毎月最終日はその月を振り返る。
プラスとマイナスどちらが大きいかと問われれば、間違いなくプラスである。
だが、そんな月の始まりはマイナスからのスタートだった。
月初の繁忙日に、1つ年上のサブリーダーH氏と衝突を起こした。
勝手に「七・一事件」とでも呼ばせてもらうが、一歩間違えれば当面自宅謹慎あたりのレベルの話であったから、やっとつかんだ環境で相当にリスクの高い言動をしてしまったと思う。
しかし、身を挺する覚悟で反発を行ったことが、今この記事を書いている時点では間違っていなかったということが証明されつつある。
7月を通しては特に入庫作業に多く携わり、在庫の見方や外部の運転手さんとのやり取りなどに加えて、立ち乗り式のフォークリフトに乗る機会を数多く与えてもらった。
いずれの段取りも回数をこなすうちにだんだん慣れてきて、とりあえず仕事と呼べるスピードではできるようになった。
特にリフトについては、極端な話だが、乗りこなせてやっと倉庫の「一員」になれるかなという思いもあったから、ここに来てようやく精神的にも自信を持てるようになってきたというのが正直なところだ。
周囲の方々もそういった私の姿を見て、少しずつではあっても見る目が変わってきたように感じる。
初日に経歴付きで紹介されてしまったため、最初は「何だ」と感じていた人が多かっただろうと思われるが、仕事の上達につれて声をかけてくれる人も増えた。
入庫作業の師匠であるベテラン社員が私を高く買ってくれていることを倉庫のマネージャーから伝え聞きもしたし、直接の言葉のやり取りの中でも表向き素っ気無い言い方ながら、その気持ちはヒシヒシと感じることができるのだ。
さて、その7月の間に、H氏の今の「立ち位置」のようなものがボンヤリと見えてきた。
先週の今日にあった私の歓迎会では、ある時間から出席者の輪の中に入らずケイタイメールにいそしんでいて、倉庫のトップ2名も苦々しい顔をしていたこと。
また、私の前に入庫作業でH氏とコンビを組んでいた今の私の師匠も実はH氏をあまりよく思っていないこと。
はた目には体育会系どうしで仲良しコンビにも見えるK氏がH氏の雑な仕事ぶりを指摘していること。
これらを総合すると、H氏はたまたま仕事上ではサブリーダーという肩書きがあるから年長者でも言うことを聞いているが、人望ということになると「皆無」に等しく、H氏自身もそれは薄々感じていることが浮かび上がる。
そうでなければ、せっかくの宴会の席で、わざわざ人に背中を向けるようにしてケイタイとニラメッコなどできるはずがない。
そのイライラは日頃の表情や振る舞いにも現れて、何か一人だけ常にピリピリしているように見えるので、他人から見ると近寄りにくい雰囲気がある。
ともあれ、「事件」以後のひと月の間に私が考える以上にいろいろなことを身に付けることができたので、もはやH氏に対する引け目のようなものはすでにない。
倉庫内のデータ管理などはまだ知らないが、もともとは事務屋であった私が数日そこを担当すれば瞬く間に覚えてしまうだろうから、現時点でH氏との能力差などすでになく、仕事の丁寧さだけ言えば「すでに勝っている」と今の時点で断言できる。
毎日努力をして「ツッコミどころ」さえ作らないようにしていけば、H氏レベルの人間など簡単に封じ込めることができると分かったことがまた一つ7月の収穫でもあった。
「事件」から始まった月をこれほど充実した気持ちで終えることができるとは思わなかった。
8月以降も、これまでの自信を糧にして明るく楽しく前向きに取り組んでいきたい。
プラスとマイナスどちらが大きいかと問われれば、間違いなくプラスである。
だが、そんな月の始まりはマイナスからのスタートだった。
月初の繁忙日に、1つ年上のサブリーダーH氏と衝突を起こした。
勝手に「七・一事件」とでも呼ばせてもらうが、一歩間違えれば当面自宅謹慎あたりのレベルの話であったから、やっとつかんだ環境で相当にリスクの高い言動をしてしまったと思う。
しかし、身を挺する覚悟で反発を行ったことが、今この記事を書いている時点では間違っていなかったということが証明されつつある。
7月を通しては特に入庫作業に多く携わり、在庫の見方や外部の運転手さんとのやり取りなどに加えて、立ち乗り式のフォークリフトに乗る機会を数多く与えてもらった。
いずれの段取りも回数をこなすうちにだんだん慣れてきて、とりあえず仕事と呼べるスピードではできるようになった。
特にリフトについては、極端な話だが、乗りこなせてやっと倉庫の「一員」になれるかなという思いもあったから、ここに来てようやく精神的にも自信を持てるようになってきたというのが正直なところだ。
周囲の方々もそういった私の姿を見て、少しずつではあっても見る目が変わってきたように感じる。
初日に経歴付きで紹介されてしまったため、最初は「何だ」と感じていた人が多かっただろうと思われるが、仕事の上達につれて声をかけてくれる人も増えた。
入庫作業の師匠であるベテラン社員が私を高く買ってくれていることを倉庫のマネージャーから伝え聞きもしたし、直接の言葉のやり取りの中でも表向き素っ気無い言い方ながら、その気持ちはヒシヒシと感じることができるのだ。
さて、その7月の間に、H氏の今の「立ち位置」のようなものがボンヤリと見えてきた。
先週の今日にあった私の歓迎会では、ある時間から出席者の輪の中に入らずケイタイメールにいそしんでいて、倉庫のトップ2名も苦々しい顔をしていたこと。
また、私の前に入庫作業でH氏とコンビを組んでいた今の私の師匠も実はH氏をあまりよく思っていないこと。
はた目には体育会系どうしで仲良しコンビにも見えるK氏がH氏の雑な仕事ぶりを指摘していること。
これらを総合すると、H氏はたまたま仕事上ではサブリーダーという肩書きがあるから年長者でも言うことを聞いているが、人望ということになると「皆無」に等しく、H氏自身もそれは薄々感じていることが浮かび上がる。
そうでなければ、せっかくの宴会の席で、わざわざ人に背中を向けるようにしてケイタイとニラメッコなどできるはずがない。
そのイライラは日頃の表情や振る舞いにも現れて、何か一人だけ常にピリピリしているように見えるので、他人から見ると近寄りにくい雰囲気がある。
ともあれ、「事件」以後のひと月の間に私が考える以上にいろいろなことを身に付けることができたので、もはやH氏に対する引け目のようなものはすでにない。
倉庫内のデータ管理などはまだ知らないが、もともとは事務屋であった私が数日そこを担当すれば瞬く間に覚えてしまうだろうから、現時点でH氏との能力差などすでになく、仕事の丁寧さだけ言えば「すでに勝っている」と今の時点で断言できる。
毎日努力をして「ツッコミどころ」さえ作らないようにしていけば、H氏レベルの人間など簡単に封じ込めることができると分かったことがまた一つ7月の収穫でもあった。
「事件」から始まった月をこれほど充実した気持ちで終えることができるとは思わなかった。
8月以降も、これまでの自信を糧にして明るく楽しく前向きに取り組んでいきたい。