blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

10月を振り返って

2012-10-31 21:10:51 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
予定をさかのぼって見ていると、10月はわりあい落ち着いた月であった。
8月は「みちのくひとり旅」よろしく5日間をかけて東北をまわり、9月は思い立って新潟方面へクルマを飛ばした。
遠出ということになれば10月はまったくなかった。
県外に一歩も出なかったという月は珍しい。

さて、月の最終に来て、特に月曜は午後から急に体調が悪くなり、仕事が残っている中を定時上がりさせてもらって自宅で寝込んでしまった。
最初はノドに痛みを感じたから、そこに何か入ってしまったのだろう。
そのうちにだんだん熱っぽさも感じたので、火曜以降のためにも無理をせずに帰ることにした。
今までにもそういうケースは2回くらいあったが、いずれも午後の押し迫った時刻を過ぎてからつらくなるから何とか定時までは乗り切って帰ろうと思ってそうした。
わが職場には、クシャミひとつするにも手も添えないで「バラまき」にする人も多いから、もらいカゼの可能性が高いのではないかと思っている。

自宅に帰るとかなり高熱が出ていることが分かり、月曜の夜をひたすら汗出しと休養にあてて、火曜の朝には幸い平熱に下がったので普通に会社に出て、元気に残業もこなすことができた。
水曜の今日は月末日ということもあり仕事もラクだったから特に疲れもなく平和に帰ることができた。
明日からの月初めのバタバタに備えて、また間もなくやって来る私の誕生日を元気に迎えるためにも月をまたぐ今週はいつにも増して体調には気をつけたい。

11月は誕生月で、誕生日近辺の月のアタマは人と会う機会が多くなる。
先週は一足早く会社のオバチャン連中に祝ってもらったが、今週は富山市内のお店関係の女性たちがいろいろと私のために考えてくれているようだ。
アダルトグッズだけは勘弁してくれと言ってあるが、こればかりは当日以降にならないと分からない。
今年は誕生日当日が幸い週末にかかっているため、先方さえ許せば誕生日の夜を時間を気にせずゆっくりと楽しむことができる。
酔いつぶれる気はもちろんないが、月曜までに体調を整えられればOKというつもりで大いに楽しみたい。
今までになかったようないい思い出ができるようなら、2012年の11月は忘れられないものになるのだろう。

一足早く

2012-10-28 22:50:16 | 休日
土曜の昼間は冬タイヤの予約やスーパーでの買い物などでノンビリ過ごした。
夕方からは会社のベテランK女史が企画してくれた私の誕生会名目の飲み会が予定されていて、ちょうど4時過ぎにK女史のダンナ様が運転するクルマで送ってもらうことになっていた。
もともとは会社のK氏がクルマでメンバーを拾いながら会場へ行く予定だったのが、家族でかわいがっていた愛犬が死んだというのでセレモニーらしきものに出なくてはならず遅れるのでK女史のダンナ様に協力いただいた。
私の自宅近くまで来てもらったが、乗ってみると幼い子供2人がいた。
この子供たちはK夫妻の「子」ではなく「孫」である。
どうやら富山市内の日帰り温泉などでさんざん楽しんだ後のようだった。
滑川市で同僚のS女史を拾って会場まで行って、ダンナ様と孫2人はまた富山市まで戻っていったのだからありがたいことだ。

会場は、すでに何度も行っている黒部市の宇奈月地区にあるモツ焼き屋さんである。
会そのものは3人で始まって、少し遅れてK氏が登場して4人になった。
私の誕生会が名目とはいっても、会の前に一言しゃべるでもなくいたって普通の飲み会になった。
食事のおいしさはここで書くまでもない。
有名人や地元マスコミ人のサインがたくさん飾られていて、文字通りの隠れた名店ということが言えよう。

さて、誕生会らしいことといえば、これからの季節にはありがたいニットの帽子をもらった。
もう一つ、なぜか男性の私にとってまったく役に立たない衣類をもらったが、ただ持っているだけになるのも困る。
かといってサイズのこともあるから、あげるにしても誰にでもとはいかない。
しばらくは押し入れの中で眠ることになるが、「趣味」とか「フェチ」と誤解されるのもイヤなので早くに何とかしたいところだ。

K氏が日曜の早朝からゴルフだというので会は早めに終わって、帰りは例によってハンドルキーパーを買って出たK氏のクルマで。
もう50近い人とはいえ、わざわざお気に入りのCDだと言ってテレサ・テンを入れたのには参った。
人を乗せているから、と言いながら高速道路では言えないような速度で飛ばしたのでヒヤヒヤものだった。
年齢という要素を割り引いても、クルマ好きゴルフ好きとなると、いかにもオヤジくさいところを行っている感がある。
あまりにも趣味が男っぽいものばかりだとモテないと何かに書いてあったが、K氏はいまだに独身である。

かくいう私ももうすぐ42を迎える身でまだヒトリだから、あまり人のことは言えない。
クルマや野球や競馬が好きなのは事実だし、そこを他人にとやかく言われたくはないわけだが、女性と会話をするとなるとそのあたりの話題だけでは一般的には難しい。
幸い、音楽や旅行、一人暮らしならではの所帯じみた話題(?)など少しはネタにできるものは持っているので、最近になってようやくではあるが会話に苦労するレベルではなくなってきた。
ネタが尽きればこちらから何でも質問をして聞き役に徹すれば間が持たないことはない。
こんなことはもっと若いうちに学んでおくべきことだったと思うが、時間が経ってしまった以上は仕方がない。
格好ばかりつけていた若い頃とは違うわけだから、やがてはいい巡り合わせもあるのかなとボンヤリと考えているところである。

今週最後にご褒美が

2012-10-26 22:09:33 | 日記
金曜日というと部署全体で考えればヒマな曜日である。
だが各担当レベルに落とすと必ずしもそうではない。
私のように、入荷物を積んでくるトラックなど「外部の人」に対応する人間は週の終わりほどむしろ忙しい。
なぜか示し合わせたように一気にトラックがやって来て、文字通りのてんやわんやになることも多い。
日々のルーティンである出荷作業とは違ってあらかじめの予定などないに等しいから、時には出荷の箱詰めに触ることもできずに一日が終わることもあるが、今日はまさにそんな日になってしまった。

月末近くになり、今日はことのほかバックヤードからの取り寄せ品が多く、置き場所にも難渋するくらいであった。
同じ担当のベテランTs氏は、製品を取りに行くため倉庫と工場を3往復もするスケジュールで出ずっぱりだったから、倉庫側での受付はほとんど私1人でやった。
昼前になぜか集中してしまったので今日はかなり昼休みが削られてしまった。
取り寄せはもちろんこちらから頼んでいることで、トラックはそれに従って運んでくるだけだから仕方がない。
相対して製品の受け渡しをしている以上、向こうだって本来の昼休みをつぶしているかもしれないから文句は言えない。

気が急いて多少イライラ感もあった日中の仕事も夕方前には落ち着いた。
製造工場からも多くの入荷があった今日だが、その中に伝票と現品の数が違っているものがあった。
伝票よりも現品が見かけで5個多い状態というのは分かったものの、工場に聞いてみると伝票が間違っていることはないという。
となると、本来の数よりも間違って5個少なく入っている箱がないかということになり調べなくてはならなくなった。
梱包されているダンボールをいちいち開けるわけにはいかず、とりあえず一箱一箱ハカリで重さを確認していけばどうかということで始めたら、私が手に取った2つ目か3つ目の箱がたまたま重量が違っていて、それを開けたら本来あるべき数より5個少なかった。
全部調べようと思ったら100箱以上という面倒な話だったが、アッという間に見つかったのでホッとした。

今週の勤務では、ダンボールの手積み作業中に一箱を手を滑らせて落とし、中の製品1個をダメにしてしまうミスがあった。
わずか1個でも値段が付いているものをムダにしてしまうことで動揺はするし落ち込みもする。
そんな今週、それも金曜がバタバタに輪をかけたような一日となった中、最後の最後に幸運に恵まれ、いい形で終わることができてよかった。
ないアタマをひねって、おびただしい量の製品の置き場所探しに苦労しながら今日の仕事を全うできたことに対するごほうびであったのかもしれない。

最近は、悪いことばかりが続かないというのか、何かやらかした後にはわりあいすぐに挽回するチャンスが来ることが多い。
日々明るく前向きにとはいつも思っているが、やらかしてもガマンして使ってもらえる環境に感謝しなくてはいけないのだろう。

M氏のいない日

2012-10-24 20:16:38 | 日記
久々に夕方の残業がなく、早い時間に本欄を書いている。
昨日の持ち越し作業のため朝には残業はあったが、いつも会社には始業1時間前くらいには着いていて、何もせず待機しているか仕事があったかの違いだ。
夕方、定時までにピタっと現場も片付いてスッキリ帰ることができるのは、気分としてはまた別物である。

土日にしっかり休んだはずなのに、今週は昨日今日と体が重くて疲れやすかった。
昨夜はけっこう夕方遅くなったこともあったのか、シャワーも浴びないで眠りこけてしまい気がついたら明け方になっていた。
毎月20日を過ぎてしまえば分かりきった繁忙日はないが、生産が追いついた特定品目をドバっと出荷する日が続いて全体的に追われる感覚で過ぎたこともあるかもしれない。

どの品目がどのタイミングで、というのはあらかじめ分かっているようで予想がつかない。
本社は本社でお客をお待たせしているものは早く出したいし、工場は工場で製品の審査をする時間がいるから正確なところが読めない。
どんな業種でも、本部と現場がうまくかみあうことはあまりないということか。

今日は本欄に毎度登場するM氏が健康診断のため1日不在だった。
事前には氏のほかに2名が休みであることが分かっていて、人手が足りない状態は読めていた。
読めてはいたが、昨日の昼間に氏自ら「明日は自分がいないから大変だね」的な発言をするものだから、聞いていたほうはドッチラケであった。
2人3人欠けたところで日々の仕事は問題なく回る。
最近の言い回しでいけば「お前が言うな」を地で行ってしまっているのが悲しい。

直接ではなく今日の日中に人づてに聞いた話だが、最近の氏はややもすると「投げやり」にも受け取られかねない発言が増えているようだ。
まだ40代前半の私でさえ「今の職場でダメだったらもう次はない」という思いは持っている。
そこまでのネガティブな発言はあっという間に致命傷になりかねないから、たとえ言いたい気分になっても何とか腹には収めておきたい。
ましてやもう50歳、しかし転職組で社歴はわずか2年、実績らしい実績もない人がそんなことを言い出したら本当に危ないことになる。
仕事の上ではいつまでたっても他力本願、フォークリフトの練習は自分からやめようとし、いいトシをして「だって・・・」が口グセ。
こんなオジサンが投げやりになったところで本気で心配する人間は皆無だろう。

このままでは氏にとって「続けるも地獄、去るも地獄」ということになり、入社時期の近い私としてはいかにも忍びない。
最良の道は、わが職場の中で「できること」を増やしていくことである。
それがかなわないなら、私としても手の施しようがない。
何度も書くように「自爆」に至らないことを願うのみだ。

特記事項なし?

2012-10-21 22:29:49 | 休日
この土日はせっかくの秋晴れに恵まれたのに、紅葉を眺めにも行かず近場でウロウロするばかりとなった。
土曜は以前から気になっていた輸入雑貨店に初めて行った。
クルマからしてヨーロッパのものに乗っている私だから、いわゆる欧州デザインというのはシックリくる。
当日は店内を一周しただけで終わったが、これからの季節は何かと贈り物をする機会もあるだろう。
実用的でも見ていて楽しい商品が多く並んでいたから、今後お世話になることが増える気がする。

その後は某カー用品店に行って、冬タイヤの見積もりに加え、シートやバッテリーに関するあれこれを聞いた。
いたずらにお金をかけるつもりはないものの、カー用品というのは品質と値段はほぼ正比例と見てよい。
安いものには何がしかの不利な点があり、それは例えば使い勝手であったり耐久性だったりする。
長く使うものであれば、一時的な出費は大きくても後々にはペイしてくると考えて、こだわりを入れたいところには納得できるものでいきたい。
特に最近はクルマもコンピューター化されていて、バッテリーの重要性が増している。
上を見ればキリがないが、いわゆる突然死を起こしにくい信頼できるものを考えたいところだ。

日曜の今日も朝はさわやかに晴れ、早くに目が覚めた。
外に出ろと言わんばかりの天気だったが、食事をとってまた横になり目が覚めるともう昼前になってしまっていた。
再度の眠りに落ちた瞬間もよく覚えていないくらいだから、今日のところは「休め」ということだったのかもしれない。
昼もだいぶ過ぎてから、食料品の買い出しなど最低限の用事を済ませてまた自宅でノンビリ、テレビで野球を観戦した後に本欄に手を付けているところである。

ほとんど何もしなかったと言っていい週末にはなったが、モノの買い替えなどでいらなくなったものをあらかた処理をして、狭い自室の見た目もだいぶ良くなった。
2日間リラックスして体もずいぶん休まったとは思うので、また気持ちを新たに平日の勤務に向かいたい。

ほっこり

2012-10-19 23:00:56 | 日記
一週間の勤務が無事に終わった。
もう秋らしい天気になり、仕事場でも薄手ながら長そでを着ている。
それほど汗をかくタイプではない私でも、やはり夏場は一日働けば顔に塩が吹くくらいになった。
この季節はさすがにそんなことにはならず、少し動いてもそれほど汗は出ない。
空調はあるが効き方に著しい不平等があるわが倉庫では、春先や今の季節がいちばん過ごしやすい。
毎日はバタバタの連続で、疲れは季節を問わず付き物だが、気分的なものも含めてうまく処理していければいい。

さて、木曜の話になるが、富山市内の某居酒屋に出向いて夕食がわりに短時間飲んだ。
そこには市内のなじみのスナックで仲良しになったHちゃんがいる。
彼女がスナックに入るのは金曜と土曜だけで、月曜から木曜は火曜を除いてその居酒屋で働いているので、平日に顔を見に行くとすればその居酒屋になるのだ。
ちょうど月の真ん中あたりで今ひとつ財政的にキツい時には、安くあがる同店に行って彼女と言い放題言われ放題の会話をして帰ってくることが多くなっている。
訪れる回数もずいぶん増え、最近は料理人の若い男性ともけっこう気心が知れてきて3人で楽しめている。
ただただ仲良しの女性目当て、という感じになっていないのは幸いだ。
帰り際には料理人の彼も店の奥から走って見送りに来てくれたからありがたいことである。

そうやって木曜も顔を合わせた彼女から、今日になってまた連絡が入っていた。
何かと思って電話し直したら、私が3週間くらい前にスナックのほうで会って盛り上がった男性が来ているという。
確か閉店に近い時刻だったような気はするがそれはともかく、その男性はあまりスナックで他の客と話したことはなかった人だという。
その人が私のことを覚えていて「今日は来てないの?」と聞かれたらしく、もし出てくる元気があったらということで連絡が来た。
すでに金欠ぎみで木曜も居酒屋だけで抑えたくらいだから出て行くのはさすがに遠慮させてもらったが、奇特な方も世の中にはいるものである。
多少お金はかかっても、そういう出会いがあるから「店飲み」はやめられない。

来月のアタマにある私の誕生日前後になればイヤでもお呼ばれがかかって街に出なくてはならなくなるから、今週末は先週に続いてユックリめの休日になるだろう。
部屋の整頓を先週やって処分もしくは売却できそうなものがいくつか出たので、それらを片付けていけばこれまで以上にスッキリした自室になる。
テレビだけはでかい狭苦しい部屋もなかなかどうして悪くはないものである。

悩むことでは・・・。

2012-10-17 21:32:07 | 日記
私が来月の初頭に誕生日を迎えるので、会社のベテランK女史が誕生会と称して飲み会を開きたいという話が出ている。
会社の人に誕生日を祝ってもらうなどこれまでの職業生活の中でもなかったことだから、その気持ちは大変ありがたい。
K女史と同じセクションにいるS女史が今のところのメンツとして確定しているが、K女史としてはまだ日数もあることからもう少し人数を増やせないか考えている。
私は呼ばれる立場だから、新たなメンツについてはお任せすると言ってあり、すでに何人かには声かけはしてくれたようだが予定が合わないなどでまだ誰も追加にはなっていない。

そのK女史だが、人数が増えてくれないことに悩んで、私にもしきりに「どうしようどうしよう」と言ってくる。
一定の人数でないと予約が取りにくい会場でも考えているのかどうかは知らない。
今日も同じようなことを聞かれたので「3人でもいいんじゃないですか?」と答えたが、K女史はどうも納得がいかない様子であった。

最近の会社メンバーでの飲み会となると、公式のものを除いては私と上記の2名がコアとなって、会ごとに「3+2」だったり「3+4」だったりで会が成立してきた。
そのどれもが「楽しくなかった」ということなど決してなかった。
今回追加のメンバーが仮になかったとして、「3+0」になったとしても急に盛り上がりに欠けることになるとは思えない。
毎度毎度仕切りをやってくれるK女史に感謝する気持ちはあるが、誕生日を迎える私本人がすでに出席することが決まっているのに、追加のメンバーが増えないことにやたらに気をもむK女史の姿が不自然に思えて仕方がない。

私自身は大人数での飲み会は好きではなく、自ら旗を振って十何人も集めるようなことは、よほど「任務」にでもなっていない限りはやらないし、人脈の貧弱さから言ってもまず不可能である。
もう10年以上も前の話になるが、私が県外に転勤になる時に友人が15人内外を集めて会を開いてくれた。
そのこと自体はありがたかったが、私がその中で仲の良い人間というと3人か4人、たくさんいた中のほとんどとは話すことはなく、最後だけ突然おふざけのタスキをかけられて一言しゃべらされて終わりという感じであった。
仕切ってくれた本人には悪いが、私の転勤は彼にとっては単なるダシに過ぎず、「俺が声をかけたらこれだけ集まる」といった、何か私にはない能力を見せ付けられたような感覚になったものである。

K女史にしても当時の友人にしても、せっかくの飲み会は「盛大」でなくてはならないかのような思い込みというのか、一定の形が伴わないと満足がいかない性格なのかもしれない。
幹事役が上手な人間ほどその傾向は強いように思われるが、会の「主役」にとって必ずしもその気遣いがうまく受け止められるとは限らない。
例えば今回のケースなら、職場の中で本当に何でも話せるのは両女史くらい、お祝いはその2人からで十分なので、他の人が増えなくても全然かまわないのである。
いちおうの主役が出席か欠席かでモジモジしているわけではないのだから、幹事役が「他の人、他の人」と悩むのは私から見て滑稽でしかない。
男1人、女2人の「3+0」に実は抵抗があるということなら、今度は私のほうが少し考えてしまうことになる。

飲み会が盛大である必要などまったくない。
誰かを中心とした飲み会は、結局はその誰かのためのものだ。
小勢でもいいから各人相互に深くコミュニケーションを取れるほうがいいのである。

名指しはされずとも

2012-10-16 21:00:08 | 日記
火曜日には全体での朝礼がある。
今日の当番は毎度登場のM氏だったが、繁忙日ということもあり「慎重に作業したい」という発言があった。
しかし、そんな言葉とは裏腹に相も変わらずくだらないミスを連発して周囲のヒンシュクを買っていた。
ミスが多いのは分かっているが、せめて発言した日くらいは何事もなく1日を終えてほしいものだ。

さて、わが職場の残業は、これまでは定時以降30分以上で、以後は30分単位で申請していた。
それが最近、30分を超えた場合は10分単位でも申請がOKになり、例えば50分とか1時間10分とかといった形でもいいということになった。
時間管理がオンライン化されたことに伴うもので、要は社員証を機械にかざした時刻に忠実に書けということらしい。

私は今まで、例えば40分残業しても30分しか申請してこなかった。
仕事といっても、通用口でカードをかざして会社を出るまでの間に着替えなどのあいまいな時間がある。
そんな時間まで仕事としてよいのかという思い、また部署のコストをいたずらに食いたくないという考えもあり、10分単位というのは感覚的になじまないと事務所にも言っていた。
それが本日の朝礼で、わざわざ繰り返す形で10分単位で付けてけっこうだとの伝達があった。
余計な気遣いから30分単位にこだわってきたのは部署の中でも私くらいだったので、名指しはされなかったものの暗に私が「残業時刻はしっかり付けろ」と言われたような内容であった。

よくよく聞いてみれば、オンライン上での退社時間とアナログの書面での残業申請に不一致があると本社から質問が来るそうである。
気分的にはスッキリしないが、本社にまで余計な手間を取らせるわけにはいかないから、今日の分からはキッチリ付けることにした。
つまらないこだわりのために事務所とグチャグチャとしたやり取りはしたくない。
名前は出されずとも朝礼でやり玉にあがってしまった以上、余分なことは考えずに改めておけばよい。

残業手当がしっかりもらえる会社にいることにまず感謝しなくてはいけないのだが、効率化のためにデジタル化された事柄が逆に人間にとって息苦しさを招くことも今回のことに限らず多いような気はする。
デジタルの世界は「シロかクロか」の二者択一しかない。
社会がデジタル化される中で、人間の思考や活動までがデジタル化していることの弊害は本欄をさかのぼれば何度も書いているはずだが、また手近に分かりやすい例にでも遭遇した時にはあらためて記してみたいと思う。

少しは役に立てたか?

2012-10-14 21:35:29 | 休日
金曜の酔い疲れのためか土曜はほとんどを寝て過ごした。
今月度はもうこれで大っぴらに街に出て散財する余裕はない。
給料日まであと10日あまり、土日も一回はさむが少しの期間は辛抱というところだ。
次の休日の予定としては、以前にも書いた「ドンビキ岩」(岐阜県飛騨市)とやらに行ってみたい。
長らく行っていない某ライブハウスのイベントにも久しぶりに行きたい気もする。

今日の午前中は富山市の真ん中に出て某団体主催の講演に行った。
両親が長らくその団体の手伝いをしており(両親の出会いもそこがキッカケだったらしいが)、アタマカズとして頼まれていた。
小さい頃はワケも分からず行事に引っ張り出されたし、大人になってからも私が何かと不安定な時期に「お勉強」に行かされたこともある。
結局は私を含めてきょうだい3人、いずれもが活動を「継ぐ」ことはないと思うし、そのあたりは親も今ではあきらめているだろう。
ただ、その講演は2年に1度の大きなものだから、1人でもということでお気楽な立場にある私に声がかかったというわけだ。
全部いれば15時までのところ午前だけで帰る私を母親が見つけ「ありがとう」と言ってくれたので、役割としては果たせたのだと思う。

火曜から始まって4日間しか勤務がなかった今週も、日中はバタバタすることが多くけっこう疲れた。
ほんの一部だが注文に生産が追いついていない製品があり、工場から運んで即出荷という流れになるものもあった。
品目が限られるから箱詰めといっても小さな箱がたくさんできることになり、現場にとっては面倒この上ないということになる。
しかし製品の性質上、いたずらにお客を待たせるわけにはいかないので、木っ端の人間としてはいずれバランスが取れてくることを祈るのみである。

過ごしやすい気候にはなっているが、下半期の目標もやさしいものではなく、現場にも相当の負荷がかかることが続くだろう。
わが職場は、日々あるものをヤッツケればいいわけだから気楽といえばそうだが、文字通りのヤッツケ仕事になってしまってはお客にも失礼になるし、いらぬ返品の元にもなる。
時間に追われシンドイ中でも、プロとして丁寧で見栄えのいい仕事は心がけていきたいと思う。

ブルーな気持ちの正体は

2012-10-13 23:59:59 | 休日
金曜の勤務が平和に終了し、その日の夜は魚津に流れて飲むことにしていた。
目的地は魚津の旧市街にあるWというお店で、それほど広くもなく客層も年配者が多いゆる~い雰囲気だ。
気さくで飾らないママさんと、以前から付き合いのあるMちゃんと一緒にダラダラと楽しい時間を過ごした。

以前から、というのはMちゃんはかつて魚津駅近辺のCというお店のママをやっていて、当初は会社の先輩に連れられて行ったのがキッカケではあった。
昨年の今頃になるか、諸般の事情から店を閉めることになり、今は昼間の仕事に加えてW店で働いている。
先輩のほうは酒グセの悪さから閉店より前に出入り禁止にされてしまったのだが、いつも一緒に来ていた私のことは特に拒否はしてなく、旧C店つながりで集まってワイワイ飲みに行った事も何度かあるほどだからありがたいことだ。
7月には彼女の誕生祝いにサプライズで男女4人でW店を訪問するなど仲良く付き合いを続けてきたが、それ以来少し時間が空いてしまったので、こちらから連絡をして顔を出すことにしていたのである。

今回の段取りのためメールをやりとりしている過程では、最近忙しく誰にも連絡してなく少し落ち込み気味のようなことが書いてあった。
が、実際会ってみるとそれほど疲れた感じには見えなかった。
彼女から話を振ってきたから聞いてみると、もうすぐ結婚をするのだという。
落ち込みの正体は、何のことはないいわゆるマリッジブルーだった。

私よりは一回りほど年下、トシの近い彼氏がいることも知ってはいたが、私にとっては数少ない「仲の良い女性」がまたこうやって「売れて」いくことには一抹の寂しさを覚える。
結婚そのものは遅くとも11月までにということ、彼氏は自営らしいので盛大な式は今のところは予定はないらしい。
お互いの家族どうしの集まりとは別に、また旧C店つながりで集まりたく声をかけるから私にも来てほしいとのことだった。

富山市内を含め、私が街に出て会っている女性は本当に魅力的な人ばかりだ。
夜のお仕事をしているからといって特別普通の女性と変わったところはないし、だからこそ話をしていて勉強になることも多いのはMちゃんとて例外ではない。
だからといって夜の面々から「選ぼう」とは考えてはいないわけだが、それ以前に選択肢がどんどん減っているのが現状だ。

40を過ぎてしまった私も、いずれ片付きたいという気持ちはある。
トシの近い人と一緒になれば子供となると微妙になるし、かといって若い人が私を選んでくれるかといえばこれは相当に難しい。
何らかの妥協はトシによらず付き物であることは理解しつつ、何かと「分かち合う」ことができる存在の必要性をようやくにして感じるようになってきた。
ヒトリはラクだが、フタリではある程度思い通りにならないことも多いだろう。
それでも、人生の階段をもう一段上るため、そういう過程を踏む必要があると感じているところである。