blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

2009年を振り返って

2009-12-31 11:10:59 | 月末振り返り
今日は年の最終日なので、1年間を振り返る。
早い時間帯だが、このあとは実家に行く予定であるのでご容赦願いたい。
今年はとにかく1年をしっかりした形で全うすることができなかった。
複数の環境に身を置き、ブランク期間もあって周囲の人間を心配させることになった。

それでも、11月の終わりから家電の説明・販売という仕事にめぐりあった。
曲がりなりにもコンスタントに結果が出るというのは、この年になって初めての経験に近く、思いもしなかった新たな路線が見えてきたような気がする。
今の店舗ではすでに勤務回数が「カウントダウン」の状態に入ったが、他店になってもやることは同じだから、できれば同じような仕事でやっていければと思う。
言葉遊びのようで恐縮だが、決して無理強いしないという意味での「売らないセールス」は自分のスタイルとして続けたい。
アウトセールスとは違って、店舗のお客さんは何らかの興味を持って来ておられる。
押しの強さや無駄な元気よりは、丁寧で冷静な説明の方が重要だ。
そういった「コンシェルジュ的」な対応なら私でもできたということなのかもしれない。

1年通して考えさせられたことは、「人の上に立つ人間」はどうあるべきか、ということだ。
というのも、2009年はあまりにも「その器にない」人間に出会いすぎた。
共通していることは、肩書きや立場におもねって威張り散らすわりには中身が空っぽだということである。
実力のない人間がどうやっても勝ち目のない人間を目の前にしたときに取る行動は、無視か攻撃である。
無視をするというのは圧倒的な差を感じて近寄ることさえできなくなるゆえのことであり、攻撃をするというのは人を引きずり下ろさなければ自分が浮かばれないゆえである。
再三本欄でも書いてきたことだが、「体育会系」と呼ばれる人間は、おおむねこのような思考様式を持っていると考えてよい。
このような人種が跋扈している限り、日本という国がよくなることはないであろう。

2010年は、とにかくブランクなく仕事をこなし、無駄な心配を周囲にさせないことを第一に考えたい。
そのうえで、孤立を恐れず常に勇気を持って行動していきたい。
たとえいわれなきバッシングを受けようとも、自分の力を大いに発揮して、いずれ「孤独」を超えて「孤高」の領域にまでいくことができればすばらしい。

2009年も本欄をご支援いただきありがとうございました。
2010年もどうぞよろしくお願いいたします。

600記事目は失敗の話

2009-12-28 23:19:11 | 日記
週末の喧騒が落ち着き、店舗は普段の平日並みの来店であった。
月曜が休日の社員も多く、店員の数は週末に比べ少ない。
お客さんにつかまる確率は高いから、むしろ平日のほうが数字は上がる。

さて、今日は自社のテレビが2台出てくれたのはよかったが、段取りを誤って店に迷惑をかけた。
午前に店にあったただ1台の在庫を配達扱いで販売したので、この時点で店の在庫をゼロという扱いにして商品をキープし、このあと売れるものについては取り寄せ・引き取り扱いとすべきであった。
しかし、午後からのお客さんに、その虎の子の1台を持ち帰り扱いで売ってしまったために、午前のお客さんのための商品が店舗の倉庫からなくなってしまった。
店舗の人に報告して何とかメーカーから回してもらえることになったが、修正書類の作成など数十分手間を取らせることになった。
2台を売った末のこととはいえ、段取りを間違えたことはまた別次元の問題である。
店舗の社員さんには重々お詫びを申し上げた。
あとわずかの期間とはいえ、同じミスは繰り返してはならない。

とはいえ、今日の件ではそれほど落ち込んではいない。
確かに今の店舗で最も大きな失敗といえばそうだが、これ以外の失敗も含めて売り上げを伴ってのものであるからだ。
何も売らない中ではミスは起きない。
野球でも、ベンチウォーマーならエラーをする機会はない。

エコポイントという支援策も効いているのだろうが、店舗の中でも人が特に多くある意味花形ともいえるテレビ売り場の一員として、時には大きな話をまとめて社員さんに振ったりもできているのは有難いことだ。
今のところはコンスタントに結果も出ているし、少しでも貢献をして契約を終えたい。
今日は派遣会社の担当であるO氏も店を訪れてくれた。
ハッキリとした言い方ではないが、とりあえずはこれまでの働きに一定の評価をしてくれているようであり、「次」についても何とか動いてもらえそうな雰囲気はある。
そうはいっても過度の期待は禁物だ。
目の前に集中して日々を悔いなく、今できることを精一杯やるのがまずは大切だろう。

レベルの低い人

2009-12-26 22:17:16 | 日記
クリスマスも過ぎたからか土曜のわりには来店客は少なく、社員の服装もサンタまがいのものから普段のスタイルに戻った。
どちらかといえば「ヒマ」なほうではなかったかと思う。
そんな中、午前中に自社製品が1台、午後には他社で1台取り扱うことができた。
金額は大したことはないが、毎日最低「2ケタ」(10万円以上)は欲しいので、とりあえずは早い時間帯で安心できた。

さて、午後のお客さんだが、喜んで帰って行かれたと思っていたら数時間後にこちらにツカツカとやって来た。
何かと思えば、買ったばかりのシャープのテレビが「亀山モデル」ではなかったことにご立腹であった。
シャープの「亀山モデル」は言うまでもなく日本製だが、32型や26型の量販モデルの中にはそうでないものもある。
販売の経緯としては、呼び止められて「これお願いします」的なラッキーなもので、あとは「ありがとうございます」と粛々と手続きを進めたに過ぎず、亀山うんぬんは一言も口にされていない。
「だまされた」などとも言われたが、私にそんな意図はなくとんだトバッチリである。
要は、安さに飛びついて亀山モデルかどうか確認もせずに購入し、箱を開けてみて違っていたので、その腹いせをしに店に来たということだ。
直接は申し上げなかったが、小さくない金額の商品を買うにしてはあまりにもオッチョコチョイというほかはなく、八つ当たりもいい加減にしろという感じだ。
総じて金沢市はいいお客が多いと思っていたが、中にはこんなレベルの低い人もいる。

レベルが低いといえば、本欄に再三登場いただいている若手のY君だが、水曜に私に一喝されたことをあろうことか今日店を訪れた担当メーカーの人間にチクッていた。
メーカーのS氏は「後で謝っとけ」と言って去っていったが、そもそも直接こちらに反論もできず、店内の上司には相談せずに外部の人間を使うなどもってのほかである。
店でのモメ事なら店長に報告するのが筋であろう。
私に非があるならその時点で私が店長から注意を受けるはずだ。
店長に言えなかったのか、言っても「却下」されたのかは分からないが、自らに後ろめたい部分がある何よりの証拠だろう。
私が結果を残し始めてから、チーフのY氏とともにかなり攻撃的な態度に転じていることを私が気づかないはずもないのである。
バッシングの対象になるくらいに私が十分すぎる「刺激」を彼らに与えているとすればソレはソレで痛快だ。

明日の日曜は、2台ほど売れてくれれば今週の売り上げは200万円を超える。
手前ミソだが、ろくに研修も受けていないシロウトで、なおかつ社員のセールスをジャマしないという制約がある中で、これだけの金額をまとめられたことに自分でも驚いている。
Y君には、ゆめゆめシロウトに負けるようなことはないようにと言ってやりたいものだ。

1日大暴れの末

2009-12-23 23:59:16 | 日記
今日は祝日でありチラシの最終日でもあった。
水曜日が祝日に重なったので、今日は出て今週は木金を休みとした。
次のチラシは土曜日が初日なので、木金は谷間になるからちょうどいい。

やはり祝日だけあり、またここ数日の寒さも和らいで店のほうは多くの来店があった。
日曜同様レジには長い列ができ、まさに年の瀬真っ只中を思わせた。

販促が任務である以上、建前上は売り場で迷っていそうな方に声をかけるのも仕事ではあるが、私は誰に向かってというよりは「空気」に向かってさかんに「いらっしゃいませ」と言っている。
私自身がそうだが、見ているところにズカズカと来られるのはあまり気持ちが良くない。
けっこうBGMがかかっているので店内はうるさいくらいだが、人間が声を出すことは防犯の意味合いも持つのでそうしている。
そうこうするうちに自然に誰かから声がかかるので、売れない紳士服屋のようにあまりベタベタと寄っていったりはしない。

店舗では、人が足りているときは社員のセールスが優先というルールもあり、社員をずらしてまで声をかける必要はないとは採用の時に言われた。
昨日は普段違う場所にいるEさんがテレビに関する質問を受けていて、時々Eさんが答えに詰まるのでフォローなどしていたら、それを見ていた若手のY君が「Eさんのお客さんだから下がってください」と言って来た。
確かに1組のお客に2人の人間が張り付くことは原則なく、少し私がルールを逸脱したことは認める。
ただ、言葉も発せず人の服のそでを無理やり引っ張りながらというのはいかがなものか。
今日は今日で、ある商品の値札を本来の場所から少し離れた場所で持っていたら、これまた黙って人の手から奪い取るように持っていった。
これにはさすがに腹が立ち、「せめてスミマセンの一言ぐらいかけたらどうか」とY君を一喝することになった。
仮にも日本人なら「日本語でおk」といったところだ。
何か言い返したそうな感じだったが、私がちょうど販売接客中だったし、終わったあとも何も言い返しては来なかった。
私の日本語が彼のアタマでも理解できたようだ。

まだ入って3週間、多少の迷惑をかけること、要領を得ない部分があることはこちらも認めるものの、いかにも攻撃的な感じで接してこられるとこちらも「何だ」ということになる。
たまたま立場上、若手ながら正社員として立ててやっているつもりでも、こういう態度だとやむをえずでも反撃をせざるを得ない。

今日は中堅どころのSさんにお願いされていたこともあって、自分がまとめた商談の売り上げはすべてSさんに振っていった。
正社員としてのプライドを捨て、こんな木っ端の派遣の力でも貸してほしいと言ってくれたのは大変嬉しかったし、今日は大いに協力したいと思った。
幸い、今日はいつにも増してたくさんの話をまとめることができ、Sさんもノルマを達成できたようである。
帰り際にはにこやかにお礼まで言ってもらい、いい気分で帰路についた。
それを横で見ていたチーフのY氏の仏頂面が印象的ではあった。

結局、私などは特に分かりやすい人間で、丁寧に扱ってもらえれば意気に感じていくらでもお返しをするし、反対に邪険に扱われれば邪険の倍返しも平気でやる。
Y氏やY君は、私のようなシロウトに活躍されるのがいまいましいのであろう。
そういったつまらないプライドを捨てられない狭量な人間にはそれなりの対処をするよりない。
極端に言えば、Sさんには売り上げを回し、Y氏やY君にはクレームやどうでもいいような用事を回すということになる。
私という1人の人間が「天使と悪魔」を残酷なまでに使い分けるということだ。

売り上げという面でも、またY君への一喝もあり、今日は大いに暴れることができた。
次はまた週末で忙しいだろう。
どん欲に数字を積み上げ、メーカーの担当を驚かせてやりたいものだ。

Y氏赤っ恥?

2009-12-22 23:41:48 | 日記
今日の帰り際にDVDを求めるお客さんがあった。
VHS+DVD再生専用タイプを考えていたが、話すうちにDVDにも録画機能が付いたものにシフトした。
実は同じ型が自宅にもあるので、使い勝手など実体験をもとに話ができたことが効を奏した。

録画機能がないものが1万円を切る値段だったこともあり、たかだか1万円台後半程度の録再タイプながら値切りやオマケなどいろいろ言ってくるので決まらない。
そのあたりの小難しい話は私には決定権はない。
社員を探すが、それぞれ接客中でなかなかつかまらない。
お客さんもだんだんイライラしてくる。

やがて10分ほどして接客の終わったチーフのY氏が現れ、怒りの矛先はすべてそちらに行った。
紳士なので大きな声は出さないが、しまいにはY氏の名札を指でいじりだし「100●ボルトなのにヤ●ダという名前か」などという究極のオヤジギャグまでカマしていた。

私とそのお客さんとは、決めていただくまでにコミュニケーションがよく取れていた。
あえてパフォーマンス半分で、決して軽くはない現物を抱えて立ちんぼで待っていてあげたためか、この時点ですでに私の「味方」になってくれていた。
Y氏は日頃から私が単独で行くといかにもイヤそうに対応するため、最近は何かモノを聞くときはお客さんを必ず連れて行き、お客さんの口から言ってもらうように仕向けている。
予想以上にお客さんが「攻撃」してくれたので、私にとっては「愉快痛快」の一言であった。

あとで「他の社員でもつかまえてくれれば」とグチられたが、値切りやオマケなどは、普段違う売り場にいる社員さんに聞いても結局はY氏にタライ回しになっただろう。
お客さんは半分怒っているし、いきなり関係の薄い社員さんを怒りの標的にするわけにもいかない。
お待たせすることを覚悟であえて他の社員はつかまえなかった。

当初気難しそうに見えたお客さんも、誠実に丁寧に接することで最後には私の味方になり、私の代わりに私の言いたいことまでY氏に言ってくれることになった。
立場が弱いだけにお客さんでも何でも味方にして、せめて一矢報いるくらいの意地は常に見せたい。
何度も書くが、社会に出ればすべては戦いだ。
仕掛けてくる人間には私は容赦しない。
立場におもねって威張り散らすような人間がどんな目にあうことになるか思い知らせるため、あと3週間ほどの間、徹底的に仕掛け返すつもりである。

ノルマがあると

2009-12-21 22:42:21 | 日記
日曜は、来店客が多かったものの今ひとつの実績に終わった。
各メーカーからの応援も多く、さながらお客の取り合いの風情である。
時間帯によってはお客より店員の方が多かった。

今日は平日で応援部隊はほとんどおらず、来店客も昨日に比べれば多くない。
ただ、その分店員も少ないので、お客につかまるケースは多い。
よいお客さんに恵まれ、平日ながらたくさんのお買い上げをいただいたことはよかった。

さて、店舗の社員さんには当然ながらノルマが課せられている。
毎月のいつが締め日なのかは分からないが、中堅どころのSさんからお願いを受けた。
平たく言えば「ノルマにまだ足らないので、話がまとまったらなるべく伝票処理はこちらに振ってほしい」ということである。
Sさんのように「苦しい」とハッキリ言ってくれることはむしろありがたい。
お願いされればいくらでも協力はできる。
私自身に関して言えば、メーカーへは週に1回報告があるのだが、基準は「あらかた自分で話をまとめられたもの」ということで、自分で判断した数字を伝えているに過ぎない。
店の機械上のデータで他の社員のコードで売られていたとしても、ソレはソレということだ。
幸い今日は帰り際に「協力」することができ、ずいぶん感謝されてかえって恐縮した。

対して、テレビ売り場のチーフであるYさんや若手のY君あたりは、私がまとめた商談でも涼しい顔で自分の担当者コードで伝票を作って感謝の言葉もない。
普段は違う売り場を担当している社員さんにもある程度テレビ販売のノルマはあって、土日のテレビコーナーは店員で大混雑になるが、YさんやY君は他の売り場から出張してくる社員を時おり「にらみつける」ようなこともするようだ。
同じ店で働いている仲間なのに、自分の数字のことしか見えていないというのはあまりにも狭量と言わざるを得ない。
休憩スペースでのいろいろな話を聞いている限り、この両名はかなり嫌われているようだ。
私から見ても多少人間性に問題があるように思える。

ただ、今の店舗はそういう人は少数派で、話の分かる方がほとんどなのでやりやすい。
私にとっては近年なかったよい職場である。
今のところは何とか結果も出ているし、成人の日で契約終了するのが寂しいと思えるくらいだ。
いい経験をさせてもらっていることに感謝したい。

私はPという派遣会社を通じて来ているので、店舗は変わっても引き続き今のような路線で行かせてもらえないか担当にお願いはしたいと思う。
結果が出せる仕事にようやく、ようやく巡り会ったような気もするので、できれば富山県内でどこか探してもらえればありがたい。

サンタだらけの店

2009-12-19 23:47:59 | 日記
今日出勤すると、店舗のほぼすべての店員が赤い羽織ものをしていた。
当然サンタをイメージしたものだが、折込チラシの初日ということもあるし、店なりの「演出」ということだろう。
多少はそういう部分がないと店というのはおもしろくない。
演出したところで売り上げがドンと上がるかというとそれはまた別だが、こういった一見ムダにも思えることが物売りの現場では大切なことだ。
以前にいた子供用品店では、この季節に店内にツリー1本置くことも許されなかった。
子供相手の店として考えられないことだが、直接のカネを生まない演出などに何の価値も見出せないようであったので、嘆かわしい思いをしたものだ。

さて今日はメーカーの担当者であるS氏が終日店内にいた。
週末でもあり、大雪で足元も悪いながら多くの来客があったから、何とか自社のテレビを売りたいと思った。
幸い広告商品として設定されていたので、半ば強引に振る形で1台買っていただいた。
私で1台と、もう1人別の方が1台売ってくれたので、S氏に報告したら喜んでくれた。

S氏もテレビばかりではなくエアコンや冷蔵庫も見て回っていたので、そちらの売り場を担当するベテランの店員さんも「今日は担当が来ているので○○の商品が売れてホッとした」と言っていた。
明日は小松市内の店舗にテコ入れに行くようである。
この頃はメーカーよりも量販店の立場が強いようにも言われるが、S氏のほうはなかなか眼光鋭く、他の店員さんにもさりげなくプレッシャーをかけるあたりはさすがに営業畑で長年活躍してきただけはある。

今日も、ラッキーも含めて他社のテレビやレコーダーなども売ることができた。
1日いて「全く何もナシ」という日がここのところはない。
昨日はチラシの谷間である金曜日でお客が極端に少なく「売り上げゼロ」の危機だったが、帰り際に担当でない売り場の商品がたまたま売れてくれた。
明日は実績を締める日曜なので、少しでもいい形で終わりたい。

今これを書いている時間も店舗はまだ開いている。(0時まで)
時々やる「ナイトセール」というものである。
最後まで店に残る人は、0時キッカリには帰れないだろうから本当にお疲れ様である。
休憩スペースには出前のおすしが用意してあった。
少しはおなかに入れないとやっていられない。

「小売業=長時間労働」というイメージは家電の世界でも同じだろうと思う。
幸いにして落ちた某ドラッグストアの面接でも、店長ともなると14時間ほど働いているのが当たり前とのことだった。
競争という現実の前では労働基準法も形だけのものなのだろうか。
いくら賃金が良くても、小売業の正社員にはなるものではないのかもしれない。

時代を戻る

2009-12-17 22:49:53 | 日記
今日は富山市内でも本格的な積雪となった。
いつもの年なら11月の終わりぐらいまでにミゾレのひとつくらいは降るものだが、今年はそれもなく遅まきながらいきなり第一級の寒気がやってきて雪になった。
明日以降もしばらく寒いようなので、体調管理と通勤には要注意だ。

さて、雪が降ったといっても道路にたまるほどではなく、今日は取り立てて訪問者の予定もなかったので、富山インター付近に新しくできた大型のリサイクルショップに行ってみた。
郵便受けにチラシが投げ込まれていて、各種の割引券もたくさん付いていたので、どれか1枚でも使おうと思った。
以前には某ホームセンターが建っていたところなので、さすがに広い。
衣類から楽器、CDやDVD、PCや電気機器に至るまで、結構な品揃えがあった。
特にCDは「県内一」とうたっているだけあり、かなりの枚数があった。
眺めていると、以前から買い直したいと思っていたCDが他店よりかなり値段が低かったので思い切って買うことにした。
割引券を使って、キリのいい金額におさめた。
少し自宅からは遠いが、また行くこともあるだろう。

その店にはいわゆるハードウェア的なものも置いてあるが、ジャンクコーナーがないなどやや弱いところがある。
そこで、いつも行っている近隣の店にも立ち寄ってアレコレ探していると、かなり古いながらWindows CEを積んだモバイルギアが格安でジャンクコーナーにあった。
ずっと使ってきたノート型を妹にあげてしまい、持ち運びのできるものがないかと思っていたが、最新のネットブックにまでは手が出ない。
LAN端子はないがPCカードスロットがあるので、実家に置いてきたLANカードが使えるかもしれないから、とりあえず端末だけ買った。
本来はデスクトップと同期できるのがキモのようだが、いかんせん古すぎてXPとの接続が確立できるかは不透明だ。
そこまでできなくても、せめて有線LANにつないでネットができれば旅行などの時に重宝する。
何しろバッテリーはフル充電なら9時間使え、重さはわずか510gというスグレモノだ。
いまどきのネットブックと比較してもかなり小さいが、これはこれで立派なPCである。

今日は他にもジャンクコーナーから、スキャナーと、これも手のひらサイズのアナログテレビを掘り出して買ってきた。
スキャナーは、最近実家から学生時代の写真などを大量に持ってきたのと普通紙コピーの用途を満たすので、テレビはオマケ的に買ったとはいえやはり持ち運びができるのでイザという時に情報を取るのに使えるだろう。

しめて3点、モバイルPCとスキャナーとテレビで総額は約6千円である。
いつも書いているが、目的にかなえば多少は時代を戻ったような商品でもかまわないし、保証はないながらかなり安上がりだ。
日頃の仕事で最先端の技術を使った商品を扱っているわりに、私自身はわりあいアナログ的か、デジタルでも必ずしも最先端ではない機械に囲まれている。
最新型のようなものすごい便利さはないが、いくらかの不便さを克服してうまく使うのも楽しい作業であろう。

より住みやすく?

2009-12-16 20:45:23 | 日記
今日は昼ごろに私の部屋にあるテレビのメーカーのサービスマンがやってきた。
ブラウン管ながら映りや音は良く大変気に入っているが、突如電源が切れるという症状が出てきた。
コンセントを抜いて休ませるとやや改善するものの、いつ切れるかと思いながらテレビを見るというのも面倒だ。
あらかじめメーカーの相談センターというところに電話をして、今日の訪問という段取りになっていた。

さっそく後ろのカバーを開けて見てもらったら、ブラウン管そのものの問題ではないようで、その場で修理ということになった。
私は電気系はまったくのシロウトなので、見たところでどこが悪いのかサッパリ分からないが、見る人が見ればやはり少しおかしい部分があるとのことだった。
ハンダを取り出して基板の数箇所を修繕し、ものの15分で作業は終わった。
サービスマンが帰った後、テスト的に長時間テレビをつけっぱなしにしていたが、怪しい動きはなくなって一安心だ。
古いモデルだけに、メーカー本体に頼んだのは正解だった。
多少お金はかかったが「買うほどの金額」からは程遠く、とりあえずはこれでOKだ。

さて、自室の蛍光灯には本来明るさ調整のための「ひも」が付いているはずなのだが、引っ越し当初から見当たらなかった。
ある日カバーを開けてみたら、ひもが根元から外れてしまっていた。
本来この時点で大家さんに相談すべきだったが、長くほったらかしになっていた。
私は寝るときは部屋を真っ暗にするので、壁の本スイッチだけで今までやってこれた。
ただ、本スイッチはフトンまで遠いのでやや不便さを感じていた。
引っ越しから1年以上経ってようやくとはなったが、大家さんに連絡をとって相談したら、さっそく「ひも」が付いた同型のものと交換してくれた。
日頃から細かい修繕などしっかりした管理をされておりありがたい限りだが、蛍光灯ユニットの替えが即日来るとは思わなかった。
これで明るさ調整もできるし、横になっていても電気が消せる。

住環境の改善というとオーバーかもしれないが、今日1日で2つの悩みが消えたのだから万々歳である。
自室がどんどん整頓されていくのは気持ちがいい。
お金を払って借りているからといって、好き放題に使っていいことはない。
少なくとも「独身男の部屋」の一般的なイメージとは違うようにはしたいと思う。

プロは結果

2009-12-15 22:09:24 | 日記
金曜からの5日間が終わり、ようやく休日を迎える。
日曜日に望外の実績をあげたが、月火は週末に向けての種まきの意味合いが強い。
それでも昨日はラッキーで46型TVのお客に当たり、今日はブルーレイレコーダーが1台売れてくれたので、恥ずかしくない数字になった。
実績の報告が日曜ということもあって、月火に数字があがると気分はラクだし週末にも期待が持てる。
金曜はチラシの谷間で苦しいが、土日は来客数が全然違うので張り合いがある。
今週の土日は、年金支給日のあとだけに年配者が多く来られるだろう。
丁寧で冷静な説明が必要になってくる。

さて、今日は派遣会社の担当O氏と、メーカー側の担当であるS氏が相次いで店に現れた。
O氏は、私が接客中ということもあったろうが、お客のフリをして私を監視していたのを見かけてしまった。
派遣会社の人間は、送り込んだ人間が現場でトラブルを起こしていないかが一番の心配事なので致し方ないが、監視されなくてもサボるようなことはない。
S氏は、販促チラシをしつこく頼んでいたのを持ってきて、一言だけ声をかけて去っていった。
冷蔵庫やエアコンのエリアにも立ち寄って営業らしき行動をしていた。

結局両氏とも、私があげてきた実績については何も言わず、ただ引き続きがんばってくださいとのことだった。
当初、私の性格的な面を危惧していたようだが、先週の実績を見ればそのあたりのことはよもや言えまい。
もちろんこれまでの経過には私自身も驚いているが、たぶん両氏とも「おとなしい人間だから売れない」などとタカをくくっていただろうから、言葉は悪いが「ざまあみろ」といったところだ。
あらためてプロは結果だということを思い知った。

契約期間終了まで、余計なことを言わせない働きができればよい。
家電販売という、今まで考えもしなかった路線で自信がつけば、また今後の展望も広がっていくだろう。