blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

7月を振り返って

2010-07-31 19:41:18 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
プラスとマイナスどちらが大きいかと問われれば、間違いなくプラスである。
だが、そんな月の始まりはマイナスからのスタートだった。

月初の繁忙日に、1つ年上のサブリーダーH氏と衝突を起こした。
勝手に「七・一事件」とでも呼ばせてもらうが、一歩間違えれば当面自宅謹慎あたりのレベルの話であったから、やっとつかんだ環境で相当にリスクの高い言動をしてしまったと思う。
しかし、身を挺する覚悟で反発を行ったことが、今この記事を書いている時点では間違っていなかったということが証明されつつある。

7月を通しては特に入庫作業に多く携わり、在庫の見方や外部の運転手さんとのやり取りなどに加えて、立ち乗り式のフォークリフトに乗る機会を数多く与えてもらった。
いずれの段取りも回数をこなすうちにだんだん慣れてきて、とりあえず仕事と呼べるスピードではできるようになった。
特にリフトについては、極端な話だが、乗りこなせてやっと倉庫の「一員」になれるかなという思いもあったから、ここに来てようやく精神的にも自信を持てるようになってきたというのが正直なところだ。

周囲の方々もそういった私の姿を見て、少しずつではあっても見る目が変わってきたように感じる。
初日に経歴付きで紹介されてしまったため、最初は「何だ」と感じていた人が多かっただろうと思われるが、仕事の上達につれて声をかけてくれる人も増えた。
入庫作業の師匠であるベテラン社員が私を高く買ってくれていることを倉庫のマネージャーから伝え聞きもしたし、直接の言葉のやり取りの中でも表向き素っ気無い言い方ながら、その気持ちはヒシヒシと感じることができるのだ。

さて、その7月の間に、H氏の今の「立ち位置」のようなものがボンヤリと見えてきた。
先週の今日にあった私の歓迎会では、ある時間から出席者の輪の中に入らずケイタイメールにいそしんでいて、倉庫のトップ2名も苦々しい顔をしていたこと。
また、私の前に入庫作業でH氏とコンビを組んでいた今の私の師匠も実はH氏をあまりよく思っていないこと。
はた目には体育会系どうしで仲良しコンビにも見えるK氏がH氏の雑な仕事ぶりを指摘していること。
これらを総合すると、H氏はたまたま仕事上ではサブリーダーという肩書きがあるから年長者でも言うことを聞いているが、人望ということになると「皆無」に等しく、H氏自身もそれは薄々感じていることが浮かび上がる。
そうでなければ、せっかくの宴会の席で、わざわざ人に背中を向けるようにしてケイタイとニラメッコなどできるはずがない。
そのイライラは日頃の表情や振る舞いにも現れて、何か一人だけ常にピリピリしているように見えるので、他人から見ると近寄りにくい雰囲気がある。

ともあれ、「事件」以後のひと月の間に私が考える以上にいろいろなことを身に付けることができたので、もはやH氏に対する引け目のようなものはすでにない。
倉庫内のデータ管理などはまだ知らないが、もともとは事務屋であった私が数日そこを担当すれば瞬く間に覚えてしまうだろうから、現時点でH氏との能力差などすでになく、仕事の丁寧さだけ言えば「すでに勝っている」と今の時点で断言できる。
毎日努力をして「ツッコミどころ」さえ作らないようにしていけば、H氏レベルの人間など簡単に封じ込めることができると分かったことがまた一つ7月の収穫でもあった。

「事件」から始まった月をこれほど充実した気持ちで終えることができるとは思わなかった。
8月以降も、これまでの自信を糧にして明るく楽しく前向きに取り組んでいきたい。

足の裏がつる!

2010-07-29 19:37:20 | 日記
本日はあまり出荷が忙しくなく、入庫作業に追われることが多かった。
倉庫に1台、立ち乗り式のフォークリフトがあるが、午前中は私がほぼいろいろなことで「独占」していた。
師匠の指導もあって、外から入ってくる商品を運ぶのはもちろん、空になったパレットをまとめて移動するなど、長い時間乗り続けていた。
今日は延べでどれだけ乗ったか分からないくらいだが、続けて乗っていると足の裏が痛くなってくる。
そうは言うものの、朝方より午前、午前より午後という感じで少しづつうまく動かせるようになった。
やはり普通のクルマと同じで、回数をこなして体にしみこませるしかない。
まだ細かい動きには難があるが、仕事にはなる程度にはなってきた。
外から来る運転手さんにもあれこれ心配されていたが、今日は静かに過ぎた。
いかんせん乗り物なので、いつも緊張感は忘れないようにしたい。
一歩誤れば危険も伴うことから、変に慣れてしまうとかえって良くないのかもしれない。

一週間前はどう見てもオロオロとした状態だったものが、今日になるといくぶんかはスムーズにはなったので、社内ではずいぶんとほめてくれる方もいて恐縮至極である。
一方、アンチ勢力であるところの一部の人間については、相も変わらず「コメントなし」であり、たまにミスって低速で何かにコツンと当たったりするとお得意の「指摘」が飛んでくるという具合だ。
こういった人々というのは結局、部下であるところの私の成長を「どうしても認めたくない」のであろうから、そもそも上司として尊敬するに値せず、管理者の給料を返上してほしいくらいだ。
自分を守るのに必死で、いつか自分の仕事を取られるかもなどと考えたりするものだから、たかがまだ入社して3ヶ月も経っていない新入りが煙たくて仕方がないのだろう。

明日は月末日ということで、倉庫にとっては「出荷作業なし」という特別な日である。
入庫のほうはたくさんあると思われるのでまたリフトに活躍してもらうことになるが、自分からどんどん乗って、少しでもマシな戦力になっていけるようにしたいと思う。
そうすれば、7月最後の勤務日をスッキリ終えることができるだろう。

桑田さん、待ってます。

2010-07-28 22:06:11 | 日記
桑田佳祐氏の食道ガンの公表はかなりショックであった。
8年ぶりとなるソロアルバムも延期となり、全国ツアーもキャンセルになってしまった。
なかなか発見しにくい場所ということだが、初期の段階との情報で、大事には至らないことを祈るばかりだ。

サザンとしての復活は私の個人的な思いでは「もうない」と思っていて、重い重い「サザンという看板」を下ろしたソロ活動には大いに期待をしていただけに、しばらくは新曲などは出てこないからガマンということになる。

桑田節の30年近いファンである私にしてみると、ノドに近い場所ということで「あの声」をまた聴くことができるのかが心配である。
稀代の才能である彼の声が仮に変わってしまうとしたら寂しい。
そうなってもならなくても、長年のファンとしてささやかながらいろんなところで歌っていきたいと思っている。

約7年ぶりも

2010-07-27 21:17:28 | 休日
日曜日の話になるが、例によって富山市内をウロウロした。
その中で、稲荷町というところにある某スーパーに立ち寄った。
ここにはかつて私が在籍していた旅行会社の店舗がある。
当時一緒に働いた人もいるので、何度かさりげなく横を通ったりはしてみたものの、お店ということもありお客さんの出入りもあるからゆっくりと話すようなことはないままであった。

ここのところは全国的に暑い日が続いているが、富山県内もご多分にもれず猛暑であった。
一昨日は意を決して(?)そのお店を訪問しようと思ったが、手ぶらでもどうかと思って、この暑さにかこつけて、同居している食品売り場で安い紙パックのお茶を複数本買っていった。

さて、お茶をぶらさげてお店に入っていき、かつて一緒に働いたことのあるカウンター係のNさんという女性に話しかけてみた。
ざっと7年ぶりくらいだったが、それだけの時間の空白があるようには感じられないほど和やかに話ができた。
ずいぶん人間は入れ替わっているようで、特に私がいた頃の女性陣は今は結婚したり子供ができていたりという話であった。
Nさん自身の状況を聞くことはできなかったが、30代にはなっているものの「未」にしておくにはもったいないようなキレイで優しい女性であることを付言しておく。

この旅行会社は、私も在籍としてはあまり長くなかったし、辞めぎわもあまりよくなかった。
多くの原因は周囲に私がなじんでいけなかったことに尽きるが、みんながみんな私にマイナスの感情を持っていたわけでもなく、また会社としても健全で温かい雰囲気もあった。
私の特性上(?)、発言力の強い層にはあまり評判は芳しくなかったものの、ひとりひとりに落としてみると評価をしてくれている方もあった。
そういう事情もあり、今回お店を訪ねて温かく迎えてもらえたことは本当に嬉しかった。

Nさんが店の奥にいた店長のSさんという男性を呼んできたのでこれまた話をした。
かつては県西部の営業をしていた方で私も一緒に働いたことがある。
やや髪に白いものが混じってきたようにも見えたが、かつてと変わらない元気な様子であった。
私の近況を聞いてずいぶん喜んでくれたようでもあった。

あまり用事もないのにチョコチョコ行くのも何なので、旅行の計画でもできたときにはまた行ってみたい。
社員としては大した貢献もできなかったから、せめて相談に行きやすい窓口として今後使わせてもらえたらいいなと思っている。

歓迎会

2010-07-25 20:09:43 | 日記
昨晩は、入社以来2ヶ月半にしてようやく歓迎会を開いてもらった。
6月には男性陣の5人ほどでミニ歓迎会をやってもらったが、今回は名目上は全体での会ということになっていた。
しかし、特に女性陣については主婦がほとんどで、子供の夏休みが始まって最初の週末という事情も重なり1名の参加もなく、結局昨晩は男性ばかり7人ということになり規模的にはあまり変わらないものとなった。
それでも、一緒に飲むのは初めてという人も3人いたのでそれはそれでいい機会であった。

さて、早々の18時から始まった1次会は楽しいものとなったが、最後のほうで不思議な光景に出くわした。
会の中盤では7人が5対2に分かれる格好になっていって、私は5人のほうにおり、月初に私と一悶着あったH氏はわが部署のトップであるY氏と何やら話をしていた。
H氏が用足しに行ってちょうどY氏が1人になったので、私は席を移動していろいろと話をした。
やがてH氏が用足しから戻ってきたが、Y氏と私の輪の中には入って来ず、かといって残りの4人の中にも入らず、なぜか食卓に背を向けるような感じで1人でケイタイメールを始める有様であった。
その様子を見て、Y氏と現場リーダーK氏の「ツートップ」が何やらゴニョゴニョと話をしていたが、表情からしてあまり快い感覚では見ていなかったようだ。

H氏からしてみれば、用足しから帰ってきたと思ったらさっきまで話し相手だったY氏は私と話しており、残りの4人はすでに大盛り上がりの状態であったから単にキッカケを失っただけなのかもしれない。
しかし、それにしてもほかのメンバーに背中を向けてケイタイに没頭するというのはやはりほめられた行動ではない。
仮にそうせざるを得なかったとするなら、H氏という人は少なくとも昨晩集まったメンバーとは本当の意味で「なじんでいる」という感覚が持てていないのだろうか。
私からすればとてもプライベートで付き合おうなどとは毛頭思えない存在だが、他の人も同じようなことを思っているとするならH氏にとっては何とも悲しい。
文字通り「仕事上だけのつながり」というのは、人間関係としては寂しい。
私と仲の良いTさんのように毎週のようにとは言わないが、たとえ回数は少なくても昨晩のような機会がある時にはそれなりにバカも言いながらワイワイできればそれでよい。
H氏はどうも自分の「バカなところ」「弱いところ」を見せたがらないようにも感じるので、そのことが他人を遠ざける原因になっているとも思う。

昨晩のその光景を見て、現場の上の人もあまりH氏に高い評価はしていないことが分かった。
私は私で、1度大きく反発をしたことでとりあえずは攻撃を封じ込めることができているし、この7月の間に私を買ってくれる人も増えたので、とにかく毎日自信を持って仕事をしていけばよいし周囲の環境も整いつつある。
H氏もたった1人になってまで私の「アンチ」を続けられるほど強靭な精神力を持ち合わせているとは思えないから、せいぜいつまらないプライドで自分の首を絞めることがないように祈るばかりだ。

来週は月末に向けやや落ち着きを見せる感じにはなると思うが、仕事量を予想してみたところでアテにはならない。
目の前の1つ1つ、そして1日1日を誠実に積み重ねていく毎日でありたい。

濃い4日間

2010-07-23 21:36:00 | 日記
火曜日からスタートした今週だが、非常に仕事量が多く入社以来では心身ともに最もしんどかったのではないかと思える。
17時の定時のチャイムが鳴っても箱詰めされるべき商品がまだまだ残っているのは月の中でもそう多くはないが、いつも比較的ヒマな金曜日(今日)以外は同じようなペースで過ぎた。
現在は製造工場のほうも文字通り手一杯のため、5月頃のように箱詰めの応援として2名か3名来られるということがもうない。
どんなに忙しくても、とにかくセンター内部の人間だけですべてをこなすわけで、仕事量が多くなれば遅くなるのは自明だ。

暑さも続く中、誰もが身体的にはどこかに不具合を抱えているだろう。
かくいう私も火曜か水曜には右の腰が「ピリっと」した感じが出て、体を深く折るとかなり痛い時間があった。
何とか仕事には影響せず今は幸い何ともないものの、常に体を使う仕事でもあり思わぬところで何か起きないとも限らないから特に重いものを運ぶときには気をつけたい。

さて今週は、昨日のことだが気になるひとコマがあった。
現場を仕切る立場の一人である若い男性のTさんが、昨夜私が帰り際の時間に明らかにシクシクと泣いていた。
いつもメガネをかけている人だが、それを外していて鼻をすする音まで聞こえる。
私の立場では何も声をかけることができないのだが、今週のような繁忙日のオペレーションの仕方について何かお小言でも頂戴したのかもしれない。
これはすべて推測ではなく、水曜の朝には現場リーダーのK氏からあれこれ言われている現場に私もたまたま出くわしたからである。

Tさんは、毎日見ていると昼の休み時間もあまり関係なく動いて午後の仕事に備えていることが多い。
昼ごはんが2時半頃の午後の小休憩にもつれ込むことも多くて、いつもながら大変だと思いつつ、何か手助けすることもできない。
本人の責任感もあるとは思うが、たった一人がこれほどまでに休めないのは構造的な問題もあると思う。
一時的なショックからのことであればいいのだが、毎日の負担などいろいろなものが蓄積しての涙だとしたら、組織としてケアが必要にもなってくるしそれができないことには健全なあり方とは言えないだろう。

明日は私の歓迎会名目での飲み会がある。
全体での会というのもおよそ半年ぶりくらいとの話なので、私のことなどどうでもいいので来られる方については大いに楽しむ顔が見てみたい。
私ももちろん楽しむつもりでいるが、Tさんについてはタイミングを見て私の立場なりの何か一声をかけてみようと思っている。

どうしよう

2010-07-19 22:19:48 | 休日
今日は自室でゆっくりしていてもよかったのだが、勉強も兼ねて賃貸物件の話を数件聞きに行った。
職場が滑川市になったため、今住んでいる富山市の呉羽地区からはうまく流れても30分以上はかかる。
まだ夏の真っ盛りで足元の心配はしばらくないものの、冬場の降雪時には通勤もどうなるか分からず、滑川市かあるいは私の本来の地元である魚津市あたりでできれば手頃な物件がないかと考えていた。

そのうち一件、職場に近いということでは間違いなく最右翼の物件を紹介され、昼間はカギも開いているということで行ってみた。
職場からはわずか3km、やや高台にあるその物件は今の自室よりもさらに広くておまけに眺めもいい。
コストも今より安いから心も動いたが、設備としては値段相応の部分があった。
毎月のコストはできるだけ抑えられるに越したことはないと思うのだが、今の自室は防火タイプのサッシが入っていたりドアホンが付いていたりなど、値段のわりには安全面がしっかりしている。
見に行った物件はそのあたりが少し物足りなかった。
初期費用も安くはないし、今少し生活が安定してくるまで現在のところにいようと思う。
賃貸物件でそうそう「掘り出し物」はないということがよく分かった。

せっかく滑川まで来てしまったので、魚津・黒部方面にクルマを向けた。
黒部市の某大型スーパーの2階にある某家電量販店に行ったが、そこの「1割引ハガキ」を持っていたこともあり、思わず大きな買い物をしてしまいたい気分になったがガマンした。

1階に下りて、いつもお世話になっている旅行代理店に足を運んだ。
今年の夏はようやくにして「青春18きっぷ」にチャレンジしてみようと思い立った。
JR西日本の金沢支社には「北陸おでかけパス」というエリア限定の18きっぷのような商品があって今まで何度か使ったことがあるが、JR全線で通用する18きっぷを買ってみたのは意外や今回が初めてである。
つごう5日分、普通もしくは快速にしか乗れないが、JRの社の枠を越えた計画が立てられる。
さしあたり、まだ乗ったことのない線区ということで考えたいが、夏場はもう大きな連休はないのでうまく計画をしないといけない。

さて、その代理店でいつもお世話になっているN女史から、現在の営業所が10月某日にて撤退となることを聞かされた。
彼女にとっては黒部まではそれほど近い通勤でもなかったようだが、数年通った職場の「消滅」には一定の思いはあるだろう。
これでその会社の販売窓口は富山市に2つが残るだけになってしまう。
彼女のほうはいずれかの店舗に異動になるかのようなことを言っていたので、その時は顔を出してみようかとも思う。
いつも安い旅行しかしない貧乏客にも丁寧に接してくれる彼女には今後もお世話になっていきたい。

その某大型スーパーはテナントの入れ替わりがかなり激しいのだが、まさか旅行業界では大手三社と言われるうちの一つの系列であるその代理店までもが撤退となるとは想像しなかった。
これから新幹線駅もできる黒部市がそういう状況だと、新川(にいかわ)地区と呼ばれる一帯の将来が不安になる。
辛うじてとなりの魚津市がいまのところは「県東部の中心」の役割を果たしていて、各種チェーン店の店舗も多いし、JRの特急も魚津駅にはほとんど停車する。
県内各マスコミの支局も魚津に集中しているし、東部では唯一ハローワークの本所もある。
しかし、その魚津市も毎月数十人単位で人口が減っている自治体であることを忘れてはならない。

日頃富山市内で生活していると、便利なのはもちろん、各お店も競争が激しいから活気もあるように感じる。
職場に近いところに移りたい気持ちもある一方、明らかに何かと不便になるであろうことを分かっているだけに何とも悩ましい。
魚津の実家との「距離感」も今ぐらいがちょうどいいように思えるし、多少通勤は負担でもむやみに環境を変える必要を感じないというのが今この記事を書いている時点での偽らざる気持ちである。

この連休

2010-07-18 22:05:27 | 休日
社の都合で休みとなった金曜も含めての4連休も今日で3日が過ぎようとしている。
特に実家など遠い距離のところに行くわけでもないものの、富山市内で多くの用事をこなしつつという感じで過ごした。

木曜にしこたま飲んで同僚の方1名と共に自室に戻ったのは金曜日の午前2時を過ぎていた。
行きつけのスナックで、前回記事の通りやや険悪な雰囲気になったものの、自室では特にそれから話し込むこともなく互いに眠りこけてしまった。
こちらからあえて蒸し返すような話でもなく、2人ともずいぶんお酒が入って疲れてもいた。
私は寝るのが遅かったわりには早く目が覚め、1人で朝ごはんを食べ、天気もよかったので洗濯をした。
同僚の方は8時くらいに起きたが、こちらから朝ごはんとして出せるものがなかったからか早々に帰っていった。
この連休は関西方面に旅行に出ているはずだが、休み明けには面白い話が聞けるだろうか。

金曜は、クルマのタイヤの溝がかなりやばくなっていたので新しいものを物色に行った。
新しいといっても富山市内某所の中古品売り場に行ったのだが、プロの目を通して状態の良いものを選んだ。
いつも給油やオイル交換をしているスタンドからも、今月の下旬に「工賃ナシで新品」というキャンペーンがあることを聞かされていたが、通勤で毎日往復50km程度走る現状、1日でも早くかつ安く済む方法としてその店に行った。
唯一地面に接するのはタイヤ、というのはどのクルマでも同じだ。
そこが怪しければ命に関わるから、ボーナスは真っ先にそこに使った。

土曜には、自転車のほうを直しに行った。
近隣の用事程度ならと昨年の春に小さな自転車を買ったものの、ついついクルマに乗ってしまい、かわいそうなことにほとんど乗ってあげられていなかった。
いつの間にか後輪がパンクしていたのも原因の1つだったのでようやくにして直すことにした。
自転車は折りたたみ式で、知らない土地で「パーク&ライド」ならぬ「パーク&自転車」ということを想定して買ったのだが、そのような使い道をした日はまだない。
近々クルマにはETCを付ける計画があり、クルマで遠出することが多くなれば、今はトランクに詰め込んである小さな自転車が活躍することも増えるだろう。

土曜の夜には「森本浩&ivy」のマンスリーライブへ。
先月に続いて足を運んだが、夏ということもあって女性陣は全員ゆかた姿だった。
歌のジャンルがバラバラなのは各人の得意分野もあっていつものことだが、ゆかたを着た人がジャズやシャンソンを歌うことはそう多くないだろうと思う。
例月の通り、あたたかい2時間であった。

その後は木曜に行ったスナックへ、今度は1人で行ってみた。
ライブ会場でもビール2杯くらいしか飲んでおらず、ベロベロ状態で行っていた過去2回とは自分自身のテンションもやや違っていたかもしれない。
他のお客さんも多かったから1人でタバコを吹かす時間も多く、歌もアニメソングを2曲だけふざけてきた程度であるがそれでよかったと思う。
帰り際には木曜の一件についてママさんと少し立ち話になったが、少なくともママさんには理解は得られているようなので、気に病むことなくまた明るい顔で足を運びたい。

今日は散髪をして、毎度毎度の電器屋さんめぐりであった。
液晶テレビはずっと欲しいのだが、今はドカンと出費できる状況にない。
しかし、32型のスタンダードなもので5万円を切るものも出てきて、まだエコポイント制度が続いている現状、とてつもない値段でテレビが買えるご時世になっている。
LEDバックライト式のものがシェアを伸ばす中、従来の蛍光管方式のものの値段がガクンと落ちている。
しかし、LED式は省エネ性能は認めてもやや白っぽく見えすぎる感もあり、技術としてはこれからなのかもしれない。
蛍光管式のものでもうまく選べば十分に省エネで画像もキレイでかつ安くなっているのだから、少し欲張って大きめの画面のものを狙うのもよいだろう。

明日は連休の最終日。
幸い体はどこも痛んでいないが、あまり無理はせずに仕事に備える日としたい。
土曜にはようやく全体での歓迎会もあるので、主役不在にだけはならないように気をつけたい。

伝わらない歌?

2010-07-16 23:34:57 | 日記
昨日15日はわが社の賞与支給日であった。
勤務日数のごく浅い私は本来そんなものは期待してはいけないはずだったが、先月のミニ歓迎会の折にマネージャーのY氏から聞いていた通り、ゼロではない金額をいただくことができた。
査定期間である前年12月~本年5月の中でたった1ヶ月の5月だけしかいない私にそういうものがあったことは有難いし、まさに今後の「期待料」と受け止めてさらによい動きができるようにしていく責務を感じているところだ。
ちなみに今週は電動リフトでもって実際に商品の運搬も始めたのは前回書いたとおりで、仕事の上ではいちばんの収穫であった。
鬼のように入荷がある日はさすがに慣れた方に任せざるを得ないが、それほど件数も多くない日はなるべく自ら進んで乗るようにしたい。
乗り物だから間が空くと感覚が薄れてしまう。

さて、支給日当日は公私に渡ってお世話になっているTさんからさっそく飲みの誘いがあった。
いつもはとりあえず倉庫内があらかた片付くまでは協力するが、Tさんが別個に誘っている方もいるとのことで早めに上がらせてもらって富山市の中心街へ行った。
店にはTさんとかつて一緒に仕事をし現在は本社にいるOさんとHさんがすでにいた。
両名ともやはり私よりかなり年長だが、説教くさいとか威張るとかはない気さくな人たちで安心した。
私と同じく馬方面の趣味もお持ちで、楽しい時間となった。

この両名は2次会までいたが、Oさんはとにかく歌が上手で、サザンオールスターズが好きというところまで一致して、私と一緒にマイナーな曲も含めて「桑田節合戦」となった。
クセのない澄んだ声質をしていて、聴いていて心地よかった。
最後には、初めて会ったばかりの私の肩を叩いて爽やかに帰っていかれたのでうれしかった。

その後はTさんと2人になり、最後には初めて飲みに行ったときと同じ店に流れた。
もう日付が変わるかという時間になっていたのでお店にはママさんと私たち2人だけだった。
いつも通りの柔らかい話とカラオケで楽しく過ごしたが、Tさんから思いがけず「お前は歌は上手だけど、Oさんと違って伝わるものがない」という発言があった。
普段そんなイヤミなことを言う人ではないので、こちらも多少気色ばんで「Tさんが分かってくれなかったところで気にしない。芸術の受け止め方は人それぞれだ」とハッキリ申し上げたら、「ホントに負けず嫌いだな」とタメ息混じりの答えが返ってきた。
以前にも歌に関しては「オレに差を付ける気か、コノヤロー!」とか言われながらワキ腹をグリグリされたこともあったので、ヤッカミ半分の話ではあったろう。
私にしてみれば、当のOさんとは伝わりあった感じがしたし、そうでなければ初対面の相手の肩を叩いてくれたりはしなかったと思うから、Tさんに伝わらなかったところで気にすることは本当に何もない。
反面、その発言がTさんの人格の全てでもなく、仕事上でも大切な人であることには変わりはない。
ただ、今後のプライベートの付き合い方に関しては多少考える部分ができてきたことは確かである。
歌の受け止め方がそうだと分かった以上、それは当然のことだ。

普段の仕事と同じで、普通に見てくれる人はちゃんといるし、ヤッカミ混じりで色眼鏡で見たい人は私がどうあろうとその態度を変えようとはしないだろう。
たかがカラオケで歌うことに関しても、シンパもいればアンチも抱えてしまうというのは、大げさな言い方にはなるが私の人生の宿命と言っていいのかもしれない。
自分としては「これ見よがし」の意思はサラサラないが、周りが勝手にイメージを作ってしまうことが残念ながら多いのが現実だ。

何度も書くようだが、私自身がアンチができるほど「何かを持っている」のだとしたら一個人としては喜ぶべきことで、逆に大きな自信として生きていけばいいと思っている。
この年になれば、数は少なくても分かってくれる人と楽しい付き合いができればそれでいいからである。

収穫あり

2010-07-14 21:06:33 | 日記
ここ最近はベテランの方に付いて外部から運ばれてくる商品をチェックして運ぶ「入荷」の仕事が多くなっている。
トラックは事前に連絡もなく好き勝手な時間に来ることが多いが、この日も始業時間前からすでに2台並んでいた。
本来なら始業まで待ってもらうところだが、その間にまたどんどん物が運ばれると収拾がつかなくなるので仕方なく始業前から動いている。
師匠であるベテラン氏は毎日8時の15分前には何か来ていないか確認するため倉庫に下りてくるので、付いている私も同じような動きになる。
私は会社にはいつも相当早く着いているので遅れをとることはないし、早めに動いておけば後々の作業がラクなので私としては納得ずくのことだ。

倉庫という場所で働くにあたりどうしてもクリアしなければならない課題として、電動のフォークリフトを乗りこなすことがあった。
いちいちハンドリフトで人力でやっていては時間がかかりすぎる。
操作にはコツもいるので師匠が空いた時間を使って練習をさせてくれたが、スムーズには程遠かった。

練習はごく短い時間で終わってしまったので、本格稼動にはまだまだ時間がいるかなと思っていたら、自動倉庫を仕切っているI氏から急に「商品来たからリフトで受け(入庫作業のこと)やるか?」と打診があった。
まだ空パレットしか運んだことがなく、大事な商品を運ぶのはずっと先かと思っていたので驚いたが、できて損なことはないので二つ返事で引き受けた。
もちろんスムーズとは全然いかないものの、師匠やI氏、加えて外部の運転手さんも慣れない私を親切に見てくれていたので気を強く持ってやった。
商品を「串刺し」にしたりなどの失敗は誰にでもあるようだが、実質初日でオロオロながらもそのような致命的なミスはなく何とか目的は達することができた。

後で師匠に「今日いきなり商品を運ぶとは思わなかった」と話したところ、「練習の様子を見てダメだと思ったらさせてないよ」とのことだった。
スピーディーとは当然いかないものの、トロトロでも何とかなりそうだなと判断してくれて、I氏あたりにも伝えていたのだ。
師匠の何という心づかい、これぞまさしく「指導」であり意気に感じないわけにはいかない。

ひるがえってわが社の「体育会系コンビ」であるK氏とH氏であるが、私が大した練習もしないままで今日になっていきなり大事な商品を運んでいる姿を少しは見ていたはずだ。
両氏はもちろんリフトは慣れているのだが、本当に私を「指導」したい気持ちがあるなら、今日の「収穫」については何か一言くらいはあるはずだが、この両氏に関しては見事に何もない。
人をほめることを知らず、腹の中では「オレが教えてないのに」くらいにしか思っていないのかもしれない。
どこまで行っても体育会系という人種は陰湿でイヤらしいものだと感じる。

今日でめでたく700回目のエントリーになったが、自分にとっての大きな収穫をネタにできてよかった。
できることならウサ晴らしのような内容ばかりでなく、前向きなものをどんどん残していけたらと思う。