blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

5月を振り返って

2016-05-31 22:19:02 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
月の最初が連休だったせいか、5月はあっという間に終わったような気がする。
仕事を含め全体には順調だったが、下旬に風邪をひきここしばらくはスッキリしなかった。
少しずつ不快な要素は取れていき、今はノドのガラガラがわずかに残る。
アレルギーも関係しているかもしれないから、掃除などやるべきことはしっかりやりたい。

5月は個人的には大きなことはなかったが、国としては伊勢志摩サミットという大切な行事があった。
東海地区での開催とあって地元のニュースでも連日取り上げられ、テロを警戒した警備も相当の規模だったようだ。
私がいる愛知県の北部はものものしい雰囲気はなく、休日も規制や検問がありそうなところには近づかなかったからあまり実感はない。
開催地に近い地域に住む者として、無事に日程が終了したことを喜びたい。

サミット後、広島に米国の大統領が訪問したことも大きな話題となった。
原爆資料館からわずか10分で出てきたことを騒ぐ向きもあったが、内実は米国側から「10分でも」という要請があったからと言われ、資料館側もこれに応えて展示を凝縮して短時間で見られる工夫を施していたらしい。
献花をして黙とうをささげ、慰霊碑の前でのスピーチは約17分、これも数分の予定を大幅に超えてのことだった。
表現は慎重になり過ぎた感はあるものの、歴史的な瞬間だったことは間違いない。
日米関係者双方の努力に感謝したい。

オバマ大統領の8年間に関してはいろいろな意見があるが、平和を愛し対話を重視する姿勢は、イランやキューバとの関係を改善した一方で、中東では過激派の台頭を招いた。
世界の警察としての役割を徐々に薄めつつあるところにつけ込んで、中国が海洋進出を強めてもいる。
いわゆる「いいひと」が米国の大統領をやるとこうなるという見本だったかもしれない。
ただ、オバマ大統領の後、今有力とされる候補者のどちらが大統領になっても米国は今よりさらに内向きになるだろう。
米国にかつての力はないとなれば、我が国もいよいよ「いいひと」の殻を破って主権国家にふさわしい姿になるべきで、モタモタしていると隣国に飲み込まれることになる。
安全を他国の良心にオマカセしている国は世界のどこを探してもない。

世界戦争は70年以上ないことにはなっているが、1945年以後も世界の至るところで争いが起き、膨大な犠牲者が出ている。
今も戦乱のせいで住むところや生まれ育った土地を奪われる人が大勢いる。
自室でバレーボールの世界最終予選を寝転がって見ていられるのも今ある平和のおかげだ。
平和は決して当たり前ではないことを心に留めながら、一個人として毎日を大切に過ごしていけたらと思う。

なんだかな~

2016-05-27 21:33:32 | 日記
今週の勤務もミスなく終わってホッとした。
ここ数日は風邪ぎみで、仕事を休むほどではないが微熱がダラダラと続く厄介な状態、本欄の更新もままならずであった。
えてしてこういう時にミスをするもの、自宅に帰ればとにかく休んで次の日に備えることに集中するばかりであった。
わずかでも発熱しているため、冬場のような厚着をして汗を出すのだが、これはつらかった。
汗をたっぷりかいてはシャワーと着替えの繰り返しで、何とか今の時点では落ち着いている。

しかし、たかが微熱程度のことでも治るのにずいぶん時間がかかるようになったものだ。
年の滑り出しである1月も最後の方に来て風邪をひいた。
1月の時は高熱が出てそれこそフーフー言いながら力技で治したが、一晩で体温を2度も下げるとやはり反動は出て疲れた。
年のせいにはしたくないが、かかりやすく、かつ治りにくくなっているのは確かなようだ。
ここのところ急に暑くなった当地、湯冷めと寝冷えが大敵と分かっていて見事にハマってしまったのは情けない。

とにもかくにも体調優先という日が続くと、少し先の予定もろくに立てられない。
もうすでに暑いとはいえまだ酷暑まではいかず、梅雨にも入っていないこの時期、クルマで少し距離を流しに行くには最適というのに、好天が予想されるこの土日のことが何もイメージできなかった。
明日の朝の調子しだいではあるが、せっかくの快適な季節をどこかで楽しめないものか、現在思案中である。
伊勢志摩サミットも無事に終わったことだし。

日曜は春競馬のハイライトである日本ダービー、予想は土曜の夜でいいだろう。
ダービーを買う時の考え方は毎年ほぼ同じだからだ。
皐月賞組中心に組み立てるのは当然として、トライアルレースである青葉賞の勝ち馬は必ず押さえる。
青葉賞の勝ち馬が馬券に絡んでくれた年は個人的にもいい思いをさせてもらっているから必ず買うことにしているのである。
もう若い時のようにダービーのために万単位の資金を投入することはしないので、できる範囲でしぼってしぼって買いたい。

私自身の体調とは裏腹に、最近の世の中は活発な動きがあった。
時事関連や、明日から始まるバレーボールの男子最終予選など、興味のあることは月の振り返りのあたりで書いてみたい。

五輪は決めたが

2016-05-21 22:58:20 | 休日
バレーボール女子の代表チームが本日リオデジャネイロ五輪の出場権を獲得した。
Vプレミアリーグ各チームの大黒柱がずらりと並ぶ姿はまさに壮観、しかしそのメンバーをもってしても五輪最終予選は厳しい戦いとなった。
形の上では勝ったがタイ戦はプレーそのものも試合内容も完全に負けていたし、アジアのもう一つのライバル韓国にはまったく歯が立たずアジア枠の一位を奪われることになった。
若手も多数選ばれてはいたものの、苦しい場面では「ロンドン組」頼りという体たらくであった。
新陳代謝が進まず五輪に手が届かなかったサッカーの代表チームとダブって見える状況、本戦出場権は得たもののライバルは非常に強力だ。
ロンドンで銅メダルを獲得したとはいえ、リオではまず12チームのうちの8チーム(決勝トーナメント進出)を必死に取りに行くのが目標というのが現状の実力から言って妥当かと思う。
それでも、次の東京五輪が開催国で予選免除となるだけに、最終予選で振るわなかった若手選手が五輪の舞台を経験できることは明るい材料と言える。
リオを決めた直後の今からもう東京を見据えた構想を練っておく必要があると感じるが、メディアの雑な扱いを許す協会の無策が続く限りは、せっかくの自国開催で赤っ恥ということにもなりかねない。

女子ですら大変だった最終予選、来週からの男子はもっと厳しいものになる。
世界を見据え大型の若手を昨年のW杯あたりから起用しているが、女子と違って男子は前回ロンドン五輪を逃しており経験値で劣る。
世界ランキングは14位で出場8チーム中では下から3番目、他チームうんぬんではなく明らかに挑戦者の立場であり、ことアジアどうしの戦いとなれば、ランキングでは上にいるイランやオーストラリアを食わないといけない。
開催国特権によりランキングで劣るベネズエラと中国を滑り出しの2試合に持ってきているが、ここで一つでも落とせば五輪への道はかなり暗くなってしまう。

私はバレーボールが好きだから、ロンドンを戦ったOGをそっちのけにしてバレーを知らないアイドルを持ち上げるような進歩のない放送や、とにかく日本に優位であれば何でも良しとする会場の盛り上げ方には疑問がある。
バレーボールにもチャレンジシステムが入り込んできたのは時代の流れと言うべきで致し方ない部分もあるが、ラリー中にもチャレンジが許されるのは選手にとってはよろしくない。
テレビ放送に配慮してラリーポイントを導入したのに、時に無意味なチャレンジによって無駄に試合時間が長くなることにもなっている。
バレーボールに限らず、スポーツの商業化はいまさら止められず、しかし最低限プレイヤーズファーストであってほしいと願うのは妄想が過ぎるだろうか。

われは海の子

2016-05-15 22:55:09 | 休日
連休明けの仕事も無難に乗り切り、昨日14日はバカに早く目が覚めた。
4月は川や山には行ったが、天気も良く、いよいよ海を目指そうと思った。
名古屋港あたりもよく整備されてはいるものの、どうも工業や貿易など人工的なにおいがするので、もっと牧歌的な田舎の風景に出会おうと思った。
そういう目的となれば、当地では知多半島に出向くのがいちばん近い。
距離も大したことはなく、一日で一周は容易と考えて早朝にクルマを出した。
ここからは写真ばかりとなるがご容赦を。

半田市の南どなり、武豊町のJR武豊駅。
いわゆる盲腸線であり、線路はこの先は通じていない。
いずれ電車で来ることもあるだろう。





さすがに武豊町から南は磯の香りがする田舎の海らしい雰囲気になった。
自宅から約3時間で半島の先端にある師崎港に到着。
観光センターの裏側からは、近隣の島々を結ぶ高速船がちょうど出て行くところが見えた。



目的地は港のそばにある羽豆岬。
地図で見てもとがっている場所、真後ろ以外は海という景観は圧巻の一言。







さて、岬の丘の上にある羽豆神社は恋愛成就の神様らしい。



境内には絵馬がたくさんかかっているが、普通の恋愛祈願よりも異常なほどにSKE48がらみのものが多かった。
その中に、SKEメンバー自身が書いたであろう絵馬もあった。
過去にここで彼女たちのプロモーションビデオの撮影があったというのは、岬から下りてきて知った。





景色は素晴らしかったが、暑いくらいの気温の中、虫にたくさん刺されてしまった。
これから行かれる方は、虫よけは必須である。

港から船で離島に行く手もありながら今回はお預けにして、半島の西側をひたすら北上してわりあい早い時間に自宅に戻った。
今回は海とドライブのみが目的であったが、フグやシラスなどの食を楽しむとか、あるいは海水浴に来るとか、ひとときのんびりするには格好の場所だと思う。
何よりやはり海を見るとホッとするというのか落ち着くのは、「われは海の子」ということなのだろう。
愛知県でも内陸寄りに住んでいるとはいうものの、それほど時間をかけずに海にも行けることは幸せである。

考えない人へ

2016-05-10 20:22:23 | 日記
先の日曜、夕方に食事に出たお店は、某駅のいわゆるエキナカの一角にある。
飲食店がほとんどだが、300円ショップや書店、某有名コーヒーチェーンの店舗などが入っている。
エキナカではなく、エキチカをもう少し探検してみたい気もするが、まだまだ情報が少ないのでこのあたりは徐々にあせらずいきたい。

さて、そのエキナカにあった書店には、ホロ酔いの状態で立ち寄った。
ストレス社会と言われて久しい現代、気持ちのコントロールは誰にとっても重要だろう。
心の癒しや物事の考え方に関する本が、最近はわりあい目立つところに置かれている。
その中で、時期的なものか「五月病対策に」と手書きされたポップの下に、あるお坊さんが書いたと思われる、その名も「考えない技術」という本があった。
さしあたりほしい本があったのでそちらを優先して購入、お坊さんの本は断念したが、何かと考えすぎていらぬ悩みを抱えやすい人間にとっては、そういう技術も必要なのかなとは思う。
あれこれ勝手に変なことや悪いことを想像してみたところで、それが生活の中で現実になることはほとんどない。
起こらないことを考えたところで体にいいことがあるわけではない。

大型連休が明けてまだ2日だが、全体には順調に滑り出すことができている。
連休中にも書いたように、他人は他人、長い連休をはさんだところでウルサイ人が物静かになるとか、ズウズウしい人が謙虚になるとか、そんなことはありえない。
目に見えていることは見えているまま受け止め、自分で勝手に曲解や邪推をしてイライラすることのないように努めたい。
仕事は毎日であり、特に希望しなければ相当の期間は当地で過ごすことになる以上、自分自身がなるべく日々を穏やかな心持ちでいることができるに越したことはない。

幸いにして、周囲を過度に警戒するような感覚は時間とともに薄れてきた。
仕事と関係のないたわいのない話にも参加できるようになってきた。
乗っていけそうな話題には遠慮しないで入っていっていい。
仕事を離れたムダ話のほうが、コミュニケーションを深めるという観点では仕事そのものの話よりもむしろ大切ではないかとも思う。
暑い寒いの話もできなくて、大事な相談ごとなどできるはずがない。

これまでは、ややもすると考えすぎることでムダな労力を使ってきたのかもしれない。
買ってもいない本に刺激を受けた格好だが、今後はなるべく「考えない」生活にもっていきたいと思う。

明日から日常へ

2016-05-08 22:40:40 | 休日
5日を富山からの移動日と決め、午後の早いうちに当地に戻ることができた。
幸い私は6日も休日で、今日8日までは長い長い休みであった。
明日からは世の中全体で見ても祝日すらしばらくない。
目一杯休んだ後は、月金のリズムが当面続くことになる。

さて、5日は移動の疲れを癒すべく午後からはのんびりした。
そこまではいいとして、その後の6日から今日までも特に大きな予定はなく、それほど疲れてはいないながらほぼ自宅で寝転ぶばかりであった。
今日の夕方になって、大型連休の最後があまりに無為に過ぎるような思いがし、実績作りというわけではないが名古屋市内の某店に食事に出かけた。
何となく入りやすい気がしてこれまで数回行っているが、頼むメニューもだいたいパターン化しつつある。
店員さんとのジャンケンに勝ったらハイボールがメガジョッキになる企画は、今日も敗北を喫して通算では1勝3敗となってしまった。
ボトルキープもそれほど高くはないので、これから回数を多く行くと決めた場合は長い目で見て得にはなるだろう。

この先長い休みとなると当面ないとはいえ、仕事ではない時間に他人と話す機会は気持ちの安定の意味でも重要だ。
会社の人と出る機会があればそれはそれで大切にして大いに楽しめばよい。
幸い、これまで一緒に出たメンバーは、会社の人でありながら各々が会社の枠を外して楽しむすべを心得ている。
仕事の話は全くと言っていいほど出ないし、妙なお説教を食らうこともない。

それでもやはり、何も看板のない一人のオッさんになる時間は意識して作りたい。
毎日夜に外出するのは大変だから、家族や地元の仲間に連絡を取ってみるとか、とにかく「会話」をする時間がもっと増えたらいい。
私は「黙っていたら死ぬ」ようなタイプではないが、誰かと話すことでずいぶん気持ちは軽くなる。
自宅で寝てばかりいると、不思議とあまりいいことを考えない。
先月、自分で勝手に心に重荷を背負って体が悲鳴を上げそうになったことを思うと、今後は今まで以上に心を軽く、何かあってもできるだけ気楽に考えて、何でもためこまないクセをつけたい。
それができないと、どんな環境を与えられても同じカベにぶち当たって悩むばかりになり、果ては生活にも影響してしまうことになる。

せっかくもらったこの場所と仕事を無駄にしたくないので、日々を明るく前向きに乗り切ることをさらに徹底して実行できたなら、明日からの日常も充実したものになるだろう。

戻った

2016-05-06 20:52:21 | 日記
先月の30日から今月4日までは魚津の実家を中心にゆっくりした。
家族や地元のありがたさを感じるのはいつものことだが、今また当地に戻ってきて、あらためて帰る場所があることの大切さが身にしみている。
事故や紛争、災害などで生まれ育った土地を離れなくてはいけない人もいる。
ふるさとを失うのがいかにつらいことか、自分の身に置き換えるととてもにわかには受け入れ難い。
当たり前だと感じていることが実はそうでないのだと思えば、たった300kmの距離などどうということはない。

さて、Uターンラッシュのピークとされた昨日5月5日は朝早く実家を出て、いわゆる移動日とした。
富山と名古屋方面を結ぶ東海北陸道ではニュースに出るような渋滞はあまりないが、時間帯によっては名神高速に合流する一宮JCT付近が混雑する。
今回の帰省で世話になった友人のアドバイスよりさらに前倒しして、昼頃には愛知県に入るような日程で動いた。
まだ半分以上が対面通行ゆえに思うように速度が上がらないところもあったが、応分の休憩をはさみながらも渋滞にもはまらず、ちょうど正午前後には一宮を通過して無事に自宅に戻ることができた。

5日の午後以降はゆっくりして、本日6日は金曜ながら職場は休みであった。
歯の治療を終えたらちょうど昼前になることも計算して、平日しかやっていない春日井市役所の最上階にある展望レストランに行くことにしていた。
連休の谷間だからかお客さんもまばらで、一番人気のハンバーグオムライスを食べながら、日頃は上から眺めることのない春日井市内の景色を楽しんだ。
平日勤務の身、なかなか行けない場所という意味ではよい選択だったと思う。



この土日の休みが過ぎればいよいよ大型連休も終わりだ。
日常が戻ってくることに加えて、いよいよ外が暑くなってくる。
秋に当地に来た私にとっては、初めての夏を迎えることになる。
クルマで10分も走れば海辺に出てしまう魚津の感覚からすると、当地は内陸である。
盆地のような特殊な地形ではないものの、内陸と聞くと暑いというイメージは付いて回る。
今年いきなり未体験ゾーンに突入というわけではないが、日々体を使う仕事だから今のうちに対策を練っておいて損はない。
昨年は暑い盛りの時期をほぼ棒に振ってしまったので、日頃のストレスに負けることなく、当地での初めての夏を十二分に楽しみたいと思う。