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筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

12月、そして2016年を振り返って

2016-12-29 20:16:40 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
まだ暦は12月29日だが、これから帰る実家には自分用のPCがない。
スマホは当然持って帰るが、スマホ入力はいまだに下手くそで(キーボードも上手とは言えないが)、1,000字前後のエントリーを入れるのは骨が折れる。
2016年は今回を最終エントリーとし、2017年は当地に戻る1月3日以降の更新としたい。
本日深夜に名古屋を出るバスまでまだ時間がある今のうちに12月と2016年の振り返りを書いておく。

12月だけで見れば、仕事は11月にあったギックリ腰も癒え、体調的にはほぼ問題なく通常通り休むこともなく乗り切ることができた。
ギックリ腰の反省も踏まえ、体力的に負担の多い手作業とフォークリフトによる運搬作業のバランスを担当者の間で取れるように動き方を変えてみた。
ややもすると体力的にラクな運搬に流れがちなベテラン社員の動きのスキをついて徐々に「主張」することにより状況を変えていった。
決してスンナリとはいかない場面もあるが、負荷が片寄らないためには時には不満を持たれても仕方がない。

今日で2016年の仕事が終わり、短いながら年末年始の休みに入る。
仕事を1年全体で見ると、本年のスタートは当地に来てから3ヶ月という段階で、日々の流れには今ひとつ乗り切れず、周囲の言動にも振り回されがちで、不安を多く抱えながらの毎日であったと思う。
ちょうど本年の後半に入ったあたりから徐々に役割にも慣れて仕事が楽しくなってきたし、職場で話せる人も増え、その他いろいろなものも励みにしながら何とか体調も崩さず乗り切ってきた。
昨年の今頃を思えば、今年こうして年末を迎えた段階での心持ちには雲泥の差がある。

プライベートは、12月は何と言っても母校ラグビー部の健闘である。
2度のナマ観戦に報いてくれるかのように、11季ぶりに楽しみを正月まで持って来てくれたのは素晴らしいの一言である。
年間を通して見れば、6月には全ての都道府県に足を踏み入れることとなり、8月には国内に現存する全ての競馬場も踏破することになった。
もちろん当地にも見所はたくさんあり、PCに保存してある写真を眺めていると、けっこういろいろ行ったものだと思う。
まだまだ近場でも行きたいところはたくさんある。
リーズナブルに、かつ充実した旅ができるなら素晴らしい。

細かく見れば反省点もないではないが、何はともあれ1年間ほぼ健康に過ごすことができ、会社を休むこともなかったのが一番の喜びだ。
2017年も引き続き健康を第一に、体調不良が原因で会社を休むことがないようにしたい。
繰り返しにはなるが、会社に出れば、わずかでも何かには貢献できる。
休んでしまっては会社に与えられるものはゼロだから、権利はあっても安易に休むことは避けたい。

さて、例月のベストショットだが、12月は京都・嵐山で撮ったこの一枚。



2016年となると対象が膨大で悩みに悩んだが、6月に岐阜県関市(旧板取村)のアジサイロードで撮ったこの一枚とした。



2017年は、このハートの形にも見えるアジサイのごとく、穏やかで愛にあふれた1年となることを真に願うものである。

締めの週へ

2016-12-25 18:51:46 | 休日
この3連休は、クリスマスが絡んでいるにも関わらず個人的には静かな期間となった。
前週に大阪まで出向いていたこともあるし、飲みは木曜に会社の忘年会でさんざんやったし、連休中に特別に行きたいイベントも見つからなかった。
外に出たと言えば、昨晩は名古屋市内の中ではなじみになっている居酒屋に入って、私にとっての「いつものメニュー」を賞味してきたくらいである。

ハロウィーンが過ぎ一気にクリスマスモードになだれこんだ街中も、明日からは一気に正月の雰囲気に変わる。
営業時間の長い店舗は飾り付けの入れ替えなどが大変だろうが、その早ワザというか変わり身というか、いったいどんな仕組みになっているのかと思う。
夜を徹して一気にやってしまうというなら、ご苦労なことだ。

さて、今週は文字通りの今年の最終週になる。
仕事納めの日は会社によって違うだろうが、今年は会社のカレンダー通りの最終日いっぱいまで出るつもりである。
昨年は、富山から当地に転勤して3ヶ月の段階、配慮してもらって長めの年末年始となった。
長い休みながら車を使わずに帰省して少し後悔したのを覚えているが、今年は車を使う必要はないほど正月休みは短い。
しかし、職場での自らの役割も固まってきた中、また、この連休中も交替で出勤して予定を懸命に進めている部署もあるやに聞いているので、出られる日はちゃんと出て、わずかでも助けになったと納得して地元に帰りたいと思うのである。

年末年始に限らないが、怪我や病気、思わぬ事故など、後ろ向きの出来事は精神的にもよろしくない。
最低限、自らのミスや失敗で後味の悪い事態を招くのは避けたい。
他人の過失や災害などでも自らの財産を一瞬にして失う場合もあるからだ。
実家がある場所からそうは離れていない糸魚川市での惨事は、たった1人の人間の火に対する不注意が原因だった。
年も押し迫り、寒く厳しい季節を迎えたこの時期に何という試練、ただただ胸が痛むのみである。

2016年の振り返りは、大晦日ではなく帰省する予定の29日に記すつもりだ。
仕事のかたわら、今年の出来事をつぶさに思い出しつつ、また数ある写真の中から今年のベストショットの選定も進めて、しっかりとした内容にしたいと思っている。

忘年会済んで

2016-12-23 21:41:38 | 休日
今年の会社のカレンダーは、祝日をいじくって春のGWと夏のお盆休みが長くなるように調整してあった。
今日の天皇誕生日はその対象には入らず普通の休日として過ごした。
皇居の一般参賀には平成になって最多の人が訪れたようだ。
天皇陛下は、昨日の糸魚川市での火災にさっそく触れられていた。
常に国民の平和と安寧を祈る大きな存在があることがどれだけ幸せか、国民のどれだけが感じているだろう。

さて昨晩は、会社の部としての忘年会があって春日井市内某所に出向いた。
私は古い人間だから、例えば部署として支店として飲み会や旅行などの催しがある時は「出るのが当たり前」だという意識できたし、いくら日常がつらかろうが楽しかろうが「出ない」という選択は取ってこなかった。
昨日にしても、便宜上同じ部にはされているが、仕事の中身も全然違い日頃の接点にも乏しいメンバーも多かった。
実質的に「部署横断」であればそういう機会は大事にしなくては、と思ったから私としては何の疑問もなく出たまでである。

個人的には、会社のメンバーとの飲み会や旅行は若い時分は「仕事のうち」、今は「半分仕事」くらいの意識である。
昨今はそういった催しはアタマから出ない人も年代を問わず増えている。
飲み会にしても何にしても強制性が疑われるといろいろ難しい世の中になってしまったから、出たくない人を無理やり持って来ようとすればまず強制だと言って騒ぎ出して厄介だし、果ては宴会の時間も残業代の対象ではなどと労働組合のようなことを言い出す人間が出ないとも限らない。
そういう人は「どうすることもできない」のが今の時代であって、その時に出てきた人間で楽しむよりほかはないのである。

飲み会や旅行はともかくも、正規の勤務時間の中ですら「要所」をことごとく押さえられないタイプの人間もいる。
会社のトップがわざわざ出向いてくれるという日にマッサージの予約を入れ込んでそちらを優先、毎月同じ日にあると分かっている事業所全体での朝礼を外して旅行、一般的に「世の中が動き出す日」(お盆=8月13日〜16日とすれば明けの17日、など)として忙しいのが分かりきっている日に有給、など若い人間ならドヤしつけられても仕方がないが、かつての経験や地位から周囲から強烈には言われないことにドップリ甘えてしまっている。

当然ながらこういうタイプが昨晩のような宴会に出て来ることはない。
当人にとって大切なのは権利や自由であるが、それらとは表裏一体であるところの義務や責任からはまったく逃げている。
2016年度をあと3ヶ月も残していながら有給があと3日しかなく、おちおちインフルエンザにもかかれない状況だ。
与えられた自由が10あれば10使わなくては気が済まないというのなら、少なくとも実年齢とはかけ離れたお子様であり、他者への思いやりにも甚だ欠けると言わざるを得ないのである。

正月は東西対決

2016-12-18 08:23:50 | 休日
昨日は、二週前に続いて母校・同大の応援のため関西に遠征した。
舞台は東大阪市の花園ラグビー場、当地に来てからこれまで意外にも近鉄を使ったことがなかったが、今回初めて「アーバンライナー」で大阪へ向かうことになった。





鶴橋駅で各駅停車に乗り換え、最寄りの東花園駅に着いた。
さすがラグビーの街、駅にも大きなラグビーボールが。



会場に向かう途中、早大ファンとおぼしきオバさんが「秩父宮でやればいいのに、なんでこんな田舎で」などとブツブツぼやいていたが、組み合わせや会場はあらかじめ決まっているので仕方がない。
若い年代を関西で過ごした私は、同大が早大を撃破してくれればザマアミロだと思って聞いていた。

さて、花園ラグビー場は天候にも恵まれ多くの観客が入った。
さすがに我が国を代表するラグビー専用競技場、陸上競技併用の会場と違って選手の動きも近くで見られる。
試合開始前に昼食をとろうと観客席の裏手を歩いていると、阪神タイガースの片岡打撃コーチの姿があった。
氏は私より学年は一個上で、この日はひとりの同大OBとして応援に来ていたものと思う。





当日のカードは、早大ー同大、慶大ー天理大という2試合で、10季ぶりとなる「準決勝に関西勢2校」が実現するかどうかの楽しみがあった。
いくら地元関西の会場とはいえ、いずれも簡単な試合にはならないだろうとは思ったが、第一試合では同大が立ち上がりから得点を積み重ね、予想以上の気持ちのよい展開となった。
さすがに後半足が止まったところを詰め寄られはしたが、結果的には前半のリードが効いて何とか押し切った。
前週の京産大ー明大と同様、地元関西のチームの勝利、しかも同大としては実に11季ぶりの全国大会準決勝進出に会場は大いに盛り上がった。
スコアは写真の通り。



第二試合でも天理大が慶大に29-24と競り勝って、関西勢が2校正月の準決勝に進むことになった。
準決勝は帝京大ー天理大、同大ー東海大と2試合とも東西対決という興味深い組み合わせとなった。
東の2校は昨シーズンの優勝・準優勝チームであり、どちらも非常に強い。
しかし、ここしばらく低迷していた関西勢の2校進出は嬉しい限りだ。
東京(秩父宮)での戦いにはなるが、関東のファンにも今年の関西のレベルは低くなかったことを見せてほしい。

そのまま当地に帰るには少し早かったので、大阪市内に取って返し、天王寺駅そばの日本一高いビル「あべのハルカス」の展望台に上がることにした。(写真左があべのハルカス)



地上60階からの景色は素晴らしいの一言、室内の写り込みがない時間帯の写真を一枚だけ載せる。



公式(?)キャラクターの「あべのべあ」。



帰りも近鉄特急で名古屋に向かおうと考えていたが、奈良県内での火災の影響(線路の近くだったらしい)で名古屋方面の特急が運転を見合わせてしまったため、新大阪駅まで出て新幹線で当地に帰った。
それでもまだ20時過ぎ、せっかくの勝利、自宅近くでチョイ飲みがてらのひとり祝勝会をやって、自宅に帰ったのは23時くらいであった。

準決勝は1月2日の午後なので実家のテレビで観戦することになるだろう。
東海大は強いから厳しい戦いになるとは思うが、もしものもしもが起きたとするなら、1月9日の決勝戦にも遠征を考えなくてはならない。
本年53歳でこの世を去った「ミスターラグビー」平尾誠二氏の遺志を継ぎ、同大らしい自由奔放なラグビーを悔いなくやってほしいと思う。

いいことなのかどうなのか

2016-12-16 21:02:36 | 日記
今週の勤務も無事終わった。
ここのところ当地も寒いが、土日は天気に恵まれそうである。
富山をはじめ北陸や北日本は雪で大変だろうが、当地は体感温度を大幅に減じる強風が吹き荒れる。

仕事をやらない人間のことを繰り返して書きたくはないが、今週は本当にひどかった。
怠けることに関しては実によく鍛えられていて、ほとんど労力は使わないが仕事をしていないようには見えないという絶妙の振る舞いはもはや職人芸と言うよりほかはない。
本質は寂しがり屋で他人の注目が常に必要、少しでも他人に先んじることがあれば自慢が止まらないという典型的なオボッチャマ系であることは私もすでに見抜いている。
私で見抜けるくらいだから付き合いの長いもっと上の偉いさんは推して知るべしである。

当人の本質が見えてきて以後、私もかなり接し方が適当になっているので当人も腹の立つことはあるはずだ。
例えば私に対して声を荒げるような場面もあって全くおかしくはない。
しかし、こちらも相応の「抑止力」をいろいろ持っているので今のところは言わせていない。
体を動かす部署なのに動かしたがらないことは、半期に一度の上職者との面談で伝えてもいる。
日々の動きの面で私と対峙できている自信は当人にはないことも分かる。
一回り以上も年下の私になぜかいまだに敬語というのがその一つの表れである。

敬語ということで言えば、わがチームの他の人間もほとんどがなぜかタメ口ではなく敬語で接してくる。
私の年齢にしてメンバーの中では最も若い層に入るにもかかわらず、である。
当地にやってきてすでに1年以上が経つが、半年経過したあたりからこの傾向は変わっていない。

主にモノと数を相手にし乗り物を使うことも多いので、冷静さや確実さは仕事をする上では必要だ。
私も過去にはサイボーグ呼ばわりされたくらいだから今の仕事が合うのだと思うし、幸いにしてとんでもない大ポカは今までやらかしていない。
どんなに忙しくても、焦ってしまうような場面でも、結果的に致命的なミスになっていないことは自身としては誇りたいが、それがかえって「かわいげがない」とされ、周囲との心理的な距離を遠ざけることにはなっているのかもしれない。

しかし偉い人ならともかく、下っ端の人間が「かわいげがある」と思ってもらうために手を抜いたりわざとミスをしたりは到底できない。
「自分が実力最下位」とみなされることを極端に恐れる人間の集団では、ミス一発が半分イジメのような状況を引き起こさないとも限らない。
たとえ周囲と仲良しさんにはなれなくても、とにかく緻密にやって周囲をある意味遠ざけておくことが、当地で心穏やかに日々を重ねるにはベターなのだろうと思う。

休肝日、ある人ない人

2016-12-15 20:04:16 | 日記
題名を私に当てはめれば、明らかに「ある人」である。
自宅で飲むと眠くなるばかりで気持ちよくなれないので、お酒を飲むと決めたら必ず外に出る。
外に出れば、知らない人であっても必ず他の人がいて、ああだこうだと話しているのが聞こえる。
お酒そのものというよりも、そういった「お酒の場」が好きだと言ってもいいのかもしれない。
ただ、ひとたび出ればトコトン行ってしまって午前様は当たり前、時にはやや高くつく飲み方(笑)などもするものだから、飲みたいという気持ちだけで夜な夜な出ていたら今の稼ぎでは身を持ち崩すことになる。
たまの機会は人並み以上に、時にはハメを外してでも楽しみたいとは考えるが、毎日お酒を飲みたいとは思わないから、休肝日は意識しなくても自動的にできてしまう。

私と違って「お酒そのもの」が好きなタイプの人は、毎日少量でも飲むのが当たり前という感じだろうから、たぶん住まいにも買いだめがあって、毎晩それでいい気持ちになって明日への活力にしているものと思う。
ただ、そういうタイプの人は休肝日を意識せざるを得ないだろうとは思う。
嗜好品のことで他人をどうこう言うのは、趣味に口出しをするようなもので下手をすると相手の逆鱗に触れることになる。
お酒は好きだが酒場は好きではないという私と正反対の人がいたところで、他人がどうこうできるものではない。

私がいるチームは、まったく飲めない人を除いては毎日いくばくかでも飲んでしまうタイプの人が多いように思う。
仕事を離れた領域の話だから、もちろんそれ自体にどうこうは言えない。
ただ、毎日飲んでいるがために毎日が疲れていたり二日酔いぎみだったりのコンディション不良となると、一緒に仕事をしていく上では非常に困る。
私は、仕事場で会う人はまず「仕事ぶり」を第一に考えるので、いかに穏やかで大らかで優しい人格者であっても、飲んでいるがために仕事に悪い影響が出ていると思われる人には信頼を寄せられない。
腹の中では「私生活>仕事」となっていても一向に構わないが、仕事場に出てきている以上はその思いは周囲には分からないようにしなくては一緒に仕事を進める人に失礼だし、若い世代の人にも示しがつかない。
ラクをしようとノンビリして出足が遅れ、周囲にどんどん先回りで動かれ、気付いた時には本来当人も分担してやるべきであった仕事は誰かがサッサと片付けていたなどという場面を見るのは、今週だけで二度や三度ではないのである。

私の場合は、一度に入れる酒量がかなり多めなこともあって、街の多少の混雑は我慢してもやはり翌日が休日という状況で飲みたい。
先月の29日は火曜日、「いい肉の日(11月29日)」ということで急に決まった会に行って、その時はもちろん楽しんだがやはり翌日は疲れが残って仕事上でもやや危うい場面があった。
職業人である以上、毎日は飲まないが飲むと勢いがついてしまう私のようなタイプは、飲みに行く日をきちんと考えないといけない。
疲れや注意力不足から仕事で大きな失敗をしてしまっては、せっかく性に合う仕事をさせてもらっている意味がなくなるからである。

関西勢が健闘!

2016-12-11 19:42:39 | 休日
土曜に続き、日曜の今日も特に動かずのんびりして過ごした。
トシのせいか目覚めは早いが、食事をとった後に決まった予定がないとなるとすぐにまた横になってしまうのは悪い癖である。

長い二度寝から目覚めたら時計は昼を過ぎていて、あわててテレビをつけ、CSの大学ラグビー中継に合わせた。
すると、今季の関西リーグで3位となり全国大会に進んできていた京産大が明治大相手になんとリードしていた。
最後の5分間、明治大の猛攻に耐え26-22で逃げ切った瞬間は会場がお祭り騒ぎになった。
何でも、全国大会で明治大相手に勝ったのが初めてとのことだった。
関西リーグで同大を31-33と苦しめた力はダテではなかった。
試合後の選手や監督・コーチの表情が笑顔ではなく涙だったのが事の大きさを表していたように思う。
次に当たる東海大は非常に強いが、もうひと泡吹かせられないものか。

その直後の同大と中央大の試合は当然ながら興味深く見た。
中央大は関東リーグ4位ながら上位3校にも健闘してきた戦績があり、関東勢に共通する試合運びのうまさにも警戒して見てはいたが、同大は低迷期によく見られた立ち上がりのモタモタや詰めの甘さも見せず、42-3という予想外とも言える大差で勝利した。
次は早稲田大との対決が17日に控える。
中5日とはなるが、疲労をしっかり取って、願わくば勝って久々に正月に同大のラグビーを見せてほしい。

すでにシードされている天理大を含め、今年の関西勢は3校がベスト8に入った。
今日の2試合を見れば、東西のレベル差は縮まっていることが分かる。
正月の秩父宮(1月2日の準決勝)に、関西から1校でも2校でも進んでくれると年明けの楽しみは倍加する。

さて、その年明けまでの今年の仕事も数えて十数日となった。
もちろん休まずに出続けることを前提に、怪我なく事故なく、しかし日々ベストを尽くして毎日を後悔なくいきたい。
昨年は職場の気づかいもあり長い年末年始とさせてもらったが、今回の年末は会社のカレンダー目いっぱいまで出るつもりでいるから正月休みはほんの短いものとなる。
地元で楽しむといっても日程的に行く場所も限られるし、3ヶ月半も帰らなかったのも初めてにはなるので、まずは年末は最後までしっかりと全うし、正月休みはしっかりと休んで、次の年をまずは健康にスタートさせたいと思っている。

評論家では…。

2016-12-10 20:53:53 | 休日
先週末は土曜は京都で母校のラグビーを応援、日曜は中京競馬と動いたので、今週末はどちらかというと静かに過ごすことにしていた。
今日は昼食以外は外に出ず(初めてのラーメン屋さんに行けたので収穫は収穫)、自室で雑事やら昼寝やらで終わり、通常よりも早めながら本欄に手をつけている。

今日がズルズルのダラダラで終わってしまったのは、昨夜やや勢い込んで外で遊んでしまったというのが大きいのだが、最近は回数はともかくも一回一回が豪快に深夜までというパターンになりつつある。
誰に文句を言われるでもなく、月に数回はただのエロオヤジに返ることが当地で暮らしていく上では必要なのかもしれない。
現在の職場で一年経った今だからこそ見えて来たものにイライラすることも多くなったからである。

師走だからというわけでもないだろうが、今週は狭いわが部署の荷捌き場が入荷物であふれ返ることが多かった。
スペースが限られる中、時には理屈抜きで体を動かして少しでも早く元のスペースを確保しなくてはならない場面もある。
そんな中、忙しく体を動かしている人間がいる一方で、あろうことか同じ場所で腕組みをしながら口だけが動いている人間がいる。

かつて、私は仕事が「できないひと」の方が「やらないひと」よりは好きだ、と書いた。
要領が多少悪くてもスピードがいくらか遅くても、まずは目の前のことに向かっていける人は何はともあれ役に立つ。
対して、その場にはいるのだがなぜか汗を流すことなく評論家のようになってしまう人を見ると、一時的に物事が集中して混乱している場面には「入っていく自信がない」のだろうと感じる。
自分がこなせる実力以上の場面に触って自らの実力のなさが露呈することを恐れるから評論家にならざるを得ないのである。

事業所には多くの人がいるし、年齢や経験も人それぞれ、人によって仕事に対する思いは違っていて当然であろう。
ただ、私が今いる部署のような体が資本の職場にあって、何とか他人よりラクをして1日をやり過ごそうという考えがミエミエの人と気持ちよく一緒に仕事ができるかと言われるとその答えはノーである。
ラクをしようと思うのは、単純に体力が落ちて思うように体が動かなくなって来ているからであろう。
昨日などほんのちょっとの手作業で息が上がってしまっていたくらいだから、原始的な手作業は回避してフォークリフト作業で時間を稼ぐほうに走ってしまうのも無理はない。

旧組織とはいえ管理職まで張った人であれば、体力が追いつかないとなれば他にもいろいろできることはありそうにも思える。
他のところがイヤなのなら、いちいち年齢や立場を言い訳にしないで真摯に汗をかいてほしい。
朝の情報番組で仕入れたばかりの付け焼き刃の知識を職場でひけらかすチャチなプライドを、朝一番、始業のチャイムと同時に動き出すくらいの情熱に振り向けてほしいものだ。

ライブ観戦二題

2016-12-05 21:16:45 | 休日
長らく苦しんだ腰の痛みもすっかり良くなり、というより良くなってもらわなくては困るところであった。
この土日は、土曜に京都で関西大学ラグビーAリーグの試合、日曜には中京では年に2つしかないG1レースのうちの1つが行われる予定で、前々から楽しみにしていたのである。

さて土曜。
ラグビーは昼からだったので午前中をどうしようかと思い、試合会場の西京極運動公園に近いところとなるとベタではあるが嵐山近辺ということにした。
行き方はいろいろあるが、名古屋圏からとなるとやはり渋滞のない鉄道が手っ取り早い。
京都までは新幹線、京都からは山陰線に乗り嵯峨嵐山駅に着いた。
この界隈も相当にご無沙汰していて、嵯峨嵐山駅がいつ橋上化されたのかは記憶にない。



とにかく天候が良く、人が多いエリアまでの歩きも快適だった。
数年前の水害によって我が国有数の景勝地である嵐山も甚大な被害を受けたわけだが、この日はそんなことがあったとは微塵も感じさせない素晴らしい景色があった。
12月に入って盛りは過ぎていたものの、一部では紅葉も十分に楽しむことができた。









観光地を楽しんだ後はいよいよ母校・同大の戦いの場へ。
リーグ最終節、天理大を相手に優勝を賭けて対決というのは去年と同じ構図で、今年は互いに6戦全勝で迎える大一番であった。
しかし、全勝どうしとはいえ、天理大は危なげなく勝ってきていて、同大は負けてもおかしくない試合が2つあった。
地力では天理大有利とは見ていたが、果たして結果は写真の通りになった。



残念ながら去年と同じ場所で優勝の喜びを味わうことはできなかった。
去年は勝ちはしたが力は相手が上に思えたくらいで、今年は地力の差がそのまま出たような形となった。
もともとランニングラグビーを特長とし突破力に勝る天理大が、今季はFWも強化されたのだから結果的に関西では力が抜けていた。
同大が何とか互角に渡りあえたのは前半までで、後半はプレッシャーを受けてのミスを連発して天理大に流れを渡してしまった。
来週からはさっそく全国大学選手権が始まる。
関西リーグからは両校と3位の京産大が出るが、近年関東勢で占められている正月(1月2日の準決勝)に1校でも食い込んでほしいと思う。

日曜は、中京競馬場でダートのG1チャンピオンズカップがあった。
競馬場の写真は何度も出しているので割愛するが、夏場のハイボール+唐揚げに続き、今回は肉+ワインがコンセプトの「CHUKYO BAR」が盛況であった。
馬券の方はなかなか苦労したが、かんじんのG1で勝ちを拾い、わずかながらプラスで帰ってこれた。
中京のダート1800mで、予想されていた雨も降らず良馬場、しかも1800mのダート戦にしてはペースも速く、川崎でのJBCクラシック(2100m)での3着馬と1着馬が当レースの1着2着を占めることとなった。
もし早めに雨が降って湿り気のある馬場になっていたら結果はガラリと変わっていただろう。

体に痛いところがなくなって思うように活動できるようになったのは良かったが、土日ともに人混みの中にまぎれたためか、日曜の夜は自宅に着いてからすぐに眠りこけてしまった。
今週の土日は、平日の仕事の密度や急な飲み会などの不確定要素によらず、動き回る方でなく体を休める方の週末とイメージをしておきたい。

11月を振り返って

2016-12-01 19:25:23 | 月末振り返り
※しばらくお休みをいただいておりましたが、体調も回復したため投稿を再開いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

毎月最終日はその月を振り返る。
といっても昨日は、11月の後半のほとんどを苦しめられた腰痛とは関係のないところでの疲労(深酒)があって、1日遅れての更新となる。

11月は誕生月ということで、誕生日当日は少々ハメを外しぎみに勢いよくスタートさせた。
その翌日からは川崎競馬(JBC)と神奈川県(茅ヶ崎・箱根)の観光をからめた1泊旅行に出た。
11月のベストショットということになると、もちろん箱根の景観も素晴らしかったが、30年来のサザンファンとしてはどうしても「サザンビーチ茅ヶ崎」のこの風景となる。



月の前半は特段の問題もなく至って順調に活動的に過ごしていたが、ちょうど月の中盤を過ぎたあたりの職場某所で腰全体に電流が走った。
ちなみに仕事の上では重いものも持つことはあるが、重いものとはまったく関わりのない場面であった。
富山市に住んでいた数年前には、普通にイスから立とうとした瞬間にやはりギックリ腰になり、よりによって大晦日だったので年末年始は散々だったのを覚えている。

今回はその数年前と同じで、普通に歩くのもややつらい状態になった。
しかし、高熱があるとか体がだるいとかというのとは違い、腰が痛いだけで元気はある。
平日のど真ん中に発症してしまったので悩んだが、腰の痛みくらいでは休むことはできないと思い直して何とか毎日会社には出た。
幸い日常の役割を少し入れ替えてもらい、できるだけ腰に負担のかからない形で日々を乗り切らせてもらった。
たとえ痛いところがあっても、会社に出れば気遣いももらいながら何がしかは貢献できる。
できることが全くないわけではないのに簡単に休むことは、かつての名力士が口にした「休場は試合放棄」という言葉を体現してしまうことになる。

11月の後半は、文字通り仕事と安静を繰り返すだけの日々になってしまった。
幸い今はだいぶ症状も癒え、いつも通りに仕事ができている。
今後はやはり、力仕事ばかりを自らかぶるように引き受けることはせず、他の人にも時には交代してもらうなど、再発防止を第一に考えたい。
ベテラン揃いの中、誰もがどこかにはつらい部分を抱えていることも考え、少ない人数からまず自分が離脱してしまわないように、また他の人がもし調子が悪ければフォローできるようにしなくてはならない。

早いもので2016年もあとひと月となった。
11月が何かと振幅の大きい月になってしまったので、12月はできるならば11月よりは穏やかに過ぎるように祈っている。