないようである。

講師の桜林さんが危惧していたのは、そんな中でも公務員改革の一環で自衛官の給与も減りそうなことと、米国の装備を買ってばかりいて自国の防衛産業の技術が衰退するのではないかということだ。
日米同盟が片務的と言われて久しいが、せめてわが国の技術が同盟にいくばくかでも資するようでないと、本当に米国の言うがままで過ぎてしまい、おまけに給与削減で現場の士気も低下すれば本当に自衛隊が国防の役を果たすのか不安だ。
批判ばかりが喧伝されるオスプレイにしても、米国としては(わが国の!)安全保障上必要だから作って配備している。
日本に来ている米軍兵士は、先の大戦で強い日本に勝ったのだから今度はその日本を必死で守れという教育も受けている。
そんな状況でわが国自身がわが国を守るために何も出せないようではいけないし、時には犠牲を払う覚悟も必要だ。
どの国も、自国を守るために相当の犠牲を払ってきている歴史に照らせば、好き嫌いはともかくわが国だけが平和ボケしていてはいけないというのが冷徹な現実なのだ。

私と同級生の美人ジャーナリストの貴重な話を、無料で聴くことができていい一日であった。
わが国が一刻も早く「当たり前の国」になることを念願するものである。

雑多に

2013-11-16 21:02:10 | 休日
何かと疲れた今週の勤務が終わり、昨夜はまたもや電気をこうこうとつけたまま寝てしまい、気がついたら5時前くらいになっていた。
金曜の夜なら街に出たい気分にもなるが、来週末には市内某店某ちゃんの「完全卒業」という節目がある。
私が夜の街に復帰(?)してからは、別の店のベテランママを除けば最も付き合いの長い彼女がわざわざ連絡をくれた。
こちらの身勝手でその店には富山市の夏祭り以来、つまり約半年行っていないながらありがたいことだ。
さすがに最後の最後となれば話は別、ただしそれ相応の出費も予想されるから金曜はおとなしくすることにした。
ちなみに土曜の今日も出るつもりはない。

今日は午前中に魚津市内で予定があったのでそれを早々に終わらせ、実家に寄ろうと思ったが母親に連絡がつかないので断念した。
魚津市内では、知り合いがオーナーをやっているコンビニを冷やかし、電器屋さんで部屋の蛍光灯を買って、自宅方面に取って返した。
途中では部屋の整理のために小物をいくつか買い、冬に向けて厚手のパーカーも一枚買った。
表示はX-Largeになっているが、それ以上はありそうな感じだ。
着てみて不格好にならないか心配だが、あったかいのは間違いない。

11月も半ばに差し掛かり、会社勤めとしてはそろそろ冬のボーナスが気になる時期である。
待ち遠しいのはいつも同じだが、昨年まではかなり切実なものがあった。
それと比較すると今年は少しは余裕がある。
ほしいもの、やりたいことにはキリがないが、なるべくなら支払いは現金で済ませて気分的により楽にいきたい。
優先的にはクルマのローンをゼロにし、加えて走行80,000kmが近づいてきたクルマそのもののメンテナンスはやりたい。
車検の年度ではない谷間の年だから、できることはひと思いにやっておくと後が安心だ。
その他には大きな出費の予定はないから、可能な限り今よりもより健全な財政にもっていきたい。

今シーズンの冬もなかなかに厳しいようで、雪かきのことを考えると今からユウウツだ。
自宅の駐車場の融雪装置は昨シーズンにようやく機能したので心配ないが、職場は範囲が広く特にトラックが付くヤードが大変だ。
用具に限りがあるとはいえ、大雪の時には文字通り総出でやるのが当たり前だがわが職場はそうはなっていない。
雪かきをするのは部署のいちばん上といちばん下というおかしなことになっている。
期待をかけるつもりはないが、公の心を持てない人間が現場を仕切っている現状が、わが部署の社内イメージや対外的なそれを損ねる元になっていることに気づいてほしいものである。

明日は富山市内の中心に出て、某女性ジャーナリストの講演を聴きに行く。
テレビでは何度か拝見しているが、専門は外交・防衛ということでいささか重い話にはなるだろう。
ここ数週間はフィリピンの台風被害や国会の話題が多いが、今もわが国の周辺では他国がウロチョロと不穏な動きを見せている。
一般のメディアが放送しないような事柄も多数聴けると思うので楽しみである。

週明けは月の後半スタートという色合いでやや忙しくなるはずだ。
引き続き体のケアを第一に、トシを考えて無理をし過ぎずに日々を乗り越えたいと思う。

静かと思ったら

2013-11-15 21:49:30 | 日記
月の真ん中、しかも金曜とくれば仕事は至って穏やかに流れる日だと誰もが思っていた。
しかし朝出社してみると、ある機械が異常を出してピーという音をたてていた。
動かさないわけにはいかないものだから軽症であればいいと思ったが、案外の重症ということが判明し復旧に午前中いっぱいを使ってしまった。

仕事の量はやはり予想通りというのか少なめで推移したが、何せスタートが大幅に遅れたために、一時は今日は何時に帰れるのかと思った。
私自身は午後から製造工場まで二回も往復するスケジュールになっていて、館内の流れにはほとんどタッチしないまま過ぎた。
運んできた製品をチェックすることで手一杯になりながらも、何とか箱詰めは定時近くには終われそうに見えた。
しかし、これが例えば月の初めだったらと思うとぞっとする。
月初めなら、何もかも順調でも箱詰めが定時を大幅に越えることが多い。
もしそんな日に大きなトラブルが出たら、今本欄を書いている21時台でも「宴たけなわ」という感じだったかもしれない。

倉庫というアナログな職場ではありながら、仕事の上ではPCはじめ数多くのデジタル機器の力を借りる。
様々なデータが正常にやり取りされなければ、その日の仕事は大幅に遅れてしまう。
会社として今日の分を出荷する段取りが済んだだけではダメで、運んでくれる業者さんへの引き渡しにもある程度のタイムリミットがある。
一つ何かが止まるだけでにわかに部署のエライさんがあたふたするのも当然だ。

技術の世界というのは文字通り日進月歩であり、最近は自動運転のクルマが話題になった。
クルマはまだ開発が緒についたばかりだが、自動運転なら航空機や新幹線あたりはとっくの昔にやっている。
自動運転中にケイタイをいじってどうこうというのは論外としても、人間による繊細な操作を必要としない状況では機械任せにしてしまっているということか。
あまり何でも便利になり過ぎるのは明らかに人間の劣化を招くとは思うのだが、ハンディを抱えている方などにとってはありがたい技術もあるだろうし、新しい技術はセールス的に大きなアピールポイントにもなるだろう。
要は使う人間が頼り過ぎないことが大切で、あくまでも最後の詰めは人間、機械は人間の助けに過ぎないという意識はどんな機械を相手にしても必要ではないかと思う。

機械をアテにし過ぎてばかりいると、わが職場でも大量の製品の破損につながったりする。
今一度、人間の目で耳でしっかり確認を取ることを忘れないようにしたい。