blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月を振り返って

2013-08-31 23:37:09 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
ここ北陸も、関西や東海ほどではなくても気温の高い日がずっと続いた。
晴れているのはありがたくても、これほど暑いと外に出るにも「対策付き」でないと難しいということになった。

仕事は、お盆を間にはさむこともあって、特にお盆の前は何かと忙しく過ぎた。
私はあまり汗が出ない方だが、職場の人にも外からモノを運んで来るトラックの運転手さんにも異常な汗かきがいて、作業中に製品に汗が落ちることもしばしばであった。
いちおうは「外箱も製品のうち」と考えられているので、あまりひどい時は汗拭きを優先してもらうように言ったりもする。
季節柄すぐに乾くなどと言っているより、最初から汗が落ちないようにするに越したことはない。
しかし中には体力的にいっぱいいっぱいの人もいるのが現状で、そう言ったところで対応する余裕すらない人もいる。
体質とはいえご苦労なことである。

あまり遠くに出ていなかった今年の前半を思うと、7月以降はよく外に出ている。
8月はお盆休みもあり、それ以外の日もけっこうあちこち動いた。
月初めは富山市の花火に始まり魚津のお祭りにも行き、お盆に入っては信州の高原まで爆走したり古い友人にも会ったりした。
久しく行っていなかった富山市のライブ会場にも行ったし、先週はコンサートついでに高山市と飛騨市を訪れてもいるから、けっこう盛りだくさんの月だった。

もちろん「ボーナス後」という事情はある。
友人に会えば飲まないということはないから、お酒と無縁というわけでもない。
ただ、今年の前半までと比較すれば、他人に流される部分が減って自分のペースでお金と時間を使うことができている。
7月からは富山市内でなじみにしてきたお店から距離を置く生活が続いているが、誰がどうとか何がイヤとかということは全くなかった。
それぞれに魅力のあるメンバーからの多くのお誘いにすべて応えるのは経済的に難しくなり、気分的にもややマンネリ感が出て、必ずしも望まないタイミングで街に出ることに嫌気が差しただけである。
連絡を閉じているわけではなく、時たま今でもお誘いは入るが、風呂敷を広げて距離を置いた以上しばらくはややライトな形で付き合っていくのがいいと思う。
狭い富山だから縁のある人とは会うようにできている。
お店は当面遠慮させてはもらうものの、周辺の居酒屋あたりで知った顔に会うことは十分あるから、気軽に話ができる間柄ではありたい。

9月のカレンダーを眺めると、8月と比べてスケジュール的には「真っ白」に近い。
日を経るにつれて徐々に埋まってくるとは思うが、2回ある3連休も今のところは何もない。
今までの趣味や嗜好とは違う分野の催しでも、興味が持てたら行けばよい。
今からでも、少しずつでも、自分自身の世界を広げられるような行動ができる9月でありたいと思う。

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初心忘るべし!

2013-08-29 20:16:52 | 日記
ラーメン屋さんや居酒屋など、なぜかトイレに多いがいわゆる人生訓のようなものが飾ってあるのをよく見る。
どれもこれも立派なことが書いてあるし、中身についてはごもっともと言う他はない。
書いてある文言の通りに毎日を生きていけるならそれはそれで素晴らしいだろうが、ひとつひとつを実践していくのは正直言って無理である。
ああいうものは決して間違いではないので役に立たないことはない。
しかし、額に入れて飾ったりしなくてはいけない人生訓なるものは、そもそも人間が「忘れがちなこと」だと思う。
誰でも意識しなくてもできてしまうことであれば、わざわざ目立つ場所に書き出しておく必要などさらさらないからである。

「初心忘るべからず」という言葉を座右の銘にしている人も多いかもしれない。
確かに、初心を片時も忘れないで日々の仕事や生活を送っている人がいるとするなら素晴らしいの一言である。
でも本当にそんな人がいるのかと言われたら、実際はいないのではないか。
本来初心などというものはしょっちゅう忘れ去られるものであり、私自身も忘れている時間が多い。
忘れっぱなしではさすがにダメだが、忘れることそれ自体が悪いことでは決してないように思う。
忘れてしまったなら思い出せばいいのである。
初心を忘れている状態では必ず何かやらかしてしまって強制的に思い出すようになっていると考えれば、日頃から肩ひじを張って初心を忘れないようにと踏ん張っているのも滑稽なことのように思える。

実はつい最近、今の職場に来て一度もやったことのない失敗をした。
今までミスったことがないことを3年以上経った今になってしたということは、できていたはずの確認動作をどこかで外したということだ。
その意味では「初心を忘れていた」ことにはなるだろう。
ただ、これで間違いなく「思い出す」ことはできたから、今後は「二度とやらない」ことで返していけばよい。

初心忘るべからずに限らないが、一般にコトワザや人生訓などでうるさく叫ばれる事柄というのは、人間にとってそうそう簡単ではないことだと思った方がいい。
たやすくはできないことだからこそ叫ばなくてはいけないわけで、できなかったところで気を落とすような話では毛頭ない。
むしろそんなものに縛られて生きるのも息苦しい話であって、適度にほどけた状態で毎日を送る方が健康的だ。
立派であろうとすることをやめ、心を軽くバカになって、ムダな背伸びや知ったかぶりをしない人間の方が実は愛されることを今は知っているのである。

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週末の行状

2013-08-26 21:36:57 | 日記
家族旅行が延期になった土曜は、午前はとことん自室を片付けてからお盆に行き忘れた母方のお墓参り、午後は平日の疲れもあって夕方まで眠りこける始末であった。
部屋をいじる中で必要なものはあらかた揃い、不要なものがほぼピックアップできてきた。
一口に処分すると言っても、ただ捨てるばかりではなく、100円にでもなるのならそういう手段を取った方がいいし、身内に回せるものもあるだろう。
とにもかくにも限られたスペース、有効に使うに越したことはない。

土曜の夜は行きつけのスナックに顔を出してみた。
お盆に友人を連れて行った時にちょうどウイスキーのボトルがなくなったので、「赤霧島」という焼酎を入れていた。
スーパーではお目にかかれない銘柄で、値段もそれなりに張る。
でも、口をつける前からいい香りがしてくるし、もちろん飲めば本当においしい。
何かで割るのがもったいなく思えるほどで、土曜はロックでちびちびとやった。
週末は普通なら若いJちゃんも出てくるはずなのだが、熱を出してしまったらしく不在だった。
ママさんだけでも特に不自由はしないが、ほんわかとしたキャラクターなので、特に癒しが必要だったその日だけに残念だった。
ママさんは週末でお客さんが多いところを一人で切り盛りしていてあまり話し込むこともできず、終電に間に合うように出てきた。

けっこうお酒を飲んだわりには日曜は早々に目が覚めた。
その日はおとなり岐阜県の飛騨市で神保彰さん(CASIOPEA 3rd)のコンサートがあるので行くことにしていた。
開始は夕方だしあせって自宅を出ることもなかったが、相当早い時間に現地方面に向かった。
夏休みだというのに国道41号線はスカスカである。
山間部に入れば信号はないからクルマにとってはありがたく、豪快に突っ走った。
市街地のストップ & ゴーがいかにクルマと燃費に良くないかがよく分かるのはこういう時である。

夕方までには時間があったので、コンサートがある旧古川町を通過して高山市内に向かった。
何度か来たことはあるはずだが、一度は秋祭りのまっただ中で、祭りよりは人を見に行ったような感じだったから、街並みなどはあまり覚えていなかった。
今回、地図を片手に気の向くまま歩き回り、古い街並み以外にも写真をたくさん撮ることができた。

高山だけでも相当中身は濃く、これだけで1日終わってもいいくらいながら、その日の目的であるコンサートにはそれに輪をかけて感動した。
私もドラマーの端くれとして勉強も兼ねてとは思っていたが、そんなものは超越していた。
相当テクニカルなことをやっているはずなのだが、本人はずっと笑顔で楽しそうに叩き続けていた。
神保さんのような世界的なアーティストでも、事の始まりはやはり「好き」という気持ちからである。
好きなことをやっている人の顔というのはこれほどまでに輝くものなのかということを改めて思い知った。

今年の前半まで、ややもするとありがたいお誘いに振り回されがちであったところをいったん遮断して以降、自分で決めてお金と時間をより納得できる形で使うように心がけている。
8月の振り返りは月末日にあらためて書くが、少しずつでもいい形になっていると思う。
もとより失うものはなく、一歩ずつでも前に進んでいけるような日常でありたい。

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なぜか

2013-08-24 19:35:13 | 休日
前回の更新が火曜日、水木金はどういうわけか更新する気にならずであった。
仕事で疲れきったわけでもないし、単にナマクラを起こしたわけでもない。
自業自得ながら、仕事とは別の部分で長らく温めていたものに区切りをつける必要を感じて心がぐらぐらと揺れていた。
打てば響くという言葉があるが、思い返してもなぜ「打っても響かない」ものにずっとこだわっていたのか説明がつかない。
説明や理屈で割り切れない感情であったとしても、年齢的にも時間がない(時間切れか?)私にとって立ち止まっているヒマはないのだと思う。

この後、自分へのごほうび(癒され?)に外に出るかもしれないので、少し早めに書いておく。
誰が見てくれているか分からないとはいえ、閲覧数も一つの張り合いにはなっているから、なるべくなら更新を空けすぎないで閲覧数が寂しい数字にならないようにしたい。

お盆が明けて通常の流れに戻った今週は、大忙しだったのは月曜だけだった。
火曜以降は月曜のドタバタが嘘のように至って普通の状態になった。
しかし8月は最初からお盆前までは忙しく、職場に抱えている製品が薄くなる一方であったから、その補充に追われる週でもあった。
ようやく日中の出荷が落ち着いてそれをやる余裕ができてきたとも言えるし、外に預けておけばそれだけカネがかかるから、職場のスペースに空きができれば外から引っ張るのは当然だ。
ただ、あまりにも一気にやろうとして運んできてくれるドライバーさんが定時に間に合わないことが多い。
私は今は直接の担当ではないからあれこれは言えないが、不必要な「待ち」が発生していらぬコストを食ってしまうのはできれば避けたい。
110cm四方のパレットを置くスペース、また定時を過ぎても残ってくれる人間の数などを考えると、理想は20~30枚をこまめに取り寄せる形がいいだろう。

今日に計画されていた家族での遠出も中止となり、短く外出はしたものの自宅で寝ているばかりの土曜になっている。
遠出そのものは昨日の大雨を思えば延期で正解だったろうが、時間が経って話が消えてしまうのも寂しい。
暑い時期に涼しいところへというコンセプト実現のため、いい日をうまく狙って実現させたい。
親も今の状態から急に弱ることはないと思うが、話があるうちにこういうことはやっておかないと後悔することになる。
自分のことでイッパイイッパイという時期はもう卒業しなくてはならない。
親でも誰でも、他人に与えられるだけの気持ちと財政の余裕を持ち続けられるように努めていきたい。

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少しずつ秋へ

2013-08-20 20:27:58 | 日記
あれほどバタバタした昨日の翌日ながら、今日は至って仕事量は普通だった。
職場のみんなは口にこそ出さないが、さすがに昨日は相当きつかったようである。
その日の量は時間を経るごとにだんだん分かってくるので、私は私の担当の範囲でできるだけ早く収束できるように段取りを組んで、全体としても早めに終わることができた。
早く帰れるならそうしたほうが一人一人にとってもよく、部署のコストの削減にもなる。

日中は時おり強い雨が降り、雨じたいも久々だったのに加えて最高気温が30℃を下回った。
空の上では夏と秋がせめぎあっている状態のようで、この時期らしい天候の急変には注意であるが、徐々にでも秋が近づいているということであろう。
8月は天気が安定しているのはありがたかったにしても、とにかく気温がずっと高かった。
近年は暑いと寒いしかないような天候が続いている中、酷暑の後はせめて涼やかで気持ちのいい「秋らしい秋」になればと思う。

私自身はお盆に信州の高原に行ってきたばかりだが、それとは別に今週末あたりで家族と涼しいところに行く計画があった。
しかしどうも金曜土曜あたりがあまり天気が良くない予報になっていて、家族と話した結果、今週末は見送りということになった。
富山からなら十分日帰り圏内の場所であり、また天気予報の様子を見ながら別の日程を組むことになる。
9月にずれこんでも、3連休が2回もあるし、それらが全部天気が悪いこともないだろうから近いうちには実現するだろう。

早いもので、今の住まいに移ってから間もなく3年になる。
案内広告にあった「生活至便」というのはその通りで、だいたいの用事は近いところでカタがつく。
富山市の東寄りだから、通勤も市内の中心を通らなくてよく、ひどい渋滞にはかからない。
電波状況もいいし、少し手狭なこと以外はこれといって不満はない。
狭いことを逆手に取って、なかなか捨てられなかったものをひと思いに処分したりと、特に今年に入ってからはずいぶん身の回りがスリムになった。
家族旅行がいったん消えた週末は、さらにスッキリした形を目指したい。

今の自宅が、魚津の実家と「付かず離れず」の距離にあることも心理的にはいい。
両親がまだ元気なのはいいのだが、近すぎるとお互いに甘えてしまうところがある。
もし転居することがあるとするなら、親が弱ってきた時か私が結婚する時であろう。
結婚の場合は、先に「お相手」という問題があるのだが…。

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お盆明けて

2013-08-19 22:03:21 | 日記
長い休みの後は、わが部署は例外なく忙しい。
春の連休、お盆や正月などの直後、休みでダレた心と体は容赦なく叩き起こされる。
ザックリ言って、今日は通常の倍の量があった。
ほしいところにモノを送るのが使命である以上、長休明けはほしがる先が多いのは仕方がない。

さて、昼食時には各人がお盆休みに行ったいろんな土地のおみやげで食堂があふれ返ることになった。
もちろん私も美ヶ原に行ったから、ささやかながら持っていった。
当たり前だが方面も様々で、名古屋や大阪、広島など、居ながらにして日本一周をしている気分になった。
信州(長野県の人にとっては「長野=長野市」であるらしいです)に行った人も私の他に一人いた。
その人はどちらかの親が信州の出だと聞いたことがあるので、その人にとっては帰省半分といったところか。

長野県は内陸県で、海があって海抜ゼロに近い土地も当然多いわが県と違い、大きな都市でもわりあい標高が高いところにある。
お盆の旅行の間、国道19号もしくは20号を通っていると、自治体の境目にある看板にわざわざ標高が記されているのを見た。
私が宿泊した塩尻市は松本市との境で600m台、岡谷市との境は塩尻峠の頂上なので1,000mを超えていた。
こういうデータになぜかそそられる私は、旅行から帰ってから少しそのあたりを他の都市でも調べてみた。
すると、今回実際に観光した松本市は592m(市役所の位置で、以下同じ)、ビーナスラインの入り口がある茅野市では801mとあった。
ちなみに、茅野市の801mは市庁舎の中では全国一標高が高いそうである。
さすがに気温の変化となると1,500mを超えるあたりでないと体感できなかったが、旅行の間、日本でも有数の標高の高い都市をグルグル回っていたことになる。
高い土地だけあり、酷暑は酷暑であったのだが空気はからっとしていた印象があり、同じ30℃でもやや感覚は違っていた。
じめじめしたわが県の暑さとは違ってうらやましい気持ちもある一方、冬はこちらとは比較にならない寒さになるだろうと想像してみた。

違う土地に行けば行った分、いつもいる土地との比較でいろいろ勉強になる。
非日常というところでは、これからもっともっと他の土地に行く機会を積極的に作っていきたい。
たとえ滞在が短くても、違う土地での経験は必ず何かの役に立ってくると思う。

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日常へ

2013-08-18 20:59:18 | 休日
今日でお盆がらみの長い休みが終わり、明日から日常が戻ってくる。
明日から仕事というこの時間になってみればアッという間だったようにも思えるが、2日間だけながら遠出もし、残りの日も自宅にこもらないで外に出て精力的に動くことができた。
木曜にはしばらく会っていなかった友人に会い、土曜にはこれまたずいぶん行っていなかったライブハウスにおじゃまして素敵な仲間に再会することもできた。
友人にしろ、ライブハウスのマスターや出演者にしろ、長く会っていなくてもこちらの顔を忘れていることはない。
もちろんこちらも忘れてはいないわけだが、顔を見れば年単位で会っていなかったとは思えないほどスンナリと話ができる。
メールやSNS全盛で「つながり」ばかりがもてはやされるような雰囲気さえある中、普段何の連絡もしなくても姿を見ただけで時の空白が一瞬にして埋まってしまうような感覚を持てたのはありがたいことだ。

正確にはお盆休みというと13日~16日のところが普通だが、今年はその後に土日が来たため今日までの休みということになった。
土曜はなぜかお盆の間に行くことを忘れていた墓参りをするため実家方面に行った。
特別に豪勢なお供えも持たず、心ばかりの花やビール(故人が好きだったため)を置いて手を合わせて帰って来ただけであるが、少し遅めになったことも含めて、ご先祖様にどう映ったかは知らない。
本当は今日、富山市内にある母方の墓に行く予定であったのをすっかり忘れて行かなかった。
せっかく昨日魚津に行ったのに、間抜けなことをしたものだ。

土曜の夜は、久しぶりに「森本浩 & ivy」のマンスリーライブに行った。
長らく行っていなかったのは週末の過ごし方がお酒の場に大きく傾斜していた影響である。
2,000円でワンドリンク付き、それで2時間盛りだくさんで楽しませてもらえるライブから足が遠ざかるほどに「カツカツ」の生活をしているようではダメで、7月のアタマから意を決して財政再建路線に方向転換をしたのは何度も書いている通りだ。

そのライブが今回ついに150回を数えるという記念すべき日となった。
一口に150回と言っても、毎月違う内容で「休む月」もまったくなく続けてきてのことだから驚異的としか言いようがない。
固定客ももちろんいるが、私のような気まぐれな人間や、その日実は初めてだったという人もある。
来る人ひとりひとりに音楽ライブでそこまでしなくてもと思えるくらいの温かいおもてなしがあるのだが、森本先生にしてもivyのメンバーにしても、とにかく来てくれるのが嬉しくてたまらないという思いが伝わってこちらも温かい気持ちになる。

時代の流れで私もスマホを持ち込み、何曲かで動画や写真を撮らせてもらった。
自分で足を運んだのだからそれこそFacebookあたりに上げることもできるのだろうが、写真や動画は森本浩 & ivyの公式サイトにたくさんアップされるから本欄には載せない。
ライブは毎月第三土曜の20時から、富山市の「Artist's」(読みは「アーティスト」)という会場でやっている。
私もかつてはステージに何度も立たせてもらった大変縁のある場所であるし、今後はできる限り足を運んで大好きな音楽に癒されたいと思う。
コメント (2)
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救出成功!

2013-08-16 23:33:54 | 休日
写真は、「ハードディスクドライブ(以下HDDと表記)ケース」という商品の外観で、昨日買ってきたものだ。
これそのものはケースというだけあっていくつか端子の付いたプラスチックの箱に過ぎず、3千円くらいする物にしては重さもほとんどない。
この箱の中には、ひと月ほど前に壊れてそのままになっていたWindowsPCから引っこ抜いたHDDが入っている。
これを先月買ったMac miniに接続すると、中に入っていたデータはWindows由来のものを除いて見ることができ、Mac本体にも入れておきたいものは簡単にコピー & ペーストで保存できた。
壊れたPCに付いていたHDDが、新たにMacの外付けとして文字通り復活することになった。

スマホ導入以前以後を問わず、PCには毎日のように接してきた。
そのわりには永遠の初心者と言うべきか、いざ壊れた時にどうすればいいかはあまり考えもなく、買った店に相談に行っても解決を見なかったので狭い部屋の中でそのままになっていた。
画面が出せなくなったPCだから機械そのものはもういらないが、中のデータが残っている状態ではリサイクルに出すこともできない。
データだけは何とかしたい一心でいろいろ調べたら、「データだけが心配ならHDDだけ取り外し、ケースを買って取り付け、別のPCにつなげばいい」ことが分かった。

デスクトップだったのでHDDの取り外しは簡単で、HDDを外した状態だから機械そのものはスンナリ中古屋さんに引き取ってもらうことができた。
街の業者さんに頼めばデータの救出は場合によっては1万円コースだが、自分でやってその半額以下で済むのならやらない手はない。
怖かったのは不調の原因が「HDDのせい」である場合だったが、つないでみると中のファイルは何一つ破壊もされてなく、Macからのアクセスも普通にできた。
旧PCの不調はHDDが原因ではないことだけは分かったし、旧PCにせっかく蓄積したデータをあきらめなくてよかったというのが今の思いである。
詳しい人には何ということはない話だろうが、一時の勢いはないにしてもPCがこれだけ年代を問わず普及していれば私のように「詳しくない人」も多いわけで、一つ自力で問題を解決できたことはわずかながら自信になった。

難題を片付けてホッとしたからか、その日の夜に同級生に会って飲んだ時間は非常に楽しかった。
久々に帰省してきた人間に一度は会う機会を作りたいと思っていたが、実現できてよかった。
今日は初めて予定のない一日で、買い物以外はノンビリ過ごした。
お盆休みもあと2日、交通規制や渋滞を嫌って先延ばしにしていたお墓参りをしなくてはならないが、もう一つくらい楽しい思い出ができるとなおいいだろう。

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クルマ旅2日目

2013-08-14 22:24:56 | 旅行
塩尻市内のホテルでは、早くに寝たから目覚めも早かった。
何しろ今日は標高2,000mの高地に上がる。
人にもクルマにも過酷な道のり、人間のほうはホテルの朝食をたんまりいただいて充電完了、しかしホテルの部屋でゆっくりとするでもなく7時半前には今回の本命である美ヶ原(うつくしがはら)に向けて飛び出した。

美ヶ原は塩尻からなら松本市内から上がった方が距離的には短い。
しかし今回は「ビーナスライン」という道路を起点から終点まで走ることも目的の一つにしていたので、塩尻からいったん高速に乗って南下し、諏訪ICで下りて茅野市内からビーナスラインに入った。
遠回りで時間はかかるがせっかく朝早く出てきたし天気も最高、見どころも増えていいだろうと思った。
結果的にはこれが大正解で、蓼科高原から白樺湖、車山高原を通って霧ヶ峰と、さながらリゾート地のオールスターのような景色を堪能しながらの気持ちのいいドライブになった。

休み休み、写真を撮ったりアイスを食べたりとテキトーにクルマを進め、いよいよ美ヶ原の近くまでやってきた。
最後の休憩所からだと一気に300m以上も高度を上げる格好になる。
さすがに急勾配と急カーブの連続で愛車もワンワンとうなっていたが、特にトラブルもなく10時頃にようやく美ヶ原に着いた。

美ヶ原はクルマが入ることができず、山頂や牧場へは遊歩道をひたすら歩く。
駐車場から山頂まで、往復なら2時間ほどだ。
幸い2,000mの高地ともなると気温は下界よりも10℃は低く、長袖まではいらなかったものの暑い感じはまったくしなかった。
空気もカラッとしていたし、何しろおよそ本州のものとは思えないような広々とした景色が延々と続いていたから、歩いている時間が全然苦ではなかった。
写真はあえてランドマーク的なものが入っていない平凡な構図のものを載せたが、この写真1枚だけでも美ヶ原の素晴らしさが分かっていただけると思う。
酷暑の夏にあって、暑くなく、かつ今まで行ったことのない土地を目指すという私なりのチャレンジはひとまず大成功ということになった。

今夏、もしかすると今年のハイライトになりうる体験ができたことで今年のお盆休みはすでに素晴らしいものになっている。
あとの4日間も、事故や体調には気を付けつつ、欲張れるところは欲張って、昨年の「東北5日間」にも劣らない中身の濃い休みにしたいと思う。

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クルマ旅1日目

2013-08-13 20:52:23 | 旅行
いつも会社に行くのと同じくらいの7時前に自宅を出た。
時期が時期、道中何があるか分からず、早めに動くに越したことはない。
どこを回っていこうと文句は言われないから、多少つらいが神岡から平湯温泉を通って松本に抜けることにした。
ほぼ有料道路は使わない格好になり、特に長野県に入っての国道158号はなかなかにエキサイティングな道のりであった。

移動に体力を使うので今日は高原を目指すのはやめ、松本市内をお城を中心に散策した。
時間があったから松本から南下して、諏訪湖をグルっと一周し、ホテルのある塩尻まで戻って今はゆっくりしている。
急に決めた旅で事前の調査も不足し、本来の目的地を明日に残してもいるので、松本なり塩尻なりの繁華街に出たい気持ちは抑えて今夜は体をいたわることにする。

明日は標高の高いところに行くので、平地では絶対に必要ない長そでTシャツを用意してある。
ただ、クルマが入れない遊歩道の途中に見どころが多いから、結構歩く時間が長くなりそうだ。
歩いていて暑くなればソデをまくればいいだけの話だが。

何しろ初めての場所だから、余裕を持って動き、帰り道が慌ただしくならないようにしたい。
いくら気ままな旅とは言っても、日程をいたずらに延ばすつもりはない。
明日もクルマには過酷な行程に耐えてもらうから、運転手もしっかりケアをして楽しいドライブになればいい。

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