blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

7月を振り返って

2011-07-31 22:24:49 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
早い梅雨明けのあとの猛暑、かと思えば手のひらを返したような涼しい天候と、かなり体にもきつかった。
世間を見渡せば、わが国が相変わらずゴタゴタしているうちに、大雨やさらなる地震など追い討ちをかけるように災厄が次々と降りかかってきた。
北欧では凄惨なテロが起き、中国の新幹線は突貫工事のツケが出たのか早々の大事故と、世界の動きも穏やかではない。
わが国の中枢は果たして機能をしているのかという感じだが、ようやく一般にも話題に上がるようになった米国の債務問題など世界の様々な動きが一方であり、わが国の状況は決してそれらと無関係ではないという視点はどこかでは必要なのだろうと思う。

個人的には仕事は相変わらず順調で、やや残業が少なく稼ぎが物足らない以外は特に不満はない。
ただ、仕切る側と仕切られる側の溝は相変わらず深い。
最近は午後の3時半あたりを過ぎれば同じエリアの人間が完全に二分されて、下々がせっせと箱詰めをやり、上の者はそこをほったらかして入庫作業ばかりをやっている。
出庫が優先だとあれほど言っているのに学習することがまったくないのはいかがなものか。
これで一体感だチームだと言われてもチャンチャラおかしいというのが本音だ。

月の真ん中には、やや苦しい状況に陥っていた友人から声がかかり、気晴らしの機会を持つことになった。
話しにくいことを話せる相手として認めてもらったことはこちらとしてはありがたいことだ。
しばらくしてから連絡を取ってみると、これまでの飲食店の経験が生きる仕事にありついたようだ。
やるべきことができ収入の見込みが出てくれば、人間ずいぶん心は晴れてくる。
決して無理はすすめないが、できるだけ長く続けられるような形になっていってほしい。

この週末は金曜は静かに過ぎ、土曜は高校野球を観戦して、夜はなじみのN店でダラダラ飲んだ。
元某社の野球部の面々がよく顔を見せることもあって、ママさんも野球のことは詳しい。
その日野球観戦に行ったからN店に行く気にもなったのだが、ごく最近ママさん自身が変なお客さんに当たってしまってやや落ち込みぎみであった。
話ができないほどではないものの明らかにいつもとは違っていた。
誰にでも言えるわけではない話を私にしてくれたのは、先の友人と同じで「受け止めてくれる」と信頼されてのことだから、最近はガラに合わない役目を背負ってしまっているものだ。
さらに今月は「かまってちゃん」的に粘着してくるかつての同級生がいて、頼られるのはいいにしても相手の自分勝手がひどかったため残念ながら突き放す格好にした。
女性だし、理詰めであたるのはよくないとは思ったのだが、ヘタに相手をしてまたくっついて来られるのもかなわない。

7月最終日である今日は県の西部に出て買い物などをした。
地元誌で調べたラーメン店を皮切りにけっこう思いつくまま雑多にいろいろ買った。
とある中古屋さんには「プジョー404」のしかもタクシー仕様というミニカーがあって思わず買い、ジャケットを飾るだけのためにレアなレコード盤を一枚買い、など例によって気ままなものだ。
道中、クルマのご機嫌も良く気分をよくして帰ってきた。

明日は8月の最初の日で忙しいことはほぼ確定ではあるが、前もってお誘いを受けているので夜の富山市内の花火大会には何とか間に合いたい。
熱心に声をかけてくれる人をまるっきり無視もできないし、連れがいて花火を見るのも久しぶりになる。
いかにもベタな「夏の思い出」が今年は多くできそうだから、無駄遣いにならない範囲でありがたさをかみしめつつ楽しみたいと思う。

高校野球決勝

2011-07-30 19:10:54 | 休日
金曜日に会社から帰る時間にケイタイを確認したら、またもや富山市内のC店からお誘いのメールがあった。
当日ということではなく、月曜日に富山市内で恒例の花火大会があるから一緒に見ようという話だ。
こちらは月曜のしかも月初め、相当に忙しいことが予想されるが、花火自体は午後8時くらいから始まるので最悪それに間に合えばよいと思っている。
誘い主のHちゃんには悪いが、ヘタに仕事が早く終わって夕食も一緒ということになるとC店での出費とダブルになってしまう。
仕事量が多いことはまず間違いはないので、そこを言い訳にして何とか「花火+店」くらいでおさめたい。
Hちゃん自身は一緒にいて楽しいから、節約志向とはいえ何でもアタマからお断りするのでは自分の楽しみも消してしまうことになる。
ただし先方は当然商売半分であるので、誘われるまま言われるままではなく、少しはこちらもしたたかに、ということだ。

結局金曜は横になったらいつの間にか眠っていて、外に出ることもなく穏やかに過ごした。
土曜の今日はいつものように部屋の雑事を片付けてまた少し横になった。
朝方の雨はやんできて、今日予定されていた高校野球の県予選決勝は何とか行われそうな感じになった。
近くの資源センターにたまった空きカンを持っていき、某家電量販店で中古のPCを物色して、富山市内の「アルペンスタジアム」に向かった。

試合開始当初はやや強い陽射しさえあったものの、曇りがちで暑すぎないコンディションの中で決勝戦が行われた。
決勝まで上がってくるチームどうしの戦いはさすがにエラー連発のお粗末なものにはならず、随所に好プレーも見られた。
しかし、勝敗を分けたものは要所でのミスであった。
微妙な判定もからんだ試合にはなったが、優勝した新湊高校には県代表の名に恥じないプレーを期待したい。
ただひとつ心配なのは、旧新湊市の人々がかなり「熱しやすい」面があるため、聖地・甲子園でややハメを外しすぎないか、である。
大阪で働く同級生によれば、彼らの「ノリ」が他県の人間にはかなり不評と聞いたことがある。
同じ富山県人として変なイメージを持たれるのは不本意なので、応援に行かれる地元の方におかれてはせいぜいお酒の飲み過ぎには注意をしていただきたい。

まだ時間も早いので今日のこれからは思案中だ。
間違いなくお財布には優しいN店あたりがいいだろうか。

涼しい夏に?

2011-07-29 20:36:15 | 日記
例年よりかなり早い梅雨明けからしばらくは猛暑が続いたが、ここ一週間は梅雨に戻ったような気温も上がらずハッキリしない天気だ。
新潟県のような猛烈な雨にはなっていないにしても、北方の大陸の高気圧が強く、これが寒気を伴っているので大気の状態が不安定な日々が続いている。

雨模様ながら涼しい状態が続いているからか、愛車プジョー206の調子はすこぶるいい。
先週の日曜に高速を爆走させて「覚醒」したのかもしれないが、基本的に欧州は日本ほど暑くないという前提に立つと、猛暑の時に顔を出したような駆動系のモロさが出にくい状況にはあると思う。
何度も書いているように純正のATオイルがやけに固い(粘り気がある)ため、暖まり切る前は今ひとつ反応が良くない。
逆に日本の酷暑プラスひどい渋滞までは考慮されていないふしがあり、そういう場面では逆に温度が上がり過ぎてスムーズさを欠く原因になる。
私のクルマに関する悩みはその駆動系のトラブルが唯一最大と言ってよく、かといって走れないということではまったくないので、少々のことはラテンのノリで受け流すくらいでないと付き合い切れない。

今日は金曜ということで7月の勤務は最後であった。
例月月末日というのは「タダもらい」同然のごとくに仕事量が極端に落ちる。
入荷のトラックがジャンジャン入ってくるかとも思ったがそれほどでもなく、しかし何も積んでいないパレットが大量に返ってきたので、午前中の大半はその整理に追われた。
電動リフトも一時間半近く乗り続けるとかなり疲れる。
アクセル/ブレーキのペダルは右足で踏むのだが、遊んでいるはずの左足がなぜかつりそうになった。
遊んでいるというより少しは踏ん張る部分もあるからそれが影響したのだと思う。

日頃体を動かす仕事を続けてきて、この一年で体重は10kgほど落ちた。
身長からして適度な感じになってきたのは幸いなのだが、カロリーは消費できても各部分を「鍛える」とか「締める」までのことにはならない。
若手のY君などは意識的に運動して少しでも締まった体つきをとがんばっているのだが、私は特別なことをせずに体が軽くなってきていることだけで実はかなり満足している。
あえて何かを始めるとするなら、自宅近くに大きな市民プールがあるので「泳いで締める」という方向になるだろう。

不順な天候で日程がかなり狂った高校野球の県予選だが、決勝戦がちょうど明日の午後からということになった。
怪しい天候は変わらないようだが、高校野球の観戦料は500円で済むし、先週散財した分を節約する意味でもぜひ観戦に行ってみたいと思っている。

人間ひとりの力

2011-07-27 22:34:45 | 日記
今日の午前中は、入荷受付担当の親方格であるTS氏が不在であった。
今月中にめでたく定年の節目を迎え、社会保険等の手続きに走る必要があったようだ。
本人の今後は、雇用形態こそ変わるが引き続きわが倉庫で勤務ということだそうで、急に一名が欠けて戦力ダウンということにはならない。

その午前中には月末近くの常として入荷がかなり集中した。
氏がいない状況では私が率先して受けるのは当然だが、あまりにも重なったので一人では手が回らなくなった。
月末週で仕事量も少ないとタカをくくっていたのか、「仕切る側」では出荷前にミーティングでも、などと言っていたのがそれどころではない感じになり、私が属する自動倉庫・梱包エリアの面々がほぼ総出で手伝うことになった。
取り扱いの面倒な製品もあった中、間違いもなく作業は済み、特に手をかけてくれた数名にはお礼を言っておいた。

もし氏が不在ではなかったならば、きっと電動リフトの上からドヤドヤと指示を出して、私を含めた周りは「うるせーなー」などと思いながらもオロオロと動くという形になっていただろう。
それでも、時々は横柄なタイプもいる外部の運転手を、硬軟取り混ぜてうまく操ることにかけては氏の右に出るものはいない。
責任者だから当たり前だが、入荷に関しては二人分くらいの働きをする存在がなかったことで私もずいぶん精神的に疲れた。

荷物がたくさん入ってきたことでミーティングの予定など吹っ飛んでしまったが、どうせ毎回不毛な雰囲気になるのだから、なくなってくれてむしろよかった。
いつもそうだが、時間が空きそうだからミーティングをしますなどというのは大人の職場ではあり得ない。
会議というのは実施の日時と議題があらかじめ決まっているのが普通だ。
しかし現状は、「月に一回はやれ」と言われるから、という程度の意識だから、ヒマな時間にとりあえず集めるかという感じになって、結局今日のようにつぶれることも多い。
ちなみにわがエリアでは今年に入ってミーティングはまだ一回も行われていない。
本当に話し合いたい事柄など「実はない」のであり、それならば単なる時間のムダだ。
「仕切る側」の感覚がかように子供じみている状況にあって、マトモなコミュニケーションが成立していく展望は全く見えない。

そういえば、一時は嵐のような忙しさになったのだが、「仕切る側」で手伝ってくれたのはリーダーのIW氏のみで「サブリーダー」の肩書きがある二名の姿がまったく見えなかった。
外部からの入荷受付に今ひとつ自信がなさそうには見えるのだが、かといってほとんどを年長の社員に任せていいということにはならない。
面倒なことから逃げているばかりでどうやって他を指導していけるというのか理解に苦しむ。
こんなことだからできる仕事の幅がいつまで経っても狭く、入荷に関してはTS氏の信頼がないために私や他の社員に負担がいきやすい構造が続いている。
わが倉庫で間に合わなかったらどこで間に合うというのか。

二人分働く人間がいる一方、半分にもならない人間もいる。
必ずしも華やかでない部署にあってはモチベーションの低い人間が混じっていることは仕方がないところだが、年長者を差し置いて肩書きをもらっている人間が汗をかかないということでは、部署そのものの未来が暗いと言わざるを得ないのである。

節約、節約。

2011-07-26 20:15:42 | 日記
例月の給料日が今週にあり、月半ばのボーナスも含めればここ最近の苦しい状況に比べて若干の余裕はできるのでホッと一息というところである。
しかし、ここ数ヶ月は仕事量がかなり減って残業時間が増えないので毎月の給料に関してはかなり落ちている。
8月以降はわが社の決算月をにらんでまた徐々に忙しくはなる見通しだが、時間外手当をアテにするというのもほめられた話ではない。
今後のもろもろの引き落とし関係をざっと計算しても、給料支給当週とはいえ気をよくして大きな買い物をしたり遠出を計画したりできる感じではない。

ひとたび街に出れば、家電量販店や中古屋さんなどいろいろな店舗を回る。
新しいモデルや掘り出し物を探すのは楽しいのだが、とりあえず急ぎでほしかったブルーレイプレイヤーは買ってしまったので、特に大きなものは今時点では必要ない。
不要不急のものについては一呼吸ガマンして、なるべく手持ちの現金に余裕を持たせたい。
毎日の食事も今までと同じくなるべく簡素に自宅で済ませることを心がけたい。

と、格好のいいことばかりを書き連ねてはみたものの、最大の難敵はいわゆる「お誘い」であり、嫌いではないだけにこれにはどうにも弱い。
会社の某先輩、あるいは某店の誰それちゃんなどパターンはいくつかあるが、一軒二軒とハシゴすればスーパーで買い物を5回くらいできる金額があっという間に飛んでしまう。
もちろんお金に代えられない楽しさがあることは事実だが、誘われるままというのはやはりよくない。
ヒトリミの寂しさやつらさを埋める方法として、さしあたり今は206というお気に入りのクルマと過ごす時間がある。
しかしこれとて毎週毎週「爆走」させていれば飲みと同じくらいの負担になるから何とも悩ましい。

日によって仕事の絶対量は違うものの、毎日が同じように流れて正直刺激には乏しい。
休日はなるべく自宅にこもらず、またこんな季節でもありなるべく「アウトドア派」でいきたいところではある。
日本地図を眺めれば行ってみたいところは山ほどあるが、今夏は現金の節約も兼ねて、近場で楽しそうなところを調べてなるべくリーズナブルに過ごせればいいと思う。
まだまだ薄給の身、期待しすぎてもいけないが日々を誠実に積み重ねればいずれ稼ぎのほうにもいい影響があるだろう。
少なくとも今年いっぱいは、お誘いはなるべく上手にかわしながらコストパフォーマンスにこだわったプライベートに挑戦してみようと思う。

爆走しちゃった

2011-07-24 22:30:37 | 休日
金曜の夜に富山市内のC店からお誘いを受け飲みに出た。
カラオケができる店だが、他のお客さんも含めて何となくそういう雰囲気にならず、結局は歌える場所で歌わず、飲み一辺倒になった。
店のHちゃんから今度は「アフター」のお誘いを受けたのでいそいそと二人で出た。
彼女のお友達がいるパブで約一時間だったが、個人的なことをいろいろと話してくれた。
気が合う人と話していると新鮮、という彼女の言葉は素直にうれしいし、家庭や育った環境までの話が出てくるからとりあえず信用はされているのだろう。
私のほうも、なぜかあまり気を張らなくていいというのか、フィーリングということで言えば合っているような気はするし、もちろん女性としても十分に魅力的だ。

とはいえHちゃんはダンナ様持ちである。
ダンナ様は仕事の関係で自宅にいないことが多くて「ひとりのようなもの」ということだが、かといって勢いに任せて変なこともできない。
彼女がなぜ私にいろいろ声をかけてくるのか確かなことは分からないが、もともと一人っ子とのことで、心のどこかで「きょうだい」をほしがっているとするなら一応の説明はつくのかとも思う。
何か人の役に立てているのなら悪い話でもない。

土曜は飲み疲れでほぼ一日グッタリした。
その分今日は朝早くに目が覚めて外に出たくてウズウズした。
クルマのほうはいまだに長距離の高速巡航をしてやれてなかったので、思い立って新潟市方面へ向かうことにした。
新潟県は富山県のとなりの県なのだが相当に広く、県都の新潟市は富山市から約250km離れている。
ただ今回は燃費のデータ取りも兼ねようと思ったから往復500kmというのはちょうどいいし、いつも市街地を低中速ばかりで走らせてクルマにも申し訳ない気がしていたので、数百キロを高速で流せばクルマも喜ぶと思った。
ETCは上限千円は終わったものの休日は半額なので、通行料は往復で五千円台におさまる。
本来はこの程度でもありがたいと思わなくてはいけない。

「新潟市方面」ともったいつけた書き方をしたが、目的地はJRA新潟競馬場であった。
当日の本場のオープン競走は午前中の障害戦しかなく、場内は好天かつ涼しいコンディションにしてはかなりすいていた。
ローカルにしてはかなり広々としている(横に長い)から開放感はある。
昨年は確か青春18きっぷを使って列車で来たはずだが約一年ぶりの参戦となった。

馬券のほうは残念ながら芳しくなかった。
「いくら何でも・・・」というレースはそれほど多くはなかったのだが、買う点数がもともと少ない私だから、結果的に詰めを誤る形になった。
「負けない」ことを考えれば押さえ馬券も必要だが、そこをケチるから散々なことになる。

いくら輸入車といっても、ほぼ全行程を高速道路でカバーするとやはり燃費はよかった。
満タンで出ていって半分なくなるまでに400km近くも走ったから、ただの自然吸気の1600ccながらリッター15km以上はゆうに出ていることになる。
普段の街中運転がいかに燃料を食っているかがよく分かった一日だった。

明日からの週では、ボーナスに続いて例月の給料が入る。
とりあえずいちばんホッとできる時期ではあるが、貯蓄となるとほとんどなかったのが今までなので、今日のような「爆走」もホドホドにして少しでも余裕を持たせる方向にいければいいと考えている。

便利すぎない暮らし

2011-07-21 21:28:11 | 日記
ここ最近は家電の店に行くことが多かった。
昨年、一人部屋の分際でフルハイビジョンの大きなテレビを買ってしまったので、せめてブルーレイは見られたらいいと思った。
販売店の主力は当然レコーダーで、最近の機種はトリプルチューナーくらいは当たり前になっている。
モデルチェンジのたびに進化する機能に驚く一方、現在単身である私に「録りたい番組がかぶる」場面はあまり考えにくく、そもそも「録ることがあるのか」という根本的な問題があった。
連続ドラマにでもハマっているなら別だが、スポーツ系が好きな私は大事なイベントはライブで見たいと思うほうだ。
ベーシックなレコーダーなら4万円台まで値段がこなれてきてはいたが、何だかんだで録らないのならばいらない。
結局は先週末に某店に行ってブルーレイながらプレイヤーのほうをを買ってきたところである。
再生専用機となればそれほどの値段にもならず、録画付きの半分以下だ。

パソコンはいまだにウインドウズXPを使っている。
オンラインゲームをやるわけでもなく、高度な動画や静止画の編集などもやらないから、メモリーが1GBもあればサクサク動くXPでとりあえず心配はない。
ハードディスクの容量は40GBと少ないが、デジカメを買ってけっこう重い写真も撮るようにはなったものの半分も埋まっていない。
毎日さわるとはいっても、現在の私の用途なら最新のOSのものに買い換える必要は特にない。
DVDドライブが壊れているのは痛いが、DVD書き込みの用途は実はあまりないことから、DVD観賞はテレビに付けたプレイヤーに任せ、外付けでCDのみ書き込みができるドライブを取り付けている。

半年前にクルマを替えたこともあり、周囲からはカーナビを付けるのか、半分は「付ければ?」のような話をされるのだが、カーナビを付ける気は実はまったくない。
以前にも書いたかもしれないが、目的地を入力してクルマを出してしまうと、出発地からそこまでの「点と点を結ぶ」だけの旅になりそうな気がする。
もともとが気ままなタイプの私は、方面だけ決めてあとは気分しだいという遊び方をよくするし、その過程でもちろん道に迷うなどの失敗もよくする。
ナビに任せて失敗しない旅も効率的ではあるが、失敗しなくて何が旅かと思う。
道に迷えば地元の人をつかまえてコミュニケーションをとればよく、それがまた一つの思い出にもなるだろう。

何でもかんでも新しくて便利なものを入れればいいというものではなく、自分を基準にして必要のないモノや機能は持っていてもしょうがないという意識を持つことは、ある意味「流されない自己」を作るのにも役立つだろうし、ムダな出費をおさえることにもつながる。
ある程度の不便さを自らに強いることも、いわゆる「サバイバルスキル」のためにはいいのかもしれない。

結局おんなじ

2011-07-19 19:42:04 | 日記
わが職場の朝礼が毎日ではなくなったことは以前書いた。
そのタイミングに合わせたのかどうかは知らないが、ナンバーツーのK氏が場に復帰してきた。
復帰といっても正直中身のある話をできるようになったわけではない。
諸々の伝達事項はYマネージャーがあらかた行うのは変わらず、K氏本人は「今日も事故のないようにお願いします。では朝礼終わります!」と言うだけである。

これについて本人は「マネージャーとかぶるようなことは言いたくないから」という聞き苦しい言い訳をしていたが、組織のナンバーツーとして他の社員に少しでも自らの思いを何か伝えようという気概が皆無というのは本当にどうかしている。
現在はYマネージャーもやや体調に不安を抱えている状態であり、そうであれば「現場リーダー」なる肩書きが付く立場はイザという時はY氏の代わりが務まらなくてはならない。
サッカーやラグビーなどでベンチの交代要員の選手を「Substitution」と表現するように、日本語で言う「サブ」もただトップのすぐ下に付いているだけという意味合いではない。
「朝礼終わります」というだけの仕事ならナンバーツーでなくてもできる。

朝礼に出てくるようになったからと言って、繁忙日にあたる本日あたりでも箱詰めの手伝いに参加することはない。
数ヶ月前ならシッカリ参加していたものが今はまったくないからいったい事務所で何をしているのかと思う。
あまり激しく動けないのなら仕方がないとしても、時たま何のクスリかは知らないがそれをのんでタメ息をフーっとついてみたり、休み時間でもないのに自分の机の上で突っ伏しているような場面があったりと、およそ軽く見られても仕方がないような振る舞いが多すぎる。
少なくともトップの代わりが務まる器かというと心もとないのが実情だ。

何かと問題の多い中間層の人間も、元をたどればK氏が指導する立場にあった。
完全にK氏の流儀に染まってしまって職場の鼻つまみになっている某氏のことも考え合わせると、キツい表現にはなるがわが部署の「諸悪の根源」はK氏にあると断言してよい。
本当にどうしようもなくて他に動かせる部署がないのかどうかは分からないが、いい年齢をしていて仕事に対する熱意やこだわり、思想軸といったものが見えない現状では、仕方なく置いておくしかないというのがYマネージャーや本部の考え方なのかもしれない。

台風接近の影響でここ富山もやや怪しい空模様になっている。
風は強くないが薄気味悪い蒸し暑さがある。
クルマの運転など十分に気をつけて明日も元気に仕事をやりたいと思う。

連休終えて

2011-07-18 23:09:27 | 日記
ボーナス支給日の直後にあった三連休が終わろうとしている。
最近は仕事量が落ち着いて残業が少なく、なかなかに苦しい台所事情が続いていたから今週末はその反動で「危険な」三日間になるおそれがあった。
フタを開けてみれば、外食は支給当日の金曜日にささやかな感じで終わり、なぜか行きつけの飲み屋からのお誘いも入らず、自宅を開放する形での飲み会を計画していた友人からも結局声はかからなかった。
飲みは自力を出してまで行くことは避けようと思っていたので、ボーナスが出ていい気になって大散財、という流れにならなかったのは幸いだ。

大き目の買い物といっても、持っているテレビと同じメーカーのBDプレイヤーを導入したくらいで、後は上司のY氏と約束している登山靴を買えばさしあたりほしいものは揃う。
家族からの「借り」を返すのに一部を回してなおゆとりはあるものの、少なくとも今年いっぱいはお金回りに余裕を持たせる方向にいきたく、ほしいものをあげればキリがないという中にあっても不要不急のものはなるべくガマンすることになる。

今週末のハイライトはやはり昨日の海水浴ということになるが、今苦しい状況にある友人にとって何かの支えとして自分が必要とされていることをありがたく思う。
甘えられるのは困るが、身内ではない人間としてできることは常に考えたい。
話を聞くべき時はしっかり聞いてひとまずは受け止める。
意見があっても言うのはいったん受け止めてからでも遅くはない。
「否定されない環境」が少しでも多いほうが、今はやや力を弱めている彼にとってはいいだろう。

女子サッカーの日本代表が快進撃の末、世界の頂点に立つという快挙を成し遂げた。
サッカーに関しては浅薄な知識しかない私でも、競技を続けていくための環境が男子に比べてまだ十分でないことは知っている。
勝負事だから毎回うまくはいかないだろうが、今後は世界の中で上位争いに常にからむことは最低限求められてくるから、有望な選手が競技に専念できる環境を作っていくことは急務と言える。
ともあれ、歴史的な瞬間をわざわざ早起きしてライブで見られたことはよかった。

月曜まで休ませてもらったから今週の勤務は四日間だ。
しかし、月の真ん中を越えて連休明けの明日とその次の日くらいはソコソコ仕事量は多いだろう。
財政的にはひとまずホッとしている状況だが、毎日の積み重ねはおろそかにせず、引き続き健康第一で悔いのない日々を送っていきたい。

久しぶりの海水浴

2011-07-17 20:57:50 | 休日
今日は午前に同級生のH君と待ち合わせをしていた。
かつて私も経験したような、精神的にも経済的にも苦しい状況に今まさに彼が直面している。
なかなか他人には話がしにくい事情も胸に抱えつつ自室にこもりがちの生活が続いてきたようだから、彼の希望としてとにかく思い切り外に出てみたいというものがあった。
外に出たからといって本質的な解決にはつながらないが、気分転換と同時に彼が心にためてきたことを文字通り洗いざらい吐き出してもらう場になればいいと思った。
とりあえず「暑いから海へ!」という彼のベタな要望に従い、ひとまずは新潟県の親不知海岸に私のクルマを走らせた。

彼が置かれている状況を詳しく書くことはできないが、専門的なケアが必要な状態であることは間違いないし、その一方で当面の生活のための仕事探しもしなくてはいけない。
現状は実家に身を置く格好になっているため「身内が近すぎる」ことも大きな悩みとなっており、本人と家族との関係が今は良好ではないことも伺える。
ややショッキングな話すらも混じる中、私としては彼の言う一つ一つを否定することなく「受け止める」ことに気をつけた。
どれか一つでも頭ごなしに返すようなことをしたら、どこかの時点で彼は心を閉じてしまって楽しい時間ではなくなったと思う。

親不知ピアパークという休憩施設が北陸自動車道のガード下のような位置にあるのだが、三連休中、また好天もあって隣接の海水浴場にたくさん人がいた。
飲食だけならクルマの回転は速いが、ずっと泳いでいる人が多いから駐車場はなかなか空かない。
そこで、富山県側に取って返して市振(いちぶり)地区にある道の駅でいったん休み、また少し戻って富山県に入ったところの宮崎海岸にある食堂に入って名物の「たら汁」を堪能した。

昼ごはんを食べたあとは宮崎海岸に出て過ごすことにした。
H君は泳ぐ準備をしてきていたのだが、私は普通の服装で行っていた。
そのため最初は彼がひとりで泳いでいたのだが、やがて私にも声がかかった。
まさか泳ぐことになるとは思わなかったが、履いていた半パンが化繊だからすぐ乾くと思い、下着だけ外して海に入ることにした。
四十のオッサン二人が海にジャブジャブ入っている姿は滑稽だったかもしれないが、私はかなり久しぶりの海水浴で純粋に楽しかったし、H君のほうは最近できなかった「ベタな休日」を思う存分味わっていたように思う。

とにもかくにも私が彼にとって「吐き出し口」の一人であることは嬉しいし、誰かに話そうという彼の勇気と、専門家の力も借りながら何とか再度立ち上がろうとしている姿は見ることができた。
私も一度コースを転げ落ちてから完全復活までは時間がかかったが、それは彼も同様だろう。
しかし、今がどんなに格好悪くても、生きていればいつかは迷惑をかけた人たちにもわずかずつでも恩返しができていく。
人間死ぬ時はひとりだが、生きている限りはひとりではないことを心に留めてもらって、またかつてのような輝きを取り戻してくれることを切に願うものである。