毎月最終日はその月を振り返る。
3月というのは花粉症もさることながら、ここ数年体調を崩したり仕事で悩みを抱えたりといわば鬼門となっていた。
月末の今日現在で致命的な事態を招かず「乗り切った」という意味では久々ということになった。
それでもなぜか3月というのは何かが起こる。
中旬には、職場の駐車スペースをめぐって年配のスタッフに言いがかりをつけられた。
どこに停めてもいい駐車場で「領有権」を主張してきたので「その土地は買ったのか?」と返し、秒で相手を撃沈した。
時々私のいる現場にも頼みごとをしに上がってくるが、私には声をかけられないようでざまあみろである。
さて、3月の頭から我が現場ではシルバー人材から数名を受け入れ限定的ながら仕事をお任せしている。
全くの初心者だから親切に指導しなくてはいけないのは当然、ただただ「やれ」だけで放置できる時代ではない。
現場の管理者と協力して、精緻なマニュアルを作り、渡すだけではなく説明の時間を設け、終業前には当日の振り返りの時間も取って指導してきた。
ところが日数を経てもひたすら指示待ちの状況が続き、もちろんそれでは上達もしない。
たったひと月で完璧は無理でも、ひと月あれば基本的な手順はマスターできるようにとの思いで資料も作るなどできることはやってきたが、どこまで行っても指示を出すかこちらから気づかせないと動かない。
こちらにも当然不満はたまるし、先方もいかにも不満そうな態度をとるのでついに昨日は現場で大衝突して、管理者も交えて緊急のミーティングとなった。
月の頭から来てちょうど月の終わりに差し掛かり、この際シルバー諸氏に言いたいことを言ってもらうように管理者が仕向けたところ、出るわ出るわ、不満と批判とイヤミのオンパレードとなった。
あらためて書くのもバカバカしい話ばかりだが、年長者だからもっと大事にしろだの、他の職場では一体感(?)があっただの、私のモノの言い方には愛がない(はぁ?)だの、一生懸命やってるんだから分かってくれだの、身勝手も甚だしい言葉が堰を切ったように出てきた。
あまりにも一方的な振る舞いに加え、こちらが話し出せば途端に話を折って勝手なことを話し出すので、私も久方ぶりにブチギレするなどもはや収拾の付かない状況になった。
ここで、管理者の方が、取り急ぎ場を収めるための不本意な選択とはいえ、相手の言い分をいともアッサリと受け入れ「全面降伏」してしまった。
するとシルバー諸氏は急に元気になり、今度は管理者をひたすら持ち上げ勝ち誇ったような表情を見せ出したので、私はとんだ貧乏くじを引かされることになった。
この瞬間にあっては、せっかく苦労してつかみ取った職場を本当に辞めたいと思った。
今の仕事がなくなれば生活ができず死んでしまうとは知りつつ、今まで指示に従い協力してきた管理者に裏切られた思いがした。
こんな、被害者ビジネスのようなゴネ得を許してしまって、この先かえっていいことがあるのかという思いがしばらくは消えなかった。
そのあたりのことは、管理者とのサシでの面談の中でも当然話題にはなった。
気持ちを聞かれたので、ダメージは大きい、今後仕事に来ないとは言わないがしばらく時間がほしいと言った。
状況として険悪な場が収まっただけで、この先シルバー諸氏は管理者にべったりになり私が何を言っても聞いてもらえないことは容易に想像できる中でなおシルバー諸氏に関わらなくてはいけないとすればこれ以上続ける意味が果たしてあるのかと思った。
一夜明けた今日は本日付で退社される大ベテラン氏の最終出勤であったので、個人的な感情は横に置きその方を送り出すまでは穏やかに過ごそうと決めそれは果たせたと思う。
4月に入れば、余計なことも考えられない物量と戦うことになるようだ。
仕事に向かっているうちに後ろ向きな気持ちは消えていくのか、それは分からない。
幸い、アマチュア根性丸出しのシルバー諸氏への指導は今後は免除されるようなので、少しずつでも修正しながら日々プロと呼ばれるにふさわしい仕事をしていければと思う。
3月というのは花粉症もさることながら、ここ数年体調を崩したり仕事で悩みを抱えたりといわば鬼門となっていた。
月末の今日現在で致命的な事態を招かず「乗り切った」という意味では久々ということになった。
それでもなぜか3月というのは何かが起こる。
中旬には、職場の駐車スペースをめぐって年配のスタッフに言いがかりをつけられた。
どこに停めてもいい駐車場で「領有権」を主張してきたので「その土地は買ったのか?」と返し、秒で相手を撃沈した。
時々私のいる現場にも頼みごとをしに上がってくるが、私には声をかけられないようでざまあみろである。
さて、3月の頭から我が現場ではシルバー人材から数名を受け入れ限定的ながら仕事をお任せしている。
全くの初心者だから親切に指導しなくてはいけないのは当然、ただただ「やれ」だけで放置できる時代ではない。
現場の管理者と協力して、精緻なマニュアルを作り、渡すだけではなく説明の時間を設け、終業前には当日の振り返りの時間も取って指導してきた。
ところが日数を経てもひたすら指示待ちの状況が続き、もちろんそれでは上達もしない。
たったひと月で完璧は無理でも、ひと月あれば基本的な手順はマスターできるようにとの思いで資料も作るなどできることはやってきたが、どこまで行っても指示を出すかこちらから気づかせないと動かない。
こちらにも当然不満はたまるし、先方もいかにも不満そうな態度をとるのでついに昨日は現場で大衝突して、管理者も交えて緊急のミーティングとなった。
月の頭から来てちょうど月の終わりに差し掛かり、この際シルバー諸氏に言いたいことを言ってもらうように管理者が仕向けたところ、出るわ出るわ、不満と批判とイヤミのオンパレードとなった。
あらためて書くのもバカバカしい話ばかりだが、年長者だからもっと大事にしろだの、他の職場では一体感(?)があっただの、私のモノの言い方には愛がない(はぁ?)だの、一生懸命やってるんだから分かってくれだの、身勝手も甚だしい言葉が堰を切ったように出てきた。
あまりにも一方的な振る舞いに加え、こちらが話し出せば途端に話を折って勝手なことを話し出すので、私も久方ぶりにブチギレするなどもはや収拾の付かない状況になった。
ここで、管理者の方が、取り急ぎ場を収めるための不本意な選択とはいえ、相手の言い分をいともアッサリと受け入れ「全面降伏」してしまった。
するとシルバー諸氏は急に元気になり、今度は管理者をひたすら持ち上げ勝ち誇ったような表情を見せ出したので、私はとんだ貧乏くじを引かされることになった。
この瞬間にあっては、せっかく苦労してつかみ取った職場を本当に辞めたいと思った。
今の仕事がなくなれば生活ができず死んでしまうとは知りつつ、今まで指示に従い協力してきた管理者に裏切られた思いがした。
こんな、被害者ビジネスのようなゴネ得を許してしまって、この先かえっていいことがあるのかという思いがしばらくは消えなかった。
そのあたりのことは、管理者とのサシでの面談の中でも当然話題にはなった。
気持ちを聞かれたので、ダメージは大きい、今後仕事に来ないとは言わないがしばらく時間がほしいと言った。
状況として険悪な場が収まっただけで、この先シルバー諸氏は管理者にべったりになり私が何を言っても聞いてもらえないことは容易に想像できる中でなおシルバー諸氏に関わらなくてはいけないとすればこれ以上続ける意味が果たしてあるのかと思った。
一夜明けた今日は本日付で退社される大ベテラン氏の最終出勤であったので、個人的な感情は横に置きその方を送り出すまでは穏やかに過ごそうと決めそれは果たせたと思う。
4月に入れば、余計なことも考えられない物量と戦うことになるようだ。
仕事に向かっているうちに後ろ向きな気持ちは消えていくのか、それは分からない。
幸い、アマチュア根性丸出しのシルバー諸氏への指導は今後は免除されるようなので、少しずつでも修正しながら日々プロと呼ばれるにふさわしい仕事をしていければと思う。