小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

アナ雪見ました、ひどかったです・・・!

2014-07-30 07:13:41 | Weblog

昨日は今月中の締め切りがあるのに「アナと雪の女王」を見に行ってしまいました。いや~、感動したという方には申し訳ありませんが、ひどかったですわ。

キャラクターの絵を見て私には合わないことはわかっていましたが、実際見ると、もっと合わない。
間違いなく、今年・・・というか、最近見たものの中でワースト1のひとつですね。

設定もストーリーもツッコミどころ満載。

お話なんで何をやってもいいのでしょうが、姉の女王がなんで何でも凍らせる力があるのかわかりませんし、触ると氷になってしまうビジュアルのために話を設定したような感じです。

見終わったあとツイしたところ、けっこうな反応が帰ってきました。

アナ雪見た。なんじゃ、こりゃあ! 何でこれが、そんなヒットするのか理解不能。

私の周りでも評判悪いです。

こないだ私も見ました。展開が早すぎるし内容薄くてビックリですよねwでも歌は好きです。カラオケで歌いやすいのですよwww

少なくとも日本の文化には無いです。 私の価値観とも全く合っていない。 でも、映画としては子供にも見せますよ。いろんなものに触れさせて、親の考えも伝える。 純粋培養では弱くなると思ってますので。

映像は綺麗だし、主題歌のメロディーと歌唱力は素晴らしいと思いますが、内容は小学生向きのような気が・・・

これまたディズニーにありがちの、やたら豪華な演奏ですよねwあのサウンドでカラオケすると最高に気持ちいいのですが、ただ聞いてる分には少しシツコイかもしれませんね

今の時期に見ると、全編氷の映像なので涼しく感じるのと、音楽が素晴らしい(て、私の好みじゃありません。うるさいんだもん)のは、ヒット要員でしょうけど、いくらお話でも、ここまでご都合主義にすすむというのは如何なものか。

この映画がそこまでヒットするというのは、世の中ナメてる人が増えてるんじゃないかと思うほどでありました。

映画そのものの薄っぺらさは、いつものディズニーというところですが、これに感動する世の中に疑問を感じた次第です。

ただ、ひどい映画ではありましたが、音楽と映像はそれなりに手間とお金がかかっているので、話のタネに見る価値はあるかもしれません。

確認のために見たいという方にはレンタルがオススメです。

吹き替え版の松たか子の歌が素晴らしい。

終わったあと”Let it go”の復唱が、このブログを書いてる間も耳についてはなれませんわ(笑)。

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新作ルナちゃん、そろそろお目見えです

2014-07-29 09:00:29 | Weblog

浜松のクライアントから注文された絵が、ようやくメドが立ってきました。

イラストやデザインなどは、締め切りを落としたことがないのですが、絵画の注文はなかなかそうはいきません。
というか、締め切りを指定してくる仕事はごく希で、今まででは有楽町のマ・メゾンが店を閉めてる1日で描いてくれという注文が最短でした。

この絵もF4号とさほど大きくはないのですが、意外に大きい絵も小さい絵も手間は一緒なのですよ。

この作品、ジムのエクササイズでレディ・ガガの “The Edge of Glory” がかかってるのを聞き思いつきました。

下世話ですが、仕上げに1両目(15g)4,800円(税別)の群青を塗りました。昔はラピスラズリという宝石を使っていましたが、現在は藍銅鉱(らんどうこう)という鉱石を砕いた岩絵具を使った群青です。

実物をお見せできずに残念ですが、これを使うと色が全然違うのですよ。

天使に顔を入れて完成予定です♪

 

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栗本さんの施術受けました~汗のかきかた

2014-07-28 09:46:05 | Weblog

静岡の駿河料理店、なすびの昼食。お茶漬けと桜海老のかき揚げ丼セットです。お茶漬けはバツグン、かき揚げ丼も旨かったけど、生卵は余計かな。

昨日は新横浜にあるひみつのお部屋で、栗本さんの施術を受けました。母と弟も一緒でした。

施術といっても体のバランスを見て、要所を軽く押したり引いたりするだけ。
まあ整体の一種でしょうか。

強く揉んだりするわけでないのに、施術後に体が軽くなるのは不思議です。
逆に余計な力はいらないということでしょうか。

栗本さんに指摘されて興味深かったのは、わたしの汗のかきかたです。

昨日の猛暑で、新横浜からお部屋までの10分ほどで大汗をかいたのですが、 同席してもらったあ@花さんは、「あの汗に触るのイヤだな。仕事とはいえエラいな」と思ったそうですが、栗本さんに言わせると、どの部分にどう汗をかくのかということで、体調を見る参考になるそうで、かえって好都合なんだとか。

わたしの場合、汗のかきかたにまだらなところがあり、そこに体のバランスの良くないところがあるんだとか。

たしかに汗のかきかたは、ジムのレッスンを見ていても個人差があり、肩甲骨にかく人、背骨がぬれる人、胸にかくひと、おなかがぬれる人とさまざま。

わたしの場合、痛風発症前はアゴの裏に汗をかきましたが、痛い思いをして、食事を変え運動を増やしたら、それがなくなりました。

栗本さん、それはいいのでしょうか。どうなのでしょう?

行きつけの居酒屋で出た、女将さん特性のカツオの叩き。シンプルですが、実に旨い逸品でした♪

施術後にはなじみの居酒屋で相撲観戦をしながら一杯。

ドキドキしない相撲というのは、つまらないものですが、白鵬30回優勝で立派だけど、さらにつまらない場所になりました。

タマリでの琴奨菊、目の上をグリグリしたり、今まで無心の相撲をとってきたのに、いつもの菊関に逆戻り。
豪栄道も緊張してましたが、こりゃあ菊関アカンなと思ったら案の定。

われらが稀勢の里は今回は消化相撲で、昨日に続いてひどい相撲。
ツイッターで「おい!」とツイしようと思いましたが、労力のムダなのでやめました。

30回の優勝の大横綱には普通に勝って、玉鷲には手こずり、3勝しかしてない安美錦に星を提供する。
そろそろ、大関。そういう相撲はご卒業していただきたいものですぞ。

白鵬の相撲は面白くも何ともありませんが、やはりダテではありません。
苦しい体勢になっているのに危ない感じがしない。

横綱はるまとかくりうは、力的に白鵬に遠く及びません。
大砂嵐に腰がひけて負けた相撲がそれを物語ってると思いました。

稀勢の里、琴奨菊、豪栄道あたりが白鵬に対等以上の相撲ができる力士と思いますが、星にばらつきがありすぎです。白鵬が強いのは言うまでもないですが、それより、ほかの力士なにしとるだよね。

九月場所は盛り返してほしいもんだ。

猛暑の時期になると元気になる近所に生えてるのバナナの葉です。
この葉っぱをお皿に南インド料理を食べたい!

 
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稀勢の里、白鵬をKYに撃破!

2014-07-26 10:21:10 | Weblog

いやあ、われらが稀勢の里! 優勝に関係なくなったのに、やってくれました。
というか・・・

1回で立てばこうなります。

↑ とは、甚之介さんのツイート。

ですよね。

そこですね。

この取組はそこだけです。

そうなの。だから立たないようにするの。コスプレ大横綱

まー、立合の妙味で勝つ横綱は観たくないですし、白鵬もそこまで枯れてないと思いたいのですよ。

なんかフツーに勝ったよね。白鵬の連勝を止めたときなんかは「ンフンッ!」って感じだったけど。普通に勝った。

ナポリ名物ババ、スポンジにラムベースのシロップを染み込ませたお菓子。あまりほかでない食感ですが、ハマるとやみつきになります♪

日経の記事には「逆転」とか「捨身技」とか書いてありますけど、稀勢の里からすると普通に勝ったという感じではないでしょうか。

でも、先にもブログで書きましたけど、これで白鵬が立ち合いの駆け引きしたのが、どうしてだったか(前からわかってたけど)、ますますハッキリしちゃいましたね~。

どうぞ大横綱らしく、来場所も1回で立っていただけると良いですね。

それにしても優勝に関係ないところで、普通に横綱を撃破する稀勢の里。

しかも、白鵬に並んで2敗で優勝圏内にいるのが、敵の琴奨菊に弟弟子の高安ですからねえ。

稀勢の里関、ホントに星勘定しないんですな。だったら変なとこで星、落とさないでくれよと思いますが、だからきせクラスタは稀勢の里を応援するのでしょう。

今場所は琴奨菊関を応援してましたが、こうなっては話は別。
高安関に初優勝してもらって、大関に騎手をやってもらいましょう。

 

 
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さあ、琴奨菊、コスプレ大横綱を粉砕しておしまい!

2014-07-24 10:05:25 | Weblog

つまらない相撲の続いた名古屋場所ですが、昨日の2番で盛り上がってきました。

まず、豪栄道が白鵬に勝った一番。
解説者、それもアナウンサーは白鵬が大横綱でないといけないというセオリーでもあるのか、もっぱら白鵬アゲで、豪栄道が星を拾ったような言い方をしますが、どう見ても豪栄道の完勝です。

2場所続けて大横綱を破った豪栄道、立派な相撲でしたが、豪栄道の実力を持ってすれば、今の白鵬はそんなに厚い壁ではありません。

白鵬は取りこぼしの少ない横綱ではありますが、今の力はそんなものだと思っています。

あの先日の白鵬vs大砂嵐との一番。

がっぷりに組んで長い相撲。
日経の相撲記事は、「長い相撲ながら、横綱余裕」とありましたが、これも白鵬アゲの大横綱でないといけないセオリーですね。

たしかに大砂嵐は、あの体勢で勝てる機会は少なかったはずだし、白鵬も料理する機会を狙ってがっぷり組んでいたのでしょうが、逆に横綱が土俵に押し出される可能性だってあった相撲だと思います。
そんな余裕なはずはありません。 

えー、4日目に琴奨菊が優勝にからむと予言したわたくしですが(ドヤ顔)、ほんとになっちゃいましたね~。

昨日の相撲も、横綱が負けてもずっと座布団の飛ばなかった名古屋場所ですが、白鵬、日馬富士と座布団の乱舞。
まあ、はるまの座布団は菊への座布団ですけどね(笑)。

某しうへい解説者は、あの相撲では膝がどうたら、同じく日経も同じことを言ってましたが、菊関・・・敵ながら天晴れです。

今の白鵬の力からしたら、十分琴奨菊に勝機はあると思います。

甚之介アニキのブログにもありますが、「汗をふけ」という張り紙は白鵬に対して書かれたもの。
それ以外にも、賞金を取る所作とか、土俵に押し出した時のダメ押しなど、コスプレ大横綱と言われて(命名・あ@花さん)も仕方ない点、多々ありです。

菊関、遠慮することはありませんよ。
さあ、琴奨菊、コスプレ大横綱を粉砕しておしまい!

敵ですが、優勝していただいて結構です。今場所は全力で応援しまっせ。

一方、われらが稀勢の里ですが、昨日は荒鷲相手にドキドキ相撲。
でも2差とまだ優勝圏にいます。

あんな相撲を取っていながら、わからないのが稀勢の里関。まあ、あの腰高がどうにかならない限り、上位は厳しいと思いますが、全力で応援です。

優勝決定戦、三つどもえとかなったら、締まらなかった名古屋場所が俄然熱くなるんですが、期待いたしましょう!
あ、三つ巴とは、稀勢の里、琴奨菊、白鵬で、稀勢の里の初優勝。今のところ、ほとんど妄想の世界ですが(笑)

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石炭王人気で「カラマーゾフの兄弟」が欠品?

2014-07-23 09:43:34 | Weblog

上野トナリのタンメンは野菜たっぷりで普通に美味しい。昼時はいつも行列のお店です。

花子とアン、世の女性の大半は蓮さまの駆け落ち相手より、石炭王の方が良いという声が圧倒的なようです。

 ↓ 石炭王、嘉納伝助(伊藤伝右衛門)、実物はこんな人

議員時代だそうで、ドラマよりだいぶ若い頃の写真ですが、なかなか立派な顔をしていますね。

真珠夫人など、白蓮事件を扱ったドラマでは、石炭王は大抵悪役だそうですが、ドラマの嘉納伝助は、叩き上げで立身出世をした人間の迫力と、妻の出奔に苦悩する人間らしさを兼ね備えた人物像を名優・吉田鋼太郎さんが見事に演じています。

「花ちゃん、久しぶり」というセリフにも可愛らしさと愛嬌があり、まさに嘉納伝助はこの人でないとできないハマり役です。蓮さまの仲間由紀恵さんとともに、脇を固めるという言葉がピッタリです。

wikiを読むかぎりでは、実際の伊藤伝右衛門はドラマ同様ひとかどの人物だったようです。
↓ 以下wikiより抜粋。

苦悩の果てに燁子が伊藤家を出奔した白蓮事件で再び世を騒がせる事になった伝右衛門は、騒動の最中に新聞記者による反論記事が出された以外は、制裁を加えろと息巻く血気盛んなヤマの男達を「手出しは許さん」と一喝して押し止め、「一度は惚れた女だから」として一族にも「末代まで一言の弁明も無用」と言い渡し、事件後は一切の非難も弁明もしなかった。ただ一言、身近な者に「燁子は学問をし過ぎた」と漏らしたという。燁子が取り入れた洋食や女中らにしつけた言葉遣いなどの習慣はその後も伊藤家に残った。

赤坂仁屋のトンカツ定食。1000円で普通に美味しい。店のイチオシは醤油だれカツ丼だそうで、機会があれば食べてみようと思います。

この人が好演しているフジテレビ制作のドラマに「カラマーゾフの兄弟」の兄弟があります。

言わずと知れた、ドストエフスキーの名作であり遺作のこの作品を現代の日本に置き換えてドラマ化したものですね。

TSUTAYAでレンタルしようと思ったら、どこの店舗も置いておらず。
仕方ないので、TSUTAYAオンデリバリーに入会し、郵送で送ってもらうことにして1~3巻まで見てみました。

「カラマーゾフの兄弟」は父親殺しの物語です。
強欲で淫蕩な父、フョードル(黒澤文蔵)の役を演じているのが、嘉納伝助役の吉田鋼太郎さん。これが凄い。

腹違いの3人の兄弟、ミーチャ(満)、イワン(勲)、アリョーシャ(涼)もそれぞれ好演してますが、なんといっても吉田鋼太郎の文蔵が圧倒的です。

演じるタイプは嘉納伝助に近いキャラですが、人として苦悩する石炭王と違って、黒澤文蔵は、暴君としての父親、殺されても仕方ないような人物像。

どちらも圧倒される演技ですが、4巻から以降が借りられていて、いっこうにまわってきません。うちの実家でも母が注文したそうですが、同じようにまわって来ないとのこと。

これって、きっと石炭王人気が原因に違いありません。TSUTAYAオンラインにカラマーゾフなんて、そう何本も置いてないだろうし、いや、きっとそうに違いない!

TSUTAYAもいい加減置いてくれよな~って、自分で購入すればいいだけのことなんですが(笑)。こんなブログ書いたら、ますますまわって来なくなりそうですが、こちらカラマーゾフも原作を巧く消化していて見応えがあります。

原作を読んで「大審問官」の章で挫折した方は必見。ドラマで済ますのもアリですよん♪

鶴岡のレタス農園でいただいた香り米でパエリアを作ってみました。
普通に炊いたものは香りが強すぎるのですが、パエリアだとサフランの香りとの相性が良く、これはイケるって感じです♪

 
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7月13日~栗本さんの体ラクチン講座

2014-07-22 11:33:22 | Weblog

こちらは7月13日の花風社主催の体ラクチン講座(勝手につけた)。栗本さんの新刊に神田橋先生が書いてくれた推薦の言葉です。

少し間が開いてしまいましたが、先日の連休から子どもたちは夏休みに入りますので、合わせて7月13日の花風社主催の体ラクチン講座(勝手につけた)について、触れてみたいと思います。

先日、NHKで認知症に劇的な効果があったという、特番をやっていましたが、その中で神田橋先生や栗本さんのされていることと、共通のものがあるのにびっくりしました。

そのひとつにフランスからやってきた介護士が、重度の認知症患者の人たちを、次々に治していくメゾッドが紹介されていました。

やり方自体はシンプルなもの・・・。
認知症患者を驚かせない、パニックにさせない。
体にさわって、目を見ながら声をかける。

基本的にはそれだけなのですが、これで劇的に認知症患者が立ち上がったり、喜怒哀楽の表情を見せたりするのです。

また、新薬の開発ばかりでなく、インシュリンなど既存の薬を使って脳の状態を良くしていくといった方法などが紹介されていました。

また、番組では「体を動かすこと」が認知症予防に効果がある方法のひとつだと紹介されていましたが、これぞまさしく、神田橋先生のおっしゃる・・・

「脳と身体は直結している。
 身体を楽にすると、脳が楽になる。
 その方法がここにある」

・・・ではないでしょうか。

当日の様子は、なにせ身体を使った講座なので、来ていただいて体験するのが一番良いのですが、なかなかそうもいかない方もいらっしゃるでしょう。

だからこそ、夏休み(8月発刊予定)の機会に、栗本さんの新刊を片手に実践をしていただきたいと思います。

新刊名は
「自閉っ子の心身をラクにしよう!
~睡眠・排泄・姿勢・情緒安定を目指して今日からできること」 です。

栗本さんの講座では、互いの手足に触れてリラックスをしたり、力の加減を確かめ合ったりと、やる気満々の花風社のお客さんたちを賑わしていました。

よく自閉っ子が手足や背中がなくなると言いますが、私自身が驚いたことは、自閉っ子の人の腕を握った実践をして、それが少し相手の腕や足に触れることで感じ取れた(気がしただけ?)ことです。

感触を文章化するのは難しいのですが、腕を掴んだ時、握った時の感触ですが、定型発達の人は、腕なら腕の皮膚と筋肉、骨が一体化されているのですが、自閉っ子の場合、皮膚と筋肉、骨が分離しぎみ(あくまで感触です)なのです。

腕を引っ張ると、皮膚だけがスッと持っていかれるような・・・。

これは何か簡単なトレーニングで一体化しそうな気がするし、感覚の統合も、そんなに難しくなく出来るのではないか?

そんな感想を抱きました。

また、自閉っ子に限らず、健常者の心身ラクラクのヒントも、体を動かすことでいっぱいあるのではないか。

栗本さんの講座にそんな感想を抱きました。
ともあれ、体ラクチンの新刊本。間もなく上梓です!

私もいっぱいイラストを描きました。お楽しみに!

 

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花子とアン~キミたち、仲間を売るんじゃないよ

2014-07-21 09:53:34 | Weblog

静岡は青葉通りにあるおでん横町。
渋谷にある、のんべい横町にそっくりな雰囲気です。

花子とアンが佳境ですね~。

いよいよ、世に言う白蓮事件。
白蓮が大阪朝日新聞に絶縁状を送ったというのは史実で、でなければ世に言う白蓮事件なんて言われるほどの騒ぎにはなっていないでしょう。

ドラマでは龍一(実名・龍介)の仲間が、龍一に託された手紙を大阪朝日新聞に送ることになってますが、その真偽は確かめてません。
わかったらUPしますが、どなたかご存知の方がいらしたらご教示のほどを。

白蓮を扱ったほかのドラマは見てませんが、 大抵は石炭王が悪役になっているそうで、今回は演じる吉田鋼太郎さんがバツグンということもあるのでしょうが、ツイッターでも石炭王はなかなかの人気です。

石炭王の言う「花ちゃん」がかわいい♪

「いよう、花ちゃん、久しぶり!」が好き!

わたしも好き!

石炭王、自然に「花ちゃん」

入った店の名は「おばちゃん」ですが、店主はおじいちゃん。狭い店内、客は東京と大阪のおのぼりさんばかりでした(笑)。

NHKにしては珍しい・・・というか、別にこの放送局全体が反日であるとか、社会主義的であるとかではなく、組織というのは一枚岩ではないということでしょうね。

蟹工船の小林多喜二じゃありませんけど、社会主義の敵は石炭王ですから、ドラマによっては嘉納伝助(実名・伊藤伝衛門)は徹底的に悪く書かれそうなものだけど、「花子とアン」では石炭王にシンパシー感じる人が少なくないですね~。

お金持ちだし、きっぷは良いし~、男らしいしね~。

それにしても社会主義というのは、みんなが貧しい時代には良い考え方ですが、右肩上がりになってきて、働く人間も働かない人間も同じ給料ということになると、だんだん機能しなくなる考え方です。

働く人間も働かない人間も同じ・・・こんな単純な不平等に気づかないというのもイデオロギーの恐ろしさでありますが、それは「資本家の搾取」ということに集約されるのかもしれません。

つまり、多少働こうが働くまいが、美味しいところはすべて資本家に持っていってしまわれる。そのくらいなら、権利を行使しないといけない・・・ということですね。

それにしてもドラマとはいえ、他人の絶縁状を新聞社に送るとはすごいなあ。

けっこう前に、林真理子の「白蓮れんれん」を読み直そうと思ってましたが、蓮さまの男の趣味があまりにひどいので(ツイッター常套句)やめました。

実際の龍介を知らないので何とも言えませんが、典型的なダメ男好き?

しかしながら白蓮は生粋のお嬢さまながら気骨のあった人なようで、その後、極貧生活をしながら一家を支えたそうです。

余談ながら、というか少し話がずれますが、世に言うボランティアや社会貢献で名を残した人は、ナイチンゲール、シュバイツァー、マザー・テレサなど、例外なく良家の出身です。
石炭王のように極貧から叩き上げた人にも、成功後に社会貢献をする人は少なくありませんが、それは成功した組織をバックグラウンドに行うので、ボランティアとは少し意味が変わります。

普通は愛だけで10年持たないものですが、白蓮は最後まで添い遂げ、子孫も未だ生きているのですから、お嬢さま育ちとはいえ只者じゃありません。

それにしても石炭王は10年も蓮さまのごきげんとってきたのに気の毒だよな~。

なんて、とめどないことを思ってしまいました。

 
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科学とエビデンス

2014-07-20 08:32:44 | Weblog

一昨日の講演後の晩はご褒美に、うなぎの野田岩・銀座店でお食事をご馳走になりました♪ 品の良いほのかな味のうなぎは、昨年名古屋でいただいたひつまぶしとは対照的。まあ、どちらもうなぎってえのは旨いもんですが♪

今朝方、NHKの食材番組「うまい!」にハモが取り上げられていましたが、ハモは水揚げしたあとすぐに食べずに、大きな生け簀に4日間入れて、絶食させて食べた方が旨いのだそうです。

4日生け簀に入れることで、水揚げされた時の内出血が治り、絶食することでエサのにおいがなくなるとかで、レポーターの食べる様子を見ても、その味はどうやら格段に違うようです。

ところで驚いたのは、進行役の天野ひろゆきさんが水産試験場の人に「科学的根拠はありますか?」と聞いていたことでした。

捌いた身の色も味も匂いもすべて違うのに、しかもご自身でハモの湯引きをカメラの前で食べて「旨い!」と喜んでいるのに。

専門家でもないのに、いりもしない科学的根拠なんか聞いて何か意味あるんだろうか??
たぶん、味が変わるという数字としての根拠とか、どこか公共機関のお墨付きはないかとか、そんなことなんでしょうけど。

世の人には、科学=エビデンス(証拠)だと思っている、それがなければ証明されたと言えないと思っている方もいるようですが、天野氏の質問はその良い例ですね(それとも何も考えずに口に出ただけなのか。それならなおさらですが)。

目の前で自分が食べて旨いと感じているのに、その上、どんなデータが素人に必要なのでしょうねえ。これが最近よくある思考停止につながっているような気もします。

料理は科学だとは最近よく言われることですが、最初にそれを私に教えてくれたのは、物理学書だったわが父でした。

ほかに父がよく言っていたことに、科学の証明というのは、先ず結論が最初に頭に浮かぶようでないといけない。

「たぶんこうだろう」ということが頭に浮かぶと、それに向けた証明をしていくそうですが、それはそれで紆余曲折があるそうですが・・・。

証明までが科学なら、証明前の事実もまた科学です。

こちらは白焼き。ワサビ醤油で食べます♪

昨日のあ@花さんのブログに、そんな話が書かれていますが、エビオス1錠、春ウコン少々を1度や2度飲んで死ぬ人はおりません。

ブログに書かれているギョーカイの人というのは、個人的に面識がないので、善し悪しに関しては語りませんが、効かなきゃ止めればいいだけの話なのに、もったいない話です。

何でも自己診断はいけませんが、自分に合うか合わないかは、本人でないとわかりません。何事もバランスではないかと思う次第。

ちなみに私は以前、お酒を飲む前に飲んでいたウコンを止めました。
最近は二日酔いするほど飲まないのと、酒量が減った分(当社比) マシな酒を飲むようになったので、二日酔い防止の意味がなくなったからです。

ある日、ウコンを飲まない日があって、そちらの方が翌日の体調が良かったこともあるでしょう。

まあ、いらなくなったら飲まなきゃ良いだけの話です。

最近、毎日食べているのがゴーヤチャンプルで、本来は食べにくい食材ですが、食べると調子が良いし、調子が良ければ美味しくも感じるというわけで。

これからモロヘイヤやつるむらさきのような夏野菜が出てくる季節。苦くてくせのある野菜が美味しく感じるというのも、体が求めているからかもしれませんね。

 
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台北 國立故宮博物院展

2014-07-19 10:02:41 | Weblog

↑ こちらは上野国立博物館のミュージアムショップに拙著「堪能故宮」が♪ けっこういいとこ置いてもらってます。

昨日は上野の国立博物館で、ニッコウトラベル主催の旅行説明会に講師として呼ばれて講演会をいたしました。

旅行会社主催ですから、当然、講演会に参加したお客さまにツアーに参加してほしいわけですが、講演後に何名か参加申し込みがあったとかで、いただいたお金以上の仕事は果たせたようです♪

平成館のミュージアムショップに置いてもらった「堪能故宮」も50冊が完売、30冊の追加注文があったそうで、まだまだ期間があるのと、九州展があるのが楽しみです。

講演後は、平成館で展示されている「台北 國立故宮博物院展」を鑑賞しました。

今回の目玉になっている「翠玉白菜」は、残念ながら7月7日までの展示。
「肉形石」は九州での公開ですから、故宮の2大スターを見たい方は実際に台北に足を運んでいただくとして、今回の展覧会・・・さすがは国立博物館でした。

今回の見どころは、まずは書画の多いこと。

実際に故宮博物院に行っても、これらは保存の関係で普段は一般公開されておらず、今上野に行かないと見ることができません。

台北の故宮には何度となく足を運んでいましたが、どれも見るのが初めての作品ばかりでした。貴重なものなので、ぜひこの機会をお見逃しなく。

また、殷の時代の青銅器も「散水盤」「亞醜方尊」などの名器があり、宋朝の青磁も粒よりの作品が来ています。

特に青磁の名器は世界に37点しかないという、フェルメール並の貴重さ。
それが相当数、上野に来ているのですから素晴らしい。

青磁は雨上がりの青空の色が最も良いとされていますが、まさに今回来ている青磁のブルーはそういう色です。

ところで、拙著「堪能故宮」ですが、じまんさせてください。

↑ 謎とされていた、「鬼巧毬」の作り方を推測したイラストを、本書に書いたのですが、どうやらほぼ当たっていたようです。

先日NHKでやっていた故宮の番組で公開された工法、穴を開けて、そこから図のように彫っていくとかで・・・残念ながら、まだ私はその番組見てないのですが、聞いた話ではほぼ一緒のようです。

ともあれ親子三代で彫り上げた鬼巧毬。
こんな恐ろしいもの作るのに、一族の一生を捧げるなんて、私だったらゴメンですがね(笑)。

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座布団の飛ばない金星相撲

2014-07-18 10:10:06 | Weblog

浜松のクライアントに頼まれた絵、だいぶ出来上がりました。
もうちょっとで完成です♪

3日連続、相撲の話題で失礼します。なんせ旬が大切なもので。

誰か大砂嵐に相撲、教えてやれよ

ツイッターでそんな声が聞こえました。
昨日は横綱がその相撲を教えてやらないといけない立場だったのに、変わった挙げ句の金星提供は、なんともくやしく情けない。

昨日はダークな鶴竜を出しても、大砂嵐に相撲というものを教えてやらないといけなかったのに、横綱が変わって負けるというのはいやはや何とも・・・。
大砂嵐のかちあげを警戒した変化でしょうが、千代鳳は変わったりしませんでしたし、稀勢の里は動じることなく押し出しました。

恐怖と怒りというのは、脳の中で司る場所が近いということを聞きましたが、ダークな鶴竜が消極的な方に出たのでしょうね。

横綱を負かしたというのに、場内に座布団は飛ばず。
あっけにとられたのか、横綱が大砂嵐を教育してくれると期待していたのが裏切られたせいか。

横綱が負けて座布団が飛ばない一番も珍しいですね。

なまけ蛙くん、いちばん新しい作品です♪

昨年に比べて客の入りも多くなった名古屋場所ですが、こういう時だからこそ、相撲の質というものを考えないといけませんね。

ケガが当たり前な相撲ですが、故意にケガをさせる相撲というのは、その精神にあらずです。

そんな意味で、結びの一番。
日馬富士vs豊真将、最後のひと突きで豊真将は脚のどこかを痛めてしまったようです。

あの苦悶の表情に、横綱も後味のわるさを感じていたようですが、あの相手が稀勢の里だったら、最後のひと突きはしないでしょう。余計なだめ押しです。

だめ押しがいけないのは、相手が負けたと思った瞬間、力が抜ける。
そこにひと突きされたら、ひとたまりもなく大ケガになるわけです。

ガマン強い豊真将関があの表情です。やはり今日から休場です。
結びの一番、鶴竜相手に取り組みの予定ですが、横綱の不戦勝とは何ともつまらない話です。

つまりは勝てばいいとか、ケガさせるような相撲をしていたら、お客さんも離れていくということですね。

目玉の遠藤もまだまだ弱いしねえ。

今日の稀勢の里、2連敗している碧山ですが、まあ今日は大丈夫かな?(それでも不安だけど)

昨日も申しましたが、今場所は琴奨菊関が良いです。
昨日も迷いのない粘りの相撲が出て、敵ながら天晴れでした。

 
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大相撲協会、コスプレ大横綱とエルボー力士にモノ申せ!

2014-07-17 09:19:48 | Weblog

何を食べても旨い静岡でしたが、その中でも出色だったのが鹿島屋という創業80年の居酒屋です。こちらは海鮮とネギのぬた。酢味噌和えです♪

今日も昨日の続き、大相撲ネタですが、いやはや大砂嵐vs千代鳳と、結びの白鵬vs豊真将の相撲に暗澹たる気持ちになりました。

昨日とかぶりますが、こちら2番をご覧ください

大砂嵐、懲りずに同じかちあげで千代鳳を瞬殺しましたが、これってどう見てもかちあげじゃなくエルボーです。
大相撲では平手を使った突っ張り以外には打撃系は許されていないはず。蹴たぐりも打撃系に近いですが、あれは柔道の足払いと一緒で当てる部分は足の裏でなければいけません。

大砂嵐のかちあげは映像を見てもわかるように、骨の固い部分を相手に当てています。これでは空手のような打撃系の格闘技と変わりない。

明らかな反則行為です。
昨日は稀勢の里関の鼻にヒットしましたが、数センチ下にズレて、人中(鼻の下に当たる人体最大の急所のひとつ)に当たった場合、生命に関わる大怪我をする可能性があります。

15日間戦う力士がこんなことをされては、いくら鍛えていて丈夫な人たちでもたまりません。大砂嵐のケガが先か、かち上げされてケガする力士が先か。
力士のことを考えるなら、即座に反則負けにすべきでしょう。

「ながらみ」という旨味タップリの貝。しがらみじゃありませんよ♪

稀勢の里関は自分にされた時は、「鼻なんかないよ、日本人だからね」と余裕でしたが、翌日の千代鳳との相撲には苦言を呈していたようです。

自分の相撲には何も言わず、人の相撲ではじめて苦言を呈す。きせ関らしく立派ですね。自分の相撲でも言って構わないとも思いますが。

今日は横綱鶴竜戦。
鶴竜は大砂嵐のようなパワー系を翻弄するのが上手い力士ですが、ダークな鶴竜も見たいという黒い思いが沸いてくる感じです。

ぐじ(甘鯛)の塩焼きは最高のお味♪

大砂嵐の相撲もそうですが、ひどかったのが結びの一番。

くらいついてくる豊真将に土俵の外に押し出してからの、さらのだめ押し。
白鵬のだめ押しは今にはじまったことじゃありませんが、それにしてもひどかったのが、礼儀正しく礼をして立ち去る豊真将に、ヤクザまがいのガン飛ばし(下品な言葉、失礼いたします)。

それを何の批判もしないアナウンサーや芝田山親方も如何なものでしょう。

朝青龍の時は、彼が何かするたび集中砲火だったのに、同じことやってる白鵬にはなぜ何も言わんのかな?

白鵬が大横綱だから?
大横綱という地位にあるから言えない?

いえいえ、あ@花さんの言葉を借りれば、白鵬の大横綱はコスプレです。
大横綱って衣装をまとってるだけですね。
記録はそれは常人のものでありませんが、相撲内容は大横綱というにはホド遠いし、 ライバルの存在ということから言えば、同じ時代に大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花や武蔵丸、曙級の力士がいたら同じ記録はありえません(意味ない比較ですが、ホントです)。

どちらにしても、一番強い人があんな無礼な相撲を取っていたら、下の大砂嵐があんな相撲を取るのも、ある意味仕方ありません。

相撲協会は「日本人横綱の登場」とか、「日本人力士の優勝」なんてつまらないことを言う前に、 相撲そのものの中身を考えないと、そのうちとんでもないことになると思います。

静岡名物・黒はんぺんはわさび漬けとタタミイワシと一緒に食べます。

ほとんどの格闘技が「はじめ!」という掛け声ではじまるのに対して、相撲だけは「立ち合い」という、お互いの呼吸が合ったときにはじめます。

これには相手に対しての敬意が必要です。

本来は相撲やレスリング、柔道、空手などの格闘技は、人殺しの道具です。人殺しの道具が、武道として人を活かす道に変わっていくには、それなりの礼儀や相手に対する敬意が必要なわけで、あらゆる武道に「礼」が重んじられるのは、そういうことです。

格闘技だから勝ち負けは重要ですが、そこに相手にたいする尊敬の念がなければ、ただの人殺し、殺傷能力の高い刃物や銃と変わりません。

相撲協会は、その点をホントに徹底していただきたいですね。

余談ながら、今場所は琴奨菊関が良いですね。豊真将関と取り直しがあった一番、涼しげな顔をしてるので「勝つな」と思いましたが、勝ちました。

何か吹っ切れたのでしょう。
今場所はカド番脱出どころか、優勝にからんでくるかも知れないと考えてます。

敵ですが、今場所はきせ関以外の相撲は菊関も応援します!

 
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大砂嵐、一度大ケガせえ

2014-07-16 10:27:31 | Weblog

見てください、昨日の稀勢の里vs大砂嵐の相撲。

断言しましょう。
大砂嵐、この人は遠からず大ケガします。

他人にケガさせる力士は、自分もケガが多いと言いますが、この相撲は明らかにそういう相撲ですね。

外国人だからというのもあるでしょうけど、相手が大関だからというのではなく、日本の武道の根底にある、相手に対する敬意がこれほどない相撲は見たことがない。

勝てば良い、殺せば良い。
それは裏を返していえば、殺されても良いという意味でもあります。

大砂嵐の素顔を見ると、悪い人には見えません。
エジプトから単身、やってきて苦労もあるでしょう。
だから、百歩譲って言えば、本人はこういう相撲がわるいとは思ってないのでしょう。それに頭は薄いけど、まだ23歳の若者ですしねえ。

これはひとえに親方衆の責任が大きいと思います。
親方の番付は十両でしたから、なかなか言えないのかもしれませんが、元寺尾の錣山親方などを見ると、横綱鶴竜にきちんと指導できているようですから、言うべきことは言うことが大事でしょう。

大砂嵐はエルボーまがいのかち上げをしても、やり返さないのをわかってしてるのでしょう。

そこはさすが稀勢の里。昨日の苦杯があっても、慌てずに押し出しました。
それになんか気の利いたコメント、言ってたな。
(何と言ったか、忘れてしまった。覚えている人は教えてくださいませ)。

あれを白鵬や日馬富士にも同じことをやれば、それはそれで、彼のやり方なんでしょうが、あの相撲で上には勝てません。

その前に必ず、大ケガします。

先ほど、他人にケガさせる力士は、自分もケガが多いと申しましたが、本人はケガをしても良いと思っているのかな。

大砂嵐はすでにあちこち痛めているようですが、ここは本人のためにも、一度大ヤケドをした方が良いかもしれません。

ともあれ、大砂嵐と白鵬&日馬富士の相撲は、際物を見る意味で楽しみです。決して愉快な相撲にはならない予感はいたしましたが。

きせ関は、これでかえって気負いない相撲がとれるのではないかと思います。
仮に鼻が折れていても、あの人は大丈夫ですしね(笑)

 
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障害者支援 ジョブコーチ2号!

2014-07-15 12:58:47 | Weblog

日曜は花風社講座2本立てに参加してきました。

第一部は、高島屋ジョブコーチの大橋恵子さんのお話。第二部はコンディショニング講座でお馴染みの栗本さんの、体を使った実践講座でした。

ジョブコーチというのは、一言で言えば障害者の就労を手助けする人のことですが、その中でもジョブコーチ2号という仕事を高島屋でされているとか。

実は私も大橋さんのお話を聞くまで、ハッキリわかってませんでしたが、ジョブコーチには、法人や支援機関のもとで行う「1号」と、その職場内にいて、直接障害者を指導する「2号」というのがあるのだそうです。

大橋さんは横浜高島屋でジョブコーチ2号の仕事に携わっている方だったのですね。

大橋恵子さんは元体育の教員だったそうですが、実技中にアキレス腱を切る事故を起こし、それをきっかけに職場を変わる決心をしたそうです。

私も元美術の教員だったので、辞めて今の仕事に移った経緯というのがよく理解できました。

あ@花さんも言われているのですが、障害者支援団体の中には、企業説明会において、「いかにこの子たちがダメか」「だから社会がそれを理解して守ってあげなければいけないか」を滔々と語るところが少なくないそうです。

確かに、それ言われたら経営者側からしたら、雇う気は起りませんわなあ。しかも、その障害者の方が辞める立場になって、「いかにその企業が理解ないか」 悪口でも言われたら、誰でも腰が引けてしまいます。

医療事故のクレームが多いため、医者になりたがらない人が増えてるのと同じリクツです。

その点、大橋さんのやっていることの素晴らしいのは、障害者にできることを企業内で発見して、今まで出来ないと思われていたことをさせてることですね。

高島屋さんのような接客業というのは、当然ながら接客に徹したいもの。

以前、表参道のマリナ・リナルディで展示をした時、じっとスタッフの接客を見ていたのですが、それは時間をかけて顧客がほしいものを上手に聞き出しているのですね。

ただ、買ってもらえば良いというものでなく、買った8割以上の人がリピーターになるよう、満足の行く接客をしているのです。

高島屋の接客もそれと同様、そのためには接客に徹したいわけですが、包みに使うリボンやハンカチのパッケージ作りも、宅配便の住所欄の書き込みなど、ロスになる仕事は、そこでお客さまを待たせることになるので、なるべく予め用意しておきたい。

そこでジョブコーチ2号の出番です。

ちゅん平さんの例を見てもわかるように、自閉っ子や障害者に出来ることというのは、意外に多いものですが、そんなリボン作りやパッケージ制作など、すぐに用意できるよう準備がしてあれば、スタッフはより接客に専念できるというわけですね。

なるほど、目からウロコと感心しましたが、世の中には障害者に治ってほしくない人もいるとか、進展があってがイヤだという人もいるようです。

また、学校というのは往々にして、その子が在学している機関だけ問題を起こさなければ良いという考えの人も少なくないようで・・・大橋さんが自分の意志だけでないにせよ、アキレス腱を切るというきっかけで、教職をはなれた理由がわかる気がしました。

だって、いくつか聞いてると、私が教職からはなれた理由とそっくりなんだもん。

その理由についてはいずれ語ることにして、素晴らしいお話が聞けて、大橋さん、ありがとうございました!

 

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「台北 國立故宮博物院」展の謎ーなぜ、中国の”とびきり”の秘宝が台湾にあるのか?

2014-07-13 07:35:35 | Weblog

「台北 國立故宮博物院」展の謎ー
なぜ、中国の”とびきり”の秘宝が台湾にあるのか?

本日はトカナ掲載のアート記事を転載します。

今回は現在、上野で開催されている「台北 國立故宮博物院」展に合わせた記事ですが、アートそのものの記事ではなく、故宮博物院の歴史的経緯を書いてみました。

拙著「堪能故宮」にも同じようなことを書きましたが、現在の日中関係に合わせて文書も内容も変えています。

実際には馬英九総統が強く抗議した理由は、台湾は中国の一部だという主張に従ったものなのですが、その点、掲載記事には書いてありません。

その点はご了承のほどを。

 

↓ 過去のトカナ掲載はこちらからどうぞ!

ヒトラーの嘘と絵画ー彼はなぜ芸術家になれなかったのか?

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