京都国立博物館

2008年08月12日 | 京都
日本の伝統的な文化財を保護するため京都国立博物館は明治30年(1897年)に設立された。
重要文化財に指定されている旧帝国京都博物館本館(特別展示館)は
赤坂離宮(迎賓館)などを設計した宮廷建築家の片山東熊が手がけた。

正門。





平常展示館の建て替え工事が行われる今年12月8日からしばらくのあいだ正門は閉鎖されるとのこと。
http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html



重要文化財に指定されています。



正門から入ると噴水があります。



鯉がいます。『華麗なる一族』の「将軍」のエピソードを思い出しました(笑)。



この噴水のところにある彫刻はロダンの「考える人」。



西の庭には石造展示物が多数あります。

・石造大日如来像。
平安時代後期(12世紀)の作だと推測されています。
もともとは革堂として知られる行願寺にあったものといわれているそうです。



・三条大橋石柱
刻銘「天正十七年津国御影七月吉日」
天正十七(1589年)、豊臣秀吉が鴨川にかけた大橋の橋脚だそうです。
「津国御影(つのくにみかげ)」の四文字から
摂津の御影(現在の神戸市)から運ばれてきたものとわかります。



南門です。
向こう側に見えているのは三十三間堂。



南門に併設されてるのがからふね屋珈琲店。
南門とカフェは谷口吉生の設計だそうです。



カフェの向こうに見えているのがハイアットリージェンシー京都。
アバンギャルドなバー「Touzan Bar」があるそうです。

南門の向こうに東の庭があります。
ひっそりとしてますが噴墓表飾石造遺物が多数あります。



まるで涙を流しているようです。



その奥には茶室「堪庵(たんあん)」があります。
昭和33年に上田堪一郎氏の寄付によって建築されたそうです。
江戸時代初期京都における公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物。



=おまけ=
佐野元春責任編集の雑誌「THIS」VOL.4 1987 WINTERに
京都国立博物館で撮影された佐野元春の写真があります。
同じカットで撮影してきました。
(雑誌の見開きの部分は写真では歪んで見えてます)
















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