blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

4月を振り返って

2016-04-29 20:49:50 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
今日は29日だが明日からしばらく帰省するので、PC環境があるこちらで振り返りを書いておく。

当地に転勤して半年が経過し、仕事や環境、その他生活全般にはかなり慣れることができた。
年度の始め、会計年度のスタートの忙しさも何とか乗り越え、ようやく春の連休を迎えることができる。
休日は、3月の半分以上を修理と整備のため使えなかったクルマも出して、木曽三川公園や茶臼山高原といった自然に触れに行くこともできた。
大型連休以降、猛暑の季節になる前に当地でもいろいろ調べてまた楽しみたい。

全体には順調な中で、先週末前後に急に気分の変調に見舞われた。
日頃からの小さな疲れの積み重ねの上に腹の立つ出来事が重なって、まるまる3日間ほどは苦しさに耐えるだけの時間になってしまった。
誰かから攻撃を受け、仮にうまく反撃できたとしても後味の悪い思いは残る。
相手は自分の言ったことなどすぐに忘れているかもしれないのに、こちらが勝手に、満足に眠れないほど悩んで体調までおかしくしてしまうなど、よくよく考えなくてもバカバカしいというか割の合わない話ではある。
所詮他人は他人で変えることは不可能、流すところは流してうまく消化することの大切さをあらためて勉強したところだ。

幸い今回はつらい状態は短期間で消え、今週某日には会社の人たちと飲みに出かけることもできた。
ちょうどいい発散の機会を与えてもらい、それ以後は体調が上がったような気さえするので、一緒に楽しんだメンバーには感謝したい。
今後はとにもかくにもつらい状況を再度招くことなく、ようやく楽しみも増えてきた当地での生活が少しでも長く、より楽しくなっていくようにしたい。

これから早めに休んで、明日に富山に向かう。
交通が集中する時期、出発する時間帯には悩む。
今回は地元の友人も待ってくれている。
できるだけ早く富山に入れるようにはしたいが、こればかりは今からの成り行き次第である。
いずれにしろ久々の地元、また元気よく仕事に向かえるよう、しっかりリフレッシュするつもりだ。

付き合っていくより

2016-04-25 20:31:19 | 日記
昨年の10月に当地に来てから半年、生活の中で特に大きく気分的に落ち込むようなことはなかった。
それがなぜか先週の半ばくらいから、猛烈な疲れと倦怠感が襲ってきた。
金曜の午後あたりにはそれがピークに達し、その日の夜に企画されていた会社の楽しい行事への参加も断念せざるをえなかった。
せっかく天気に恵まれたこの土日も、布団を頭からかぶって、この嵐のような苦しみが過ぎ去るのをひたすら耐えるよりなかった。
他のことを頭から捨てて休むことに集中したおかげで、今朝にはなんとか持ち直し仕事には通常通り参加できた。

以前にも書いたかもしれないが、一度心の病というヤツをやってしまうと残念ながら「完治」というものはない。
適切な服薬やストレスをなるべく抱えない努力によって日常生活が問題なく送れるレベルになることを「寛解」といい、患者と医師が協力して目指すところはここになる。
災害のニュースが多いこの時期不謹慎かもしれないが、病原がちょうど火山のマグマのようなものだとすると、それが地表に噴出しないようにコントロールできていればそれでヨシと考えるのが、特に程度の軽い患者においては主流である。

なぜ今回思いがけずマグマが表に出てきてしまったかは、一つの原因ではないと思う。
近いところでは前回、某国の「告げ口外交」のような誹謗中傷の被害を同僚から受けたと書いたが、もちろん精神的なダメージとしては確かにあった。
加えて、故郷でない場所で働いているゆえの漠然としたアウェイ感は常々感じていて、原因としてはむしろこちらのほうが大きいかもしれない。
普通の言葉で接してきて何ら問題のない立場や年齢の人からいまだに敬語で接してこられることがあり、これが逆に周囲との距離を感じさせられてつらい時がままある。
もう一つ言えば、私自身の努力として、会社の枠を取っ払って一人のオッサンでいられる場所を、ゼロとは言わないがまだまだ作りきれていないこともある。

症状が表に出てしまうと数日は活力が落ちてしまうので、出ないに越したことはなく、特に自分で努力出来る部分は早めに手を打ちたい。
症状の種火は消えることはなく、もはや付き合っていくより仕方がないので、今回の事態を教訓に、万が一でも長い休みが必要な状態には陥らないようにしなくてはならない。
もしそうなってしまえば、せっかく私を当地に来させてくれた会社の配慮が無駄になってしまう。
ヘタをすれば会社そのものとの縁にも関わってくるので、日々の気持ちのコントロールを今一度見直して改善していきたいと思う。

花粉は過ぎたか

2016-04-19 21:07:55 | 日記
本日夕刻、熊本県でまた強い地震があった。
有感地震の回数は2004年の新潟県中越地震当時を抜いたようである。
せめて余震が早くに収束すればと願う気持ちばかりでテレビを見つめる日々である。
あらためて普段通りの生活ができていることに感謝しつつ、当地でもいつ何があるか分からないことを心に留めたい。

さて、スギ花粉の時期は過ぎ、暖かくて風も強かった今日も特に花粉症の症状が出なかった。
今はむしろ屋外よりも室内のハウスダストに反応している感じだ。
業種がら清潔な空間が求められるとはいえ、理想通りの環境で作業するのは私の担当の範囲では難しい。
特にエアコンの風が常時回っているようなスペースではムズムズとする。
自宅ならなおさら、布団やカーペットなどハウスダストと無縁ではいられず、朝方に鼻がつらくなって目がさめることもある。
対策をまったくしないのもどうかと思い、気休め程度かもしれないが小さな空気清浄機を休日に買ってきた。
少しでもつらい時間が減ってくれたらと思う。

今日は、富山で大変お世話になった某氏に再会することができた。
職場のえらいさん方と昼食を食べに食堂にやってきた時に当方にも気づいてくれ、目の前の食事も食べないで私との立ち話に付き合ってくれた。
昨年私が事務方でドタバタと過ごしていた時、こちらの初歩的な問い合わせにも丁寧に対応してもらったことは忘れない。
仕方がない事情とはいえ、突然会社に出てこなくなって結局ロクにあいさつもできずに富山を去り当地に来てしまった私に当時と変わらず接してくれたことに感謝したい。
事務方ではつらいばかりの日々ではあったが、氏ばかりでなく多くの人に助けてもらったことも思い出した。
その人たちのためにも、また現在私を支えてくれている人たちのためにも、当地では少々のことではくじけてはいけないという思いを強くしている。

毎日を過ごしていればいろいろなことがある。
最近では、私に関して事実と違うことを勝手にしつこくしつこく周囲に吹聴するという、どこかの国のような振る舞いに腹が立つことがあった。
しかし、そんな小さなことで今ある生活の基盤や財産や身の自由が奪われるわけでは全くない。
自らの寂しさから他人を腐して精神の安定を保とうという取るに足らない人間に引っかかっているより、大多数の心ある人たちに思いを馳せ、気持ちを強く、自信を持って、当地での生活が公私ともどもさらに良くなるように前進するのみである。

普通に元気に

2016-04-17 21:07:50 | 休日
前回からまたまた1週間空けてしまった。
暑いくらいの日も増えてきた中、仕事の後は書くよりも寝たい気持ちの方が勝ってしまっている。
個人的なところでのネタにも乏しいのだが、それだけ毎日が順調なのか単調なのか。
今週も、仕事の後は特に飲みに出るでもなく、あらかじめ決まっていた通院をこなしただけだった。
2月から行っている歯の方はけっこう段階を重ねてだいぶよくなってきた。

飲むといえば、当地での飲みはもちろん会社の人とがほとんどだ。
飲みに出る話は毎日お約束のように出はするが、実際はなかなかお互いの時間が合わず、結局は月1回か2回くらいのペースになっている。
年齢は必ずしも似たり寄ったりでもないし、お説教されるようなこともなくて楽しいから、会社の人とは今くらいの回数でちょうどよい。
反面、ひとり飲みに出る時間はたっぷりあるのに意外なほど出ていない。
毎日飲まなくても苦ではないことと、当地に来てから自ら新規開拓をしていないことの二つが原因だ。
近場の居酒屋の扉をガラリと開けることなど何ということはない気はするのだが、イザとなるとなかなか、なのである。
富山で行きつけになっているお店も、元をたどればきっかけは先輩など他人だったから、今になってそのありがたさが身にしみる。

ただ、今はとにもかくにも体が元気で、仕事も自分の役割をもらって役に立つことができている。
とりあえずは普通の日常を送れていることに感謝しなくてはいけない。
今週は、突然の災害で普通の生活を奪われ苦しむ人々がまた我が国にできてしまった。
建物がつぶれたり、山や橋が崩れたり、有感地震が今日に至っても延々と続いていたり、被災地と呼ばれる地域が増えてしまったことに心が痛む。
もはや日本ではどこなら安全などということはない。
当地でも最近三重県沖の地震活動で職場も日中にガタガタ揺れた。
他人事と思わず、イザというときの備えをあらためて考えたい。

今のところは平穏な地域にいる人間は、いつも通り普通に元気に日常を送ればよい。
遠い地域の惨事に心は痛めても、普段の生活を送りながらできる範囲のことをすればよい。
私自身は、財布に小銭がたまって重くなったらコンビニやスーパーの募金箱に入れる。
最初は友人がそうしているのに触発されたが、自分で始めてからも何となく続いている。
特に「どこのため」ということを意識しないから続けられるのかもしれない。
困っている地域は我が国に限らず世界中にあるから、どこかのためになってくれればよい。
もちろん九州のためにもなってくれると信じている。

いちばん高いところへ

2016-04-09 22:05:00 | 休日
いい天気になった。
しかし平日よりは目覚めが遅く、毎週の雑事をこなしたら時計はだいたい10時半を指していた。
少し出足が遅いかとも思って迷ったが、前々から狙っていた場所にクルマを出してあげることにした。

自宅からクルマを東に東に進め、豊田市の田園地帯(ここまで来ると愛知といえども普通の田舎)も通り抜けて、とりあえずココまでたどり着いた。



ここからしばらくクルマを進めると標高1000mを超える茶臼山(ちゃうすやま)高原に着く。
冬はスキー場としても使われていて、わざと残したのかは知らないが残雪が一部あった。



斜面の上に行くと、愛知県の最高峰である茶臼山への登山道に入ることができる。



時間的には30分ほどだが一部急な登りもあり、体力の衰えを感じながらなんとか頂上に着いた。



頂上から、向かい側の萩太郎山を望む。



茶臼山は標高1,415m、山頂は長野県との県境であり愛知県ではいちばん高い場所だ。
とにもかくにも現在お世話になっている県の「いちばん」の一つに触れることができた。
今後も、いちばんのものに限らず、そそられるスポットがあったらできるだけ足を運ぶようにしたい。
場所を選べば渋滞もあまりないので、うまく調べてまたどこかで楽しめればと思う。

3月を振り返って【拡大版】

2016-04-03 22:16:47 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
とはいえ、今は4月3日の夜である。
3月最終日は、年度の終わりの節目に加え、同僚のお祝い事も重なって名古屋市内に出ていた。
深酒がたたって金曜日は気力で乗り切らざるをえず、土曜は反動で一日横になっていた。
日曜の今日になってようやく外で活動できたので、それも交えて3月の振り返りとしたい。

当地に来て半年が経過した。
仕事に関しては、不安だらけのスタートで、気持ちばかりが空回りする時期も経ながら何とか半年を休まずに勤めることができた。
何度も書くように、まず「休まない」ことを第一に考えたのは最初の半年では正解だったと思う。
周囲のほとんどの人は私がなぜ当地に来ることになったのかを知らないし、こちらから伝えるものでもない。
来て早々「休みがち」のイメージを持たれるのは嫌だったし、大したことはできなくてもまずは仕事に出ることでしか貢献できないという思いもあった。
何をおいてもまず出続けることを考えて達成できたことは自信になるだろう。

3月に入ってからやっと周囲と打ち解けてきた感覚もある。
価値観や方法論は全く違っても、社会で働いている人は少なくとも悪人ではない。
いたずらに壁を作って寄せ付けないのはあまり意味がなく、首を突っ込める話題にはなるべく参加をしながらコミュニケーションをより深めていきたい。
新年度になってもやることは変わらないので、引き続き自信を持って、体には気をつけながら出続けられるようにしたい。

さて、年度のスタートがゴロ寝というのももったいないので、曇り空ながら久しぶりに愛車を出した。
やってきたのはココ。



かつて社会科で習った「ゼロメートル地帯」のど真ん中、次の写真の細い部分を走る道路を突っ切ってきた。
園内の展望台からは、富山とは違った意味で水と闘ってきた地域の風景があった。



昨日からしばらくはチューリップ祭ということで、何枚か写真を撮った。







この季節なので桜もオマケで。



当地の桜は次の週末には散っているだろう。
名所は逃げてはいかないので、また来年はしっかり計画をして楽しみたい。
もちろん桜以外にも植物を楽しめるところはたくさんある。
温暖な季節になってきたし、ドライブも兼ねて外に飛び出す機会を増やしていきたい。