Motoharu Radio Show #091

2011年10月12日 | Motoharu Radio Show

2011/10/11 OnAir - 2nd. Week
01.Wilson Pickett:In the Midnight Hour
02.Steve Cropper:Thirty Second Lover (feat. Steve Winwood)
03.Eric Clapton & Steve Winwood:Them Changes (Live)
04.Wilco:Born Alone
05.Wilco:Dawned On Me
06.佐野元春:クエスチョンズ
07.Madeleine Peyroux:The Summer Wind
08.Ry Cooder:Dreamer
09.Chet Baker:But Not for Me
10.Chet Baker:It's Always You
11.Paul Simon:American Tune
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■内容の一部を抜粋
・In the Midnight Hour
番組前半はサザン・ソウルの特集。
ウィルソン・ピケットの「In the Midnight Hour」はウィルソン・ピケットとスティブ・クロッパーの共作。作曲がスティーブ・クロッパー。

・Thirty Second Lover (feat. Steve Winwood)
スティーブ・クロッパーは'60年代、スタックス・レーベルに在籍して、プレイヤーとして、作曲家として、そしてプロデューサーとして活躍した。オーティス・レディング、サム&デイヴ、エディ・フロイド、ウィルソン・ピケットなどを手掛けた。いわゆる「サザン・ロック」の立役者。
そのスティーブ・クロッパーの新しいアルバム『Dedicated』にはルシンダ・ウィリアムス、B.B.キング、ブライアン・メイといったゲストが参加している。中でも元春がいいなと思ったのはゲスト・プレイヤーはスティーヴ・ウィンウッド。オルガンとヴォーカルで参加したのが「Thirty Second Lover」。
「ソウル・ミュージックへのリスペクトを感じます」と元春。

・Them Changes (Live)
スティーヴ・ウィンウッドはエリック・クラプトンと一緒に11月から12月にかけて来日。北海道から福岡まで12公演が予定されている。
「Them Changes」は元春のライヴでホーボーキングバンドがよくオープニングに演奏する曲として知られている。今夜紹介する「Them Changes」は2009年にマジソン・スクエア・ガーデンで行われたエリック・クラプトンとスティーヴ・ウィンウッドのライヴから。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月10月の「3PICKS!」はR.E.M.『Collapse Into Now』、Wilco『Whole Love』、そしてニック・ロウ『The Old Magic』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はWilco『Whole Love』。

・Wilco
米国のバンド。結成して17年。彼らの8枚目のアルバム『Whole Love』は自分たちのレーベルからのリリース。アルバムが出たときのインタビューでバンド・メンバーの一人、ジョン・スティラットは「今回のアルバムにはフォーキーな曲、エレクトリックな曲、いろいろなタイプの曲が共存している。ここ何作品かロックぽさに欠けていたけれども、今回はそれが戻ってきている。大胆不敵な感じ。それがウィルコの持ち味だ」と語っている。
ここ数年は毎年来日公演が行われ、オフィシャル・ウェプサイトではユーストリウムを使ったライヴ配信を積極的に行っている。日本でもウィルコのファンが少しずつ増えてきている。新しいアルバム『Whole Love』から「Born Alone」と「Dawned On Me」の2曲。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は環境文化NGO「ナマケモノ倶楽部」。大量生産、大量消費など環境に悪いことを怠けることをテーマに1999年から活動を行っている市民団体。

・クエスチョンズ
元春が今年リリースしたセルフカヴァー・アルバム『月と専制君主』から。

・坊主
「夏頃より髪をのばしてますが、ようやくひとつに束ねることができる長さになりました」というコメントを読んで。
「女性はよく髪のかたちを変えることで気分を変えたりしますが、男の僕もうまく行かなくて落ち込んでるときなんかは、いっそのこと坊主にしてしまおうかなんて思うことありますね。美容師さんに訊いたら男が坊主にするときは闘争的になるときだなんて言ってました。それは一理ありますね」と元春。

・秋に聴いてみたいレコード
番組後半はリクエストの中から「秋に聴いてみたいレコード」の特集。
マデリン・ペルーの「The Summer Wind」と、ライ・クーダーの新しいアルバム『Pull Up Some Dust And Sit Down』から「Dreamer」。

・チェット・ベイカー
「こんな残酷な夜を包む 夜明け前のチェット・ベイカー 強く 君を感じていたい」
元春にとってチェット・ベイカーの音楽というのは正にこんな感じなんだとか。
チェット・ベイカーの音楽はジャンルでいうとジャズになるが、そのようにひとつで括れない魅力がある。チェット・ベイカーのトランペットとヴォーカルを2曲。

・らじる★らじる
NHKのラジオが先月からネット上で聴けるようになった。今月からは専用のアプリでスマートフォンなどでも聴けるようになった。
http://www3.nhk.or.jp/netradio/

「これはみなさん、あまり声を上げて話題にしてないようですが、とても大きな出来事ではないかと思います。ネットで聴けるようになった新しいラジオのかたち、これがどんなふうに発展してゆくのか、とても興味があります」と元春。

・American Tune
「とても不確かな時代に僕はアメリカの歌を歌っている」とポール・サイモンが歌っている。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
コメント
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