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2013年もあっという間に過ぎてしました。
今年最後のブログ、〆は先に巣鴨地蔵商店街で購入した身欠きニシン、それを作ってみました。
その店には大きな干しダラが8000円で売られていて、店の人も売るだけで戻して作ってみたことはないとのことですが、身欠きニシンも干しダラは何日かかけて水で戻して煮込むということでしたが、身欠きニシンは3本300円。
悩む値段ではありません。
身欠きニシンは米のとぎ汁に3日間漬けてから煮込むとのこと。
手間はかかりそうですが、この手のレシピは作業の合間にできるもの。
2004年になくなった料理研究家、村上昭子さんの煮物レシピを片手に試してみることに。
この料理本、絶版かと思ってたらAmazonでまだ売られてますね。
難しそうな煮もの炊きものですが、この本の通りに分量と時間を守って作ると失敗がない鉄板のレシピ本です。
で、身欠きニシンといえばこちら・・。
読めば米のとぎ汁に3日間漬け、お茶と梅干しに2時間煮込んで、さらに半日置いてからつけ汁をかけるという手間のかかるレシピ。
ただ、この手のレシピは煮込みが2時間といっても、つきっきりになっていないといけないわけじゃないので、作業の合間に済ますことができるもの。
早速、お米のとぎ汁に漬けてみることにしました。
とぎ汁に漬けて驚いたのは、豆などはあっという間に膨らむのですが、身欠きニシンはなかなか大きくならないこと。
1日漬けるだけでも良いと村上レシピにはありましたが、時間がとれずに3日置くことに。大きなパッドにごと冷蔵庫に入れていたのですが、取り出す時にうっかりとぎ汁をこぼしてしまったのですが、いや、その汁のサカナ臭いこと臭いこと!
村上レシピをよくよく見ると、「1日もどして固い場合は、とぎ汁を替えてもう一晩」とあります。
「臭い煮ものが出来てしまったらどうしよう」
そんな不安がアタマをよぎりましたが、後戻りはできませぬ。
レシピ本通りにとぎ汁で戻した身欠きニシンの表面を包丁でこそぐと、びっくりするほどのウロコが取れます。こりゃあ、なかなか手強い食い物だな・・・。
あとはレシピ本通りにお茶と梅干しに2時間煮込んで、さらに半日置いてからつけ汁をかけるという作業。手間のかかるようですが、 思った通り作業の合間にやれば手間がかかるという感じはしません。
ただ煮込んでる時に出る臭いが凄い凄い。
アクも凄い量出ますから、2時間煮込んでる間に悪いものが出るんでしょうね。
身欠きニシンをつけ込んだ米のとぎ汁もこぼしてますから、キッチンの大掃除と家中の窓を開けるという大騒ぎです。
ほんまにこんなもん食えるんかいなと不安になりましたが、仕上がりはふっくら美味しく出来上がりました。
さすがは村上昭子先生のレシピです🎵
それにしても。身欠きニシン、恐るべし!
考えてみると、2013年。
ブログやFacebookを見ると食べまくってたように見えますが、実際はけっこうガマンの年でした。アベノミクスの恩恵は、私たちには最後に来ますのでまだまだ。
この年を身欠きニシンに例え、乾燥させてる最中、煮込んでアクや臭いを出してる過程に考え、来年こそは美味しい逸品に仕上がる年になれば良いなと思いました。
ガマンの過程は干したり煮たりする過程。
そんなことを年の瀬に思う次第。
みなさま、来年も「小暮満寿雄 Art Gallery ブログの部屋」をよろしくお願いします。
2013年もあっという間に過ぎてしました。
今年最後のブログ、〆は先に巣鴨地蔵商店街で購入した身欠きニシン、それを作ってみました。
その店には大きな干しダラが8000円で売られていて、店の人も売るだけで戻して作ってみたことはないとのことですが、身欠きニシンも干しダラは何日かかけて水で戻して煮込むということでしたが、身欠きニシンは3本300円。
悩む値段ではありません。
身欠きニシンは米のとぎ汁に3日間漬けてから煮込むとのこと。
手間はかかりそうですが、この手のレシピは作業の合間にできるもの。
2004年になくなった料理研究家、村上昭子さんの煮物レシピを片手に試してみることに。
この料理本、絶版かと思ってたらAmazonでまだ売られてますね。
難しそうな煮もの炊きものですが、この本の通りに分量と時間を守って作ると失敗がない鉄板のレシピ本です。
で、身欠きニシンといえばこちら・・。
読めば米のとぎ汁に3日間漬け、お茶と梅干しに2時間煮込んで、さらに半日置いてからつけ汁をかけるという手間のかかるレシピ。
ただ、この手のレシピは煮込みが2時間といっても、つきっきりになっていないといけないわけじゃないので、作業の合間に済ますことができるもの。
早速、お米のとぎ汁に漬けてみることにしました。
とぎ汁に漬けて驚いたのは、豆などはあっという間に膨らむのですが、身欠きニシンはなかなか大きくならないこと。
1日漬けるだけでも良いと村上レシピにはありましたが、時間がとれずに3日置くことに。大きなパッドにごと冷蔵庫に入れていたのですが、取り出す時にうっかりとぎ汁をこぼしてしまったのですが、いや、その汁のサカナ臭いこと臭いこと!
村上レシピをよくよく見ると、「1日もどして固い場合は、とぎ汁を替えてもう一晩」とあります。
「臭い煮ものが出来てしまったらどうしよう」
そんな不安がアタマをよぎりましたが、後戻りはできませぬ。
レシピ本通りにとぎ汁で戻した身欠きニシンの表面を包丁でこそぐと、びっくりするほどのウロコが取れます。こりゃあ、なかなか手強い食い物だな・・・。
あとはレシピ本通りにお茶と梅干しに2時間煮込んで、さらに半日置いてからつけ汁をかけるという作業。手間のかかるようですが、 思った通り作業の合間にやれば手間がかかるという感じはしません。
ただ煮込んでる時に出る臭いが凄い凄い。
アクも凄い量出ますから、2時間煮込んでる間に悪いものが出るんでしょうね。
身欠きニシンをつけ込んだ米のとぎ汁もこぼしてますから、キッチンの大掃除と家中の窓を開けるという大騒ぎです。
ほんまにこんなもん食えるんかいなと不安になりましたが、仕上がりはふっくら美味しく出来上がりました。
さすがは村上昭子先生のレシピです🎵
それにしても。身欠きニシン、恐るべし!
考えてみると、2013年。
ブログやFacebookを見ると食べまくってたように見えますが、実際はけっこうガマンの年でした。アベノミクスの恩恵は、私たちには最後に来ますのでまだまだ。
この年を身欠きニシンに例え、乾燥させてる最中、煮込んでアクや臭いを出してる過程に考え、来年こそは美味しい逸品に仕上がる年になれば良いなと思いました。
ガマンの過程は干したり煮たりする過程。
そんなことを年の瀬に思う次第。
みなさま、来年も「小暮満寿雄 Art Gallery ブログの部屋」をよろしくお願いします。