小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

年越しカレーうどん

2007-12-31 22:01:42 | Weblog
忙しくてブログの更新ができなかったが、2007年もあと2時間でおしまい。
今年のシメは、先日購入したル・クルーゼ鍋とIHの組み合わせで、
連日の鍋の残り汁でカレーうどん。
何だか年末は怒濤のようでしたが、今年一年お世話になりました。
みなさま、来年もよろしくお願いします!
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シフの第九

2007-12-25 10:51:37 | Weblog
昨日は去年に引き続き、年末の第九を聴きに行く。
場所は錦糸町の「すみだトリフォニーホール」で、これまた去年と同じ。
本当はリニューアルしたサントリーホールに行きたかったのだが、こちらは早々どのチケットも売り切れ。
だが、トリフォニーホールは素晴らしく音響の良いコンサートホールなので、その点は言うことなし。
昨年は広上淳一・指揮の演奏が、まことにスケールが大きく見事だったが、
今回は同じ新日本フィルにハインリヒ・シフという、チェリスト出身のオーストリア人はタクトを振った。
はたして演奏はというと、これぞ本場のベートーベン!
ベートーベンが何を考えて、この音楽を創造したのか、実に深く考えて掘り下げたものだった。
当然ながら、4楽章でバリトンが「オ、オ~、フロイデ」と歌うまで、この音楽に人の声は入らない。
歌には意味があって、その点でも抽象的な器楽の演奏とは対照的だ。
4楽章の「声」に到達するまで、聴衆は45分から50分という時間、3つのまったく違った楽章を聴かなければならない。
そこにベートーベンの意図がある。
どんな意図かは、長くなるし言葉で言い尽くせるものでもないが、
あえて無理して言うと、この宇宙を構成するものがすべて
第九という音楽の中に入っているとでも言おうか。
第九ではないが、たとえば有名な第五交響曲の運命の動機。
あれはベートーベンにとって、分子や原子のような音の最小単位なんだと思う。
色んなところに出てくるもんね。

今回はそんなことを感じさせた演奏でした。
また、それに応えることのできる新日本フィルも凄い。
今や日本人の演奏家の水準は世界トップレベルだね。
終ったあとの拍手はまさに賞賛の嵐。
第九のあとには珍しく、ソリスト4人によるドイツ民謡。
そしてシフが自らチェロをとってバッハの無伴奏1番から「サラバンド」という、2曲のアンコール。
嬉しいクリスマスプレゼントだね。
本当に満足のコンサートでした。
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ミッドナイト・イーグル~ミッドタウン・orange

2007-12-23 12:17:57 | Weblog
昨日は午前中、実家に立ち寄り父の見舞い。
親爺はだいぶ元気になっていて、口数も多くなっている。
肺炎で白血球の値が相当高かったようだが、
医者の話でもヤマは越えたようだ。一安心です。
夕方まで「堪能故宮博物院」のイラスト原稿を描いてから、
有楽町のビックカメラへ買い物を・・・と思いきや、
連れ合いがマリオンで「ミッドナイト・イーグル」を見たいと言い出し、おつきあい。
脚本に穴の多い映画だったが、山と兵器の描写はなかなかのもの。
日本映画らしからぬ仕上がりだが、日本的なウエットなやりとりが、
どうもテンポをわるくさせている。
映画の出来は69点というところだが、久々に映画館に足を運んだ満足感はあったかな。
連れは主演の大沢たかおとか玉木宏くんみたいな、長身でスタイルの良い男が好み。
「オレの方がいい男」と言ったら、鼻でせせら笑われてしまった。はは。

ビックカメラは10時までの営業。ガスストーブとIHプレートを購入。
六本木をまわって、そうこうしているうちに時計は11:30PM!
六本木ならいくらでも食べるところはあるだろうと思いきや、
バーや居酒屋ばかりで食事処はどこも閉店。
で、前々から気になっていたミッドタウンorangéでお食事。
意外・・と言っては何ですが、かなりのクオリティに驚きました。
嫁からは誕生日おめでとうと、ご馳走になり嬉しい。
今日で玉木くんと同じ御歳27歳(ウソです)。
どうも、ご馳走さまでした!
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水金亀(すいきんき)

2007-12-21 09:39:34 | Weblog
買ってしまった・・・(嫁が、だけど)。
畏れ多くて、まだ飲んでません。
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父、入院

2007-12-20 08:32:50 | Weblog
昨日は貯水槽の掃除で10:00~17:00まで断水。
図書館で仕事を済ませたあと、六本木のロティで久々にハンバーガーを食べる。
ハンバーガーに1400円は高いようだが、考えて見ると使っているのは牛肉のハンバーグ。
そのくらいは当然か。
食事を終えて、ジーイー企画センターに行くと、
母から連絡があり「お父さんが熱を出した」という。
父は現在、1週間の滞在でショートステイの老人ホームに入っていたのだが、
さっそくそこに向かい、救急車を呼び慈恵にかつぎこむ。
幸い大事はないようだが、冬のこの時期・・・年寄はあぶない。
まあ、良い健康ケアができるとみるべきだろう。
ともかく無事で良かった。
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物理は1月、故宮と個展は2月です

2007-12-14 17:07:31 | Weblog
昨日はまどか出版さんの忘年会に顔を出す。
もとは1月発行予定が遅れたという経緯があるのだが、
うまく丸め込まれ2月下旬の発刊が延ばせなくなってしまった。
物理は1月下旬(あるいは2月上旬)、
堪能故宮と個展は2月という、
けっこうハードなスケジュールになってしまった。
ただ、イラストの出来はわるくない。

まどかさんは最近台湾関連の出版が多い。
そんな中、故宮の本の著者に選んでもらったのは有難いこと。
がんばるのは当たり前、売れる本にしないとね。

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鳥獣戯画~フェルメール「牛乳を注ぐ女」

2007-12-12 21:36:26 | Weblog
たまには絵描きらしくと、今日は六本木の美術館詣に出かけてみる。
人出が多すぎることを除けば、大変なクオリティの展覧会。
オランダ絵画など、よく選んで集めてきたという感じだ。

鳥獣戯画は見たような気になっていたのだが、
考えてみると今回がはじめて。
いやびっくり! これは感動ものでした。
やはり、カエルとウサギがお相撲をとっている
鳥羽僧正筆とされる有名な甲巻が秀逸。
写真を見ていただきたいのだが、
この時代すでに相撲か柔術の組み手らしいものがあったのが興味深い。
カエルとウサギの絡み合った脚は、
柔道などで言う二重絡みで、
文字通り脚と足先がロックされた状態で描かれている。
平安時代にこのような足技があったのも驚きだが、
描き手が、そのことを知って描いているのも興味深い。

鳥獣戯画の甲巻は宮廷絵師説と、
密教の絵師が描いたという説があるそうだが、
このワザを見る限り、
密教の修業をしていた人じゃないかと思えてくる。
だとすると、何て大らかで達者な人であったことか。
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六本木・くいしんぼ

2007-12-06 20:49:32 | Weblog
今日は前の会社で色見本の仕事。
その前に腹ごしらえと、六本木・くいしんぼで、
ステーキと鶏の照焼き、ハンバーグ盛り合わせという、
ガテン系の極みのような食事をする。
ここの味付けは20年30年前の感じだが、
今日の胃袋の要求とピッタリ合って、
恥ずかしいほど幸せでした。
・・・肉ってすごい食べ物だな。

ちなみに今日の晩は湯豆腐でおます。

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親爺は元気

2007-12-05 17:36:32 | Weblog
今日は久々に慈恵大病院へ親爺のつきそい。
午前中に仕事を済ませ、12時に来る介護タクシーに合わせ実家に行く。
昨年、大変な騒ぎだった直腸ガンの放射線治療の経過を診てもらったのだが、経過は良好。
お医者さんの話では、ガン細胞はボクシングで言うと、
一度ダウンを食らった状態だそうで、今のところ大人しくしているそうだ。
親爺の場合、ガンよりも呼吸器の方が心配だそうで、
そりゃ~、息が止まったら人間、5分足らずで死ぬからね。
病院のつきそいは疲れるが、経過が良くてまあ良かった。

写真は外苑のイチョウ並木。
実家のあるお寺のイチョウもきれいに黄色くなってました。
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赤坂・ 涵梅舫

2007-12-03 12:57:48 | Weblog
昨日は、先日9月の中国・四川省で知り合った人たちと、
赤坂・ 涵梅舫(かんめいほう)で会食をする。
今回は3ヶ月ごしの約束だ。
旅行で知り合った人というのは、なかなか付合いが長続きしないものだが、
それでも5年10年と連絡を取り合っている人もいる。
インドで知り合った南部酒造の杜氏ひおきどんは、
今でもお酒のつながりでおつきあいさせてもらっている。
先日は2本、新酒を注文。今年は米の出来が良くないそうで、相当苦心しているらしいが、楽しみは楽しみだ。
たまにそんな人たちと話すのは「友、遠方より来る」といった感じで、わるくないもの。
で、写真は「白菜のからし漬け」「鶏肉のレタス包み」「牛ヒレ肉の黒胡椒炒め」
「四川風麻婆豆腐」「○○シュウマイ」「海鮮おこげ」など。
薄味と濃い味、点心など、シェフが4~5人いて味のバラエティが素晴らしく広い。
普段は2人で来るのだが、やっぱり中華は4人以上いた方が良い。
食事と会話でたっぷり3時間、楽しかったわい。
お酒を入れて、ひとり5000円ちょいだから、なおお得な感じでした。

ところで最近は、よくマクロビオティックの本に目を通していて、
普段の食事は雑穀という毎日なんだけど、
これぞ本末転倒ってヤツだわいな~。
胴回りも高値安定、尿酸値が気になる毎日であります。
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バカ犬・ビンゴ

2007-12-02 08:55:16 | Weblog
昨日は夕刻から実家めぐり。
改修工事の終ったばかりの小暮家に顔を出したあと、
お義父さんリクエストのボンジュクおかゆを手土産に、石神井公園にある嫁の実家を訪ねる。
玄関を開けた瞬間、ビンゴの吠えるけたたましい声でお出迎え。
犬ってえのは不思議だな。誰が来たのか、すぐわかるらしい。
彼は犬好きの嫁が大好きなのである。実家の誰より、嫁になついてクンクン言っている。
ビンゴは体ばかり大きくなっていたが、相変わらずのバカ犬ぶりで、
誰かれ構わずとびかかり、しかも”あま噛み”をする。
私はそんなに犬が好きなわけじゃないから、こりゃ~かなわんわい!
小さい頃なら可愛いけど、もうけっこう大きくてゴツイのである。
嫁は「ケモノくさい」とか、「毛がつく」と言いながら、
ビンゴをくしゃくしゃに抱きかかえる。
子供の頃から犬を飼っていただけあって、本当に犬が好きなのだ(柴犬以上の大型犬に限る)。
それでも、以前は「おすわり」しか出来なかったのが、
今では「ハウス」と「待て」を覚えたのだから、バカ犬なりに大きな進歩というべきか。

義母から山のように冷凍食品と野菜などの食べ物をいただき、
そのまま石神井公園にあるで食事をする。
刺し身にお好み焼き、焼き肉など、何だかわからん店だが、そこそこ美味しく何だか居心地の良い店。
小3になる嫁の姪がいる時は、最近いつもここである。
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東京駅・為御菜~朝青龍vs横審

2007-12-01 11:00:39 | Weblog
昨日は仕事が一区切りついた段階で嫁から電話がかかってくる。
遅く帰る予定を変更して銀座の松屋にいるという。
ここしばらく二人でどこか行くこともなかったので、銀ぶらをしながら店を散策。
有楽町のガード下はどこも満杯。
東京駅まで歩いていき、地下の黒塀横丁という新しいエリアで為御菜(おさいのため)を発見。
だめモトで入った店だけど、素材が良くって、お酒も刺し身も豆腐も美味しかったです。

ところでどうでも良いことだが、昨日の朝青龍の会見。
朝青龍のサッカーは確かにけしからんが、
よってたかって、あそこまで袋だたきにするのは浅ましい感じがする。
私自身は、別に朝青龍に謝ってもらう義理はない。
それよか海老沢・元NHK会長をはじめとする横審のみなさん&相撲協会の方々!
相撲をつまらなくさせたのはみなさんにも責任がある。
あんたらも謝れ。
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