Sunday Song Book #1428

2020年02月23日 | Sunday Song Book

2020年02月23日プレイリスト「山下達郎ライブ特集」
1. ミライのテーマ (LIVE) / 山下達郎 "18/10/26 中野サンプラザ"
2. DANCER (LIVE) / 山下達郎 "16/04/20 岩手県民会館"
3. 君は天然色 (LIVE) / 山下達郎 "19/09/24 名古屋国際会議場センチュリーホール"
4. HOT SHOT (LIVE) / 山下達郎 "80/05/03 中野サンプラザ"
5. REBORN (LIVE) / 山下達郎 "19/08/10 中野サンプラザ"
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■内容の一部を抜粋
・近況
令和最初の天皇誕生日。「東京は昨日春一番が吹きました。早い春一番であります。天候不順なので、まぁ、しょうがないんですけれども」と達郎さん。最近はSNSでいろんな情報が飛び交い、どこまでが本当で、どこまでが嘘なのか、わからない情報がたくさん流布しているので、そういうものにあまり付和雷同せずに、自分の身は自分で守るという、消極的だが、仲間内で助け合わなきゃと思ってるそうだ。

・山下達郎ライブ特集
今週は二月に一度のラジオの聴取率週間。ネタがないのでいつもの「山下達郎ライブ特集」。この数年間はライヴ・ソースをチェックする時間がなかったけれど、今回は時間がありチェックして、P.A. OUTだが、ここ3,4年のソースで揃えることができたとか。

・ミライのテーマ(LIVE)
細田守監督の2018年の映画『未来のミライ』のオープニング曲「ミライのテーマ」。2018年10月26日に中野サンプラザにてライヴ・レコーディング。ここ数年間で音のまとまりが出てきたという。リズム・セクションは11年やってるので(今年で12年目)、だいぶ音がまとまってきたそうだ。

・DANCER
2016年4月20日に岩手県民会館にてライヴ・レコーディングした「DANCER」。2015年から2016年にかけて行われたデビュー40周年のツアーで、2015年の年末に声の調子が悪くて、延期した公演の振替公演で、実質的な千秋楽のライヴ・ヴァージョン。

・君は天然色
先週、ライヴ特集の告知をしたら、いちばん多かったリクエストが大滝詠一さんの「君は天然色」だったという。「大滝さんの君は天然色はすごーく集中力が必要な曲でありまして、どこがいいテイクかなって探そうにも50回もやってるので、全部聴けないんですよね」と達郎さん。今回はリクエストしたリスナーの一人が愛知県の方なので、2019年9月24日の名古屋国際会議場センチュリーホールにしたそうだ。全体のまとまりが比較的にいいなと思ったとか。昨年は大滝詠一さんの七回忌だったので演奏前に「今晩はみなさんにひとつ、大滝詠一さんの曲を一曲、お聴きをいただければなと思います。これも今から四半世紀以上も前の話になるんですけれども。大滝さんとカラオケ屋に行ったんですよね。二人じゃないっすよ(笑)、仲間内とカラオケ屋に行きまして。それで僕はこの曲を歌わしてもらったんですけれども。それを聴いて大滝さんが僕に、この歌はお前にやるよって言ったんですよね。僕はそれを長いこと忘れていたんですけれども。今回この曲をステージでやるにあたって、知人経由ですけれどその話が出てきて。あぁ、そんな話もあったなってですね。ちょうど七回忌を前にこの歌をライヴでやれる、そういう意味ではいいご供養になると思いまして。今日はこの一曲を。私の大好きな大滝さんのこの一曲であります。みなさんもきっとお好きだと思いますがこの一曲を」と話している。

・ガール・シンガー、ガール・グループ特集
来週は3月1日のオンエアなので、ひさしぶりにひなまつり「ガール・シンガー、ガール・グループ特集」。ここのところ買ったシングルなどいろいろあるそうだ。

・孤独のグルメ
足立区の超常連のリスナーから「達郎さんは孤独のグルメはご存知ですか? 達郎さんは一人での外食は平気なほうですか?」という質問。
一人で行くのは馴染みの店しか行かないそうだ。「飛び込みはなかなかですね、行って正解ならいいですけれど、不正解だと、やっぱり、ね、この年になると一食一食が大事に、あと一生で何回食事ができるかという、そういうアレでございますから。気持ちよくわかります。でも一人で食事するのが好きな人いるんですよね。とくに女性。一人飯」と達郎さん。

・HOT SHOT
横浜市のリスナーから「HOT SHOT」のリクエスト。ライヴを再開してから一回しかやってないそうだ。'80年代にたくさんやっているので、今日はぐっと遡って。1980年5月3日に「RIDE ON TIME」が発売されたときの最初の中野サンプラザ公演。ここから中野サンプラザがホームグラウンドになった。「昔のほうが演奏の長さといい、くどさといい、昔のほうが圧倒的に長くて、くどかったので、もうくどさの極地です。若さゆえ」と達郎さん。青山純さんドラム、伊藤広規さんベース、難波弘之さんキーボードで、達郎さんのギターと椎名和夫さんのギターという5人編成。カセットからリマスターしたそうだが、カセットでもリマスターすれば十分に聴けるとか。



・ライヴ特集の選曲について
札幌市の超常連のリスナーからライヴ特集の選曲について「毎回の選曲の基準は? ステージでこれはうまくいったといった公演を直感で選ぶんですか?」という質問。
自分でうまくいったとかこれはダメだなとかいう判断は全然当てにならないそうだ。後で冷静になって聴いてみると、思ったよりよかったとか、すごくよかったと思ったのが、妙に雑駁だったりするのでなかなか芸事は難しい。「先日、文楽を観に行きまして、とある太夫さんが仰ってたんですけれども。やっぱりはじめた頃は自分の語ってる声と、実際にお客さんが聴く声と、あまりに違ってて、それが物凄くショックだったという、そういうようなお話がパンフに書いてありましたけれども。誰でも自分の録音された声を最初に聴くてガクッと落ち込むんですよね。それをだんだんギャップを埋めてゆくというのが芸事の作業だと(笑)、噺家さんも歌手もですね、みんな同じようなことを申しておりますが。声の商売というのはそういうギャップをどれだけ埋めるかというアレですけれども」と達郎さん。

・REBORN
福岡県のリスナーからのリクエストで「REBORN」。「REBORN」も2年連続で続けてやったが昨年のほうがまとまりがいいそうだ。2019年8月10日の中野サンプラザ公演から。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2020年03月01日は、「ひなまつりガール・グループ、ガール・シンガー特集」
http://www.tatsuro.co.jp

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