blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

1月を振り返って

2010-01-31 19:51:40 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
1ヶ月間を天気にたとえれば、「晴れのちくもり」といった感じだ。

11日の成人の日をもって、金沢市の店舗との契約が満了になった。
最初から最後まで、体調も崩さず出られる日はすべて出て、予想外の成果まであげることができた。
まったく経験もなかった家電の説明・販促という分野で、正社員に疎まれるほど活躍できたことは今後の自信になった。

さて、引き続き同じような路線で仕事がないものかと派遣会社の担当者に聞いてみるものの、なかなか「次」が見えてこず、何も進展がないまま月末を迎えることになった。
思ってもみなかった事態だが、説明員1人入れる余裕もないというのだから家電メーカーの現状も大変ということだろう。
説明員の仕事の場合は、現場である量販店の意向もからむために、求職者と派遣会社も含めると、つごう「四者」の思惑がかみ合わないといけないのだ。

契約終了からすぐに動いて、複数の会社に声をかけてまで何とか勤務を開けすぎないようにがんばったつもりだが、見通しも立たないまま月をまたいでしまうことになった。
家電の仕事は楽しいものの、待っているだけではどうにもならない。
さらにもう1件、自力で動いた先があって、そちらには明日には自己紹介の資料が着くだろう。
2月の滑り出しの週こそ何らかの進展がないと、いよいよまた「くもり空から雨が落ちる」事態になってくる。

100年に1度の不況だからといって、誰かが助けてくれるわけではない。
自分が生きていくためには、自分がこの状況を何とかしないといけない。
幸い体は動くし、勤労意欲もある。
2010年も早いもので1ヶ月が過ぎた。
今年の残り11ヶ月は、せめて1月よりもマシな時間を過ごしたいと願っている。

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ジャパネットたかたに学ぶ

2010-01-29 22:18:27 | 日記
最近まで家電に関わっていたからというわけでもないが、スカパー!の無料チャンネルである「ジャパネットたかた・スタジオ242」を見る機会が多い。
いろんなジャンルの製品が出てきて、高田社長を含めるとMCは10名いるようだが、懇切丁寧に商品を説明してくれる。
モノによっては「全然安くない」と思える場合もあるが、そんなことよりも現在の最先端の商品にはどんな機能がついているかが勉強になってよい。
また、テレビに出るのだから訓練は受けているのだろうが、決してオシャベリのプロではないMCの皆さんがとにかく誠実に進めていることに好感が持てる。
いかにも商売人といった感じのギラギラした人間が出てこないため、押し付けがましさが感じられないのである。
スタジオそのものも説明するMCもすべて自前というのは、できそうでなかなかできないことだろう。

最近まで在籍していた金沢市での店舗で、あるお客さんから「話し方がジャパネットみたいだ」というご指摘を受けた。
ご存知の通り、高田社長に代表されるように、MCの皆さんのテンションというか声質は、佳境に入るに従いどんどん高くなってくる。
あのハイトーンの声が購入意欲をかき立てるのだというのだが、この自分が知らず知らずそんな感じに見えていたとは驚きである。
何度も書いているように、私は決してオシャベリ好きではなく、会話のテンションも低めの人間だ。
仕事だから気持ちが入ることはあるにしても、やはり日を経るにつれて自信がついて、またたくさん売りたいという欲も出てきたからそうなったのかもしれない。
とはいえ無理やり努力したという意識もないから、やはり自分にフィットする仕事をやれば自然に元気が出るという例の1つなのだろうと思う。

引き続き同じような路線を希望していろいろ声かけをしているところだが、家電メーカーも3月の決算を控えあまり予算に余裕がないようだ。
一度決まりかけた話がなくなることの繰り返しで、私にとっては疲れる展開である。
やはり他人(=派遣会社)頼みでは心もとない。
もしどこかにおさまったところで、契約はいったん3月末で切られるから、4月以降がまったく見えない。

いわゆる「非正規」であっても、せめてもう少し長いスパンで考えられる先を独自で探していたが、やや遠方ながら1件気になったので書類を送付した。
相手方の求めるものは満たしており、あとは実際に顔を見てどうなるかだ。
ご縁があれば、少なくとも1年あまりは先が見通せる。
家電方面にすがっていても、1回1回が2ヶ月とか3ヶ月ではとても安心はできない。
少しは「自力」も出さないと、復帰がどんどん遅れてしまう。
体は健康そのもの、働く気も満々だから最近はもどかしい日々だが、もうしばらくのガマンであることを望みたい。

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川崎記念

2010-01-27 21:31:04 | 日記
今日は早起きをして金沢競馬場へ行った。
早起きをしなければならないのは、無料バスが日に1本しかないからである。
金沢では名古屋の全レースと、今年最初のGⅠである川崎記念(川崎競馬場)の場外発売があった。
自宅でも買えるといえばそうなのだが、最近は自宅近辺でモゴモゴ過ごすことが多いので、少し気分転換も兼ねて外に出たしだいだ。
無料バスだから往復の交通費もタダである。

名古屋のレースはたまに荒れることもあるが、全体にかなり堅めである。
3連単でも3ケタの配当になることもあり、あまりの堅さに場内タメ息という場面もあった。
馬券は絞りやすくソコソコ的中はするのだが、それほど儲からないのは実際に現地に行ったときと同じだ。
チョイ負けの状態で川崎記念の発走を迎えた。

レースは序盤からヴァーミリアン(JRA)とフリオーソ(船橋)が前々で進め、結局この2頭で決まってしまった。
ヴァーミリアンはGⅠ9勝目をあげ自己記録をまた伸ばした。
フリオーソも、デムーロ騎手が巧みにペースを上げ下げして揺さぶり、直線も粘りに粘って盛り上げた。
馬券は、馬連と3連単が的中した。
今年最初のGⅠを的中できて素直に嬉しいし、レコードが出たのだからレース内容としても素晴らしかったと思う。

今まで問題にしていなかったフリオーソに「クビ差」ということでヴァーミリアンの衰えを指摘する向きもあるが、コースレコードを更新した馬には甚だ失礼というものだろう。
2歳時から一線で活躍し、ダートに転じてさらに輝きを増し、8歳という年齢でなお高いパフォーマンスを発揮できるのはやはり並の馬ではない。
武豊騎手が自身のコラムで絶賛するのもうなずける。
2000m以上ならまだまだ「横綱」だ。
夏の帝王賞が次の目標だろうか。

1日戦って、大負けもしなかったが大儲けもできなかったので、帰りも無料バスに揺られてきた。
道中の時間はかかるが、タダなのに文句を言ってはバチが当たる。
何といっても、自宅のすぐそばに停留所があるのがいい。
JRなどを使っても、結局駅からは15分ほど歩かなくてはならない。
クルマなら自由はきくだろうが、当然ガス代がかかるから、特にほかの用事がなければ無料バスがいちばんいいのだ。
使いすぎには注意をしつつ、節目節目ではこれからもお世話になることだろう。

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環状線

2010-01-25 20:20:33 | 日記
昨日は久しぶりに電車で富山市の真ん中に出た。
12月の23日に開業した、富山地方鉄道の市内路面電車の新線である「環状線」に初めて乗った。
ちょうど、中心部の「グランドプラザ」という商業施設の前で「全国ラーメンまつり」なる催しがあったので、そのついでだ。

塗色こそ違うが、型式は市内北部、旧JR富山港線を走っている富山ライトレールと同じもので目新しさはない。
しかし、7000系などの古い型式は揺れと騒音が激しいこともあり、やはり新しいものは違うと実感できた。
今日のニュースでは、従来の南富山~大学前の区間にも新型を入れる予定のようだ。
現在、愛知県の豊橋市で走っているものと同型らしい。
いかにも古さを感じさせる7000系などが一部お役御免になるかもしれないのは、それはそれで寂しいのだが。

ラーメンまつりのほうは、遠く九州や北海道のブースもあって、14時を過ぎていたが多くの来客があった。
行列も手頃だった鹿児島ラーメンをいただいたが、九州は基本「とんこつ」であることは変わらない。
鹿児島というと残念ながら公営競技の本場がない県であり、今まで訪れたことがないのでせめてラーメンでご縁を、と思ったまでである。
「打ち」まったくナシの旅など、いつがもっとも最近かすら記憶がない。

グランドプラザに私が行くとすれば7Fの大型書店に用があるときだ。
しゃれたブランド物にはまったく縁遠いためか、百貨店で買い物をすることはまったくと言っていいほどない。
本屋のほうは、7F全部を使っていることもあり、広くて品揃えも豊富だ。
見ているとアレもコレもほしくなるが、あまりサイフにお金を入れていなかったので、下見程度で帰ってきた。

帰りの環状線からは、旧の富山大和の建物にシートがかかっているのが見えた。
同じく以前に閉店した富山西武ともども、今後のはっきりとした計画は寡聞にして知らない。
約5年後には新幹線もやってくる富山市だが、路面電車の新線をきっかけに地域の機運が盛り上がっているようである。
「電車が通っただけ」にしない取り組みを期待したい。
私は直接は何もできないけれども、せっかくの県都が寂れていく姿は見たくないものである。

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とにかく必死

2010-01-22 23:26:44 | 日記
午前中は派遣会社Pの御大(?)Y氏に会うため富山市の真ん中に出た。
元の担当者O氏が待ち合わせ場所である某コーヒーショップを知らせてくれたが、「100●ボルトの近く」というのは大ウソで、あらためて携帯で探してたどり着いた。
いかにも自分のほうが富山市内の地理を知っているようなことを言うからややこしくなる。
おまけに「これからはYのほうが担当になります」と来た。
早くもO氏自身は私から撤退してしまった。

早く着きすぎたので先に自分でコーヒーを頼んでY氏を待った。
こういう面談のときは会社側が経費で出すのが常だが、当てにして待っていたと思われても具合が悪い。

さてY氏のほうは支店長という肩書きにもかかわらず大変気さくな方で、特に圧迫するような言動もなく、あらかたはザックリした話ができた。
派遣会社というところもいろいろ大変であるようだ。
仕事の絶対量が少ないことが根本にあるとは思うが、働きたい人を必ずしも満足のいく形で送り出せないケースが多いと嘆いていた。
当人のスキルの向上のためにも、例えば週5でしっかり、しかもなるべく長期で入っていってほしいということは常に考えているそうだ。
実際はメーカーも予算を抱え、さらに店舗の意見も聞かざるを得ないので、例えば経験の少ない人間は「土日だけ」からスタートなどということがよくあるらしい。
私はそんなことになれば財政破綻するので、たとえ3ヶ月更新でもいいからフルタイムで月に20日以上は働くことが第一となる。

とりあえず今日の提示は、テレビだが前回とは違うメーカーで週5、期間はとりあえず3月末で切ってあり、あとはメーカーの予算しだいとのことだった。
あまり先のことを考えられる状況でもないし、とにかく週5ベースの案件なら排除しない方向でいきたい。
そのあたりは、先日面談した別会社Wも同じような条件である。

そのW社の担当である女性とは「連絡を密にする」旨を約束したので、今日のP社との面談について正直にお伝えした。
やりとりは携帯メールだが、「3ヶ月更新はこっちも同じですし、あとは条件ですかね・・・」と不安を隠さない内容が早々に返ってきた。
この女性からのレスポンスの早さには感心しているので、「最後は担当者の、例えばレスが早いとかで決まるのでは?」という内容を返した。
見た目の条件より、人間最後は「気持ち」だからである。

P社のY氏も信用できるし、W社のUさんも信用できる。
どちらも信用できても、私の体は一つしかない。
今後のやり取りで「より信用できる」と思ったところにお世話になるよりない。

私自身、複数の会社に声をかける形になっているのは、P社O氏の対応の鈍さが起こりとはいえ、「ただただ必死」という側面もある。
1日でも早く仕事に復帰したい。
家電の説明の仕事は本当に楽しいから少々のことはガマンできる。
少なくとも、某クルマ雑誌によく出てくる「X氏の値引き交渉術」のような感覚はまったくない。
両天秤をやって条件を吊り上げようなどというヨコシマな考えもない。
自分に代わって働き場所の世話に力を貸してくれる人に、そんなことは失礼である。
来週の月火あたりでどちらが先に動いてくるかが決断の分かれ目になるだろうと思う。

派遣だろうが何だろうが、このご時世、入り口の話ができるだけでもありがたい。
1ヵ月半だが富山市から金沢市まで通勤できた。
よほどの条件でない限り文句は言わずに受け入れ、しっかりとした生活基盤を1日も早く作りたいと思う。

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御大登場?

2010-01-21 18:53:29 | 日記
動きが鈍いと本欄で嘆いていた派遣会社Pの担当者O氏から電話があった。
明日、オフィスの長である人間と富山市内で面談してほしいとのことだった。
とりあえずは北陸地区を統括する人物の登場だから、何はともあれ話は聞きに行くことにした。

O氏には「場合により独自で動く」とは言っていた。
それが効いたのかはともかく、多少こちらが追い詰めないと動けなかったというのは恥ずかしい。
しかも明日はO氏本人は登場しない。
本来なら無理をしてでもO氏自身が来るべきであったろう。
トップの方に向かって、なかなかO氏とのあれやこれやをズバズバ言うのも忍びない。
自身が来れば私から当然いろいろ言われるだろう。
それがイヤで上司に振ったというのなら大変なことで、O氏の人間としての「器」を疑わざるを得ない。

それにしても今回のO氏にとっての「危機」にあってなお、面談場所は私の自宅から遠い場所である。
トップの方の段取りもあるだろうからそれに免じて何も言わなかったが、いちおうは「客」である私が半分怒っているのに、である。
O氏はすでに私と正面から向き合うことができなくなっているのかもしれない。
前の職場との契約終了日である1月11日を目掛けての動きができなかったことはもとより、勤務期間を通じて、ウソでも私をバックアップするような言動は一切なかった。
店舗でトラブルだけは起こさないでくれということだけを考えていたとするなら、私を1人どこかにネジ込んだ段階でO氏自身が安心していたとしか言いようがない。

前回の記事でも書いたが、よほど人間1人を侮ると結局は自分に跳ね返る。
跳ね返ってきたときにどう振る舞うかでずいぶん印象も変わると思うが、O氏の腐ったプライドがそれをさせないのであろう。
やはり「体育会系」を放置すると、日本がダメになる。

明日はO氏のことは横に置いて、トップの方のお話をじっくり聞きたい。
まずは会って最初にどんな言葉が出るか興味深い。
それいかんによっては、少しは実のある結果になるかもしれない。
また、条件によっては次の環境に進むメドが立つ。
こちらも生活がかかっている。
楽しくかつ結果の出る仕事にせっかく巡り会ったのだから、同じような路線で早く復帰したい。
今はW社との両てんびん、要はどちらが私を「高く買ってくれる」かだ。
パッと見の給料ではなく、1人の人間として、というのは言うまでもない。

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面談

2010-01-19 19:21:15 | 日記
今日の昼過ぎは、次の仕事のための面談があった。
前に世話になった派遣会社Pの動きが鈍いため、独自で動いて別の会社Wと連絡を取り、最初の面談が今日になった。
Wの担当者はベテランの女性だったが、渋滞が多くて交通がややこしい呉羽地区までわざわざ足を運んでくれた。
前回のPの担当が「呉羽はよく分からないから富山インターの近くでどうか」と言ってきたのとは対照的だ。

あくまでも全てうまくいっての話だが、前回同様週5の勤務で、今度は富山県内になるのは間違いない。
給料も、本給の水準はともかく交通費が別建てだから実質は大差ない。
担当するメーカーもすでに決まっている。
本欄では明らかにしないが、私が長い間親しんできているメーカーだけに何やら不思議な縁を感じる。

面談を終えて自宅に戻り、今度はPの担当者に現状を聞いてみた。
彼の答えは、「頑張っているが、また2~3ヶ月間限定の仕事になるかも」との内容であった。
経歴や仕事ぶり、性格まで把握して圧倒的に有利な立場にありながら、1人の人間を今や取り逃がそうとしていることは本人にはまだ伝えていない。
1歳年長のお兄さんには申し訳ないところだが、最初に会った時から、元気はあってもどことなく詰めの甘い、いかにも「体育会系」的な感じがしていた。
当初私の会話のテンションが低いことから「ダイジョウブですか?」的な発言を堂々としていたのだが、私が店舗で結果を出し始めてからは明らかに態度が小さくなった。
とんだ見込み違いだったわけだが、これについて彼のほうからは何の発言もなく、最後のほうは「引き続きがんばってください」と言うのが精一杯になっていた。
人間は第一印象だけではないということをイヤというほど思い知ったのであろう。

今後どこの店舗になろうと、自分のスタイルはある程度貫きたい。
どんな環境にあっても「底辺から戦いを挑む」ことは生き様として忘れたくない。
人間の価値は、肩書きや立場だけに依拠するものではない。
看板におもねって不当に仕掛けてくる人間に対し、「泣き寝入り」という選択肢は私にはないのである。

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アナログ上等

2010-01-17 19:34:09 | 日記
午後から時間ができたので、相も変わらず中古屋さんや家電の店をウロウロして回った。
主にテレビの値段がどうなっているかが知りたいと思った。
量販店なら新品、中古屋さんならマイナーなメーカーや型落ち品と、それぞれ興味深い事実に出会うこともある。
最近までテレビを売る立場にいたからというわけでは必ずしもない。
以前より時間をかけて見るようになったのは仕事の影響だと思うが、もともとああいう場所が好きなのである。

いくつか回ってみて、やはり業界はそろそろモデルチェンジの時期に差し掛かっているようである。
ある店では某メーカーのモデルチェンジ版の「予約」をすでに受け付ける看板が出ていた。
いよいよ26型や32型にもLED搭載のものが出てくるようだ。
また、すでに報道されているので名前を出すが、ようやくブルーレイレコーダー市場に参入する東芝のニューモデルも予約受付中になっていた。

できることなら、今はスカパー!もHDのチャンネルが増えたからハイビジョン画質で楽しみたいとも思うので、新しいテレビには心を引かれる。
ヤフオクあたりものぞいているくらいで、かなり欲しくなっていることは確かだが、待て待て、この間実家からワイドテレビを譲り受け、しかも微細な不具合があって修理をしてもらったばかりである。

私の部屋にあるのは東芝のブラウン管だが、「ワイドバズーカ」という名前の通り、たぶん最新の薄型テレビのシンプルなモデルでは追いつかないような分厚い音が出る。
液晶やプラズマの時代になりテレビ本体は薄くなって画質は上がったが、音のほうはやや置き去りにされてきたのは事実だろう。
おまけにブラウン管は、手頃な液晶モデルよりはよほど動きに強い。
速めに流れるエンドロールなどもきっちり表現してくれる。
さすがに省エネ性能では負けるが、映像もSコードを使ったら気持ち見栄えがよくなった感じがする。
ハイビジョンの見え方には程遠いが、悪いことは全然ない。
コンポジット→S端子あたりで喜べるのだから、私もまだまだオメデタイ部類で、根本的にはアナログ人間なのだろう。

まだまだ余裕もない現状、今あるもの、十分働いてくれるものは大事に使っていきたい。
やがて余裕ができて「せーの!」で一気に買い替えするような場面を夢見つつ、今は足元をしっかり固めることに集中しよう。

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つかの間の陽射し

2010-01-16 19:41:31 | 日記
今日は朝から、かなり久しぶりの青空が広がった。
北陸の冬の典型である灰色の空が続いて、窓際の鉢植えが心配になるほどだった。
ある程度太陽の光を受けて少しは元気になったかもしれない。
貴重な陽射しを利用して、洗濯物を片付けた。
この季節に外に干せるのは、ほんの数日しかないのである。

少し勤務が空いてしまっているので、今では土曜も開けるようになったハローワーク富山に行ってみた。
県内ではたぶんここ1箇所だけなので、近くにあることはありがたい。
今となってはあまり旅行業のほうにこだわりはなくなり、もっぱら店頭販売の仕事で探してみた。
家電関係はそこそこあったが、やはり携帯売り場のものが多かった。
もはや、ある一定の年齢以上の人間なら誰でも持つようになっており需要は多いだろう。
ただ、持っている人間の数に比例して、いささかお行儀の悪い方も増えてくる。
これほど求人が多いのは、携帯市場の景気がよいのではなく、やはり質の悪い客に当たる場面が多いからだろうと思う。

家電などの説明のスペシャリストを「マネキン」という呼び方をすることを今さらながら知った。
最近までいた金沢市の店舗では、私はやたらに「動きの多い」マネキンであったように思う。
同じ所にじっとしているのがあまり好きではない私は、けっこうウロウロと店内を歩いた。
直接の声かけはなるべくしないと決めていたから、あちこち動いてみて声がかかったら対応という形を取っていた。
日を経るごとに説明の感覚もつかんでいたし、いったんつかまればそこそこのレベルの商談には持っていける自信はあった。
その日に売れるかとなるとまた別だが、感謝されたり勉強になったと言ってもらったりして、マネキンとしての役割は何とか果たせたのではないかと思う。

何度も書いているように、自分でも考えなかったような結果が出ただけに、今後もマネキンを極められるならいいと思う。
私のように得意不得意の差が激しく能力が偏っている人間は、得意なもの、表現は悪いが「ハマる仕事」を見つけて楽しくやることが普通の人よりも重要なのだ。

幸い、今日は次の道に向けてのチャンスがめぐってきた。
もちろん実際の面談の前であり楽観はできないが、短い期間ながらも実績を残したからある程度は強気でいけるし、悲観もしていない。
大いにアピールをしてよいご縁をいただき、日々の生活にわずかでも「陽射し」が見えてくればすばらしい。

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和平条約だけでは・・・。

2010-01-15 23:59:59 | 日記
今日は特に用事もなくゆっくりするつもりであったが、昼ごろに友人のH氏から電話があって久しぶりに一緒に飲むことになった。
私とは正反対で大変世話好き、人をまとめるのもうまいタイプだが、一昨年の春ごろから1年半以上、私のほうから距離を置いていた。
私が作った曲について、同年代の、JCにも入っているような有力者を手がかりにして何とかしようとの話が出てきたのだが、そんなに大げさな話にはしてほしくないというのがこちらにはあった。
いろいろと心配してくれるのは有難いが、「アタマが上がらない人」ができるのがイヤという身勝手な思いからだった。

1ヶ月ほど前にひょんなことから富山市内で再会し、関係を修復することができた。
「切っても切れない縁」というものがあるのだと思った。
とりあえずは和平が成立し、何となく胸のつかえは下りた気がする。
その後は休日の違いなどもあり連絡らしい連絡もなかったが、今日いきなり電話があった。
お酒を飲むのも久しぶりになるので、喜んで行ったのは本当だ。
先ごろまで勤めた仕事について、忌憚なく話すこともできた。

本人は明日も飲み会があるというので、富山より東の電車がもうないにもかかわらず代行で帰ると言った。
私の自宅は富山駅から1駅だから寄ってもらってもいいと言ったが、そうはしたくないようだった。

飲んでいる時間は何一つ遠慮のない話ができたつもりだが、自宅に帰って思い返すと、長い空白期間から復活した関係のわりには、私に対する「関心」は今ひとつのようだった。
比較するのはよくないかもしれないが、本欄をマメにチェックしてタイミングよく連絡をくれる友人もある。
「都合のいい人間が戻ってきた」くらいの認識であれば、私としても対処のしかたを考えなくてはならない。

今日の話の中で、すでに私が高校時代のような簡単に「ブレる」人間ではないことに気づいてもらえたと思う。
全員に好かれようとムダに努力を重ねていた私とはもう違う。
かりそめにもそんなイメージを持っていまだに私を見ているなら、大きな勘違いと言わなくてはならない。

一緒に飲んだから、引っ越しのときに植物を持っていったから、などということだけで気持ちは伝わらない。
本当に関心を持って見つめてくれている人間なら、適切なタイミングでうれしい連絡が必ずある。
イベント的な事柄を経たから気持ちが通じたと考えるのは早計だ。
「カタチ」ではなく「ココロ」が人間どうしをつなぐ。
お酒なんか飲まなくても、たった一言で心が通じることもある。
ましてや最近「復活」したばかりの関係、まだ全幅の信頼関係に戻っているとは言いがたいだけに、少しのことで壊れる危険は常にある。
国どうしの「永遠の同盟」がありえないように、友人関係も永遠のものなどありえないと私自身は思っている。

相手に悪い意味での「安心」が見えるようなら、また関係を壊すことも私はいとわない。
心地よい状態で付き合いができないなら、無理をする必要もないということである。

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