blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

1月を振り返って

2011-01-31 20:55:33 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
寒い日がこれでもかと続いたが、幸い体調を崩すこともなく、事故やケガもなく、至って順調に過ごすことができた。
またもや散財ぎみになったのと、一度だけ酔いつぶれて他人の手を借りてしまったのは反省だが、仕事帰りや休日にそれなりに遊ぶことができる今の生活は少し前を考えるとずいぶん有難い。

仕事面では、部署全体で言えば年末のような無理やりの押し込み仕事は少なくなり、追い立てられるような感覚というのは少しなくなった。
この間に製造工場のほうも土曜出勤などまでして何とか注文に追いつこうと努力している。
2月というのはおおむね取り扱い量が減少するのがこれまでの傾向らしいが、再び仕事量が増える時期に向けての準備でいろいろ手を取られることが多くなるのだろう。
製造のほうも徐々に間に合ってきて、急な出荷などは減ってくるものと思う。
楽をしたいとは思わないが、過度の負担もまたよろしくない。
できるだけ平均に流れていくのが私たちのような仕事ではいちばんよいのだろう。

プライベートでは外で飲む回数が結果的に多かった。
正月三が日を完全寝正月に近い形でスタートしながら、平日も含めてA店はじめ富山市の街中に足しげく通うことになった。
私もご多分にもれず女性の笑顔と優しい言葉には弱い。
いちいちお金がかかることなので時にはガマンも必要だが、単独で行って受け入れてもらえる場所となるとついつい行ってしまう。
だいぶお互いの気心も知れてきたし、かしこまらないでダラダラと飲めるから、日頃の雑事は忘れてリラックスできるのは大きいのだが、行き過ぎには注意をしたい。

「1月は行き、2月は逃げ、3月は去る」とはよく言ったもので、もう今年もひと月が過ぎようとしている。
正月に、今年はアレをやろうコレを始めようなどといろいろ考えていても、日々に追われているだけだとただただ流れていってしまう。
とにかく一日一日を大事にして、悔いを残さないように過ごしたい。
その積み重ねが「いい人生」につながるのだとしたら素晴らしいことだろう。

チープシックにお買い物

2011-01-30 22:23:52 | 休日
相変わらず雪模様が続いて、今日は道によっては完全に圧雪状態であった。
ヘタに一部がとけてワダチができている感じよりは運転はしやすいが、何事もそーっとやるという基本は変わらない。
アクセルの踏みすぎ、ハンドルの切りすぎ、ブレーキのきかせすぎなどで、クルマというものは簡単にあらぬ方向を向いてしまう。
これだけ毎日気候が厳しいと、当然ながら事故も多い。
衝突してしまったのか路肩に二台が寄っている光景を今日も見た。
明日の予想最低気温はマイナス4度であるが、ここ富山県の平野部では最高レベルの冷え込みだ。
こうなると間違いなく道路はバリバリだろうから、いつもよりもなお早く自宅を出ることになってしまいそうだ。

さて、土曜の夜はいつもの私よりは早いものの、遅い時間に自宅に戻った。
そのまま朝まで眠りこけ、起きだしたのは午前9時前だった。
珍しくカレーを作って、その残りがまだあったので、ごはんをあたためて食べた。
昨日は飲み会に備えて昼寝を優先したため用事ができなかったが、今日は朝ごはんのあと悪天候の中を富山市内に出て行った。

まずは某ホームセンターで、キッチンマットとトイレのふたカバーを購入。
不器用な私に合わせて、洗濯できることを条件に手頃なものを選んだ。
キッチンマットに関しては、何せ台所が狭苦しく物もポロポロ落とすからである。
フローリングの床が露出している部分も少しはカバーできて一石二鳥だ。

その後は某紳士服チェーンに、一年に一枚送られてくる割引券を活用すべく行った。
冬の上着がもう一着ほしかったのだが、真冬ながら存外安くなっているものがあり、手頃感のあるものを選んだ。
今まではあまり着なかったような感じのものだが、見るからに暖かそうではあるので通勤などにも使えるだろう。

先週の日曜には「富山輸入車ショウ」に行ってきたが、その時のお知らせにつられて今日は市内のプジョーのディーラーに行ってみた。
つられたというのは来店プレゼントのことで、今自室のカレンダーの横には小さなライオンが鎮座している。
目的はそれだけではなく、ディーラーで売られるものとしてはかなり手頃な値が付いていて気になっていた中古車があったのだ。
優秀で気さくなセールスの方が応対してくれたが、私もかつて「306」というモデルに乗っていたのでプジョーの良さはよく理解しているつもりだ。
話しているうちにずいぶんと意気投合できたことはうれしかったし、私もできるならかつて味わった何とも言えない乗り味をまた生活の中に取り戻せたらいいなと思っている。
手頃といえども小さくない金額だからもちろん一度には出ないが、支払いプランの相談にも丁寧にのっていただいた。
3年程度で支払いを組めば、それこそ桜木町で飲むのを月に一度ガマンすればいいくらいにはなる。
今のクルマは国産で、パワーもあって決して悪くはないが、運転する楽しさにはまったく欠ける。
一度その「世界」を知っているだけに、正直気持ちはグラグラ揺れているところである。

あとは、ブルーレイプレイヤーがありながらソフトが一本もなかったので、某電機店でこれまた手頃な値段になっていた作品を買ってきた。
せっかくプレイヤーがあり、受け皿たるフルハイビジョンテレビもあるのだから、ぜひ現時点では最高の総画素数で楽しめるブルーレイをまず一枚試そうと思った。
録画をしない人間としては、本当に見たいタイトルはブルーレイで買ってきて楽しむ形になっていくと思う。

今日の記事には「手頃」という言葉が何回も出てきたが、ただ安いということでなく、意味合いとしては「コストパフォーマンスがいい」と言った方がいいだろう。
私がモノを選ぶときは、自分が求める最低限の役割を果たしてくれることをまずは優先するので、あまり余計な機能や飾りのないシンプルでベーシックなものが好みになる。
今日見に行った中古車もまさにベーシックの極みのようなモデルであるが、ベーシックなものの中にカッコよさや楽しさが凝縮しているとすればこれほど得なこともない。
まだまだ薄給の身、お金をかけすぎずにしかもカッコいいという「チープシック」な生活を目指すことは、ただの節約やケチとは一味違うと身勝手ながら思っているところだ。

歓送迎会

2011-01-29 23:59:59 | 日記
今夜は滑川市内で若手のY君の歓迎会があった。
大雪の中、JRにも若干狂いは出たものの、遅刻はせずにすんだ。
本来は製造工場に異動になったTさんの送別も兼ねていたが、生産を追いつかせるため工場は今日は出勤日になっていたからTさんが不在だったのは残念だった。

私のものも含めて何度か歓迎会には出てきたが、会場が富山市内であったり本部の人が混じる形であったりと、なかなかわが部署だけで大勢集まる機会は持てずにいた。
部署の上層部もそのあたりは気をもんでいたようで、職場に近く女性陣の参加も見込みやすい滑川市内でということにしたら九割方の参加があって楽しい会になった。

Y君の歓迎会だから、二次会以降もY君主導ということになって、一次会会場のすぐそばにあるスナックに行った。
得意の(?)カラオケはないお店だったが、地元産の「早月川」という焼酎のボトルをみんなで入れて、一本空くまで楽しんだ。
お酒には強いはずのYマネージャーも一次会でお酒が進んでいたのか時々脈絡のない発言がありお店の女性を困らせていた。

お酒と女性に関してややクセの悪いTK氏は相変わらずの風情で、会社の女性陣だけで終わっていればよかったが、となりの席にいた若い女性の二人組にまで声をかけていた。
結局二次会までいたのだが、触りたがりの口説きたがりはいつものことだった。
滑川駅近辺で泊まる予定にしていたようだが、一人なのにツインを予約していたところを見ると「誰かを呼ぶ」計画であったのだろう。
今頃は濃密な時間を過ごしているのかもしれない。
昼間と違って我が強くなりすぎる部分がもう少し何とかなれば十分に「紳士」で通るのになと思ったりもする。

いつもは富山駅前で楽しむYマネージャーも今日は別の二名と約束があり滑川の街に消えていった。
そこで、私と同期のM氏、加えて富山市内に住むK氏の三名は富山駅まで帰ることにした。
雪がひどくJRもかなり遅れて、富山駅着は12時半を過ぎていた。
M氏は私の行きつけのA店に行きたいと言っていたのだが、遅い時間になったため同伴は来週ということになりそれぞれがそのまま自宅に向かった。
散財しすぎてもいけないし、今日のところは何とかガマンがきいて正解だったと思う。

仕事上では各人いろいろな思いはあっても、今日のような場があったこと自体はそれなりに今後のためにはなるだろう。
飲み会をしたところで職場が今抱える問題は消えないが、何かと言葉が足らなく感じられる今の環境では少しでもコミュニケーションが進むことにより希望が増えてくる。
また少し新しい気持ちで2月に入っていけるものと思っている。

仕事は雪かきから

2011-01-27 21:39:39 | 日記
寒い日が続いていて、富山県の平野部でも50cmを超える積雪になった。
昨夜あたりはずいぶん空気が冷え、自宅近くの道路がかなり滑りやすくなっていた。
どのクルマも同じようなところで危ない感じになっていたが、圧雪とも違ういわゆる「ブラックアイスバーン」の状態であった。
アスファルトの上の水分が薄氷になっていて、見た目には道路が白くないから逆に非常に怖い。
こういう状態は極端な低温にならない富山県ではあまりないことだ。

さて、わが職場周辺にも雪がたいそう積もって、一台ある四トントラックにタイヤチェーンを巻くことになった。
チェーンの巻き方など運転免許取得時にサラっとあっただけで実際にはほとんど経験せずにきたが、今朝は私と同じく工場によく行くTR氏と一緒に取り付けることになった。
TR氏はもともと長距離のドライバーさんだったので、このあたりはお手のものだ。
昔の人なので言葉は少ないが丁寧に教えてもらい、後輪の二本のタイヤにチェーンをはめることができた。
今日はたまたま朝方は出荷を止めていた関係で、ついでとばかり荷受所の雪かきをしばらくやった。
ママさんダンプなど、まだ実家に世話になっていた時以来だ。
けっこう長い時間屋外にいて体もかなり冷えてしまったが、何でもいいから一つ新しいことを覚えられたのは幸運だった。

11月から年末にかけての忙しさと比べて今月はだいぶ落ち着いている。
今日は出荷が始まってからは自動倉庫を担当したが、それほどの数量も出ず、翌日分の補充作業までつつがなく終えることができた。
定時の17時前にすることがなくなって17時のチャイムを待つなどという日は去年のうちはほとんどなかったが、天気がこれだけ悪いこともあり早く帰れたことはよかった。

昨日は給料日で、さっそく昨夜は単独でいつものA店に行ってしまった。
平日に悪天候も重なったからか、私が行ってからは他のお客さんが来ず、閉店までママさんと二人きりの貸切状態というゼイタクな時間だった。
店の経営としては心配になるような話だが、私としてはゆっくりと話ができて満足だった。
いつにもなくママがたくさんマイクを取り、こちらは初挑戦の歌を中心に応えて楽しんだ。

A店に関しては一人の時はいつもシラフで入っていくのでこの前のように深酔いはしなくて済んだが25時までいたので今日はやや寝不足である。
週の終わりの金曜をしっかりと締めたく、本日は早々に横になる。
土曜には部署の新年会も控えている。
自分の体は自分で守り、明るく前向きに日々を乗り切っていきたい。

魅力あるオトコに

2011-01-25 21:19:25 | 日記
先輩のTK氏が、今日も中間職のK氏を「裏切り者!」と責めていた。
先の土曜に声をかけたのに連絡もなく来なかったことにまだ腹が立っているらしい。
部署内での立場はどうあれ、K氏は年上の人の誘いをまるで無視したわけで何を言われてもおかしくない。
ゴチャゴチャ言われている中で、K氏は「その場所には行ったから」と言い訳したのだが、これはまったくのウソだろう。
さっそく「場所に来ているのに連絡しないのは来てないのと一緒だ」と返されていた。
これだけ言われてもマトモに謝りもせず、おまけにウソまでついて自分を守ろうとする姿勢だから、そばで聞いているこちらが腹が立った。

本当にK氏が今回の件を取り返そうと思ったら、次回何かに誘われたときには30分でも1時間でも相手より早く行って待っているくらいの心構えがほしい。
そうやってはじめて落ちた評価もいくぶんかは戻るかもしれないが、そんな発想は今のK氏には残念ながらないだろう。
TK氏と二人になった時間には「あの性格は直らない」ということで一致したし、私のほうからは「同性から見てオトコを感じない」と振った。
TK氏からは「魅力がないわな」という返事があった。

先の金曜にTK氏とその先輩のO氏と飲みに行ったが、両人とも私から見れば「オトコを感じる」存在だ。
表面を取り繕うとかその場しのぎの言葉とかは言わないし、飲み会であっても時に熱く真剣にもなる。
両人とも、何事も「まあまあのところ」で収めようなどということは考えない性格で、いい意味で「守り」に入っていない。
そういう性格だと時に危なっかしい場面もあるが、言いたいことを言い合うことができるから非常に気持ちよく付き合える。
反面で、年齢の離れた私の話をよく聞いてもくれるので大変ありがたいことだ。

当然ながらこの両人は、特に飲み会の場では非常にモテる。
同性である私でも魅力を感じるのだから女性からもそう思われてまったく不思議ない。
こういう人たちを見ていると、やはり「いいひと」と「モテる人」は決してイコールではないと感じる。
表現が難しいが、モテる人には「善悪で割り切れない魅力」があって、同性異性を問わず他人を惹きつける力になっているのだろう。

私もいよいよミドルと呼ばれる年齢に差しかかろうかというとき、常にこの魅力というところを意識はしていたい。
自分を出し惜しみせず、隠さず、他人の評判を恐れず、常に攻めの姿勢というのが理想だ。
マネをしてはいけない部分はともかくも、身近によい見本がいることに感謝して、「オトコ磨き」につとめていきたい。

話半分の人では・・・。

2011-01-24 21:56:10 | 日記
金曜の飲み会では、わが倉庫にいるK氏のことも話題になった。
先輩のTK氏も同席したO氏も、K氏とはゴルフなどで付き合いがあるからよく知っている。
私はゴルフはヘタクソなのでまずしないとは思うが、K氏はゴルフの時はどういう感じなのか聞いてみたら、楽しむというより自分のプレーに没頭している雰囲気だそうだ。
レベルは低くはないらしいが、アマチュアのゴルフはまずは楽しく、というのが同席していた二人の意見だったから、言葉は悪いが「一緒に行っているだけ」なのかもしれない。

私が二日酔いで部屋で横になっていた土曜、TK氏はK氏を富山市内某所に誘っていた。
K氏からは「行く」という返事をもらっていたが、結局その場に来なかったらしい。
今朝、仕事場で二人が顔を合わせた時、TK氏は穏やかな調子ながら「お前とはしゃべらん」と言っていた。
遊び場であるから自分で楽しんでいながら、一方ではいつK氏が来るかと待つ気持ちもあったろう。
そんな状況で、行くと言っておきながら特に連絡もしないで行かなかったというのは全くもっていただけない。

誘いを断るという行為はそれ自体は悪いことは何もない。
各人いろんな事情を抱えているし、急な用事ができることもあるだろう。
そんなものがたとえなくても、何となく面倒ということであれば、うまいこと理由をつけて連絡さえしてしまえばよいのだ。
「断る」という行為が自分の善人キャラを壊すと考えているとすればあまりに浅いし、まるで子供のようでもある。
そんなものを恐れたがために、結局はTK氏の信頼を下げることになったからだ。

この話を今朝TK氏から聞いたとき、私は「金曜の一次会で言った通りでしょう?」と返した。
つまり、私や同期のM氏あたりに食事の誘いをしょっちゅうかけていながら結局実現させる気がないという話と構造としては同じようなものだからだ。
奇しくもO氏のほうから「外交辞令」という言葉が出たが、一事が万事、こういった「その場しのぎ」の対応しかできないのがK氏という人なのだ。

K氏は他人と付き合うのが本当は面倒なのかもしれない。
しかし表向きには他人に嫌われたくないという思いがかなり強いようにも見える。
取って付けたような無理やりっぽいコミュニケーションに走ることも多い。
本当の気持ちを隠して善人を演じてみても周囲の反応は思ったほどではないから本人の中にイライラや不満がたまる、という悪循環にハマってしまっているのが現状だろう。

誰にも嫌われないように生きて、本当に誰にも嫌われない人は絶対にいない。
私だったら「他人に嫌われたくない」という気持ちばかりが優先する人を「好きになることはできない」と思う。
「ウソつき」は言い過ぎとしても、話半分であったりやや偽善ぎみの態度だったりが変わってくればもう少し気楽に生きられるのに、とK氏を見ていていつも感じているところである。

雪解け記念日も・・・。

2011-01-23 23:19:20 | 休日
金曜は特殊な出荷もなく至って落ち着いて過ぎた。
定時の17時には収束のメドも付き、残務を少し手伝って18時帰りくらいかなと思っていたら、先輩のTK氏から久々に「行くぞ!」の声がかかった。
12月の初頭に一悶着あってからは、1ヶ月半ほど仕事後の付き合いが途絶えていた。
その日の日中に、TK氏のさらに先輩であるO氏も一緒だからという振りでそれとなく誘ってはいたようだが、17時の時点で本当に声がかかるとは思っていなかった。
O氏も富山市で待っているしということで、久々に17時上がりということになった。

思えばこの1ヵ月半、お互いにコミュニケーションは取りたいと思いつつも、きっかけをつかめない状態が半月余り、その後仕事上の話はできるようになり、年が明けてようやく日中のバカ話も復活してきていた。
それでも夜のお誘いをこちらからかけることはないままだったが、年上のプライドを捨てて声をまたかけてもらったことには素直に感謝をしたいと思う。

さて、市内の某有名焼鳥店からスタートした宴だが、私だけ一回り以上下の年齢という3名ながら、会社のあれやこれや、加えて下衆な話も交えて楽しい時間となった。
二次会からはO氏なじみのBという店でカラオケになって、特に歌唱力に優れるO氏が様々なジャンルで攻めてきた。
歌に関してはことさら負けず嫌いの私だから、いつも「爆弾」に分類している曲まで繰り出すハメになった。

三次会は本来私とTK氏の行きつけであるA店へ。
A店のママさんも久々に二人で来たことを大変喜んでくれた。
本当の意味で「雪解け」を宣言できたのはよかったが、私個人はその時点で二次会でのお酒がかなり効いてしまっていたのが誤算だった。
結果的に、帰宅するまでに見知らぬ他人の手までを煩わせることになったことを正直に告白する。
裏方の部署とはいえ名誉ある上場企業に勤める者として、今後行き過ぎには注意しなくてはならない。
寒空の下でうずくまっていて体調を崩すまでいかなかったことは奇跡的でもあるが、土曜の日中は激しい自己嫌悪に襲われていた。
ただ土曜の夜はちょうど再び街中に出る用事があったので、用事が済んだ後にA店に頭を下げるだけのために行った。
とても深酒できるような元気はなくて、とにかく顔だけ出したかった。
今日の時点でもう元気にはなったが、次回は楽しく、かつつぶれずに過ごしたいものだ。

その用事とは市内のN店との約束であった。
飲み過ぎた直後だけにお酒は口を付ける程度、時間的にも一時間半、話題はもっぱらママさんと仲がいいC女史についてであった。
私が年初に持っていった誕生プレゼントのお菓子はキチンと渡してくれたらしく、ずいぶん喜んでもらったようだ。
美しい外見ゆえに誤解と偏見にまみれガマンを重ねざるを得なかった彼女の人生はこれから「解放」されなくてはならない。
以前の記事で年上と書いたが、これはママさんが「4歳」と言ったのを「下ひとケタの数字」と勘違いして「44歳」と思ったからである。
本当は「4」は「10の位の数字」ということで私とまったく同い年ということが判明したので訂正する。
彼女が肩の力を抜いてすべてを預けられる場所の一つがN店でもあることから、ママさんが中に入って直接私と会えるようにこっそりセッティングしてくれるようなので、もっとも近いところでは次の金曜あたりを予定しておけばいいと思う。
とにかく、がんばらなくてもいい場所や他人が数多くあることが彼女には必要で、人生80年とすればちょうど今からの後半戦をぜひぜひ彼女の本来の魅力が表に出るように生きてほしいと思うのだ。

今日の日曜は、市内の催し(富山輸入車ショウ)や買い物へ。
最新の輸入車に手が出る経済状況にはないが、特に欧州車には日本車にはない「楽しさ」が確実にある。
考え抜かれたパッケージの中にも「クルマはこうでなくちゃ!」と思わせる遊び心が伺える。(写真は後日ウェブサイトに)
その後は以前からほしかったブルーレイプレイヤー(録画の用途はない)で当初予定よりもかなり安価なものに変更して購入、その浮いたお金で中古のデジカメまで手に入れた。
デジタル一眼が理想だったとは思うのだが、特にスポーツの現場に行くことが多いだけに10倍くらいのズーム機能さえあればと思っていた。
一眼ではないものの、撮るときには液晶画面とファインダーの切り替えができるので便利だ。
乾電池式だが、今はエネループやエボルタなど充電式の電池があるので私程度の用途では問題はない。

盛りだくさんの週末が終わり、また仕事の毎日に戻る。
月末にかけてはまた押し込みがあるだろう。
何はなくとも体を大切に乗り切りたい。

ガッカリな人々Ⅲ

2011-01-20 22:07:46 | 日記
今日も相変わらず未納品の大量出荷が朝からあり、時間のいっぱいいっぱいまで箱詰めが続いた。
私は今日はなぜか急に自動倉庫に呼ばれることもなく、荷物の受け入れもあまりやらずに済んだので、一日のほとんどを箱詰めで過ごすことになった。
こういう日は私にとってはかなり珍しいので、一時はなんでだろうと考えていた。

かなり確実に近い推測だが、中間の三名ほどが昨日のどこかの段階で「何でもかんでも(私などの)他人に仕事を投げるな」ということをかなりキツく言われたようだ。
昨日の午後に私が自動倉庫の作業を投げられてやっていたのを、倉庫のツートップであるYマネージャーとKリーダーが目撃していた。
その日の担当は自動倉庫近くのホワイトボードに貼ってあるから誰でもすぐ分かるのだが、本来の担当ではない私がやっていたので「何だこれは」という話になった。
中間の人間は体育会系の気質を持っているので、上から言われれば逆らうことはできない。
本来は自分たちで気づくなり調節すべきことを上から言われてようやくということだからレベルとしては推して知るべしである。
今日の三名の様子を見ると、いかにも面白くなさそうだった。

それとタイミングを同じくして、妙な話が耳に入ってきた。
運搬に使う屋外用のフォークリフトのカギを私が落としたのではないかというのだ。
私は夕方の帰り際にカギを引っこ抜いて事務所に返してから帰宅するし、落とした覚えもさらさらない。
こういう根も葉もない話を持ち出すのは中間層三人のうちのH氏と決まっている。
動きが悪いわりに言うことだけは一丁前なので皆に嫌われているのだが、こと私に対しては年が近いからか妙な対抗意識を持っていて、実際はない話を作ってでも圧力をかけようとしてくる。
本人が必死なのは分かるが、考えることがあまりに幼稚なためまともに相手するだけムダである。
もともと実力もないところでそういうことをすれば自分から滅んでいくことくらいは分かるはずなのだが・・・。

今後も時々は下衆な人間からの圧力なりイヤミなりがあるものと思うが、基本的には気にしないのがいちばんだ。
よほどひどければ、こちらはこちらでいくらでも抗弁できる材料は持っている。
社会に出ればすべては戦いであり、精神的に「武装」しておいて何の損もない。
決してレベルの低いところに自分から下りていかないことが必要だ。

ガッカリな人々Ⅱ

2011-01-19 21:56:23 | 日記
こういう題名の記事を二日連続して書かなければいけないのはつらい。
世の中の荒廃と結びつけるのは極端だが、首をかしげることが最近は本当に多い。

わが倉庫には外部の業者さんがよく出入りをするが、中にはマナーが悪いというのかしつけがなっていない人間もいる。
ある日、某社の若い運転手が荷物を持ってきた時に、コートのポケットに手を突っ込んでいたので「寒いのは分かるけどそれはダメだ」と一喝した。
その時は「ハイ」と言って手を前に組み直したが、私が倉庫の入荷口から遠いところで入荷した物の数をチェックしている時にはまた突っ込んでいた。
その時、私に見られたと思ってオーバードアのカゲに隠れてしまったのはいかにも情けない。
クセというのはそう簡単には直らないようだ。
今度私が入荷を受けることがあれば、一喝どころか二喝でも三喝でもしてやろうと思う。

外部の運転手に関して言えば、あいさつすらできない人はけっこういる。
こちらが話しても返事がなかったり、やたらに横柄な感じだったりするとかなりムカつく。
自分の運んできた荷物にまるで責任感なく平然と「中身はよく知らない」などと言ってみたり、毎回のように荷崩れを起こしていたりなどに至ってはもはやプロではなくアマチュアだ。
しっかりした方もたくさんいるのでもちろん一概に言うべきではないが、こういう人間がいるから「運ちゃん」などという差別的な言葉がなくならないのだと思う。

内部にも困った人間が多いのは本欄でもよく書いているが、今日は中間職であるK氏が本領を発揮してくれた。
自動倉庫を担当していて午前中は一通りやっていたのだが、午後の仕事に入る時に「一時的に交替してくれないか」という内容のことを言ってきた。
それ自体は仕事だから受けるにしても、善人キャラが災いしていかにももったいつけたような言い方になったのでしまいには腹が立ってきた。
個装ピッキングエリアが忙しいからという言い訳で二階に逃げられるのは今日に限ったことではない。
要するに、午後から急に仕事量が増えたのでおじけづいて人に投げただけである。
できる人がやらないのは「やる気がない」ことと同義だ。
本人は、自分の下に付く人間がことごとく辞めていくのでなぜだろうと悩んできたと私に話したことがあるが、いつも仕事の「カンジンカナメ」の部分を避けて人に丸投げばかりしているのがすべての原因である。
そんな簡単なことにいまだに気づいていないというのはやはり情けない。

そんな情けない人間たちでも生きる権利を与えられているのだから、よほどのことがない限り大きく落ち込む必要はないと思える。
大手を振って、胸を張って、堂々と生きていけるという妙な自信を得ている今日この頃だ。

ガッカリな人々

2011-01-18 21:12:12 | 日記
私が出社のため自宅を出るのは、最近は大雪のため午前7時よりも早くなっている。
さすがにそんな時間帯はまだ外も明るくなく、気温も低い。
富山市の中心部はそれほど雪は多くないものの、とけないで残った雪が凍っているところもある。
それでも世の中にはとんでもない人もいて、一年でも最も厳しいこの時期に自転車で堂々と走っている人がいた。
まだ道路から雪が消えていない状態だからそれだけでも危険だ。
朝から腹が立ったので横を通れないようにクルマの左サイドをわざと締めたら、なんと右側からすり抜けていった。
右側ということは車道の真ん中ということである。
まさに「付ける薬のない人」というべきであろう。

「中締め明け」の昨日は自動倉庫を任された。
思ったほどの量は出てこなかったものの、小出しというのかいつもと違う妙なタイミングで出庫データが飛んだのでリズムが今ひとつつかめなかった。
それでも、翌日(=今日)のための準備作業もあらかた終わらせるところまで行くことができた。
しかしここまで貫徹すると体はヘトヘトで、自宅に着いたら本欄の更新もせず「バタンキュー」ということになった。

今日は中間職である某氏が自動倉庫をやったものの、昼休みを目一杯取るほうなのでいつも午後イチの動き出しが遅い。
昨日に比べて出荷の量はグッと落ちているにもかかわらず、次の日に向けての準備作業(出荷されて在庫が減った製品を再び補充する)が遅れ気味になった。
通常の段取りでやっていればまずそういうことは起こらないはずだが、あるセクションの人たちを不必要に待たせることになっていた。
中締め明け二日目ならこれまでの常識に照らしても忙しいと分かっている日で、午後イチを気持ち程度でも早めに動き出せないというのなら「甘い」と言わざるを得ない。
結果的に他の人の手をわずらわせることになっても本人が苦笑い程度で平然としているのには相変わらず腹が立つ。
ある日には昼休みに眠りこけて午後の開始時刻に15分ほど遅刻した前科もあるから、私がしかるべき立場なら「役職剥奪」も考えたいようなありさまだ。

現場リーダーのK氏は朝礼ではついに何も話さなくなった。
「今日は特にありません」すら省略し、「朝礼終わります!」と言うだけだ。
あるいはどこかから圧力がかかっているのではないかと思うほどだが、こんなことなら朝礼に出てきてもらってもムダである。
かりそめにも組織のナンバーツーならばそれなりに日々の仕事で思うこと、またメンバーに言うべきことは何かはあるはずだ。
時には耳の痛い話もして「憎まれ役」を演じることもありうるのがナンバーツーというポジションであろう。
このことについては同期のM氏もあきれかえっており、毎日のようにボヤいているところだ。

どの環境にあっても「どうしようもない人」というのはいるもので、そういうレベルの人間に心を乱されたり気をもまされたりするのは時間のムダと心得るべきだろう。
立場がどうあれ、付き合いとしては「テキトー」でいい。
そういう人たちは、今後の人生に本当に必要な人にはなり得ないからである。