Sunday Song Book #1363

2018年11月25日 | Sunday Song Book

2018年11月25日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. グッドバイ・サマーブリーズ / 竹内まりや "ビギニング" '78
2. THIS DIAMOND RING / GARY LEWIS & THE PLAYBOYS '65
3. YOU'LL BE NEEDING ME / THE LETTERMEN "A NEW SONG FOR YOUNG LOVE" '66
4. NOT ALONE ANY MORE / TRAVELING WILBURYS "VOL1" '88
5. HOW DID YOU KNOW IT WAS ME? / BARRY WHITE '80
6. IF IT'S LOVE THAT YOU'RE LOOKING FOR / KEITH BARROW '78
7. WENDY / THE BEACH BOYS '64
8. (IT'S LIKE A ) SAD OLD KINDA' MOVIE / PICKETTYWITCH '70
9. ジャングル・スウィング / 山下達郎 '92
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■内容の一部を抜粋
・近況
「久しぶりに前後の心配なしに番組の収録ができています(笑)」と達郎さん。

・リクエスト特集
ツアーが終わってライヴの感想など山のようにお便りが届いてるそうだ。この二週間くらいのお便りはまだ全部読みきれてないという。これから年末にかけてはいつもの「年忘れリクエスト大会」になるような感じだとか。今週はこの一月半くらいのリクエストに応える「リクエスト特集」。

・グッドバイ・サマーブリーズ
本日11月25日が竹内まりやさんのデビュー40周年記念日。1978年11月25日にアルバム『BEGINNING』でデビュー。先週11月21日にデビュー・アルバム『BEGINNING』が、CD発売以来はじめてまともにリマスタリングされてボーナス・トラックも入って発売された。40周年を記念して旧RCAから出ているカタログ6枚(オリジナル・アルバム5枚、ベスト・アルバム1枚)が今月から毎月一枚というスケジュールでデジタル・リマスター盤が発売されるそうだ。今日はアルバム『BEGINNING』からリクエストに応えて「グッドバイ・サマーブリーズ」。

・THIS DIAMOND RING
ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズの1965年の全米NO.1のミリオンセラー「THIS DIAMOND RING」。夜中の衛星放送の通販で昔の曲のオムニバスCDを「懐かしの〜」のタイトルで販売していて、よくある感じだが「こんないい音はサンデー・ソングブックだけ」と達郎さん。

・YOU'LL BE NEEDING ME
ザ・レターメンの1966年のアルバム『A NEW SONG FOR YOUNG LOVE』に収録されているデヴィッド・ゲイツの作品「YOU'LL BE NEEDING ME」。「同じ年にニノ・テンポ&エイプリル・スティーヴンスがシングル・カットしました。そちらのヴァージョンもいいですが、こちらの方もちゃんとしております」と達郎さん。

・NOT ALONE ANY MORE
トラヴェリング・ウィルベリーズはいわゆるスーパー・グループというやつ。ジョージ・ハリスン、ジェフ・リン、ロイ・オービソン、トム・ペティ、ボブ・ディランの5人で結成された。1988年に発売されたトラヴェリング・ウィルベリーズのアルバム『TRAVELING WILBURYS VOL1』はアルバム・チャートで全米3位を記録した。この中からジェフ・リンが書いてレフティ・ウィルベリーことロイ・オービソンが歌ってる「NOT ALONE ANY MORE」。
曲をかけ終えて。
「ロイ・オービソンの素晴らしい歌声。君はもうひとりじゃないと。ジェフ・リンの、こういう曲作らせると(笑)、ジェフ・リン素晴らしい。しかしロイ・オービソンいいなぁ。今度ロイ・オービソン特集してみようかな。やったことないもんなぁ」と達郎さん。

・喉のケア
びわ湖ホール公演を前から二列目で観たリスナーから「喉のケアでいちばん大切にされてることは何でしょうか? ペットボトルの水ではなく何故コップの水を飲むんですか? 客席から見たNO.7とは残りのライヴの数ですか?」という質問。
「そう言われるとなかなか難しんですが、水分補給ですかね。ペットボトルはなんか、ラッパ飲みすると下品じゃないですか。ですから必ずコップでいってます。(NO.7は)セット作った人の気まぐれです。前から二列目だとわかりますね」と達郎さん。

・HOW DID YOU KNOW IT WAS ME?
バリー・ホワイトのリクエストが最近多いそうだ。「本物ですからね。演奏も本物ですし、歌も本物ですから」と達郎さん。1979年のアルバム『I LOVE TO SING THE SONGS I SING』からシングル・カットされた「HOW DID YOU KNOW IT WAS ME?」。アルバム・ヴァージョンは6分47秒だがシングルはエディットされて3分37秒という表記。ディレクターの山岸さんによると実際は3分27秒しかないそうだ。「日本盤も持っておりますけれど。邦題が[愛が燃えている]って誰がつけたんだという。何の解説もないですね、これね。歌詞カードがただ書いてるだけで。日本の解説が[熱い涙]に続くバリーのヴォーカルものはこのシングル曲。ゴージャスなラヴ・アンリミテッド・オーケストラの演奏にのってマエストロ、バリーが至上なる愛の世界を歌い上げる... なんかこれでねぇ。売れるのかなっていう感じが(笑)。へへへ。しますがね。まぁ、のんびりした時代で、キングが20センチュリー・フォックス・レーベルを持ってた時代のアレですが。雑談でございました」と達郎さん

・「クリスマス・イブ」(2018 クリスマス・スペシャル・パッケージ)
GショックのCMで「クリスマス・イブ」がかかっているが、今年も「クリスマス・イブ」のスペシャル・パッケージが発売される。「クリスマス・イブ」(2018 クリスマス・スペシャル・パッケージ)は12月11日(火)から12月25日(火)までの限定商品で、今回は映画『未来のミライ』でコラボした細田守監督のディレクションのもと、(作画監督の青山浩行氏により)描き下ろされたイラスト。三方背ボックス仕様。商品にはボックスと同じイラストのクリスマスカードも封入されている。詳しくはワーナーミュージックの山下達郎特設サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・『DOO WOP NUGGETS』がレコード大賞の企画賞を受賞
達郎さんが監修・選曲・解説を務めた『DOO WOP NUGGETS』がTBS「第60回 輝く!日本レコード大賞」の企画賞を受賞した。「気をよくしまして続編やろうかなってことを考えております。DOO WOPよ、永遠なれ」と達郎さん。

・souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~
「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」は11月23日から12月7日まで全国34ヶ所で期間限定ロードーショー。

・竹内まりやRCA時代のリマスター盤
まりやさんのRCAのカタログが今月から毎月一枚というスケジュールでデジタル・リマスター盤が発売されるそうだ。11月21日にデビュー・アルバム『BEGINNING』、12月26日にセカンド・アルバム『UNIVERSITY STREET』、年明けて1月23日にサード・アルバム『LOVE SONGS』が発売になる。
詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・中野サンプラザの天井吊りのP.A.は持ち込みですか
中野サンプラザ公演を聴きに行ったリスナーから「据え置きのP.A.のほかに吊りのP.A.がありました。こちらは達郎さんの持ち込みですか?」という質問。
「サンプラザに関しましてはサンプラザの据え付けです。そっから二階のお客さん用に音を出しております。NHKでも二階吊っておりますが、あれは我々の持ち込みでやっております。どこにお座りになられても同じような音響でお聴をいただけるように。アリーナではできません(笑)。そういう努力でございます」と達郎さん。

・IF IT'S LOVE THAT YOU'RE LOOKING FOR
シカゴ出身でもともとはゴスベル出身の人、キース・バロウは1983年に29差の若さで亡くなり、日本では全く無名だがいい作品が多い。1978年のシングルで「IF IT'S LOVE THAT YOU'RE LOOKING FOR」。

・咳払い
リスナーから「『DOO WOP NUGGETS』のヴェルモンツのヴァージョンの[THAT'S MY DESIRE]は54秒くらいのところで咳払いが入っています。このヴァージョンが発表されてからずっとあのままなんでしょうか?」という質問。
「あれアカペラだからそういうもんなんです。咳払い入ってますね(笑)」と達郎さん。

・WENDY
質問したリスナーから「こんな想定外の音が入ったものにどんなものがあるでしょうか?」というリクエスト。達郎さんがパッと思いついたのはビーチボーイズの1964年の「WENDY」。間奏に咳払いが入っている。ビーチボーイズにとって4トラックのレコーディングの最初期のもので、リード・ヴォーカルが真ん中から出てくる。それまでは左右に振れていた。

・(IT'S LIKE A ) SAD OLD KINDA' MOVIE
ピケッティウィッチはイギリスのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。リード・ヴォーカルの女性ポリー・ブラウンが大変人気があった。トニー・マコーレの作品で知られているが1970年、全英16位の「(IT'S LIKE A ) SAD OLD KINDA' MOVIE」。

・ジャングル・スウィング
この季節なので「ジャングル・スウィング」にリクエストが集まった。

・今後の予定
来週から歳末12月になるので「年忘れリクエスト大会」。何か達郎さんがかけたいものがあれば「棚からひとつかみ+リクエスト」に変更するとのこと。

・番組の終わりに
「ツアーが終わると声がちゃんと戻るというですね(笑)。現金なものでございます。来週から12月に入ります。なんか慌ただしい一年でございますけれども。急に冷えてまいりました。みなさまお身体くれぐれもお大事に」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年12月02日は、「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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