blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月を振り返って

2007-08-31 20:42:48 | 月末振り返り
月末日はその月を振り返る。
変化の大きな月だった。
喜怒哀楽、盛りだくさんの31日間だった。

まず大きな出来事は「引っ越し」である。
いつまでも実家の世話になっているわけにはいかない事情もあり、手ごろな物件を見つけてからは行動は早かった。
自分だけの圧倒的に自由な時間を手に入れた喜びは計り知れない。
世帯じみているかもしれないが、いろいろと「やりくり」をする生活も楽しいものだ。

今年中との目標を定めていたオリジナル曲の発表を、かなり前倒しですることができた。
ひと月の間にラジオ出演とステージを1回ずつ経験できた。
ステージの様子は、カットさえされなければ地元のケーブルTVで放映される。
私はケーブルTVに入っていないので、見るとしたら実家でということになるのだが。

公私でいうところの公のほうは、なかなか思い通りにいかないのが現実だ。
期待していた行き先に断られる事態となり、にわかに試練が訪れた。
慣れない事務所の仕事を手伝い、また時には現場に出たりして、日々の糧を得ていくより道はない。

自身、サラリーマンのたぐいにはもう戻れない気がしている。
たとえ戻れても、かなりの確率で失敗すると思う。
人生も、もはや折り返し点を迎えつつある。
残された時間は、たとえ貧しくても好きなことを追い求めたい。
好きなことに触れている時間をできるだけ多くすることが、人生を豊かにする唯一の方策であると信じる。

裏話

2007-08-30 20:27:47 | 音楽
夕日のページェントに出演したときに、ちょっとした驚きがあった。
たまたま会場に来ていた同級生の子供さんが、私の歌の「雨の魚津」という部分をつぶやいたというのである。
歌詞の中には「飲みましょう」という箇所もあり、決して子供向けの歌とは思わないが、1回歌っただけなのに一部でも覚えてもらえたのは嬉しい。

レコード大賞を取るような大ヒット曲でも、私を含めた一般の人間が1曲まるまる覚えているものはわずかだ。
雨が出たところで例に出して申し訳ないが、八代亜紀さんの「雨の慕情」をまるまる歌える人はどれくらいいるだろうか。
しかし、誰もがサビのあの有名なフレーズは知っている。
そこだけは、少なくとも私の世代以上の人間は誰でも知っている。

曲を作り人前で歌っていくことを決意した以上、曲が多くの人に親しんでもらえるに越したことはない。
ウケを狙うわけではないけれども、分かりやすさは正直意識する。
「雨の柿の木割り」なら、最もノーマルな4分の4拍子でテンポも110である。
これなら少なくとも難解ということはない。
最大公約数的な曲というのは実は難しいのだと思うが、結果的に小さな子供さんにも喜んでもらえたのなら、スタンダードソング化計画もあながち夢物語ではないようにも思える。
サビだけでも、ほんの一部でも、人々の心に残っていけばそれで十分だろう。

魚津にこだわらず、発表できる場所があればどこでも参上したいと思う。
もちろん、自分で場所を作っていく活動も必要だろう。

俺は怒っているんだ!

2007-08-29 19:43:03 | 日記
昨日付けで「内容を明かせない」ショッキングな出来事があったと書いたが、1日経った今、どうしても納得がいかないので内容を書くことにする。

私が所属するバンド(あえて名を秘す)だが、次回の公演は12月の初めくらいということを聞いていた。
ところが、昨日行ったライブハウスのママが、10月下旬にライブの予定が入っていることを教えてくれた。
私は全く知らなかったのでそのことを言うと、ママはたいそうビックリした様子だった。
いったいどうなっているのかとママにこぼしても始まらない。
後味の悪い思いでハウスを後にした。

今日中に当事者から事情を説明するメールがあった。
それでも、誰かが決めたことがいちおうはメンバーである私に全く伝わらないことは不思議だ。

このブログを見てくれている皆さんにお聞きします。
私に落ち度はありますか?
たまたまというには似たようなことがあまりにも多くあります。

もう1人になりたい。
1人でも音楽はできるから。

素敵なライブと再会と

2007-08-28 23:59:59 | 音楽
事務所の朝は早い。
早番は7時から入り、スタッフが仕事場に出発したかどうかの確認作業が主だ。
確認が終わったら、書類の不備のチェック作業だ。
早い始まりだから終わりも早く、定時は16時である。
夜が退屈なので、思いついて富山市の「アーティスト」というライブハウスへ行くことにした。

今日はハウスバンドのライブが組まれていて、数えて4回目ということであった。
マスターの当初の構想時には私にも声をかけていただいたが、仕事の都合もあり参加することはなく来ていたので、せめてどんな感じでやっているのか一度見てみようと思ったのである。

さて、会場に入ると見覚えのある顔があった。
なんと、私にドラムを教えてくれた先生がメンバーとして参加していたのだ。
習っている頃からもう5年ほども経つが、私はまだしぶとくドラムを続けている。
先生もそのことを大変喜んでくれたようである。
思いがけず、素敵な再会が実現した。
先生は「新川学びの森」で教室も開いているとのことであり、いずれまた顔を合わせることがあるかもしれない。

ライブは1部と2部があり、メンバーが入れ替わったが、どちらも素晴らしい演奏で、500円よりもまだ払ってもいいと思えるくらいだった。
私にはあの中に混じる実力はないが、月イチでライブをやるようだから、時間が許せばまた観客として足を運びたいと思う。

素敵なライブと再会に恵まれいい気分で帰ろうと思い、ハウスのママにあいさつをしたが、そこでショッキングな事実を聞かされた。
内容は明かせないが、帰り道がたいそうつらいものになったことは書いておきたい。

8月は変化の大きい月になると書いた覚えがあるが、何やら予想もしない変化が起きそうで怖い。

2勝2敗

2007-08-27 20:26:24 | 休日
今日は事務所にも呼ばれず、思いがけず休みとなった。
月曜日でイベントのようなものもなく、仕方がないので(?)久しぶりに競輪をすることにした。
富山競輪場では、いわき平記念の場外発売が行われていたのだ。

競輪場までは富山湾沿いを走る「県道1号線」を主に通るが、私の中では勝手に「競輪通り」と呼んでいる。
たぶん競輪をするときでなければ通らない道であるからだが、引っ越し後の自宅はこの道にずいぶん近くなった。
利用が増えすぎないように自制しなくてはならない。(笑)

さて、競輪場に着いたらちょうど第7レースが発走したところで、車券は第8レースからの参加となった。
いわき平競輪場は、ちょうど去年の冬に「全日本選抜」が開催されたときに直接訪ねた場所だ。
改装直後とあって施設もピカピカで素晴らしかった。
車券は、400バンクにしては長い直線を読みきれず苦戦したのだが・・・。

今日の車券成績は題名の通りである。
仕事はしなかったが、1日分くらいの稼ぎは得た。(笑)
こういう時ぐらいは外で食事をしてもいいところだが、帰り道に1番に寄った先は銀行だった。
月末の支払が終わって残高が寂しい中であり、浮いた分はサッサと入金してしまったのである。
余裕の少ない1人暮らし、少しでも生活の足しになればよい。

いい気分で家路を急いでいたら、事務所から電話があった。
相談していた某電機店での仕事の話がお流れになってしまったようである。
確かに残念だが、泣き言を言っても仕方がない。
当面事務所の仕事を手伝いながら、次を探すことになりそうだ。

ここまで一般社会に拒絶される私でも、使ってくれるところがある。
早起きはつらいが(笑)、働く場所があることには感謝しなくてはならない。

きっと一般社会にはなじまない「何か」が私にはあるのだろう。
けれどその分他の人にはない「突き抜けたもの」があると信じたい。

大学女子野球

2007-08-26 19:34:12 | 日記
昨日の夕日のページェント第2部で、大会に参加した日体大の短大部の選手が特別ゲストとしてステージに上がった。
彼女達は準々決勝で負けてしまったのだが、決勝戦は日体大×中京女大であることのPRを、慣れないマイクを握ってたどたどしいながら一生懸命やっていた。

さて、PRにほだされたわけではないが、今日は市内の桃山球場にその決勝戦を見に行った。
さすがに1回戦・2回戦あたりでは「お嬢様野球」のような光景もあるが、決勝レベルになればお互いにしっかりした野球をやってくることは過去の歴史が証明している。
日体には6連覇がかかり、中京女は去年決勝で同じ日体に敗れていることもあり、お互いに気合の入る要素はあった。

試合のほうは、序盤中京女が優位に進めたが、日体は3回に一挙7点をあげて逆転し、6回にも前田選手の3ランが出て、最後の7回表を残して12-4という展開。
しかし、中京女は最後に5点を返す粘りを見せ、球場はにわかに盛り上がったが反撃もここまで。
日体が12-9で勝って6連覇を達成した。

女子大生ならオシャレもしたい年頃ではあろうが、真っ黒に日に焼けて泥んこになってボールを追いかける姿を見ていると、何となくジーンとくる。
若者のことがとやかく言われる世の中だが、こんな純朴な世界を見せられるとホッとするような気持ちになる。
両チームの選手とも楽しそうにプレーしている様子が見えて、やはり「打ち込めるもの」がある人間は幸せなのだということを感じた。

今日は富山サンダーバーズも高岡市で試合があったようだが、スコアが「富山25-16新潟」とあり驚いた。
ラグビーじゃないんだから・・・。

長い1日

2007-08-25 23:59:59 | 日記
イベント当日を迎えた今日の私の朝は、まず事務所に駆り出された。
当日の無断欠勤など、万一に備えての補充要員として呼ばれたのだ。
ここのところ6時起きが続いて相当まいっていたが、幸い予定の人間がちゃんと出てきてくれたので、私は9時前にはお役御免となり事務所を後にすることができた。

病院に行って薬をもらい、借りていたDVDを返して自室に戻った。
イベントは夜なので相当時間が余ったが、昼食を食べ少し横になって過ごした。
すると母親が訪問してきて、食料を少しばかり差し入れしていった。
帰った後は、珍しく掃除機をかけたりもした。

出番は7時過ぎだったが、あまりギリギリもよくないと思い5時過ぎに会場入り。
市の担当者さんたちと挨拶などをして、6時からの開会式にも参加した。
出番はあっという間にやってきて、1人では広すぎるスペースを持て余しながら、初のソロライブを終えた。

「夕日のページェント」という催しは、遊園地を無料開放して行っている。
だからお客さんも、言葉は悪いが「行きずり」の方がほとんどなわけで、その中でまだほぼ誰も知らない曲をやるというのは相当に勇気がいった。
あるいは、出たがりのカラオケおやじくらいに見られていたのかもしれないが、「オリジナル」「魚津」という付加価値でもって、何とか市の主要イベントの5分間をお借りすることができたのだと思う。
関係者の皆様には、重ねて御礼申し上げたい。

最後のバンドが終わるまで会場に残り、遅い夕食を食べてこのブログを書いている。
さっそく、応援にかけつけてくれた方からメールで写真が届いていた。
この方はおそらく、私の能力を最も高く買ってくれている。
最近ではライブの合間のミニセッションのボーカルとしてステージに上げてもらったりと、いろいろな機会を与えてもらっている。
バンドのメンバーからの激励や応援が何一つなかった今回は、こういった心遣いが非常に心にしみたのは確かだ。

とにかくこういった活動は息長く続けることが大事だ。
人気のあるバンドはやはりそれなりにキャリアも長い。
地道に一歩ずつ、辛抱強くやっていきたい。

今日の出演は何かの始まりなのか、それとも・・・。
長い1日がようやく終わった。

イベント迫る

2007-08-23 20:26:40 | 音楽
いよいよ初めてのソロライヴが2日後に迫ってきた。
準備するものは何もなく、「雨の柿の木割り」のカラオケ版の音源さえあればよい。
自分の曲ながら歌詞を間違う心配もあるので(笑)、そのあたりの詰めも必要かと思う。

イベントの本番は夜だが、事前のリハーサルなどもなく出番の19時過ぎに来てくれればとのことである。
が、当日の日中は何も予定はなく、開会式のある18時ごろよりも前に会場入りしておこうと思う。
ほかの出演者の方とも何か接点を持つことができるかもしれない。

CDの音源では重ね録りなどいろいろ遊んでいるが、今回は素のカラオケバージョンを持っていき、私が主旋律だけ歌うことにしている。
ハモリを重ねると、主のメロディーがどれなのか分かってもらえない危険がある。
あまり策におぼれると、本体のよさが出ないこともあるだろう。

「雨の柿の木割り」の歌詞を書くときに、いわゆる方言を交えようかという考えも少しあったが、方言を入れると曲が地元だけで完結してしまうと思った。
あくまで外に向けたPRの意味もこもっている曲だから、誰が見ても分かる標準語にしたのである。
スケールは違うが、日本の有名アーティストでも欧米で売れようと思ったら英語詞にするだろう。
それと同じである。
いずれは県外の方にも聴いてもらって、「魚津ってどこだ?」「柿の木割りって何だ?」と思ってもらえるようになれば素晴らしい。

ラジオ出演が第1段階、そして今回のステージが第2段階である。
その次は決まっていないのだが、とにかくどれだけ段階を踏んでもいいから、この曲が広く親しまれていってほしいのである。

ライフワークを見つけた人間は、強く生きていける、と思う。

生活にメド?

2007-08-21 23:31:33 | 日記
5月から行っていた現場が、昨日で終了した。
先方から打ち切りを食らったわけではない。
私もそこがイヤになったわけではないのだが、何しろ給料が安いため、これからの1人暮らしを回すには不安があった。
事務所には、もう1ヶ月半くらい前から収入条件のよい仕事を回してもらえないかというお願いをしていた。

今月の前半には新の現場に行けるという話を聞いていたが、旧の現場の都合もありかなり延び延びになって結局昨日まで働くことになった。
新の現場の交渉状況が分からないまま、1日単位で勤務が延びるのは精神的によろしくなかった。
ようやく明日、新の現場に顔見せに行くことになったが、少しは光が見えたという感じだ。

たぶん次に行くところは、収入条件だけ見ればかなりいい部類に入るだろう。
とりあえずは1人暮らしを回すのが優先課題だから、少しホッとした部分もある。
ただし休日は、平日になることがほとんどのようである。
販売の仕事だから、このあたりは致し方ないといったところだ。

土日がまるまるつぶれるとなると、バンド活動には影響が出る。
他のメンバーとは休みが合わなくなり、練習などへの参加が難しくなる。
やったことのある曲ならいいが、新しい曲となるとぶっつけというわけにもいかない。
あまり自由がきかないようなら、「ワイドビュー」は運休になってしまうかもしれない。
働き出してから様子を見ていくしかないようだ。

リラックス

2007-08-19 21:33:50 | 日記
今日は仕事の予定を休みにしてリラックスした。
午前中は洋楽のDVDを見て、昼食を食べたらいつの間にか眠っていた。
お盆も仕事を切らさないでやってきたから、やはり疲れがあったのだろう。
自宅の場所は鉄道が近くにあり、10分に1度くらいはガタゴトと音がして決して静かな環境ではない。
引っ越しした当初は夜でも寝つきが悪かったが、明るい昼間にストンと眠れるのだから、だいぶ慣れてきたのかもしれない。

昼寝から覚めて市内へ出かけたが、デッキを買ったこともあって、見たかった映画のDVDを借りてきた。
古いものが好きな私が借りてきたのは、ひょっとすると親の年代が好みそうなものである。
でも、きっと私には「日活アクション」や「若大将シリーズ」などが合うのだと思う。
次回は「駅前シリーズ」や「無責任シリーズ」あたりがいいだろうか。
ますます同年代の感性から離れていく今日この頃だ。

スーパーで食料を仕入れ、夕方はカレーを作った。
部屋のすぐ近くにコンビニやスーパーがないのは、かえって自分で食事を準備するいい訓練になっている。
冷蔵庫の限られたスペースや食材の賞味期限などアレコレ考えながら食事を作るのは、実はけっこう楽しい作業である。
自分のためだけに作るので好きなものが食べられるから当然かもしれないが。
出来合いのものばかりだと飽きてしまうし、体にもよくない。
それほどハイレベルなものはできないが、できる範囲で自分で作れば食費の節約にもなる。

1人暮らしもまだ半月だが、やはり1人は楽しい。
みんなでワイワイより、よっぽどこちらのほうがいい。
これはもう動かしようのない私の本質なのであろう。