小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

2013年は身欠きニシンの年でした

2013-12-31 10:10:26 | Weblog
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2013年もあっという間に過ぎてしました。
今年最後のブログ、〆は先に巣鴨地蔵商店街で購入した身欠きニシン、それを作ってみました。

その店には大きな干しダラが8000円で売られていて、店の人も売るだけで戻して作ってみたことはないとのことですが、身欠きニシンも干しダラは何日かかけて水で戻して煮込むということでしたが、身欠きニシンは3本300円。
悩む値段ではありません。

身欠きニシンは米のとぎ汁に3日間漬けてから煮込むとのこと。
手間はかかりそうですが、この手のレシピは作業の合間にできるもの。

2004年になくなった料理研究家、村上昭子さんの煮物レシピを片手に試してみることに。



この料理本、絶版かと思ってたらAmazonでまだ売られてますね。
難しそうな煮もの炊きものですが、この本の通りに分量と時間を守って作ると失敗がない鉄板のレシピ本です。

で、身欠きニシンといえばこちら・・。



読めば米のとぎ汁に3日間漬け、お茶と梅干しに2時間煮込んで、さらに半日置いてからつけ汁をかけるという手間のかかるレシピ。

ただ、この手のレシピは煮込みが2時間といっても、つきっきりになっていないといけないわけじゃないので、作業の合間に済ますことができるもの。

早速、お米のとぎ汁に漬けてみることにしました。



とぎ汁に漬けて驚いたのは、豆などはあっという間に膨らむのですが、身欠きニシンはなかなか大きくならないこと。

1日漬けるだけでも良いと村上レシピにはありましたが、時間がとれずに3日置くことに。大きなパッドにごと冷蔵庫に入れていたのですが、取り出す時にうっかりとぎ汁をこぼしてしまったのですが、いや、その汁のサカナ臭いこと臭いこと!

村上レシピをよくよく見ると、「1日もどして固い場合は、とぎ汁を替えてもう一晩」とあります。

「臭い煮ものが出来てしまったらどうしよう」

そんな不安がアタマをよぎりましたが、後戻りはできませぬ。

レシピ本通りにとぎ汁で戻した身欠きニシンの表面を包丁でこそぐと、びっくりするほどのウロコが取れます。こりゃあ、なかなか手強い食い物だな・・・。

あとはレシピ本通りにお茶と梅干しに2時間煮込んで、さらに半日置いてからつけ汁をかけるという作業。手間のかかるようですが、 思った通り作業の合間にやれば手間がかかるという感じはしません。

ただ煮込んでる時に出る臭いが凄い凄い。
アクも凄い量出ますから、2時間煮込んでる間に悪いものが出るんでしょうね。

身欠きニシンをつけ込んだ米のとぎ汁もこぼしてますから、キッチンの大掃除と家中の窓を開けるという大騒ぎです。

ほんまにこんなもん食えるんかいなと不安になりましたが、仕上がりはふっくら美味しく出来上がりました。
さすがは村上昭子先生のレシピです🎵

それにしても。身欠きニシン、恐るべし!





考えてみると、2013年。

ブログやFacebookを見ると食べまくってたように見えますが、実際はけっこうガマンの年でした。アベノミクスの恩恵は、私たちには最後に来ますのでまだまだ。

この年を身欠きニシンに例え、乾燥させてる最中、煮込んでアクや臭いを出してる過程に考え、来年こそは美味しい逸品に仕上がる年になれば良いなと思いました。

ガマンの過程は干したり煮たりする過程。

そんなことを年の瀬に思う次第。
みなさま、来年も「小暮満寿雄 Art Gallery ブログの部屋」をよろしくお願いします。
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TVを見ない人が増えるわけ

2013-12-29 09:43:40 | Weblog
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TV見ない人が増えてるみたいですね。

単純に面白くないというのと、やはり偏った報道を見たくないという人が増えているのが、いちばんの理由でしょう。

この時間もTBSでサンデーモーニングとかいう番組を拡大版でやってるみたいだけど、見るとイヤな気分になるので、見てません。
ツイッター経由で監視をしてる人がいっぱいいるようで、そちらを見るとだいたい何を言ってるかわかります(まあ、そちらの意見も言い過ぎと思えないこともないのですが)。

なんでもサンデーモーニングは関口宏氏が実質上の制作者で、人選なども彼が大きく権限を持ってるとかで、今さら体質が変わるはずもありませんが、最近の報道など見てると、なにやら少し焦りが出てきている感じがします。


なんか、最近のこの報道の仕方・・・見たことがあるような??
(といってもTVはご飯の時に少しニュース見る程度。ツイッターから見る情報なんで、相当それも偏っていますけど(笑)。

と思ったところ、わかりました。
先の大戦の大本営発表とか、中国共産党の報道ですわ。

そう言ったら言い過ぎでしょうか。
いえいえ、みなさんご存知のように、TVはけっこうウソ言ってますからね。

ネットの情報は玉石混交なので、TV報道とネット情報、どちらが正しいとも言えませんが、サンデーモーニングのような明らかに報道する側に意図がある番組の場合、比較的わかりやすいです。

よくあるウソが「国民の大半が反対してる」とか。

これって、会社なんかで自分の嫌いなヤツに「みんな言ってるよ」って言うのと同じでして、早い話「みんなって誰やねん」ってことですね。



靖国参拝に関しては、世界中で参拝に文句を言ってる国は実質、中国、韓国、北朝鮮の3つだけ。韓国なんて日本と戦争したわけでもないのにねえ・・。

米国は“disappointed”と声明を出しましたが、正直言って中韓が騒ぐから静かにしてくれっていう意味で、彼らの本音を言えば靖国問題なんてどうでも良いのです。

メディアは米国のコメントをことさら取り上げて報道してますが、真に受けて聞くのもバカバカしいかな。

おそらくメディアが騒ぐほどに、これから人心は離れてTVを見なくなる傾向が出てくるように思えます。とにかく喧しく耳元で騒いでくれるのは良いのですが、視聴者にはチャンネルを回し、スイッチを消すことができるわけですからねえ。

是非を問うのは別にして、年末にうるさくてイヤだった報道を3つ。

1、秘密保護法案の反対に喧しかったこと

2、猪瀬元知事の徳洲会からの献金5000万円の追求に喧しかったこと

3、安倍総理の靖国参拝に喧しかったこと

みなさまの場合はどうでしょうか。
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ヘリが飛ぶ安倍総理の靖国参拝

2013-12-27 10:33:47 | Weblog
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昨日の安倍総理の靖国参拝。

本来ならニュースにするような話じゃないんですが、朝日新聞をはじめとするメディアがここまで話を大きくしてしまったのですから仕方がありません。

靖国に祀られてるのがA級戦犯だというのがいけないというなら、その根拠となってる東京裁判がデタラメなものだったことに言及すべきだし、どう考えても一国の総理が神社に参拝するしないを外国人が云々するなんて、内政干渉以外なにものでもありません。

日本もベトナムも、アメリカ大統領がワシントンのアーリントン墓地に「行くな」と言ったことはありませんしねえ・・・。

しかしながら、もともとは朝日新聞がお膳立てして「靖国問題」というのを作ったわけで・・・せっかくわざわざ日本国内のメディアが中韓のために問題を作ってくれたのですから、私が彼らの立場なら、やはり同じ文句を言うでしょう。



中韓の反応、米国の声明(原語の英文は淡々としてるそうですが)、おまけのEUの声明は、よく読めばお約束のコメントで、特に目新しいものはありません。

安倍総理が靖国参拝すれば、こう言うだろうなあという、想像の範囲のコメントです。

やっぱり一番問題なのは、安倍総理の参拝を必要以上に騒ぐメディアでしょうね。
石原閣下のセリフじゃないけど、「お前、どこの国の記者なんだよ」って感じです。

そんなに自国を貶めて楽しいですか? と聞きたくなりますけど、実を言うとわたくし・・・昨日は「ごちそうさん」以外はTVはまともに見てません。

総理靖国参拝の話題になると、チャンネルをまわしてBSでやってた、シチリアの猫ちゃんの番組やら見ながらご飯食べてました。

だって、見たってコメンテーターの言うことわかってるし、フユカイな気持ちになるの請け合いだもの。
だからどんなニュースをやっていたかというのは、ツイッター情報からばかりで、それを見ながら「ああ、見なくて正解だったなあ」と思いました。

中には靖国参拝をヒトラーの墓参りに例えていたアナウンサーだかコメンテーターがいたそうで、さすがにそこのサイトは炎上していたと聞きます(時間のムダなので、炎上に参加もしませんが)。

まだまだTVの影響力は圧倒的に大きいでしょうけど、たぶん私みたいにスルーする人は増えているんじゃないかな。

メディアが大声で叫べば叫ぶほど、「こりゃ何かあるな」と思うのは、彼らがお膳立てして民主党政権以降、疑う人は多くなったと思います。
メディア再編成も視野に入れてほしいこの頃かな。



さて、安倍総理の靖国参拝。個人的には良い頃合いでやってくれたのはと思ってます。
昨日は毛沢東の誕生日だそうですし、自衛隊が南スーダンで韓国軍に銃弾1万発提供したあとというのもタイミングが良い気がします。

中韓の噛みつきは、当然総理も折り込み済みですね。
橋下代表の言葉じゃありませんが、ああいう態度で接してくる相手に、どのような配慮をすればいいのかは考えるべきであります。

靖国問題は、もともと問題にするような話ではないのに、すでに問題になってしまってますから、どこかで解決をしないといけません。

中韓の要求は「永遠に参拝するな」以外にないのですから、どこかの政権は別にして、日本としては到底受け入れることはできません。
ここは、どこかで中韓の方々のにあきらめていただく他はないでしょう。総理のおっしゃるように、「丁寧に説明する」というのは、イヤミも含めて政治的に正しい対応だと思います。

もちろん、むこうが納得するはずもありませんが、こちらも譲る気がないという意志表示をするべきだという意味も含めてです。

ともあれ、いつの日か、総理大臣の靖国参拝がニュースにならない日が来ればいいなと思います。ニュースにならなきゃ、中韓政府も何も言いませんでしょうからね。
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鳴戸部屋消滅~稀勢の里らは・・?

2013-12-26 09:18:26 | Weblog
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今朝方、ツイッターの元相撲クラスタの友だちから、こんなメールが届いていました。

ニュースで見ました。
綱取りのかかった大事な初場所前にキセノンも大変ですね。
部屋の名前が変わるのも寂しいことです。

ええええ!?
鳴戸部屋の名前が変わる?

なんのこっちゃとネット検索してみたら、こんなニュースが。

鳴戸部屋消滅へ…田子ノ浦として再出発

どっひゃ~!
えらいこっちゃと、よくよく読んでみたら、これって個人経営の会社なんかでよくある話と一緒ですよね。

そこの経営者が亡くなった時、遺族が会社を継がずに、社員があとを継いだりすると、まず8割がた折り合いがつかずうまくいかないと言いますが、どうやら鳴戸部屋もそうだったのかな。

記事にはおかみさんと今の鳴戸親方、元隆の鶴さんとの関係がイマイチ良くないなんて一文があったけど、鶴さんは「鳴戸」の名前より、力士を守るのを選択したんですね。

当然といえば、当然だけど、鶴さん。
良い人が取り柄の大きいだけの人じゃなかったようですね。先代は名より実を取る人でしょうから、鳴戸部屋消滅より、稀勢の里横綱など弟子たちの飛躍を望むでしょう。

また「遺族が株の証書を20日までに渡さなかった」という報道がすべてでしょうか。東小岩に新しい部屋が来年完成予定とかで、もう水面下では準備が進んでいたようです。

ともあれ、力士はおすもうが仕事。
雑音に惑わされることなく、行くぞわれらが稀勢の里!

来年は名前の変わる田子ノ浦部屋を全力ベッカム、じゃないオーエンです!・・・なんて、ウフッ♪
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猪瀬さん辞任~政治家としてアマチュアだった?

2013-12-25 08:00:41 | Weblog
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写真は銀座一丁目にある「天龍」の餃子。餃子は昔の中華の感じですが、味&ボリュウムとも言うことなしですが、お腹いっぱい食べたら晩飯はいらないって感じです。

猪瀬さん辞任。

どんな利権が絡んでいたのかわかりませんが、史上最大の得票数を獲得して当選した人が、歴代最短の就任期間で辞任というのは、何らかの悪意を感じぜにはいられません。

都議会の執拗な追求も正視に絶えられない見苦しさでしたね。
猪瀬氏のうろたえかたも、あまりみっとも良いものではありませんでしたが。

素人のわたくしには、辞任に追い込まれるまでにそういうバックグラウンドがあったか、知るよしもありませんが、猪瀬氏自身が言っている「政治家としてアマチュアだった」という言葉が、さまざまな意味で気になりました。

都議会の執拗な追求を見て思ったのは、政治的意図もあるのでしょうが、何らかの憎しみを強く感じました。
正視に耐えられない、いい加減にしてほしいと思う、あの執拗で醜い追求はそういった「憎しみ」なのではないかと思いました。

もちろん政治家ですから、 人からそう思われることも仕事のうちなんだけど、猪瀬さんに手心がなかったというのもあるんじゃなかろうか。

必要以上に憎まれたのかもしれないし、一方で、いざという時に味方になってくれる人もいなかったように思えます。
そういう意味で 「政治家としてアマチュアだった」のかもしれません。



そして何より徳洲会の5千万に手を出しちゃったというのが、そもそもの過ちですね。

あ@花さんに言わせると「橋下さんなら手を出さなかった」といいますが、たしかにそうでしょう。育ちの悪い橋下さんなら、逆にそんな裏がある変な金に手を出さなかっただろうにねえ・・・。

猪瀬さんが「生活の不安もあった」というのは、実に腑に落ちないような話ですけど、それも「政治家としてアマチュアだった」のだと思います。

それにしても、またも都知事選。
いい加減にしてほしいというのが都民の本音ですが、 いったい誰が東京オリンピックまでの舵取り(その間に代わる可能性アリですが)するのでしょう。

悩ましいところです。

どなたか、猪瀬氏辞任の背景。
複雑でひとつではないでしょうけど、ご存知の方はご教示のほど。
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六義園に行きました

2013-12-23 11:13:38 | Weblog
連休中、六義園に行きました。

初めて訪れた六義園です。
すっかり行ったことがあるような気になってましたが、初訪問でした。
そういえば小石川植物園も古河庭園も行ったことありません。
今度行ってみるかなあ。

↑ 友だちが六義園の中で茶屋をやっておりまして、甘酒と葛餅をいただきました。
葛餅は葛100%。自家製の結構な御点前でした♪

写真はこちらからどうぞ!
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画家ジョット・ディ・ボントーネが見た”あの星”の謎

2013-12-22 08:56:55 | Weblog
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トカナに掲載されたアート記事、クリスマスにちなんだアップです。

12月25日はキリスト誕生日ではない!?
画家ジョット・ディ・ボントーネが見た”あの星”の謎

↑ よろしければサイトをご笑覧くださいませ。

ちなみに初回の記事はこちら。

第2回の記事はこちらです。

月2回くらいの掲載予定でしたが、月初めにアップした記事がクリスマスの内容だったので、少し間が開いてしまいました。
次回は来年アップの予定です。

お楽しみに!



以下、写真は「まな板菩薩」をお渡しした時のヤマガタ・サンダンデロのランチコース。
以前はワンプレートで同じ内容だったのですが、やはりコースで出てくると、中身が一緒でもゴージャスな感じがしますね♪
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「まな板菩薩」、新作が完成しました

2013-12-21 10:09:04 | Weblog
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昨日は米国人のお客さまに依頼された「まな板菩薩」のお渡しに、銀座ヤマガタ・サンダンデロで会食をいたしました。
拙画「山形山水図」 が飾られていて食事も間違いない、自分の作品の引き渡しにはこれ以上ないお店です。

ただ満足していただけるか不安でしたが、お見せした瞬間、開口一番「Wowooooooooo!」との一声。どうやら気に入ってもらえたようです。
さらには期待をはるかに上回ったというお言葉に感激。下のタグにもあるように「古いまな板が家宝に変わりました」とまで言われました。

このクライアントはマリナ・リナルディの展示をした時に来ていただいた方で、その時に先の「まな板菩薩」を目にしていただいたのです。



その後、今年の6月。
フリマで古いまな板を見つけ、私に描いてもらおうと依頼をしてくれたのですが・・・なんせ、このまな板。最初の持ち主が激しい人だったんでしょうか、包丁の跡がガシガシ刻まれていて、描きにくいことこの上ありません。

上の「まな板菩薩」のように、あるがままの木目を活かすという具合にはどうしてもいきません。

描くのにジャマな包丁の跡でしたが、それならいっそ強調してし”まお”う、浅田真央・・・なんて、ウフッ♪ とばかり、ふんだんに金泥を塗ってから、包丁の跡を顔料でなぞってみました。

そしたら・・・


56億7千万年後に衆生を救いに来るという未来仏、弥勒菩薩にふさわしく、なんだか包丁の跡が宇宙を飛び交う彗星とか、天体の運行みたいなイメージになりました。

写真では金泥の輝きがややくすんでしまってますが、実物はもっと神々しく輝いておりますぞよ♪

そんなわけで、先のまな板弥勒とはまったく違う装飾的な作品に仕上がりました。

こちらは裏面
伊藤若冲の「果蔬涅槃図」のオマージュとして「野菜涅槃図」をほどこしました。
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タトゥーおすもうエンジェル

2013-12-20 10:16:54 | Weblog
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外国人の友だちから「おすもうエンジェル」のタトゥーをしたいから、カラーコーディネートしてくれと頼まれました。

そこまで、おすもうエンジェルを気に入ってくれるのは嬉しいのですが、ブログでも書いたように個人的にタトゥーは好きじゃありませんし、日本の社会でも同様です。

そう説明したけど、どうしてもという本人の強い要望だったので、それではというので配色してみました。実際にとりかかってみると、かなり神経を使う仕事でしたが、ご本人にはとっても気に入ってもらえたようです。

それにしても、外国人と日本人では入れ墨の感覚がまったく違うのですね。
まさか、そんなに気軽にやるとは思いませんでした。

小さく彫ることを約束してもらい、さらに目につきにくい場所を指定しました。

クリスマス帰国して、日本にやってくる頃にはタトゥーがされているそうです。
なんか楽しみなような、あまり見たくないような・・・ちょっと複雑な気持ちです。

まあ、漢字も「開運」だからまだ良いだよね。
人によると「台所」とか彫ってあって、意味を説明するのに困るものもあるそうです。

あ、依頼主は「このおすもうエンジェルは私だけのもの」と言ってますし、いちおう著作権もありますので、みなさまが何とぞ真似して「おすもうエンジェル」のタトゥーを入れぬよう、お願い申しあげます。

誰がするんじゃって(笑)
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白い悪魔と黒い神

2013-12-18 11:53:23 | Weblog
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昨日の記事にお頭さんから長い米があったので、今日はそれに近い・・・というか、関連した記事をあげます。

まずお頭さんの米から。

警察官僚も偏差値が高いだけの、
フーテンの寅さん曰く、「さてはオメー、インテリだな。」
という方々が仕切ってしまうと、100%潔癖を目指すから、
そしたら寅さんだって逮捕でしょう

これに関連して、アメリカが麻薬の取り締まりを厳しくし過ぎたため、今刑務所がいっぱいになってるそうです。
麻薬は良いことでないけど、それで捕まったインテリが物凄く安い労働力で、刑務所の中で働いているんだとか。

一方で南米サッカー強国のウルグアイは、麻薬を合法化したといいます。

禁酒法時代がマフィアを大きくしアル・カポネを生んだように、法で規制するからギャングの資金源になるというのですね。



アメリカの厳しい麻薬規制が良いのか、ウルグアイのように合法化するのが良いのか。はてまた、マレーシアや中国、タイのように麻薬所持は死刑にするのが良いのか。

議論が分かれるところでしょうが、ひとつだけ断言できるのは、どんな法を設置しようと、麻薬をやる人間はなくならないということです。

そして漏れのない最善の方法というのも存在しません。

私の考えでは、規制を厳しくするのか緩くするのかは別にして、極端なやり方というのが一番良くない。必ず、麻薬をやる人間も売る人間も、抜け道を考えてさらに悪い方向に向かおうとするからです。

アメリカが規制を厳しくというのは、よくわかる話でして、基本あの国はキリスト教一神教の国だから、神が決めた最善の方法があるはずだという考えをします。
禁酒法然り、極端な嫌煙運動然りです。

それが思いもよらぬ方向でしっぺ返しを食らうわけですが、わが国の場合も、お頭さんが言うところの「さてはインテリ」が、「選ばれた人たちの英知を結集させた最善の方法」を考え出そうとする。

江戸時代、寛政の改革で松平定信が失脚したというのも、ひとえに「水清ければ魚棲まず」ということに尽きるからで・・・だからと言って、極端に汚れた世の中というのも考えもの。

治水というのは、必ず川が氾濫を起こす場所を決めておくことにコツがあるそうですが、犯罪の取り締まりもまた同じようにできないものでしょうか。

なんてことを、ふと思ったりしてみました。
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ヤクザと半グレ、府中刑務所

2013-12-17 08:20:23 | Weblog
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これは飲み会の与太話かもしれませんが、先日あった集まりで「ヤクザになりたがる若者が減っていて、暴力団が資金不足で、今メチャクチャお金がない」というのです。
暴対法という法律の改正で、暴力団に資金が行きにくいようにした効果が出て来たというわけです。

そのこと自体はわるいことではないのですが、一方で「半グレ」という、いわば暴力団とは違った素人の暴力団体がはびこってきたというのです。
昨年、六本木のロアビルのクラブであった、集団で間違った相手をバットで撲殺した事件や、歌舞伎役者の海老蔵さんが襲われた事件にからんだ、一連の人たちです。

昔からヤクザが自分たちを正当化するものとして、
「どんな世の中にも道を踏み外す若い者がいる。そういう連中を束ねて、素人衆に迷惑のかからないようにするのが、わしらの役目」
という理屈があります。

何という屁理屈・・・と思っていましたが、この「半グレ」という連中。
基本、素人ですから平気で人気歌舞伎俳優を襲撃したりする。

暴力団だったら、そんなことしたらいくらかかるかわかりませんから、絶対に海老蔵さんを襲うような真似はいたしません。

うーん。この理屈。
ある意味、一面の真実はあるのかな。

半グレと呼ばれる連中の中には、プロの格闘家なみに腕っ節の強いヤツもいるそうで、昔ならヤクザになっていたのでしょうが、今日日の若者・・・上下関係がキビしく、いざとなると鉄砲玉もしたくなるようなことなどやりたがりません。

とはいえ、社会からはみ出し裏街道を走る人間がいなくなることはありません。

人間は独りで行きていけない動物ですから、受け入れてくれる社会が必要で、その必要悪として暴力団があったわけです。

皮肉なことに暴力団の力を弱めるための法律ができたら、受け皿がなくなって「半グレ」という、もっと始末のわるい人たちが台頭してきたという・・・。



そういえば昨日、たまたまTVを見ていたらたまたま府中刑務所の内部の様子をやっていて、言うことを聞かない外国人服務者の様子が映されていました。

「起きなさい、起きろ!」と刑務官が言うと、「アナタの子供、何歳デスカ?」と服務者が言います。
これは「刑期を終えたら、お前の家族に危害を加えるぞ」とほのめかしているわけですが、いやはや、刑務官もナメられたもの。

刑務官の顔を見ても少しもこわくないので、かさにかかられてる感じです。

学校で先生が生徒になにもペナルティを与えられないのと同様、今の世の中を感じた次第でした。
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TTPすごろくの行方は・・・?

2013-12-16 13:53:20 | Weblog
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来年、さる業界紙の新春号にイラストが掲載されます。
最初はTTPというテーマでしたが、反対派&賛成派、どちらの立場に立てないということで、別のテーマに変更になりました。

サイズや内容の決定が先週の金曜日で、〆切が週明け。
なんだかとんでもないスケジュールですが、先ほどようやく作業が済みました。内容はまだ公開できませんが、最初のラフを公開します。

本チャンの公開は新春です♪

さて、もともとTTPに関して関税の撤廃を完全にするという時点で、素人考えでもかなり無理があるかなという気はします。

教えてくれた人の受け売りですが、それだと経済的に見て国の意味がありません。

とはいうものの、減反など、変な具合に守られてる日本の第一次産業がこのままで良いはずもなし。彼の話では、TTPは荒療治になるけど、平均年齢が70歳近い日本の農業&漁業のことを考えると必要であるというのです。
ただ、痛みは伴わざるを得ないだろうな。
平均年齢(平均ですよ、若い人も入れて) 70歳近くというのは、すでに痛みも何も、これからどうするって気がしないでもありませんが・・・

ともあれ交渉ごとは一度決めると変えるのは大変ですから、当然、難航。

今、双六を描き終えて、TTPで強引に行ってくれずにホントに良かったと思う次第です。

▼こちらは山ね家でいただいた「花垣にごり酒」。
イタリア人たちに大好評でした。

杜氏のひおきどんに、
「あちらに花垣持っていったら如何? 向こうの日本料理店はロクな日本酒置いてないらしいですよ」と言ったら、
「中国、韓国が多く、次いで香港、台湾、シンガポール、イギリスです。今年からアメリカに行くようになりました。ロンドン酒チャレンジ2013で金賞を頂いたので、EUもこれから伸びていくと思います」
という返事が返ってきました。

あちらの日本料理店、料理が美味しくてもお酒がひどいそうですからね~。
花垣を飲ませて、あちらの人たちをギャフンと言わせたいところです。

ともあれ日本の良いものはドンドン輸出したいところです。
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伸ばそう! コミュニケーション力

2013-12-13 10:58:04 | Weblog
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こちら1月に出る花風社さんの新刊本「伸ばそうコミュニケーション力」のカバー絵。例によって担当させていただきました。

で、こちらが著者の森嶋勉さん。



大阪でチットチャットという障害者専門のスポーツ塾を経営されてる方です。

塾の子供はみな「あ、もりしーや」と言ってるそうですが、ご本人は「ふーん、これがわしの顔なんや」と思ってるそうです。でも気に入っていただいてるみたいだから良かったかな♪

森嶋さんに言わせると、スポーツを本当の意味で嫌いな子供はいないということ。

例えば自閉っ子の場合は感覚統合に問題があるため、足と手を交互に出せないなどといった運動機能に障害があることが多いのですが、そういう子供にでも、できる運動の指導をすると、みんなスポーツ好きになるというのです。

そもそも運動ぎらいになる理由は、学校の授業で体育の時間について行けないことが大きな理由です。
私自身も運動の得意な子供ではなかったので、よくわかるのですが、球技のような団体競技の場合は特に不得意な子がいると、チーム全体の足を引っぱることになるから、定型発達の子であってもそこでスポーツぎらいになる場合があります。

その点、チットチャットの指導は基本マンツーマン。
それなら団体競技のように他人の足を引っぱることもなく、自分のできる範囲でスポーツを楽しむことができます。
柔道の映像は勝浦合宿のもの。本の内容とは関係有馬温泉・・・なんて、ウフッ♪ 

よく体育大学の学生などを「脳が筋肉でできてる」なんて揶揄することがありますが、運動機能というのは、すごく複雑な力学ですから、頭を使わずにできるはずはありません。

例えば柔道も力学なので、立ってる人間をどうすれば転がすことができるかを徹底的に考えたもの。

発達障害児の場合でも、なにがこの子の機能を阻害しているのかを、スポーツを通じて楽しく改善していくかというのが主眼になっているわけです。

例によって本文中のイラストも担当したのですが、絵を描いているうちに、どういう遊びが距離感をつかんだり、バランス感覚を磨くのに良いか意識できるようになりました。

発達障害の人や家族の方だけでなく、一般の人が読んでもすぐに役立つ本になっていると思います。

お披露目は成人の日になるそうです。お楽しみに!
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ネットとメールが一切使えなくなりました

2013-12-11 08:42:50 | Weblog
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写真は日蓮上人の生地、千葉は小湊の清澄寺(せいちょうじ)です。
創建8世紀という古いお寺ですが、見ての通り由緒ある古刹とは思えぬ看板・・・

たぶん「妙とは蘇生の義なり」という法華経の言葉を、住職が現代風に翻訳したんでしょうな。ネットで調べましたが、毒を変じて薬と為すといった意味なようですが、「あなたのすべて”ウエイクアップ」は如何なものか・・・。

さて、昨日PC関連のネットとメールが一切使えなくなりました。

先日、ケーブルテレビとネット、電話関連の料金が、セットにするとまとめて安くなるという、電話営業の口車にまんまと乗ってしまったのがいけなかったようです。

いやはや、ネット関連の料金は細分化され過ぎていて、なにがどうなっているのかわかりません。

先月、専用のルーター(そもそもルーターとかモデムのきちんとした区別がつきません。誰か教えて!)を業者に取り付けてもらった時も、どこかどういう契約になっているのか区別がつかず、料金体系がどう変わるのか認識していなかったのですね。

それでも無事、前の契約を切り替え、ネット関連の動きも変わらず無事移行・・・
と思っていたのですが、昨日になってネット関連がまったく通じなくなり、びっくり。



サポートセンターに連絡したところ、12月9日に契約が以降する際、PCの初期設定と配線を変えなければいけないとのこと。

ところが、サポートできる担当会社がそれぞれ違うため、何社にも電話をかけてサポートに従い配線のし直し。

ようやく、初期設定できる担当にたどりついたところ、先方もわからない原因不明の障害が発生。そのうち、家電話も使えなくなり、携帯で担当に問い合わせたところ、ルーターの故障で交換しないといけないと言われました。

今週から来週明けまで締切が2本あるのに、いざ長引くようだったら、それなりに原稿出しや連絡も考えないといけません。

ルーターの故障専門の別のサポートセンターに連絡したところ、明日来てくれるとのこと。ただしコンセントが抜けていたとかいう、こちら側に非がある場合は料金が発生すると言われ、配線と配線を電話で細かくチェックしていきましたが、果たして配線の間違いを発見!(間違いを文章で書くのは大変なので、割愛)。



結局ルーターの故障でも何でもなかったわけですが、おかげで電話回線が復旧し、初期設定も無事済ませることができました。

いやはやサポートの通り配線したつもりでしたが、配線をしたのは私本人なので、結果的には自分の間違いだったわけですが、それにしても窓口が多過ぎる。

それに、こっちが素人なんだから、配線の確認もさせず「故障」だなんて無責任に言わないでくれよな~。

クライアントさんを心配させてしまったのも申し訳なかったです。

料金も手間の割りに安くはならないし、今後は安くなるという口車には乗りません。

それにしても、このネット関連の窓口と契約。
もう少し簡便にならんものでしょうかねえ・・・
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勝浦に行ってきました

2013-12-09 08:53:33 | Weblog
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千葉勝浦に行ってきました。
20人ほどの大所帯で柔道の合宿、今回は女性も数名参加です。

若い頃、友人のお父様のコテージがあって、何度も行ったことがあるのですが、今回は25年ぶりくらいでしょうか。

ゆっくりペースでストレッチをしながら6時間稽古したあとは、いつものように持ち寄った食材で会食。
ただ、宿泊場はイマイチでしたね。

昭和40年ごろの雑魚寝宿泊みたいなのも、それなりに趣があるのですが、 ぬるくて清潔とはお世辞にも言えない風呂(2日めはかんぽの宿で風呂に)、定員が偽装表示のバンガロー、簡易水洗の和式トイレなどなど、ウォシュレットに慣れた身には、少々疑問符がつく設備でありました。

で、こちらの牡蠣はもちろん勝浦産ではなく、岩手県は三陸の牡蠣。
震災復興の一環として、一昨年に種ガキを購入して、育ったら送ってもらうことにしてましたが、いざとなって大振りの殻付き30コは家で食べる限界を超えてます。

参加者20人の大所帯なら1人1個強。
蒸し牡蠣にして食べましたが、素晴らしいお味で好評でした。
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