ポスティング・システムでMLBへの移籍を目指していた井川慶(27)の交渉権を獲得したのはニューヨーク・ヤンキースだった。
デイリー・スポーツから引用
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阪神は29日、ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ移籍を目指す井川慶投手(27)の入札で最高額を提示して交渉権を獲得したのは、松井秀喜外野手が所属するヤンキースと発表した。大リーグ側も発表した。落札額は2600万194ドル(約30億円)。
今オフにレッドソックスが落札した西武の松坂大輔投手の約5111万ドル(約60億円)に次ぐ落札額で、2000年のイチロー外野手(マリナーズ)の1312万5000ドル(当時約14億円)を大きく超えた。
ヤンキースはニューヨークに本拠地を置く大リーグ屈指の名門球団。レッドソックスと同じア・リーグ東地区で、来季は井川、松坂両投手の投げ合いが見られそうだ。松井秀は「交渉が順調にいって一緒にプレーするのを楽しみにしています。井川君が力を最大限に発揮してくれれば、必ずやヤンキースが世界一になれると思います。ニューヨークにも水戸納豆は売っていますからご心配なく」とコメントした。
井川投手は大阪市内のホテルで記者会見し「金額の多さに驚いている。タイガースと同じ伝統ある、メディアの注目の集まる球団でやりがいがある。松坂投手と一緒に投げ合って日本を盛り上げたい」と語った。
ヤンキースには今後、30日間の交渉期間が与えられる。ヤンキースと契約した日本選手には伊良部秀輝投手、松井秀外野手がいる。
井川投手は1998年に茨城・水戸商高からドラフト2位で阪神入団。今季まで5年連続の2けた勝利をマークした本格派左腕で、2003年には最多勝の20勝を挙げて18年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
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30億円(2600万194ドル)という落札額には驚きましたね。大阪では午前10時過ぎに関テレがニュース速報を流しました。関テレはそれ以降のニュース番組でも今のところトップ・ニュースで扱ってます。
僕が見た夕方のニュースではヤンキースのオフィシャル・サイトが紹介されてました。さっき見に行ったところオールスターの動画付きで井川の交渉権を得たことに触れています。落札額の端数194は井川の今シーズンの奪三振数だということです。願掛けなんですかね~。朝日新聞のサイトでは、さっそく地元メディアの記事がアップされていました。
ヤンキースだと活躍しなければメディアに相当叩かれそうな気がします。しかし、阪神でも同じような境遇でしたからね。大丈夫でしょう。それよりもヤンキースは、もし井川と契約すれば、巨人の4番と阪神のエースを獲得したことになります。注目度はさらにアップして、日本からの観客が増えるでしょうね。加えて同リーグの宿敵レッドソックスに松坂が入団すれば... いやはやホントにうまいことやりましたね。今日はこの後、「ニュース23」に井川は生出演するそうです。
いや~しかしまた鋭い金額がでましたね。
ヤンキースでは髪切ってがんばってほしいですな。
NY、たしかヒゲはNGのはず。
髪は松井が割りに長いですし、ランディー・ジョンソンも長髪ではなかった?
来年からはNYも応援しますよ(笑)。
ポスティング・システム自体がよくないという話もありますからね。
日本のプロ野球の未来についてもっと考えていかなければ。